JPH08229659A - 車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置 - Google Patents
車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置Info
- Publication number
- JPH08229659A JPH08229659A JP6186195A JP6186195A JPH08229659A JP H08229659 A JPH08229659 A JP H08229659A JP 6186195 A JP6186195 A JP 6186195A JP 6186195 A JP6186195 A JP 6186195A JP H08229659 A JPH08229659 A JP H08229659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- pressure casting
- vehicle wheel
- casting
- gate
- Prior art date
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- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 リム形成部とディスク形成部とこれらをつな
ぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳型を備
え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置するととも
にこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車両用ホ
イールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型を銅合
金によって形成した車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装
置である。 【効果】 鋳型の熱伝導が鉄鋳型の場合よりも優れてい
るため、鋳型における堰の部分の冷却効果が高まり、こ
の結果、鋳型の冷却時間が短縮化されるため、鋳造のサ
イクルタイムを短縮化させることができる。
ぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳型を備
え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置するととも
にこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車両用ホ
イールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型を銅合
金によって形成した車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装
置である。 【効果】 鋳型の熱伝導が鉄鋳型の場合よりも優れてい
るため、鋳型における堰の部分の冷却効果が高まり、こ
の結果、鋳型の冷却時間が短縮化されるため、鋳造のサ
イクルタイムを短縮化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用ホイールの低
圧鋳造用鋳型装置に関するものである。
圧鋳造用鋳型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の鋳造装置にあって
は、鉄鋳型が採用され、注湯後に、鋳造欠陥を防ぐ必要
上堰の部分を冷却していた。
は、鉄鋳型が採用され、注湯後に、鋳造欠陥を防ぐ必要
上堰の部分を冷却していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、前
記堰の部分の冷却効果を高める鋳型を備えた車両用ホイ
ールの低圧鋳造用鋳型装置を提供することである。
記堰の部分の冷却効果を高める鋳型を備えた車両用ホイ
ールの低圧鋳造用鋳型装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装
置においては、リム形成部とディスク形成部とこれらを
つなぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳型
を備え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置すると
ともにこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車両
用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型を
銅合金によって形成したものである。
に、この発明に係る車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装
置においては、リム形成部とディスク形成部とこれらを
つなぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳型
を備え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置すると
ともにこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車両
用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型を
銅合金によって形成したものである。
【0005】
【作用】この発明に係る車両用ホイールの低圧鋳造用鋳
型装置は上記のように構成されているため、鋳型の熱伝
導が鉄鋳型の場合よりも優れているため、鋳型における
堰の部分の冷却効果が高まるものである。
型装置は上記のように構成されているため、鋳型の熱伝
導が鉄鋳型の場合よりも優れているため、鋳型における
堰の部分の冷却効果が高まるものである。
【0006】
【実施例】図1は車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置
の断面図である。
の断面図である。
【0007】図1において、10はこの鋳造装置Dにおい
て車両用ホイ−ルを形成するための鋳型セットである。
この鋳型セット10は銅合金によって形成された鋳型の組
み合わせであり、下型20と一対の横型30,30 と上型40と
の組み合わせである。50はキャビティであり、前記鋳型
セット10によって形成されている。このキャビティ50は
車両用ホイ−ル状をしており、ディスク形成部51とスポ
−ク形成部52とリム形成部53とから構成される。21は下
型20の入子であり、ディスク部(車両用ホイ−ルの)の
表面を形成するためのものである。また、41は上型40の
補助型であり、411 はこの補助型41の入子であり、各々
ディスク部(車両用ホイ−ルの)の裏面を形成するため
のものである。
て車両用ホイ−ルを形成するための鋳型セットである。
この鋳型セット10は銅合金によって形成された鋳型の組
み合わせであり、下型20と一対の横型30,30 と上型40と
の組み合わせである。50はキャビティであり、前記鋳型
セット10によって形成されている。このキャビティ50は
車両用ホイ−ル状をしており、ディスク形成部51とスポ
−ク形成部52とリム形成部53とから構成される。21は下
型20の入子であり、ディスク部(車両用ホイ−ルの)の
表面を形成するためのものである。また、41は上型40の
補助型であり、411 はこの補助型41の入子であり、各々
ディスク部(車両用ホイ−ルの)の裏面を形成するため
のものである。
【0008】211 は堰であり、前記入子(下型20の)21
の略中心部に形成されている。70は溶湯補給管であり、
前記堰211 につながれ、下方に延びている。この溶湯補
給管70を介して溶湯保持炉(図示せず)の溶湯が低圧鋳
造によって前記キャビティ50に充填される。
の略中心部に形成されている。70は溶湯補給管であり、
前記堰211 につながれ、下方に延びている。この溶湯補
給管70を介して溶湯保持炉(図示せず)の溶湯が低圧鋳
造によって前記キャビティ50に充填される。
【0009】81は環状の第一冷却路であり、前記下型20
の入子21に形成されている。また、82は環状の第二冷却
路であり、前記下型20に形成されている。この第二冷却
路82は第一冷却路81を囲んでいる。これらの冷却路81,8
2 に冷却水を流すことによって前記堰211 およびその近
傍を冷却する。
の入子21に形成されている。また、82は環状の第二冷却
路であり、前記下型20に形成されている。この第二冷却
路82は第一冷却路81を囲んでいる。これらの冷却路81,8
2 に冷却水を流すことによって前記堰211 およびその近
傍を冷却する。
【0010】
【発明の効果】この発明に係る車両用ホイールの低圧鋳
造用鋳型装置は、リム形成部とディスク形成部とこれら
をつなぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳
型を備え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置する
とともにこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車
両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型
を銅合金によって形成したため、鋳型の熱伝導が鉄鋳型
の場合よりも優れているため、鋳型における堰の部分の
冷却効果が高まるものである。
造用鋳型装置は、リム形成部とディスク形成部とこれら
をつなぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳
型を備え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置する
とともにこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車
両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型
を銅合金によって形成したため、鋳型の熱伝導が鉄鋳型
の場合よりも優れているため、鋳型における堰の部分の
冷却効果が高まるものである。
【0011】よって、この車両用ホイールの低圧鋳造用
鋳型装置を使用すれば、鋳型の冷却時間が短縮化される
ため、鋳造のサイクルタイムを短縮化させることができ
る。
鋳型装置を使用すれば、鋳型の冷却時間が短縮化される
ため、鋳造のサイクルタイムを短縮化させることができ
る。
【図1】車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置の断面図
である。
である。
10 … 車両用ホイールの鋳型セット 211 … 堰 51 … ディスク形成部(キャビティの) 52 … スポーク形成部(キャビティの) 53 … リム形成部(キャビティの) D … 車両用ホイールの低圧鋳造装置
Claims (1)
- 【請求項1】 リム形成部とディスク形成部とこれらを
つなぐスポーク形成部とを有する車両用ホイールの鋳型
を備え、前記ディスク形成部の略軸心に堰を設置すると
ともにこの堰を介して溶湯を前記鋳型内に供給する車両
用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置において、前記鋳型を
銅合金によって形成したことを特徴とする車両用ホイー
ルの低圧鋳造用鋳型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186195A JPH08229659A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186195A JPH08229659A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229659A true JPH08229659A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13183325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6186195A Pending JPH08229659A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08229659A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103394653A (zh) * | 2013-08-21 | 2013-11-20 | 中信戴卡股份有限公司 | 轮辋自补缩轮毂金属型模具 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP6186195A patent/JPH08229659A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103394653A (zh) * | 2013-08-21 | 2013-11-20 | 中信戴卡股份有限公司 | 轮辋自补缩轮毂金属型模具 |
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