JPH08225484A - 2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法 - Google Patents

2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法

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JPH08225484A
JPH08225484A JP33107795A JP33107795A JPH08225484A JP H08225484 A JPH08225484 A JP H08225484A JP 33107795 A JP33107795 A JP 33107795A JP 33107795 A JP33107795 A JP 33107795A JP H08225484 A JPH08225484 A JP H08225484A
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JP
Japan
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acid
resorcinol
dihydroxyacetophenone
acetic acid
ion exchange
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Application number
JP33107795A
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English (en)
Inventor
Takashi Fukumoto
隆司 福本
Katsuji Ujita
克爾 宇治田
Toshiki Mori
俊樹 森
Kozo Nakao
公三 中尾
Hironobu Tamai
洋進 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08225484A publication Critical patent/JPH08225484A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 レゾルシノールと酢酸とをプロトン酸触
媒の存在下、反応で副生する水を除去しながら反応させ
ることにより2,4−ジヒドロキシアセトフェノンを製
造する。 【効果】 2,4−ジヒドロキシアセトフェノンを簡便
かつ安価に製造することができる。また、廃水処理の問
題を伴う金属触媒や、水に不安定で取り扱いにくい塩化
アセチル、無水酢酸等を用いることがないので、2,4
−ジヒドロキシアセトフェノンの工業的な製法として非
常に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2,4−ジヒドロ
キシアセトフェノンの製造方法に関する。本発明によっ
て得られる2,4−ジヒドロキシアセトフェノンは、例
えば、アレルギー性疾患治療薬の原料である2,4−ジ
ヒドロキシ−3−プロピルアセトフェノンの合成中間体
として、また、感光材料、日焼け止め化粧品の原料とし
て有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来より、2,4−ジヒドロキシアセト
フェノンの製造方法として種々の方法が報告されてお
り、例えば、 レゾルシノールと酢酸を塩化亜鉛の存在下に反応させ
る方法(特開昭61-176548号公報、特開昭59-65039号公
報、Organic Synthesis Coll.Vol.III, 761頁などを参
照)、 レゾルシノールと塩化アセチルを塩化亜鉛の存在下に
反応させる方法(特開昭61-180738号公報参照)、 レゾルシノールと無水酢酸を塩化亜鉛の存在下に反応
させる方法(特開平2-11536号公報参照)、 レゾルシノールと無水酢酸を塩化アルミニウムの存在
下に反応させる方法〔RO53277(ルーマニア特許)参
照〕、 レゾルシノールと無水酢酸を硫酸の存在下に反応させ
る方法〔J.S.AfricanChem.Inst.26,41(1943)、特開昭60
-248642号公報などを参照〕、等が知られている。
【0003】しかしながら、上記の方法は工業的規模で
実施するには解決しなければならない課題を有してい
る。すなわち、上記の〜の方法では、塩化亜鉛、塩
化アルミニウム等のルイス酸触媒をレゾルシノールに対
して化学量論量使用するため、工業的規模での実施にお
いては、これらの水に不安定なルイス酸触媒を多量に用
いることが必要である。しかも、これらのルイス酸触媒
は金属触媒であるから、廃水処理の問題が発生する。ま
た、上記〜の方法では、塩化アセチル、無水酢酸等
の水に不安定で取り扱いにくい薬品を用いる必要があ
る。さらに、上記の方法では、得られる2,4−ジヒ
ドロキシアセトフェノンの着色という問題点も指摘され
ている。
【0004】このように上記〜の2,4−ジヒドロ
キシアセトフェノンの合成法は、いずれも工業的に実施
する上で有利な方法とは言い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、本発明は、
2,4−ジヒドロキシアセトフェノンを簡便かつ安価に
製造できる、工業的に有利な2,4−ジヒドロキシアセ
トフェノンの製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記の課
題は、レゾルシノールと酢酸とをプロトン酸触媒の存在
下、水を除去しながら反応させることを特徴とする2,
4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法を提供する
ことにより達成される。
【0007】本発明に従う反応では、以下のスキーム1
に示すとおり、レゾルシノールのフェノール性水酸基が
アセチル化され、引き続いて該アセチル基が転位して目
的物である2,4−ジヒドロキシアセトフェノンが生成
する。
【0008】
【化1】
【0009】このように、本発明は、塩化亜鉛、塩化ア
ルミニウム等のルイス酸触媒の存在下に、酢酸、塩化ア
セチル、無水酢酸などによってレゾルシノールの芳香環
に1段階でアセチル基を導入する、いわゆるフリーデル
・クラフツ反応を利用した、従来の2,4−ジヒドロキ
シアセトフェノンの製造方法とは本質的に異なってい
る。
【0010】本発明において使用されるプロトン酸触媒
は、上記のスキーム1におけるフェノール性水酸基のア
セチル化および該アセチル基の転位の両者を促進する作
用を有している。かかるプロトン酸触媒としては、例え
ば、硫酸、塩酸、ポリリン酸等の鉱酸;p−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、カンファースルホン酸等
の有機スルホン酸;アンバーリスト15、アンバーリス
ト16〔いずれも商品名、ローム&ハース(株)社
製〕、ダウエックス マラソンC〔商品名、ダウケミカ
ル社製〕、ダイアイオン SK−1Bの酸型〔三菱化学
(株)社製〕等のスルホン酸基を有するイオン交換樹脂
などの強酸性イオン交換樹脂が挙げられる。これらのプ
ロトン酸触媒は単独で使用してもよいし、2種以上を併
用してもよい。
【0011】プロトン酸触媒として鉱酸および有機スル
ホン酸を使用する場合、これらのプロトン酸触媒は通常
レゾルシノール1モルに対して0.0001〜1モルと
なる範囲内の量で使用されるが、反応速度および経済性
の観点からレゾルシノール1モルに対して0.001〜
0.1モルとなる範囲内の量で使用することが好まし
い。
【0012】一方、プロトン酸触媒として強酸性イオン
交換樹脂を使用する場合、強酸性イオン交換樹脂は通常
レゾルシノールに対して0.1重量%〜2重量倍の範囲
内で使用されるが、反応速度および経済性の観点からレ
ゾルシノールに対して1〜10重量%の範囲内で使用す
ることが好ましい。
【0013】なお、本発明では、得られる2,4−ジヒ
ドロキシアセトフェノンの着色の防止の観点からは、プ
ロトン酸触媒として強酸性イオン交換樹脂を使用するこ
とが好ましい。
【0014】また、本発明における酢酸の使用量は、通
常レゾルシノール1モルに対して0.5〜100モルと
なる範囲内の量であるが、反応速度および経済性の観点
からレゾルシノール1モルに対して1〜8モルとなる範
囲内の量とすることが好ましい。
【0015】本発明では、反応を促進するため、副生す
る水を蒸留等の手段を用いて除去しながら反応を行うこ
とが必要である。ここで、副生する水を除去しないと、
後述の比較例1から明らかなように、レゾルシノールの
転化率を高めることはできない。
【0016】本発明にあっては、酢酸を溶媒となるよう
な量で使用し、水を酢酸との混合物として反応系外に留
出させることにより、生成する水を除去することができ
る。この場合に、反応系中の酢酸量が不足するようにな
れば、新たに酢酸を反応系に供給して補充すればよい。
【0017】また、本発明にあっては、補助溶媒を用い
て水を反応系外へ留出させることによっても、生成する
水を除去することができる。かかる補助溶媒としては水
と混合したときに二層に分離するような有機溶媒が好ま
しく、例えば、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル等のエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等の
エステル系溶媒;トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水
素系溶媒;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素系溶
媒などが挙げられる。これらの中でも、ジイソプロピル
エーテル、酢酸エチルが好ましい。これらの補助溶媒は
単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用して
もよい。補助溶媒の使用量は、特に限定されるものでは
ないが、通常レゾルシノールに対して0.01〜100
重量倍の範囲内である。
【0018】さらに、本発明では、無水硫酸マグネシウ
ム、モルキュラーシーブスなどの脱水剤を使用して水の
除去を行うこともできる。
【0019】本発明に従う反応は、通常50〜200
℃、好ましくは80〜130℃の範囲内の温度で実施さ
れる。また、反応時間は、通常30分〜30時間であ
る。
【0020】上記の反応によって生成する2,4−ジヒ
ドロキシアセトフェノンの反応混合物からの単離は、常
法に従って実施することができるが、本発明にあっては
以下のようにして実施することが好ましい。すなわち、
まず反応混合物を濃縮し、得られた濃縮物に、硫酸、塩
酸などの鉱酸、上記の強酸性イオン交換樹脂などを0.
01〜32重量%の範囲で含有する水を加え、10℃〜
溶媒の加熱還留の温度範囲で、10分〜20時間保持す
る。次いで、得られた溶液を室温〜−10℃の範囲内の
温度にまで冷却し、析出した2,4−ジヒドロキシアセ
トフェノンをガラスフィルター、濾紙、濾布等を用いて
濾別する。ここで、プロトン酸触媒として酸性型イオン
交換樹脂などの固体酸を使用した場合には、反応混合物
の濃縮に先立ち、ろ過等の手段により、かかる固体酸を
反応混合物から分離しておくことが望ましい。また、水
の添加量は使用したレゾルシノールに対して等重量〜2
00重量倍とすることが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により何等限定されるも
のではない。
【0022】実施例1 温度計、上部にジーン・スタークトラップ(水分離器)
およびリフラックスコンデンサーを設置した蒸留塔を備
えた500ml三口フラスコに、レゾルシノール110
g(1mol)と酢酸440g(7.3mol)、ジイ
ソプロピルエーテル16gおよびアンバーリスト15
(強酸性イオン交換樹脂)5.5gを仕込み、内温を1
24℃まで昇温した。ジーン・スタークトラップから、
留出してくる水を抜き取りながら、同温度で10時間反
応を行った。得られた反応混合物を室温まで冷却した
後、強酸性イオン交換樹脂を濾過した。得られた濾液か
ら酢酸およびジイソプロピルエーテルを合せて約380
g減圧下に留去した。得られた残渣に硫酸1.3g
(0.013mol)を含む水640gを加え6時間加
熱還留した。得られた溶液を室温まで冷却し、析出した
固体を濾過して2,4−ジヒドロキシアセトフェノン1
09g(0.72mol)(融点144.8〜145.
5℃)を得た(収率72%)。得られた2,4−ジヒド
ロキシアセトフェノンをガスクロマトグラフィーで分析
したところ、純度が99.3%であることが分かった。
【0023】ガスクロマトグラフイー(島津製作所GC
−8A)分析条件 カラム:Thermon1000+H3PO4 5+
0.5%ChromosorbW(AW−DMCS)
1m 温 度:インジェクション230℃、開始温度100℃
から最終温度190℃まで10℃/分の割合で昇温させ
る。 検出器:FID検出器、温度230℃ 内部標準:ビフェニル
【0024】得られた2,4−ジヒドロキシアセトフェ
ノンのNMRデータは次のとおりであった。 1H−NMR:300MHz(CDCl3,δ:ppm) 12.68(1H,s)、9.92(1H,s)、7.
58(1H,d,J=8.7Hz)、6.39(1H,
d,J=8.7Hz)、6.37(1H,s)、2.5
2(3H,s)。
【0025】また、着色の程度を評価するため、上記で
得られた2,4−ジヒドロキシアセトフェノンのうち
0.25gをとり、エタノール5mlで希釈し(濃度:
50g/リットル)、波長485nmの可視光線に対す
る透過率を測定したところ84.7%であった。
【0026】実施例2 実施例1と同様の反応装置にレゾルシノール110g
(1mol)、酢酸222g(3.7mol)およびア
ンバーリスト15(強酸性イオン交換樹脂)5.5gを
仕込み、内温を124℃に昇温した。蒸留塔の上部より
110℃以下の留分を抜き取り、同量の酢酸を加える操
作を行いながら15時間反応を行った。この際、抜き取
った留分は150gであった。得られた反応混合物を室
温まで冷却した後、強酸性イオン交換樹脂を濾過した。
得られた濾液から酢酸約80g減圧下に留去した。得ら
れた残渣に硫酸1.3g(0.013mol)を含む水
640gを加え6時間加熱還留した。得られた溶液を室
温まで冷却し、析出した固体を濾過して純度99.7%
の2,4−ジヒドロキシアセトフェノン106g(0.
70mol)を得た(収率70%)。
【0027】実施例3 温度計、上部にジーン・スタークトラップ(水分離器)
およびリフラックスコンデンサーを設置した蒸留塔を備
えた100ml三口フラスコにレゾルシノール11g
(0.1mol)、酢酸44g(0.7mol)、硫酸
0.1g(0.001mol)およびジイソプロピルエ
ーテル3gを仕込み、内温を124℃に昇温した。ジー
ン・スタークトラップから、留出してくる水を抜き取り
ながら、6時間反応を行った。得られた反応混合物から
酢酸約30gを減圧下に留去した。得られた残渣に水6
4gを加え6時間加熱還留した。得られた溶液を室温ま
で冷却し、析出した固体を濾過して純度99.1%の
2,4−ジヒドロキシアセトフェノン9g(0.6mo
l)を得た(収率60%)。
【0028】実施例4 実施例3において硫酸に代えてp−トルエンスルホン酸
一水和物0.9g(0.005mol)を使用したこと
以外は実施例3と同様の操作を行い、純度99.2%の
2,4−ジヒドロキシアセトフェノン9.4g(0.6
2mol)を得た(収率62%)。
【0029】比較例1 温度計、リフラックスコンデンサーを備えた100ml
三口フラスコにレゾルシノール11g(0.1mo
l)、酢酸22g(0.37mol)およびアンバーリ
スト15(強酸性イオン交換樹脂)0.55gを仕込
み、内温を124℃に昇温して15時間反応を行った。
得られた反応混合液をガスクロマトグラフィーにて分析
した結果、反応混合液中にレゾルシノール5.2g、
2,4−ジヒドロキシアセトフェノン7.3gおよびレ
ゾルシノールモノアセテート0.5gが含まれているこ
とが分かった。レゾルシノールの転化率は52.7%で
あった。
【0030】比較例2 温度計と滴下ロ−トを設置した500ml三口フラスコ
に、レゾルシノール55g(0.5mol)および酢酸
60gを仕込み、内温を70〜75℃に昇温して溶解さ
せた後、同温度で無水酢酸51g(0.5mol)を1
時間かけて滴下し、30分間反応させた。得られた反応
混合液を95℃に昇温し、酢酸を減圧下に留去した後、
液温を124℃とし、濃硫酸1.1gを加えて1時間1
5分反応させた。得られた反応混合液に水330gを加
え、90℃以上に加熱して完全に溶解させた。得られた
溶液を室温まで冷却し、析出した固体を濾過し、純度9
3%の2,4−ジヒドロキシアセトフェノン51.66
g(収率68%)を得た。
【0031】得られた2,4−ジヒドロキシアセトフェ
ノンのうち0.25gをとり、エタノール50mlで希
釈し(濃度:5g/リットル)、波長485nmの可視
光線に対する透過率を測定したところ0%であった。こ
の2,4−ジヒドロキシアセトフェノンのエタノール溶
液をエタノールで10倍に希釈し(濃度:0.5g/リ
ットル)、波長485nmの可視光線に対する透過率を
測定したところ34.4%であった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、2,4−ジヒドロキシ
アセトフェノンを簡便かつ安価に製造することができ
る。本発明は、廃水処理の問題を伴う金属触媒や、水に
不安定で取り扱いにくい塩化アセチル、無水酢酸等を用
いることがないので、2,4−ジヒドロキシアセトフェ
ノンの工業的な製法として非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 31/08 B01J 31/08 X C07C 45/46 C07C 45/46 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 中尾 公三 神奈川県横浜市港北区菊名2−16−9 (72)発明者 玉井 洋進 新潟県北蒲原郡中条町倉敷町2番28号 株 式会社クラレ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レゾルシノールと酢酸とをプロトン酸触
    媒の存在下、水を除去しながら反応させることを特徴と
    する2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法。
  2. 【請求項2】 プロトン酸触媒が、硫酸、塩酸、ポリリ
    ン酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、カ
    ンファースルホン酸および強酸性イオン交換樹脂からな
    る群から選ばれる少なくとも1種の酸であることを特徴
    とする請求項1に記載の2,4−ジヒドロキシアセトフ
    ェノンの製造方法。
  3. 【請求項3】 プロトン酸触媒が強酸性イオン交換樹脂
    であることを特徴とする請求項1に記載の2,4−ジヒ
    ドロキシアセトフェノンの製造方法。
JP33107795A 1994-12-07 1995-11-27 2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法 Pending JPH08225484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33107795A JPH08225484A (ja) 1994-12-07 1995-11-27 2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-330744 1994-12-07
JP33074494 1994-12-07
JP33107795A JPH08225484A (ja) 1994-12-07 1995-11-27 2,4−ジヒドロキシアセトフェノンの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216597A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toray Fine Chemicals Co Ltd 4−アルカノイルレソルシノールの製造法

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