JPH08228948A - 滑り止用ストッパ付手すり - Google Patents
滑り止用ストッパ付手すりInfo
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- JPH08228948A JPH08228948A JP7066761A JP6676195A JPH08228948A JP H08228948 A JPH08228948 A JP H08228948A JP 7066761 A JP7066761 A JP 7066761A JP 6676195 A JP6676195 A JP 6676195A JP H08228948 A JPH08228948 A JP H08228948A
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- JP
- Japan
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- handrail
- main body
- slip stopper
- stopper
- slip
- Prior art date
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/022—Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Bathtub Accessories (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】握力の弱い高齢者が手すりを握った場合にも且
つ手すりに水が付着していた場合であっても、確実に滑
りを防止して安全性を高いものとする。 【構成】バー状の手すり本体２６の所定個所に、手すり
本体２６の軸直角方向に突出する、手すり本体２６と別
部材から成る滑り止用ストッパ２４を、手すり本体２６
を壁面等支持体に固設した状態の下で脱着可能に取り付
ける。
つ手すりに水が付着していた場合であっても、確実に滑
りを防止して安全性を高いものとする。 【構成】バー状の手すり本体２６の所定個所に、手すり
本体２６の軸直角方向に突出する、手すり本体２６と別
部材から成る滑り止用ストッパ２４を、手すり本体２６
を壁面等支持体に固設した状態の下で脱着可能に取り付
ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は浴室の壁面等に設けら
れる手すりに関し、詳しくは滑り防止のための技術手段
に関する。
れる手すりに関し、詳しくは滑り防止のための技術手段
に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常、
浴室の壁面にはバー状の手すりが設けられており、その
手すりを手で掴んで体重を支持させ、浴槽への出入りそ
の他の動作を行い得るようになっている。ところで、高
齢者の場合握力が弱く、手すりを強い力で掴むことが難
しいのに加えて、浴室の手すりには水が付着しているこ
とが多く、このため高齢者が手すりを掴んで体重を預け
たときに滑りを生じやすく、とりわけ手すりが縦向きに
設けられている場合において手の平が手すりに沿って下
向きに滑りやすく、安全性の点で改善の余地があった。
浴室の壁面にはバー状の手すりが設けられており、その
手すりを手で掴んで体重を支持させ、浴槽への出入りそ
の他の動作を行い得るようになっている。ところで、高
齢者の場合握力が弱く、手すりを強い力で掴むことが難
しいのに加えて、浴室の手すりには水が付着しているこ
とが多く、このため高齢者が手すりを掴んで体重を預け
たときに滑りを生じやすく、とりわけ手すりが縦向きに
設けられている場合において手の平が手すりに沿って下
向きに滑りやすく、安全性の点で改善の余地があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、バー状の手すり本体の所定個所に、該手すり
本体の軸直角方向に突出する、該手すり本体と別部材か
ら成る滑り止用ストッパを、該手すり本体を壁面等支持
体に固設した状態の下で脱着可能に取り付けたことを特
徴とする（請求項１）。
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、バー状の手すり本体の所定個所に、該手すり
本体の軸直角方向に突出する、該手すり本体と別部材か
ら成る滑り止用ストッパを、該手すり本体を壁面等支持
体に固設した状態の下で脱着可能に取り付けたことを特
徴とする（請求項１）。
【０００４】本願の別の発明は、請求項１において、前
記滑り止用ストッパを前記手すり本体に対してその軸直
角方向から脱着可能に取り付けたことを特徴とする（請
求項２）。
記滑り止用ストッパを前記手すり本体に対してその軸直
角方向から脱着可能に取り付けたことを特徴とする（請
求項２）。
【０００５】本願の更に別の発明は、請求項１又は２に
おいて、前記手すりが浴室等衛生室内に縦向きに設けら
れたものであることを特徴とする（請求項３）。
おいて、前記手すりが浴室等衛生室内に縦向きに設けら
れたものであることを特徴とする（請求項３）。
【０００６】本願の更に別の発明は、請求項１，２又は
３において、前記滑り止用ストッパが、前記手すり本体
の外面に嵌合せ固定されていることを特徴とする（請求
項４）。
３において、前記滑り止用ストッパが、前記手すり本体
の外面に嵌合せ固定されていることを特徴とする（請求
項４）。
【０００７】本願の更に別の発明は、請求項１，２，３
又は４において、前記手すり本体に沿って複数個所に雌
ねじ穴部が形成され、該雌ねじ穴部に雄ねじ部を有する
前記滑り止用ストッパがねじ込み固定されていることを
特徴とする（請求項５）。
又は４において、前記手すり本体に沿って複数個所に雌
ねじ穴部が形成され、該雌ねじ穴部に雄ねじ部を有する
前記滑り止用ストッパがねじ込み固定されていることを
特徴とする（請求項５）。
【０００８】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項１の発明
は、手すり本体とは別部材から成る滑り止用ストッパ
を、手すり本体を壁面等支持体に固設した状態の下で軸
直角方向に突出する状態に着脱可能に取り付けたもの
で、本発明によれば握力の弱い高齢者がバー状の手すり
本体を手で掴んだ場合であっても、所定個所に取り付け
た滑り止用ストッパによって、手がバー状の手すり本体
に沿って滑るのを確実に防止することができ、安全性を
高めることができる。
は、手すり本体とは別部材から成る滑り止用ストッパ
を、手すり本体を壁面等支持体に固設した状態の下で軸
直角方向に突出する状態に着脱可能に取り付けたもの
で、本発明によれば握力の弱い高齢者がバー状の手すり
本体を手で掴んだ場合であっても、所定個所に取り付け
た滑り止用ストッパによって、手がバー状の手すり本体
に沿って滑るのを確実に防止することができ、安全性を
高めることができる。
【０００９】また本発明によれば、手すり本体の任意の
位置に滑り止用ストッパを取り付けることが可能であ
り、従って滑り止用ストッパを使用者の好み，身体の大
きさ等の条件に応じて適当な位置に取り付けることで、
手すりが使いやすいものとなる。
位置に滑り止用ストッパを取り付けることが可能であ
り、従って滑り止用ストッパを使用者の好み，身体の大
きさ等の条件に応じて適当な位置に取り付けることで、
手すりが使いやすいものとなる。
【００１０】更に、本発明において滑り止用ストッパは
バー状の手すり本体に対して脱着可能であるため、滑り
止用ストッパ或いは手すり本体のストッパ取付個所が汚
れたときに、滑り止用ストッパを手すり本体から外すこ
とによって、容易にそれらを清掃し、綺麗にすることが
できる。
バー状の手すり本体に対して脱着可能であるため、滑り
止用ストッパ或いは手すり本体のストッパ取付個所が汚
れたときに、滑り止用ストッパを手すり本体から外すこ
とによって、容易にそれらを清掃し、綺麗にすることが
できる。
【００１１】尚、滑り止用ストッパはあくまでバー状の
手すり本体を掴んだときに滑りを防止することを第一義
的目的とするものであって、それ自身を手で握ることを
予定しておらず、従って滑り止用ストッパの手すり本体
に沿った方向の長さは手の平のそれよりも短いものとす
るのが良い。あまり長いものにすると手すり本体の実質
上の握り部分がそれだけ少なくなってしまうからであ
る。尚、滑り止用ストッパはこれを１つだけ手すり本体
に取り付けておいても良いし、或いは複数の滑り止用ス
トッパを所定の間隔で手すり本体に取り付けるようにし
ても良い。
手すり本体を掴んだときに滑りを防止することを第一義
的目的とするものであって、それ自身を手で握ることを
予定しておらず、従って滑り止用ストッパの手すり本体
に沿った方向の長さは手の平のそれよりも短いものとす
るのが良い。あまり長いものにすると手すり本体の実質
上の握り部分がそれだけ少なくなってしまうからであ
る。尚、滑り止用ストッパはこれを１つだけ手すり本体
に取り付けておいても良いし、或いは複数の滑り止用ス
トッパを所定の間隔で手すり本体に取り付けるようにし
ても良い。
【００１２】請求項２の発明は、上記滑り止用ストッパ
を手すり本体に対して軸直角方向から取り付けるように
なしたもので、本発明によれば手すり本体を壁面等支持
体に固設した状態の下で、容易に滑り止用ストッパを手
すり本体に対して脱着することができる。
を手すり本体に対して軸直角方向から取り付けるように
なしたもので、本発明によれば手すり本体を壁面等支持
体に固設した状態の下で、容易に滑り止用ストッパを手
すり本体に対して脱着することができる。
【００１３】請求項３の発明は、特に滑りを生じやすい
縦向きの手すり、即ち浴室等衛生室内に設けられた縦向
きの手すりにおいて、バー状の手すり本体に滑り止用ス
トッパを着脱可能に設けたもので、本発明によればこの
ような縦向きの手すりにおいて滑りを有効に防止し、安
全性を高め得る効果が得られる。
縦向きの手すり、即ち浴室等衛生室内に設けられた縦向
きの手すりにおいて、バー状の手すり本体に滑り止用ス
トッパを着脱可能に設けたもので、本発明によればこの
ような縦向きの手すりにおいて滑りを有効に防止し、安
全性を高め得る効果が得られる。
【００１４】請求項４の発明は、滑り止用ストッパを手
すり本体の外面に嵌合せ状態に固定したもので、本発明
によれば滑り止用ストッパを簡単にバー状の手すり本体
に固定することができるとともに、従来備えられている
手すりに対して簡単に滑り止用ストッパを装着すること
ができる。尚この場合において、手すり本体に対するス
トッパの嵌合せ部分の内面に滑り防止手段を設けておく
のが望ましい。
すり本体の外面に嵌合せ状態に固定したもので、本発明
によれば滑り止用ストッパを簡単にバー状の手すり本体
に固定することができるとともに、従来備えられている
手すりに対して簡単に滑り止用ストッパを装着すること
ができる。尚この場合において、手すり本体に対するス
トッパの嵌合せ部分の内面に滑り防止手段を設けておく
のが望ましい。
【００１５】請求項５の発明は、手すり本体に沿って複
数個所に雌ねじ穴部を形成しておき、その雌ねじ穴部に
対して滑り止用ストッパをねじ込み固定したもので、本
発明によれば予め定めた任意の位置に滑り止用ストッパ
を取り付けることができるとともに、その滑り止用スト
ッパの手すり本体に対する固定力を強くすることができ
る。尚、滑り止用ストッパをねじ込んでいない雌ねじ穴
部については雄ねじ部を有するめくら栓をねじ込んでお
き、雌ねじ穴を閉鎖状態としておくのが望ましい。
数個所に雌ねじ穴部を形成しておき、その雌ねじ穴部に
対して滑り止用ストッパをねじ込み固定したもので、本
発明によれば予め定めた任意の位置に滑り止用ストッパ
を取り付けることができるとともに、その滑り止用スト
ッパの手すり本体に対する固定力を強くすることができ
る。尚、滑り止用ストッパをねじ込んでいない雌ねじ穴
部については雄ねじ部を有するめくら栓をねじ込んでお
き、雌ねじ穴を閉鎖状態としておくのが望ましい。
【００１６】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図２において、１０は浴槽で浴室の壁面１
２，１４にそれぞれ接する状態で設置されている。この
例では、長辺側が壁面１２に接する状態で、また短辺側
が壁面１４側に接する状態で設置されている。壁面１４
には、水栓１６とシャワーヘッド１８とが設けられてお
り、それらがホースにて連絡されている。
説明する。図２において、１０は浴槽で浴室の壁面１
２，１４にそれぞれ接する状態で設置されている。この
例では、長辺側が壁面１２に接する状態で、また短辺側
が壁面１４側に接する状態で設置されている。壁面１４
には、水栓１６とシャワーヘッド１８とが設けられてお
り、それらがホースにて連絡されている。
【００１７】壁面１２，１４のそれぞれには、手すり２
０，２２が設けられている。ここで壁面１２の手すり２
０は、浴槽１０の上端より所定距離上側において横向き
に設けられており、また手すり２２は、壁面１４におい
て縦向きに設けられている。
０，２２が設けられている。ここで壁面１２の手すり２
０は、浴槽１０の上端より所定距離上側において横向き
に設けられており、また手すり２２は、壁面１４におい
て縦向きに設けられている。
【００１８】この壁面１４に縦向きに設けられた手すり
２２には、滑り止用ストッパ２４が脱着可能に取り付け
られている。図１はこの滑り止用ストッパ２４の構成及
び手すり２２への取付構造を具体的に示したものであ
る。図１に示しているように手すり２２はパイプ状且つ
バー状の手すり本体２６を有している。この手すり本体
２６はコ字形状を成していて上端部及び下端部がそれぞ
れ壁面１４に固定されている。
２２には、滑り止用ストッパ２４が脱着可能に取り付け
られている。図１はこの滑り止用ストッパ２４の構成及
び手すり２２への取付構造を具体的に示したものであ
る。図１に示しているように手すり２２はパイプ状且つ
バー状の手すり本体２６を有している。この手すり本体
２６はコ字形状を成していて上端部及び下端部がそれぞ
れ壁面１４に固定されている。
【００１９】一方滑り止用ストッパ２４は、取付部とな
る円筒部２８と、円筒部２８より軸直角方向に突出する
突出部３０とを備えている。円筒部２８は２つの半円形
状部から成っており、それらが周方向特定個所において
互いに相対回転可能、即ち開閉可能に連結されている。
る円筒部２８と、円筒部２８より軸直角方向に突出する
突出部３０とを備えている。円筒部２８は２つの半円形
状部から成っており、それらが周方向特定個所において
互いに相対回転可能、即ち開閉可能に連結されている。
【００２０】而して半円形状部２８ａ，２８ｂには、自
由端部側に弾性係合爪３２と、被係合部３４とがそれぞ
れ外周面上に突出する状態で設けられており、それらが
互いに弾性的に係合及び係合解除されるようになってい
る。ここで滑り止用ストッパ２４は、バー状の手すり本
体２６に沿った方向、つまり軸方向の長さが手の平のそ
れよりも短いものとされている。
由端部側に弾性係合爪３２と、被係合部３４とがそれぞ
れ外周面上に突出する状態で設けられており、それらが
互いに弾性的に係合及び係合解除されるようになってい
る。ここで滑り止用ストッパ２４は、バー状の手すり本
体２６に沿った方向、つまり軸方向の長さが手の平のそ
れよりも短いものとされている。
【００２１】尚、円筒部２８の内周面にはスポンジ等滑
り防止部材３８が固着されている。但しこの滑り防止部
材３８はあくまで一例を示したに過ぎないもので、他の
形態で滑り防止手段を設けることも勿論可能である。
り防止部材３８が固着されている。但しこの滑り防止部
材３８はあくまで一例を示したに過ぎないもので、他の
形態で滑り防止手段を設けることも勿論可能である。
【００２２】本例においては、円筒部２８を開いた状態
でバー状の手すり本体２６の外周面に当て、且つ弾性係
合爪３２と被係合部３４とを係合させることによって円
筒部２８を閉じ合わせることで、滑り止用ストッパ２４
を手すり本体２６に対して軸直角方向から簡単に嵌合せ
状態に固定することができる。
でバー状の手すり本体２６の外周面に当て、且つ弾性係
合爪３２と被係合部３４とを係合させることによって円
筒部２８を閉じ合わせることで、滑り止用ストッパ２４
を手すり本体２６に対して軸直角方向から簡単に嵌合せ
状態に固定することができる。
【００２３】而してこのように滑り止用ストッパ２４を
手すり本体２６に取り付けておいた場合、手すり本体２
６を手で掴んだときに滑り止用ストッパ２４の当接作用
によって滑りを確実に防止することができ、安全性を高
めることができる。
手すり本体２６に取り付けておいた場合、手すり本体２
６を手で掴んだときに滑り止用ストッパ２４の当接作用
によって滑りを確実に防止することができ、安全性を高
めることができる。
【００２４】本例においては、滑り止用ストッパ２４を
手すり本体２６の任意の位置に取り付けることが可能で
あり、使用者の好み，身体の大きさ等の条件に応じて適
正な位置にこれを取り付けることができ、手すり２２を
使いやすいものとすることができる。
手すり本体２６の任意の位置に取り付けることが可能で
あり、使用者の好み，身体の大きさ等の条件に応じて適
正な位置にこれを取り付けることができ、手すり２２を
使いやすいものとすることができる。
【００２５】また滑り止用ストッパ２４は脱着可能であ
るため、滑り止用ストッパ２４或いは手すり本体２６の
滑り止用ストッパ２４の取付部位が汚れたときに、滑り
止用ストッパ２４を手すり本体２６から外すことによっ
てそれらを容易に清掃し、綺麗にすることができる。
るため、滑り止用ストッパ２４或いは手すり本体２６の
滑り止用ストッパ２４の取付部位が汚れたときに、滑り
止用ストッパ２４を手すり本体２６から外すことによっ
てそれらを容易に清掃し、綺麗にすることができる。
【００２６】尚、本例において滑り止用ストッパ２４は
これを１つだけ手すり本体２６に取り付けておいても良
いし、或いは複数個手すり本体２６に且つ所定の間隔で
取り付けておいても良い。滑り止用ストッパ２４を複数
個取り付けておいた場合、手すり本体２６のどの個所を
握った場合においても確実に滑りを防止することができ
る。
これを１つだけ手すり本体２６に取り付けておいても良
いし、或いは複数個手すり本体２６に且つ所定の間隔で
取り付けておいても良い。滑り止用ストッパ２４を複数
個取り付けておいた場合、手すり本体２６のどの個所を
握った場合においても確実に滑りを防止することができ
る。
【００２７】図３は本発明の他の実施例を示している。
この例では、円筒部２８における開閉可能な半円形状部
２８ａ，２８ｂを雌ねじ穴４０と、挿通穴４２より挿通
したボルト４４とのねじ結合に基づいて締結し、以て滑
り止用ストッパ２４を手すり本体２６に対し嵌合せ状態
に固定するように成したもので、本例においては滑り止
用ストッパ２４の手すり本体２６に対する固定力を強く
できる利点が得られる。
この例では、円筒部２８における開閉可能な半円形状部
２８ａ，２８ｂを雌ねじ穴４０と、挿通穴４２より挿通
したボルト４４とのねじ結合に基づいて締結し、以て滑
り止用ストッパ２４を手すり本体２６に対し嵌合せ状態
に固定するように成したもので、本例においては滑り止
用ストッパ２４の手すり本体２６に対する固定力を強く
できる利点が得られる。
【００２８】図４は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例において、滑り止用ストッパ４６は円筒形状
且つ外周面が略太鼓状の膨出形状とされており、半筒部
４６ａ，４６ｂが周方向の特定個所において相対回転可
能、即ち開閉可能とされた上、自由端部側において結合
可能、例えば同図（Ｂ）に示す締結具４８による締結に
よって固定可能とされている。尚、この例のストッパ４
６もまた、手すり本体２６に沿った方向の長さが手の平
のそれよりも短いものとされている。このような滑り止
用ストッパ４６を手すり本体２６に取り付けた場合にお
いても、手すり本体２６を握って体重支持をしたときの
滑りを有効に防止することができる。
る。この例において、滑り止用ストッパ４６は円筒形状
且つ外周面が略太鼓状の膨出形状とされており、半筒部
４６ａ，４６ｂが周方向の特定個所において相対回転可
能、即ち開閉可能とされた上、自由端部側において結合
可能、例えば同図（Ｂ）に示す締結具４８による締結に
よって固定可能とされている。尚、この例のストッパ４
６もまた、手すり本体２６に沿った方向の長さが手の平
のそれよりも短いものとされている。このような滑り止
用ストッパ４６を手すり本体２６に取り付けた場合にお
いても、手すり本体２６を握って体重支持をしたときの
滑りを有効に防止することができる。
【００２９】図５は本発明の更に他の実施例を示したも
のである。図示のようにこの例は、手すり本体２６に沿
って所定間隔で複数の雌ねじ穴部５０を設ける一方、滑
り止用ストッパ５２を短い棒状形態となしてその軸方向
端部に雄ねじ部５４を形成し、その雄ねじ部５４を雌ね
じ穴部５０にねじ込むことで、滑り止用ストッパ５２を
手すり本体２６に脱着可能に取り付けるように成したも
のである。
のである。図示のようにこの例は、手すり本体２６に沿
って所定間隔で複数の雌ねじ穴部５０を設ける一方、滑
り止用ストッパ５２を短い棒状形態となしてその軸方向
端部に雄ねじ部５４を形成し、その雄ねじ部５４を雌ね
じ穴部５０にねじ込むことで、滑り止用ストッパ５２を
手すり本体２６に脱着可能に取り付けるように成したも
のである。
【００３０】本例によれば、予め定めた任意の位置に滑
り止用ストッパ５２を取り付けることができるととも
に、その滑り止用ストッパ５２の手すり本体２６に対す
る固定力を強くすることができる。尚、滑り止用ストッ
パ５２をねじ込み固定しない雌ねじ穴部５０について
は、雄ねじ部５４を有するめくら栓５６をねじ込んでお
くことでこれを閉鎖状態としておくことができる。
り止用ストッパ５２を取り付けることができるととも
に、その滑り止用ストッパ５２の手すり本体２６に対す
る固定力を強くすることができる。尚、滑り止用ストッ
パ５２をねじ込み固定しない雌ねじ穴部５０について
は、雄ねじ部５４を有するめくら栓５６をねじ込んでお
くことでこれを閉鎖状態としておくことができる。
【００３１】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明はトイレの壁面その
他の個所に設けられる手すりに対して、或いはその他の
衛生室における手すりに対して適用することも可能であ
る。更に本発明は縦方向の手すりに適用して効果が大き
いが、例えば図２の横方向の手すり２０に対して或いは
斜めの手すりに対して本発明を適用することも可能であ
るなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
くまで一例示である。例えば本発明はトイレの壁面その
他の個所に設けられる手すりに対して、或いはその他の
衛生室における手すりに対して適用することも可能であ
る。更に本発明は縦方向の手すりに適用して効果が大き
いが、例えば図２の横方向の手すり２０に対して或いは
斜めの手すりに対して本発明を適用することも可能であ
るなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
【図１】本発明の一実施例である滑り止用ストッパ付手
すりの構成を示す図である。
すりの構成を示す図である。
【図２】図１の手すりを設けた浴室内部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】本発明の他の実施例である滑り止用ストッパ付
手すりの構成を示す図である。
手すりの構成を示す図である。
【図４】本発明の更に他の実施例の滑り止用ストッパ付
手すりの構成を示す図である。
手すりの構成を示す図である。
【図５】本発明の更に他の実施例である滑り止用ストッ
パ付手すりの構成を示す図である。
パ付手すりの構成を示す図である。
１２，１４ 壁面 ２２ 滑り止用ストッパ付手すり ２４，４６，５２ 滑り止用ストッパ ２６ 手すり本体 ５０ 雌ねじ穴部 ５４ 雄ねじ部
フロントページの続き (72)発明者 大久保 修三 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内
Claims (5)
- 【請求項１】 バー状の手すり本体の所定個所に、該手
すり本体の軸直角方向に突出する、該手すり本体と別部
材から成る滑り止用ストッパを、該手すり本体を壁面等
支持体に固設した状態の下で脱着可能に取り付けたこと
を特徴とする滑り止用ストッパ付手すり。 - 【請求項２】 請求項１において、前記滑り止用ストッ
パを前記手すり本体に対してその軸直角方向から脱着可
能に取り付けたことを特徴とする滑り止用ストッパ付手
すり。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記手すりが
浴室等衛生室内に縦向きに設けられたものであることを
特徴とする滑り止用ストッパ付手すり。 - 【請求項４】 請求項１，２又は３において、前記滑り
止用ストッパが、前記手すり本体の外面に嵌合せ固定さ
れていることを特徴とする滑り止用ストッパ付手すり。 - 【請求項５】 請求項１，２，３又は４において、前記
手すり本体に沿って複数個所に雌ねじ穴部が形成され、
該雌ねじ穴部に雄ねじ部を有する前記滑り止用ストッパ
がねじ込み固定されていることを特徴とする滑り止用ス
トッパ付手すり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066761A JPH08228948A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 滑り止用ストッパ付手すり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066761A JPH08228948A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 滑り止用ストッパ付手すり |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228948A true JPH08228948A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13325196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7066761A Pending JPH08228948A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 滑り止用ストッパ付手すり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08228948A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1308575A1 (fr) * | 2001-10-31 | 2003-05-07 | Vaillant, Nicolas | Dispositif d'aide à l'utilisation d'une main courante et main courante comprenant un tel dispositif |
| JP2007014560A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Aiphone Co Ltd | 呼出子機アタッチメント及び呼出システム |
| KR101107271B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2012-01-25 | 이광선 | 난간용 보조 바아 |
| JP2019065609A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | ナカ工業株式会社 | 環状グリップ及び手すり |
| JP2020190113A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | 積水ハウス株式会社 | 玄関 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7066761A patent/JPH08228948A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1308575A1 (fr) * | 2001-10-31 | 2003-05-07 | Vaillant, Nicolas | Dispositif d'aide à l'utilisation d'une main courante et main courante comprenant un tel dispositif |
| JP2007014560A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Aiphone Co Ltd | 呼出子機アタッチメント及び呼出システム |
| JP4654080B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2011-03-16 | アイホン株式会社 | 呼出子機アタッチメント及び呼出システム |
| KR101107271B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2012-01-25 | 이광선 | 난간용 보조 바아 |
| JP2019065609A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | ナカ工業株式会社 | 環状グリップ及び手すり |
| JP2020190113A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | 積水ハウス株式会社 | 玄関 |
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