JPH08225085A - 車両のルーフ構造 - Google Patents

車両のルーフ構造

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Publication number
JPH08225085A
JPH08225085A JP3199695A JP3199695A JPH08225085A JP H08225085 A JPH08225085 A JP H08225085A JP 3199695 A JP3199695 A JP 3199695A JP 3199695 A JP3199695 A JP 3199695A JP H08225085 A JPH08225085 A JP H08225085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
reinforcement
rail
roof panel
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3199695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ishihara
真之 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3199695A priority Critical patent/JPH08225085A/ja
Publication of JPH08225085A publication Critical patent/JPH08225085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンフォースメント3によりルーフレール2
の取付部分およびルーフパネル1全体の剛性を効率よく
強化し、部品点数および組み付け工数を削減すること。 【構成】 ルーフパネル1の両側部にルーフレール2を
配設する車両のルーフ構造において、上記ルーフパネル
1背面にリンフォースメント3を配設し、該リンフォー
スメント3の両端3aを左右の各レールルーフサイド4
に固着すると共に、該リンフォースメント3に上記ルー
フパネル1との重合部3bを形成し、該重合部3bにお
いて前記ルーフレール2を固着したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のルーフ構造に関
し、詳しくはルーフレールを取り付けるルーフパネルの
補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のルーフパネル101の両側部に
は、ルーフに荷物を積載するため、あるいは装飾のた
め、図4に示すように、ルーフレール102が取り付け
られている。ルーフパネル101の背面には、ルーフパ
ネル101の撓み補強用に複数のリンフォースメント1
03aが、左右のレールルーフサイド104間に配設さ
れている。さらに、ルーフレール102の取付部分の補
強用にリンフォースメント103bも左右のレールルー
フサイド104に各々配設されている。従来のルーフレ
ール102の取付構造は、図5に示すように、ルーフパ
ネル101とサイドアウタパネル105とレールルーフ
サイド104の接合部110に溝106が形成されてお
り、この溝106には接合部110をシールするために
クリップ(図示略)を介してルーフモール107が装着
されている。ルーフモール107のルーフパネル101
側には、ルーフレール102が車両の前後方向に沿って
配設されている。ルーフレール102はルーフパネル1
01にボルト109を介して固着されるが、この固着部
分の補強のために、ルーフパネル101の背面にリンフ
ォースメント103bが装着されている。リンフォース
メント103bはレールルーフサイド104の壁面から
ルーフパネル101に亘って配設されており、レールル
ーフサイド104にはボルト109を介して固着され、
ルーフパネル101には溶接により固着されている。ル
ーフレール102はシール部材108を介してこの補強
されたルーフパネル101に固着されている。なお、ル
ーフパネル101の室内側には、装飾のために成形天井
111が配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ルーフ
パネル101には、撓み補強用のリンフォースメント1
03aとルーフレール102の取付部分の補強用のリン
フォースメント103bが、レールルーフサイド104
の壁面から配設されており、部品点数および組み付け工
数削減の阻害要因となっていた。したがって、本発明の
目的は、ルーフレールの取付部分およびルーフパネル全
体の剛性を効率よく強化し、部品点数および組み付け工
数を削減した車両のルーフ構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ルーフパネルの両側部にルーフレール
を配設する車両のルーフ構造において、上記ルーフパネ
ル背面にリンフォースメントを配設し、該リンフォース
メントの両端を左右の各レールルーフサイドに固着する
と共に、該リンフォースメントに上記ルーフパネルとの
重合部を形成し、該重合部において前記ルーフレールを
固着したことを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1記載の車両のルーフ構造においては、
左右のレールルーフサイド間に配設するリンフォースメ
ントにルーフパネルと重合部を形成し、重合部において
ルーフレールと固着したので、ルーフレールの取付部分
のリンフォースメントが左右連結された構造になり、剛
性が強化される。また、ルーフパネル全体の撓みを補強
するリンフォースメントと、ルーフレール取付用のリン
フォースメントが兼用できるので、部品点数および組み
付け工数が削減できる。
【0006】
【実施例】以下、図1乃至図3の図面に基づいて、本発
明の実施例を説明する。車両のルーフパネル1の両側部
には、ルーフに荷物を積載するため、あるいは装飾のた
め、図1に示すように、左右2本のルーフレール2が取
り付けられている。ルーフパネル1の背面には、リンフ
ォースメント3が配設されており、その両端3aは左右
のレールルーフサイド4に固着されている。このリンフ
ォースメント3は、ルーフレール2中間の脚部2aの位
置に対応して脚部2aの下方に配設されている。リンフ
ォースメント3は、左右両端3aがレールルーフサイド
4の壁面に当接するように折曲げられ、両端3aの内側
にはルーフレール2の脚部2aの位置に対応してルーフ
パネル1に当接する重合部3bが形成されている。左右
の重合部3b間はルーフパネル1に沿って帯状に形成さ
れ、中央には溝3cが形成されており、溝3cには所定
間隔で成形天井11を固定するための固定孔3dが穿設
されている。
【0007】ルーフパネル1の側部の構造は、図2に示
すように、ルーフパネル1とサイドアウタパネル5とレ
ールルーフサイド4の接合部10に溝6が形成されてお
り、この溝6には接合部10をシールするためにクリッ
プ(図示略)を介してルーフモール7が装着されてい
る。ルーフモール7のルーフパネル1側には、ルーフレ
ール2が車両の前後方向に沿って配設されている。ルー
フレール2の脚部2aはルーフパネル1にボルト9aを
介して固着されるが、この固着部分の補強のために、ル
ーフパネル1の背面にリンフォースメント3の重合部3
bが当接されており、この重合部3bには固定用のボル
ト9aが溶接されている。リンフォースメント3の端部
3aはレールルーフサイド4の壁面に当接され、ボルト
9bを介して固定されている。リンフォースメント3の
中央の帯状部分は、図3に示すように、ルーフパネル1
に沿って配設され、中央に溝3cを備えた折曲げ構造に
形成されて剛性を強化している。リンフォースメント3
とルーフパネル1の間には、シーラあるいはパッドのよ
うな保持部材12が介装されており、保持部材12を介
してリンフォースメント3を密着することによりルーフ
パネル1の撓みを防止している。また、リンフォースメ
ント3には、溝3cの固定孔3dを介して成形天井11
がクリップ13により固定されている。
【0008】車両のルーフにリンフォースメント3を取
り付ける際には、リンフォースメント3の帯状部分に保
持部材12としてシーラを装着し、重合部3bをルーフ
パネル1の脚部2a取付位置に当接させて、重合部3b
に溶接したボルト9aをルーフパネル1の上面に突出さ
せる。リンフォースメント3の端部3aをレールルーフ
サイド4に当接し、ボルト9bによりリンフォースメン
ト3をレールルーフサイド4に固着する。ルーフレール
2の脚部2aを重合部3bから突出さたボルト9aにシ
ール部材8を介して係合させて固着する。成形天井11
は、クリップ13を介してリンフォースメント3の溝3
cに穿設された固定孔3dに固着される。なお、保持部
材12としてパッドを利用する場合には、シーラの替わ
りにパッドをルーフパネル1の室内側にリンフォースメ
ント3と密着するように事前に貼付する。
【0009】上記実施例の車両のルーフ構造では、左右
のレールルーフサイド4間に配設するリンフォースメン
ト3にルーフパネル1と当接する重合部3bを形成し、
重合部3bにおいてルーフレール2の脚部2aと固着し
たので、ルーフレール2からの荷重を受ける脚部2aの
取付部分のルーフパネル1の補強が強化される。その
上、リンフォースメント3が左右連結されて、脚部2a
の取付部分においてルーフパネル1の車両幅方向にリン
フォースメント3に密着しているので、この部分のルー
フパネル1の剛性がさらに強化される。また、ルーフパ
ネル1全体の撓みを補強するリンフォースメント3と、
ルーフレール2取付用のリンフォースメント3が兼用で
きるので、補強部材の効率が向上して部品点数および組
み付け工数が削減できる。
【0010】以上、図示実施例について説明したが、本
発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、各構成
要素の形状等に種々の変更を加えることが可能である。
【0011】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の車両のルーフ構造は、ルーフレールの取付部分および
ルーフパネル全体の剛性を効率よく強化し、部品点数お
よび組み付け工数を削減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルーフのリンフォースメントを示す車
両の斜視図である。
【図2】本発明のルーフの断面構造を示す説明図であ
る。
【図3】図1に示すX−X線断面図である。
【図4】従来のルーフのリンフォースメントを示す車両
の斜視図である。
【図5】従来のルーフの断面構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 ルーフレール 3 リンフォースメント 3a リンフォースメントの端部 3b リンフォースメントの重合部 4 レールルーフサイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルの両側部にルーフレールを
    配設する車両のルーフ構造において、上記ルーフパネル
    背面にリンフォースメントを配設し、該リンフォースメ
    ントの両端を左右の各レールルーフサイドに固着すると
    共に、該リンフォースメントに上記ルーフパネルとの重
    合部を形成し、該重合部において前記ルーフレールを固
    着したことを特徴とする車両のルーフ構造。
JP3199695A 1995-02-21 1995-02-21 車両のルーフ構造 Pending JPH08225085A (ja)

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JP3199695A JPH08225085A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 車両のルーフ構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254225A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Kanto Auto Works Ltd 車体の側突変形抑制構造
FR3072638A1 (fr) * 2017-10-24 2019-04-26 Renault S.A.S Agencement d'une caisse de vehicule et procede de realisation associe

Cited By (3)

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