JPH08225352A - コンクリート混和剤 - Google Patents
コンクリート混和剤Info
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- JPH08225352A JPH08225352A JP7033397A JP3339795A JPH08225352A JP H08225352 A JPH08225352 A JP H08225352A JP 7033397 A JP7033397 A JP 7033397A JP 3339795 A JP3339795 A JP 3339795A JP H08225352 A JPH08225352 A JP H08225352A
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Abstract
0 モルを導入したポリアルキレングリコールモノエステ
ル系単量体(a) とアクリル酸系単量体、不飽和ジカルボ
ン酸系単量体及びアリルスルホン酸系単量体の中から選
ばれる1種以上の単量体(b) とを重合して得られる共重
合体を必須成分とするコンクリート混和剤。 【効果】 長時間にわたり気泡量の変化が少ないことか
ら、コンクリートの品質管理が容易となり、耐久性の確
保と作業性が容易なコンクリートを製造することが可能
となる。
Description
する。更に詳しくは、セメントペースト、モルタル及び
コンクリート等の水硬性組成物の流動性及び気泡保持性
に優れた効果を発現するコンクリート混和剤に関するも
のである。
コンクリート混和剤の機能として流動性の他に気泡の保
持性が要求される。その理由は、コンクリート中に4%
程度の気泡を連行することで凍害に対する耐久性の改善
や気泡を連行することで作業性の改善が可能となるため
である。しかし、従来の混和剤を用いてAE剤(気泡連
行剤)や消泡剤を助剤として4%程度に調整した場合、
コンクリートの製造時4%程度に調整しても現場までの
運搬や施工に至る間に気泡量の変動が大きく、一定の気
泡量に保持することが困難となっている。その結果、経
時的に消泡や増泡をきたすことから、気泡量が低下する
と凍害に対する耐久性を満足できず、またコンクリート
の可塑性が低下して作業性が悪くなる。一方、気泡量が
増加すると最終的な強度が低下して設計どおりの強度が
発現しない等の問題が生じる。
ルホン酸ホルムアルデヒド縮合物(以下、ナフタレン系
と称す)、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物
(以下、メラミン系と称す)等は、時間的に消泡作用が
大きく、またポリカルボン酸塩(以下ポリカルボン酸系
と称す)は増泡性が大きいという欠点がある。
ン酸系の開発により、低添加量で分散性を得ることが可
能となり、気泡保持性が改善されつつある。例えば、不
飽和結合を有するポリアルキレングリコールモノエステ
ル系単量体とアクリル酸系及び/又は不飽和ジカルボン
酸系単量体との共重合物類(特公昭59-18338、特公平2-
78978 、特公平2-7898、特公平2-7901、特公平2-11542
、特開平3-75252 、特開昭59-162163 号公報)等の水
溶性ビニル共重合体が挙げられる。
基を持つポリカルボン酸系に於いても気泡保持性につい
ては解決されておらず、コンクリートの製造から輸送・
打設間の品質管理に苦慮しているのが現状である。
を保ち且つ気泡保持性に優れたコンクリート混和剤を得
るために、鋭意検討の結果、オキシアルキレン基の鎖長
と吸着基及び重合体骨格等から分子設計を試み、ある特
定領域のオキシアルキレン基の鎖長と特定の共重合組成
比を持つ水溶性ビニル共重合体が気泡保持性に極めて優
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
れる単量体(a) と下記の一般式(B)及び(C) で表される
化合物の中から選ばれる1種以上の単量体(b) とを重合
して得られる共重合体を必須成分とするコンクリート混
和剤であり、一般式(A) 中の(AO)n のnが平均で 100〜
110 の正数であることを特徴とするコンクリート混和剤
に関する。
(CH2)m2COOM2 R6 :水素またはメチル基 M1,M2,Y :水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウムまたは置換アルキル
アンモニウム m2 :0〜2の正数 を表す。)。
カルボン酸系(前述の共重合物に関する公報に記載のも
の)のオキシアルキレン基はエチレンオキシド又は/及
びプロピレンオキシドではあるが、そのモル数が2〜10
0 モルと限定されている。また実施例に於いてはエチレ
ンオキシドの23モル付加が上限(特公昭59−18338 号)
であり、付加モル数の大きいものについては何ら言及さ
れていない。
なくとも1種の単量体中のオキシアルキレン基の鎖長は
平均で単量体1モルに対して付加モル数 100〜110 の長
鎖領域であり、また共重合体組成比も特定領域である場
合において優れた性能が発現される。
平均で 100〜110 の範囲が気泡量の変動が殆どなく、気
泡保持性に極めて優れるものである。
満では増泡性の傾向が、 110を超えると消泡性の傾向が
出て好ましくない。
(A) で表される単量体(a) としては、メトキシポリエチ
レングリコール、メトキシポリエチレンポリプロピレン
グリコール、エトキシポリエチレングリコール、エトキ
シポリエチレンポリプロピレングリコール、プロポキシ
ポリエチレングリコール、プロポキシポリエチレンポリ
プロピレングリコール等の片末端アルキル封鎖ポリアル
キレングリコールとアクリル酸、メタクリル酸又は脂肪
酸の脱水素(酸化)反応物とのエステル化物やアクリル
酸、メタクリル酸又は脂肪酸の脱水素(酸化)反応物へ
のエチレンオキシド、プロピレンオキシド付加物が用い
られる。ポリアルキレングリコールの付加モル数が50〜
150 であり、エチレンオキシド、プロピレンオキシドの
両付加物についてはランダム付加、ブロック付加、交互
付加等のいずれでも用いることができる。ポリアルキレ
ングリコールの付加モル数が 100未満の場合は気泡性が
増加傾向になり、 110を超えると気泡量が低下傾向にな
る。
は、アクリル酸系単量体として、アクリル酸、メタクリ
ル酸及びクロトン酸、並びにこれらのこれらのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン
塩及び置換アミン塩が挙げられる。また、不飽和ジカル
ボン酸系単量体として、無水マレイン酸、マレイン酸、
無水イタコン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸、シト
ラコン酸及びフマル酸、並びにこれらのアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩及
び置換アミン塩が挙げられる。
は、アリルスルホン酸及びメタリルスルホン酸、並びに
これらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモ
ニウム塩、アミン塩及び置換アミン塩が挙げられる。
(a) 、単量体(b) の反応単位が、単量体(a) /単量体
(b) =2/98〜50/50(モル比)の範囲が気泡保持性に
優れる。さらに、共重合体を構成する単量体(a) 、単量
体(b) の反応単位が、単量体(a) /単量体(b) =10/90
〜30/70(モル比)の範囲が特に気泡保持性に優れる。
2/98未満や、50/50を超える場合は気泡保持性が低下
して好ましくない。
方法で製造することができる。例えば、特開昭59-16216
3 、特公平2-11542 、特公平2-7901、特公平2-7897号公
報等の溶媒重合法が挙げられる。
水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−ヘキサン、脂肪族炭化水素、酢酸エチ
ル、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。取
扱と反応設備から考慮すると水および炭素数1〜4のア
ルコールが好ましい。
ルカリ金属の過硫酸塩あるいは過酸化水素等の水溶性の
重合開始剤が使用される。水系以外の溶媒重合にはベン
ゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド等が重合
開始剤として使用される。
て亜硫酸水素ナトリウムやメルカプトエタノールやアミ
ン化合物を使用することも可能であり、これら重合開始
剤あるいは促進剤を適宜選択して用いることができる。
(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法/ポリス
チレンスルホン酸ナトリウム換算) は 3,000〜1,000,00
0 の範囲が良く、 5,000〜100,000 がより好ましい。分
子量が大きすぎると分散性が低下し、また分子量が小さ
すぎるとスランプ保持性が低下傾向を示す。
の効果を損なわない範囲内で他の共重合可能な単量体と
反応させてもよい。例えば、アクリロニトリル、アクリ
ル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ス
チレン、スチレンスルホン酸等が挙げられる。
トに添加する場合、所定の気泡量を調整するために気泡
連行剤や消泡剤を助剤とする公知の処方で行うものであ
る。
トへの添加量はセメントに対して固形分で0.02〜1.0 重
量%が好ましく、0.05〜0.5 重量%がより好ましい。
の添加剤 (材) と併用することができる。例えば、AE
剤、AE減水剤、流動化剤、高性能減水剤、遅延剤、早
強剤、促進剤、起泡剤、発泡剤、消泡剤、増粘剤、防水
剤、防泡剤や珪砂、高炉スラグ、フライアッシュ、シリ
カヒューム等が挙げられる。
硬性のセメント類を組成とするセメントペーストやモル
タル、コンクリート等に添加するものであり、その内容
について限定されるものではない。
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、以下
の例における「%」は、「重量%」である。
合体の平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラ
フィー法/ポリスチレンスルホン酸ナトリウム換算によ
る分子量から求めたものである。
と記号を以下に示す。但し、EOはエチレンオキシド、PO
はプロピレンオキシドを表す。
エステル (EO付加モル数=105) A−2:メタノールEO/アクリル酸モノエステル (EO付
加モル数=106) A−3:メタノールEO・POブロック付加物/メタクリル
酸モノエステル (PO付加モル数=3、EO付加モル数=9
9) A−4:メタノールPO・EOブロック付加物/アクリル酸
モノエステル (EO付加モル数=103 、PO付加モル数=
5) A−5:アクリル酸EO付加物 (EO付加モル数=105) A−6:メタノールEO/メタクリル酸モノエステル (EO
付加モル数=104) A−7 (比較):メタノールEO/メタクリル酸モノエステ
ル (EO付加モル数=95) A−8 (比較):メタノールEO/メタクリル酸モノエステ
ル (EO付加モル数=115)。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−1
0.045 モルとアクリル酸 0.055モル (モル比=45/5
5)、水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモ
ニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール
4gの3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下
する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30
分かけて滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟
成後95℃に昇温して、35%過酸化水素12gを1時間かけ
て滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了
後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子
量32,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−2
0.04モルとメタクリル酸 0.060モル (モル比=40/6
0)、水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモ
ニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール
3gの3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下
する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30
分かけて滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟
成後95℃に昇温して、35%過酸化水素9gを1時間かけ
て滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了
後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子
量44,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃迄昇温した。A−3
0.030モル、メタクリル酸0.070 モル(モル比=30/7
0)、水 5.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アン
モニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノー
ル3gの3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴
下する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを
30分かけて滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。
熟成後95℃に昇温して、35%過酸化水素9gを1時間か
けて滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終
了後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分
子量48,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−4
0.03モルとメタクリル酸0.07モル(モル比=30/7
0)、水 5.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アン
モニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノー
ル3gの3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴
下する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを
30分かけて滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。
熟成後95℃に昇温して、35%過酸化水素9gを1時間か
けて滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終
了後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分
子量64,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で95℃まで昇温した。A−5
0.02モルとマレイン酸モノナトリウム塩0.08モル (モ
ル比=20/80)、90℃温水6モルを混合溶解したものと
20%過硫酸アンモニウム水溶液0.01モル、及び2−メル
カプトエタノール3gの3者をそれぞれ同時に反応系に
2時間かけて滴下する。次に20%過硫酸アンモニウム水
溶液0.03モルを30分かけて滴下し、1時間同温度 (95
℃) で熟成する。熟成後95℃で35%過酸化水素9gを1
時間かけて滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。
熟成終了後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中
和、分子量42,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−6
0.02モル、アクリル酸0.07モル、メタリルスルホン酸
ナトリウム0.01モル (モル比=20/70/10)、水 6.5モ
ルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水溶液
0.01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの3者を
それぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次に20
%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて滴下
し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟成後95℃に昇
温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下し、2
時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了後、48%水酸
化ナトリウム 0.6モルを加えて中和、分子量15,000の共
重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−6
0.03モルとメタクリル酸0.97モル (モル比=3/97)
、水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニ
ウム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3
gの3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下す
る。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分
かけて滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟成
後95℃に昇温して、35%過酸化水素9gを1時間かけて
滴下し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了
後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子
量20,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−7
0.2モルとアクリル酸 0.8モル (モル比=20/80)、水
8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水
溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3gの3
者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次
に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて
滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟成後95℃
に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量18,0
00の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。A−8
0.02 モルとアクリル酸0.08モル (モル比=20/80)、
水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度 (75℃) で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度 (95℃) で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量31,0
00の共重合体を得た。
用した比較混和剤の内容と記号を以下に示す。 混和剤の記号NS:ナフタレン系混和剤 (マイテイ150
; 花王(株)製) 混和剤の記号MS:メラミン系混和剤 (マイテイ150V-
2;花王(株)製) 。
クリートの配合条件を表1に示す。
リート配合により、材料と混和剤を傾胴ミキサーで 25r
pm×3分間混練りして調整した。初期流動性(スランプ
値)は、初級スランプ値が20±1cmになるように本発明
及び比較混和剤の添加量で調整した。又、初期空気量は
4±0.5 %になるように気泡連行剤(ビンゾール:山宗
化学社製)と消泡剤(アンチフォームE−20;花王
(株)製)で調整し、測定後、さらに4rpm で60分間回
転させ、90分までの気泡量(%)を測定した。 流動性(スランプ値)の測定法; JIS−A1101 法によ
る。 気泡量の測定法; JIS−A1128 法による。 測定結果を表2に示す。
明のコンクリート混和剤は比較品に比べて流動性に優
れ、気泡の低下が少ない。従って、本発明のコンクリー
ト混和剤をセメント組成物に添加すれば、長時間にわた
り気泡量の変化が少ないことから、コンクリートの品質
管理が容易となり、耐久性の確保と作業性が容易なコン
クリートを製造することが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の一般式(A) で表される単量体(a)
と下記の一般式(B)及び(C) で表される化合物の中から
選ばれる1種以上の単量体(b) とを重合して得られる共
重合体を必須成分とするコンクリート混和剤であり、一
般式(A) 中の(AO)n のnが平均で 100〜110 の正数であ
ることを特徴とするコンクリート混和剤。 【化1】 (式中、R1, R2:水素またはメチル基 m1 :0〜2の正数 AO :炭素数2〜3のオキシアルキレン基 X :水素または炭素数1〜3のアルキル基 を表す。) 【化2】 (式中、R3〜R5 :水素、メチル基または(CH2)m2COOM2 R6 :水素またはメチル基 M1,M2,Y :水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウムまたは置換アルキル
アンモニウム m2 :0〜2の正数 を表す。) - 【請求項2】 共重合体を構成する単量体(a) 、単量体
(b) の反応単位が、単量体(a) /単量体(b) =2/98〜
50/50(モル比)である請求項1記載のコンクリート混
和剤。 - 【請求項3】 共重合体を構成する単量体(a) 、単量体
(b) の反応単位が、単量体(a) /単量体(b) =10/90〜
30/70(モル比)である請求項1記載のコンクリート混
和剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033397A JPH08225352A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | コンクリート混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033397A JPH08225352A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | コンクリート混和剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225352A true JPH08225352A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12385472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7033397A Pending JPH08225352A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | コンクリート混和剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08225352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1466930A3 (en) * | 2003-04-10 | 2006-07-19 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Polycarboxylic acid cement dispersant and method for producing concrete secondary product |
JP4137445B2 (ja) * | 1999-08-23 | 2008-08-20 | 花王株式会社 | (メタ)アクリル酸系重合体の製造方法 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7033397A patent/JPH08225352A/ja active Pending
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