JPH08230344A - グラビア印刷を行なうための方法および装置 - Google Patents

グラビア印刷を行なうための方法および装置

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JPH08230344A
JPH08230344A JP8016833A JP1683396A JPH08230344A JP H08230344 A JPH08230344 A JP H08230344A JP 8016833 A JP8016833 A JP 8016833A JP 1683396 A JP1683396 A JP 1683396A JP H08230344 A JPH08230344 A JP H08230344A
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    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/10Intaglio printing ; Gravure printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラビア印刷版が廉価で印刷機械内で直接製
造可能であるとともに、画線部形成の位置決め精度を向
上させるグラビア印刷のための方法および装置を提供す
ること。 【解決手段】 転写される最大インキ量以上の受容能力
を有する基礎的網目を備えたグラビア印刷基版から形成
され、消去および再使用可能であるグラビア印刷版を用
いたグラビア印刷を行なうための方法であって、グラビ
ア印刷基版1の基礎的網目の凹状部を、液状化可能な物
質を用いて均等に充填する工程2と、画線部に応じて充
填材料を凹状部から除去する工程3と、グラビア印刷版
にインキを塗布する工程4、およびこれに続くグラビア
印刷による印刷工程6と、印刷工程の後にグラビア印刷
基版1を再生する工程7,8、および再び凹状部を均等
に充填する工程2とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写される最大イ
ンキ量以上の受容能力を有する基礎的網目を備えたグラ
ビア印刷基版から形成され、消去および再使用可能であ
るグラビア印刷版を用いたグラビア印刷のための方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】グラ
ビア印刷は、版表面よりも低くなっているセルを用いて
印刷を行なう印刷方法であり、この方法においては、印
刷版にインキを完全に塗布した後、表面から印刷インキ
が拭き取られる。そして、印刷インキがセルのみに残さ
れる。印刷版としては、銅メッキをしたスチール胴、空
洞部を備えロッドが嵌合された胴等が用いられ、胴に巻
回された銅板が使用される場合も多い。
【0003】この印刷方法では、インキが塗布された後
に、ドクターブレードにより印刷版表面からインキが拭
き取られるので、純粋な表面印刷を実施することができ
ない。また、画像全体が、線、点、あるいは網点に分解
される必要がある。個々のセルの深度および面積が異な
っているために、セルが受容する印刷インキ量が異な
り、これにより、印刷画像は画線部の個々の箇所におい
て異なったインキ強度を有する。
【0004】グラビア印刷版の製造には、今日様々な方
法が用いられている。例えば深度を変えられる方法で
は、濃縮した塩化(第2)鉄溶液を顔料ゼラチン層にゆ
っくりと浸透させる腐食の原理が使われている。銅の印
刷版上に転写された顏料は、硬化したゼラチン層から形
成され、このゼラチン層はポジフィルムの色調段階(階
調)に対応している。また、彫刻法は、ラインごとに画
線部およびテキストを光素子で走査し、それと同時に彫
刻ヘッドで印刷版を彫刻することを特徴とする。この方
法で特に強調すべき点は、印刷版の銅層に高エネルギの
電子線によりセルを形成することである。この電子線は
真空内で基版に向けられて照射され、画線部に応じて版
材除去を実行する。このように彫刻された印刷版では、
彫刻の際に深度と面積を変えられる網目を備えることが
可能である。
【0005】同様に高出力のレーザ光線を用いて、セル
を形成することも可能である。この場合、留意すべき点
は、レーザ光線のエネルギーを基版に確実に吸収させる
ために適切な手段を取らなければならないということで
ある。特に、銅は特殊な予備的な処置を施さなければ、
レーザ光線を大部分反射してしまうからである。
【0006】さらに、ドイツ公開公報DE-27-48-062号に
は、彫刻された印刷版の製造方法が記載されている。こ
の方法では、第1に、表面に同じ深度と面積を有する凹
状部が均等に設けられたグラビア印刷基版を用意する。
次に、この彫刻された表面を、全ての凹状部が充填され
るように感光性材料で覆う。その後、印刷基版は所定の
画線部に応じて写真的に露光され、露光された領域が重
合化される。そして、未露光部分が洗い流され、これに
より、印刷基版に画線部が形成される。全てのグラビア
印刷方法に当てはまることであるが、印刷版の画線部領
域は非画線部領域よりも低い位置にあるということが、
一般的に認められている。特に、ドクターブレードを用
いたグラビア印刷の場合には、網目が一様な高さの垂片
部から形成され、この垂片部により画線部領域が区画さ
れるとともに、ドクターブレードを案内する面が規定さ
れる。この際、印刷工程ごとに固有の版を有する版胴
(印刷インキごとに、所定の印刷ページに対応する1つ
の版胴)が必要となる。これらの胴は、印刷の寸法に応
じて必要な胴の周長を有するように形成される。グラビ
ア印刷機あるいは輪転印刷機を稼動する際には、適切な
版胴がその都度交換される。このような胴に関しては、
例えば幅が200cmのものは、今日およそ800kgの重さを有
する。しかし、上述の方法は印刷機の外部でしか実行で
きないので、版の交換には大きな機械的な経費が必要と
なる。さらに、これらの製造方法はどれも電気メッキ、
被覆、露光および現像といった製造工程を有するので、
大掛かりな、とりわけ化学的な処置を施こすことなし
に、同じ印刷版を再使用することは不可能である。さら
に、多くの場合には、耐用寿命を延ばすために、画線部
に応じた腐食や彫刻、すなわち版材の除去を実行した後
で、クロムメッキを行なう。
【0007】印刷を繰り返す際に、印刷版を保管する場
合には、原則的に全ての胴を保管する場所を準備する必
要がある。さらに、印刷版の製造は、特に電気メッキ処
置が必要な場合には、非常に手間がかかるとともに、高
価となる。さらに、有毒な汚泥が発生することも、環境
的観点から問題がある。
【0008】これに対して、ドイツ公開公報DE-38-37-9
41-C2 号に公開されているグラビア印刷版の製造方法で
は、画線部の形成を印刷機械の内部で直接行なえるばか
りでなく、印刷版の画線部を印刷機械内で消去し、新た
な画線部形成のための準備をすることが可能となってい
る。さらに、この方法では、転写される最大インキ量以
上の受容能力を有する網目を備えた印刷基版が製造され
る。印刷機械内では、画素転写機構のノズルを用いて、
あるいは画線部と相関関係を有する熱転写によって、画
素強度情報に反比例した量の熱加塑性プラスチック材料
が凹状部内に注入され、凹状部の受容容積が低減され
る。すなわち、グラビア印刷版の画線部形成のために、
他の方法とは逆の方法で、画線部に応じて充填材料が塗
布されるのである。そして、印刷機械内では、印刷後
に、熱可塑性プラスチック材料が熱源によって液状化さ
れ、クリーナおよび/あるいは(エア)ブラスト装置あ
るいは吸引装置によって、版胴から再び除去される。
【0009】しかし、充填材料を画線部に応じて塗布す
るという方法には、画線部形成の位置決め精度に関する
問題点がある。垂片部上に載った充填材料を完全に凹状
部内に注入することも不可能ではない。しかし、注入さ
れた充填材料全体が望ましい方法で、凹状部の受容容積
の減少に適正に寄与するように、充填材料が完全に凹状
部内に注入される必要がある。
【0010】本発明は、グラビア印刷版が廉価で印刷機
械内で直接製造可能であるとともに、画線部形成の位置
決め精度を向上させるグラビア印刷のための方法および
装置を提供することを主な課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
に記載された方法、および請求項25に記載された前記
方法を実施するための装置によって解決される。
【0012】上記の手段により、典型的な工程を有する
サイクルが繰り返されることで、グラビア印刷版を保管
する場所を維持する必要がなくなる。
【0013】本発明による方法およびこの方法の実施の
ための装置のもう一つの特別な利点は、グラビア印刷基
版の損耗が補償されることである。これは、グラビア印
刷版上に塗布された充填材料内に形成される画線部の最
大深度が、塗布を行なう前の状態の基版の基礎的網目の
本来の深度よりも明らかに小さいためである。すなわ
ち、網目の深度は垂片部の損耗によって小さくなるが、
それにもかかわらず、画線部の最大深度が、網目の深度
より小さい状態が長期間にわたって維持される。従っ
て、基版の垂片部を、グラビア印刷版の表面に対してで
きるだけ垂直になるように形成するのが好適である。
【0014】本発明の有利な形態に関しては、下位の請
求項に記載されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施の形態
および変形例を、図を参照して説明する。図は、非常に
図式化して描かれている。図1は、本発明による方法を
実施する機構の基本構成を示す図である。図2は、使用
されるグラビア印刷基版の表面を示す詳細図である。図
3は、グラビア印刷版の表面から、走査線ごとに、画線
部に応じて、液状化可能な充填材料をレーザ光線強度に
比例して除去(アブレーション)する工程を示す図であ
る。図4は、本発明による装置の1つの実施の形態を示
す図である。図5は、充填材料塗布装置を示す図であ
る。図6は、画線部に応じた除去を行なうための、吸収
作用を用いた画素転写機構を示す図である。図7は、画
線部に応じた除去を行なうための、画素転写機構用マイ
クロミラーの配列構造を示す図である。図8および9
は、図7に示された画線部に応じた除去を実施するため
の機構を示す図である。
【0016】印刷基版1の画線部形成は、本発明による
方法および装置により、印刷機械内で直接行なうことが
可能である。画線部が形成されたグラビア印刷版は、簡
単な方法で印刷機械内で消去されるとともに、新たな画
線部形成のために準備可能となる。
【0017】図1に示されるように、転写される最大イ
ンキ量以上の受容能力を有する基礎的網目を備えた、印
刷版形成前のグラビア印刷基版1は、第1に、充填材料
塗布装置により、液状化可能な物質を用いて充填される
(充填工程2)。充填材料としては、熱可塑性プラスチ
ック、ワックス(溶融型)、ラックニス、あるいは反応
性システムとも称され非常に高い耐摩性を特徴とする網
状化可能なポリマー溶融体あるいはポリマー溶液などが
用いられる。次に、グラビア印刷版の表面がおおよそ平
坦にされる。その後、充填された物質が、画素転写機構
の熱エネルギーの作用によって、画線部に応じて凹状部
から除去(アブレーション)される(除去工程3)。そ
して、グラビア印刷版は、インキ塗布装置によりインキ
を塗布され(インキ塗布工程4)、グラビア印刷により
被印刷物5に印刷が行なわれる(印刷工程6)。
【0018】印刷工程6の後、グラビア印刷版の表面か
ら残留インキが除去され、再生工程7が実行される。液
状化可能な充填材料は基版の凹状部から完全に融出され
る(再生工程8)のが好適であり、その後凹状部が再び
均等に充填される。液状化した物質を基版の凹状部から
融出させる工程は、熱源および/あるいはエアブラスト
装置または吸引装置によって可能となる。
【0019】図2には、垂片部9を備えた印刷版形成前
の胴10が示されている。垂片部9は、胴の円筒状の表
面上に、所定の角度でらせん状に形成されている。垂片
部は、今日の網グラビアに対応する距離を有して、互い
に離間しているのが好適である。80個/cmの網目に対し
て、上記の距離は125ミクロン程度となる。しかし、ド
クターブレードに認識される程度のたわみが見られず、
そのたわみが垂片部9の過剰な損耗を招かずに、垂片部
9がドクターブレードを確実に案内する限りにおいて
は、垂片部間の距離がもっと大きくなる場合もありう
る。グラビア印刷基版1は、通常、少なくとも垂片部表
面に関しては耐摩性がある。例えば、印刷基版1が、ク
ロムあるいは酸化チタンでコーティングされている場合
もあれば、元来セラミック製で非常に堅固な場合もあ
り、および/あるいはドクターブレードが印刷の際に特
定の液状フィルム上で滑らかに移動するように、特定の
凹凸を備えている場合もある。
【0020】グラビア印刷基版1の垂片部9間の凹状部
が、熱可塑性プラスチックからなる液状化された充填材
料で充填された後、図3に示されるように、外部ドラム
露光装置と対照をなし、特にレーザー光線21による熱
エネルギー効果を用いた画素転写機構により、グラビア
印刷版20上に、画線部に応じて画素が形成される。こ
の際、NdYAGあるいはNdYLFレーザを使用するのが好適で
あり、このレーザ光線は音響光学的変調器を経て多段階
の強度(23)に変調される。この際、グラスファイバ
製のレンズを経て、レーザ光線22はグラビア印刷基版
1に導かれ、基版上に集束される。注意すべき点は、セ
ルの大きさが約2/10mmを超えないということである。す
なわち、画線部に応じた除去(アブレーション)工程3
を実行すると、2/10mmを越えると垂片部が現れるが、こ
の際、垂片部は、インキ用のドクターブレードを案内す
るためのものではなく、印刷の際にセルからインキを全
て排出させるように機能する。従って、本来のグラビア
印刷のセルよりも小さな画素に対して位置決めがなさ
れ、その結果1つのセルがそれぞれ多数の画素から形成
されることになる。
【0021】さらに、充填されたグラビア印刷基版1を
高速回転させて、除去すべき充填材料の一部を気化させ
るとともに、遠心分離させることにより、画線部に応じ
た除去工程3を支援することが可能である。
【0022】また、別の有利な方法として、グラビア印
刷基版1を完全な胴として作らずに、熱容量を小さくす
るように、層状に構成する方法がある。すなわち、グラ
ビア印刷基版1の基礎的網目を載せている厚さ数10mm
の表面層と、基礎胴との間に、例えばグラスファイバで
補強された炭素素材から成る断熱層を設けるのである。
この場合、液状化可能な充填材料として使われる熱可塑
性プラスチックとしては、樹脂、合成ワックスあるいは
天然ワックスが用いられる。
【0023】図4には、本発明による方法を実施するた
めの装置の好適な実施の形態が示されている。
【0024】グラビア印刷機械の内部には、液状化可能
な充填材料を、グラビア印刷基版1を載せているグラビ
ア印刷胴10に直接塗布するための装置11が作動可能
に取り付けられている。この装置11の好適な実施の形
態が、図5に示されている。この塗布装置11は、グラ
ビア印刷基版1の表面に向かって開くとともに、加熱用
カートリッジ11bが組込まれた容器11aを有して構
成されている。装置11は加熱され、粒状体として充填
あるいは補充可能である融解した熱可塑性プラスチック
11cを含む。融解物11cは重力および毛管現象によ
って、グラビア印刷基版1の表面に送られるとともに、
基礎的網目の凹状部内に侵入する。この場合、重力の代
わりにポンプを用いた空気圧または液圧を利用すること
も可能である。そして、グラビア印刷基版1と液状化可
能な充填材料の塗布装置11との間の狭い間隙(スリッ
ト)に、毛管現象的および流体力学的な力が作用し、充
填するのにちょうど必要な量の充填材料が供給される。
【0025】この実施の形態の変形例における構成で
は、図5に示されるように、装置11に対して二つの繰
形部11d、11eが設けられている。一方の繰形部1
1eは、グラビア印刷版胴10の回転方向から見て、グ
ラビア印刷基版1と充填材料塗布装置11との間の狭い
間隙の前方に配置され、もう一方の繰形部11dは後方
に配置されている。間隙の後方に配置された繰形部11
dは、精密な案内部材あるいは支持部材を用いて、胴1
0に対して非常にわずかな距離(1/100mm以下)だけ離
間して保持され、充填材料の粘性を調整するために加熱
可能に形成されている。これにより、流体力学的な力が
有効に作用し、基礎的網目の凹状部が完全に充填される
のが保証される。さらに、この繰形部11dの後端部は
鋭く形成されていて、間隙から充填材料がきれいに排出
されるようになっている。また、前方に配置された繰形
部11eは、版胴10に対してより大きな距離(100分
の2,3mm以上10分の1,2mm以下)で保持されているので、
それに伴って大きくなる間隙には充填材料が満たされる
が、流体力学的な力の作用は弱くなる。この工程、およ
び断熱性の印刷基版表面を加熱して予備的に充填するこ
とにより、繰形部11dの領域で行なわれる本来の充填
の準備工程が実施される。
【0026】液状化可能な物質11cは加熱された状態
で、グラビア印刷基版1上に過度に塗布される場合もあ
る。この場合、充填材料が冷却されてから、着脱自在な
ドクターブレード12を用いて、余剰部分をグラビア印
刷基版1から除去することができる。すなわち、ドクタ
ーブレードでかき取る、および/あるいは研磨して除去
する。また、ドクターブレード12は、交換可能となっ
ている。熱可塑性プラスチックの冷却後、グラビア印刷
基版1の表面は充填された状態で仕上げ研磨が行われ、
表面の凹凸がなくなるように調整される。
【0027】そして、充填されたグラビア印刷基版1の
画線部に応じた除去工程3が終了した後、インキ塗布装
置13によって、インキが塗布される。この工程では、
チャンバドクターを使用するのが好適である。これは、
チャンバドクターの方が従来のインキ塗布装置よりも胴
の周囲に場所を取らず、その他の工程が実施される際
に、グラビア印刷胴10から簡単に離脱させることがで
きるためである。また、インキを塗布する間において
は、充填材料塗布装置11、ドクターブレード12、画
素転写機構(例えばレーザー光線21)およびその他の
装置は、インキやインキの噴霧からの保護のため、当
然、グラビア印刷胴10から離脱可能となっている。
【0028】図4に示されるように、グラビア印刷、特
に間接的な(オフセット)グラビア印刷においては、圧
胴14に押圧されて被印刷物5が印刷される。オフセッ
トグラビア印刷では、版胴から直接的に紙上に印刷が実
施されるのではなく、版胴と紙との間に平坦なゴム表面
で覆われたローラが介在する。このローラが転写ローラ
として機能することで、版胴を被印刷物から離間するこ
とが可能となる。従来の直接的なグラビア印刷では、版
胴と被印刷物との間の印刷間隙において、これら2つの
固い素材が接触するので、この際に、一方の素材、すな
わち被印刷物が、印刷版をこすり取る効果を有してお
り、この効果に対抗するために、版胴用に、固い素材が
必要となる。しかし、オフセットグラビア印刷では印刷
間隙が2つになり、それぞれの間隙において、固い素材
と柔らかい素材が接触することになる。さらに、版胴
が、こすり取る効果を有する紙に直接的に接触すること
がない。これにより、版材の耐久性を減少させることな
しに、より柔らかい素材を版材として使用することが可
能となる。また、版胴上で損耗するもう一つの部分であ
るドクターブレード近傍部分に関しては、ドクターブレ
ードが、固い素材から形成される垂片部によって案内さ
れるが、熱による除去に適した柔らかい充填材料には、
印刷工程時においては接触しない。従って、この手段を
用いることで、本発明によって形成されるグラビア印刷
版の耐用寿命が著しく向上することになる。
【0029】必要な版を印刷した後、特に超音波クリー
ニング装置という形態をとり、チャンバドクターと同様
に着脱自在のシステムとして形成された再生装置15を
用いて、グラビア印刷版から、残留インキが取り除かれ
るとともに、液状化可能な充填材料がグラビア印刷基版
1の基礎的網目の凹状部から除去される。これにより、
(充填工程2、画線部に応じた除去工程3、インキ塗布
工程4、印刷工程6、再生工程7、8)というサイクル
が新たに開始可能となる。
【0030】超音波クリーニング装置は、少なくとも2
つの異なったレベルで稼動することが可能である。低い
超音波エネルギおよび/あるいは液体対応のレベルで
は、インキのみが融解されて、残留インキの除去が実行
される。また、高い超音波エネルギおよび/あるいは他
のクリーニング媒体に対応するレベルでは、部分的ある
いは全体的に充填材料の除去が実行される。
【0031】本発明のさらにもう一つの重要な利点は、
従来のグラビア印刷に対して明らかに向上した画質、特
にテキスト再生の質的向上である。この点は、2つの垂
片部間距離の範囲内で、画線部形成のための解像度(分
解能)が、例えば500本/cmを有することで可能となる。
すなわち、テキストがこのような高い解像度で走査され
るので、従来のグラビア印刷の場合よりもはるかにシャ
ープな文字縁部を実現することが可能となる。一般的
に、優れたテキスト再現のための解像度の下限はおよそ
400本/cmとされている。従来のグラビア印刷版の形成
は、最大120本/cmの解像度で行なわれているので、多少
とも小さな点を伴うシャープな縁部は垂片部によって分
断されたように見えることがあり、そのためにグラビア
印刷による文字は常にいわゆる鋸歯的な形態を有してい
る。
【0032】画線部において、個々の画素深度が200段
階まで変化するグラビア印刷と同じレベルのグレースケ
ールを実現するには、二次元的に、すなわち面積を変更
できる露光装置を用いて、少なくとも1000本/cmで記録
する必要がある。本発明は、この2次元的な記録方法に
も原理的には適している。しかし、ここでは、面積を変
えられる網目形成と、従来の、すなわち深度を変えられ
る網目形成との混合形態、いわゆるハイブリッド網目形
成が用いられている。この網目は、例えば500本/cmで記
録可能であり、個々の点は多くの深度段階を有してい
る。500本/cmの解像度を例に取ると、この場合、5つの
異なった深度(0%,25%,50%,75%,100%)が用いられてい
る。これによって得られるハーフトーン(中間階調)レ
ベルは、1000本/cmの解像度で2つの深度(0または100
%)のみを有する場合、あるいは100本/cmの解像度で深度
が101段階に変えられる場合と同様である。また、10の
異なった深度を用いると、その場合の情報量は100本/cm
で記録した場合の250段階のグレースケールに匹敵す
る。また、現在の密度(階調)情報は、256段階の解像
度が典型的に用いられているが、1つの分解点につき明
らかに256よりも小さい段階、すなわち約10段階くらい
を有することが多いハイブリッド網目形成の型式に階調
情報を換算するためには、印刷の前段階において周知の
方法であるディザ法あるいはランダム的走査に基づいた
「誤差分散」の技術が用いられる。通常、これらの方法
には、バイナリ走査が用いられるが、3以上の段階を有
する走査にも拡張可能である。特に、画素を異なる深度
を有するように形成することで、2から256の間の多
段階の走査が可能となる。
【0033】従来のグラビア印刷では、20ミクロンから
40ミクロンの間にあるセルの最大深度を減少させるため
に、顔料率の高い、特に水性インキが用いられている。
セル深度をこのように減少させることの利点は、指定さ
れたインキの密集度を高めるために必要である画線部形
成出力をより小さくできることと、紙に浸入する水分が
少なくなり、これにより、乾燥速度が著しく大きくなる
ことである。
【0034】グラビア印刷版の損耗は、画線部形成のた
めの最大のセル深度が印刷版形成前のグラビア印刷基版
の凹状部深度よりも著しく小さいことで補償される。凹
状部の深度が垂片部の摩耗によって小さくなっても、画
線部形成のためのセル深度が凹状部深度よりも小さな状
態が長期間にわたって維持される。このために、垂片部
はできるだけ垂直な壁部を有するように形成される必要
がある。垂片部の厚みが増して凹状部が狭くなること
は、技術的には露光工程の際に、その時々の容積特性曲
線を導出して、それに応じた補正を行うことで補償され
る。
【0035】本発明による手段に関しては、様々な有利
な変形例が考えられる。前述のような垂片部がらせん状
に取り付けられているグラビア印刷基版の代わりに、従
来の製版の際に用いられていたのと同様の、凹状部が規
則的に配置された基版を用いることも可能である。凹状
部の大きさには、今日用いられているような精細な網目
の80ミクロンのものから、面積からいって網目が非常に
大きな、例えば1mmあるいはそれ以上のものまで様々な
ものがある。また、版の凹状部は、特に多色刷りの場合
に、モアレが形成されるのを防ぐために、規則的に配置
せず、ランダム的に配置することも可能である。ランダ
ム配列は、例えば従来の腐食のために使用されているゼ
ラチンを、交差スクリーンの代わりに、干渉性レーザー
光線によって形成される細点を用いて露光することによ
り実現される。この場合、充填材料としては、5%のカー
ボンブラックを混合したワックスを用いるのが好適であ
る。
【0036】グラビア印刷版の再生は、高圧水流を用い
ても行なうことが可能である。このためには、欧州特許
公報EP-9-310-798号で既に公開されている機構が用いら
れている。このような機構は、グラビア印刷版に向かっ
て開口し、印刷版上にガイドされたパッキンによって周
囲から隔離されている、二重壁を備えたチャンバを有し
て構成されている。内部には、ノズルが設置されてお
り、このノズルにより水が高圧でグラビア印刷版の表面
に噴出される。そして、チャンバ外部の被覆された領域
からは水分が吸収され、この処置の後、グラビア印刷版
は、きれいに乾燥した状態にされる。
【0037】上記の高圧水流クリーニング装置は、少な
くとも二つの異なったレベルで作動される。低い水圧お
よび/あるいは低い水温のレベルでは、主に残留インキ
の除去が実行される。また、高い水圧および/あるいは
高い水温レベルでは、部分的あるいは完全に充填材料が
除去される。
【0038】上記の高圧水流クリーニング装置では、基
礎クリーニングあるいは中間クリーニングのいずれが行
なわれるかに応じて、異なった圧力および温度パラメー
ターが設定される。付着している汚れや残留インキのみ
の中間クリーニングは、50゜C以下の比較的低い温度お
よび数バールの小さな圧力の下で実施される。基礎クリ
ーニングが実施される場合は、軟化あるいは融解が生じ
る範囲の温度および30バールの圧力が用いられる。ク
リーニング用の水には、界面活性剤のような薬剤および
反応を高めるための微粒子などが添加される場合もあ
る。
【0039】グラビア印刷基版の凹状部の充填は塗布ロ
ーラによっても実行することが可能である。このローラ
は貯蔵された充填材料を吸着して塗布するように機能
し、グラビア印刷版胴に対して逆方向に回転するのが好
適である。そして、充填材料を塗布した後は、ドクター
ブレードを使ってこすり取りを行なう。ドクターブレー
ドの角度が負であるのが好適であり、この場合、ドクタ
ーブレードはナイフのように切断を実行する。特に、ド
クターブレードを加熱することも可能である。さらに、
グラビア印刷版を、充填前および充填中、およびドクタ
ーブレードによるかき取りを実行する間においても、電
磁誘導により加熱することも可能である。印刷版の再
生、充填およびドクターブレードによるかき取りは、版
胴の同一回転中に実施可能である。
【0040】熱可塑性プラスチックが用いられる場合
は、赤外線源あるいは加熱空気等の熱効果とともに、毛
管現象によって熱可塑性プラスチックを凹状部から吸収
する例えば高吸収性の紙、あるいはエアブラスト装置あ
るいは吸引装置等を使用することが可能である。
【0041】また、充填材料を除去することなしに、グ
ラビア印刷版に付着している汚れやインキのみをクリー
ニングして、前の画線部形成の際に除去された版材部分
の再充填を行うことも可能である。この際、基版に対す
る完全な消去は、指定されたサイクル数が終了してから
実行される。
【0042】充填材料としては、さらにフォトポリマー
を用いることも可能である。フォトポリマーはレーザー
光線によって硬化され、水を用いて現像される。あるい
は、多層に塗布して中間乾燥を行うことで、連続的に凹
状部の完全な充填を実施するラックニス、あるいはすで
に述べた反応システム等も充填材料として用いられる。
充填材料は、例えばカーボンブラックなどを添加するこ
とで、使用される光線に対して感光性を有するようにな
る。
【0043】グラビア印刷版の表面は充填された後、研
磨あるいは加熱されたドクターブレードを用いたかき取
りによって平滑にされる。また、加熱空気を噴射した
り、画線部に応じた除去を行なうためのレーザ光線の強
度を小さくして用いることで、印刷版を平滑にすること
も可能である。レーザ光線を用いた印刷版の平滑化は、
画線部に応じた除去に比べてはるかに小さな出力で照射
され、溶融のみが生じるので、通常の画線部形成の過程
で実施することが可能である。
【0044】単一のレーザ光線、とりわけ高エネルギレ
ーザ光線の代わりに、複数の光線を並行使用することも
可能である。光源としては、例えば半導体レーザ、特に
複数の半導体レーザから構成されるレーザアレイ、Nd
YAGレーザ、CO2レーザ、COレーザなど加熱効果
のある全てのレーザ光源が対象となる。また、フォトポ
リマーを充填する際には、紫外線あるいは、アルゴンレ
ーザのように青色のレーザ光線を用いる必要がある。そ
して、高い分解能が要求されていない場合には、版材の
除去工程を実施するために、光源の代わりに、電気的腐
食あるいは高圧水流等の方法を適用することも可能であ
る。
【0045】また、画線部に応じて切断された吸収性材
料(吸取り紙など)を用いることも可能である。この方
法に関しては、図6に詳細に示されている。基盤は複数
の層からなるフィルム30’から形成されている。この
フィルムでは、吸収性材料30a(吸取り紙など)が、
非吸収性材料30b上に載せられている。フィルム切断
技術において通常実施されているように、CAD切断プ
ロッタを用いて不要領域が切断されて除去される。次
に、フィルム30’は、充填された基版が取り付けられ
ているグラビア印刷版胴10上に接触される。そして、
加熱ローラー31により、フィルム30’はグラビア印
刷版胴上に熱転写される。吸収性のフィルム素材が載る
部位では、毛管現象によって充填材料が吸収され、ま
た、非吸収性材料と接触する部位では、充填材料が吸収
されない。これにより、画線部の区画32が実現され
る。なお、この場合の区画は、フルトーンおよび白い紙
領域の2つの形態間で現れるものである。
【0046】また、画線部に応じた版材の除去は、マイ
クロミラーアレイ40を用いても実施可能である。この
ようなアレイ40の構造が、図7に示されている。この
ようなアレイ40の典型的な例は、20ミクロンx20ミク
ロンの面積を典型的に有する、個々に電気的に傾斜可能
である複数のマイクロミラー41から構成されている。
これらのミラーは、1000x2000個のマトリクス内に配列
されている。
【0047】図8および図9は、画線部に応じて版材の
除去を行なうための、画素転写機構用のミラーアレイ4
0の構造を示したものである。ミラーアレイ40は、高
エネルギのアーク灯42によって均等に照明され、レン
ズ43を通して、約1の倍率で印刷版表面44上に、20
00個のマイクロミラーからなるアレイ40の辺部が版胴
の回転方向に対して垂直になるように結像される。この
辺部が、画線部のラインを確定する。画素は、この際、
ミラーが幾何学的に結像されるフィールドとして規定さ
れる。1つのミラー面として、隣のミラーにまで至る隣
接する結像しない周辺部領域の半分が属している。マイ
クロミラーは、結像レンズの絞りが指定する立体角内で
反射可能である位置にある場合には、ミラー上に照射さ
れたエネルギを、版胴および画素に対して反射する。版
胴が回転すると、2000の画素からなる画線部のラインが
同時に記録される。ミラーは、その面積の50%以上が画
素上に結像されると、 画素に対するエネルギの照射を
実行する。この際、版胴上の固定された画素ラインに対
応するミラーアレイ40上のラインは移動する。すなわ
ち、版胴が回転するにつれて、次第にミラーアレイの多
くのラインが1つの画素ラインに対応するのである。
(図9)
【0048】好適な電子機器(主にマルチエレメント=
シフトレジスタ)を用いて、ライン移動に同期した画線
部データの出力が実施される。この場合、画線部データ
は最初のラインに対して入力され、版胴の回転と同期し
て、画線部データは1ラインごと下方にシフトされ、そ
の都度画線部データの最新のラインが最初のラインに入
力される。このような移動の最中に、ミラーは常にオン
かオフの状態にある。従って、それぞれの画素は0から1
000段階までのエネルギを保有することが可能となる。
例えば、最大エネルギ量の4/10のエネルギ量を有する画
素に対してエネルギを照射する場合には、この移動中に
おいてミラーからエネルギが反射される間に、400のミ
ラーが「オン」になり、600のミラーが「オフ」になっ
ている。ミラー要素41からのレーザ光線の反射は、グ
ラビア印刷版表面44の回転と同期して、シフトレジス
タに対応して変更される。これにより、版表面44上へ
のミラーアレイ40の結像全般にわたって、固有の感光
データ値を有する画素に対する印刷版表面44上での対
応するエネルギ照射が維持されることになる。また、ミ
ラーのオン/オフ配置は任意に設定可能であるが、方法
論的に設定することも可能である。
【0049】原理的には、グラビア印刷基版1の基礎的
網目の個々の凹状部よりも小さな画素に関しては、画線
部に応じた除去工程3において、任意に位置決めするこ
とが可能である。この場合、特に画線部に応じた除去工
程3は、主に基礎的網目に対して独立して実行される。
しかし、画線部に応じた除去を基礎的網目に適合させる
こと、すなわち基礎的網目に対して一定の幾何学的な関
係を持たせることも可能である。理想的な場合には、画
線部に応じた除去により、方法上必然的である基礎的網
目の凹状部のそのままの形成を実現する。
【0050】胴が1回転すると、印刷ヘッドが1000画素
分シフトして、新たなサイクルが開始される。もう1つ
の方法としては、印刷ヘッドを、版胴が1回転する間に
ヘッドが1000画素分シフトするように継続的に移動させ
ることも可能である。
【0051】前記の実施の形態は、全てグラビア印刷機
械内部において、本発明による方法を実施するためのも
のであるが、当然、前記の方法は、印刷機械の外部にお
いても実施可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施する機構の基本構成を
示す図である。
【図2】使用されるグラビア印刷基版の表面を示す詳細
図である。
【図3】グラビア印刷版の表面から、走査線ごとに、画
線部に応じて、液状化可能な充填材料をレーザ光線強度
に比例して除去する工程を示す図である。
【図4】本発明による装置の1つの実施の形態を示す図
である。
【図5】充填材料塗布装置を示す図である。
【図6】画線部に応じた除去を行なうための、吸収作用
を用いた画素転写機構を示す図である。
【図7】画線部に応じた除去を行なうための、画素転写
機構用マイクロミラーの配列構造を示す図である。
【図8】図7に示された画線部に応じた除去を実施する
ための機構を示す図である。
【図9】図7に示された画線部に応じた除去を実施する
ための機構を示す図である。
【符号の説明】
1 グラビア印刷基版 2 充填材料塗布工程 3 画線部に応じた除去工程 4 インキ塗布工程 6 印刷工程 7,8 再生工程 9 垂片部 10 版胴 11 充填材料塗布装置 11d,11e 繰形部 12 ドクターブレード 13 インキ塗布装置 15 再生装置 20 グラビア印刷版 21 レーザ光線(画素転写機構) 30’,30a フィルム(フィルム材料) 40 マイクロミラーアレイ 41 マイクロミラー要素 44 グラビア印刷版表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー・シュタメ ドイツ国・D−86179・アウクスブルク・ ピロールシュトラーセ・1ベー (72)発明者 アンドレアス・シラー ドイツ国・D−86415・メリング・レオン ハルトシュトラーセ・70 (72)発明者 ハンス・フライシュマン ドイツ国・D−86165・アウクスブルク・ デルヒンガー・シュトラーセ・43アー

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写される最大インキ量以上の受容能力
    を有する基礎的網目を備えたグラビア印刷基版から形成
    され、消去および再使用可能であるグラビア印刷版を用
    いたグラビア印刷を行なうための方法であって、 グラビア印刷基版(1)の前記基礎的網目の凹状部を、
    液状化可能な充填材料を用いて充填材料塗布装置(1
    1)によって均等に充填する工程(2)と、 画素転写機構(21)によって、画線部に応じて、充填
    材料を前記凹状部から除去する工程(3)と、 画線部に応じて走査されたグラビア印刷版(20)に、
    インキ塗布装置(13)によりインキを塗布する工程
    (4)、およびこれに続くグラビア印刷による印刷工程
    (6)と、 印刷工程の後にグラビア印刷基版(1)を再生する工程
    (7,8)、および再び凹状部を均等に充填する工程
    (2)とを有するグラビア印刷を行なうための方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のグラビア印刷を行なうた
    めの方法において、 流体力学的な力、特に毛管現象により、液状化可能な充
    填材料が、液状化した状態で、グラビア印刷基版(1)
    の基礎的網目の凹状部に充填されることを特徴とするグ
    ラビア印刷を行なうための方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のグラビア
    印刷を行なうための方法において、 液状化可能な充填材料が、液状化された状態で、前記グ
    ラビア印刷基版(1)に過剰に塗布され、凝固した後
    に、ドクターブレード(12)により、過剰な部分が前
    記グラビア印刷基版(1)から除去されることを特徴と
    するグラビア印刷を行なうための方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のグラビア
    印刷を行なうための方法において、 液状化可能な充填材料の過剰な部分が凝固する前にドク
    ターブレード(12)によりグラビア印刷基版(1)か
    ら除去されることで、充填材料が、液状化した状態で、
    基礎的網目の深度と同じ深さを有して前記グラビア印刷
    基版(1)上に塗布されることを特徴とするグラビア印
    刷を行なうための方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のグラビア印刷を行なうた
    めの方法において、 前記グラビア印刷基版(1)の基礎的網目の完全な充填
    が、多層の塗布および中間乾燥を連続的に行なうことで
    実施されることを特徴とするグラビア印刷を行なうため
    の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のグラビア印刷を行なうための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)が、熱エネルギが作用す
    ることで実施されることを特徴とするグラビア印刷を行
    なうための方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のグラビア印刷を行なうための方法において、 充填材料が塗布された前記グラビア印刷基版(1)が高
    速回転されて、除去されるべき版材の一部が気化される
    とともに、遠心分離されることで、画線部に応じた除去
    工程(3)が支援されることを特徴とするグラビア印刷
    を行なうための方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載のグラビア印刷を行なうための方法において、 前記グラビア印刷基版(1)が、充填材料が塗布された
    状態で再び研磨されることを特徴とするグラビア印刷を
    行なうための方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載のグラビア印刷を行なうための方法において、 グラビア印刷版(20)へのインキ塗布が、チャンバド
    クターを用いて実行されることを特徴とするグラビア印
    刷を行なうための方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 間接的な(オフセット)グラビア印刷で、印刷が行なわ
    れることを特徴とするグラビア印刷を行なうための方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 グラビア印刷版(20)のインキ塗布を行なうために、
    顔料率の高い、特に水性インキが用いられることを特徴
    とするグラビア印刷を行なうための方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 印刷サイクル(充填材料の塗布工程(2)、画線部に応
    じた除去工程(3)、インキ塗布工程(4)、印刷工程
    (6)、再生工程(7,8))ごとに、印刷基版(1)
    の再生工程(7,8)で、先に実行されるグラビア印刷
    版(20)上の残留インキのクリーニング(7)と、前
    記基礎的網目の凹状部からの液状化可能な充填材料の完
    全な除去とを実行することを特徴とするグラビア印刷を
    行なうための方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 グラビア印刷基版(1)の再生工程(7,8)に関して
    は、所定数のサイクル(充填材料の塗布工程(2)、画
    線部に応じた除去工程(3)、インキ塗布工程(4)、
    印刷工程(6)、再生工程(7))が経過するごとに、
    前記基礎的網目の凹状部からの液状化可能な充填材料の
    完全な除去が実施され、完全な除去が実施される間のサ
    イクルでは、画線部に応じた除去工程(3)で除去され
    た液状化可能な充填材料のみが再び充填されることを特
    徴とするグラビア印刷を行なうための方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 前記液状化可能な充填材料として、熱可塑性プラスチッ
    クが用いられることを特徴とするグラビア印刷を行なう
    ための方法。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 前記液状化可能な充填材料として、フォトポリマーが用
    いられることを特徴とするグラビア印刷を行なうための
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 前記液状化可能な充填材料として、ラックニスが用いら
    れることを特徴とするグラビア印刷を行なうための方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 前記液状化可能な充填材料として、網状化可能なポリマ
    ー溶融体あるいはポリマー溶液(反応システム)が用い
    られることを特徴とするグラビア印刷を行なうための方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし請求項17のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)を実施するために、画線
    部に応じて切断されたフィルム(30’)が用いられ、
    該フィルムが既に充填されたグラビア印刷基版(1)上
    に熱転写され、この画線部に応じて配置された吸収性の
    フィルム材料(30a)により、グラビア印刷基版
    (1)の基礎的網目の凹状部から充填材料が吸い出され
    ることを特徴とするグラビア印刷のための方法。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし請求項17のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)を実施するために、均等
    に照射されるとともに画素単位として傾斜可能であるマ
    イクロミラー要素(41)から構成され、グラビア印刷
    版表面(44)上に結像されるマイクロミラーアレイ
    (40)が用いられ、 マイクロミラー要素からの光線の反射が、シフトレジス
    タにより、グラビア印刷版表面(44)の回転に同期し
    て変更され、 これにより、印刷版表面(44)上へのミラーアレイ
    (40)の結像全般にわたって、それぞれ固有の感光デ
    ータ値を有する画素に対する印刷版表面(44)上での
    対応するエネルギ照射が維持されることを特徴とするグ
    ラビア印刷を行なうための方法。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし請求項19のいずれか
    に記載のグラビア印刷を行なうための方法において、 グラビア印刷セルよりも小さな画素が、前記印刷版表面
    上に形成され、これにより、グラビア印刷セルが複数の
    画素から構成されることを特徴とするグラビア印刷を行
    なうための方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のグラビア印刷を行な
    うための方法において、 画素に対して、2から256までの多段階の深度で、版
    材の除去が実行されることを特徴とするグラビア印刷を
    行なうための方法。
  22. 【請求項22】 請求項20記載のグラビア印刷を行な
    うための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)において、グラビア印刷
    基版(1)の基礎的網目の凹状部よりも小さな画素が位
    置決めされ、この位置決めが網目に対して独立に実行さ
    れることを特徴とするグラビア印刷を行なうための方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項20記載のグラビア印刷を行な
    うための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)において、グラビア印刷
    基版(1)の基礎的網目の凹状部よりも小さな画素が位
    置決めされ、これらの画素が、基礎的網目に対して特定
    の幾何学的な関連を有するように配置されることを特徴
    とするグラビア印刷を行なうための方法。
  24. 【請求項24】 請求項20記載のグラビア印刷を行な
    うための方法において、 画線部に応じた除去工程(3)において、方法上必然的
    である基礎的網目の凹状部のそのままの形成が実現され
    ることを特徴とするグラビア印刷を行なうための方法。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載された方法を実行する
    ために形成された、グラビア印刷を行なうための装置で
    あって、 転写される最大インキ量以上の受容能力を有する基礎的
    網目を備えた回転するグラビア印刷基版(1)に対し
    て、回転方向において、液状化可能な充填材料を塗布す
    る塗布装置(11)と、 グラビア印刷版(20)の表面上において、画線部に応
    じた除去工程(3)を実行するための画素転写機構(2
    1,30,40)と、 インキ塗布装置(13)と、 グラビア印刷基版(1)の基礎的網目のための再生装置
    (15)とを有して構成されていることを特徴とするグ
    ラビア印刷を行なうための装置。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 グラビア印刷基版(1)が、スリーブ状に形成されてい
    ることを特徴とするグラビア印刷を行なうための装置。
  27. 【請求項27】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 液状化可能な充填材料を塗布するための塗布装置(1
    1)には、グラビア印刷基版(1)と塗布装置(11)
    との間隙において、版胴(10)の回転方向から見て、
    前方および後方にそれぞれ繰形部(11d,11e)が
    設けられ、 前記間隙の後方に配置された繰形部11dには、鋭い後
    端部が形成され、この繰形部11dが、版胴(10)に
    対して非常に狭い間隙(1/100mm以下)をおいて保持さ
    れ、 前記間隙の前方に配置された繰形部11eが、版胴(1
    0)に対して、より大きな距離(100分の2,3mmから10分
    の1,2mm)をおいて保持されることを特徴とするグラビ
    ア印刷を行なうための装置。
  28. 【請求項28】 請求項1記載の方法に使用されるグラ
    ビア印刷基版において、 前記基礎的網目が、該印刷基版の円筒状の表面上に所定
    の角度でらせん状に形成された垂片部(9)を有して構
    成されていることを特徴とするグラビア印刷基版。
  29. 【請求項29】 請求項1記載の方法に使用されるグラ
    ビア印刷基版において、 該印刷基版が、層状に形成され、 少なくとも、基礎的網目を備えた表面層と支持胴との間
    に、断熱層が挿入されていることを特徴とするグラビア
    印刷基版。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のグラビア印刷基版に
    おいて、 前記断熱層が、グラスファイバ強化炭素素材から形成さ
    れていることを特徴とするグラビア印刷基版。
  31. 【請求項31】 請求項28ないし請求項30のいずれ
    かに記載のグラビア印刷基版において、 垂片部(9)が、グラビア印刷版の表面に対して、ほぼ
    垂直に形成されていることを特徴とするグラビア印刷基
    版。
  32. 【請求項32】 請求項1記載の方法に使用されるグラ
    ビア印刷基版において、 規則的なセル(錘体)形状の基礎的網目が形成されてい
    ることを特徴とするグラビア印刷基版。
  33. 【請求項33】 請求項1記載の方法に使用されるグラ
    ビア印刷基版において、 ランダム的に形成された凹状部から、基礎的網目が構成
    されていることを特徴とするグラビア印刷基版。
  34. 【請求項34】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 再生装置(15)として、超音波クリーニング装置が用
    いられていることを特徴とするグラビア印刷を行なうた
    めの装置。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 前記超音波クリーニング装置が、少なくとも2つの異な
    ったレベルで稼動可能であり、 低い超音波エネルギおよび/あるいは液体対応のレベル
    では、インキのみが融解されて、残留インキの除去が実
    行され、 また、高い超音波エネルギレベルでは、部分的あるいは
    全体的な基礎的網目の凹状部からの充填材料の除去が実
    行されることを特徴とするグラビア印刷を行なうための
    装置。
  36. 【請求項36】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 再生装置(15)として、高圧水流クリーニング装置が
    用いられていることを特徴とするグラビア印刷を行なう
    ための装置。
  37. 【請求項37】 請求項36記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 前記高圧水流クリーニング装置が、少なくとも2つの異
    なったレベルで稼動可能であり、 低い水圧および/あるいは低い水温レベルでは、残留イ
    ンキの除去が実行され、 また、高い水圧および/あるいは高い水温レベルでは、
    部分的あるいは全体的な基礎的網目の凹状部からの充填
    材料の除去が実行されることを特徴とするグラビア印刷
    を行なうための装置。
  38. 【請求項38】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 前記画素転写機構として、熱エネルギを作用させる、レ
    ーザ光線(21)、特に高出力のレーザ光線が用いられ
    ることを特徴とするグラビア印刷を行なうための装置。
  39. 【請求項39】 請求項38記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 複数の半導体レーザから構成される半導体レーザ装置が
    備えられていることを特徴とするグラビア印刷を行なう
    ための装置。
  40. 【請求項40】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 前記画素転写機構として、グラビア印刷基版(1)の充
    填された基礎的網目上に熱転写可能であるとともに、画
    線部に応じて切断された、吸収性のフィルム(30)が
    用いられていることを特徴とするグラビア印刷を行なう
    ための装置。
  41. 【請求項41】 請求項25記載のグラビア印刷を行な
    うための装置において、 前記画素転写機構として、マイクロミラーアレイ(4
    0)が用いられていることを特徴とするグラビア印刷を
    行なうための装置。
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