JPH08231019A - 高速タクト送りコンベアシステム - Google Patents
高速タクト送りコンベアシステムInfo
- Publication number
- JPH08231019A JPH08231019A JP7335655A JP33565595A JPH08231019A JP H08231019 A JPH08231019 A JP H08231019A JP 7335655 A JP7335655 A JP 7335655A JP 33565595 A JP33565595 A JP 33565595A JP H08231019 A JPH08231019 A JP H08231019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shuttle
- frame
- cam
- work
- robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G25/00—Conveyors comprising a cyclically-moving, e.g. reciprocating, carrier or impeller which is disengaged from the load during the return part of its movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロボット等の作業時間のロスは1サイクル中
で自動車ボディの送り時間のみとし、作業時間を増大さ
せて作業効率の向上を図った、高速タクト送りコンベア
システムを提供する。 【解決手段】 前後動するカムと、このカムによって上
下動するフレームと、このフレームに対して所定のスト
ロークで前後動し且つ自動車ボディの下面前後部を受止
する受部が設けられたシャトルと、このシャトルにより
送られてきた自動車ボディの下面左右部を受止する受部
が上下動可能に設けられたリフト機構とを備える。高速
タクト送りコンベアを連続的に配設して複数の作業ステ
ーションを形成し、自動車ボディを同一高さに保持し且
つ同期させて順次作業ステーションに送りながらロボッ
ト等により所定の作業を行う。
で自動車ボディの送り時間のみとし、作業時間を増大さ
せて作業効率の向上を図った、高速タクト送りコンベア
システムを提供する。 【解決手段】 前後動するカムと、このカムによって上
下動するフレームと、このフレームに対して所定のスト
ロークで前後動し且つ自動車ボディの下面前後部を受止
する受部が設けられたシャトルと、このシャトルにより
送られてきた自動車ボディの下面左右部を受止する受部
が上下動可能に設けられたリフト機構とを備える。高速
タクト送りコンベアを連続的に配設して複数の作業ステ
ーションを形成し、自動車ボディを同一高さに保持し且
つ同期させて順次作業ステーションに送りながらロボッ
ト等により所定の作業を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車製造の
自動化ラインに適した高速タクト送りコンベアシステム
に関する。
自動化ラインに適した高速タクト送りコンベアシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車製造の自動化ラインにおいて、従
来の高速タクト送りコンベアはリフトとキャリー方式に
よるものであり、即ち自動車ボディを載せたキャリーが
一定のストロークで高速前進し、前進停止位置にてリフ
ト装置が上昇して自動車ボディの位置決めを行うと共
に、その完了信号にてロボットや作業員の動作が開始し
て所定の作業が行われ、作業後にキャリーが後退すると
共にリフト装置が下降して再び自動車ボディをキャリー
に載せ、次の作業ステーションに送るようにしている。
来の高速タクト送りコンベアはリフトとキャリー方式に
よるものであり、即ち自動車ボディを載せたキャリーが
一定のストロークで高速前進し、前進停止位置にてリフ
ト装置が上昇して自動車ボディの位置決めを行うと共
に、その完了信号にてロボットや作業員の動作が開始し
て所定の作業が行われ、作業後にキャリーが後退すると
共にリフト装置が下降して再び自動車ボディをキャリー
に載せ、次の作業ステーションに送るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の高速タクト
送りコンベアによると、例えばサイクルタイムが50秒
の場合、キャリーの前進に要する時間(5秒)、前進停
止位置でのリフト装置の上昇時間(4秒)及び作業後の
リフト装置の下降時間(4秒)の少なくとも12秒間は
ロボットの作業ができない時間である。従って、1サイ
クルにつきロボットの作業可能時間は50秒−13秒=
37秒しか取れないことになる。自動車製造の自動化ラ
インにおいては連続的に多数の作業ステーションが設け
られ、各作業ステーション毎にロボットや作業員が配置
されて所定の作業を行うシステムになっているため、1
サイクルに付き12秒のロス時間が加算されると作業効
率が著しく低下することとなり、このロス時間をいかに
減少させるかが問題となっている。本発明は、このよう
な従来の問題を解決するためになされ、ロス時間は自動
車ボディの送りに要する時間のみとし、ロボットの作業
時間を増大して作業効率の向上を図った、高速タクト送
りコンベアシステムを提供することを課題とする。
送りコンベアによると、例えばサイクルタイムが50秒
の場合、キャリーの前進に要する時間(5秒)、前進停
止位置でのリフト装置の上昇時間(4秒)及び作業後の
リフト装置の下降時間(4秒)の少なくとも12秒間は
ロボットの作業ができない時間である。従って、1サイ
クルにつきロボットの作業可能時間は50秒−13秒=
37秒しか取れないことになる。自動車製造の自動化ラ
インにおいては連続的に多数の作業ステーションが設け
られ、各作業ステーション毎にロボットや作業員が配置
されて所定の作業を行うシステムになっているため、1
サイクルに付き12秒のロス時間が加算されると作業効
率が著しく低下することとなり、このロス時間をいかに
減少させるかが問題となっている。本発明は、このよう
な従来の問題を解決するためになされ、ロス時間は自動
車ボディの送りに要する時間のみとし、ロボットの作業
時間を増大して作業効率の向上を図った、高速タクト送
りコンベアシステムを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、前後動するカムと、
このカムによって上下動するフレームと、このフレーム
に対して所定のストロークで前後動し且つ自動車ボディ
の下面前後部を受止する受部が設けられたシャトルと、
このシャトルにより送られてきた自動車ボディの下面左
右部を受止する受部が上下動可能に設けられたリフト機
構とを備えた、高速タクト送りコンベアシステムを要旨
とする。更に、前記カムによりフレームと共に上昇した
シャトルの受部で自動車ボディの前後のクロスメンバー
を受止し、この状態を保持してシャトルが所定のストロ
ークで前進させられ、この前進停止位置にて前記リフト
機構の受部が上昇させられて自動車ボディの左右のサイ
ドシールを受止し、この間自動車ボディには塗装又はシ
ーリング等の所定の作業がロボット等により施され、作
業後に前記カムによりフレームと共にシャトルが下降さ
れ、自動車ボディの前後のクロスメンバーの受止が解除
された状態でシャトルが元の位置に後退すること、高速
タクト送りコンベアを連続的に配設して複数の作業ステ
ーションが形成され、自動車ボディを同一高さに保持し
且つ同期させて順次作業ステーションに送りながらロボ
ット等により所定の作業を行うこと、を要旨とする。
するための手段として、本発明は、前後動するカムと、
このカムによって上下動するフレームと、このフレーム
に対して所定のストロークで前後動し且つ自動車ボディ
の下面前後部を受止する受部が設けられたシャトルと、
このシャトルにより送られてきた自動車ボディの下面左
右部を受止する受部が上下動可能に設けられたリフト機
構とを備えた、高速タクト送りコンベアシステムを要旨
とする。更に、前記カムによりフレームと共に上昇した
シャトルの受部で自動車ボディの前後のクロスメンバー
を受止し、この状態を保持してシャトルが所定のストロ
ークで前進させられ、この前進停止位置にて前記リフト
機構の受部が上昇させられて自動車ボディの左右のサイ
ドシールを受止し、この間自動車ボディには塗装又はシ
ーリング等の所定の作業がロボット等により施され、作
業後に前記カムによりフレームと共にシャトルが下降さ
れ、自動車ボディの前後のクロスメンバーの受止が解除
された状態でシャトルが元の位置に後退すること、高速
タクト送りコンベアを連続的に配設して複数の作業ステ
ーションが形成され、自動車ボディを同一高さに保持し
且つ同期させて順次作業ステーションに送りながらロボ
ット等により所定の作業を行うこと、を要旨とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1は、高速タクト送りコン
ベアの一部であって、前後動するカム1と、このカム1
によって上下動するフレーム2と、このフレーム2に対
して所定のストロークで前後動し且つ自動車ボディBの
下面前後部を受止するシャトル3とから構成されてい
る。
図面に基づいて詳説する。図1は、高速タクト送りコン
ベアの一部であって、前後動するカム1と、このカム1
によって上下動するフレーム2と、このフレーム2に対
して所定のストロークで前後動し且つ自動車ボディBの
下面前後部を受止するシャトル3とから構成されてい
る。
【0006】前記カム1はベース4上に設けられたガイ
ドレール5に沿って摺動自在に嵌合され、上部には段差
を有する係合部1aが形成されており、1サイクルの区
間内にロッド6で連結して前後に左右一対配設され、且
つ図3に示すように左右のカム1は連結板7を介してそ
れぞれ連結され、これらのカム1はベース4上に設置さ
れた駆動用シリンダ8により同時に前進又は後退するよ
うに形成されている。
ドレール5に沿って摺動自在に嵌合され、上部には段差
を有する係合部1aが形成されており、1サイクルの区
間内にロッド6で連結して前後に左右一対配設され、且
つ図3に示すように左右のカム1は連結板7を介してそ
れぞれ連結され、これらのカム1はベース4上に設置さ
れた駆動用シリンダ8により同時に前進又は後退するよ
うに形成されている。
【0007】前記フレーム2は底板2aの下面にローラ
9が前後に左右一対設けられ(図1、図3)、これらの
ローラ9は前記カム1の係合部1aにそれぞれ係合して
カム1の作用を受ける。即ち、図5(イ) に示すようにカ
ム1が右移動してローラ9が係合部1aの低位Pから高
位Qに移るとその高さの差だけフレーム2は上昇し、こ
の(イ) の状態からカム1が左移動してローラ9が係合部
1aの高位Qから低位Pに移ると図5(ロ) に示すように
その高さの差だけフレーム2は下降する。つまり、フレ
ーム2はカム1の前後動によって上下動させられる。
9が前後に左右一対設けられ(図1、図3)、これらの
ローラ9は前記カム1の係合部1aにそれぞれ係合して
カム1の作用を受ける。即ち、図5(イ) に示すようにカ
ム1が右移動してローラ9が係合部1aの低位Pから高
位Qに移るとその高さの差だけフレーム2は上昇し、こ
の(イ) の状態からカム1が左移動してローラ9が係合部
1aの高位Qから低位Pに移ると図5(ロ) に示すように
その高さの差だけフレーム2は下降する。つまり、フレ
ーム2はカム1の前後動によって上下動させられる。
【0008】又、図3に示すようにフレーム2の側部に
は側板2bが立設され、これらの側板2bには上下方向
にガイドバー2cが取り付けられ、このガイドバー2c
が前記ベース4の側部に立設された支柱10に取り付け
られ上下一対のガイドローラ11間を通ることにより、
フレーム2が円滑に上下動するように構成されている。
は側板2bが立設され、これらの側板2bには上下方向
にガイドバー2cが取り付けられ、このガイドバー2c
が前記ベース4の側部に立設された支柱10に取り付け
られ上下一対のガイドローラ11間を通ることにより、
フレーム2が円滑に上下動するように構成されている。
【0009】前記シャトル3は基板3aの上部に自動車
ボディBの前後のクロスメンバーを受止する受部3b、
3cがそれぞれ左右一対設けられ、基板3aの側部に取
り付けたローラ3dが前記側板2bに水平に取り付けら
れたガイドレール12に摺動自在に嵌合されており、更
に基板3aの下面にはガイドレール12と平行方向にラ
ック13が固定され、このラック13は前記フレーム2
の底板2a上に設置された駆動用モータ14によって回
転されるピニオン15に噛合している。従って、駆動用
モータ14によりピニオン15を回転させると、ラック
13を介してシャトル3がガイドレール12に沿って一
定のストロークで前進又は後退する。
ボディBの前後のクロスメンバーを受止する受部3b、
3cがそれぞれ左右一対設けられ、基板3aの側部に取
り付けたローラ3dが前記側板2bに水平に取り付けら
れたガイドレール12に摺動自在に嵌合されており、更
に基板3aの下面にはガイドレール12と平行方向にラ
ック13が固定され、このラック13は前記フレーム2
の底板2a上に設置された駆動用モータ14によって回
転されるピニオン15に噛合している。従って、駆動用
モータ14によりピニオン15を回転させると、ラック
13を介してシャトル3がガイドレール12に沿って一
定のストロークで前進又は後退する。
【0010】図2において、16はシャトル3により送
られてきた自動車ボディBの下面左右のサイドシール部
を受止するリフト機構であり、シャトル3の前進停止位
置を考慮して前記ベース4の側部に左右一対配設され、
図2に示すように駆動用シリンダ17により上下動させ
られる水平アーム16aを有し、この水平アーム16a
の両端部には支持板16bを介して受部16c、16d
が設けられている。
られてきた自動車ボディBの下面左右のサイドシール部
を受止するリフト機構であり、シャトル3の前進停止位
置を考慮して前記ベース4の側部に左右一対配設され、
図2に示すように駆動用シリンダ17により上下動させ
られる水平アーム16aを有し、この水平アーム16a
の両端部には支持板16bを介して受部16c、16d
が設けられている。
【0011】前記支持板16bの側部には上下方向にガ
イドバー16eが取り付けられ、このガイドバー16e
が支柱10′に取り付けられた上下一対のガイドローラ
18間を通ることにより、前記水平アーム16aが円滑
に上下動するように構成されている。
イドバー16eが取り付けられ、このガイドバー16e
が支柱10′に取り付けられた上下一対のガイドローラ
18間を通ることにより、前記水平アーム16aが円滑
に上下動するように構成されている。
【0012】このように構成された本発明の高速タクト
送りコンベアシステムは、自動車製造の自動化ラインに
おいて連続的に配設して複数の作業ステーションが形成
され、自動車ボディを同一高さに保持し且つ同期させて
順次作業ステーションに送りながらロボット等により所
定の作業を効率良く行うことができる。
送りコンベアシステムは、自動車製造の自動化ラインに
おいて連続的に配設して複数の作業ステーションが形成
され、自動車ボディを同一高さに保持し且つ同期させて
順次作業ステーションに送りながらロボット等により所
定の作業を効率良く行うことができる。
【0013】その動作を説明すると、先ず図4(イ) S1
に示すようにカム1を後退(右移動)させてフレーム2
を上昇させ、シャトル3の受部3b、3cで自動車ボデ
ィBの前後のクロスメンバーを図4(ロ) R1 に示すよ
うに計4箇所受止した状態で、シャトル3を一定ストロ
ーク前進させる。
に示すようにカム1を後退(右移動)させてフレーム2
を上昇させ、シャトル3の受部3b、3cで自動車ボデ
ィBの前後のクロスメンバーを図4(ロ) R1 に示すよ
うに計4箇所受止した状態で、シャトル3を一定ストロ
ーク前進させる。
【0014】シャトル3の前進停止位置において、作業
ステーションに配置されたロボットや作業員(図略)の
所定の作業が開始されると共に、図4(イ) S2 に示すよ
うにリフト機構16の水平アーム16aが上昇して受部
16c、16dで自動車ボディBの左右のサイドシール
を図4(ロ) R2 に示すように計4箇所受止する。
ステーションに配置されたロボットや作業員(図略)の
所定の作業が開始されると共に、図4(イ) S2 に示すよ
うにリフト機構16の水平アーム16aが上昇して受部
16c、16dで自動車ボディBの左右のサイドシール
を図4(ロ) R2 に示すように計4箇所受止する。
【0015】リフト機構16により自動車ボディBの左
右のサイドシールが受止されると、図4(イ) S3 に示す
ようにカム1を前進(左移動)させてフレーム2を下降
させ、シャトル3の受部3b、3cを自動車ボディBの
前後のクロスメンバーから外した状態で、シャトル3を
一定ストローク後退させる。この間、自動車ボディBは
図4(ロ) R3 に示すように、リフト機構16の受部1
6c、16dによって左右のサイドシールが受止されて
いるので同じ高さを保持することができる。従って、ロ
ボット等の作業も継続できる。
右のサイドシールが受止されると、図4(イ) S3 に示す
ようにカム1を前進(左移動)させてフレーム2を下降
させ、シャトル3の受部3b、3cを自動車ボディBの
前後のクロスメンバーから外した状態で、シャトル3を
一定ストローク後退させる。この間、自動車ボディBは
図4(ロ) R3 に示すように、リフト機構16の受部1
6c、16dによって左右のサイドシールが受止されて
いるので同じ高さを保持することができる。従って、ロ
ボット等の作業も継続できる。
【0016】元の位置に戻ったシャトル3はカム1の作
用によりフレーム2と共に上昇し、まだ作業中の自動車
ボディの前後のクロスメンバーを受止し、この受止後に
図4(ロ) R1 に仮想線で示すリフト機構16の受部16
c、16dが下げられて左右のサイドシールから外れ、
シャトル3による送りの準備が完了し、ロボット等の作
業後に直ちに次のサイクルが開始される。
用によりフレーム2と共に上昇し、まだ作業中の自動車
ボディの前後のクロスメンバーを受止し、この受止後に
図4(ロ) R1 に仮想線で示すリフト機構16の受部16
c、16dが下げられて左右のサイドシールから外れ、
シャトル3による送りの準備が完了し、ロボット等の作
業後に直ちに次のサイクルが開始される。
【0017】このような1サイクルの動作において、シ
ャトル3が自動車ボディBを一定ストローク前進させる
間はロボット等による作業はできないが、それ以外の時
は自動車ボディBは同一高さを保持されているのでロボ
ット等の作業が可能となる。この場合、前記従来例と比
較するためにサイクルタイムを50秒とし、シャトル3
の前進に要する時間を5秒とすると、1サイクルにつき
ロボット等の作業可能時間は50秒−5秒=45秒とな
る。従来のロボット等の作業時間は37秒であるから、
作業効率は90%−74%=16%もアップすることに
なる。
ャトル3が自動車ボディBを一定ストローク前進させる
間はロボット等による作業はできないが、それ以外の時
は自動車ボディBは同一高さを保持されているのでロボ
ット等の作業が可能となる。この場合、前記従来例と比
較するためにサイクルタイムを50秒とし、シャトル3
の前進に要する時間を5秒とすると、1サイクルにつき
ロボット等の作業可能時間は50秒−5秒=45秒とな
る。従来のロボット等の作業時間は37秒であるから、
作業効率は90%−74%=16%もアップすることに
なる。
【0018】故に、自動車の生産台数を同じとするなら
ば、ロボットの台数を減らすことができ、且つ製造ライ
ンの短縮もできるので設備投資の削減及び生産コストの
低減が可能となる。
ば、ロボットの台数を減らすことができ、且つ製造ライ
ンの短縮もできるので設備投資の削減及び生産コストの
低減が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動車製造の自動化ラインの高速タクト送りコンベアシ
ステムにおいて、ロボット等の作業時間のロスは自動車
ボディの送りに要する時間のみとしたので、作業時間の
増大により作業効率を著しく向上させる効果を奏する。
又、本発明による高速タクト送りコンベアシステムは、
シンプルな構成でフレキシビリティが高く、車種に合わ
せてシステム変更や拡大が容易にでき、コンパクトでし
かも高精度である等の優れた効果を奏する。
自動車製造の自動化ラインの高速タクト送りコンベアシ
ステムにおいて、ロボット等の作業時間のロスは自動車
ボディの送りに要する時間のみとしたので、作業時間の
増大により作業効率を著しく向上させる効果を奏する。
又、本発明による高速タクト送りコンベアシステムは、
シンプルな構成でフレキシビリティが高く、車種に合わ
せてシステム変更や拡大が容易にでき、コンパクトでし
かも高精度である等の優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の実施の形態を示す高速タクト送りコ
ンベアの概略側面図である。
ンベアの概略側面図である。
【図2】 リフト機構を示す概略側面図である。
【図3】 高速タクト送りコンベアの要部の概略正面図
である。
である。
【図4】 (イ) は高速タクト送りコンベアの動作説明
図、(ロ) は(イ) に対応する位置でのそれぞれ自動車ボデ
ィの受止状態を示す説明図である。
図、(ロ) は(イ) に対応する位置でのそれぞれ自動車ボデ
ィの受止状態を示す説明図である。
【図5】 (イ) はカムによるフレームの上昇状態を示す
説明図、(ロ) はカムによるフレームの下降状態を示す説
明図である。
説明図、(ロ) はカムによるフレームの下降状態を示す説
明図である。
1…カム 1a…係合部 2…フレーム 2a…底板 2b…側板 2c…ガイドバー 3…シャトル 3a…基板 3b、3c…受部 3d…ローラ 4…ベース 5…ガイドレール 6…ロッド 7…連結板 8…駆動用シリンダ 9…ローラ 10…支柱 11…ガイドローラ 12…ガイドレール 13…ラック 14…駆動用モータ 15…ピニオン 16…リフト機構 16a…水平アーム 16b…支持板 16c、1
6d…受部 16e…ガイドバー 17…駆動用シリンダ 18…ガイドローラ
6d…受部 16e…ガイドバー 17…駆動用シリンダ 18…ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徐 相換 大韓民国慶尚南道蔚山市南区無去洞1220− 4番地
Claims (3)
- 【請求項1】 前後動するカムと、このカムによって上
下動するフレームと、このフレームに対して所定のスト
ロークで前後動し且つ自動車ボディの下面前後部を受止
する受部が設けられたシャトルと、このシャトルにより
送られてきた自動車ボディの下面左右部を受止する受部
が上下動可能に設けられたリフト機構とを備えた、高速
タクト送りコンベアシステム。 - 【請求項2】 前記カムによりフレームと共に上昇した
シャトルの受部で自動車ボディの前後のクロスメンバー
を受止し、この状態を保持してシャトルが所定のストロ
ークで前進させられ、この前進停止位置にて前記リフト
機構の受部が上昇させられて自動車ボディの左右のサイ
ドシールを受止し、この間自動車ボディには塗装又はシ
ーリング等の所定の作業がロボット等により施され、作
業後に前記カムによりフレームと共にシャトルが下降さ
れ、自動車ボディの前後のクロスメンバーの受止が解除
された状態でシャトルが元の位置に後退する、請求項1
記載の高速タクト送りコンベアシステム。 - 【請求項3】 高速タクト送りコンベアを連続的に配設
して複数の作業ステーションが形成され、自動車ボディ
を同一高さに保持し且つ同期させて順次作業ステーショ
ンに送りながらロボット等により所定の作業を行う、請
求項1記載の高速タクト送りコンベアシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR94-32655 | 1994-12-02 | ||
KR19940032655 | 1994-12-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231019A true JPH08231019A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=19400216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335655A Pending JPH08231019A (ja) | 1994-12-02 | 1995-12-01 | 高速タクト送りコンベアシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08231019A (ja) |
KR (1) | KR100242188B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100369785C (zh) * | 2002-11-28 | 2008-02-20 | 本田技研工业株式会社 | 用于安装车身的下部零件的装置和方法 |
KR101490685B1 (ko) * | 2009-05-08 | 2015-02-06 | 현대자동차 주식회사 | 차체 이송장치 |
JP2015098395A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士通株式会社 | 搬送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152705A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-10 | Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk | 間欠移送装置 |
-
1995
- 1995-12-01 KR KR1019950046033A patent/KR100242188B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-12-01 JP JP7335655A patent/JPH08231019A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100369785C (zh) * | 2002-11-28 | 2008-02-20 | 本田技研工业株式会社 | 用于安装车身的下部零件的装置和方法 |
KR101490685B1 (ko) * | 2009-05-08 | 2015-02-06 | 현대자동차 주식회사 | 차체 이송장치 |
JP2015098395A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 富士通株式会社 | 搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960022193A (ko) | 1996-07-18 |
KR100242188B1 (ko) | 2000-03-02 |
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