JPH08226415A - 弾力性のある鉄道レール固定クリップおよび関連する絶縁体を有する鉄道レール固定アセンブリ - Google Patents

弾力性のある鉄道レール固定クリップおよび関連する絶縁体を有する鉄道レール固定アセンブリ

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JPH08226415A
JPH08226415A JP7297107A JP29710795A JPH08226415A JP H08226415 A JPH08226415 A JP H08226415A JP 7297107 A JP7297107 A JP 7297107A JP 29710795 A JP29710795 A JP 29710795A JP H08226415 A JPH08226415 A JP H08226415A
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    • E01B9/02Fastening rails, tie-plates, or chairs directly on sleepers or foundations; Means therefor
    • E01B9/28Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members
    • E01B9/30Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members by resilient steel clips
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】トウ絶縁体の磨耗が少ない、レールフランジの
それぞれの形状毎に異なったトウ絶縁体を備える必要の
ない、鉄道レール固定アセンブリを提供する。 【解決手段】鉄道レールを下にある鉄道基盤に固定する
のに使用されるアセンブリにおいて、弾力性のある鉄道
レール固定クリップ1、2、3は、使用時、隣接する鉄
道レール300のフランジ301を支持し、かつ実質的
に平行に延びる少なくとも1つの部分1aを有し、使用
時、レール300からクリップ1、2、3を電気絶縁す
るための絶縁体13、13’を保持する。絶縁体13
は、レール支持部1aの長手方向の軸の回りを回転し得
るように、クリップ1、2、3と係合保持され、クリッ
プは、実質的に円形の断面のレール支持部を有する。先
行技術とは違って、絶縁体は、レール300が移動する
時、レールフランジ301上で自己整合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾力性のある鉄道
レール固定クリップおよび関連する絶縁体を有する鉄道
レール固定アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】電気絶縁を提供するためには、ポリマー
またはエラストマー材を鉄道レール固定アセンブリの、
それがなければ接触する部品の間に組み込むのが一般的
である。典型的に、エラストマーのシートが、レール固
定部位のレールの下に置かれ、それがクッションの働き
もし、適切に形成された絶縁体が、レール固定クリップ
が支持するレールフランジの側面および上面部のまわり
に置かれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公知の絶縁体
は、多くの欠点を有する。WO93/12295において、本出願
人は、トウ部とポスト部が分離している新しい形態の絶
縁体を提案しており、クリップは絶縁体のトウ部を支持
し、絶縁体のポスト部は固定具によって定位置に固定さ
れている。絶縁体の2つの部分を分離する際、レールが
敷設される以前に、ポスト絶縁体をクリップ固定具に固
定することが可能である絶縁システムを備える。これに
よって、絶縁体の固定の作業を簡素化すること、および
設置部位に運ばれる連結していない部品の数を減少させ
ることによって、線路の敷設を容易にする。さらに、分
離したトウ絶縁体とポスト絶縁体を用いることによっ
て、トウ絶縁体とは別にポスト絶縁体を交換することが
可能であり、その反対も可能である。
【0004】先行技術「キャプティブ」トウ絶縁体、例
えば、WO93/12295に開示されているレール固定クリップ
のベンドに留まるもの、およびGB-A-2106571に開示され
ているクリップに接着されているものは、クリップにし
っかり固定され、レールフットに固定支持面を提供す
る。従って、荷重を受けたレールの力学的転位の間、ト
ウ絶縁体とレールフランジとの間の接触点の位置および
支持領域の大きさが様々であるので、このような条件下
において、トウ絶縁体のある部分が不都合にも高圧を受
け、そのために、トウ絶縁体の磨耗が加速される。さら
に、レールフランジのそれぞれの形状毎に異なったトウ
絶縁体を備えなければならないだけでなく、さらに、実
際、絶縁体の荷重支持面がレールフランジの角度に正確
に適合するようなトウ絶縁体を製造することは非常に困
難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の実施態様によれ
ば、鉄道レールを下にある鉄道基盤に固定するのに使用
されるアセンブリを提供し、該アセンブリは、使用され
ると、隣接する鉄道レールのフランジを支持し、かつ実
質的に平行に延びる、断面が実質的に円形の少なくとも
1つの部分を有する弾力性のある鉄道レール固定クリッ
プ、および使用されるとクリップのレール支持部に保持
されるレールからクリップを電気絶縁するための絶縁体
を備えているアセンブリであって、絶縁体は、レール支
持部の長手方向の軸の回りを回転転位するよう装着され
るようにクリップに係合保持され、それによって、絶縁
体はレールフランジに自己整合している。
【0006】従って、本発明の絶縁体は、少なくとも部
分的にクリップのレール支持部の縦軸のまわりに自由に
回転するようにクリップに係合している。本明細書にお
いて、回転転位とは、必ずしも360度ではなく、実際
もっと少ない、レール支持部の縦軸のまわりの運動を意
味する。
【0007】アセンブリの自己整合は、レールの固定構
造がどのようなものであれ、常に、絶縁体とレールフラ
ンジとの間には正常な接触があるということである。換
言すれば、先行技術とは対照的に、本発明のクリップお
よび絶縁体アセンブリは、クリップのレール支持部とレ
ールフランジとの間の実際の接触構造に自己適合してい
る。この絶縁体のクリップ上での自己整合能力により、
同じクリップおよび絶縁体アセンブリは、広範囲な固定
具設置において使用され得、(レールフランジの設計の
ような)様々な他の設置構成要素の設計に多様性がある
場合においてさえ使用され得る。
【0008】例えばカーブ、ポイントおよび踏切等の線
路のある場所において、レールに大きな横揺れがあり得
る。従って、本発明の自己整合能力に加え、本発明の第
2の局面のアセンブリは、支持接触点での摩擦による磨
耗なく荷重下のレールのこのような力学的移動を緩和す
ることができ、従って、絶縁体の回転のため荷重がクリ
ップにかからないので、トウ絶縁体の寿命を延ばし、横
方向に高い張力からクリップを保護することができると
いう利点をさらに有している。従って、既存の型のクリ
ップへの簡単な改変が、多くの広範に使用されるレール
固定具アセンブリの大幅な改良となる。
【0009】絶縁体、クリップのレール支持部のどちら
か、または両者は、絶縁体の回転転位を可能し、クリッ
プのレールフランジに対する駆動の間、レール支持部の
絶縁体の長手方向の転位を制限するための手段を備えて
いる。
【0010】従って、本発明のクリップおよび絶縁体ア
センブリにおいて、レール固定クリップのレール支持部
は、絶縁体のレール支持部上での転位を制限するため
に、レール支持部への装着のためのトウ絶縁体の内側断
面における対応する変化に係合するように適合された横
断面における軸の局所的変化または転位を含み、設置の
間および/または使用中、絶縁体がレール支持部から離
れすぎて移動する傾向を防止する。
【0011】横断面における変化または転位は、好適に
は、これに限らないが、絶縁体の対応する突起部に係合
するための1つ以上の凹所または周囲の溝、絶縁体の内
面の対応する凹所または溝に係合する、横断面の何らか
の変化を伴うまたは伴わないオフセット、1つ以上のタ
ブ、または周囲の突起物、絶縁体の対応するねじに係合
するねじ部、クリップのレール支持部の一端または両端
で止め具として作用する1つ以上のタブ、クリップの狭
められていない直径が絶縁体の通路または凹所より大き
い時、狭められた部分の回りを自由に動き得るが、それ
を越えては動き得ないような軸の断面の局所的な狭搾
部、または適切なレール支持部の幅または直径における
他の減少または増加を含む。
【0012】本発明の1つの実施態様において、絶縁体
は、2つ以上の荷重支持面を有し、絶縁体は、回転して
転位し、絶縁体のどの荷重支持面がレールフランジに与
えられるかを変える。
【0013】特に、絶縁体は、レール支持部の回りを回
転し、磨耗していない荷重支持面をレールフランジに提
供する。
【0014】あるいは、荷重支持面とクリップのレール
支持部と接触する絶縁体の面との間の材料の厚みが、隣
接荷重支持面の間で異なるようになっているなら、本発
明の絶縁体は、回転し、レールフランジの上のレール支
持部の高さを調節し得る。この点において、隣接固定具
に対する、エラストマーパッドの上にあるレールの高さ
は、パッドが磨耗するにつれて漸次減少する。このた
め、クリップによってレールにかけられたトウ荷重が減
少する。磨耗したパッドの交換のためレールを持ち上げ
る必要性を回避するために、オフセット凹所または通路
を有する絶縁体は、クリップの片寄りが増加するように
回転し得、それによってクリップによるトウ荷重が増加
する。同様に、トウ荷重の差が、例えば、レール交通量
または、ベンド上の変化など他の理由で要求されるな
ら、絶縁体は、絶縁体またはクリップ自体を変化させる
必要なく、クリップによって付与されたトウ荷重を調節
するために使用され得る。さらに、肩の高さの設定は概
略でよく、絶縁体が、適切な高さで設置を調節するよう
に回転するので、このようなクリップおよび絶縁体アセ
ンブリは、新しい線路のコストを削減し、建設を容易に
し得る。
【0015】本発明の絶縁体の外形はどのような形状で
も良い。例えば、絶縁体の実施態様は、1つ、2つ、3
つ、4つ、5つ、6つ、またはそれ以上の荷重支持面を
有し得る。ある実施態様において、絶縁体は、多角形、
または、一部多角形の断面を有する。この1つのまたは
複数あるうちの各荷重支持面には、様々な、かつ、絶縁
体の自己整合を補助するような丸みがあり得る。例え
ば、この1つのまたは複数あるうちの各荷重支持面は、
絶縁体の断面が円形または楕円形、または一部円形また
は一部楕円形であるように形成され得る。1つ以上の荷
重支持面自体、一部円筒(円形または楕円形)であり得
る。本発明の絶縁体の各荷重支持面は、絶対ではない
が、好適には、実質的に等サイズである。
【0016】本発明の絶縁体は、クリップのレール支持
部に支持するように形成された長手方向の凹所、また
は、クリップのレール支持部を受け入れる通路を有する
ように形成され得る。この凹所または通路は、空のまた
は開いた一端を有し得る。好適な実施態様において、通
路または長手方向の凹所は、絶縁体およびクリップのレ
ール支持部が軸であるように配置されるが、本発明の絶
縁体において、通路または凹所は、絶縁体の中央に配置
される必要はないので、上述のように、高さ調整に使用
され得る。
【0017】本発明のアセンブリは、クリップのレール
支持部が、レールの線に実質的に平行であり、実質的に
円形の断面を有し、それに沿っている絶縁体の長手方向
の転位を制限するように概して適合され得るなら、多く
の異なったタイプのレール固定クリップのうちどれを使
用してもよい。好適に使用され得るクリップは、例え
ば、GB-1,510,224(「e」クリップとして公知)、GB-86
1,473(「PR」クリップとして公知)、GB-A-2,211,229
(「Sonata」クリップとして公知)、WO93/12296
(「M」クリップ)、EP-A-0401424(「SKL」クリップ)
またはUS-4,304,359(「Z」クリップ)に記載のものが
ある。好適な例はこれらに限らない。「e」クリップ、
「Sonata」クリップ、および「Z」クリップは、クリッ
プの遊端部の1つにレール支持部を有する。「SKL」ク
リップは、レールを支持する2つの遊端部を有する。
「M」クリップは、レールを支持する「M」の2つの内
側脚の間に部分を有する。「PR」クリップのレール支持
部は、その2つのアーチの間に位置するクリップのベン
ド部分である。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施例を説明す
る。
【0019】図1および図2は、それぞれ、e形および
Z形クリップを示す。図3は、図1のe形クリップを有
するレール固定アセンブリを示すが、あるいは、そこ
で、図2のZ形クリップを用い得る。図1および図2の
クリップ、並びに図3の構造は、GB 1,510,224およびUS
4,304,359に記載されたクリップおよび構造を示してい
る。図1および図2のクリップは、それぞれ、遊端部
1、クロスオーバーアーム2、および中央脚3を有して
いる。クロスオーバーアーム2は、使用されると、固定
具の一部、または固定されるレール300に隣接したレ
ール基礎100に固定された肩200を支持するヒール
部2aを有する。同様に、遊端部1は、レール300の
フランジ301を押圧支持するレール支持部すなわちト
ウ1aを有する。中央脚3は、肩200のハウジング2
01に受け入れられ、トウ部1aは、レールフランジ3
01の上面上の一部絶縁部材50を押圧支持する。絶縁
部材50は、レールフランジ301の上に設置されるト
ウ部50aおよびレールフランジ301の先端と肩20
0の隣接部との間に延びるポスト部50bを有する。
【0020】図4aおよび図4bは、レール固定アセン
ブリの作動配置にある、平面がM形のクリップを示す。
このM形クリップは、WO93/12296に記載のクリップと同
様である。使用されると、Mの内側脚6を接続している
部分はレール支持部6aとして作用し、Mの外側脚7の
遊端部7aは、肩21と係合し、レール300の上に張
り出す。図4aおよび図4bのアセンブリもまた、それ
ぞれ、トウ絶縁体50a’およびポスト絶縁体50b’
を備え、トウ絶縁体50a’はクリップのレール支持部
6aによって保持される。
【0021】図5のレール固定アセンブリは、いくつか
の点において、図3のアセンブリと同様であり、図5に
おいて同様の部分は図3で使用されたのと同じ参照符号
で示す。しかし、図3のアセンブリとは違って、図5の
アセンブリは、ポスト絶縁体130およびトウ絶縁体1
3を備えている2部絶縁体システムを有し、トウ絶縁体
13は、クリップのトウ部1aの長手方向の軸の回りで
回転が可能である。
【0022】図5のトウ絶縁体13の詳細を図6aおよ
び図6bに示す。絶縁体13は、断面が半円形である荷
重支持面13c、および図10dに示すような、概して
適合したクリップのレール支持部に固定するための、絶
縁体の閉先端に形成された窪み14を有する長手方向の
凹所12を有する。
【0023】図6aおよび図6bのトウ絶縁体13の変
形を図7aおよび図7bに示す。この絶縁体13’の横
断面は、六角形の角を形成する材料が、レールの磨耗の
下でのパッドとしてクリアランスを形成するよう省かれ
ていることを除いて、六角形の一部に似ている。従っ
て、この場合、絶縁体13’の外面は、3つの実質的に
等しい大きさの面13aを有し、それぞれ、僅かな丸み
を有し、その間に溝13bがある。
【0024】図8aから図8dは、別の絶縁体の形状を
示す。図8aの絶縁体は三角形の断面、図8bは四角形
の断面、図8cは五角形の断面、図8dは円形の断面を
有する。これらの例は、単に、多くの可能な絶縁体形状
のいくつかにすぎないことに留意すべきである。
【0025】図6、図7および図8の絶縁体13、1
3’において、凹所12または通路12’は、中央に位
置しているが、もし、上述したように、絶縁体が高さ調
節のために用いられるなら、凹所12または通路12’
は、図9に示すように中心をはずれている。
【0026】図10aから図10dは、本発明が適用さ
れたクリップのトウ部1aが、絶縁体が回転している
間、使用中その長手方向の転位を阻止するように、絶縁
体を保持するように適合され得る方法の例を示す。
【0027】図10aは、凹所12または通路12’の
内側に形成された周囲の突起物を有する絶縁体13、1
3’と共に用いられることを意図されているクリップの
トウ部1aの上に形成された環状溝8を示す。図10b
は、凹所12または通路12’の内側に形成された周囲
の溝を有する絶縁体13、13’と共に用いられること
を意図されているクリップのトウ部1aの上に形成され
た環状突起物9を示す。図10cは、絶縁体13、1
3’の凹所12または通路12’内に形成された対応す
るねじと係合する連続ねじ10で形成されているクリッ
プのトウ1aを示す。図10dは、図8aで示されたよ
うな絶縁体13の凹所または窪み14を係合させるため
のクリップのトウ部1aで形成されるオフセット11を
示す。図10dに示すオフセット11の形成は、この領
域のクリップの横断面図を変形しているが、クリップの
横断面がそのままであるようなオフセットを得ることも
可能であり、クリップのこの部分の軸は単に位置がずら
されている。
【0028】各場合において、図5から図10の絶縁体
とクリップのレール支持部との接続は、クリップのトウ
の上での絶縁体の所望の程度の回転を可能にするのに十
分緩くなければならない。それによって、使用中、そこ
に加えられた力のもとで、絶縁体をクリップのトウの回
りに回転させ、絶縁体とレールフランジとの間の最適な
接触を実質的に維持する。
【0029】本発明のアセンブリに使用する絶縁体は、
好適には、設置場所に運ばれるまでにクリップに接着さ
れる。
【0030】
【発明の効果】上記したように、本発明によると、トウ
絶縁体の磨耗が少ない、レールフランジのそれぞれの形
状毎に異なったトウ絶縁体を備える必要のない、さら
に、絶縁体の荷重支持面がレールフランジの角度に正確
に適合するようなトウ絶縁体を製造する必要のない、鉄
道レール固定アセンブリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】e形クリップの平面図。
【図2】Z形クリップの平面図。
【図3】図1のe形クリップを有するレール固定アセン
ブリの横断面図。
【図4】図4aは、M形クリップを有するレール固定ア
センブリの横断面図であり、図4bは、M形クリップを
有するレール固定アセンブリの平面図。
【図5】本発明のクリップおよび絶縁体構造を有するレ
ール固定アセンブリの横断面図。
【図6】図6aは、本発明のアセンブリに使用する絶縁
体の斜視図であり、図6bは、その端面図。
【図7】図7aは、本発明のアセンブリに使用する別の
絶縁体の斜視図であり、図7bは、その端面図。
【図8】図8a、図8b、図8cおよび図8dは、それ
ぞれ本発明のアセンブリに使用するさらに別の絶縁体の
端面図。
【図9】本発明のアセンブリに使用する別の絶縁体の端
面図。
【図10】図10a、図10b,図10cおよび図10
dは、本発明のアセンブリに使用するクリップのトウ部
分の斜視図。
【符号の説明】
1、2、3 固定クリップ 1a レール支持部 13、13’ 絶縁体 13a 荷重支持面 300 鉄道レール 301 レールフランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595166446 63 Station Road,Addl estone,Surrey KT15 2 AR,United Kingdom (72)発明者 ケビン スタブス イギリス国 シェフィールド エス8 0 ピーエル,ウッドシート,ウッドシーツ ロード 189 (72)発明者 スティーブン ジョン コックス イギリス国 サリー ティーダブリュー9 2エイチビー,リッチモンド,セルウィ ン アベニュー 5 (72)発明者 マーチン デイビッド サマーセット イギリス国 ノッティンガムシャー エス 80 3キューエックス,ワークソップ,グ リーベ クローズ 14 (72)発明者 ブライアン ジョージ コンロイ イギリス国 ノッティンガムシャー エス 80 1エックスディー,ワークソップ,ク ラブツリー パーク,アルダーソン ロー ド 18

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道レールを下にある鉄道基盤に固定す
    るのに使用されるアセンブリであって、該アセンブリ
    は、使用時、隣接する鉄道レールのフランジを支持し、
    かつ実質的に平行に延びる実質的に円形の断面の部分を
    少なくとも1つ有する弾力性のある鉄道レール固定クリ
    ップ、および、使用時、該クリップの該レール支持部に
    保持される該レールから該クリップを電気絶縁するため
    の絶縁体を備えているアセンブリであって、該絶縁体が
    該レール支持部の長手方向の軸の回りを回転転位するよ
    う装着されるように、該絶縁体は該クリップに係合保持
    され、それによって、該絶縁体が該レールフランジに自
    己整合しているアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体が、円筒形の荷重支持面を有
    する、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記絶縁体が、半円筒形の荷重支持面を
    有する、請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁体が、2つ以上の荷重支持面を
    有し、使用時、該絶縁体が、該絶縁体の該荷重支持面の
    うちどれが前記レールフランジに与えられるかを変える
    ように回転転位し得る、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記荷重支持面と前記クリップの前記レ
    ール支持部と接触する前記絶縁体の面との間の材料の厚
    みが、隣接する荷重支持面の間で様々であるので、絶縁
    体はレールフランジの上方でレール支持部の高さを調節
    するように回転し得る、請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記絶縁体が、前記クリップの前記レー
    ル支持部に固定するように形成された長手方向の凹所を
    具備する、請求項1から5のいずれかに記載のアセンブ
    リ。
  7. 【請求項7】 前記絶縁体が、前記クリップのレール支
    持部を受け入れるための通路をその中に具備するよう形
    成されている、請求項1から5のいずれかに記載のアセ
    ンブリ。
  8. 【請求項8】 前記凹所または通路が、一端において開
    いている、請求項6または7に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記クリップの前記レール支持部が該ク
    リップの遊端部にある、請求項1から8のいずれかに記
    載のアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記クリップが、そのそれぞれの遊端
    部に2つのレール支持部を有する、請求項1から8のい
    ずれかに記載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記クリップの前記レール支持部が、
    該クリップの他の部分との間に部分を有する、請求項1
    から8のいずれかに記載のアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記クリップの前記レール支持部の一
    部が、前記絶縁体の部分と協力して、その回転転位を可
    能にしながら、該クリップの前記レールフランジの上で
    の駆動の間、該絶縁体の該レール支持部の上での長手方
    向の転位を制限する、請求項1から11のいずれかに記
    載のアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記レール固定クリップの前記レール
    支持部が、前記絶縁体の内側断面の対応する変化と係合
    するように適合した横断面における軸の局所的な変化ま
    たは転位を含む、請求項1から12のいずれかに記載の
    アセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記横断面での軸の局所的変化または
    転位が、前記絶縁体上の対応する突起物と係合する1つ
    以上の凹所または周囲の溝を含む、請求項13に記載の
    アセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記横断面での軸の局所的変化または
    転位が、前記絶縁体の内表面上の対応する凹所または溝
    と係合するオフセット、1つ以上のタブ、または周囲の
    突起物を含む、請求項13に記載のアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記横断面での軸の局所的変化または
    転位が、前記絶縁体の対応するねじと係合するねじ部を
    含む、請求項13に記載のアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記横断面での軸の局所的変化または
    転位が、前記クリップの前記レール支持部の一端または
    両端で止め具として作用する1つ以上のタブを含む、請
    求項13に記載のアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記横断面での軸の局所的変化または
    転位が、前記クリップの狭められていない直径が前記絶
    縁体の前記通路または凹所より大きい時、狭められた部
    分の回りを自由に動き得るが、それを越えては動き得な
    いような軸の断面の局所的な狭搾部を含む、請求項13
    に記載のアセンブリ。
  19. 【請求項19】 請求項1から18のいずれかに記載の
    アセンブリに使用される鉄道レール固定クリップ。
  20. 【請求項20】 請求項1から19のいずれかに記載の
    アセンブリに使用される絶縁体。
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