JPH08229636A - 銅合金鋳型用冷却装置 - Google Patents
銅合金鋳型用冷却装置Info
- Publication number
- JPH08229636A JPH08229636A JP6186095A JP6186095A JPH08229636A JP H08229636 A JPH08229636 A JP H08229636A JP 6186095 A JP6186095 A JP 6186095A JP 6186095 A JP6186095 A JP 6186095A JP H08229636 A JPH08229636 A JP H08229636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- mold
- copper alloy
- passage
- alloy mold
- Prior art date
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- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路に冷
却媒体を供給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記
冷却媒体を冷却ミストにした銅合金鋳型用冷却装置であ
る。 【効果】 鋳型の熱伝導が優れており、さらに冷却路を
滑らかに通過することができるため、熱伝導のすぐれた
銅合金鋳型であってさらに冷却効果を高めることができ
るものである。
却媒体を供給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記
冷却媒体を冷却ミストにした銅合金鋳型用冷却装置であ
る。 【効果】 鋳型の熱伝導が優れており、さらに冷却路を
滑らかに通過することができるため、熱伝導のすぐれた
銅合金鋳型であってさらに冷却効果を高めることができ
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、銅合金鋳型用冷却装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、鋳型を冷却する場合、冷
却媒体として水を使用し、この水を鋳型の冷却路に流し
ていた。
却媒体として水を使用し、この水を鋳型の冷却路に流し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、銅合金
鋳型はその材質上熱伝導性が優れているため、このよう
に冷却路に冷却水を流すと、冷却路を通過中に蒸発して
水蒸気になりやすく、この結果、鋳型の冷却効果を高め
ることができないという不都合を有した。
鋳型はその材質上熱伝導性が優れているため、このよう
に冷却路に冷却水を流すと、冷却路を通過中に蒸発して
水蒸気になりやすく、この結果、鋳型の冷却効果を高め
ることができないという不都合を有した。
【0004】この発明の課題は、かかる不都合を解消す
ることである。
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る銅合金鋳型用冷却装置においては、
銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路に冷却媒体を供
給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記冷却媒体を
冷却ミストにしたものである。
に、この発明に係る銅合金鋳型用冷却装置においては、
銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路に冷却媒体を供
給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記冷却媒体を
冷却ミストにしたものである。
【0006】
【作用】この発明に係る銅合金鋳型用冷却装置は上記の
ように構成されているため、鋳型の熱伝導が優れてお
り、さらに冷却路を滑らかに通過することができるもの
である。
ように構成されているため、鋳型の熱伝導が優れてお
り、さらに冷却路を滑らかに通過することができるもの
である。
【0007】
【実施例】図1は車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置
の断面図である。
の断面図である。
【0008】図1において、10はこの鋳造装置Dにおい
て車両用ホイ−ルを形成するための鋳型セットである。
この鋳型セット10は銅合金によって形成された鋳型の組
み合わせであり、下型20と一対の横型30,30 と上型40と
の組み合わせである。50はキャビティであり、前記鋳型
セット10によって形成されている。このキャビティ50は
車両用ホイ−ル状をしており、ディスク形成部51とスポ
−ク形成部52とリム形成部53とから構成される。21は下
型20の入子であり、ディスク部(車両用ホイ−ルの)の
表面を形成するためのものである。また、41は上型40の
補助型であり、411 はこの補助型41の入子であり、各々
ディスク部(車両用ホイ−ルの)の裏面を形成するため
のものである。
て車両用ホイ−ルを形成するための鋳型セットである。
この鋳型セット10は銅合金によって形成された鋳型の組
み合わせであり、下型20と一対の横型30,30 と上型40と
の組み合わせである。50はキャビティであり、前記鋳型
セット10によって形成されている。このキャビティ50は
車両用ホイ−ル状をしており、ディスク形成部51とスポ
−ク形成部52とリム形成部53とから構成される。21は下
型20の入子であり、ディスク部(車両用ホイ−ルの)の
表面を形成するためのものである。また、41は上型40の
補助型であり、411 はこの補助型41の入子であり、各々
ディスク部(車両用ホイ−ルの)の裏面を形成するため
のものである。
【0009】211 は堰であり、前記入子(下型20の)21
の略中心部に形成されている。70は溶湯補給管であり、
前記堰211 につながれ、下方に延びている。この溶湯補
給管70を介して溶湯保持炉(図示せず)の溶湯が低圧鋳
造によって前記キャビティ50に充填される。
の略中心部に形成されている。70は溶湯補給管であり、
前記堰211 につながれ、下方に延びている。この溶湯補
給管70を介して溶湯保持炉(図示せず)の溶湯が低圧鋳
造によって前記キャビティ50に充填される。
【0010】81は環状の第一冷却路であり、前記下型20
の入子21に形成されている。また、82は環状の第二冷却
路であり、前記下型20に形成されている。この第二冷却
路82は第一冷却路81を囲んでいる。これらの冷却路81,8
2 に冷却媒体として冷却ミストが流され、前記堰211 お
よびその近傍を冷却する。
の入子21に形成されている。また、82は環状の第二冷却
路であり、前記下型20に形成されている。この第二冷却
路82は第一冷却路81を囲んでいる。これらの冷却路81,8
2 に冷却媒体として冷却ミストが流され、前記堰211 お
よびその近傍を冷却する。
【0011】
【発明の効果】この発明に係る銅合金鋳型用冷却装置
は、銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路に冷却媒体
を供給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記冷却媒
体を冷却ミストにしたため、鋳型の熱伝導が優れてお
り、さらに冷却路を滑らかに通過することができるもの
である。
は、銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路に冷却媒体
を供給する銅合金鋳型用冷却装置において、前記冷却媒
体を冷却ミストにしたため、鋳型の熱伝導が優れてお
り、さらに冷却路を滑らかに通過することができるもの
である。
【0012】よって、この銅合金鋳型用冷却装置を使用
すれば、熱伝導のすぐれた銅合金鋳型であってさらに冷
却効果を高めることができるものである。
すれば、熱伝導のすぐれた銅合金鋳型であってさらに冷
却効果を高めることができるものである。
【図1】車両用ホイールの低圧鋳造用鋳型装置の断面図
である。
である。
10 … 銅合金鋳型 81 … 第一冷却路(冷却路) 82 … 第二冷却路(冷却路)
Claims (1)
- 【請求項1】 銅合金鋳型に冷却路を形成しこの冷却路
に冷却媒体を供給する銅合金鋳型用冷却装置において、
前記冷却媒体を冷却ミストにしたことを特徴とする銅合
金鋳型用冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186095A JPH08229636A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 銅合金鋳型用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186095A JPH08229636A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 銅合金鋳型用冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229636A true JPH08229636A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13183293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6186095A Pending JPH08229636A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 銅合金鋳型用冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08229636A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003072302A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Hitachi Metals Ltd | 車両用軽合金ホイールおよびその鋳造用金型 |
CN101837442A (zh) * | 2010-02-04 | 2010-09-22 | 保定市立中车轮制造有限公司 | 一种低压铸造车轮冷却工艺 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP6186095A patent/JPH08229636A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003072302A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Hitachi Metals Ltd | 車両用軽合金ホイールおよびその鋳造用金型 |
JP4730639B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2011-07-20 | 日立金属株式会社 | 車両用軽合金ホイールおよびその鋳造用金型 |
CN101837442A (zh) * | 2010-02-04 | 2010-09-22 | 保定市立中车轮制造有限公司 | 一种低压铸造车轮冷却工艺 |
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