JPH08231367A - チロシナーゼ活性阻害剤 - Google Patents

チロシナーゼ活性阻害剤

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JPH08231367A
JPH08231367A JP3990395A JP3990395A JPH08231367A JP H08231367 A JPH08231367 A JP H08231367A JP 3990395 A JP3990395 A JP 3990395A JP 3990395 A JP3990395 A JP 3990395A JP H08231367 A JPH08231367 A JP H08231367A
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JP
Japan
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tyrosinase activity
formula
tetrahydroxydiphenylmethane
inhibitor
compound
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JP3990395A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kinoshita
靖浩 木下
Hideki Matsubara
秀樹 松原
Yoshikazu Yamamoto
好和 山本
邦男 ▲高▼橋
Kunio Takahashi
Kaoru Takatori
薫 高取
Kiyotaka Koyama
清隆 小山
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】 [式中、R1はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1
〜9のアルキル基である。]で示す構造を有するチロシ
ナーゼ活性阻害剤。 【効果】 チロシナーゼ活性阻害効果が高く、化学的に
安定でしかも毒性が低いチロシナーゼ活性阻害剤が提供
された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚美白化粧品、船底
塗料用防汚物質および昆虫等によるのメラニン生成阻害
剤に有用なチロシナーゼ活性阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりチロシナーゼ活性阻害剤として
いくつかのフェノール性化合物が知られており、そのい
くつかは皮膚美白化粧品等の用途に用いられている。し
かしながら、これらには人体に対する安全性、化学的安
定性および有効性に問題を有するものが多い。
【0003】現在、チロシナーゼ活性阻害剤としてはハ
イドロキノン類および4位に長鎖のアルキル基を有する
レゾルシノール類等が知られているが、例えば、特開昭
61-21007号、同61-21008号、同61-21009号、同61-21010
号、同61-21011号および同61-21012号公報等に記載のハ
イドロキノンのチロシナーゼ活性阻害様式は不拮抗剤で
あり、生体内の恒常性維持の観点からみると、生体への
毒性が懸念される。また、特開平3-28462号公報に記載
のレゾルシノールタイプのチロシナーゼ活性阻害剤は4
位のアルキル鎖が長いので、水に対する溶解性に劣り、
通常の化粧料に良好に用いることができない。そして、
従来から用いられているアルブチンには毒性がある。ま
た、特開平4-169515号公報に記載のトラネキサム酸はチ
ロシナーゼ活性阻害効果が低いという問題を有する。
【0004】特開平6-100433号には、チロシナーゼ活性
阻害効果が高く、化学的に安定でしかも毒性が低い阻害
剤として、6,6'-ジプロピル-2,2',4,4'-テトラハイドロ
キシジフェニルメタンが開示されている。しかし、この
化合物のチロシナーゼ活性阻害効果は十分ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解決するものであり、その目的とするところは、
チロシナーゼ活性阻害効果が高く、化学的に安定でしか
も毒性が低いチロシナーゼ活性阻害剤を得ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1はそれぞれ独立して水素原子ま
たは炭素数1〜9のアルキル基である。]で示す構造を
有するチロシナーゼ活性阻害剤、及び、式
【0009】
【化4】
【0010】[式中、R2はそれぞれ独立して水素原子ま
たは炭素数1〜9のアルキル基、好ましくはメチル基で
ある。]で示す構造を有するチロシナーゼ活性阻害剤を
提供するものであり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0011】上記のチロシナーゼ活性阻害剤の中でも、
チロシナーゼ活性阻害効果の高いものは以下のものであ
る。式(I)でRがプロピル基であるビス(4-プロピル-2,6-
ジヒドロキシフェニル)メタン、式(II)でRがメチル基で
ある4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフ
ェニルメタン、式(II)でRがプロピル基である4,6'-ジプ
ロピル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタ
ンおよび式(II)でRがペンチル基である4,6'-ジペンチル
-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタン。こ
の中で、特に4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハイドロ
キシジフェニルメタンのチロシナーゼ活性阻害効果が優
れている。
【0012】式(I)および(II)で示す構造を有するチロ
シナーゼ活性阻害剤を得る方法は特に限定されない。こ
れらの化合物は構造異性体であるので、例えば、2分子
の5-アルキルレゾルシノールをパラホルムアルデヒドに
より橋架けし、クロマトグラフィーにより分離すること
によって得ることができる。この反応および分離は、当
業者に周知の方法を利用したものである。5-アルキルレ
ゾルシノールのアルキル基を代えることにより、種々の
化合物を合成することが可能である。5-アルキルレゾル
シノールは、以下の方法で得ることができる。
【0013】まず、1,3-ジメトキシ-5-ベンゾイルクロ
ライドとアルキルマグネシウムブロマイドとを反応させ
ることにより1,3-ジメトキシ-アルキルフェノンを得
る。次いで、これを亜鉛と塩化第2水銀とにより得られ
る亜鉛アマルガムを用いて還元する。さらに10から15ml
の濃塩酸を1時間ごとに添加することにより反応を促進
させる。反応終了後冷却後、周知の方法で精製を行うこ
とにより5-アルキルレゾルシノールが得られる。
【0014】本発明のチロシナーゼ活性阻害剤を化粧料
に用いる場合は、式(I)及び(II)で示される少なくとも
1種の化合物を選択して混合し、化粧料によく利用され
る基剤(例えば、オリーブ油およびミンク油のような油
脂類、ラノリンおよび蜜ロウのようなワックス、ワセリ
ンおよびスクワランのような炭化価水素類、パルミチン
酸イソプロピルのようなエステル類、セチルアルコール
およびラウリルアルコールのような高級アルコール類、
ステアリン酸およびパルミチン酸のような高級脂肪酸、
コレステロールのようなステロール類)およびアルコー
ル類(例えば、エタノール、イソプロピルアルコールお
よびプロピレングリコール)などに溶解もしくは分散さ
せて各種の化粧料(例えば、クリーム、乳液、化粧水
液、パックおよび洗顔料のような各種基礎化粧料、ファ
ンデーション、ほほ紅、ブラッシャーおよびリップスチ
ックのような各種メーキャップ料、および石鹸、シャン
プー、リンス、香水およびオーデコロンその他の化粧
料)に広範囲に適用できる。この場合に、各種化粧品添
加剤(例えば、各種界面活性剤、溶剤、色素、香料、防
腐剤、抗酸化剤、保湿剤、ビタミンおよび動植物抽出物
その他の添加剤)とも併用できる。また、前記各種化粧
料の形状は、溶液、エマルジョン、軟膏、オイル、ワッ
クス、ゲル、ゾル、粉末およびスプレー等の各種形状で
適用することができる。
【0015】チロシナーゼ活性阻害剤の各種化粧料中へ
の配合量は、その使用形態により適宜選択・変化させる
ことができる。原則的には、有効量存在させればよい。
一般的には化粧料組成物中(総重量に対して)0.001〜20
重量%、好ましくは0.01〜5重量%配合するのがよい。
【0016】本発明のチロシナーゼ活性阻害剤は、皮膚
に対する毒性及び刺激性が低く、光および熱に対する安
定性が高く、さらには各種化粧基材および添加剤に対す
る安定性も高く、これらの各種化粧品基材、添加剤等と
も併用することができる。
【0017】
【実施例】以下の実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが本発明はこれらに限定されない。
【0018】合成例1 5-メチルレゾルシノールの合成 100gの1,3-ジメトキシ-5-ベンゾイルクロライドに、35g
のメチルマグネシウムブロマイドを加えることにより45
%の収率で1,3-ジメトキシメチルフェノンを得た。次に
400gの亜鉛と20gの塩化第2水銀により得た亜鉛アマル
ガムに300mlの水、300mlの濃塩酸および100gの1,3-ジメ
トキシメチルフェノンを加えた。さらに、10mlの濃塩酸
を1時間ごとに添加した。反応終了後、冷却した反応液
を塩化ナトリウムで飽和し、エーテルで抽出し、5-メチ
ルレゾルシノールを得た。
【0019】合成例2 ビス(4-メチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタン(化合
物(I)の例)および4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハイ
ドロキシジフェニルメタン(化合物(II)の例)の合成 パラホルムアルデヒド0.5gをギ酸10mlに溶解した後、5-
メチルレゾルシノールを5.5g加えて6時間加熱した。反
応終了後、冷却した反応液をエーテル/水で抽出した。
粗生成物を、セファデックスLH-20、シリカゲルカラム
で精製したものを、HPLCにより分離した。ビス(4-メチ
ル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタン26mgを数分で溶出
される画分として、4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハ
イドロキシジフェニルメタン120mgを10分以上で溶出さ
れる画分として得た。
【0020】合成例3 異なるアルキル基を有する化合物(I)および化合物(II)
の合成 メチルマグネシウムの代わりに、プロピルマグネシウム
またはペンチルマグネシウムを用いること以外は合成例
1と同様にして、5-プロピルレゾルシノールおよび5-ペ
ンチルレゾルシノールをそれぞれ合成した。次いで、5-
メチルレゾルシノールの代わりに5-プロピルレゾルシノ
ールまたは5-ペンチルレゾルシノールを用いること以外
は合成例2と同様にして、それぞれビス(4-プロピル-2,
6-ジヒドロキシフェニル)メタンと4,6'-ジメチル-2,2'
4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタン、およびビ
ス(4-ペンチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタンと4,
6'-ジペンチル-2,2',4'6-テトラハイドロキシジフェニ
ルメタンを得た。
【0021】合成例2および3で得られた化合物の各種
スペクトルデータを以下に示す。
【0022】
【表1】 ビス(4-メチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタン C1 (p-p) IR νmax(KBr)cm-1 :3250, 1640, 1600, 1460. 1H-NMR(CDCl3)δ :2.17(3H,s), 3.81(1H,s), 6.27(2H,s). 13C-NMR(CDCl3)δ :17.0, 20.9, 108.7, 111.0, 137.8, 154.2. EI-MS :m/z 260(M+), 137, 124. HR-MS :m/z 260.1041(M+,calcd.for C15H16O4 260.1049).
【0023】
【表2】 4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタン C1(o-p) IR νmax(KBr)cm-1 :3250, 1590, 1470, 1300. 1H-NMR(CDCl3)δ :2.15(3H,s), 2.37(3H,s), 3.85(2H,s), 6.19-6.23(4H,m). 13C-NMR(CDCl3)δ :18.7, 19.8, 20.4, 99.7, 107.7, 109.5, 110.4, 116.6, 136.7, 140.0, 154.3, 154.7, 155.0.
【0024】
【表3】 ビス(4-プロピル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタン C3(p-p) 1H-NMR(CDCl3)δ :0.90(3H,t,J=7.5Hz), 1.55(2H,m), 2.40(2H,t,J=7.5Hz) , 3.83(1H,s), 6.29(2H,s). 13C-NMR(CDCl3)δ :13.4, 17.0, 23.9, 37.5, 1
07.8, 111.2, 142.5, 154.1
【0025】
【表4】 4,6'-ジプロピル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタン C3(o-p) 1H-NMR(CDCl3)δ :0.73(3H,t,J=7.5Hz), 0.91(3H,t,J=7.4Hz), 1.37(2H,m), 1.57(2H,m), 2.08(2H,t,J=7.5Hz), 2.42(2H,t,J=7.5Hz), 3.87(2H,s), 6.29(3H,bs), 6.46(1H,bs).13 C-NMR(CDCl3)δ :13.3, 13.6, 17.4, 22.6, 23.9, 34.6, 37.4, 107.7, 108.3, 110.9, 111.0, 114.0, 142.1, 142.5, 151.9, 153.9, 154.2.
【0026】
【表5】 ビス(4-ペンチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタン C5(p-p) IR νmax(KBr)cm-1 :3300, 2900, 1630, 1590, 1440. 1H-NMR(CDCl3)δ :0.86(3H,t,J=7.0Hz), 1.25-1.31(4H,m), 1.53(2H,m), 2.42(2H,t,J=7.0Hz), 3.82(1H,s), 6.27(2H,s). 13C-NMR(CDCl3)δ :13.7, 17.1, 22.3, 30.6, 31.9, 35.4, 107.9, 111.2, 142.9, 154.3. EI-MS :m/z 372(M+), 193. HR-MS :m/z 372.2298(M+,calcd.for C23H32O4 372.2302).
【0027】
【表6】 4,6'-ジペンチル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジフェニルメタン C5(o-p) IR νmax(KBr)cm-1 :3300, 2950, 1610, 1580, 1450. 1H-NMR(CDCl3)δ :0.85(6H,m), 1.24-1.54(12H,m), 2.39(2H,t,J=7.7Hz), 2.75(2H,t,J=7.7Hz), 9.88(2H,s), 6.19(3H,m), 6.25(1H,d,J=2.2Hz). 13C-NMR(CDCl3)δ :13.6, 13.7, 18.3, 22.2, 22.4, 30.5, 31.1, 31.2, 31.6, 32.7, 35.2, 99.7, 107.1, 108.8, 111.1, 116.2, 141.9, 145.2, 154.3, 154.9, 155.0. EI-MS :m/z 372(M+), 193. HR-MS :m/z 372.2299(M+,calcd.for C23H32O4 372.2302).
【0028】合成例4 6,6'-ジプロピル-2,2',4,4'-テトラハイドロキシジフェ
ニルメタン(比較化合物)の合成 70mlのベンゼンに11gの1,3-ジメトキシ-5-プロピルベン
ゼン、11gのフェノキシアセチルクロライド及び9gのア
ルミニウムクロライドを加え、5℃で1.5時間攪拌し
た。氷冷下で塩酸で加水分解後、エーテルで抽出し、6,
6'-ジ-n-プロピル-2,2',3,3'-テトラメトキシジフェニ
ルメタン0.3gを得た。得られた6,6'-ジ-n-プロピル-2,
2',4,4'-テトラメトキシジフェニルメタンにヨウ化水素
を加えて115〜125℃で3時間攪拌し、冷却後塩化メチレ
ンで抽出し、0.3gの6,6'-ジ-n-プロピル-2,2',4,4'-テ
トラハイドロキシジフェニルメタンを得た。
【0029】実施例 合成例1〜3で得られたチロシナーゼ活性阻害剤および
合成例1〜3と同様の方法で得られた表8に示された他
の阻害剤(特許請求の範囲内および範囲外(対照)の化
合物)のチロシナーゼ活性阻害率の測定以下の方法によ
り測定を行った。
【0030】(1)反応系試薬 反応系試薬として使用したものは以下の通りである。
【0031】基質 :2mM L-ドーパ(和光純薬) 緩衝液:0.1M リン酸-カリウム(pH6.8)溶液 阻害剤: 式(I)で示される化合物 I-1:ビス(4-メチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタ
ン、 I-3:ビス(4-プロピル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタ
ン、及び I-5:ビス(4-ペンチル-2,6-ジヒドロキシフェニル)メタ
ン。 式(II)で示される化合物 II-1:4,6'-ジメチル-2,2',4',6-テトラハイドロキシジ
フェニルメタン、 II-3:4,6'-ジプロピル-2,2',4',6-テトラハイドロキシ
ジフェニルメタン、及び II-5:4,6'-ジペンチル-2,2',4',6-テトラハイドロキシ
ジフェニルメタン。 比較化合物 C-3:6,6'-ジプロピル-2,2',4,4'-テトラハイドロキシ
ジフェニルメタン 各1%溶液 酵素:チロシナーゼ(Sigma社) 0.5mg/ml
【0032】(2)チロシナーゼ活性阻害率の測定 反応液の調製 チロシナーゼ活性の測定に際して、次の表7に示した割
合で混合したNo.1、No.2およびNo.3の試料溶液をそれぞ
れ分光光度計セル(1ml)に調製した。
【0033】
【表7】
【0034】測定 セルに酵素溶液(0.20ml)を加え、添加時より3分後から
471nmの吸光度を分光光度計で経時的に測定した。No.2
の吸光度(Ab.2)の最大値を示す時間でのNo.3の吸光度(A
b.3)およびNo.1の吸光度(Ab.1)を下記式に当てはめて阻
害率を計算した。 阻害率(%)={1-(Ab.3-Ab.1/Ab.2-Ab.1)}×100
【0035】
【表8】
【0036】
【発明の効果】チロシナーゼ活性阻害効果が高く、化学
的に安定でしかも毒性が低いチロシナーゼ活性阻害剤が
提供された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 邦男 埼玉県浦和市本太2−23−6 (72)発明者 高取 薫 東京都東久留米市学園町1−11−22−201 (72)発明者 小山 清隆 東京都東久留米市幸町2−12−2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1
    〜9のアルキル基である。]で示す構造を有するチロシ
    ナーゼ活性阻害剤。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 [式中、R2はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1
    〜9のアルキル基である。]で示す構造を有するチロシ
    ナーゼ活性阻害剤。
  3. 【請求項3】 前記R2がメチル基である請求項2記載の
    チロシナーゼ活性阻害剤。
JP3990395A 1995-02-28 1995-02-28 チロシナーゼ活性阻害剤 Pending JPH08231367A (ja)

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