JPH08223881A - 電気機械用ロータ - Google Patents
電気機械用ロータInfo
- Publication number
- JPH08223881A JPH08223881A JP7279401A JP27940195A JPH08223881A JP H08223881 A JPH08223881 A JP H08223881A JP 7279401 A JP7279401 A JP 7279401A JP 27940195 A JP27940195 A JP 27940195A JP H08223881 A JPH08223881 A JP H08223881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- rotor
- silencer
- finger
- fingers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/24—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
- H02K1/243—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors of the claw-pole type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オルタネータのロータにサイレンサを設け、
回転遠心力によるサイレンサの半径方向膨脹を低減し、
しかも組立てし易く、ワニスの塗付も容易にする。 【解決手段】 電気機械のためのロータ組立体(10)
に、互いに噛合うポールフィンガ(16)を備えた2つ
のポール片(12および14)を設け、これらのポール
片間にサイレンサ組立体(22)を配設する。サイレン
サ組立体(22)は、相互に噛合うポールフィンガ(1
6)の隣接対間の間隙を少なくとも部分的に満たすサイ
レンシング部分(24)を有し、これらサイレンシング
部分(24)にはポールフィンガ(16)の横方向表面
(17)と協働してサイレンシング部分(24)の外向
き半径方向移動を規制する突起(28)を設ける。
回転遠心力によるサイレンサの半径方向膨脹を低減し、
しかも組立てし易く、ワニスの塗付も容易にする。 【解決手段】 電気機械のためのロータ組立体(10)
に、互いに噛合うポールフィンガ(16)を備えた2つ
のポール片(12および14)を設け、これらのポール
片間にサイレンサ組立体(22)を配設する。サイレン
サ組立体(22)は、相互に噛合うポールフィンガ(1
6)の隣接対間の間隙を少なくとも部分的に満たすサイ
レンシング部分(24)を有し、これらサイレンシング
部分(24)にはポールフィンガ(16)の横方向表面
(17)と協働してサイレンシング部分(24)の外向
き半径方向移動を規制する突起(28)を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気機械用ロータ組
立体に関する。
立体に関する。
【0002】
【従来の技術】オルタネータの設計においては、オルタ
ネータの作動時に発生するノイズ(騒音)が重要な関心
事となる。ある種の「爪ポール」タイプのオルタネータ
においてこの問題を低減する1つの方法は、オルタネー
タのロータ組立体内にプラスチックのサイレンサ(消音
装置)を挿入するものである。このサイレンサはオルタ
ネータのポール片のフィンガ間の間隙を充満し、ロータ
の外側表面を比較的平滑にする。かくして、ロータ回転
時にロータが発生する風切り音は低減される。
ネータの作動時に発生するノイズ(騒音)が重要な関心
事となる。ある種の「爪ポール」タイプのオルタネータ
においてこの問題を低減する1つの方法は、オルタネー
タのロータ組立体内にプラスチックのサイレンサ(消音
装置)を挿入するものである。このサイレンサはオルタ
ネータのポール片のフィンガ間の間隙を充満し、ロータ
の外側表面を比較的平滑にする。かくして、ロータ回転
時にロータが発生する風切り音は低減される。
【0003】しかしながら、そのようなサイレンサの使
用は、問題を伴う。オルタネータのロータは極めて高速
度で回転する(20,000rpmまたはそれ以上)。
そのような速度において発生する遠心力は極めて大き
く、サイレンサを半径方向に膨脹させる傾向がある。半
径方向に膨脹するそのような傾向は、多くの自動車のエ
ンジンルーム内の高温度と複合される。したがって、も
しも半径方向膨脹に歯止めがかからなければ、サイレン
サはオルタネータのステータとこすれ合うことになる。
その結果、オルタネータの破損が生ずることもあり得
る。
用は、問題を伴う。オルタネータのロータは極めて高速
度で回転する(20,000rpmまたはそれ以上)。
そのような速度において発生する遠心力は極めて大き
く、サイレンサを半径方向に膨脹させる傾向がある。半
径方向に膨脹するそのような傾向は、多くの自動車のエ
ンジンルーム内の高温度と複合される。したがって、も
しも半径方向膨脹に歯止めがかからなければ、サイレン
サはオルタネータのステータとこすれ合うことになる。
その結果、オルタネータの破損が生ずることもあり得
る。
【0004】そのような膨脹を防止する可能のある方法
が、ナカムラ氏に付与された米国特許第4617485
号に例示されている。この特許は図3および図4に、ロ
ータのポール片のポールフィンガ下を延びる部分(3−
b)を備えたサイレンサを開示している。しかしなが
ら、そのような形状はそれ自体問題がある。その特許に
おける形状は、ロータの複数のポールフィンガとサイレ
ンサの間に多くの接触領域を生じせしめる。そのような
大きな接触面積は、2つのポール片を一体に押し付けて
ロータを組立てる際の摩擦力を著しいものにする。更に
は、そのようなサイレンサの形状ではワニスを組立てた
ロータの内部に到達させるのが困難になる(ロータの構
造一体性を改善するためにワニスがしばしば添加され
る)。
が、ナカムラ氏に付与された米国特許第4617485
号に例示されている。この特許は図3および図4に、ロ
ータのポール片のポールフィンガ下を延びる部分(3−
b)を備えたサイレンサを開示している。しかしなが
ら、そのような形状はそれ自体問題がある。その特許に
おける形状は、ロータの複数のポールフィンガとサイレ
ンサの間に多くの接触領域を生じせしめる。そのような
大きな接触面積は、2つのポール片を一体に押し付けて
ロータを組立てる際の摩擦力を著しいものにする。更に
は、そのようなサイレンサの形状ではワニスを組立てた
ロータの内部に到達させるのが困難になる(ロータの構
造一体性を改善するためにワニスがしばしば添加され
る)。
【0005】したがって、ロータの騒音を減少するのに
役立ち、ロータ組立てに著しい障害を与えず、ロータ内
部へのワニスの到達を容易にするサイレンサ組立体は、
既存の設計のものに勝る利点を与える。
役立ち、ロータ組立てに著しい障害を与えず、ロータ内
部へのワニスの到達を容易にするサイレンサ組立体は、
既存の設計のものに勝る利点を与える。
【0006】
【発明の要約】本発明は、電気機械用のロータを提供す
る。ロータは、一緒になって1つの回転軸線を画成する
第1および第2のポール片を有する。ポール片の各々は
回転軸線とほぼ平行に延びるポールフィンガを有し、こ
れらポールフィンガは横方向表面を備えている。ポール
片のポールフィンガは更に互いに噛合っていて、各々の
近接する相互噛合いポールフィンガが更にそれらの間に
間隙を画成する。ロータは更にサイレンサを有してい
る。サイレンサは、ポールフィンガ間の間隙を少なくと
も部分的に充満するサイレンシング部分を含んでいる。
サイレンサは更にポールフィンガの横方向表面と協働
し、サイレンシング部分がロータの回転軸から離れるよ
うな外向き半径方向運動を制限するようになっている。
る。ロータは、一緒になって1つの回転軸線を画成する
第1および第2のポール片を有する。ポール片の各々は
回転軸線とほぼ平行に延びるポールフィンガを有し、こ
れらポールフィンガは横方向表面を備えている。ポール
片のポールフィンガは更に互いに噛合っていて、各々の
近接する相互噛合いポールフィンガが更にそれらの間に
間隙を画成する。ロータは更にサイレンサを有してい
る。サイレンサは、ポールフィンガ間の間隙を少なくと
も部分的に充満するサイレンシング部分を含んでいる。
サイレンサは更にポールフィンガの横方向表面と協働
し、サイレンシング部分がロータの回転軸から離れるよ
うな外向き半径方向運動を制限するようになっている。
【0007】本発明はまたオルタネータをも提供し、こ
のオルタネータはステータと、該ステータ内部にてステ
ータと相対する形で回転装着されたロータとを有する。
ロータは更に1つの回転軸線をともに画成している第1
および第2のポール片を含み、これらポール片の各々は
回転軸線にほぼ平行に延びているポールフィンガを備
え、これらポールフィンガは更に横方向表面を有する。
ポール片のポールフィンガは互いに噛合っていて、隣接
する相互噛合いポールフィンガの各々は更にそれらの間
に間隙を画成している。加えるに、ロータはサイレンサ
を含み、該サイレンサはポールフィンガ間の間隙を少な
くとも部分的に充満するサイレンシング部分を有する。
サイレンサは更に突起を含み、これら突起は、ポールフ
ィンガの横方向表面と協働して、ロータ回転軸線から離
れようとするサイレンシング部分の外向き半径方向移動
量を制限するようになっている。
のオルタネータはステータと、該ステータ内部にてステ
ータと相対する形で回転装着されたロータとを有する。
ロータは更に1つの回転軸線をともに画成している第1
および第2のポール片を含み、これらポール片の各々は
回転軸線にほぼ平行に延びているポールフィンガを備
え、これらポールフィンガは更に横方向表面を有する。
ポール片のポールフィンガは互いに噛合っていて、隣接
する相互噛合いポールフィンガの各々は更にそれらの間
に間隙を画成している。加えるに、ロータはサイレンサ
を含み、該サイレンサはポールフィンガ間の間隙を少な
くとも部分的に充満するサイレンシング部分を有する。
サイレンサは更に突起を含み、これら突起は、ポールフ
ィンガの横方向表面と協働して、ロータ回転軸線から離
れようとするサイレンシング部分の外向き半径方向移動
量を制限するようになっている。
【0008】本発明は、ロータノイズの低減に役立ち、
しかもロータ組立てに著しい障害を与えず、ワニスもロ
ータ内部に入り易くするサイレンサ組立体の使用を可能
とする。かくして、本発明は既存の構造のものに勝る利
点を与える。
しかもロータ組立てに著しい障害を与えず、ワニスもロ
ータ内部に入り易くするサイレンサ組立体の使用を可能
とする。かくして、本発明は既存の構造のものに勝る利
点を与える。
【0009】
【発明の実施の態様】図1、図2および図3を参照し
て、本発明の1つの実施例に係るロータ組立体10を説
明する。当業者には、ロータ組立体10が「爪ポール」
タイプのロータであると判るであろう。ロータ組立体1
0は、第1のポール片12と第2のポール片14を有す
る。ポール片12および14は、(例えばポールフィン
ガ16のような)ポールフィンガを有する。ポールフィ
ンガ16の各々は、2つの横方向表面17を備えてい
る。ポール片12および14の間には、フィールドコイ
ル組立体18が配設される。更に、ポール片12および
14の間には、ノイズリング20が配設される。ノイズ
リング20は金属製のリングであり、ポール片12およ
び14のポールフィンガ16によって画成された内側半
径部に対して係合している。ノイズリング20は、ロー
タ組立体10の回転時にポールフィンガ16の振動によ
って生ずる騒音を減ずるのに役立つ。
て、本発明の1つの実施例に係るロータ組立体10を説
明する。当業者には、ロータ組立体10が「爪ポール」
タイプのロータであると判るであろう。ロータ組立体1
0は、第1のポール片12と第2のポール片14を有す
る。ポール片12および14は、(例えばポールフィン
ガ16のような)ポールフィンガを有する。ポールフィ
ンガ16の各々は、2つの横方向表面17を備えてい
る。ポール片12および14の間には、フィールドコイ
ル組立体18が配設される。更に、ポール片12および
14の間には、ノイズリング20が配設される。ノイズ
リング20は金属製のリングであり、ポール片12およ
び14のポールフィンガ16によって画成された内側半
径部に対して係合している。ノイズリング20は、ロー
タ組立体10の回転時にポールフィンガ16の振動によ
って生ずる騒音を減ずるのに役立つ。
【0010】やはりポール片12および14間に配され
てサイレンサ22が設けられている。サイレンサ22
は、ロータ10を組立てる際にポール片12および14
のポールフィンガ16間の間隙をほぼ充満するように設
計されている。サイレンサ22は非強磁性体材料、好ま
しくはプラスチック、より好ましくはナイロンで作られ
ることが好適である。サイレンサ22については、以下
に更に記述する。
てサイレンサ22が設けられている。サイレンサ22
は、ロータ10を組立てる際にポール片12および14
のポールフィンガ16間の間隙をほぼ充満するように設
計されている。サイレンサ22は非強磁性体材料、好ま
しくはプラスチック、より好ましくはナイロンで作られ
ることが好適である。サイレンサ22については、以下
に更に記述する。
【0011】ロータ組立体10はシャフト21も含み、
このシャフト上にはポール片12および14がシャフト
と一緒に回転するように装着されている。ロータ組立体
10はハウジング(図示せず)およびオルタネータのス
テータ23(その一部分が図3に横断面で示されてい
る)の内側に回転装着されている。
このシャフト上にはポール片12および14がシャフト
と一緒に回転するように装着されている。ロータ組立体
10はハウジング(図示せず)およびオルタネータのス
テータ23(その一部分が図3に横断面で示されてい
る)の内側に回転装着されている。
【0012】次に図4をさらに参照して、サイレンサ2
2を一層詳細に説明する。サイレンサ22は、ポール片
12および14のポールフィンガ16間の間隙にはまり
込むようになったサイレンシング部分24を有する。サ
イレンサ22は更に、サイレンシング部分24を接続す
る架橋部分26を有する。これらの架橋部分はポール片
12および14のフィンガ16の頂部下方を延びるよう
に設計されることが好ましい。架橋部分26およびポー
ルフィンガ16の頂部の間の接触を介して、少なくとも
部分的には、サイレンサ22はロータ組立体10内の定
位置に保持されている。
2を一層詳細に説明する。サイレンサ22は、ポール片
12および14のポールフィンガ16間の間隙にはまり
込むようになったサイレンシング部分24を有する。サ
イレンサ22は更に、サイレンシング部分24を接続す
る架橋部分26を有する。これらの架橋部分はポール片
12および14のフィンガ16の頂部下方を延びるよう
に設計されることが好ましい。架橋部分26およびポー
ルフィンガ16の頂部の間の接触を介して、少なくとも
部分的には、サイレンサ22はロータ組立体10内の定
位置に保持されている。
【0013】サイレンシング部分24の側面から延びて
突起28が配設されている。突起28は、サイレンシン
グ部分24の外向き半径方向運動を拘束すべくポールフ
ィンガ16の横方向表面17と協働するように設計され
る。突起28の配置と寸法は、それら突起がロータ組立
体10の非回転時に(すなわち「休止」している時に)
ポールフィンガ16の横方向表面17と係合するよう定
めることが出来る。これに代えて、突起28の寸法およ
び配置は、ある程度限定された量のサイレンシング部分
24の外向き半径方向運動が発生した後にだけポールフ
ィンガ16の横方向表面17との接触が生ずるように選
ぶことも出来る。
突起28が配設されている。突起28は、サイレンシン
グ部分24の外向き半径方向運動を拘束すべくポールフ
ィンガ16の横方向表面17と協働するように設計され
る。突起28の配置と寸法は、それら突起がロータ組立
体10の非回転時に(すなわち「休止」している時に)
ポールフィンガ16の横方向表面17と係合するよう定
めることが出来る。これに代えて、突起28の寸法およ
び配置は、ある程度限定された量のサイレンシング部分
24の外向き半径方向運動が発生した後にだけポールフ
ィンガ16の横方向表面17との接触が生ずるように選
ぶことも出来る。
【0014】突起28は横方向表面17に沿う方向の長
さが横方向表面17の長さよりも短かいことが好まし
い。更に、突起28はその方向において横方向表面17
の長さよりも実質的に短かいことが好適である。その方
向における突起28の好ましい長さは約3mmである。
さが横方向表面17の長さよりも短かいことが好まし
い。更に、突起28はその方向において横方向表面17
の長さよりも実質的に短かいことが好適である。その方
向における突起28の好ましい長さは約3mmである。
【0015】好ましくは、ポールフィンガ16とサイレ
ンサ組立体22の間の接触は架橋部分26と、(前述し
たように設定されている場合には)突起28においての
み生ずる。そのような状況は2つの点で有利である。ま
ず第1に、ロータ組立体10の組立てが無理なく行え
る。何故ならば、サイレンサ22とポール片12および
14間の接触面積が比較的に小さくなるからである。従
って、ポール片12および14を一体に押し付けるに
は、大きな力を要しない。第2には、ロータ組立体10
の組立て後、ロータ組立体10の外側にワニスを添加で
き、このワニスがポールフィンガ16の側面のまわり
へ、かつロータ組立体10の内部へと流入可能であろ
う。そのようなワニスの塗付は、ロータ組立体の構造一
体性を高める。
ンサ組立体22の間の接触は架橋部分26と、(前述し
たように設定されている場合には)突起28においての
み生ずる。そのような状況は2つの点で有利である。ま
ず第1に、ロータ組立体10の組立てが無理なく行え
る。何故ならば、サイレンサ22とポール片12および
14間の接触面積が比較的に小さくなるからである。従
って、ポール片12および14を一体に押し付けるに
は、大きな力を要しない。第2には、ロータ組立体10
の組立て後、ロータ組立体10の外側にワニスを添加で
き、このワニスがポールフィンガ16の側面のまわり
へ、かつロータ組立体10の内部へと流入可能であろ
う。そのようなワニスの塗付は、ロータ組立体の構造一
体性を高める。
【0016】当業者ならば様々な他の修整例および変更
例を疑いもなく思い付くであろう。当業界の技術進歩に
寄与する本開示の教示事項に全体として依存しているよ
うな変更例も、本発明の範囲内に含まれるものである。
したがって本明細書による開示は例示であって、限定す
るものでなく、本発明の範囲はあく迄も特許請求の範囲
によって規定されるものと考えられたい。
例を疑いもなく思い付くであろう。当業界の技術進歩に
寄与する本開示の教示事項に全体として依存しているよ
うな変更例も、本発明の範囲内に含まれるものである。
したがって本明細書による開示は例示であって、限定す
るものでなく、本発明の範囲はあく迄も特許請求の範囲
によって規定されるものと考えられたい。
【図1】本発明の実施例によるロータ10の展開図。
【図2】図1のロータのポールフィンガ16の横断面
図。
図。
【図3】ステータ23の部分を含む、横断面を含む、図
1のロータ10の組立て状態における側面図。
1のロータ10の組立て状態における側面図。
【図4】図1のロータ10のサイレンサ22の斜視図。
10 ロータ組立体 12 第1のポール片 14 第2のポール片 16 ポールフィンガ 17 ポールフィンガの横方向表面 20 ノイズリング 22 サイレンサ 23 ステータ 24 サイレンシング部分 26 架橋部分 28 突起
Claims (2)
- 【請求項1】 電気機械用ロータであって、該ロータ
は、 共に1つの回転軸線を画成する第1および第2のポール
片にして、これらポール片の各々が前記回転軸線にほぼ
平行に延びるポールフィンガを備え、前記ポールフィン
ガが横方向表面を有し、前記ポール片のポールフィンガ
が互いに噛合っていて、隣接する相互噛合いしたポール
フィンガの各対が更にそれらの間に間隙を画成している
ポール片と、 サイレンサとを有しており、該サイレンサは前記間隙を
少なくとも部分的に充満するサイレンシング部分を含
み、前記サイレンサは更に突起を含み、該突起は前記ポ
ールフィンガの横方向表面と協働して前記ロータ回転軸
線から離れる前記サイレンシング部分の半径方向運動を
制限するようにされていて、 前記サイレンシング部分が前記ポールフィンガの横方向
表面と相対する横方向表面を有し、 前記突起が前記サイレンシング部分の横方向表面から延
びていることを特徴とする電気機械用ロータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のロータにおいて、 前記ポールフィンガは全体として3角形状であって、各
々が1つの頂点を有しており、 前記サイレンサは更に前記サイレンシング部分を架橋す
る部分を有し、これら架橋部分は前記ポールフィンガの
頂点下に延在し、 前記ロータが休止状態にある際の前記サイレンサと前記
ポールフィンガ間の唯一の接触点は前記ポールフィンガ
の頂点と前記サイレンサの架橋部分との間にある電気機
械用ロータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/363,808 US5519277A (en) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | Rotor assembly for an electric machine |
US363808 | 1994-12-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08223881A true JPH08223881A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=23431828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7279401A Pending JPH08223881A (ja) | 1994-12-27 | 1995-10-26 | 電気機械用ロータ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5519277A (ja) |
EP (1) | EP0720275B1 (ja) |
JP (1) | JPH08223881A (ja) |
CA (1) | CA2165581A1 (ja) |
DE (1) | DE69503596T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009505621A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | クローポールジェネレータおよびクローポールジェネレータのための閉鎖体 |
Families Citing this family (11)
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FR2743455B1 (fr) * | 1996-01-10 | 1998-02-06 | Gec Alsthom Moteurs Sa | Rotor magnetoelectrique a griffes |
DE69801475T2 (de) * | 1997-09-26 | 2002-05-16 | Denso Corp | Kraftfahrzeuggenerator |
DE19802785A1 (de) * | 1998-01-26 | 1999-08-05 | Bosch Gmbh Robert | Synchronmaschine, insbesondere Generator für ein Kraftfahrzeug |
DE29801184U1 (de) * | 1998-01-26 | 1999-05-20 | Bosch Gmbh Robert | Synchronmaschine, insbesondere Generator für ein Kraftfahrzeug |
DE19958503C2 (de) | 1999-12-04 | 2003-08-21 | Bosch Gmbh Robert | Elektrische Maschine |
DE10005781A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Bosch Gmbh Robert | Elektrische Maschine |
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US6707227B1 (en) | 2002-12-11 | 2004-03-16 | Visteon Global Technologies, Inc. | High power alternator field coil |
DE102007036314A1 (de) | 2007-07-31 | 2009-02-12 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Maschine |
HRP20110305A2 (hr) * | 2011-04-26 | 2012-10-31 | Daniel Zrno | Sinkroni višepolni stroj bez äśetkica sa nepokretnim namotima armature i uzbude |
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