JPH08227315A - 異常警報装置 - Google Patents

異常警報装置

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JPH08227315A
JPH08227315A JP7280122A JP28012295A JPH08227315A JP H08227315 A JPH08227315 A JP H08227315A JP 7280122 A JP7280122 A JP 7280122A JP 28012295 A JP28012295 A JP 28012295A JP H08227315 A JPH08227315 A JP H08227315A
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JP7280122A
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Koji Nishihata
廣治 西畑
Katsuyoshi Kudo
勝義 工藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被制御装置が異常発生後に正常状態に復帰する
場合にも、被制御装置の運転を停止させており、装置の
稼働率が低かった。 【解決手段】被制御装置の監視信号が正常でなくなった
場合に、警報または表示を行ない、装置の運転で許容で
きる時間内に異常が修復できない場合は、異常表示とと
もに装置を止め、許容できる時間内に修復できた場合
は、そのまま運転を続行する異常警報装置に特徴があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異常警報装置に係
り、特に被制御装置の計装用監視に好適な異常警報装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭58−16301
4号公報に記載のように正常時の入出力状態のパターン
と運転時の入出力状態を各ステップ毎に比較し、異常を
検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、異常発生の内
容によっては、被制御装置をすぐに停止させなくても、
ある一定時間内に正常状態に復帰できれば運転を続行し
ていても良いものがあり、このような場合の処置につい
ては考慮されていなかった。
【0004】本発明の目的は、一定時間内であれば運転
の続行可能な内容の異常の場合、装置を止めることなく
運転し、一定時間内に正常状態に復帰できれば、そのま
ま運転を続行し装置のダウンタイムを最少にして、稼働
率を高めることのできる異常警報装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被制御装置か
ら監視信号を入力する手段と、監視信号が異常を示す信
号である際に、異常発生から所定時間経過後において、
該被制御装置から該監視信号を入力し異常が生じている
かを判定する手段と、異常を示す信号を入力した際に異
常状態に有ることを知らせる第1の異常警告信号発生手
段と、該判定手段により異常が生じていると判定した場
合には被制御装置の運転を停止するように制御する第2
の異常警告信号発生手段と、該判定手段により異常が生
じていないと判定した場合には第2の異常警告信号の発
生を解除する手段とから成ることを特徴とする異常警報
装置とから成ることを特徴とし、被制御装置の監視信号
が正常できなくなった場合に、異常表示を行ない、装置
の運転において許容できる時間内に異常が修復できなか
った場合は、異常表示とともに装置を止め、許容できる
時間内に修復できて正常な状態に戻った場合は、そのま
ま運転を続行し、装置のダウンタイムを最少にして稼働
率を向上させることができるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図4により説明する。図1において、警報手段1は、制
御手段7が判断した異常の事前警報、すなわち、正常状
態でなくなったときの警報と、その後に装置として許容
できる時間範囲内に監視信号を正常状態に修復できなか
った場合の異常警報とを行なうものであり、異常の事前
警報と異常警報用に2種類の音色を発することのできる
ものであり、例えば、音色の異なる2個のブザーや、1
個のブザーで2種類の警報周波数で警報できるものであ
る。
【0007】表示手段2は、監視信号が正常な値を維持
することができなくなった監視信号名とその警告メッセ
ージを表示し、またその後装置として許容できる時間範
囲内に監視信号を正常状態に修復できなかった監視信号
と異常メッセージを表示するものであり、例えばCRT
(ブラウン管表示装置)等である。
【0008】記憶手段3は、信号処理手段6から入力し
た信号を記憶すると共に、制御手段7が正常状態でなく
なったと判断した監視信号とその後正常状態に修復でき
ず異常状態となった監視信号を記憶するものであり、例
えばバッテリーバックアップ付メモリである。
【0009】異常監視値記憶手段4は、異常と正常との
判定に用いるための装置に実装されている監視信号の正
常,異常の量的基準値と、正常でなくなった時点から装
置が運転を許容できる時間の基準値とを記憶しておくも
のであり、例えば、ROM(Read Only Memory)に所定
の基準値を記憶させる。
【0010】診断手順記憶手段5は、異常の診断を行な
う上での診断手順と診断の論理を記憶しておく手段であ
り、例えば、ROMに記憶させる。
【0011】信号処理手段6は、稼働中の装置の運転状
態を示すアナログ入力信号やディジタル入力信号を被制
御装置9から異常警報装置8に入力すると共に、装置の
異常時に被制御装置9に異常出力するものであり、被制
御装置9と異常警報装置8との信号インターフェースで
ある。例えば、アナログ入力基板,ディジタル入力基板
である。
【0012】制御手段7は、診断手順記憶手段5の手順
に従い、信号処理手段6で入力した監視信号の入力値と
前記異常監視値記憶手段4に記憶されている基準値と比
較して診断を行なうものであり、以上述べた手段を一括
制御するものである。例えば、CPU(Central Proces
sor Unit)である。
【0013】次に、図1の装置の動作を図2により説明
する。装置の運転が開始10されると、まず、異常発生
フラグが出ているかどうかを判断12する。通常の場
合、運転開始時点では異常がないので、次のステップの
異常入力有無を判断12する。異常入力の判断は、アナ
ログ信号装置9aまたはディジタル信号装置9bから出
力された信号を、アナログ信号入力手段6aまたはディ
ジタル信号入力手段6bから入力し、異常監視値記憶手
段4に記憶された値と比較する。異常入力が無い場合に
は、異常発生フラグの有無確認11に戻り繰り返えす。
異常入力が有った場合には、異常発生フラグを立てる1
3とともに、異常検出タイマーを起動14させ、警報手
段1および表示手段2に警報および表示15をさせ、異
常検出タイマーをカウント16して、異常発生フラグの
有無確認11に戻る。
【0014】また、異常発生フラグの有無確認11にお
いて、異常発生フラグが立っている場合には、次のステ
ップの異常入力有無を判断17する。この判断17は前
記の異常入力有無の判断12と同様のことを行なう。こ
こで、異常入力が引き続き出ていれば、次のステップで
異常検出時間と、異常監視値記憶手段4に記憶されてい
る装置の運転許容時間とを比較20する。
【0015】異常検出時間が運転許容時間に達しない場
合は異常検出タイマーの加算16に戻る。また、異常検
出時間が運転許容時間に達した場合には、信号出力6c
から信号受取装置9cに異常信号を出力21し、装置を
停止させると共に、警報手段1および表示手段2に異常
表示を出力22させて終了する。
【0016】一方、異常入力有無の判断17において、
異常の修復により装置が正常状態に戻って、異常入力が
無くなった場合には、異常発生フラグをクリア18し、
異常検出タイマーをクリア19して、異常検出タイマー
の加算は、タイマーがクリアされて起動していないので
加算はされない。
【0017】次に、図3,図4により具体的に説明す
る。例えば、モータを冷却する冷却水の場合で、モータ
自体は冷却水が止まってからといって、直ぐに止まるわ
けではなく、ある一定時間、例えば10分間は運転して
もまだモータの故障にはつながらないので、この間に冷
却水が流れるようにしてやれば、モータはそのまま運転
できる。これを図にしたのが図3である。装置、例えば
モータが運転されているときは、常に状態監視信号を取
り込み、始めの時点では正常だったものがA点で異常、
例えば冷却水の流量が減ったり止まったりしたら流量計
からの異常信号が出て、この時点で警報および表示を行
ない、正常でないことを知らせる。また、この時点では
運転は継続されている。運転者がこの警報および表示に
気付き、冷却水の流量を装置の許容運転時間T内に正常
に戻らせたなら、B点のように異常信号が無くなり正常
に復帰する。したがって、装置も止まらず運転される。
【0018】しかし、装置の許容運転時かT内に正常に
戻すことができなかった場合、図4に示すように、装置
の許容運転時間Tに達したC点において、異常出力がな
され、装置、例えばモータが停止し異常表示がされる。
【0019】以上、本実施例によれば、装置が運転不可
能となる前に異常信号を検知でき、装置として運転を許
容できる時間の範囲内に異常信号を修復することができ
れば、装置を停止することなく運転を継続することがで
きるので、装置の稼働率を向上させることができるとい
う効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、運転の続行可能な内容
の異常が被制御装置に生じている場合に、異常発生後一
定時間内において異常が生じていても、装置を止めるこ
となく運転し、一定時間経過後に正常状態に復帰できれ
ば、そのまま運転を続行することができるので、装置の
ダウンタイムを最少にして、稼働率を高めることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である異常警報装置を示すブ
ロック図。
【図2】図1の動作を示すフローチャート図。
【図3】状態監視信号と装置の運転状態の関係を示し、
そのまま運転を継続する場合を示す図。
【図4】状態監視信号と装置の運転状態の関係を示し、
装置の運転を停止する場合を示す図。
【符号の説明】
1…警報手段、4…異常監視値記憶手段、5…診断手順
記憶手段、6…信号処理手段、7…制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被制御装置から監視信号を入力する手段
    と、監視信号が異常を示す信号である際に、異常発生か
    ら所定時間経過後において、該被制御装置から該監視信
    号を入力し異常が生じているかを判定する手段と、異常
    を示す信号を入力した際に異常状態に有ることを知らせ
    る第1の異常警告信号発生手段と、該判定手段により異
    常が生じていると判定した場合には被制御装置の運転を
    停止するように制御する第2の異常警告信号発生手段
    と、該判定手段により異常が生じていないと判定した場
    合には第2の異常警告信号の発生を解除する手段とから
    成ることを特徴とする異常警報装置。
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