JPH08224755A - フロッピーディスクのハーフケース成形用金型 - Google Patents

フロッピーディスクのハーフケース成形用金型

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Publication number
JPH08224755A
JPH08224755A JP3225095A JP3225095A JPH08224755A JP H08224755 A JPH08224755 A JP H08224755A JP 3225095 A JP3225095 A JP 3225095A JP 3225095 A JP3225095 A JP 3225095A JP H08224755 A JPH08224755 A JP H08224755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
half case
opening
molding
floppy disk
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3225095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Obara
光博 小原
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP3225095A priority Critical patent/JPH08224755A/ja
Publication of JPH08224755A publication Critical patent/JPH08224755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーフケースのライトプロテクトタブ取付け
用の開口部の回りの成形を良好に行う。 【構成】 ハーフケース1の角部1Aにはライトプロテ
クトタブ18Aが取付けられる開口部18が形成される。こ
の成形金型において、突条19の長辺部19Aに溝部25を形
成するように肉ぬすみ用の凸部を金型に形成する。 【効果】 溶融樹脂は突条19の短辺部19Aに対応する箇
所から長辺部19A側へ迂回して充填し、角部1Aにウェ
ルドラインが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクの
ハーフケース成形用金型に関し、特にライトプロテクト
タブ取付け用の開口部の回りを成形するフロッピーディ
スクのハーフケース成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロフロッピーディスクは、
樹脂成形品からなるー対のハーフケースを結合してなる
デイスケット内に円盤状の記録担体を回転自在に収納
し、またデイスケットケースには、書込み保護のための
ライトプロテクトタブが組込まれている。図5,図6に
示すように、前記デイスケットの一方のハーフケース1
はほぼ矩形平板状になっており、その内面には周壁部に
枠壁2が形成されている。そして内面には浅い記録担体
収納部3が形成されている。この記録担体収納部3の周
縁には、円弧状の案内リブ4が形成されている。また、
前記記録担体収納部3の中心部には、記録担体(図示せ
ず)のハブが嵌合される円形の開口部5が形成され、前
部中央には、前記記録担体収納部3に位置してヘッド導
入用の開口部6が形成されている。さらに前記記録担体
収納部3にはリフター浮き上げ用突条7とー対のリフタ
ー受け突条8とが突出形成されている。これら突条7,
8は、記録担体の回転方向に対して前記の記載順に並ん
でいる。そして前記リフター受け突条8は、前記記録担
体収納部3と同心な円の接線方向に延びており、前記リ
フター浮き上げ用突条7は前記リフター受け突条8と直
交する方向性を有している。また、前記下ハーフケース
1の内面において、前記記録担体収納部3外に位置する
四隅には、固定用ボス9,10,11,12と位置決め用ボス
13,14,15とが夫々突設成形されていると共に、前記ハ
ーフケース1の前部には前記開口部6を開閉するシャッ
ター(図示せず)を組込むためのシャッター組込み部16
と、シャッターを閉方向に付勢するスプリング組込み部
17とが形成されている。
【0003】さらに、前記ハーフケース1の後部の角部
1Aには書込み保護のためのライトプロテクタタブ18A
をスライド可能に組込むためのライトプロテクトタブ組
込み用の開口部18が形成されている。尚、ライトプロテ
クトタブ18Aを図示の位置にすると記録担体への書込み
が不可能となり、一方前記ライトプロテクトタブ18Aを
他方にスライドさせることにより解除できるようになっ
ている。さらに、前記固定用ボス10と開口部18を囲むよ
うに突条19が形成されており、該突条19は固定用ボス10
側に形成される短辺部19Aと固定用ボス11側に形成され
る長辺部19BとがほぼL形に形成されている。また他方
の角部1Bには記録担体の記憶容量判別用の開口部20が
形成されている。
【0004】また、前記ハーフケース1の外面にはシャ
ッター組込み面21が前部に、またラベル面22がその後端
側に夫々凹状に形成されている。また前部には前記開口
部6を開閉するシャッターのスライド用条溝16Aが形成
されている。
【0005】さらに、前記下ハーフケース1の外面には
ゲート跡23,24が形成されており、内面には樹脂溜り23
A,24Aが形成されている。尚、前記ゲート跡23,24は
常時はシャッターにより隠れることになる。そして、ゲ
ート跡23,24に対応する成形用金型のゲート(図示せ
ず)から樹脂が注入されて成形されるものである。
【0006】同様に他方のハーフケースも形成される。
尚、他方のハーフケースには前記ライトプロテクタタブ
取付け用の開口部18に対向してライトプロテクタタブ位
置の視認用孔が形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、ハーフケース1におけるゲート跡23,24に対応する
成形用金型のゲートから樹脂が注入され、そして開口部
18回りに一点鎖線で示すように溶融樹脂が固定用ボス1
0、11側から流れて成形されるものであるために、ハー
フケース1の角部1Aにウェルドラインが生じ、該箇所
の外観や強度が劣るという問題点が懸念される。
【0008】そこで、本発明は前記問題を解決してライ
トプロテクトタブ取付け用の開口部の回りの成形を良好
に行うことができるフロッピーディスクのハーフケース
成形用金型を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、略矩形偏平状
で内面に浅い円形凹状の記録担体収納部と、角部にライ
トプロテクトタブ取付け用の開口部とを有するフロッピ
ーディスクのハーフケースの成形用金型において、前記
金型は前記ハーフケースの外面を成形する第1の金型
と、前記ハーフケースの内面を成形する第2の金型とを
備えると共に、該第2の金型には前記開口部に対応する
部位のー側に肉ぬすみ用の凸部を形成したことを特徴と
するフロッピーディスクのハーフケース成形用金型であ
る。
【0010】
【作用】前記構成によって、成形時に溶融樹脂は肉ぬす
み用の凸部により充填が抑止されるので、他方からの溶
融樹脂が迂回して開口部の回りの成形を良好に行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のー実施例を図1乃至図4を参
照して説明する。図1は本発明に係わるハーフケース1
を示しており、図2は図1のBーB線断面図であり、図
3は図1のA−A線の箇所に対応する金型の断面図であ
り、図4は図1のBーB線の箇所に対応する金型の断面
図である。尚、図1及び図2において前記図5と同一部
分には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0012】図3において、31は第1の金型たるキャビ
ティ部材、32は第2の金型たるコア部材で、金型部材と
してのこれらキャビティ部材31およびコア部材32は、図
3において上下方向に開閉し、型締時にハーフケース1
の形状をしたキャビティ33を内部に形成するものであ
る。前記キャビティ部材31は、ハーフケース1の外面を
形成するものであり、コア部材32はハーフケース1の前
記記録担体収納部3や開口部18等の内面を形成するもの
である。前記キャビティ部材31には前記キャビティ33に
対して2つの樹脂通路34,35が形成されている。これら
樹脂通路34,35は、それぞれスピアー36,37を内蔵して
おり、先端部はダイレクトゲート38,39としてキャビテ
ィ33へハーフケース1の厚さ方向に開口している。そし
て,両ゲート38,39は、記録担体収納部3の外側にある
前部の両角部に対応する位置へ開口している。また、コ
ア部材32は前記ダイレクトゲート38,39の直下で略半球
状の凹部32Aを形成している。また、32Aは案内リブ4
を成形するための凹部であり、ゲート38,39に近接して
形成されている。32Bは開口窓6を形成するための凸部
である。尚、複数枚のガス抜き入れ子(図示せず)が固
定されている。
【0013】さらに、図4において前記コア部材32には
前記開口部18に対応して凸部40が枠壁成形用キャビティ
部33Aに突設して形成される共に、この凸部40の内側に
前記L形の突条19の長辺部19Bに対応する突条成形用キ
ャビティ部33Bが溝状に形成されている。さらに突条成
形用キャビティ部33Bの内側には、図1における前記突
条19の長辺部19Bの内側に沿って形成された細幅な薄肉
部25に対応して、前記凸部40よりやや低い肉ぬすみ用の
凸部41が形成されている。
【0014】次に前記構成についてその作用を説明す
る。成形時には前記キャビティ部材31と前記コア部材32
とが突合わされて型締め状態となっており。そして前記
スピアー36,37から溶融樹脂(図示せず)が前記ゲート
38,39から前記キャビティ33に注入される。そしてこの
注入された溶融樹脂は図1の一点鎖線で示すように充填
され成形される。この際前記開口部18回りに対応する充
填にあっては、コア部材32に形成された前記凸部41によ
り前記長辺部19Bに対応する部位の箇所で充填が抑止さ
れるので、前記短辺部19に対応する箇所から溶融樹脂
が、図1の拡大図における一点鎖線で示すように一方向
性を有して迂回して流入し、長辺部19Bに対応する箇所
まで充填される。
【0015】このように前記キャビティ33に樹脂が充填
されると共に固化した後、型開して突出しロッド(図示
せず)等により成形されたハーフケース1を取出すもの
である。
【0016】以上詳述したように、略矩形偏平状で内面
に浅い円形凹状の記録担体収納部3と、角部1Aに開口
部18を有するハーフケース1の成形金型において、金型
を前記ハーフケース1の外面を成形するキャビティ部材
31と、前記ハーフケース1の内面を成形するコア部材32
とを備えると共に、前記開口部18のー側に溝部25を形成
するように肉ぬすみ用凸部40を前記コア部材32に形成し
たことにより、前記キャビティ33における開口部18の回
りに対応する箇所においては、溶融樹脂が一方向性を有
して迂回して充填されるので、角部1Aにウェルドライ
ンが形成されることはなく、したがって該箇所の外観や
強度が劣ることはない。
【0017】また、前記実施例では前記コア部材32に形
成される前記凸部41はハーフケース1に形成された突条
19の長辺部19Bに沿って対応して形成されたことによ
り、幅の狭い短辺部19A側に対応した部位から枠壁成形
用キャビティ部33A等の開口部18回りに対応するキャビ
ティ33に確実に溶融樹脂を充填できる。
【0018】しかも、前記凸部41は長辺部19Bの全長に
対応して細長く形成したことにより、該長辺部19Bに対
応する部位からの溶融樹脂の流れを確実に抑止すること
ができる。
【0019】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば実施例ではL形の突条の長辺部に対応
して肉ぬすみ用凸部を形成したが、短辺部側に対応して
形成してもよいなど種々の変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、略矩形偏平状で内面に浅い円
形凹状の記録担体収納部と、角部にライトプロテクトタ
ブ取付け用の開口部とを有するフロッピーディスクのハ
ーフケースの成形用金型において、前記金型は前記ハー
フケースの外面を成形する第1の金型と、前記ハーフケ
ースの内面を成形する第2の金型とを備えると共に、該
第2の金型には前記開口部に対応する部位のー側に肉ぬ
すみ用の凸部を形成したことにより、前記凸部と反対側
の箇所より溶融樹脂が迂回して成形できハーフケースの
角部にウェルドラインが生ずることなく成形することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施例を示すハーフケースの平面図
である。
【図2】図1のBーB線断面図である。
【図3】本発明のー実施例を示す金型の断面図である。
【図4】本発明のー実施例を示す金型の要部を示す断面
図である。
【図5】従来例を示す平面図である。
【図6】従来例を示す背面図である。
【符号の説明】
1 ハーフケース 1A 角部 3 記録担体収納部 18 開口部 18A ライトプロテクトタブ 31 キャビティ部材(第1の金型) 32 コア部材(第2の金型) 40 凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形偏平状で内面に浅い円形凹状の記
    録担体収納部と、角部にライトプロテクトタブ取付け用
    の開口部とを有するフロッピーディスクのハーフケース
    の成形用金型において、前記金型は前記ハーフケースの
    外面を成形する第1の金型と、前記ハーフケースの内面
    を成形する第2の金型とを備えると共に、該第2の金型
    には前記開口部に対応する部位のー側に肉ぬすみ用の凸
    部を形成したことを特徴とするフロッピーディスクのハ
    ーフケース成形用金型。
JP3225095A 1995-02-21 1995-02-21 フロッピーディスクのハーフケース成形用金型 Withdrawn JPH08224755A (ja)

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JP3225095A JPH08224755A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 フロッピーディスクのハーフケース成形用金型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3225095A JPH08224755A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 フロッピーディスクのハーフケース成形用金型

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JPH08224755A true JPH08224755A (ja) 1996-09-03

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ID=12353772

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JP3225095A Withdrawn JPH08224755A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 フロッピーディスクのハーフケース成形用金型

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JP (1) JPH08224755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090757A (ja) * 2009-09-28 2011-05-06 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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Effective date: 20020507