JPH08223602A - 倍速デジタルテレビジョン映像信号処理回路 - Google Patents

倍速デジタルテレビジョン映像信号処理回路

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JPH08223602A
JPH08223602A JP7026839A JP2683995A JPH08223602A JP H08223602 A JPH08223602 A JP H08223602A JP 7026839 A JP7026839 A JP 7026839A JP 2683995 A JP2683995 A JP 2683995A JP H08223602 A JPH08223602 A JP H08223602A
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JP
Japan
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signal
memory
color difference
horizontal pulse
double speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7026839A
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English (en)
Inventor
Toshichika Sato
寿親 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTR等の時間軸変動する映像信号の変動を
吸収し、Y/C分離から倍速信号出力までを全てデジタ
ル処理で行い、高品質な映像信号を得る。 【構成】 時間軸で変動するNTSC信号a1を、その
NTSC信号のバースト信号にロックしたバーストロッ
ククロックa19でY/C分離部2においてY/C分離を
行い、輝度信号a3,色差信号a7をメモリ10に書き込
む。書き込み基準は、同期分離部6の水平パルスa20の
出力で行う。メモリ10の読み出しは、前記水平パルスa
20からPLL回路7を一段通った後の水平パルスa29を
基準とし、同パルスにロックしたラインロッククロック
a23で読み出すことで、信号の時間軸変動を吸収する。
そして、メモリ10の出力信号である輝度信号a8,色差
信号a9は、同期分離部6で検出されたスキュー信号a2
7により特性を変化させる補間フィルタ11を通った後に
倍速処理部12で倍速処理されてD/A変換器14,15,16
にてD/A変換出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理の時間軸
方向の変動を補正するタイムベースコレクタ(以下、T
BCという)を用いた倍速デジタルテレビジョン映像信
号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の技術として特開平4−2525
91号公報に示された映像信号用TBCの構成を示すブロ
ック図である。図4において、21はY/C分離部、22は
色信号デコーダ、23,24,25はA/D変換器、26は色差
信号の多重部(MPX:マルチプレクサ)、27はNTSC
信号の同期分離部、28は書き込みクロック発生部、29は
読み出しクロック発生部、30はメモリ、31はメモリコン
トロールである。
【0003】次に図4の動作の概要を説明すると、入力
信号(NTSC信号)b1はVTR出力信号のような時間
軸変動であるジッタを含んだ信号であり、この入力信号
は同期分離部27に入力され、分離された同期信号b10は
書き込みクロック発生部28に入力され、この書き込みク
ロック発生部28ではPLO(位相オシレータ)等により同
期信号の周波数にロックしたクロックパルスYCLK,CC
LK(b11)が発生する。
【0004】入力信号(NTSC信号)b1はアナログ的
にY/C分離部21で輝度信号b2と色信号b3に分離され
る。色信号b3は、色信号デコーダ22により色差信号b
4,b5に変換され、各信号はそれぞれA/D変換器23,
24,25でデジタルデータに変換される。このデジタルデ
ータに変換された色差信号b7,b8は多重部(MPX)26
で時間軸多重された色差信号b9として出力される。ま
た、デジタルデータに変換た輝度信号b6、および多重
部(MPX)26で多重化された色差信号b9は、前記クロ
ックb11とメモリコントロール31の出力b12により書き
込み制御され、メモリ30に書き込まれる。
【0005】このメモリ30からの読み出しは基準クロッ
クb17に同期した読み出しクロック発生部29からの一定
クロックb13でY(b14),R−Y(b15),B−Y(b16)
の各信号が読み出される。読み出し開始は、メモリコン
トロール31からの信号b12に基づいて行う。この処理に
より、NTSC信号の時間軸補正が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示す映像信号用TBCは、標準NTSC信号をメモ
リ30からY(b14),R−Y(b15),B−Y(b16)信号と
して出力するのみであり、これを倍速信号として出力す
るには、さらにA/D変換を行う必要がある。このた
め、NTSC信号のS/N劣化を伴い、高品質の映像信
号を得ることができないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解消
し、時間軸変動のある入力信号(NTSC信号)から変動
分を除去し、Y/C分離から倍速出力まで全てデジタル
処理で行うことにより、高品質の映像信号を得ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、時間軸で変動するNTSC信号を、該NT
SC信号のバースト信号で生成したバーストロッククロ
ックによってY/C分離を行い、輝度・色差信号の出力
信号を、同期分離部からの水平パルスに従いメモリに書
き込む手段と、前記水平パルスがPLL回路を通った後
の水平パルスを基準として、該水平パルスにロックした
ラインロッククロックで、前記NTSC信号の時間軸変
動を吸収して前記メモリから前記輝度・色差信号を読み
出す手段と、前記同期分離部で検出されたスキュー信号
により前記メモリから読み出された輝度・色差信号の水
平位相を合わせる補間フィルタ手段と、前記ラインロッ
ククロックを入力とし、前記補間フィルタ手段からの輝
度・色差信号を倍速に変換処理する手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、時間軸で変動するNTSC信
号を、そのNTSC信号のバースト(色同期)信号にロッ
クしたバーストロッククロックでデジタルなY/C分離
を行い、輝度・色差信号をメモリに書き込み、その書き
込み基準はデジタル同期分離部の水平パルス出力で行
う。また、メモリからの輝度・色差信号の読み出しは、
前記水平パルスからPLL回路を一段通った後の水平パ
ルスを基準とし、同パルスにロックしたラインロックク
ロックで読み出すことで、信号の時間軸変動を吸収す
る。そして、メモリからの輝度・色差信号の出力信号
は、同期分離部で検出されたスキュー信号により特性を
変化させる補間フィルタを通った後に倍速処理されてD
/A出力される。
【0010】このように、NTSC信号の時間軸で変動
するところの水平方向の揺れが存在する映像信号に対し
て、揺れを抑えて、かつ倍速信号出力までをデジタル処
理で行うことができ、高品質な映像信号を得ることがで
きる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における倍速デジタ
ルテレビジョン映像信号処理回路の構成を示すブロック
図である。図1において、1はA/D変換器、2はY/
C分離部、3は色信号デコーダ、4は色差信号の多重部
(MPX)、5は入力信号(NTSC信号)のバースト(色
同期)信号にロックしたバーストロッククロックを発生
するクロック発生部、6は同期分離部、7は水平周波数
にロックした信号を発生するPLL回路、8は水平周波
数にロックしたラインロッククロックを発生するクロッ
ク発生部、9はメモリコントロール部、10はメモリ、11
は補間フィルタ、12は倍速処理部、13は色差信号の分離
部(DMPX)、14,15,16はD/A変換器である。
【0012】以下に、図1の倍速デジタルテレビジョン
映像信号処理回路の動作を、図2の同期分離部の動作説
明図および図3の補間フィルタの周波数特性図を用いて
説明する。入力信号のNTSC信号a1は、A/D変換
器1に入力され、クロック発生部5より出力される4F
sc(Fscはバースト信号の周波数)のバーストロッククロ
ックa19でサンプリングされ、デジタル映像信号a2と
なる。前記クロック発生部5は、デジタル映像信号a2
を入力としてバースト信号にロックしたバーストロック
クロックa19を出力する。さらに、デジタル映像信号a
2は同期分離部6に入力され、水平パルスa20とスキュ
ー信号a27を出力する。
【0013】次に、前記同期分離部の動作を図2を用い
て説明する。
【0014】図2において、yi(i=1,2,……8)は、デ
ジタル映像信号a2の同期部分のサンプル値、Vthは水
平基準部を規定するしきい値、SKはスキュー信号a27
であり、水平基準位相とバーストロッククロック(サン
プリングクロック)a19との位相のずれを表す。スキュ
ー信号(SK)a27は以下の(数1)で表される。
【0015】
【数1】SK=(y3−y4)/(Vth−y4) 水平パルスa20はサンプル位相y4以降に出力される。
【0016】PLL回路7は、バーストロッククロック
a19と水平パルスa20に同期した水平パルスa29を出力
する。
【0017】ラインロッククロックa26を発生するクロ
ック発生部8は、水平パルスa29を入力として、その水
平周波数fhにロックした周波数1820fhのラインロックク
ロックa26、周波数910fhのラインロッククロックa2
3、水平パルスa25、倍速水平パルスa24を出力する。
【0018】デジタル映像信号a2は、Y/C分離部2
に入力され、バーストロッククロックa19により輝度信
号a3と色信号a4を出力する。色信号a4は色信号デコ
ーダ3に入力され、色差信号a5,a6となる。この色差
信号a5,a6は多重部(MPX)4に入力され、時間軸多
重された色差信号a7として出力される。
【0019】デジタルな輝度信号a3,時間軸多重され
た色差信号a7はメモリ10に入力される。このメモリ10
への書き込みはバーストロッククロックa19で、また書
き込み基準水平パルスa21は、バーストロッククロック
a19と同期分離部6より出力された水平パルスa20を入
力とするメモリコントロール部9で水平パルスa20を任
意に遅延した書き込み基準水平パルスa21である。
【0020】この任意に遅延した書き込み基準水平パル
スa21により、入力信号(NTSC信号)の時間軸変動に
合わせてメモリ10に映像信号を書き込むことができる。
メモリ10に書き込まれたデータは、周波数910fhのライ
ンロッククロックa23と読み出し基準水平パルスa22に
より出力制御される。この読み出し基準水平パルスa22
は、ラインロッククロックa23と、クロック発生部8よ
り出力された水平パルスa25を入力するメモリコントロ
ール部9で、水平パルスa25を任意に遅延したものであ
る。
【0021】そして、メモリ10から読み出された輝度信
号a8,色差信号a9は、入力時の時間変動が吸収されて
いる。しかし、A/D変換器1のバーストロッククロッ
ク(サンプリングクロック)a19は、バーストロックであ
るために、そのデータは水平方向の位相が一定ではな
く、そのまま倍速に変換すれば映像の縦線がぎざぎざに
なってしまう。そこで、これを解消するために、メモリ
10の出力信号(a8,a9)の水平方向位相を合わせるため
に補間フィルタ11を用いる。この補間フィルタ11は、輝
度信号a8,色差信号a9,周波数910fhのラインロック
クロックa23,スキュー信号a27を入力として、水平方
向の位相が合った信号として輝度信号a10,色差信号a
11を出力する。
【0022】次に、前記補間フィルタ11の周波数特性図
を図3に示す。この場合、スキュー信号(SK)a27は、
バーストロッククロックa19の1周期を4分割し正規化
した場合を考える。図3の縦軸は正規化振幅、横軸は周
波数である。すなわち、SK=0の場合はフィルター処
理せずにスルーとし、SK=1/2の場合に最も帯域を
落とし、SK=1/4,3/4の場合はSK=0とSK=
1/2の中間帯域を有するフィルターに水平パルス毎で
切り替える処理を行う。
【0023】倍速処理部12は、輝度信号a10,色差信号
a11,倍速水平パルスa24,周波数1820fhのラインロッ
ククロックa26をそれぞれ入力とし、水平メモリ等によ
り映像信号を倍速に変換し、倍速輝度信号a12,倍速色
差信号a13として出力される。そして、この倍速色差信
号a13は、色差信号の分離部(DMPX)13に入力され、
倍速色差信号R−Y(a14),B−Y(a15)として出力さ
れる。この倍速輝度信号a12、倍速色差信号a14,a15
は、それぞれD/A変換器14,15,16に入力され、アナ
ログ輝度信号a16、アナログ色差信号a17,a18に変
換,出力される。なお、色差信号の分離部(DMPX)1
3、D/A変換器14,15,16は、前記ラインロッククロ
ックa26を入力として動作する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の倍速デジ
タルテレビジョン映像信号処理回路は、入力信号(NT
SC信号)の時間軸の変動を補正する回路と、補間フィ
ルタ,倍速処理部を用いることにより、VTR等の時間
軸変動する映像信号の変動を吸収し、Y/C分離から倍
速出力までを全てデジタル処理で行うことができ、高品
質な映像信号出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における倍速デジタルテレビ
ジョン映像信号処理回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の同期分離部の動作を説明する図である。
【図3】図1の補間フィルタの周波数特性図である。
【図4】従来例のタイムベースコレクタの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…A/D変換器、 2…Y/C分離部、 3…色信号
デコーダ、 4…多重部(MPX:マルチプレクサ)、
5…バーストロッククロックのクロック発生部、6…同
期分離部、 7…PLL回路、 8…ラインロッククロ
ックのクロック発生部、 9…メモリコントロール部、
10…メモリ、 11…補間フィルタ、12…倍速処理部、
13…色差信号の分離部(DMPX:デマルチプレク
サ)、 14,15,16…D/A変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間軸で変動するNTSC信号を、該N
    TSC信号のバースト信号で生成したバーストロックク
    ロックによってY/C分離を行い、輝度・色差信号の出
    力信号を、同期分離部からの水平パルスに従いメモリに
    書き込む手段と、前記水平パルスがPLL回路を通った
    後の水平パルスを基準として、該水平パルスにロックし
    たラインロッククロックで、前記NTSC信号の時間軸
    変動を吸収して前記メモリから前記輝度・色差信号を読
    み出す手段と、前記同期分離部で検出されたスキュー信
    号により前記メモリから読み出された輝度・色差信号の
    水平位相を合わせる補間フィルタ手段と、前記ラインロ
    ッククロックを入力とし、前記補間フィルタ手段からの
    輝度・色差信号を倍速に変換処理する手段とを有するこ
    とを特徴とする倍速デジタルテレビジョン映像信号処理
    回路。
JP7026839A 1995-02-15 1995-02-15 倍速デジタルテレビジョン映像信号処理回路 Pending JPH08223602A (ja)

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