JP2002503572A - 多色刷り用の印刷ユニットと少なくとも1つの塗工ユニットを備えた枚葉紙輪転印刷機 - Google Patents

多色刷り用の印刷ユニットと少なくとも1つの塗工ユニットを備えた枚葉紙輪転印刷機

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JP2002503572A
JP2002503572A JP2000532275A JP2000532275A JP2002503572A JP 2002503572 A JP2002503572 A JP 2002503572A JP 2000532275 A JP2000532275 A JP 2000532275A JP 2000532275 A JP2000532275 A JP 2000532275A JP 2002503572 A JP2002503572 A JP 2002503572A
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fed rotary
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rotary printing
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ライナー・シュタメ
ウルリッヒ・ユング
フランツ−ペーター・リッヒター
ディートマー・シュタール
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エム・アー・エヌ・ローラント・ドルックマシーネン・アクチエンゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F23/00Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
    • B41F23/08Print finishing devices, e.g. for glossing prints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2227/00Mounting or handling printing plates; Forming printing surfaces in situ
    • B41P2227/70Forming the printing surface directly on the form cylinder

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は多色刷り用の印刷ユニットと少なくとも1つの塗工ユニットを備えた枚葉紙輪転印刷機に関するものである。本発明の目的は、この塗工ユニットが汎用的に利用可能とされ、かつ装備交換時間が短縮される上述したタイプの枚葉紙輪転印刷機を提供することである。 【解決手段】 この目的のために、本発明は圧胴10と、版胴12と、アプリケータローラ13を有する調量システム14とを具備する塗工ユニット2,3を備えている。前記アプリケータローラ13は、版胴12の胴溝と適合する円切片を有し、かつ版胴12と少なくとも同じ大きさを有するとともにグラビア印刷の粗組版として再現させることができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主請求項の上位概念に基づく、多色刷り用の印刷ユニットと少なく
とも1つの塗工ユニットを備えた枚葉紙輪転印刷機に関する。
【0002】 このような種類の枚葉紙輪転印刷機は欧州第 0 620 115 号特許公報から公知 である。被印刷体をインライン塗工するために少なくとも2つのコーティングユ
ニットが設けられている。この場合、枚葉紙走行方向で見て前置されているほう
のコーティングユニットはフレキソ印刷ユニットとして、凸版印刷用の版を支持
していて枚葉紙を案内する圧胴と接触している版胴と、版胴と接触した塗布(塗
工)のためのスクリーン目のあるアプリケータローラと、塗工液供給のための供
給ポンプおよび塗工液フィードバックのための吸引ポンプと接続されている当接
可能なチャンバドクターとともに構成されている。
【0003】 この場合の欠点は、あらためて塗工ジョブを行うときに版胴の版を交換しなく
てはならず、場合によっては当初のスクリーンローラを異なる吸水容積をもつス
クリーンローラと交換することになる。版の交換は手動式でも自動式でもコスト
高になり、そのうえ装備交換に起因する印刷機の運転中断時間が生じてしまう。
【0004】 独国特許第 195 03 951 号公開公報より、グラビア印刷のための方法と装置が
公知である。これによれば基本網目としてのグラビア原版の凹点(スクリーンセ
ル)を液化可能な物質を使って塗布装置で均等に充填可能であり、次いで画点転
移装置によって画像に応じて充填物質を凹点から摘出可能であり、こうして画像
に応じてスクリーン模様をつけられたグラビア版に塗布システムによって塗布可
能であり、次いでグラビア印刷で印刷を行うことができる。印刷工程が終わると
グラビア原版の上にグラビア版を再生可能であり、続いて凹点を再び充填可能と
なる。
【0005】 本発明の課題は、冒頭に述べた種類の枚葉紙輪転印刷機であって、上述した欠
点を回避し、印刷ユニットおよび特に少なくとも1つの塗工ユニットで汎用的に
利用可能であり、しかも装備交換時間が明らかに低減するものを提供することで
ある。
【0006】 この課題は請求項1および13の構成要件によって解決される。発展形は従属
請求項に記載されている。
【0007】 本発明による解決法は、多色刷りの製作に加えて少なくとも1つのインライン
塗工を被印刷体に施すことを可能にする。このときインライン塗工は(塗工液量
の調量による)被印刷体への公知の塗布に加えて、インライン塗工による画像に
応じた(絵柄拘束的な)有利なインライン画像付けとして実行可能である。
【0008】 有利には制御卓で制御される枚葉紙輪転印刷機はそのために印刷ユニットに加
えて少なくとも1つの塗工ユニットを有しており、この塗工ユニットは少なくと
も枚葉紙案内胴、版胴、ならびに調量システムで形成されており、調量システム
はグラビア原版としてスクリーン目のあるアプリケータローラまたはグラビア原
版としての版胴そのものを備えている。
【0009】 さらに本発明による解決法は、塗工ユニットでのインライン塗工を可能にする
とともに、別個の装置で枚葉紙輪転印刷機の外部でアプリケータローラ上または
版胴上にグラビア版を製作することを可能にする。
【0010】 この場合、こうした別個の装置は印刷ユニットおよび/または塗工ユニットの
隣または上に別個に配置可能である。グラビア版を製作するための、塗工ユニッ
トと別個の装置との間のアプリケータローラや版胴の交換は、手作業で、または
有利には操作システムを用いて実行可能である。代替案としてはこの原理を多色
刷りの印刷ユニットにも転用可能であるが、これは当該印刷ユニットがグラビア
版として版胴を有している場合(直接グラビア印刷)またはグラビア版としてア
プリケータローラを有している場合(間接グラビア印刷)に限られる。つまりグ
ラビア版を製作するための別個の装置は、多色刷り用の少なくとも1つの印刷ユ
ニットの隣または上にも配置可能である。
【0011】 たとえば塗工ユニットの上側では、この上にグラビア版を製作するための別個
の装置を配置可能である。別個の装置には操作システムとしてたとえば産業用ロ
ボットを隣接して配置し、この産業用ロボットはアプリケータローラまたは版胴
を塗工ユニットの保持部から外してグラビア版を製作するための別個の装置にこ
れを供給し、ないしは別個の装置からそれぞれの保持部に返却する。
【0012】 さらに別の構成では、グラビア版を製作するための別個の装置にはさらにロー
ラ/胴貯蔵部としてのカートリッジが配置される。このとき操作システムはアプ
リケータローラまたは版胴をやはり保持部から取り外し、アプリケータローラま
たは版胴をカートリッジに供給し、ないしはカートリッジからそれぞれの保持部
へ返却する。このときアプリケータローラまたは版胴の上でのグラビア版の製作
はカートリッジの内部で別個の装置によって実現可能である。
【0013】 このカートリッジはもっとも単純な形としては、アプリケータローラおよび/
または版胴を一時的に保管しておくためのローラ/胴保持部としても利用可能で
ある。さらにカートリッジは複数のアプリケータローラおよび/または版胴を受
容するためのものとしても施工可能である。カートリッジ内部における(ローラ
/胴のための)貯蔵スペースのレイアウト、および/または操作システムの作動
ならびにグラビア版を製作する別個の装置の作動は、有利には連結された制御卓
から制御可能である。このときカートリッジは、グラビア版を製作する別個の装
置や保管位置に関して必要となるローラ/胴の整理も実現する。
【0014】 操作システム、カートリッジ、および別個の装置は塗工ユニットへの配置に限
定されるものではなく、むしろこれらのモジュールを少なくとも1つの印刷ユニ
ットの隣または上、特に上方に配置することも実現可能である。
【0015】 調量システムとしては複数の構成が適している。たとえば第1の構成では調量
ローラがスクリーン目のあるアプリケータローラに(ダブルローラ機構として)
配置され、このようにして形成されたローラ間隙に塗工液を供給する。第2の構
成では、塗工液の循環システムと連結されたチャンバドクターがスクリーン目の
あるアプリケータローラに配置される。最後に第3の構成では、スクリーン目の
あるアプリケータローラに少なくとも1つの水元ローラが配置される。備蓄容器
から塗工液が汲み出されてローラ間隙に供給される。
【0016】 スクリーン目のあるアプリケータローラ自体は凹点(スクリーンセル)および
基本網目としてのウェブを備えたグラビア原版として構成されている。塗工ユニ
ットのシングルサイズの版胴との関連では、このスクリーン目のあるアプリケー
タローラは少なくともこれと同じ直径か、またはこれよりも大きな直径で構成さ
れる。部分的に繰り返される印刷ジョブのため、有利には、アプリケータローラ
の直径をシングルサイズの版胴の偶数部分に合わせて構成する。
【0017】 版胴は、塗工液を受容する被覆ならびに有利には胴ギャップを有している。版
胴の胴ギャップと実質的に適合して、スクリーン目のあるアプリケータローラは
部分円周の円切片のところで平らに湾曲した面をローラ円周部に有しており、こ
の部分円周は2つの構成で施工可能である。
【0018】 第1の構成では、ウェブの上側エッジと同じ高さに位置する部分円周が平滑な
面(基本網目なし)であり、第2の構成ではすでに述べた基本網目が設けられて
いてこの基本網目は平坦な面を得るために材料で完全に充填されている。
【0019】 一つの構成では、スクリーン目のあるアプリケータローラに、基本網目の凹点
に液化可能な物質を充填するための供給装置と、基本網目の凹点から画像に応じ
て(絵柄拘束的に)物質を取り除くための除去装置と、グラビア版を再び基本網
目(グラビア原版)に再生するための再生装置とが配置される。この構成では、
塗工ユニットはインライン画像付け用ならびにインライン塗工用として利用可能
である。
【0020】 さらに別の構成では、スクリーン目のあるアプリケータローラが塗工ユニット
の外部で上述した再生装置、供給装置、および除去装置によって塗工絵柄に応じ
て画像付け可能であるとともに、引き続いて版胴と調量システムが配置されてい
る塗工ユニットに装入可能である。
【0021】 本発明の第1の利点は、スクリーン目のあるアプリケータローラをインライン
画像付けし、引き続いて塗工ユニットでインライン塗工する場合には、版胴にあ
る版の交換が不要になることで根拠づけられる。それによって装備交換時間を短
縮することができ、塗工ユニットをより汎用的に使用可能である。スクリーン目
のあるアプリケータローラの画像付けを塗工ユニットの外部で行うと、特に、印
刷機の停止時間なしにグラビア版を製作可能であり、引き続いて塗工ユニットの
貯蔵場所でアプリケータローラを交換ないし装入するだけでよいという利点があ
る。
【0022】 本発明のさらに別の利点は、画像に応じた塗工の際に塗工液をフォーマットに
準じて被印刷体に塗布可能であることで根拠づけられる。それによって余剰の塗
工液がローラや胴に隆起するのを防止することができる。所望の画像付けはいつ
でも再生可能である。それでも、たとえば硬化の早い塗工液の場合に塗工液が隆
起した場合には、これを自動的に除去可能である。したがってスクリーン目のあ
るアプリケータローラの上で塗工液が硬化するという可能性は、基本網目を露出
させることによって防止可能である。
【0023】 しかも画像に応じて塗工することで、たとえば部分的に異なる層厚を製作する
ことによって、印刷絵柄ないし塗工絵柄の範囲内でさまざまな光沢効果ないし光
沢度を得ることができる。さらに、たとえば均等、段階的、かつ/または別々の
塗工厚ならびに部分的塗工を円周方向でも横方向でも実現可能である。
【0024】 再生装置、供給装置、および除去装置を使用することで、スクリーン目のある
アプリケータローラの凹点を少なくとも周期的に基本網目(グラビア原版)に戻
すことが可能である。
【0025】 塗工ユニットは、たとえばフレキソ印刷インキ、顔料含有性の効果印刷インキ
、分散塗料など異なる塗工液の処理を可能にし、このとき特に水性ベースの塗工
液が適用される。
【0026】 塗工ユニットは直接式または間接式のグラビア印刷で運転可能である。多色刷
り用の印刷ユニットはオフセット印刷ユニットおよび/または直接式または間接
式のグラビア印刷ユニット、有利にはフレキソ印刷ユニットとして構成される。
【0027】 次に実施形態を参照しながら本発明を詳しく説明する。図面は模式的に次のも
のを示している。
【0028】 図1と図2はそれぞれ枚葉紙輪転印刷機のバリエーションを示している。印刷
機は直列型の複数の印刷ユニット1、有利にはオフセット印刷ユニットを備えて
構成されており、このときシート状の被印刷体の搬送方向で見て第1の塗工ユニ
ット2と第2の塗工ユニット3が印刷ユニット1の後方に配置されている。塗工
ユニット2,3の間には、加工されるべき被印刷体を乾かすために乾燥ユニット
4が配置されている。第2の塗工ユニット3の後方には排紙装置5が配置されて
おり、排紙装置は特に枚葉紙を排紙パイル6に積み上げる循環する搬送システム
7で形成されている。
【0029】 オフセットユニットの印刷ユニット1は基本的に版胴8と、ブランケット胴9
と、枚葉紙を案内する圧胴10とで構成されている。版胴8にはインキ装置が配
置されており、場合によってはさらに湿し装置が版胴8に隣接しているが、これ
に関してはここではこれ以上立ち入らないことにする。印刷ユニット1と塗工ユ
ニット2,3ならびに乾燥ユニット4の間には、それぞれ枚葉紙を案内する搬送
胴11が被印刷体を搬送するために配置されている。
【0030】 第1の塗工ユニット2は、たとえば水性ベースの顔料を含んだ分散塗料を加工
するためのコーティングユニットとして構成されており、圧胴10と、圧胴10
と接触させることが可能で被覆21を支持している、胴ギャップ22を備えた版
胴12と、第1の調量システム14とでできている。この調量システム14は、
版胴12と接触させることが可能なスクリーン目のあるアプリケータローラ13
、ならびにこのアプリケータローラ13と機能的に接続しているチャンバドクタ
ー15によって形成されている。
【0031】 第2の塗工ユニット3は、同じくたとえば水性ベースの分散塗料を加工するた
めのコーティングユニットとして構成されており、やはり圧胴10と、圧胴10
と接触させることが可能で被覆21を支持している、胴ギャップ22を備えた版
胴12と、第2の調量システム14とでできている。この調量システム14は、
版胴12と接触させることが可能なスクリーン目のあるアプリケータローラ13
、ならびにダブルローラ機構としての調量ローラ16によって形成されている。
調量システム14は、塗工液を循環させるための別個に制御可能なそれぞれ1つ
の循環システムと連結可能である。
【0032】 スクリーン目のあるアプリケータローラ13は、凹点(スクリーンセル)とウ
ェブとを有している基本網目を備えたグラビア原版である。このときアプリケー
タローラ13は版胴12に関して同一の大きさの直径で構成されている。さらに
アプリケータローラ13の円周は、版胴12の胴ギャップ22と実質的に適合し
て、部分円周の円切片23のところで平らに湾曲した面をローラ円周部に有して
いる。円切片23自体の合同な構成に加えて、アプリケータローラ13と版胴1
2が同じ速度である場合には、胴ギャップ22に対して合同な円切片23の進行
が行われる。版胴12は圧縮性のある被覆21を支持しており、この被覆は有利
には加工されるべき塗工液を受容する性質を備えている。
【0033】 第1の構成では、少なくとも1つの塗工ユニット2,3の範囲内でアプリケー
タローラ13に次のものが円周側に配置されている。 − アプリケータローラ13のグラビア原版(基本網目)の凹点に液化可能な物
質25を充填するための供給装置19。 − この物質25を凹点から画像に応じて取り除いてグラビア版を製作するため
の除去装置20、たとえばレーザ27。 − 洗浄液29を用いてアプリケータローラ13をグラビア原版(基本網目)に
再生する(残っている物質25を消す)ための再生装置18。
【0034】 第2の構成では、塗工ユニット2および/または3の外部に供給装置19、除
去装置20、ならびに再生装置18が配置されている。このときスクリーン目の
あるアプリケータローラ13はそれぞれの塗工ユニット2,3の外部で画像付け
可能であり、次いでグラビア版として相応の塗工ユニット2,3の保持部(ロー
ラ支承部)に装入可能である。
【0035】 代替案としては、スクリーン目のあるアプリケータローラ13の外部で画像付
けされたグラビア版がスリーブとして構成されており、スリーブ技術でローラ基
体に軸方向で張渡し可能ないし取外し可能である。この場合、アプリケータロー
ラ13はスリーブとしてのグラビア版とともにやはりそれぞれの塗工ユニット2
,3のローラ支承部に装入可能であり、もしくはスリーブとしてのグラビア版を
塗工ユニット2,3の内部で、固定されたローラ基体に張渡し可能ないし取外し
可能である。
【0036】 代替案としては、すでに画像付けされたグラビア版またはまだ画像付けしてい
ないグラビア版をプレートとしてアプリケータローラ13に装着可能である。こ
の場合、クランプ溝は版胴12の胴ギャップ22に対して適合して配置されると
ともにカバー可能であって、このカバーは円切片23と同じく平らに湾曲したロ
ーラ円周部の面である。一つの発展形では、クランプ溝に液化可能な物質25を
充填可能である。再生装置18を用いて物質25を再び除去することができる。
【0037】 図3から図5には、個々に塗工ユニット2および/または3に選択的に配置さ
れる調量システム14のさまざまな施工形態が示されている。さらにこの調量シ
ステム14は、フレキソ印刷ユニットとして構成されている多色刷り用の印刷ユ
ニット1での使用にも適している。
【0038】 図3では、チャンバドクター15がスクリーン目のあるアプリケータローラ1
3と接触した状態で描かれている。チャンバドクター15のケーシング内部へは
、わずかな過圧を備えた循環システムの塗工液を供給可能ないし排出可能である
。版胴12は圧縮性のある被覆21として、弾性的で全面的かつ有利には柔軟な
凸版(レリーフなし)を支持している。アプリケータローラ13の回転方向24
で見て版胴12との接触箇所の後には再生装置18、供給装置19、および除去
装置20がアプリケータローラ13に配置されている。
【0039】 図4では、調量システム14はスクリーン目のあるアプリケータローラ13、
およびニップロール原理で作動する調量ローラ16で形成されている。このよう
に形成されたダブルローラ機構はローラ間隙(アプリケータローラ13/調量ロ
ーラ16)に上から塗工液が供給され、このとき端面側では余剰の塗工液が排出
可能である。版胴12はこのとき圧縮性のある被覆21として後述する性質を備
えた平版、たとえばブランケットを支持している。再生装置18、供給装置19
、および除去装置20の配置は図3と同様である。代替案としては調量ローラ1
6に容器31を配置することも可能であり、それによって調量ローラ16は水元
ローラの機能を引き受ける。そうすればローラ間隙に上から塗工液を供給する作
業は不要となる。
【0040】 最後に図5では、塗工液を入れた容器31に含浸する水元ローラ17がスクリ
ーン目のあるアプリケータローラ13と接触した状態で示す調量システム14が
描かれている。版胴12は被覆21として印刷フィルムを支持している。
【0041】 使用する被覆21は、相応の調量システム14に限定されるものではない。
【0042】 前置された印刷ユニット1に由来する印刷インキが被覆21へ分離して移るこ
とが考えられるが、これを回避ないし低減するために被覆21はこの印刷インキ
を排除するが塗工液は受容する性質を備えている。代替案としては版胴12およ
びその被覆21に、被覆21を洗浄するための洗浄装置が配置される。有利には
この洗浄装置は吸引部とともに横に移動するスプレー洗浄装置であり、この吸引
部は有利には塗工プロセスのあいだ被覆21を紙から分離した印刷インキから守
り、もしくは洗浄し、もしくは少なくとも湿潤させる。
【0043】 枚葉紙輪転印刷機の内部では少なくとも1つの塗工ユニット2または塗工ユニ
ット3が多色刷り用の印刷ユニットと機能的に接続されている。この印刷ユニッ
ト1はこのときオフセット印刷ユニットおよび/またはフレキソ印刷ユニットと
して構成される。 これによって次のような配置が得られる。 − 少なくとも1つの塗工ユニット2,3は多色刷り用の印刷ユニット1(オフ
セット印刷ユニットおよび/またはフレキソ印刷ユニット)の間に配置可能であ
る。 − 少なくとも1つの塗工ユニット2,3は多色刷り用の印刷ユニット1(オフ
セット印刷ユニットおよび/またはフレキソ印刷ユニット)の手前に配置可能で
ある。 − 少なくとも1つの塗工ユニット2,3は多色刷り用の印刷ユニット1(オフ
セット印刷ユニットおよび/またはフレキソ印刷ユニット)の後に配置可能であ
る。
【0044】 図示しない別の構成では、凹点を有している基本網目を備えたグラビア原版と
しての版胴12が調量システム14に一体化される。この場合、調量システム1
4はアプリケータローラ13を必要とせず、選択的にチャンバドクター15、調
量ローラ16、または水元ローラ17として版胴12に当接可能に構成される。
版胴12は隣接する圧胴10を基準として少なくともシングルサイズの直径を有
している。この版胴12には、基本網目の凹点に液化可能な物質25を充填する
ための供給装置19と、画像付けの目的のために凹点からこの物質25を画像に
応じて取り除くための除去装置20と、版胴12の凹点を再びグラビア原版に再
生させるための再生装置18とが隣接して配置されている。
【0045】 このとき版胴12は胴ギャップ22の中へ移動可能なカバーを有しており、圧
胴10は円周側に包絡円から突出する枚葉紙案内手段を支持している。
【0046】 グラビア原版としてのスクリーン目のあるアプリケータローラ13、またはグ
ラビア原版としての版胴12は、一つの実施形態では塗工ユニット2,3から取
外し可能またはあらためて装入可能である。この場合、塗工ユニット2,3の外
部および/またはフレキソ印刷ユニットとして構成された多色刷り用の印刷ユニ
ット1の外部には供給装置19、除去装置20、および再生ユニット18が一つ
の装置18,19,20として配置される。この装置18,19,20では、取
り出したアプリケータローラ13または版胴12を配置することによって、画像
に合わせてスクリーン模様をつけられたグラビア版をアプリケータローラ13ま
たは版胴12に製作可能である。
【0047】 さらに別の構成では、多色刷り用の少なくとも1つの印刷ユニット1が枚葉紙
輪転印刷機の内部で少なくとも1つの塗工ユニット2,3ならびに調量システム
14とともにフレキソ印刷ユニットとして構成されて、フレキソ印刷ユニットと
してのこの印刷ユニット1が、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版とし
てのスクリーン目のあるアプリケータローラ13を具備するようになっている。
このアプリケータローラ13は、ローラ円周部の平らに湾曲した面をもつ部分円
周の円切片23において、版胴12の胴ギャップ22に対して実質的に適合して
構成されている。版胴12はフレキソ印刷インキを受容するための被覆21を支
持している。このアプリケータローラ13には、基本網目の凹点に液化可能な物
質25を充填するための供給装置19と、画像付けの目的のために凹点からこの
物質25を画像に応じて取り除くための除去装置20と、アプリケータローラ1
3の凹点を再びグラビア原版に再生させるための再生装置18とが配置されてい
る。
【0048】 代替案としては、多色刷り用の少なくとも1つの印刷ユニット1が枚葉紙輪転
印刷機の内部で少なくとも1つの塗工ユニット2,3ならびに調量システム14
とともにフレキソ印刷ユニットとして構成されて、フレキソ印刷ユニットとして
のこの印刷ユニット1が、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版としての
版胴12を具備するようになっている。この版胴12は枚葉紙を案内する圧胴1
0を基準として少なくともシングルサイズの直径を有している。この版胴12に
は、基本網目の凹点に液化可能な物質25を充填するための供給装置19と、画
像付けの目的のために凹点からこの物質25を画像に応じて取り除くための除去
装置20と、版胴12の凹点を再びグラビア原版に再生させるための再生装置1
8とが配置されている。
【0049】 作用方式は基本的には次のとおりである。すなわち、多色刷り用の印刷ユニッ
ト1の後、手前、または間には塗工ユニット2,3を個々または複数に配置可能
である。このことは、裏面印刷ユニットとしての印刷ユニット1、および/また
は枚葉紙搬送方向で見て前置された反転装置を備えている印刷ユニット1をも具
備している。たとえば枚葉紙搬送方向で見て第1の印刷ユニットに前置された塗
工ユニット2(または3)は、被印刷体の全面的または部分的な上塗り被覆を実
施可能である。各印刷ユニット1の間に配置された塗工ユニット2(または3)
では、たとえば印刷側の全面的な上塗り被覆を実現可能であり、次いで枚葉紙の
反転を行い、続いてさらに別の印刷ユニット1への供給を行うことができる。印
刷ユニット1に後置された塗工ユニット2,3では、たとえば第1の塗工ユニッ
ト2で全面的または部分的なコーティング(水性ベースの分散塗料)を被印刷体
に塗布可能であり、次いで第2の塗工ユニット3で部分的な(分散塗料に浮遊す
るように沈積している)別のコーティングをたとえば金色ワニスを塗布可能であ
る。
【0050】 被印刷体を塗工するため、その都度使用する調量システム14には塗工液が供
給される。それぞれの塗工ユニット2,3に装入されるべきスクリーン目のある
アプリケータローラ13は内部または外部で画像付けされる。このとき(有利に
はセラミックローラである)スクリーン目のあるアプリケータローラ13は、基
本網目としてのグラビア原版である。
【0051】 画像付けは、図6に示すようにアプリケータローラ13の回転方向24で次の
ようなステップで行われる。すなわち供給装置19に、グラビア原版の凹点に液
化可能な物質25を充填する。回転方向24で供給装置19は、ウェブの表面に
ある余剰の物質25を掻き落す掻取り部材26を具備している。物質25は硬化
する。除去装置20は特にレーザ27を具備しており、このレーザは(塗工の絵
柄に依存して)物質25から画像に応じて除去部30を露出させ、それによって
本来のグラビア版が出来あがる。次いで、スクリーン目のあるアプリケータロー
ラ13の上のこのグラビア版に調量システム14によって塗工液を満たし、塗工
液を量的かつ絵柄に合わせて版胴12の被覆21に転移し、圧胴10上を案内さ
れる被印刷体に圧縮ニップでさらに転移させる。グラビア版が不要になると、も
しくはグラビア版の再生が必要になると、再生装置18によって洗浄液29が物
質25に塗布され、物質25を凹点から吸引によって(洗浄液29を含めて)ケ
ーシング28の内部に取り除く。スクリーン目のあるアプリケータローラ13は
再びグラビア原版に戻り、あらためて画像付けをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの塗工ユニットと別々の調量システムを備えた枚葉紙輪転印
刷機の外略構成図である。
【図2】 2つの塗工ユニットと同一の調量システムを備えた枚葉紙輪転印
刷機の外略構成図である。
【図3】 調量システムであるチャンバドクター/スクリーン目のあるアプ
リケータローラを備えた塗工ユニットの要部断面図である。
【図4】 調量システムである調量ローラ/スクリーン目のあるアプリケー
タローラを備えた塗工ユニットの要部断面図である。
【図5】 調量システムである水元ローラ/スクリーン目のあるアプリケー
タローラを備えた塗工ユニットの要部断面図である。
【図6】 スクリーン目のあるアプリケータローラの上でのグラビア版の製
作段階の段階を追って示す図であって、(a)は凹点(スクリーンセル)の充填
ステップ、(b)は画像に応じた凹点(スクリーンセル)の露出ステップ、およ
び(c)は凹点(スクリーンセル)の再生ステップを示す各装置の断面図である
【符号の説明】
1 印刷ユニット 2 塗工ユニット 3 塗工ユニット 4 乾燥装置 5 排紙装置 6 排紙パイル 7 搬送システム 8 版胴 9 ブランケット胴 10 圧胴 11 搬送胴 12 版胴 13 スクリーン目のあるアプリケータローラ 14 調量システム 15 チャンバドクター 16 調量ローラ 17 水元ローラ 18 再生装置 19 供給装置 20 除去装置 21 被覆 22 胴ギャップ 23 円切片 24 回転方向 25 液化可能な物質 26 掻取り部材 27 レーザ 28 ケーシング 29 洗浄液 30 除去部 31 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ−ペーター・リッヒター ドイツ・D−64407・フレンキッシュ−ク ルンバッハ・ゲオルグ−ビュッハナー−シ ュトラーセ・4 (72)発明者 ディートマー・シュタール ドイツ・D−63179・オーベルツハウゼ ン・ドライアイヒシュトラーセ・4 Fターム(参考) 2C034 AA12 AA43 2C250 DB11 DB19 DC04 DC14

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色刷り用の印刷ユニットと少なくとも1つの塗工ユニット
    とを備えた枚葉紙輪転印刷機であって、塗工ユニットが少なくとも枚葉紙案内胴
    と版胴と調量システムとで構成されている形式のものにおいて、 調量システム(14)が、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版として
    のスクリーン目のあるアプリケータローラ(13)を具備しており、このアプリ
    ケータローラ(13)は部分円周の円切片(23)において版胴(12)の胴ギ
    ャップ(22)に対して実質的に適合して平らに湾曲した面をローラ円周部に有
    しており、版胴(12)は塗工液を受容するための被覆(21)を支持しており
    、前記アプリケータローラ(13)は、基本網目の凹点に液化可能な物質(25
    )を充填するための供給装置(19)と、凹点からこの物質(25)を画像に応
    じて取り除くための除去装置(20)とによって画像付け可能であるとともに、
    アプリケータローラ(13)の凹点を再生させるための再生装置(18)によっ
    てグラビア原版に復帰可能であることを特徴とする枚葉紙輪転印刷機。
  2. 【請求項2】 シングルサイズの版胴(12)を基準としてアプリケータロ
    ーラ(13)が少なくとも同一の直径を有していることを特徴とする請求項1に
    記載の枚葉紙輪転印刷機。
  3. 【請求項3】 アプリケータローラ(13)の直径がシングルサイズの版胴
    (12)の偶数部分に対応していることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪
    転印刷機。
  4. 【請求項4】 版胴(12)の被覆(21)が圧縮性のある平版であること
    を特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  5. 【請求項5】 版胴(12)の被覆(21)が弾性のある全面的な凸版であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  6. 【請求項6】 版胴(12)の被覆(21)が印刷フィルムであることを特
    徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  7. 【請求項7】 被覆(21)が、印刷インキを排除するとともに塗工液を受
    容する表面を有していることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  8. 【請求項8】 供給装置(19)、除去装置(20)、および再生装置(1
    8)が塗工ユニット(2,3)の内部でスクリーン目のあるアプリケータローラ
    (13)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機
  9. 【請求項9】 版胴(12)に洗浄装置が配置されていることを特徴する請
    求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  10. 【請求項10】 洗浄装置が吸引部を備えたスプレー洗浄装置であることを
    特徴とする請求項9に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  11. 【請求項11】 スプレー洗浄装置が塗工運転時に横方向運動可能に版胴(
    12)の被覆(21)を洗浄または湿潤させることを特徴とする請求項10に記
    載の枚葉紙輪転印刷機。
  12. 【請求項12】 アプリケータローラ(13)がローラ基体と、グラビア原
    版を支持していてローラ基体の上を軸方向に摺動可能なスリーブとによって形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  13. 【請求項13】 多色刷り用の印刷ユニットと少なくとも1つの塗工ユニッ
    トとを備えた枚葉紙輪転印刷機であって、塗工ユニットが少なくとも枚葉紙案内
    胴と版胴と調量システムとで形成されている形式のものにおいて、 調量システム(14)に、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版として
    の版胴(12)が一体化されており、この版胴(12)は隣接する圧胴(10)
    を基準として少なくともシングルサイズの直径を有しており、この版胴(12)
    は、基本網目の凹点に液化可能な物質(25)を充填するための供給装置(19
    )と、凹点からこの物質(25)を画像に応じて取り除くための除去装置(20
    )とによって画像付け可能であるとともに、版胴(12)の凹点を再生させるた
    めの再生装置(18)によってグラビア原版に復帰可能であることを特徴とする
    枚葉紙輪転印刷機。
  14. 【請求項14】 調量システム(14)がチャンバドクター(15)を具備
    していることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  15. 【請求項15】 調量システム(14)が調量ローラ(16)を具備してい
    ることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  16. 【請求項16】 調量システム(14)が水元ローラ(17)を具備してい
    ることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  17. 【請求項17】 版胴(12)が胴ギャップ(22)のための可動なカバー
    を有しており、圧胴(10)は包絡円から突出する枚葉紙搬送部材を支持してい
    ることを特徴とする請求項13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  18. 【請求項18】 枚葉紙案内胴(10)が圧縮性のある被覆(21)を支持
    していることを特徴とする請求項13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  19. 【請求項19】 グラビア原版としてのスクリーン目のあるアプリケータロ
    ーラ(13)またはグラビア原版としての版胴(12)が塗工ユニット(2,3
    )から取外し可能または装入可能であり、塗工ユニット(2,3)の外部で供給
    装置(19)と除去装置(20)と再生装置(18)が別個の装置(18,19
    ,20)として配置されており、この装置(18,19,20)では画像に応じ
    てスクリーン目のあるグラビア版をアプリケータローラ(13)または版胴(1
    2)の上で製作可能であることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙
    輪転印刷機。
  20. 【請求項20】 枚葉紙輪転印刷機の少なくとも1つの塗工ユニット(2,
    3)が多色刷り用の各印刷ユニット(1)の間に配置されていることを特徴とす
    る請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  21. 【請求項21】 枚葉紙輪転印刷機の少なくとも1つの塗工ユニット(2,
    3)が多色刷り用の各印刷ユニット(1)に前置されていることを特徴とする請
    求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  22. 【請求項22】 枚葉紙輪転印刷機の少なくとも1つの塗工ユニット(2,
    3)が多色刷り用の各印刷ユニット(1)に後置されていることを特徴とする請
    求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  23. 【請求項23】 多色刷り用の印刷ユニット(1)がオフセット印刷ユニッ
    トであることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  24. 【請求項24】 多色刷り用の印刷ユニット(1)がフレキソ印刷ユニット
    であることを特徴とする請求項1または13に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  25. 【請求項25】 多色刷り用の印刷ユニット(1)がオフセット印刷ユニッ
    トとフレキソ印刷ユニットであることを特徴とする請求項1または13に記載の
    枚葉紙輪転印刷機。
  26. 【請求項26】 フレキソ印刷ユニットとして構成されている多色刷り用の
    印刷ユニット(1)が、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版としてのス
    クリーン目のあるアプリケータローラ(13)を具備しており、このアプリケー
    タローラ(13)は部分円周の円切片(23)において版胴(12)の胴ギャッ
    プ(22)に対して実質的に適合して平らに湾曲した面をローラ円周部に有して
    おり、版胴(12)はフレキソ印刷インキを受容するための被覆(21)を支持
    しており、前記アプリケータローラ(13)は、基本網目の凹点に液化可能な物
    質(25)を充填するための供給装置(19)と、凹点からこの物質(25)を
    画像に応じて取り除くための除去装置(20)とによって画像付け可能であると
    ともに、アプリケータローラ(13)の凹点を再生させるための再生装置(18
    )によってグラビア原版に復帰可能であることを特徴とする請求項1,13,2
    4,25のいずれか1項に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  27. 【請求項27】 フレキソ印刷ユニットとして構成されている多色刷り用の
    印刷ユニット(1)が、凹点を有する基本網目を備えたグラビア原版としての版
    胴(12)を具備しており、この版胴(12)は枚葉紙を案内する圧胴(10)
    を基準として少なくともシングルサイズの直径を有しており、この版胴(12)
    は、基本網目の凹点に液化可能な物質(25)を充填するための供給装置(19
    )と、凹点からこの物質(25)を画像に応じて取り除くための除去装置(20
    )とによって画像付け可能であるとともに、版胴(12)の凹点を再生させるた
    めの再生装置(18)によってグラビア原版に復帰可能であることを特徴とする
    請求項1,13,24,25のいずれか1項に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  28. 【請求項28】 少なくとも1つの塗工ユニット(2,3)および/または
    少なくとも1つの印刷ユニット(1)の隣または上に別個の装置(18,19,
    20)がグラビア版を製作するために配置されていることを特徴とする請求項9
    ,26,27のいずれか1項に記載の枚葉紙輪転印刷機。
  29. 【請求項29】 別個の装置(18,19,20)に、アプリケータローラ
    (13)または版胴(12)を保持部から取り外すため、これらを前記装置(1
    8,19,20)に供給するため、およびこれらを保持部に復帰させるために操
    作システムが配置されていることを特徴とする請求項28に記載の枚葉紙輪転印
    刷機。
  30. 【請求項30】 別個の装置(18,19,20)にローラ/胴貯蔵部とし
    てのカートリッジが配置されており、操作システムによってアプリケータローラ
    (13)または版胴(12)を保持部から取外し可能であるとともにカートリッ
    ジへ供給可能、かつカートリッジから保持部へ戻すことが可能であり、このとき
    グラビア版の製作はカートリッジ内にあるアプリケータローラまたは版胴の上で
    別個の装置(18,19,20)によって実行可能であることを特徴とする請求
    項28または29に記載の枚葉紙輪転印刷機。
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