JPH08230776A - 船舶の前部マスト燈支持装置 - Google Patents

船舶の前部マスト燈支持装置

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Publication number
JPH08230776A
JPH08230776A JP5822295A JP5822295A JPH08230776A JP H08230776 A JPH08230776 A JP H08230776A JP 5822295 A JP5822295 A JP 5822295A JP 5822295 A JP5822295 A JP 5822295A JP H08230776 A JPH08230776 A JP H08230776A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
ship
lamp
mast lamp
front mast
Prior art date
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Pending
Application number
JP5822295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Taru
正廣 樽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH08230776A publication Critical patent/JPH08230776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B45/00Arrangements or adaptations of signalling or lighting devices
    • B63B45/04Arrangements or adaptations of signalling or lighting devices the devices being intended to indicate the vessel or parts thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前部マスト燈の配置を容易にする。 【構成】 船舶の最上層の甲板3の前端部に旋回フレー
ム5を設ける。旋回フレーム5にアーム7の基端部を取
り付ける。アーム7の先端部に、前部マスト燈12を取
付部材13を介して設置し、アーム7で支持させる。ア
ーム7を旋回させると、前部マスト燈12を移動でき、
前部マスト燈12の設置場所が制約を受ける場合でも容
易に配置できる。アーム7の先端部に吊上げ装置15を
装備すると、小容量のクレーンとして使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーフェリー、客船等の
船舶に装備されて使用されるマスト燈のうち、船舶の前
部に装備される前部マスト燈の支持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】船舶の前部と後部には、マスト燈が装備
されているが、これは、海上衝突予防法により夜間船舶
の動行及び所在を示すために設けられるものである。特
に、前部マスト燈は、船首から左右舷方向に幅広く照ら
すようにするもので、従来の船舶では、船首部にマスト
を固定し、該固定マストの頂部に広角に照らすようにし
てある燈を取り付けた構成としてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、船舶に前部
マスト燈を装備する場合、前部マスト燈と後部マスト燈
との間の距離を、船舶の全長の半分以上としなければな
らないため、前部マスト燈の設置場所に制約があるよう
な場合には、全体配置について検討してから前部マスト
燈の設置場所を決定しなければならない、という問題が
ある。
【0004】そこで、本発明は、前部マスト燈の設置場
所に制約を受ける場合にも簡単に設置でき、且つ不使用
時は格納することができるように船舶の美観を損うこと
がないようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、船舶の最上層となる甲板の前端部に、旋
回フレームを旋回できるように設置し、該旋回フレーム
に、所要長さのアームの基端部を取り付け、且つ該アー
ムの先端部に、前部マスト燈を設置し、前部マスト燈を
アームを介して移動させられるようにした構成とする。
【0006】又、アームの基端部を旋回フレームに起伏
可能に取り付けて巻上下用ウインチにより起伏できるよ
うにし、且つ上記アームの先端部に吊上げ装置を装備し
た構成としてもよい。
【0007】
【作用】アームを旋回させて前方へ向いた姿勢にする
と、前部マスト燈は正規の位置に設置されることにな
る。
【0008】前部マスト燈を使用しないときは、アーム
を旋回させて格納位置まで移動させることにより格納で
きる。
【0009】又、アームを起伏させるようにし且つ吊上
げ装置を用いると、小容量のクレーンとして使用するこ
とができることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すも
ので、カーフェリー、客船等の船舶の主甲板1上につく
られた居住区等の上部構造物2における最上層の甲板3
の前端部に、固定支持台4を設けて、該固定支持台4上
に旋回フレーム5を旋回環6を介して旋回自在に設置
し、該旋回フレーム5の側部に、所要長さとし且つ起立
方向に所要角度の姿勢にしたときに先端部上面が水平に
なるように成形してなるアーム7の基端部を起立自在に
取り付け、又、旋回フレーム5上に、Aフレーム8を設
置して、該Aフレーム8に巻上下用のウインチ9を設置
し、上記アーム7の先端部に一端を結着した巻上下用ロ
ープ10を、Aフレーム8頂部のシーブ11を介して上
記ウインチ9に巻き取るようにし、ウインチ9によりア
ーム7を所要角度に保持できるようにする。
【0012】上記アーム7の先端部には、前部マスト燈
12を取付部材13を介して設置し、上記旋回フレーム
5上に設置した旋回用モータ14で旋回フレーム5を旋
回させることにより、アーム7とともに前部マスト燈1
2を甲板3より前方へ張り出した使用時の位置Aから甲
板3上の格納時の位置Bまで又はその逆方向に旋回させ
られるようにし、且つ上記前部マスト燈12が使用時の
位置Aに来たときに作動するリミットスイッチLS1 と
前部マスト燈12が格納時の位置に来たときに作動する
リミットスイッチLS2 をアーム7と干渉するように甲
板3上に設置し、アーム7が旋回して上記リミットスイ
ッチLS1 又はLS2 が作動すると旋回用モータ14が
停止し、又、前部マスト燈12の点滅用スイッチがON
すると旋回用モータ14が正転駆動を開始し、該点滅用
スイッチがOFFになると旋回用モータ14が逆転駆動
を開始するような電気回路を構成し、前部マスト燈12
の点滅用スイッチがONになると、旋回用モータ14が
起動してアーム7が旋回を始め、前部マスト燈12が使
用時の位置Aに来てリミットスイッチLS1 が作動する
と旋回用モータ14が停止してアーム7の旋回がストッ
プするようにし、又、逆に前部マスト燈12の点滅用ス
イッチをOFFにして消燈させると、旋回用モータ14
が逆転駆動を始めてアーム7が格納位置の方向へ旋回
し、前部マスト燈12が格納時の位置Bに来てリミット
スイッチLS2 が作動すると、旋回用モータ14が停止
するようにして、リモートコントロールされるようにす
る。
【0013】なお、前部マスト燈12の点滅は、前部マ
スト燈12が使用時の位置に来てリミットスイッチLS
1 が作動したときに点燈し、又、格納時の位置に来てリ
ミットスイッチLS2 が作動したときに消燈するような
回路構成としてもよい。
【0014】更に、上記アーム7の先端部には、フック
16を備えた吊上げ装置15を吊り下げ、該吊上げ装置
15にかけたロープ17をAフレーム8上の吊上下用の
ウインチ18に巻き取り、該ウインチ18の操作により
荷物の吊り上げ下げができるようにして小容量のクレー
ンとして使用できるようにする。19は後部マスト燈で
ある。
【0015】前部マスト燈12を使用するときは、点滅
用スイッチをONにして旋回用モータ14を起動させ、
アーム7をリミットスイッチLS1 が作動するまで旋回
させる。
【0016】前部マスト燈12が使用時の位置となる甲
板3の前方位置に来てリミットスイッチLS1 が作動す
ると、旋回用モータ14が停止してアーム7は前方へ延
びた姿勢で止められる。これによりアーム7の先端の取
付部材13上の前部マスト燈12から発せられる燈火に
より夜間の船舶の動行、所在を示すことができる。
【0017】次に、昼間で前部マスト燈12を消燈して
使用しないときは、消燈することにより旋回用モータ1
4を逆転させて格納させ、格納位置でアーム7がリミッ
トスイッチLS2 に接すると、該リミットスイッチLS
2 が作動して旋回用モータ14を停止するので、アーム
7は前部マスト燈12の格納位置で止められる。
【0018】これによりアーム7は甲板3上で舷方向へ
向けられて前方へ張り出し位置することがないので、船
舶の美観もよくなり、又、格納したアーム7は甲板3上
に支持台等で支持させておけば、船舶の航行時に揺動す
ることを防止することができる。
【0019】アーム7の先端にフック16を有する吊上
げ装置15を装備した構成として小容量のクレーンとし
て使用できるようにした場合は、前部マスト燈12を使
用時の位置にある状態において、フック16を吊り上げ
下げさせたり、アーム7を巻上下用のウインチ9で起伏
動させることにより荷役作業を行わせることが可能とな
り、簡単な荷役作業を専用のクレーンを用意して行うこ
とを省略することができる。
【0020】なお、上記実施例では、アーム7の先端部
に吊上げ装置15が装備されている場合を示したが、吊
上げ装置15を装備せず、アーム7は前部マスト燈12
の支持用としてのみ使用することができるようにしても
よい。この場合は、アーム7を起伏させる必要がないの
でアーム7の基端部を旋回フレーム5に固定し、更に、
巻上下用のウインチ9やAフレーム8等をすべて排除し
た構成とすることができる。
【0021】かかる構成としても、前部マスト燈12の
支持は前記実施例の場合と同じである。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の船舶の前部マ
スト燈支持装置によれば、最上層の甲板の前端部に、旋
回フレームを設置して、該旋回フレームに、所要長さの
アームの基端部を取り付け、又、該アームの先端部に、
前部マスト燈を設置し、旋回フレームとともにアームを
旋回させることにより前部マスト燈を使用時の位置から
格納時の位置まで移動させることができるようにしてあ
るので、前部マスト燈はアームの長さ分だけ配置位置を
ずらすことができ、しかも旋回できることから、後部マ
スト燈との間を船舶の全長の1/2以上離すことが容易
となって前部マスト燈の配置が楽になると共に、不使用
時には格納できることから、格納しておくことにより船
の美観を良くすることができ、更に、アームの先端部に
吊上げ装置を装備して小容量のクレーンとして使用でき
るようにすれば、簡易な荷役作業もできる、という優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した船舶の概略側面図である。
【図2】本発明の船舶の前部マスト燈支持装置の一実施
例を示すもので、図1のII部の拡大図である。
【図3】図2の平面図である。
【符号の説明】
3 甲板 5 旋回フレーム 7 アーム 9 巻上下用のウインチ 12 前部マスト燈 13 取付部材 14 旋回用モータ 15 吊上げ装置 16 フック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶の最上層となる甲板の前端部に、旋
    回フレームを旋回できるように設置し、該旋回フレーム
    に、所要長さのアームの基端部を取り付け、且つ該アー
    ムの先端部に、前部マスト燈を設置し、前部マスト燈を
    アームを介して移動させられるようにしたことを特徴と
    する船舶の前部マスト燈支持装置。
  2. 【請求項2】 アームの基端部を旋回フレームに起伏可
    能に取り付けて巻上下用ウインチにより起伏できるよう
    にし、且つ上記アームの先端部に吊上げ装置を装備した
    請求項1記載の船舶の前部マスト燈支持装置。
JP5822295A 1995-02-23 1995-02-23 船舶の前部マスト燈支持装置 Pending JPH08230776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5822295A JPH08230776A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 船舶の前部マスト燈支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5822295A JPH08230776A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 船舶の前部マスト燈支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08230776A true JPH08230776A (ja) 1996-09-10

Family

ID=13078059

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5822295A Pending JPH08230776A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 船舶の前部マスト燈支持装置

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JP (1) JPH08230776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100941518B1 (ko) 2009-09-24 2010-02-10 강성복 항로표시장치

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