JPH08228953A - 肘掛付手すり - Google Patents

肘掛付手すり

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Publication number
JPH08228953A
JPH08228953A JP7066762A JP6676295A JPH08228953A JP H08228953 A JPH08228953 A JP H08228953A JP 7066762 A JP7066762 A JP 7066762A JP 6676295 A JP6676295 A JP 6676295A JP H08228953 A JPH08228953 A JP H08228953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
armrest
main body
armrest member
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7066762A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Satomura
悟 里村
Ritsuko Bando
律子 板東
Masaaki Sano
正明 佐野
Shuzo Okubo
修三 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP7066762A priority Critical patent/JPH08228953A/ja
Publication of JPH08228953A publication Critical patent/JPH08228953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】バー状の手すりを使用するに際してこれを通常
の手すりとしても、また肘掛けとしても使用できるよう
にする。 【構成】バー状の手すり本体22に対して肘のせ面を有
する肘掛部材28を手すり本体22の一部が露出する状
態で脱着可能に取り付ける。この肘掛部材28はプレー
ト状の部材にて構成し、その両端部を、バー状の手すり
本体22における主部との間に所定の隙間29を形成す
る状態で曲り部26に対して脱着可能に取り付けるよう
になすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴室やトイレの壁面等
に設けられる手すりに関し、詳しくは肘掛機能を備えた
手すりに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常、
浴室やトイレの壁面等にはバー状の手すりが設けられ、
その手すりを掴んで体重支持させた状態で浴槽への出入
り,便器への着座或いは立上り等の動作を行い得るよう
になっている。ところで、高齢者が手すりを使う場合、
高齢者は握力が弱く、手すりを弱い力で掴むことが難し
いのに加え、平衡感覚等運動機能が低下するため、手す
りに肘を掛け、手すりに寄りかかった状態で立ったり或
いは座ったりするといったことも行われがちである。
【0003】しかしながら、従来の手すりは一般に断面
が円形のパイプ状の部材から成っており、肘を載せたと
きに安定感が悪い上に痛い思いをしたり、或いは場合に
よって肘が手すりから滑ってしまい、危険を伴うといっ
た問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、バー状の手すり本体に対して肘のせ面を有す
る肘掛部材を該手すり本体の一部が露出する状態で取り
付けたことを特徴とする(請求項1)。
【0005】本願の別の発明は、請求項1において、前
記肘掛部材が前記手すり本体に対して着脱可能とされて
いることを特徴とする(請求項2)。
【0006】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記手すり本体が、壁面等支持体から所定距離
離れた位置において該支持体に沿って略平行且つ横向き
に延びる主部と、該支持体の側に折れ曲がって延び該支
持体に固定される曲り部とを備えたものであるととも
に、前記肘掛部材がプレート状の部材から成っており、
該肘掛部材の両端部が該曲り部に対して且つ前記主部と
の間に少なくとも指の挿入可能な隙間を形成する状態で
脱着可能に取り付けられていることを特徴とする(請求
項3)。
【0007】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記肘掛部材が筒状の部材から成っていて前記
手すり本体に対して摺動可能に外嵌されており、該手す
り本体に沿って移動可能なものとされていることを特徴
とする(請求項4)。
【0008】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、肘掛部材をバー状の手すり本体に対して且つ手すり
本体が一部露出する状態で取り付けたもので、本発明に
よれば、手すりに肘を載せて寄りかかった状態で浴槽へ
の出入りその他の動作を行うに際して、手すり本体に取
り付けた肘掛部材の上に肘を載せることができ、肘ない
し周辺部を安定的に支持させることができ、痛みをなく
すことができるとともに安全性を高めることができる。
【0009】また、本発明においては手すり本体の一部
が露出する状態で肘掛部材を装着するようにしているこ
とから、肘掛部材を装着した状態においても手すりを本
来の目的、即ち手で掴んで体重を支持するといった使い
方もできる。
【0010】請求項2の発明は、上記肘掛部材をバー状
の手すり本体に対して脱着可能となしたもので、本発明
によれば肘掛部材が汚れた場合において、これを手すり
本体から取り外すことによって容易にこれを清掃し、綺
麗にすることができる。
【0011】請求項3の発明は、肘掛部材をプレート状
の部材にて構成し、その両端部をバー状の手すり本体の
曲り部に対して脱着可能に且つ壁面等支持体と略平行に
延びる主部との間に所定の隙間を形成する状態で取り付
けたもので、本発明によれば、肘掛部材を簡単に手すり
本体に対して取り付けることができるとともに、その肘
掛部材はプレート状部材から成っていることから、肘を
掛けたときにより安定的にこれを支持させることができ
る。また主部と肘掛部材との間には隙間が形成されてい
るため、かかる主部を、手で掴んで体重支持の助けとす
るための本来の手すりとして使用することができる。
【0012】請求項4の発明は、肘掛部材を筒状の部材
にて構成し、これを手すり本体に対して摺動可能に外嵌
したもので、本発明によれば、肘掛部材に肘を掛けた状
態で手すり本体に沿って移動することができる。即ち手
すり本体をガイドとして肘掛部材を移動させながら、肘
掛部材に肘を載せた状態で体を移動させることができ
る。従って本発明によれば、比較的長い距離を移動する
場合において身体を安定的に支持させた状態で移動する
ことができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2は浴室の内面を示したもので、図示のよ
うに浴槽10の長辺と平行方向の壁面12,14に横向
きの手すり16が設けられ、また壁面12,14と直角
方向の壁面18に縦の手すり20が設けられている。
【0014】図1は横方向の手すり16を拡大して示し
たものである。図1に示しているように手すり16はバ
ー状の手すり本体22を有している。手すり本体22
は、壁面12から所定距離離れた位置において水平且つ
壁面14と略平行方向に延びる直状の主部24と、主部
24の両端において壁面12(14)側に屈曲して延び
る曲り部26とを有しており、それら各曲り部26にお
いて壁面12(14)に固定されている。
【0015】28は肘掛部材であって、金属又は樹脂等
のプレート状の部材から成っており、両端部が曲り部2
6に対して主部22との間に所定の隙間、即ち指を挿入
可能な隙間29を形成する状態で弾性的に嵌着されてい
る。ここで肘掛部材28は、(B)に示しているように
長手方向両端部に湾曲形状の嵌合爪30を有しており、
この嵌合爪30において、手すり本体22の曲り部26
に対し脱着可能に弾性嵌着されている。
【0016】本例においては、図3(A)に示している
ように肘掛部材28の上に肘を載せた状態で手すり16
を使用することもできるし、また同図(B)に示してい
るように手すり本体22における主部24を手で掴んで
通常の手すりとして使用することもできる。而して手す
り16に肘を載せてこれを使用するとき、身体の肘部な
いし周辺部を安定的に支持させることができ、安全性を
高くすることができる。
【0017】本例において、肘掛部材28は取外し可能
とされており、従って肘掛部材28が汚れた場合におい
て、これを手すり本体22から取り外すことによって容
易にこれを清掃し、綺麗にした上で再使用することがで
きる。
【0018】図4は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例の手すり本体34は、(A)に示しているよ
うに主部36が長く形成されており、その主部36の両
端の曲り部26において浴室,トイレ或いは廊下等の壁
面38に固定されている。
【0019】40は肘掛部材であって、(B)に示して
いるように上面に略水平且つ平坦な肘のせ面42が形成
されている。この肘掛部材40は全体として筒状を成す
部材であって、中心部にこれを軸方向に貫通する嵌合穴
44が形成されており、この嵌合穴44において、手す
り本体34の主部36に対して微少隙間を介して遊嵌さ
れている。
【0020】これら主部36と肘掛部材40とには、そ
れぞれ回り止め手段としての溝46と突条48とが設け
られており、それらが互いに摺動可能に係合させられて
いる。即ち主部36には、その下面側に主部36全体に
亘って延びる溝46が形成される一方、肘掛部材40の
対応する個所には上向きの突条48が設けられ、その突
条48が溝46内に突入させられている。
【0021】肘掛部材40は、上部50と下部52とが
分割構成とされており、それらが所定個所において相対
回転可能、即ち開閉可能に連結されている。そしてそれ
ら上部50と下部52の合せ面の反対側の端部がビス等
締結部材54によって締結固定されている。
【0022】本例の肘掛付手すり32の場合、肘掛部材
40に肘を掛けた状態で手すり本体34に沿って移動す
ることができる。即ち手すり本体34をガイドとして肘
掛部材40を移動させながら、その肘掛部材40に肘を
載せた状態で身体を移動させることができる。従って本
例によれば、比較的長い距離を移動する場合においても
身体を安定的に支持させた状態で移動可能となる利点が
得られる(図5参照)。
【0023】尚、図4(B)中二点鎖線で示しているよ
うに肘掛部材40の上面に弾性材56を被着しておけ
ば、肘を載せたときの感触が良好となって望ましい。
【0024】尚、本例においても肘掛部材40は手すり
本体34に対して脱着可能であり、肘掛部材40が汚れ
た場合においても容易にこれを手すり本体34から取り
外して清掃することができる。本例において、肘掛部材
40はこれを1つだけ手すり本体34に設けておいても
良いし、また複数個設けておいても良い。
【0025】本例においても、手すり本体34における
主部36は肘掛部材40を除いた部分が露出した状態で
あり、従ってその部分については従来と同じように通常
の手すりとして使用することが可能である。
【0026】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である肘掛付手すりの構成を
示す図である。
【図2】その肘掛付手すりを備えた浴室の内面を示す斜
視図である。
【図3】図1の肘掛付手すりの利点の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例である肘掛付手すりの構成
を示す図である。
【図5】図4の肘掛付手すりの利点の説明図である。
【符号の説明】
12,14,38 壁面 16,32 肘掛付手すり 22,34 手すり本体 24,36 主部 26 曲り部 28,40 肘掛部材 29 隙間 42 肘のせ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 修三 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バー状の手すり本体に対して肘のせ面を
    有する肘掛部材を該手すり本体の一部が露出する状態で
    取り付けたことを特徴とする肘掛付手すり。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記肘掛部材が前記
    手すり本体に対して着脱可能とされていることを特徴と
    する肘掛付手すり。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記手すり本
    体が、壁面等支持体から所定距離離れた位置において該
    支持体に沿って略平行且つ横向きに延びる主部と、該支
    持体の側に折れ曲がって延び該支持体に固定される曲り
    部とを備えたものであるとともに、前記肘掛部材がプレ
    ート状の部材から成っており、該肘掛部材の両端部が該
    曲り部に対して且つ前記主部との間に少なくとも指の挿
    入可能な隙間を形成する状態で脱着可能に取り付けられ
    ていることを特徴とする肘掛付手すり。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、前記肘掛部材
    が筒状の部材から成っていて前記手すり本体に対して摺
    動可能に外嵌されており、該手すり本体に沿って移動可
    能なものとされていることを特徴とする肘掛付手すり。
JP7066762A 1995-02-28 1995-02-28 肘掛付手すり Pending JPH08228953A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040706