JPH0822267B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0822267B2
JPH0822267B2 JP63305653A JP30565388A JPH0822267B2 JP H0822267 B2 JPH0822267 B2 JP H0822267B2 JP 63305653 A JP63305653 A JP 63305653A JP 30565388 A JP30565388 A JP 30565388A JP H0822267 B2 JPH0822267 B2 JP H0822267B2
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dust
electric blower
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秀利 今井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機本体への吸引経路中の塵埃の通過
を塵埃センサで検出して、塵埃センサの出力で電動送風
機への入力電力を制御する電気掃除機に関するものであ
る。
従来の技術 この種の電気掃除機は、第3図に示すように電動送風
機1を内蔵した電気掃除機本体2にホース3と延長管4
を介して床用吸込具5を取り付けて構成されている。床
用吸込具5にはモータ6で駆動されるアジテータ7が内
蔵されており、アジテータ7が被掃除面8の塵埃を掻き
出すように構成されている。電動送風機1とモータ6の
電源回路は、従来では第4図に示すように構成されてい
る。電動送風機1と商用電源9の回路に双方向性サイリ
スタ10が直列に介装されており、双方向性サイリスタ10
はホース3の先端の手元ハンドル部11に設けられた可変
抵抗器12の操作で位相制御部13を介して導通角が制御さ
れる。ここでは可変抵抗器12の抵抗値が小さくなるほど
電動送風機1への入力電力が上昇するように位相制御部
13が構成されている。手元ハンドル部11または延長管4
には、内部を通過する塵埃を検出するように吸引経路を
挟んで赤外発光ダイオード14とフォトトランジスタ15を
対向して配置した塵埃センサ16が設けられており、この
塵埃センサ16が塵埃の通過を検出すると、反転増幅器1
7,18を介してリレー19が励磁され、前記の可変抵抗器12
の両端がa接点20で短絡され、そのときの可変抵抗器12
の抵抗値にかかわらず電動送風機1への入力電力が最大
となる。具体的には、塵埃が通過するとフォトトランジ
スタ15のコレクタ電位が上昇し、反転増幅器17の出力が
“L"レベルに変化する。21は直流カット用コンデンサ
で、フォトトランジスタ15のコレクタ電位ん変化分だけ
を反転増幅器17に入力している。反転増幅器17の出力が
“L"レベルに変化すると、コンデンサ22のチャージ電荷
がダイオード23を通して放電される。このとき反転増幅
器18の反転入力端子(−)の電位が非反転入力端子
(+)よりも低くなるため、反転増幅器18の出力が“H"
レベルに反転し、トランジスタ24が“オン”してリレー
19が励磁されて電動送風機1への入力電力が最大とな
る。塵埃が無くなると、コンデンサ22は再び抵抗25を通
して充電されて、反転増幅器18の反転入力端子(−)の
電位が非反転入力端子(+)よりも高くなると、反転増
幅器18の出力が“L"レベルに復帰し、トランジスタ24が
“オフ”してリレー19が消磁され、電動送風機1の入力
電力が、そのときの可変抵抗器12の抵抗値によって決ま
る電力まで下がる。26は塵埃センサ16および反転増幅器
17,18などのための電源部、27は手元ハンドル部11に設
けられた床用吸込具スイッチである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、塵埃を検出して電動送風
機1への入力電力が最大になっている時間は、塵埃の量
にかかわらず常に一定である。そのため、少量の塵埃を
吸引した場合であっても、必要以上の期間にわたって電
動送風機1への入力電力が最大になってしまい、使用性
が悪く、パワーロスも多いという問題がある。
本発明は電動送風機への入力電力を最大に保つ時間
を、自動的に可変できる電気掃除機を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明の電気掃除機は、電動送風機、集塵室を内蔵す
る掃除機本体と、前記掃除機本体から導出した延長管や
ホースからなる吸引径路と、前記吸引径路内における塵
埃の通過量を検知する塵埃センサとを有し、塵埃の通過
の検出により前記電動送風機の出力を増加させると共
に、所定の単位時間内に前記吸引径路を通過する塵埃の
量に応じて前記電動送風機の出力増加時間を変えること
を特徴とする。
作用 この構成によると、所定単位時間内に吸引径路内を通
過する塵埃の量が少ないとき、すなわち被掃除面の塵埃
量が少ないときには、電動送風機の出力を増加させる時
間を短くし、逆に所定単位時間内に吸引径路内を通過す
る塵埃の量が多いとき、すなわち被掃除面の塵埃量が多
いときには、電動送風機の出力を増加させる時間を長く
する。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図と第2図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第3図,第4図と同様の作
用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
第1図は本発明の電気掃除機を示す。電動送風機1へ
の入力電力を制御する位相制御部13と塵埃センサ16の間
には下記に示すような電動送風機制御部28が介装されて
いる。反転増幅器17の出力は単安定マルチバイブレータ
29のクロック端子CLOCKに接続されている。単安定マル
チバイブレータ29の時定数は次のようにして決定されて
いる。単安定マルチバイブレータ29の時定数端子には一
つのコンデンサ30と第1,第2の抵抗器31,32が接続され
ている。第1,第2の抵抗器31,32には直列にそれぞれト
ランジスタ33,34のエミッターコレクタ間が介装されて
おり、このトランジスタ33,34によって第1,第2の抵抗
器31,32のうち、時定数の決定に使用する一方の抵抗器
を選択する。トランジスタ33のベースは定電圧ダイオー
ド35を介して反転増幅器17の出力に接続され、トランジ
スタ34のベースは逆流防止ダイオード36を介して反転増
幅器17の出力に接続されている。ここでは第2の抵抗器
32の抵抗値は第1の抵抗器31の抵抗値よりも大きい。ト
ランジスタ34のエミッタには定電圧ダイオード37が介装
されている。単安定マルチバイブレータ29の出力端子OU
Tは、リレー19のスイッチング用トランジスタ24のベー
スに接続されている。
このように構成したため、塵埃センサ16が塵埃を検出
しない状態では、反転増幅器17の出力が“H"レベルにあ
ってトランジスタ33が常に“オン”している。この状態
では単安定マルチバイブレータ29にクロックが与えられ
ないため、単安定マルチバイブレータ29はトリガされな
い。したがってトランジスタ24が“オフ”状態を維持
し、電動送風機1への入力電力はそのときの可変抵抗器
12の抵抗値によって決まる。
塵埃センサ16が塵埃を検出し、その塵埃が少ない場合
には、第2図(a)の区間B1に示すように反転増幅器17
の出力が僅か低下する。この場合、ある単位時間内に吸
引径路内を通過した塵埃の量が少ない、すなわち、現在
清掃中の被掃除面にあるごみ量が少ないことを示してい
る。このように反転増幅器17の出力が僅かに低下する
と、単安定マルチバイブレータ29はこれをクロックとし
て検出する。また、このように反転増幅器17の出力が僅
かに低下した状態では、トランジスタ34が“オフ",トラ
ンジスタ33が“オン”しており、単安定マルチバイブレ
ータ29の時定数が、第1の抵抗器31とコンデンサ30とで
決まる第1の規定時間t1となって、単安定マルチバイブ
レータ29の出力端子OUTは第2図(b)に示すように時
刻TO〜T1にわたって“H"に反転する。これによって時刻
T0〜T1にわたってトランジスタ24を介してリレー19が励
磁され、可変抵抗器12の両端がa接点20で短絡され、可
変抵抗器12の抵抗値にかかわらず電動送風機1への入力
電力が時刻T0〜T1にわたって最大となる。
塵埃センサ16の検出した塵埃が多い場合には、第2図
(a)の区間B2に示すように反転増幅器17の出力が大き
く低下する。この場合、ある単位時間内に吸引径路内を
通過した塵埃の量が多い、すなわち、現在清掃中の被掃
除面にあるごみの量が多いことを示している。このよう
に反転増幅器17の出力が大きく低下すると、トランジス
タ33は“オフ”、トランジスタ34は定電圧ダイオード37
が導通して“オン”する。これによって、反転増幅器17
の出力が低下したことをクロックとして検出した単安定
マルチバイブレータ29は、第2の抵抗器32とコンデンサ
30とで決まる第2の規定時間t2の時刻T2〜T3にわたって
出力端子OUTが“H"に反転する。これによって時刻T2〜T
3にわたってトランジスタ24を介してリレー19が励磁さ
れ、可変抵抗器12の両端がa接点20で短絡され、可変抵
抗器12の抵抗値にかかわらず電動送風機1への入力電力
が時刻T2〜T3にわたって最大となる。
このように塵埃センサ16の検出した塵埃が少ない場合
には、電動送風機1への入力電力が時刻T0〜T1の短い第
1の規定時間の間だけ、自動的に最大電力に切り替えて
運転され、パワーロスが少ない。
塵埃センサ16の検出した塵埃が多い場合には、電動送
風機1への入力電力が時刻T2〜T3にわたる前記第1の規
定時間よりも長い第2の規定時間にわたって、自動的に
最大電力に切り替えて運転され、操作性も良好である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、塵埃センサが塵埃を検
出したときに電動送風機への入力電力を上げるように構
成するとともに、所定単位時間内に塵埃センサの検出し
た塵埃の多少に応じて塵埃が多いほど前記電動送風機へ
の入力電力を上げる期間を長くする電動送風機制御部を
設けたため、自動的に最大電力に切り替えて運転される
期間の長さは、塵埃が少ない場合には塵埃が多い場合よ
りも短くなり、パワーロスが少ない。
塵埃が多い場合には最大電力に切り替えて運転される
期間の長さが自動的に長くなり、強い吸い込み力を長い
時間にわたって継続するので操作性も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例の電気回路の構
成図、第2図は同電気回路の要部波形図、第3図は電気
掃除機の外観斜視図、第4図は従来の電気掃除機の電気
回路の構成図である。 1…電動送風機、2…電気掃除機本体、10…双方向性サ
イリスタ、12…可変抵抗器、13…位相制御部、16…塵埃
センサ、17…反転増幅器、19…リレー、20…a接点、28
…電動送風機制御部、29…単安定マルチバイブレータ、
30…コンデンサ、31,32…第1,第2の抵抗器、33,34…ト
ランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機、集塵室を内蔵する掃除機本体
    と、前記掃除機本体から導出した延長管やホースからな
    る吸引径路と、前記吸引径路内における塵埃の通過量を
    検知する塵埃センサとを有し、塵埃の通過の検出により
    前記電動送風機の出力を増加させると共に、所定の単位
    時間内に前記吸引径路を通過する塵埃の量に応じて前記
    電動送風機の出力増加時間を変えることを特徴とする電
    気掃除機。
JP63305653A 1988-12-01 1988-12-01 電気掃除機 Expired - Lifetime JPH0822267B2 (ja)

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JPH02152428A JPH02152428A (ja) 1990-06-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695993B2 (ja) * 1984-12-14 1994-11-30 株式会社日立製作所 電気掃除機
JPS6286155U (ja) * 1985-11-20 1987-06-02

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JPH02152428A (ja) 1990-06-12

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