JPH08231320A - 工業用殺菌剤及び工業用殺菌方法 - Google Patents
工業用殺菌剤及び工業用殺菌方法Info
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Abstract
して有効な殺菌力を有し、かつその効果が持続する工業
用殺菌剤を提供する。 【構成】 (a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,
3−ジオールと(b)メチレンビスチオシアネートとを重
量比として3:7〜30:1の配合割合で含有する工業用
殺菌剤。(a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3
−ジオール、(b)メチレンビスチオシアネート及び(c)
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドを重
量比として(a)成分と(b)成分の合計量:(c)成分が1:
9〜9:1の配合割合で含有する工業用殺菌剤。
Description
業用殺菌方法に関する。さらに詳しくは紙・パルプ工業
における抄紙工程水、各種工業用の冷却水や洗浄水、金
属加工油剤、繊維油剤、ペイント、防汚塗料、紙用塗工
液、ラテックス、糊剤、澱粉スラリー等の防腐や殺菌用
として有用である工業用殺菌剤及び工業用殺菌方法に関
する。
程や各種工業における冷却水系統には、細菌や真菌によ
るスライムが発生し、生産品の品質低下や生産効率の低
下などの障害があることが知られている。また、多くの
工業製品、例えば金属加工油剤、繊維油剤、ペイント
類、各種ラテックス、糊剤、澱粉スラリー等では細菌や
真菌による腐敗や汚染が発生し、製品を汚損し価値を低
下させる。
又は糊液としてさまざまな用途が知られている。たとえ
ば、製紙工場においては、表面サイズやカラーバインダ
ー及び内添用として多量に使用されている。工業製品に
用いられる馬鈴薯澱粉やタピオカ澱粉などの地下茎澱粉
や小麦澱粉等は、土壌菌が付着した状態であり、耐熱性
胞子をもつBacillus属の細菌が多く存在する。これらの
胞子は100℃でも生存しており、落下菌等とともに微生
物の栄養源である澱粉が豊富に存在する澱粉スラリー中
で繁殖する。微生物の増殖により腐敗が進行すると腐敗
臭やストレーナの目詰まり、粘度低下やpH低下による品
質の劣化等の障害が生じている。
め、多くの殺菌剤が使用されてきた。古くは有機水銀化
合物、塩素化フェノール化合物やホルマリンなどが使用
されていたが、これらの薬剤は人体や魚介類に対する毒
性が強く、環境汚染をひき起こすため使用が規制される
ようになり、最近では比較的低毒性のメチレンビスチオ
シアネート、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オ
ン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オンで代表される有機窒素硫黄系、2,2−ジブロモ
−2−ニトロエタノール、2,2−ジブロモ−3−ニト
リロプロピオンアミド、1,2−ビス(ブロモアセトキ
シ)エタン、1,4−ビス(ブロモアセトキシ)−2−
ブテン、ビストリブロモメチルスルホンで代表される有
機ブロム系及び4,5−ジクロロ−1,2−ジチオール
−3−オンで代表される有機硫黄系等の化合物が工業用
殺菌剤として汎用されている。(日本防菌防黴学会より
昭和61年発行の「防菌防黴剤事典」参照。)また、メチ
レンビスチオシアネートと、2.2−ジブロモ−2−ニ
トロエタノール、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロ
ピオンアミド又は3−イソチアゾロン化合物との組合せ
による相乗効果が発揮される工業用殺菌剤が提案されて
いる(特開平2-53703号、特開昭57−114502号、及び特
開平1−163106号参照)。
殺菌剤単独では、殺菌対象系中において狭い範囲の微生
物にしか有効ではないため、種々の微生物が混在する対
象系においては充分な殺菌効力が得られないという欠点
とともに有効な微生物に対しても長期間使用すると耐性
菌が出現するという問題があった。
した殺菌剤の組合せからなる殺菌剤についても、細菌や
カビに対して殺菌力を有するが、その効果の持続性がな
く、また酵母に対してはその殺菌力が充分ではないとい
う欠点があり、特に、殺菌剤をバッチ式に添加して長期
間の殺菌効力の持続を必要とする対象系、例えば澱粉ス
ラリー等においては、その効果が不充分となり、腐敗臭
の発生やストレーナの目詰まり及び製品の品質劣化等の
微生物による障害を充分に防止することができなかっ
た。この発明は、細菌、カビ、酵母等広範な種類の微生
物に対して有効な殺菌力を有し、かつその効果が持続す
る工業用殺菌剤を提供することを目的とする。
の観点より、種々の工業用殺菌剤の組合せ及び含有割合
について研究した結果、2−ブロモ−2−ニトロプロパ
ン−1,3−ジオールとメチレンビスチオシアネートと
を特定割合で配合することにより、それぞれ単独の殺菌
効果に比較して、広範な種類の微生物に対する顕著な殺
菌効果とその効果の持続性が発揮される事実を見出し
た。
−2−ニトロプロパン−1,3−ジオールと(b)メチレ
ンビスチオシアネートとを重量比として3:7〜30:1
の配合割合で含有することを特徴とする工業用殺菌剤が
提供される。
ロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオールは、特公
昭40−8917号公報により工業用殺菌剤として公知であ
り、前記公報に記載の方法に従って合成できる。また、
商品名「Bronopol」(商標)としてザ ブーツ
社より市販されており、この市販品を用いることもでき
る。
ンビスチオシアナートは例えばケミカル アブストラク
ト51巻13302欄b〜c(1959年)によって抗
微生物活性を有することが知られており、ロダンソーダ
とメチレンブロマイドから公知の方法により合成でき
る。
分と(b)成分とは重量比として3:7〜30:1、さらに
好ましくは1:1〜9:1の配合割合で含有することに
より相乗作用による顕著な殺菌効果が発揮される。この
発明の相乗効果による殺菌効果とは、それぞれ単独使用
時に比較して、殺菌濃度が減少する効果或いはその殺菌
持続時間が延長される効果をいう。
象系のうち、各種工業用原材料又は工業用製品が細菌、
かび、酵母等の微生物によって腐敗したり、劣化するこ
とを防止するためにさらに第3成分として(c)2,2−
ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドを併用するこ
とにより、さらなる相乗作用として殺菌効果がもたらさ
れる事実を見出した。
トロプロパン−1,3−ジオールと(b)メチレンビスチ
オシアネートに、さらに(c)2,2−ジブロモ−3−ニ
トリロプロピオンアミドを、重量比として(a)成分と(b)
成分との合計量:(c)成分が1:9〜9:1の配合割合
で含有することを特徴とする工業用殺菌剤が提供され
る。
と(b)成分との配合割合は上記第1発明の場合と同様で
あり、(c)成分は重量比として(a)成分と(b)成分との合
計量に対して、1:9〜9:1、好ましくは3:7〜
7:3の配合割合で含有することにより相乗作用による
顕著な殺菌効果が発揮される。特に、第2発明の殺菌剤
は、かびに対して効果を示し、対象系の腐敗がかなり進
行している場合や対象系に腐敗物が多量に混入した場合
においても顕著な殺菌殺かび効果が発揮されるという特
徴を有する。この第2発明の相乗効果による殺菌殺かび
効果とは、それぞれ単独使用時に比較して、殺菌殺かび
濃度が減少する効果或いはその殺菌殺かび持続時間が延
長される効果をいう。
接混合した液剤の形態で種々の殺菌対象系に用いられ
る。特に、殺菌対象系が製紙工程のプロセス水や工業用
冷却水等の各種水系や澱粉スラリーや合成樹脂エマルシ
ョン等の場合には、有効成分の溶解、分散性を考慮し
て、親水性有機溶媒及び/又は水、さらに必要があれば
分散剤(界面活性剤等)を用いた液剤とされているのが
好ましい。
ルムアミド等のアミド類、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール等のグリコール類、メチルセロソルブ、フェ
ニルセロソルブ、ジエチレングリコールモノメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ト
リプロピレングリコールモノメチルエーテル等のグリコ
ールエーテル類、炭素数8までのアルコール類又はメチ
ルアセテート、エチルアセテート、3−メトキシブチル
アセテート、2−エトキシメチルアセテート、2−エト
キシエチルアセテート、プロピレンカーボネート、グル
タル酸ジメチル等のエステル類が挙げられる。これら親
水性有機溶媒と水との混合溶媒を使用してもよい。
アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤又は両性
界面活性剤が適当であり、製剤としての安定性の点でノ
ニオン性界面活性剤が好ましい。このノニオン性界面活
性剤としては、高級アルコールエチレンオキサイド付加
物(エチレンオキサイドは以下E.Oと略す)、アルキ
ルフェノール(E.O)付加物、脂肪酸(E.O)付加
物、多価アルコール脂肪酸エステル(E.O)付加物、
高級アルキルアミン(E.O)付加物、脂肪酸アミド
(E.O)付加物、油脂の(E.O)付加物、プロピレ
ンオキサイド〔P.Oと略す〕(E.O)共重合体、ア
ルキルアミン(P.O)(E.O)共重合体付加物、グ
リセリンの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂
肪酸エステル、ソルビトール及びソルビタンの脂肪酸エ
ステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのア
ルキルエーテル、アルキロールアミド等が挙げられる。
効成分の合計量1〜50重量部、残部を親水性有機溶媒
等とするのが好ましい。また必要に応じて、分散剤が該
有効成分の合計1重量部に対して少なくとも0.01重
量部配合されてもよい。なお、殺菌対象系が切削油、油
性塗料などの油系の場合には、灯油、重油、スピンドル
油等の炭化水素溶媒を用いた液状製剤とされているのが
好ましく、上記分散剤が用いられてもよい。
直接溶解又は分散しうる殺菌対象系に対しては、直接又
は固体希釈剤(例えばカオリン、クレー、ベントナイ
ト、カルボキシメチルセルロース類等)で希釈された粉
剤として用いられてもよく、各種界面活性剤が用いられ
てもよい。この発明の各工業用殺菌有効成分は、場合に
よっては別々の製剤として同時に又は別々に殺菌対象系
に添加してもよい。
工業殺菌対象系に(a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン
−1,3−ジオールと(b)メチレンビスチオシアネート
とを重量比として3:7〜30:1の割合で、かつ合計濃
度として0.5mg/L〜200mg/Lとなるように同時
に又は別々に添加することを特徴とする工業用殺菌方法
が提供される。
この発明の工業用殺菌剤と同様に(a)成分と(b)成分とは
重量比として3:7〜30:1、好ましくは3:7〜20:
1、さらに好ましくは1:1〜9:1とするのが顕著な
相乗殺菌効果が発揮される点で好ましい。
に、(a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
オールと(b)メチレンビスチオシアネート、さらに(c)
2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミドを重
量比として(a)成分と(b)成分が3:7〜30:1で、か
つ(a)成分、(b)成分及び(c)成分の合計濃度として0.
5mg/L〜200mg/Lとなるように同時に又は別々に
添加することを特徴とする工業用殺菌方法が提供され
る。
(a)成分と(b)成分との配合割合は上記第1発明の場合と
同様であり、(c)成分は、重量比として(a)成分と(b)成
分の合計量に対して1:9〜9:1、好ましくは3:7
〜7:3とするのが顕著な相乗殺菌効果が発揮される点
で好ましい。この発明の各殺菌有効成分単独において
も、前記した親水性有機溶媒等で製剤化して添加され
る。
成分の合計量又は(a)成分と(b)成分と(c)成分の合計
量)の添加量は、殺菌対象系により異なるが、通常有効
成分の濃度として0.5〜200mg/L、好ましくは1
〜100mg/L程度で充分である。添加量が0.5mg/
L未満であると有効な殺菌効果が発揮されないため好ま
しくなく、200mg/Lより多く添加してもよいが経済
的な理由で好ましくない。
る冷却水系統 ii)紙・パルプ工場で使用される紙用塗工液(コーティ
ングカラー)、炭酸カルシウムスラリー、合成樹脂エマ
ルション(スチレン−ブタジエンゴムラテックス等)、
澱粉糊料等 iii)その他:金属加工油(切削油、圧延油等)、繊維
油剤、各種ペイント類(エマルション塗料、油性塗料
等)、各種接着剤、糊剤、ラテックスコンパウンド、セ
メント分散剤等 の工業製品が挙げられる。この発明を以下の製剤例及び
試験例により例示する。
ン−1,3−ジオールとメチレンビスチオシアネートと
の併用による殺菌効果確認試験〕 紙・パルプ製造工程における工程水、各種工業用の冷却
水、ペイント、紙用塗工液、ラテックス、糊剤等の工業
用殺菌対象系中に多く存在するグラム陰性菌の代表株で
あるPsedomonas aeruginosa を用いて(a)成分である2
−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール(B
NPD)と(b)成分であるメチレンビスチオシアネート
(MBTC)との併用による殺菌効果確認試験を行っ
た。予めブイヨン培地により前培養した菌液を滅菌水に
その生菌数が106 CFU/ml以上となるように加え、これに
上記殺菌剤を各種濃度になるように添加し、37℃で3
時間振盪培養し、その後生存した菌数を測定し、初期菌
数の99.9%以上が死滅する最小殺菌濃度(mg/L)を
求めた。試験結果を図1に示す。なお、生菌数の単位で
あるCFU/mlの CFUは、colony forming unit の略であり
コロニー形成単位を表す。以下の試験例においても同
様。
(a)成分と(b)成分を1:1の重量比で併用することによ
り、それぞれ単独添加時における最小殺菌濃度の1/4
ずつの添加濃度で有効な殺菌効果が発揮された。(a)成
分と(b)成分との併用により相乗効果が発揮された重量
比のうち特に顕著なものを下記する。 (a)成分:(b)成分=9:1((a)成分単独使用時の最小
殺菌濃度の1/2と(b)成分単独使用時の最小殺菌濃度の1
/20ずつの添加濃度) (a)成分:(b)成分=7:3((a)成分単独使用時の最小
殺菌濃度の3/10と(b)成分単独使用時の最小殺菌濃度の1
/8 ずつの添加濃度) (a)成分:(b)成分=20:1((a)成分単独使用時の最小
殺菌濃度の1/2と(b)成分単独使用時の最小殺菌濃度の1
/40ずつの添加濃度) また、図1から明らかなように、この発明の(a)成分と
(b)成分とを重量比として30:70〜20:1、好ましくは
1:1〜9:1の割合で併用することにより顕著な相乗
効果が発揮されることがわかる。
及び殺菌持続効果確認試験〕 (試験方法)酸化澱粉スラリーを工業用水を用いて調製
したスラリー液(pH:4.6、固形分濃度:10w/w%)
に、某製紙工場澱粉スラリーストレージタンクから採取
した腐敗付着物を1%加えたものを供試試料〔細菌種:
Bacillus sp.、Pseudomonassp. 、Alcaligenes sp. 、
生菌数:6.9×106CFU/ ml及び糸状菌種:Trichodermas
p. 、Penicillium sp. (以上かび)、Candida sp.
(酵母)、2.5×103CFU/ml〕)とした。供試試料を10g
をL型試験管に分注し、各種薬剤を有効成分として各種
濃度にになるように添加した。30℃で振盪した後、経日
的に各試料の生菌数を測定した。その結果を表1に示
す。
と(b)成分とを重量比として1:1〜30:1で併用する
ことにより、細菌、かび、酵母等広範な種類の殺菌対象
菌に対して顕著な殺菌相乗効果が発揮され、かつ、その
殺菌持続時間が3週間にわたり延長されることがわか
る。
ン−ブタジエンゴムラテックス)に対する殺菌効果及び
殺菌持続効果確認試験〕 (試験方法)腐敗したスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クス(pH:7.9、細菌種:Pseudomonas sp.、Alcaligene
s sp. 、生菌数:4.8×106CFU/ ml及び糸状菌種:Fusar
iumsp.(かび)、Saccharomyces sp. (酵母)、2.4×1
03CFU/ ml〕)に各種薬剤を有効成分として各種濃度に
なるように添加し、30℃の恒温槽に放置した後、経日
的に各試料の生菌数を測定した。なお、薬剤を添加した
ラテックスには、7、14、21、30日目に薬剤無添加の上
記ラテックス(各種細菌、かび及び酵母含有)を1重量
%となるように添加し、各種菌類を繁殖させた。試験結
果を表2に示す。
と(b)成分とを重量比として1:1〜30:1で併用する
ことにより、細菌、かび、酵母等広範な種類の殺菌対象
菌に対して顕著な殺菌相乗効果が発揮され、かつ、途中
で腐敗したラテックスを添加したにも抱わらず、その殺
菌持続時間が60日間にわたり延長されることがわか
る。
ーを供試試料(細菌種:Pseudomonas sp.、Alcaligenes
sp.、生菌数:1.3×107 cfu/ml及び糸状菌種:Candida
sp.(酵母)、1.6×103 cfu/ml)とした。供試試料に
各種薬剤を有効成分として所定濃度になるように添加
し、30℃の恒温槽に放置した後、経日的に生菌数を測
定した。試験結果を表3及び表4に示す。
び、酵母等広範囲な種類の殺菌対象系に対して顕著な殺
菌相乗効果を示し、かつその効果が長期間持続され、優
れた工業用殺菌剤である。
相乗作用を示す最小殺菌濃度図。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオールと(b)メチレンビスチオシアネートと
を重量比として3:7〜30:1の配合割合で含有するこ
とを特徴とする工業用殺菌剤。 - 【請求項2】 工業殺菌対象系に(a)2−ブロモ−2−
ニトロプロパン−1,3−ジオールと(b)メチレンビス
チオシアネートとを重量比として3:7〜30:1の割合
で、かつ合計濃度として0.5mg/L〜200mg/Lと
なるように同時に又は別々に添加することを特徴とする
工業用殺菌方法。 - 【請求項3】 (a)2−ブロモ−2−ニトロプロパン−
1,3−ジオールと(b)メチレンビスチオシアネート
に、さらに(c)2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピ
オンアミドを、重量比として(a)成分と(b)成分が3:7
〜30:1で、かつ(a)成分と(b)成分との合計量:(c)成
分が1:9〜9:1の配合割合で含有することを特徴と
する工業用殺菌剤。 - 【請求項4】 工業用殺菌対象系に、(a)2−ブロモ−
2−ニトロプロパン−1,3−ジオールと(b)メチレン
ビスチオシアネート、さらに(c)2,2−ジブロモ−3
−ニトリロプロピオンアミドを、重量比として(a)成分
と(b)成分が3:7〜30:1で、かつ(a)成分と(b)成分
との合計量:(c)成分が1:9〜9:1の配合割合で、
かつ(a)成分、(b)成分及び(c)成分の合計濃度として
0.5mg/L〜200mg/Lとなるように同時に又は別
々に添加することを特徴とする工業用殺菌方法。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6290830B1 (en) | 1999-10-29 | 2001-09-18 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Electrodepositable coatings, aqueous rinsing systems for treating electrocoated substrates and processes related thereto |
JP2007314480A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Permachem Asia Ltd | 工業用殺菌剤組成物 |
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-
1995
- 1995-12-21 JP JP33369695A patent/JP3728454B2/ja not_active Expired - Fee Related
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