JPH08222668A - Icパッケージ - Google Patents

Icパッケージ

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JPH08222668A
JPH08222668A JP7317691A JP31769195A JPH08222668A JP H08222668 A JPH08222668 A JP H08222668A JP 7317691 A JP7317691 A JP 7317691A JP 31769195 A JP31769195 A JP 31769195A JP H08222668 A JPH08222668 A JP H08222668A
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JP
Japan
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heat
package
chip
heat spreader
spreader
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Application number
JP7317691A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yoshimi
伸一 吉見
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPH08222668A publication Critical patent/JPH08222668A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
    • H01L2224/491Disposition
    • H01L2224/49105Connecting at different heights
    • H01L2224/49109Connecting at different heights outside the semiconductor or solid-state body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気への放熱が非効率的であるため放熱性が
十分でなく、放熱効率を向上させるにあたって、材料コ
スト及び加工コストが上昇する。また、ICパッケージ
への熱応力が疲労破壊の原因となる。さらにキャビティ
部分下方における電気配線等の形成が困難となる。 【解決手段】 内層に電気配線を有する絶縁性基板によ
り形成されたICパッケージにおいて、ICチップ11
が搭載されるキャビティ部分14に、絶縁性基板よりも
熱伝導率の高い材料から成るヒートスプレッダー12が
接合され、ヒートスプレッダー12上にICチップ11
が搭載されるように形成されているICパッケージ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICパッケージに関
し、より詳細には集積回路等の半導体装置のパッケージ
として使用されるICパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの大容量化、高速化
に伴い、論理LSIや画像処理LSI用パッケージの小
型化及び多ピン化が要求されている。このような要求に
対応できるパッケージが種々提案されており、ICチッ
プの保護、電気的接続および放熱を目的とし、熱伝導率
の高い絶縁性セラミックスを積層して形成されたセラミ
ックスパッケージがICパッケージとして多く用いられ
ている。このようなICパッケージにおいては、放熱性
を向上させるため、ICパッケージ本体に例えばアルミ
ニウム等の高熱伝導率材料から成るヒートシンクを接合
させる場合がある(特開昭56−108293号公
報)。
【0003】特開昭56−108293号公報において
は、ICチップを搭載したICパッケージ本体を回路基
板に接続する際に回路基板の一部分をくり抜き、ICパ
ッケージ本体を強制空冷する、あるいはICパッケージ
本体にヒートシンクを直接接触させる構造のICパッケ
ージが提案されている。
【0004】図6は、上記したICパッケージを示す模
式的断面図であり、図中30はICパッケージ本体を示
しており、キャビティ24内にはICチップ11が搭載
されている。ICパッケージ本体30の底面には、接合
面積が例えば50×50mm2 程度のヒートシンク13
がICチップ11と所定距離A1 を有して接合されてい
る。
【0005】しかしながら、通常、ICパッケージ本体
30材料(例えばアルミナ)の熱伝導率はヒートシンク
13材料(例えばアルミニウム)よりもかなり低いた
め、ICパッケージ本体30内に流れる熱流束は、主
に、熱抵抗の小さいヒートシンク13方向へ直線的に流
れることとなる。これにより熱流束は二次元的広がりを
持たなくなり、ヒートシンク13の限られた部分のみか
ら放熱され、その結果ICチップ11から外気への放熱
が非効率的となる。
【0006】そこで、上記問題に対処するため、ICパ
ッケージ本体とヒートシンクとの間に高熱伝導率材料か
らなるヒートスプレッダーを介装し、ICパッケージ本
体内の一次元的熱流束をヒートスプレッダーにて一旦水
平方向に拡げ、その後ヒートシンク全体へ効率よく熱を
伝達する方法がとられている。
【0007】図7(a)は上記したICパッケージを示
す模式的断面図であり、(b)は(a)に示したICパ
ッケージにおいて、ICチップ11で発生した熱が放熱
される様子を説明するために示したICパッケージの模
式的部分拡大断面図である。図7(b)中の矢印は熱流
束を示している。
【0008】ICパッケージ本体30のキャビティ24
内にはICチップ11が搭載されている。ICパッケー
ジ本体30の底面には、面積が例えば30×30mm2
程度のヒートスプレッダー32がICチップ11との距
離A2 を有して接合されており、ヒートスプレッダー3
2下面にはヒートシンク13が接合されている。
【0009】図7に示したように、ICパッケージ本体
30の底面にヒートスプレッダー32を介してヒートシ
ンク13を接合することにより、ICパッケージ本体3
0内における一次元的熱流束はヒートスプレッダー32
にて水平方向に拡げられた後、ヒートシンク13へ伝達
される。
【0010】また、図7に示した方法とは別の方法、す
なわち、ICパッケージの底部を繰り抜き、高熱伝導率
の金属材料として例えば銅製のヒートスラグをICパッ
ケージにロウ付けし、ICチップを前記ヒートスラグに
直接接着することにより放熱性を向上させる方法もとら
れている。
【0011】図8は上記したICパッケージを示す模式
的断面図であり、図中50はICパッケージ本体を示し
ている。ICパッケージ本体50の底部は繰り抜かれて
孔50aを有しており、孔50aには断面凸形状の例え
ば銅製のヒートスラグ42が嵌込まれている。ヒートス
ラグ42は孔50aと嵌合する上部42aと孔50aよ
りも大きい体積を有する下部42bとで構成されてお
り、ヒートスラグ42の下部42bの下面にはヒートシ
ンク13が接合されている。また、キャビティ24内で
あってヒートスラグ42の上部42aの上面所定箇所に
はICチップ11が搭載されている。
【0012】図8に示したように、ICパッケージ本体
50の底部を繰り抜き、ヒートスラグ42を介してヒー
トシンク13を接合することにより、ICパッケージ本
体50内における一次元的熱流束はヒートスラグ42の
底部にて水平方向に広げられると共に、直接ヒートシン
ク13へ伝達される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した従来例に係るICパッケージにおいては、ICチ
ップ11から発生した熱の熱流束は、熱伝導率の低いI
Cパッケージ本体30の底部を伝ってヒートスプレッダ
ー32に伝達されるため、前記熱流束のヒートスプレッ
ダー32への熱伝導がスムーズに行われない。また、前
記熱流束に十分な二次元的広がりを持たせるためには、
ヒートスプレッダー32の面積を、ICチップ11の面
積よりもかなり広くする必要があり、材料コストが上昇
する。また、ICパッケージへの熱応力は、ヒートスプ
レッダー32の面積に比例して大きくなるため、ヒート
スプレッダー32の面積を大きくするとICパッケージ
の疲労破壊の原因となるといった課題があった。さら
に、ヒートスプレッダー32のロウ付け部分に発生する
気泡は熱抵抗増加の一因となり、ヒートスプレッダー3
2の面積が大きくなるほど前記気泡の残留確率は高くな
るため、これを抑えるためにヒートスプレッダー32の
平坦性を向上させる必要が生じ、加工コストが上昇する
といった課題があった。
【0014】また、図8に示した従来例に係るICパッ
ケージにおいては、ICチップ11から発生した熱の熱
流束がヒートスラグ42に直接伝達されるものの、IC
パッケージ本体50の底部が繰り抜かれているため、I
Cパッケージ本体50におけるキャビティ部分24下方
に電気配線及び又は内蔵コンデンサ等を形成することが
困難となる。したがって、本来キャビティ部分24下方
に存在し得る電気配線及び/又は内蔵コンデンサ等の働
きを補うためには他の部分における電気配線幅及び電気
配線間隔を狭くして電気配線密度を増大させるか、ある
いは前記電気配線密度は変えずに電気配線の層数を増や
すか、あるいは他の部分にコンデンサを形成する等の措
置をとらなければならず、製造コストが増大するといっ
た課題があった。
【0015】本発明は上記した課題に鑑みなされたもの
であり、材料コスト及び加工コストを削減することがで
き、疲労破壊の原因となることなく放熱効率を向上させ
ることができ、しかもキャビティ部分下方に電気配線等
の形成が可能であって製造コストの上昇を抑制すること
ができるICパッケージを提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るICパッケージは、内層に
電気配線を有する絶縁性基板により形成されたICパッ
ケージにおいて、ICチップが搭載されるキャビティ部
分に、前記絶縁性基板よりも熱伝導率の高い材料から成
る部材が接合され、該部材上にICチップが搭載される
ように形成されていることを特徴としている(1)。
【0017】上記ICパッケージ(1)によれば、IC
チップから発生した熱の熱流束は、前記絶縁性基板より
も熱伝導率の高い材料から成る部材により二次元方向に
スムーズに拡げられる。さらに、一旦拡げられた熱流束
は、ICパッケージ本体の底面に接合されたヒートシン
クへと大きな面積で流れ、該ヒートシンクより外気へス
ムーズに放熱されることとなる。また、キャビティ部分
下方においても電気配線及び/又は内蔵コンデンサ等を
形成することができる。よって材料コスト及び加工コス
トを削減することができ、疲労破壊の原因となることな
く放熱効率を向上させることができる。
【0018】また、本発明に係るICパッケージは、上
記のICパッケージ(1)において、絶縁性基板よりも
熱伝導率の高い材料から成る前記部材が、板状の本体と
熱伝導手段とで構成されていることを特徴としている
(2)。
【0019】上記ICパッケージ(2)によれば、IC
チップから発生した熱の熱流束は、前記板状の本体によ
り二次元方向にスムーズに拡げられ、前記部材の熱伝導
手段を介してICパッケージ本体の底面に接合されたヒ
ートシンクへと直接流れる。これにより、熱流束はより
スムーズに外気へと導かれることとなり、放熱効率をよ
り向上させることができる。また、キャビティ部分下方
においても前記熱伝導手段間に電気配線及び/又は内蔵
コンデンサ等を配置することが可能であり、電気配線の
高密度化に起因した製造コストの上昇を抑制することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るICパッケー
ジの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】<実施の形態1>図1(a)は、実施の形
態1に係るICパッケージを示した模式的断面図であ
り、(b)は(a)に示したICパッケージにおいて、
ICチップ11で発生した熱が放熱される様子を説明す
るために示したICパッケージの模式的部分拡大断面図
である。図1(b)中の矢印は熱流束を示している。
【0022】図中10はICパッケージ本体を示してお
り、ICパッケージ本体10のキャビティ部分14下部
には高熱伝導率材料からなり、所定の面積を有する部材
(以下、ヒートスプレッダーと記す)12がロウ付けさ
れ、嵌め込まれており、ヒートスプレッダー12上面に
は所定の大きさのICチップ11が搭載されている。こ
のように構成されたICパッケージ本体10の底面に
は、ヒートスプレッダー12と所定間隔A3 を隔てて、
高熱伝導率材料からなり、所定の接合面積を有するヒー
トシンク13が接合されている。ここで、前記所定間隔
3 はICパッケージ本体10底部の厚さを表わしてい
る。
【0023】このように構成されたICパッケージによ
れば、ICチップ11から発生した熱の熱流束は、ヒー
トスプレッダー12により二次元方向にスムーズに拡げ
られる。さらに、一旦拡げられた熱流束は、ICパッケ
ージ本体10の底面に接合されたヒートシンク13へと
大きな面積で流れ、ヒートシンク13より外気へスムー
ズに放熱されることとなる。また、キャビティ部分14
下方においても電気配線及び/又は内蔵コンデンサ等を
形成することができる。よって材料コスト及び加工コス
トを削減することができ、疲労破壊の原因となることな
く放熱効率を向上させることができる。
【0024】ヒートスプレッダー12の形成材料として
は熱伝導率の高い材料であればよく、例えば、銅、銅−
タングステン合金(銅比率5〜20wt%が望ましい)
等が挙げられる。また、ヒートスプレッダー12の厚さ
はICパッケージ本体10に与える熱応力の関係から、
面積が小さいものほどその厚さを厚くすることができ、
厚さの最適値はヒートスプレッダー12の形成材料、面
積及びパッケージサイズ等によって決定される。
【0025】ヒートシンク13の形成材料も熱伝導率の
高い材料であればよく、例えば、アルミニウム、銅、窒
化アルミニウム等が挙げられる。
【0026】<実施の形態2>図2(a)は実施の形態
2に係るICパッケージを示した模式的断面図であり、
(b)は該ICパッケージに用いられるヒートスプレッ
ダーを拡大して示した側面図及び底面図である。
【0027】図中20はICパッケージ本体を示してお
り、ICパッケージ本体20の底部であるキャビティ部
分14下方にはキャビティ部分14からICパッケージ
本体20底面に向かって複数個の孔20aが形成されて
いる。またキャビティ部分14には、高熱伝導率材料か
らなり、板状の本体22aと多数の例えば円柱形状部分
からなる熱伝導手段22bとで構成されたヒートスプレ
ッダー22が、ICパッケージ本体20の孔20aに熱
伝導手段22bが嵌合された状態でロウ付けされてい
る。ヒートスプレッダー22の本体22a上面には所定
の大きさのICチップ11が搭載されている。このよう
に構成されたICパッケージ本体20の底面には、ヒー
トスプレッダー22の本体22aと所定間隔A3 を隔て
て、高熱伝導率材料からなり、所定の接合面積を有する
ヒートシンク13が接合されており、ヒートスプレッダ
ー22の熱伝導手段22bの先端部はこのヒートシンク
13と接合した状態となっている。ここで、前記所定間
隔A3 はICパッケージ本体20底部の厚さ及び熱伝導
手段22bの縦方向長さを表わしている。
【0028】このように構成されたICパッケージによ
れば、ICチップ11から発生した熱の熱流束は、ヒー
トスプレッダー22の本体22aにより二次元方向にス
ムーズに拡げられ、ヒートスプレッダー22の熱伝導手
段22bを介してICパッケージ本体20の底面に接合
されたヒートシンク13へと直接流れる。これにより、
熱流束はよりスムーズに外気へと導かれることとなり、
放熱効率をより向上させることができる。また、キャビ
ティ部分14下方においても熱伝導手段22b間に電気
配線及び/又は内蔵コンデンサ等を形成することが可能
であり、電気配線の高密度化に起因した製造コストの上
昇を抑制することができる。
【0029】ヒートスプレッダー22、ヒートシンク1
3の形成材料に関しては実施の形態1の場合と同様で良
い。また、ヒートスプレッダー22の熱伝導手段22b
が例えば円柱形状である場合、その直径は1〜3mmの
範囲であるのが望ましい。前記直径が1mm未満である
場合は加工コストが増大し、3mmを超えると熱伝導手
段22b間すなわちキャビティ部分14下方の電気配線
形成可能領域が狭くなる。また熱伝導手段22bを構成
する柱状部分の数はキャビティ部分14下方の電気配線
密度を考慮して決定する。
【0030】また柱状部分の形状は円柱形状に限定され
るものではなく、四角柱や八角柱等の多角柱形状であっ
てもよく、また楕円柱形状であってもよい。
【0031】
【実施例及び比較例】
<実施例1>実施例1では、図1に示したICパッケー
ジを以下に示す条件により製造した。 ICパッケージ本体10の形成材料:アルミナ ICパッケージ本体10の平面視サイズ:50mm×5
0mm ICパッケージ蓋部の厚さB:0.6mm キャビティ部分14内面の配線パッド16の高さ間隔
C、D、E:それぞれ略0.6mm、略0.4mm、略
0.6mm キャビティ部分14底部のサイズ:18mm×18mm
×1.6mm ICチップ11のサイズ:16mm×16mm×0.4
mm ヒートスプレッダー12の形成材料:銅−タングステン
合金(銅比率10wt%) ヒートスプレッダー12のサイズ:18mm×18mm
×1.0mm ヒートシンク13の形成材料:アルミニウム ヒートシンク13の接合面積:(50×50)mm2 ヒートスプレッダー12とヒートシンク13との間隔A
3 :略1.0mm パッケージ本体10とヒートスプレッダー12との接合
方法:銀−銅合金によるロウ付け <実施例2>実施例2では、図2に示したICパッケー
ジを、以下に示す条件により製造した。 ICパッケージ本体20の孔20aのサイズ:直径2.
0mm、高さ1.0mmの円柱形状 ヒートスプレッダー22の本体22aのサイズ:18m
m×18mm×(厚さ)1.0mm ヒートスプレッダー22の熱伝導手段22bを構成する
部分の形状とサイズ:直径2mm、高さ1mmの円柱形
状 その他の条件に関しては実施例1の場合と同様である。
【0032】<比較例1>比較例1では、図6に示した
ICパッケージを、ヒートスプレッダー12(図1)を
除いて実施例1の場合と同様の条件により製造した。す
なわち、ヒートスプレッダー12を省略し、ICチップ
11とヒートシンク13との間隔A1 を略1.0mmに
設定した。
【0033】<比較例2>比較例2では、以下に説明す
る図3に示すICパッケージを製造した。図3において
40はICパッケージ本体を示しており、ICパッケー
ジのキャビティ部分24にはICチップ11が搭載され
ている。また、ICパッケージ本体40の底部には、所
定の体積を有する凹部25が形成されており、凹部25
には、凹部25と同じ面積を有するヒートスプレッダー
12(18mm×18mm×1.0mm)がロウ付けさ
れ、嵌め込まれている。ヒートスプレッダー12の底面
とICパッケージ本体40の底面とは同一平面状となっ
ており、ヒートスプレッダー12の底面(ICパッケー
ジ本体40の底面)には例えばアルミニウム等の高熱伝
導率材料からなる、50×50mm2 の接合面積を有す
るヒートシンク13が接合されている。
【0034】各種条件に関しては実施例1の場合と同様
であり、ICチップ11とヒートスプレッダー12との
間隔A2 は略1.0mmに設定した。
【0035】<比較例3>比較例3では、図7に示した
ICパッケージを、下記の条件により製造した。 ヒートスプレッダー32のサイズ:30mm×30mm
×1.0mm ICチップ11とヒートスプレッダー12との間隔A
2 :略1.0mm その他の条件に関しては実施例1の場合と同様である。
【0036】上記各実施例及び比較例においてICチッ
プ11表面のジャンクション温度と外気温との許容温度
差は50℃一定とした。
【0037】また、キャビティ部分14に接合するヒー
トスプレッダー12(図1)は、ヒートスプレッダー3
2(図7)と略同等の放熱性を持つよう、ヒートスプレ
ッダー12の厚みを0.3〜2.0mmの範囲で決定
し、キャビティ14の深さは、ICチップ11上面がパ
ッケージ内の配線パッド16よりも低い位置となるよう
に、ヒートスプレッダー12の厚さに応じて1.2〜
2.2mmの範囲で決定した。
【0038】その他、使用したそれぞれの部材の物性値
を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】以下、これら実施例1、2及び比較例1〜
3に係るICパッケージの放熱性を調査した結果につい
て説明する。
【0041】図4は、実施例1及び比較例2、3に係る
ICパッケージにおいて、ヒートスプレッダーの厚さと
許容発熱量との関係を示したグラフである。
【0042】許容発熱量の評価は有限要素法による熱解
析シミュレーションにて行った。
【0043】図4から明らかなように、実施例1に係る
ICパッケージ(図1)においては、ヒートスプレッダ
ー12の面積が比較例2に係るICパッケージ(図3)
のヒートスプレッダー12の面積と同じ大きさであるに
もかかわらず、比較例2に係るICパッケージよりも高
い許容発熱量を有している。また、実施例1に係るIC
パッケージにおいては、ヒートスプレッダー12の面積
が比較例3に係るICパッケージ(図7)のヒートスプ
レッダー32の面積よりもかなり小さいにもかかわら
ず、比較例3に係るICパッケージと同等の許容発熱量
を有している。
【0044】以上説明したように、実施例1に係るIC
パッケージにおいては、ヒートスプレッダー12の大き
さが小さくても、よりスムーズにICチップ11からの
熱を放熱することができる。
【0045】また、一般に許容発熱量はヒートスプレッ
ダーの厚さに依存し、該厚さが厚くなるほど熱の放出が
スムーズになる。
【0046】図5は実施例1、2及び比較例1〜3に係
るICパッケージにおけるそれぞれの許容発熱量を示し
たグラフである。ただし、実施例1及び比較例2、3に
係るICパッケージのヒートスプレッダー12、32の
厚さ、及び実施例2に係るICパッケージのヒートスプ
レッダー22の本体22aの厚さをそれぞれ1mmに設
定した。
【0047】図5から明らかなように、実施例2に係る
ICパッケージにおいては、比較例1〜3に係るICパ
ッケージを上回る許容発熱量を有することができた。ま
た、実施例1に係るICパッケージにおいては、比較例
1、2に係るICパッケージを上回る許容発熱量を有す
ることができ、比較例3に係るICパッケージに較べヒ
ートスプレッダーの面積が60%程度とかなり小さいに
もかかわらず略同等の許容発熱量を有することができ
た。しかも実施例1、2に係るICパッケージは、その
構造から、キャビティ部分14下方においても電気配線
及び/又は内蔵コンデンサ等を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係るICパッケ
ージを示した模式的断面図であり、(b)はICチップ
からの熱の流れを示すための模式的部分拡大断面図であ
る。
【図2】(a)は別の実施の形態に係るICパッケージ
を示した模式的断面図であり、(b)は(a)の模式的
部分拡大側面図及び平面図である。
【図3】比較例2に係るICパッケージを示した模式的
断面図である。
【図4】実施例1及び比較例2、3に係るICパッケー
ジにおいて、ヒートスプレッダーの厚さと許容発熱量と
の関係を示したグラフである。
【図5】実施例1、2及び比較例1〜3に係るICパッ
ケージにおいて、それぞれの許容発熱量を示したグラフ
である。
【図6】従来例に係るICパッケージを示した模式的断
面図である。
【図7】(a)は別の従来例に係るICパッケージを示
した模式的断面図であり、(b)はICチップからの熱
の流れを示すための模式的部分拡大断面図である。
【図8】さらに別の従来例に係るICパッケージを示し
た模式的断面図である。
【符号の説明】
11 ICチップ 14、24 キャビティ部分 12、22、32 ヒートスプレッダー(部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層に電気配線を有する絶縁性基板によ
    り形成されたICパッケージにおいて、ICチップが搭
    載されるキャビティ部分に、前記絶縁性基板よりも熱伝
    導率の高い材料から成る部材が接合され、該部材上にI
    Cチップが搭載されるように形成されていることを特徴
    とするICパッケージ。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板よりも熱伝導率の高い材料か
    ら成る前記部材が、板状の本体と熱伝導手段とで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のICパッケー
    ジ。
JP7317691A 1994-12-13 1995-12-06 Icパッケージ Pending JPH08222668A (ja)

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JP7317691A JPH08222668A (ja) 1994-12-13 1995-12-06 Icパッケージ

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JP6-308575 1994-12-13
JP30857594 1994-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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