JPH08225038A - 収容体またはトラック荷台の幌掛け装置 - Google Patents

収容体またはトラック荷台の幌掛け装置

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JPH08225038A
JPH08225038A JP7333297A JP33329795A JPH08225038A JP H08225038 A JPH08225038 A JP H08225038A JP 7333297 A JP7333297 A JP 7333297A JP 33329795 A JP33329795 A JP 33329795A JP H08225038 A JPH08225038 A JP H08225038A
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bed
end portion
tip
winding
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JP7333297A
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English (en)
Inventor
Kanshiyou Kin
煥承 金
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SHOKO SANGYO KK
Original Assignee
SHOKO SANGYO KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/06Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements
    • B60J7/061Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements sliding and folding
    • B60J7/062Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements sliding and folding for utility vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/14Trucks; Load vehicles, Busses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者が荷台に上ることなく自動的に幌を開閉
する。 【解決手段】トラックCにおいて、荷台1の前壁1Bの
上端部に回転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌
12の巻取回転軸4と、この巻取回転軸4を正逆転させ
る正逆駆動モータ6と、それぞれ荷台1の両側部位置に
あって下端部が幅方向に回転中心を有し、先端部が前後
方向に揺動する揺動杆13B、13Bと、前記各揺動杆
13B、13Bの先端部と連係して揺動するとともに、
幌12の後端部を支持する横支持部材14と、前記揺動
杆13B、13Bの先端部を後方に転倒させるべく付勢
するコイルスプリング13Aとを備えたことを特徴とす
るトラック荷台の幌掛け装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ、車庫、
物置、温室などの上方が開口し内部に収容物を収容する
収容体の幌掛け装置、あるいはトラック荷台の幌掛け装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、トラックの荷台に貨物を積載
して目的地に移動する際、空気抵抗やトラックの道路凹
凸面の通過等によって発生する振動などが原因で、貨物
が道路辺に落下することがある。このような貨物の落下
を防止するために、従来、荷台そものもをコンテナ方式
にする、ガルウイング式にする、幌付き荷台にするほ
か、コスト面から、積み荷および荷卸しの都度、荷台に
荷物を覆って幌を被せることが多い。
【0003】特に、資材を上方から受け入れ、資材を排
出するために荷台の前方が上昇するダンプトラックにお
いては、降雨による資材の濡れを防止し、あるいは飛散
しがちな資材を覆って幌を被せる方式が採られている。
【0004】幌を荷台に被せるにあたっては、運転者が
直接荷台に登り、手作業で幌を被せる方法が主に採られ
ている。すなわち、荷台に貨物が積載された状態で、運
転者が荷台に上がり幌を広げた後、幌の縁に取り付けら
れた多数本の連結紐を荷台の数箇所に設けられた係止フ
ック等に掛けて幌を固定するという方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな幌被覆方法は、運転者が手作業で幌を被せるまたは
取去らなければならないので、その作業に手間がかかる
ばかりでなく、作業自体に危険性を伴う。
【0006】一方、トラックの荷台についての問題点
は、コンテナ、車庫、物置、温室などにおいて、天井部
分を幌による開閉方式にする収容体、すなわち上方が開
口し内部に収容物を収容する収容体についても同様に存
在する。
【0007】そこで、本発明の第1の課題は、収容体の
管理者、あるいはトラックの運転者が収容体または荷台
に登ることなく自動的に幌を開閉することができ、もっ
て管理者または運転作業者の荷台からの落下事故の危険
性を排除し、第2の課題は、幌を安定して荷台に被せ、
かつ車輌走行中の幌のはばたきをなくし、もって騒音の
減少および荷材の落下を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち、請求項1に記載の収容体の幌掛け装置は、上
方が開口し収容物を収容する収容体において、収容体の
前部の上端部もくしはこれより高位の位置において、回
転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の巻取回転
軸と、この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、
それぞれ収容体の両側部位置にあって下端部が幅方向に
回転中心を有し、先端部が前後方向に揺動する揺動部材
と、前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するととも
に、幌の後端部を支持する幌支持手段と、前記揺動部材
の先端部を後方に転倒させるべく付勢する後倒付勢手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載の収容体の幌掛け装
置は、上方が開口し収容物を収容する収容体において、
収容体の前部の上端部もくしはこれより高位の位置にお
いて、回転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の
巻取回転軸と、この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動
手段と、それぞれ収容体の両側部位置にあって下端部に
幅方向の回転軸心を有し、先端部が前後方向に揺動する
揺動部材と、前記各揺動部材の先端部と連係して揺動す
るとともに、幌の後端部を支持する幌支持手段と、前記
揺動部材の先端部を揺動させる揺動駆動手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】他方、請求項3記載のトラック荷台の幌掛
け装置は、走行状態において上方が開口している荷台を
有するトラックにおいて、荷台の前部の上端部もくしは
これより高位の位置において、または荷台より前方でか
つ荷台上端部もくしはこれより高位の車体位置において
回転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の巻取回
転軸と、この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段
と、それぞれ荷台または車体の両側部位置にあって下端
部が幅方向に回転中心を有し、先端部が前後方向に揺動
する揺動部材と、前記各揺動部材の先端部と連係して揺
動するとともに、幌の後端部を支持する幌支持手段と、
前記揺動部材の先端部を後方に転倒させるべく付勢する
後倒付勢手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載のトラック荷台の幌掛け装置
は、走行状態において上方が開口している荷台を有する
トラックにおいて、荷台の前部の上端部もくしはこれよ
り高位の位置において、または荷台より前方でかつ荷台
上端部もくしはこれより高位の車体位置において回転自
在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の巻取回転軸
と、この巻取回転軸を幌の巻取方向に付勢する巻取付勢
手段と、それぞれ荷台または車体の両側部位置にあって
下端部に幅方向の回転軸心を有し、先端部が前後方向に
揺動する揺動部材と、前記各揺動部材の先端部と連係し
て揺動するとともに、幌の後端部を支持する幌支持手段
と、前記揺動部材の先端部を強制的に後方に転倒させる
後倒駆動手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載のトラック荷台の幌掛け装置
は、走行状態において上方が開口している荷台を有する
トラックにおいて、荷台の前部の上端部もくしはこれよ
り高位の位置において、または荷台より前方でかつ荷台
上端部もくしはこれより高位の車体位置において回転自
在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の巻取回転軸
と、この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、そ
れぞれ荷台または車体の両側部位置にあって下端部に幅
方向の回転軸心を有し、先端部が前後方向に揺動する揺
動部材と、前記各揺動部材の先端部と連係して揺動する
とともに、幌の後端部を支持する幌支持手段と、前記揺
動部材の先端部を揺動させる揺動駆動手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】これらの請求項3〜5の各発明において、
荷台の前部の上端部もくしはこれより高位の位置におい
て、前方を遮り後方が開口する風防部材を一体的に設
け、この風防部材内に前記巻取回転軸が設けられている
構成を採ることができる。
【0014】また、前記幌の前端部両側に、下方に付勢
した状態で荷台または車体に止付ける止付け手段がそれ
ぞれ設けられている構成を採ることが提案される。
【0015】さらに、前記幌の前端部両側に連結紐部材
が連結され、その連結紐部材が下方に設けられたガイド
部材を巡って前後方向に延びるスプリングに連結され、
このスプリングの基端部が荷台または車体に固定されて
止付け手段を構成している態様も提案される。
【0016】前記各揺動部材の先端部に跨がって剛性の
横支持部材が一体的に設けられ、この横支持部材に前記
幌の後端部が止着されて幌支持手段が構成され、前記幌
の両側部に前後方向に延びるワイヤーが設けられ、その
後端部は前記横支持部材に固定されている構成を採るこ
とができる。
【0017】また、収容体としては、前述のとおり、コ
ンテナ、車庫、物置、温室などにおいて、天井部分を幌
による開閉方式にする収容体を挙げることができる。
【0018】他方、本発明のトラックとしては、特に好
適には、砂、砂利、骨材および各種穀物等の運搬を行う
ダンプトラックが対象とされる。しかし、一般のトラッ
クにも当然に適用可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトラック荷台
の幌掛け装置について、添付図面を用いて詳説する。
【0020】(基本例)図1〜図7はダンプトラックを
対象とする請求項3に記載の発明に係る基本例を示した
ものである。図1は全体部を示し、その実線は空荷時の
幌12の巻取状態、仮想線は積荷時の幌掛け状態を示
し、図2は幌12の巻取状態の要部を示し、図3積荷時
の幌掛け状態要部を示す。
【0021】<構造の説明>ダンプトラック車体Cに
は、公知のように荷台1が、図示しない油圧シリンダな
どにより前部が昇降可能とされ、前部を上昇させて資材
を後部の開閉板1Aを開きながら落下排出するようにな
っている。
【0022】荷台1の他の側壁1C,1Cおよび開閉板
1Aの上端より高く延在する前壁1B上部には、架台2
が設けられ、この架台2に風防部材3が固定されてい
る。風防部材3は水平の底板、その先端から脹らみ曲線
をもって上方に延びる上板3aおよび両側端面を構成す
る端板3b,3bを有する。この端板3b,3b間に跨
がって回転自在に幅方向に軸心を有する幌の巻取回転軸
4が設けられている。
【0023】他方、前壁1Bの前面にはブラケット5が
固定され、このブラケット5に、巻取回転軸4を正逆転
させる回転駆動手段を構成する正逆駆動モータ6および
これに連結する減速機7を有する駆動部が固定されてい
る。減速機7の出力軸8には、原動スプロケット9が固
定され、これにチェーン10が噛合している。前記巻取
回転軸4の一端部には従動スプロケット11が固定さ
れ、前記原動スプロケット9と従動スプロケット11と
の間にチェーン10が巻掛けられている。したがって、
駆動モータ6の回転力は減速機7、チェーン駆動機構を
介して巻取回転軸4の回転力とされる。
【0024】巻取回転軸4には、空荷時において巻き取
られる幌12が巻き付けられている。
【0025】一方、荷台1の側壁1C,1Cの中間位置
において、下端部が幅方向に回転中心を有し、先端部が
前後方向に揺動する揺動部材13,13が設けられてい
る。
【0026】この揺動部材13は、側壁1Cに一端を固
定したコイルスプリング13Aと、その他端に固定され
た揺動杆13Bとを有する。コイルスプリング13A自
体は、その軸心を一定に保持すべくスプリングケース1
3C内に収納されている。コイルスプリング13Aは揺
動杆13Bの先端部を後方に転倒させるべく付勢してお
り、本発明の後倒付勢手段を構成している。
【0027】各揺動部材13,13の先端部に跨がって
剛性の横支持部材14が一体的に設けられ、幌12の後
端袋部に前記横支持部材14が挿通されている。横支持
部材14は幌支持手段を構成している。コイルスプリン
グ13Aの付勢力により、揺動部材13,13は横支持
部材14を介して幌12の後端を後方に展張する。
【0028】幌12の両側部には、それぞれ袋状部12
Aが形成され、この袋状部12A内にワイヤー15,1
5前後方向に延びている。ワイヤー15,15の後端部
は横支持部材14に固定されている。
【0029】幌12の始端部は、前記巻取回転軸4に巻
き付けられている。この巻取時においては、ワイヤー1
5,15も一体となって巻き取られる。
【0030】上記の構造説明からも推測できるように、
幌12の巻取状態から展開する場合において、揺動部材
13の先端および横支持部材14は、荷台1の前壁1
B、側壁1C,1Cの上位を揺動して開閉板1Aの上端
部に到る。したがって、このままでは、特に側壁1C,
1Cの前部上面と幌12との間が側方に開いて、資材が
落下することがある。また、走行時に幌12自体がばた
つき騒音を発生したり、空気抵抗に抗しきれずに幌12
が破断する可能性もある。
【0031】このために、幌12の展開時において、幌
12の前部の両側部を側壁1C,1C外面を覆うように
幌12を張る手段が設けられている。
【0032】具体的には、幌12の前部自体にまたは必
要によりワイヤー15に連結紐部材16の一端が固定さ
れ、この連結紐部材16が荷台1の下方に設けられたガ
イドローラ17巡っており、他端は前後方向に延びる引
っ張りスプリング18に連結され、この引っ張りスプリ
ング18の基端部は荷台1の適宜の部位に固定されてい
る。実施例においては、引っ張りスプリング18は荷台
1の側壁1Cに固定されたガイドパイプ19に内装され
ている。連結紐部材16、ガイドローラ17および引っ
張りスプリング18(ガイドパイプ19)は本発明の止
付け手段を構成している。
【0033】<動作説明>空荷から積み荷までの期間
は、正逆駆動モータ6が動作し、巻取回転軸4に幌12
を巻き取っている状態にある。すなわち、巻取回転軸4
にコイルスプリング13Aの後倒付勢力より大きい幌1
2の巻取トルクが作用し、図1の実線および図2の状態
にあり、走行が行われる。
【0034】目的地において積み荷が終了すると、幌掛
けが行われる。このために、正逆駆動モータ6を図示し
ないたとえば運転席に設けたスイッチの操作により制御
装置(図示せず)を介して正転させる。すなわち、図1
〜図3において巻取回転軸4を時計方向に回転させる方
向に正転させる。その結果、幌12が巻き出されること
になるが、その際に、コイルスプリング13Aの後倒付
勢力により揺動部材13が後方に転倒するので幌12は
引っ張られながら巻き出される。その際に、コイルスプ
リング13Aの後倒付勢力に対して正逆駆動モータ6が
抗するように幌12の巻き出しを行うので、幌12は比
較的ゆっくり繰り出しが行われる。この繰り出しが継続
され、最終的に揺動部材13の先端が開閉板1Aに当た
って停止する。この時点で、正逆駆動モータ6の正転も
停止する。これによって、幌12は荷台1の開口部全体
を覆うようになる。
【0035】一方、この幌12の展開の末期の過程にお
いて、連結紐16も順次繰り出されて、引っ張りスプリ
ング18が収縮する。しかし、幌12の展開終了時にお
いて引っ張りスプリング18は完全には収縮していない
関係に収縮代が設定されているので、引っ張りスプリン
グ18の収縮力が連結紐部材18を介して幌12の前端
部に作用する。その結果、幌12の前端部両側が側壁1
C,1Cが被さるように下方に付勢される。かくして、
幌12の前部からの資材の流出・飛散が防止される。
【0036】幌12の巻取時には、逆に、コイルスプリ
ング13Aの後倒付勢力に勝る巻取力をもって正逆駆動
モータ6が逆転し、前述の逆の操作(揺動部材13を前
に転倒させる操作)が行われる。この過程では、連結紐
部材12が巻取回転軸4に巻き取られる結果、引っ張り
スプリング18が伸長される。この巻取限は、前記制御
装置によって設定されて正逆駆動モータ6に停止または
さらにロック信号が与えられる。
【0037】幌12が巻き取られた状態においては、幌
12が風防部材3に覆われるので、トラックの走行時に
おいて、落下物などの外部衝撃から幌12を保護すると
ともに、巻き上げ後の幌12が空気抵抗によりはためく
のを防止し、また冬期には幌12が凍結するのを防止す
る。
【0038】幌12としては適宜の材質、たとえば織物
材または合成樹脂で形成して比較的軽量なものとされ
る。したがって、トラックの走行中の空気抵抗により幌
12のはばたきが発生する。この幌のはばたきは騒音の
原因となるとともに、幌と荷台とに隙間を生じ、この隙
間から資材が落下することがある。このために、前述の
とおり、幌12の両側部に前後方向に延びるワイヤー1
5,15を設けると、このワイヤー15,15が錘の役
割を果たし、幌12と荷台1とが密着される。さらに、
連結紐部材16と引っ張りスプリング18とにより幌1
2の前端部両側を下方に引っ張るとより安定する。
【0039】以上のように、本発明に係る幌掛け装置で
は、操作スイッチをたとえば運転席に配置しておけば、
運転者が荷台に上ることなく幌を開閉することができ、
便利でかつ幌掛けに伴う危険性から解放される。
【0040】<他の例>上記例においては、横支持部材
14を介して幌12を揺動部材13に連結して一体的に
揺動させるようにしたものであるが、幌12の両後端部
のそれぞれを揺動部材13,13の先端部に適宜に連結
部材(たとえば紐)を介して直接的に固定してもよい。
【0041】他方、上記基本例では幌12の前端部両側
部を連結紐部材16と引っ張りスプリング18とにより
引っ張るようにしたが、予めまたは後に、図7に示すよ
うに、幌12の前端部両側部を適宜の紐20を取り付け
てこれを荷台1の既設のフック21に運転者が固定する
ようにすることもできる。
【0042】また、上記基本例では揺動部材13を、コ
イルスプリング13Aにより後方に転倒させるようにし
てあるが、これに代えて、請求項5に記載の発明に従っ
て、図7に示すように、それぞれ揺動部材13の下端部
に回転支軸13Dを設け、この回転支軸13Dに正逆転
駆動モータ22を設け、この正逆転駆動モータ22を、
前記正逆駆動モータ6に連動させながら、正転および逆
転を行わせることにより、それぞれ揺動部材13の後転
および前転を図りながら、幌12の展開および巻取を行
うことができる。
【0043】また、この例において、請求項4に記載の
発明に従って、巻取回転軸4を正逆駆動モータ6により
駆動するのではなく、たとえば前記のコイルスプリング
13Aと同様に、巻取回転軸4に付勢力を与えながら、
たとえば巻取方向の捩じり力を与えながら、正逆転駆動
モータ22と関連して巻取および巻き出しを行わせるこ
とができる。
【0044】一方、前記の巻取回転軸4は、ダンプトラ
ックなどのように荷台1の前部が昇降する場合には、荷
台1に設ける必要があるが、荷台1が固定の場合には、
巻取回転軸4は車体の適宜の位置に設けることもでき
る。その高さ位置は、荷台1の下方を除く適宜の位置で
よい。
【0045】同様に、揺動部材13についても、荷台1
に設けるほか、車体に対して設けることもできる。
【0046】他方、上記の各実施例では、トラックを対
象としたが、前掲例の収容体についても同様の構造とす
ることができる。すなわち、前記の荷台を収容体とみな
せば、その構造は明らかであるから、敢えて図面を参照
しなからの説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、運転者
が荷台に登ることなく自動的に幌を開閉することがで
き、もって運転作業者の荷台からの落下事故の危険性を
排除することができるなどの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る幌の自動開閉装置の正面図であ
る。
【図2】その幌の巻取状態を示す要部拡大図である。
【図3】その幌掛け状態を示す要部拡大図である。
【図4】その平面図である。
【図5】その幌巻取部の拡大図である。
【図6】そのコイルスプリング部の拡大図である。
【図7】本発明に好適な実施例を示す要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
1…荷台、2…架台、3…風防部材、4巻取回転軸、5
…ブラケット、6…正逆駆動モータ、7…減速機、10
…チェーン、12…カバー、13…揺動部材、13A…
コイルスプリング、13B…揺動杆、14…横支持部
材、15…ワイヤー、16…連結紐部材、17…ガイド
ローラ、18…引っ張りスプリング、19ガイドパイ
プ、20…紐、21…フック、22…正逆転駆動モータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方が開口し収容物を収容する収容体にお
    いて、 収容体の前部の上端部もくしはこれより高位の位置にお
    いて、回転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の
    巻取回転軸と、 この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、 それぞれ収容体の両側部位置にあって下端部が幅方向に
    回転中心を有し、先端部が前後方向に揺動する揺動部材
    と、 前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するとともに、
    幌の後端部を支持する幌支持手段と、 前記揺動部材の先端部を後方に転倒させるべく付勢する
    後倒付勢手段とを備えたことを特徴とする収容体の幌掛
    け装置。
  2. 【請求項2】上方が開口し収容物を収容する収容体にお
    いて、 収容体の前部の上端部もくしはこれより高位の位置にお
    いて、回転自在に設けられた幅方向に軸心を有する幌の
    巻取回転軸と、 この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、 それぞれ収容体の両側部位置にあって下端部に幅方向の
    回転軸心を有し、先端部が前後方向に揺動する揺動部材
    と、 前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するとともに、
    幌の後端部を支持する幌支持手段と、 前記揺動部材の先端部を揺動させる揺動駆動手段とを備
    えたことを特徴とする収容体の幌掛け装置。
  3. 【請求項3】走行状態において上方が開口している荷台
    を有するトラックにおいて、 荷台の前部の上端部もくしはこれより高位の位置におい
    て、または荷台より前方でかつ荷台上端部もくしはこれ
    より高位の車体位置において回転自在に設けられた幅方
    向に軸心を有する幌の巻取回転軸と、 この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、 それぞれ荷台または車体の両側部位置にあって下端部が
    幅方向に回転中心を有し、先端部が前後方向に揺動する
    揺動部材と、 前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するとともに、
    幌の後端部を支持する幌支持手段と、 前記揺動部材の先端部を後方に転倒させるべく付勢する
    後倒付勢手段とを備えたことを特徴とするトラック荷台
    の幌掛け装置。
  4. 【請求項4】走行状態において上方が開口している荷台
    を有するトラックにおいて、 荷台の前部の上端部もくしはこれより高位の位置におい
    て、または荷台より前方でかつ荷台上端部もくしはこれ
    より高位の車体位置において回転自在に設けられた幅方
    向に軸心を有する幌の巻取回転軸と、 この巻取回転軸を幌の巻取方向に付勢する巻取付勢手段
    と、 それぞれ荷台または車体の両側部位置にあって下端部に
    幅方向の回転軸心を有し、先端部が前後方向に揺動する
    揺動部材と、 前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するとともに、
    幌の後端部を支持する幌支持手段と、 前記揺動部材の先端部を強制的に後方に転倒させる後倒
    駆動手段とを備えたことを特徴とするトラック荷台の幌
    掛け装置。
  5. 【請求項5】走行状態において上方が開口している荷台
    を有するトラックにおいて、 荷台の前部の上端部もくしはこれより高位の位置におい
    て、または荷台より前方でかつ荷台上端部もくしはこれ
    より高位の車体位置において回転自在に設けられた幅方
    向に軸心を有する幌の巻取回転軸と、 この巻取回転軸を正逆転させる回転駆動手段と、 それぞれ荷台または車体の両側部位置にあって下端部に
    幅方向の回転軸心を有し、先端部が前後方向に揺動する
    揺動部材と、 前記各揺動部材の先端部と連係して揺動するとともに、
    幌の後端部を支持する幌支持手段と、 前記揺動部材の先端部を揺動させる揺動駆動手段とを備
    えたことを特徴とするトラック荷台の幌掛け装置。
  6. 【請求項6】荷台の前部の上端部もくしはこれより高位
    の位置において、前方を遮り後方が開口する風防部材を
    一体的に設け、この風防部材内に前記巻取回転軸が設け
    られている請求項3〜5のいずれか1項に記載のトラッ
    ク荷台の幌掛け装置。
  7. 【請求項7】前記幌の前端部両側に、下方に付勢した状
    態で荷台または車体に止付ける止付け手段がそれぞれ設
    けられている請求項3〜5のいずれか1項に記載のトラ
    ック荷台の幌掛け装置。
  8. 【請求項8】前記幌の前端部両側に連結紐部材が連結さ
    れ、その連結紐部材が下方に設けられたガイド部材を巡
    って前後方向に延びるスプリングに連結され、このスプ
    リングの基端部が荷台または車体に固定されて止付け手
    段を構成している請求項7に記載のトラック荷台の幌掛
    け装置。
  9. 【請求項9】前記各揺動部材の先端部に跨がって剛性の
    横支持部材が一体的に設けられ、この横支持部材に前記
    幌の後端部が止着されて幌支持手段が構成され、前記幌
    の両側部に前後方向に延びるワイヤーが設けられ、その
    後端部は前記横支持部材に固定されている請求項3〜5
    のいずれか1項に記載のトラック荷台の幌掛け装置。
JP7333297A 1994-12-22 1995-12-21 収容体またはトラック荷台の幌掛け装置 Pending JPH08225038A (ja)

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