JPH08229244A - 回転遊戯具 - Google Patents
回転遊戯具Info
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- JPH08229244A JPH08229244A JP6689495A JP6689495A JPH08229244A JP H08229244 A JPH08229244 A JP H08229244A JP 6689495 A JP6689495 A JP 6689495A JP 6689495 A JP6689495 A JP 6689495A JP H08229244 A JPH08229244 A JP H08229244A
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Abstract
回転可能な回転遊戯具に関する。 【構成】 遊戯具本体を載置する支持ベースの上面に傾
斜面を設け、この傾斜面に遊戯具本体をキャスターを介
して傾斜しながら回転させるようにしたことを特徴とす
る。 【効果】 泥、ゴミによる回転部の詰まりが少なく、掃
除も簡単であり、かつ適度に傾斜した状態で回転するの
で、スリルに富み、娯楽性が向上する。
Description
を模した形状(カップ形乗物)をなし、その中心軸をほ
ぼ中心として回転させるようにした回転遊戯具に関す
る。
例えばいわゆるコーヒーカップ、すなわちコーヒーカッ
プ形乗物などの回転遊戯具として、遊戯具本体の底面
に、その中心軸を中心とする円を描く方向に回転可能な
キャスターを例えば4か所、等間隔に固定し、遊戯具本
体の中心軸を地面に設置した支持ベース上の回転軸穴に
回転自在に垂直に嵌合させたものが知られている。
成からなる従来のコーヒーカップ形乗物などの回転遊戯
具においては、キャスターが遊戯具本体の底面に固定さ
れ、その底面の回転中心部を支持ベースに回転自在に嵌
合させているため、野外に設置され風、雨にさらされて
とき泥、ゴミなどがキャスターや回転部の回転軸部に詰
まり易く、それにより回転が重くなり易いという問題が
あった。さらに、いわゆるコーヒーカップ形乗物などの
回転遊戯具このように泥、ゴミなどがキャスターや回転
部の回転軸部に詰ったとき、いちいち遊戯具本体を取り
外し、遊戯具本体を裏返しキャスターや回転部の回転軸
部を掃除する必要があり、その掃除もきわめて面倒であ
った。さらに、従来のコーヒーカップ形乗物などの回転
遊戯具は、単に水平面内にて回転するのみであり、スリ
ルに乏しく面白みに欠けるものであった。
も泥、ゴミなどがキャスターや回転部の回転軸部に詰ま
りにくく、たとえ泥、ゴミなどが詰まったときでも、掃
除を簡単に行うことができ、かつ娯楽性を改善したコー
ヒーカップ形乗物などの回転遊戯具を提供することを目
的とする。
め、遊戯具本体を傾斜面をなす支持ベース上に支持さ
せ、遊戯具本体を傾斜しつつ回転させるようにするとい
う手段を講じた。
上面を有し該遊戯具本体を傾斜状態で回転自在に軸支す
る支持ベースと、該遊戯具本体の底面または支持ベース
の上面に等間隔に固定され該遊戯具本体を回転自在に支
持する複数個のキャスターその他の回転子とを具備して
なる回転遊戯具を提供するものである。さらに、本発明
は、底面に回転軸を中心とする環状または円形状凹部を
有する遊戯具本体と、傾斜上面を有し該遊戯具本体を傾
斜状態で回転自在に軸支する支持ベースと、該支持ベー
スの傾斜上面に等間隔に固定され該遊戯具本体の環状ま
たは円形状凹部に衝合して該遊戯具本体を回転自在に支
持する複数個のキャスターその他の回転子とを具備して
なる回転遊戯具を提供するものである。なお、遊戯具本
体の回転中心部に筒状体を底面から突出するようにして
設け、他方、支持ベースの傾斜上面からポールを傾斜上
面に対し垂直に突出するようにして設け、この遊戯具本
体の筒状体に支持ベースのポールを嵌挿させることによ
り、遊戯具本体を傾斜しつつ回転させるようにすること
が好ましい。遊戯具本体としては例えばカップ形乗物を
用いることができる。
して回転するようになっているから、泥、ゴミなどはそ
の傾斜面を介して下方に自然に落下し排出され易くな
り、そのため泥、ゴミなどがキャスターや回転部に詰り
ずらくなる。また、遊戯具本体をその底面に形成された
環状または円形状凹部を介して複数個、例えば4個のキ
ャスターその他の回転子上に載置させ、これらキャスタ
ーを介して回転自在とすることにより、キャスターが遊
戯具本体の底面に固定されている従来のものと比較して
泥、ゴミなどをキャスターや回転部の回転軸部に巻き込
むことが更に少なく、また泥、ゴミなどがキャスターや
回転部に詰った場合でも、遊戯具本体を退かし支持ベー
ス上のキャスターを掃除することができるので、掃除も
簡単で済む。さらに、遊戯具本体は適度に傾斜した状態
で回転するので、スリルに富み、娯楽性も向上する。
した図1ないし図2に記載の実施例を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明に係わる回転遊戯具の正面を一
部断面にして示す図、図2はこの回転遊戯具の側面図で
ある。これら図から明らかなように、この回転遊戯具は
主として遊戯具本体としてのコーヒーカップ形乗物11
と、コーヒーカップ形乗物11を設置するため地面上に
施される支持ベース12と、この支持ベース12上面に
固定された4個のキャスター13とからなっている。
をなし、その内部に内壁の沿って座席14が設けられて
いて数人の子供が座れるようになっている。また、その
一側は縦方向に切欠されていて、これを出入口15とし
て人が出入りすることができるようになっている。ま
た、このコーヒーカップ形乗物11の中心には座席14
より若干高く筒体16が床面17から垂直に立設されて
いて、この中心軸に保持ハンドル18を頂部に固定した
ポール19が嵌挿されていて、筒体16の上下に配設さ
れた一対のベアリング20、21を介してコーヒーカッ
プ形乗物11が筒体16とともにポール19の周りにて
回転自在となっている。
応する裏側の底面には、コーヒーカップ形乗物11の回
転軸を中心とする円形状の凹部25が形成されている。
支持ベース12はその周縁に環状縁部26が張出してい
て、この縁部26を介して適当数のアンカーパイル27
を挿入し、これにより地面に支持ベース12を固定し得
るようになっている。支持ベース12の上面は図示のよ
うに所望の角度の傾斜面12aとなっていて、この傾斜
面12aに後述のキャスター固定板28が固定されてい
る。また、このキャスター固定板28のほぼ中央部には
上記ポール19が傾斜面12aに対して垂直に突設され
ている。すなわち、ポール19は地面に対して傾斜した
状態で立設されている。コーヒーカップ形乗物11がこ
の傾斜したポール19の回転軸の周りに回転することに
なるから、これによりコーヒーカップ形乗物11もこの
傾斜面12aに準じて傾斜した状態で回転することにな
る。
28にその中心から互いに90度をなす角度を以て等間
隔に固定されていて、その上部はコーヒーカップ形乗物
11の円形状凹部25の内壁に接近するようにしてこの
円形状凹部25と嵌合している(なお、この嵌合深さ
は、この嵌合が通常外れない程度であればよい)。な
お、各キャスター13はキャスター固定板28の所定位
置に立設された一対の支持板29と、この一対の支持板
29に軸支された車輪30とからなり、この車輪30が
コーヒーカップ形乗物11の円形状凹部25の底面と接
してコーヒーカップ形乗物11を支持するとともに、コ
ーヒーカップ形乗物11の回転軸を中心とする円を描く
方向(接線方向)に回転することによりコーヒーカップ
形乗物11を回転自在としている。
作について説明すると、このコーヒーカップ形乗物11
は、その外から、または内側から保持ハンドル18を介
して、手動により左右のいづれかの方向に向けて押す、
あるいは引くことにより、同時にコーヒーカップ形乗物
11をキャスター13の車輪30を介してポール19を
回転中心として傾斜させながら左右いづれの方向にも自
由に回転させることができる。
まって、回転が鈍くなったときは、コーヒーカップ形乗
物11を人手等により持ち上げ、ポール19との嵌合を
解き、横に移動させれば、各キャスター13がそのまま
支持ベース12上にて露出することになるので、この
泥、ゴミなどを水などにより容易に取り除くことができ
る。
数を4個のものについて説明したが、これに限らず5個
以上であってもよい。また、コーヒーカップ形乗物11
内部の構造についても、上記実施例のものに限らず、任
意に変更することができる。例えば必要に応じて出入口
15に開閉扉を設けることもできる。さらに、上記実施
例では、コーヒーカップ形乗物11の裏側底面に、コー
ヒーカップ形乗物11の回転軸を中心とする円形状の凹
部25を形成したものについて説明したが、これに限ら
ず、コーヒーカップ形乗物11の回転軸を中心とする円
環状の凹部を形成し、これにキャスター13の車輪30
を嵌合させるようにしてもよい。また、上記実施例とは
逆に、コーヒーカップ形乗物11の回転軸の底面にキャ
スター13を固定させ、支持ベース12の傾斜面12a
にて回転走行させるようにしてもよい。また、上記実施
例では、回転子の一例としてキャスターを例示したが、
その他の回転子としては、例えば支持ベース上にブラケ
ットを介して上向きに取り付けられた回転ローラ、同様
に軸受けを介して取り付けられたスチールボール等であ
ってもよい。
の実施例を示すものであって、図3はその側面図、図4
はその平面図、図5はその斜視図である。この実施例は
前記実施例のコーヒーカップ形乗物11の代わりに、そ
の外周壁面の中間位置に沿ってリブ状の環状突起41a
を付加したカップ形状のカップ形乗物41を用いた以外
は前記実施例と実質的に全く同一であり、したがって、
前記実施例と同一部分については同一符号を付すことに
より説明を省略する。また、その動作についても全く同
一であり、このカップ形乗物41は、その外から、また
は内側から保持ハンドル18を介して、手動により左右
のいづれかの方向に向けて押す、あるいは引くことによ
り、同時にカップ形乗物41をキャスター13の車輪3
0を介してポール19を回転中心として傾斜させながら
左右いづれの方向にも自由に回転させることができる。
具によれば、遊戯具本体は、支持ベースの傾斜上面に傾
斜して回転するようになっているから、泥、ゴミなどは
その傾斜面を介して下方に自然に落下し排出され易くな
り、泥、ゴミなどがキャスターや回転部に詰りずらくな
る。また、遊戯具本体の底面に環状または円形状凹部を
形成し、他方、地面に設置する支持ベース上に適当数の
キャスターを固定し、これらキャスターを上記環状また
は円形状凹部に嵌合させ、遊戯具本体を回転自在に支持
するようにすることにより、キャスターが遊戯具本体の
底面に固定された従来の回転遊戯具と比較して泥、ゴミ
などをキャスターや回転部の回転軸部に巻き込むことが
少なく、また泥、ゴミなどでキャスターや回転部に詰っ
た場合でも、遊戯具本体を退かすだけで支持ベース上の
キャスターを掃除することができるので、掃除も簡単で
済むことになる。さらに、遊戯具本体は適度に傾斜した
状態で回転するので、スリルに富み、娯楽性も著しく向
上する。
図。
キャスター、 14…座席、 15…出入口、 17…
床面、 18…保持ハンドル、 19…ポール、 2
0、21…ベアリング、 25…円形状の凹部、 27
…アンカーパイル、 28…キャスター固定板、 30
…車輪、 41…カップ形乗物。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊戯具本体と、傾斜上面を有し該遊戯具
本体を傾斜状態で回転自在に軸支する支持ベースと、該
遊戯具本体の底面または支持ベースの上面に等間隔に固
定され該遊戯具本体を回転自在に支持する複数個のキャ
スターその他の回転子とを具備してなる回転遊戯具。 - 【請求項2】 底面に回転軸を中心とする環状または円
形状凹部を有する遊戯具本体と、傾斜上面を有し該遊戯
具本体を傾斜状態で回転自在に軸支する支持ベースと、
該支持ベースの傾斜上面に等間隔に固定され該遊戯具本
体の環状または円形状凹部に衝合して該遊戯具本体を回
転自在に支持する複数個のキャスターその他の回転子と
を具備してなる回転遊戯具。 - 【請求項3】 遊戯具本体の回転中心部に筒状体が底面
から突出して設けられ、他方、支持ベースの傾斜上面か
らポールが傾斜上面に対し垂直に突出して設けられ、該
遊戯具本体の筒状体に支持ベースのポールを嵌挿させる
ことにより、該遊戯具本体が傾斜しつつ回転自在となっ
ていることを特徴とする請求項2に記載の回転遊戯具。 - 【請求項4】 遊戯具本体がカップ形乗物であって、内
部の内壁に沿って遊戯者が着座する座席を一体に設けて
なることを特徴とする請求項2または3に記載の回転遊
戯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06689495A JP3702000B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 回転遊戯具 |
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08229244A true JPH08229244A (ja) | 1996-09-10 |
JP3702000B2 JP3702000B2 (ja) | 2005-10-05 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06689495A Expired - Fee Related JP3702000B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 回転遊戯具 |
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-
1995
- 1995-03-01 JP JP06689495A patent/JP3702000B2/ja not_active Expired - Fee Related
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