JPH0822744B2 - ボンド磁石用フエライト粒子粉末 - Google Patents
ボンド磁石用フエライト粒子粉末Info
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- JPH0822744B2 JPH0822744B2 JP61313539A JP31353986A JPH0822744B2 JP H0822744 B2 JPH0822744 B2 JP H0822744B2 JP 61313539 A JP61313539 A JP 61313539A JP 31353986 A JP31353986 A JP 31353986A JP H0822744 B2 JPH0822744 B2 JP H0822744B2
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- ferrite particle
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、Sr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04以上,
0.10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有するc軸方向への
厚みが中高であるフェライト粒子からなるボンド磁石用
フェライト粒子粉末に関するものである。
0.10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有するc軸方向への
厚みが中高であるフェライト粒子からなるボンド磁石用
フェライト粒子粉末に関するものである。
ボンド磁石は、焼結磁石に比べ、軽量で、寸法精度が
良く、複雑な形状も容易に量産化できる等の利点がある
為、玩具用、事務用具用、音響機器用等の各種用途に広
く使用されている。
良く、複雑な形状も容易に量産化できる等の利点がある
為、玩具用、事務用具用、音響機器用等の各種用途に広
く使用されている。
ボンド磁石は、一般に、天然若しくは合成ゴム又はプ
ラスチックスと磁性粉末とを混練した後、磁場中で成形
することにより製造される。
ラスチックスと磁性粉末とを混練した後、磁場中で成形
することにより製造される。
近年、各分野における用具や機器の小型軽量化に伴っ
て、これに使用されるボンド磁石の高性能化による磁石
自体の小型化が強く要望されている。
て、これに使用されるボンド磁石の高性能化による磁石
自体の小型化が強く要望されている。
即ち、ボンド磁石は、天然若しくは合成ゴム又はプラ
スチックス等の非磁性部分を含む為、焼結磁石に比べ、
残留磁束密度Brが小さく、当該特性の向上が望まれる。
スチックス等の非磁性部分を含む為、焼結磁石に比べ、
残留磁束密度Brが小さく、当該特性の向上が望まれる。
ボンド磁石の上記特性の向上の為には、含有される磁
性粉末の配向性が優れていることが必要である。
性粉末の配向性が優れていることが必要である。
ボンド磁石の残留磁束密度Brは、磁性粉末の含有率及
び配向性に左右され、殊に、配向性の影響は大きく、磁
性粉末の配向性が向上する程大きくなる傾向にある。
び配向性に左右され、殊に、配向性の影響は大きく、磁
性粉末の配向性が向上する程大きくなる傾向にある。
この現象は、例えば、特公昭55−19046号公報の「ゴ
ム磁石の磁気特性について見ると、Baフェライトゴム磁
石又はSrゴム磁石の磁気性能としての残留磁束密度は、
ゴム磁石中磁性粉末の含有率と一定方向への配向性と
に、左右される。そして残留磁束密度は、磁性粉末の含
有率よりも一定方向への配向性により大きく左右され、
配向性が良くなれば残留磁束密度は向上する。」なる記
載から明らかである。
ム磁石の磁気特性について見ると、Baフェライトゴム磁
石又はSrゴム磁石の磁気性能としての残留磁束密度は、
ゴム磁石中磁性粉末の含有率と一定方向への配向性と
に、左右される。そして残留磁束密度は、磁性粉末の含
有率よりも一定方向への配向性により大きく左右され、
配向性が良くなれば残留磁束密度は向上する。」なる記
載から明らかである。
従来、ボンド磁石の磁性粉末としては、一般にBaO・n
Fe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=
5.2〜6.0)粒子粉末が広く用いられている。
Fe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=
5.2〜6.0)粒子粉末が広く用いられている。
これらフェライト粒子粉末は、周知の通り、酸化鉄と
炭酸ストロンチウム又は炭酸バリウムとを所定の配合比
になるように混合し、次いで1000〜1300℃で加熱焼成し
た後、微粉砕し、更に、加熱焼成することにより得られ
ている。
炭酸ストロンチウム又は炭酸バリウムとを所定の配合比
になるように混合し、次いで1000〜1300℃で加熱焼成し
た後、微粉砕し、更に、加熱焼成することにより得られ
ている。
配向性が優れているフェライト粒子粉末は、現在最も
要求されているところであるが、上述した通りのBaO・n
Fe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=
5.2〜6.0)粒子粉末は、配向性が十分なものとは言い難
く、当該磁性粉末を用いて得られたボンド磁石の配向度
Br/4πIsは高々0.96程度であった。
要求されているところであるが、上述した通りのBaO・n
Fe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=
5.2〜6.0)粒子粉末は、配向性が十分なものとは言い難
く、当該磁性粉末を用いて得られたボンド磁石の配向度
Br/4πIsは高々0.96程度であった。
即ち、n=5.2〜6.0のBaO・nFe2O3(n=5.2〜6.0)
粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末
は、周知の通り、加熱焼成してフェライト化反応を生起
させることによって製造されるが、粒子の磁石としての
性能を十分に発揮させる為にはフェライト化反応を十分
に生起させることが必要であり、このことは粒子形態に
ついて言えば、フェライト結晶の完全性に起因してフェ
ライト本来の形態である板状形態になりやすく、当該板
状形態の粒子はボンド磁石の製造に際して、取り扱いが
困難である為、配向性を十分向上させることができなか
ったのである。
粒子粉末及びSrO・nFe2O3(n=5.2〜6.0)粒子粉末
は、周知の通り、加熱焼成してフェライト化反応を生起
させることによって製造されるが、粒子の磁石としての
性能を十分に発揮させる為にはフェライト化反応を十分
に生起させることが必要であり、このことは粒子形態に
ついて言えば、フェライト結晶の完全性に起因してフェ
ライト本来の形態である板状形態になりやすく、当該板
状形態の粒子はボンド磁石の製造に際して、取り扱いが
困難である為、配向性を十分向上させることができなか
ったのである。
一方、フェライト化反応が十分生起していない場合に
は、粒子のc軸方向への厚みが中高になって丸みを帯び
た形態の粒子が得られやすく、ボンド磁石の製造に際し
て取り扱いが容易ではあるが、粒子の磁石としての性能
が十分ではない為、磁場配向によって十分配向性を向上
させることができなかったのである。
は、粒子のc軸方向への厚みが中高になって丸みを帯び
た形態の粒子が得られやすく、ボンド磁石の製造に際し
て取り扱いが容易ではあるが、粒子の磁石としての性能
が十分ではない為、磁場配向によって十分配向性を向上
させることができなかったのである。
そこで、配向性の優れたフェライト粒子粉末を得る方
法の確立が強く要望されている。
法の確立が強く要望されている。
本発明者は、配向性の優れたフェライト粒子粉末を得
るべく種々検討を重ねた結果、本発明に到達したもので
ある。
るべく種々検討を重ねた結果、本発明に到達したもので
ある。
即ち、本発明は、Sr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.0
4以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)、必要により、Bi2O3
を含有するSr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04以上,0.
10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有するフェライト粒子
からなるボンド磁石用フェライト粒子粉末である。
4以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)、必要により、Bi2O3
を含有するSr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04以上,0.
10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有するフェライト粒子
からなるボンド磁石用フェライト粒子粉末である。
先ず、本発明において最も重要な点は、Sr1-xBaxO・n
Fe2O3(但し、xが0.04以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)
の組成を有するフェライト粒子は、配向性が優れている
点である。
Fe2O3(但し、xが0.04以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)
の組成を有するフェライト粒子は、配向性が優れている
点である。
本発明におけるフェライト粒子粉末の配向性が優れて
いる理由について、本発明者は、本発明により得られる
フェライト粒子粉末は、フェライト化反応が十分生起し
ていることに起因して、粒子の磁石としての性能が十分
発揮されており、しかも、粒子のc軸方向への厚みが中
高になって丸みを帯びた形態であることに起因してボン
ド磁石の製造に際して取り扱いが容易であることによる
ものと考えている。
いる理由について、本発明者は、本発明により得られる
フェライト粒子粉末は、フェライト化反応が十分生起し
ていることに起因して、粒子の磁石としての性能が十分
発揮されており、しかも、粒子のc軸方向への厚みが中
高になって丸みを帯びた形態であることに起因してボン
ド磁石の製造に際して取り扱いが容易であることによる
ものと考えている。
本発明におけるフェライト粒子粉末は、必要によりBi
2O3を含有していてもよい。
2O3を含有していてもよい。
Bi2O3を含有させることによって、粒子のc軸方向へ
の厚みが更に丸みを帯び、配向性を一層向上させること
ができる。
の厚みが更に丸みを帯び、配向性を一層向上させること
ができる。
尚、従来、n=6.0以上の組成を有するフェライト粒
子粉末として、例えば、特開昭59−13306号公報に記載
の粒子がある。この粒子は、SrO・nFe2O3(但し、n=
6.0〜6.5)の組成を有する焼結磁石用のフェライト粉末
であり、ゴム又はプラスチックス中における磁性粒子の
配向性は何ら考慮されていない。
子粉末として、例えば、特開昭59−13306号公報に記載
の粒子がある。この粒子は、SrO・nFe2O3(但し、n=
6.0〜6.5)の組成を有する焼結磁石用のフェライト粉末
であり、ゴム又はプラスチックス中における磁性粒子の
配向性は何ら考慮されていない。
事実、後出比較例に示す通り、粒子形態は板状であ
り、配向性の悪いものであった。
り、配向性の悪いものであった。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べ
る。
る。
本発明におけるフェライト粒子粉末は、Sr1-xBaxO・n
Fe2O3において、xが0.04以上,0.10未満、n=6.0〜6.
5)である。
Fe2O3において、xが0.04以上,0.10未満、n=6.0〜6.
5)である。
xが0.04未満の場合には、フェライト化反応を十分生
起させることが困難であり、得られたフェライト粉末の
磁石としての性能が十分ではなく、本発明の目的を達成
することができない。
起させることが困難であり、得られたフェライト粉末の
磁石としての性能が十分ではなく、本発明の目的を達成
することができない。
0.10以上である場合には、フェライト化反応が十分生
起することに起因して粒子形態は板状形状となりやす
く、本発明の目的を達成することができない。
起することに起因して粒子形態は板状形状となりやす
く、本発明の目的を達成することができない。
nが6.0未満である場合には、前述した通り、粒子形
態の制御とフェライト化反応の完全性とは逆の相関関係
にある為、本発明の目的を達成することができない。
態の制御とフェライト化反応の完全性とは逆の相関関係
にある為、本発明の目的を達成することができない。
6.5を越える場合には、フェライト化反応を十分生起
させることが困難であり、得られたフェライト粒子粉末
の磁石としての性能が十分ではなく、本発明の目的を達
成することができない。
させることが困難であり、得られたフェライト粒子粉末
の磁石としての性能が十分ではなく、本発明の目的を達
成することができない。
本発明におけるBi2O3の添加量は、0.1〜1.0重量%で
ある。
ある。
0.1重量%未満である場合には、粒子のc軸方向への
厚みを一層中高にする効果が十分ではなく、本発明の目
的を達成することができない。
厚みを一層中高にする効果が十分ではなく、本発明の目
的を達成することができない。
1.0重量%を越える場合にも、粒子のc軸方向への厚
みを一層中高にする効果を有するが、必要以上に添加す
る意味がない。
みを一層中高にする効果を有するが、必要以上に添加す
る意味がない。
本発明におけるSr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04
以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)フェライト粒子は、酸
化鉄、含水酸化鉄等の鉄原料、炭酸ストロンチウム等の
ストロンチウム原料、及びバリウム原料としての塩化バ
リウムをそれぞれモル比で6.0〜6.5:0.90〜0.96:0.04〜
0.10の割合で混合し、次いで、1100〜1300℃の温度範囲
で加熱焼成した後、微粉砕し、更に加熱焼成することに
より得ることができる。
以上,0.10未満、n=6.0〜6.5)フェライト粒子は、酸
化鉄、含水酸化鉄等の鉄原料、炭酸ストロンチウム等の
ストロンチウム原料、及びバリウム原料としての塩化バ
リウムをそれぞれモル比で6.0〜6.5:0.90〜0.96:0.04〜
0.10の割合で混合し、次いで、1100〜1300℃の温度範囲
で加熱焼成した後、微粉砕し、更に加熱焼成することに
より得ることができる。
加熱焼成温度が1100℃未満の場合には、フェライト化
反応を十分生起させることができない。
反応を十分生起させることができない。
1300℃を越える場合には、粒子の粗大化及び粒子相互
間の焼結が生起し、好ましくない。
間の焼結が生起し、好ましくない。
次に、実施例並びに比較例により本発明を説明する。
実施例1 α−Fe2O3898.17g、SrCO3107.83g及びBaCl27.34g(配
合割合はモル比で、Sr:Ba:Fe=0.956:0.044:6.23に該当
する。)を良く混合し水にて造粒する。造粒物を1160℃
で2時間焼成した後アトライターで微粉砕し、次いで、
900℃で1.5時間熱処理して磁性粉末を得た。得られた磁
性粉末は、螢光X線分析及びX線分析の結果、Sr0.956B
a0.044O・6.23Fe2O3粒子粉末であり、図1に示す電子
顕微鏡写真(×15,000)から明らかな通り、粒子のc軸
方向への厚みが中高になり丸みを帯びたものであった。
合割合はモル比で、Sr:Ba:Fe=0.956:0.044:6.23に該当
する。)を良く混合し水にて造粒する。造粒物を1160℃
で2時間焼成した後アトライターで微粉砕し、次いで、
900℃で1.5時間熱処理して磁性粉末を得た。得られた磁
性粉末は、螢光X線分析及びX線分析の結果、Sr0.956B
a0.044O・6.23Fe2O3粒子粉末であり、図1に示す電子
顕微鏡写真(×15,000)から明らかな通り、粒子のc軸
方向への厚みが中高になり丸みを帯びたものであった。
上記Sr0.956Ba0.044O・6.23Fe2O3粒子粉末121.0g、E
VA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)(三井ポリケミ
カル(株)製)12.0g及びステアリン酸亜鉛0.5gを混合
した後、80℃に加熱して混練し、次いで、冷却固化した
後、粉砕した。
VA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)(三井ポリケミ
カル(株)製)12.0g及びステアリン酸亜鉛0.5gを混合
した後、80℃に加熱して混練し、次いで、冷却固化した
後、粉砕した。
該粉砕物を加熱溶融して10,000Oeの磁場を印加した
後、冷却固化してボンド磁石を得た。
後、冷却固化してボンド磁石を得た。
得られたボンド磁石は、配向度Br/4πIs0.969、残留
磁束密度Brは2800Gauss、エネルギー積(B・H)maxは
1.94MGOeであった。
磁束密度Brは2800Gauss、エネルギー積(B・H)maxは
1.94MGOeであった。
実施例2〜7、比較例1〜6 Fe原料の量、Sr原料の量、BaCl2の量、Bi2O3の添加の
有無並びに量、加熱処理の温度を種々変更させた以外は
実施例1と同様にしてフェライト粒子粉末を製造し、更
に、該フェライト粒子粉末を用いてボンド磁石を製造し
た。
有無並びに量、加熱処理の温度を種々変更させた以外は
実施例1と同様にしてフェライト粒子粉末を製造し、更
に、該フェライト粒子粉末を用いてボンド磁石を製造し
た。
実施例2〜7で得られたフェライト粒子粉末は、電子
顕微鏡観察の結果、いずれもc軸方向への厚みが中高に
なって丸みを帯びた粒子であり、また、比較例1〜6で
得られたフェライト粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結
果、いずれも板状形態を呈した粒子であった。
顕微鏡観察の結果、いずれもc軸方向への厚みが中高に
なって丸みを帯びた粒子であり、また、比較例1〜6で
得られたフェライト粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結
果、いずれも板状形態を呈した粒子であった。
比較例1で得られたフェライト粒子粉末の電子顕微鏡
写真(×15,000)を図2に示す。
写真(×15,000)を図2に示す。
この時の主要製造条件及び諸特性を表1に示す。
〔発明の効果〕 本発明に係るフェライト粒子粉末は、前出実施例に示
した通り、Sr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04以上,0.
10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有することに起因し
て、粒子のc軸方向への厚みが中高になって丸みを帯び
た形態を有する為、配向性が優れた粒子であるから、ボ
ンド磁石用の磁性粒子粉末として最適なものである。
した通り、Sr1-xBaxO・nFe2O3(但し、xが0.04以上,0.
10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有することに起因し
て、粒子のc軸方向への厚みが中高になって丸みを帯び
た形態を有する為、配向性が優れた粒子であるから、ボ
ンド磁石用の磁性粒子粉末として最適なものである。
【図面の簡単な説明】 図1及び図2は、いずれも電子顕微鏡写真(×15,000)
であり、図1は実施例1で得られたフェライト粒子粉
末、図2は比較例1で得られたフェライト粒子粉末であ
る。
であり、図1は実施例1で得られたフェライト粒子粉
末、図2は比較例1で得られたフェライト粒子粉末であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】Sr1-xBaxO・nFe2O3(但し、x=0.04以
上、0.10未満、n=6.0〜6.5)の組成を有するc軸方向
への厚みが中高であるフェライト粒子からなるボンド磁
石用フェライト粒子粉末。 - 【請求項2】0.1〜1.0重量%のBi2O3を含有するSr1-xBa
xO・nFe2O3(但し、x=0.04以上、0.10未満、n=6.0
〜6.5)の組成を有するc軸方向への厚みが中高である
フェライト粒子からなるボンド磁石用フェライト粒子粉
末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313539A JPH0822744B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | ボンド磁石用フエライト粒子粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313539A JPH0822744B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | ボンド磁石用フエライト粒子粉末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162532A JPS63162532A (ja) | 1988-07-06 |
JPH0822744B2 true JPH0822744B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=18042538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61313539A Expired - Lifetime JPH0822744B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | ボンド磁石用フエライト粒子粉末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822744B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005085153A1 (ja) * | 2004-03-04 | 2007-12-06 | Tdk株式会社 | フェライト磁性材料、フェライト焼結磁石及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721519A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-04 | Toray Ind Inc | Processing of multicomponent conjugate fiber of its product |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61313539A patent/JPH0822744B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005085153A1 (ja) * | 2004-03-04 | 2007-12-06 | Tdk株式会社 | フェライト磁性材料、フェライト焼結磁石及びその製造方法 |
JP4506989B2 (ja) * | 2004-03-04 | 2010-07-21 | Tdk株式会社 | フェライト磁性材料、フェライト焼結磁石及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63162532A (ja) | 1988-07-06 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |