JPH08222385A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH08222385A JPH08222385A JP2371995A JP2371995A JPH08222385A JP H08222385 A JPH08222385 A JP H08222385A JP 2371995 A JP2371995 A JP 2371995A JP 2371995 A JP2371995 A JP 2371995A JP H08222385 A JPH08222385 A JP H08222385A
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Abstract
および長寿命化をはかる。 【構成】ハーフブリッジインバータのバラスト回路にサ
ージアブソーバを接続する。 【効果】放電灯に過大な電圧を加えることなく点灯させ
られるので、始動時にフィラメント電極に加わるダメー
ジが減り、放電灯の黒化を抑制できる。
Description
を使用した放電灯点灯装置に関する。
点灯装置としては図18に示すものが知られている。こ
れは交流電源VSに全波整流回路DBを介して平滑コン
デンサC1を接続し、その平滑コンデンサC1にスイッ
チングトランジスタQ1及びQ2を直列接続し、トラン
ジスタQ1,Q2の接続点にインダクタL及びキャパシ
タC2からなるバラスト回路を接続したハーフブリッジ
インバータ回路と称される放電灯点灯装置である。そし
てインバータ回路の出力端子に放電灯FLの各フィラメ
ント電極の一端を接続し、その各フィラメント電極の他
端間にコンデンサC3を接続している。
装置では、放電灯の始動時に、インダクタL,キャパシ
タC2,フィラメント電極,キャパシタC3,他端のフ
ィラメント電極からなる直列共振回路が形成され、共振
電流がフィラメント電極を予熱すると共に、キャパシタ
C3の端子間電圧が放電灯FLのフィラメント電極間に
加わり、放電灯が点灯する。
抗は通常数Ω〜十数Ωと小さいため、この時の共振電流
は、数アンペアに達する。この電流によって、放電灯の
フィラメント電極間に過大な電圧が加わり、フィラメン
ト電極が熱せられる前に放電を開始する。このような状
態での放電灯の点灯は、フィラメントに付着させている
熱電子放射物質の飛散を招き、放電灯の管壁への付着に
よる黒化,フィラメントの断線による短寿命を起こし易
い。
に、本発明は、バラスト回路にサージアブソーバを接続
したものである。
とにより、サージアブソーバ端子間電圧は、共振電流に
よって過大な電圧が発生しようとしてもサージアブソー
バの持つ固有の電圧(サージアブソーバ電圧)に固定さ
れる。従って放電灯には、始動時であってもサージアブ
ソーバによって制限された電圧しか加わらない。
端子の一端またはスイッチング素子の接続点と、放電灯
とインダクタまたはキャパシタとの接続点、との間に接
続することにより、等価回路的には、放電灯の電極間に
サージアブソーバが接続される。従って放電灯には、始
動時であってもサージアブソーバ電圧を超える電圧が加
わることはない。
端子の一端、またはスイッチング素子の接続点、または
放電灯とインダクタまたはキャパシタとの接続点と、イ
ンダクタとキャパシタとの接続点、との間に接続するこ
とにより、等価回路的には、サージアブソーバがインダ
クタまたはキャパシタと並列に接続される。サージアブ
ソーバがインダクタと並列に接続される場合において、
インダクタの発生電圧の上限はサージアブソーバ電圧と
なる。また放電灯に印加される電圧は、インダクタで発
生する電圧とキャパシタで発生する電圧の差である。従
って始動時に、インダクタに過大な電圧が発生しようと
しても放電灯に加わる電圧は、サージアブソーバ電圧と
キャパシタ電圧の差に抑えられる。
接続することで、放電灯に過大な電圧が印加されるのを
抑制することができる。従ってフィラメントへの衝撃が
やわらげられ、フィラメントに付着させている熱電子放
射物質の飛散を防止できるため、熱電子放射物質の消耗
を低減でき、放電灯の管壁への付着による黒化を抑制で
きる。また寿命が延びる。
全波整流回路DBを介して平滑コンデンサC1を接続
し、そのコンデンサC1にスイッチングトランジスタQ
1及びQ2を直列接続し、トランジスタQ1,Q2の接
続点にインダクタL及びキャパシタC2からなるバラス
ト回路を接続したハーフブリッジインバータ回路であ
る。
ンスTを接続し、トランスTの出力をトランジスタQ
1,Q2のベースに接続している。またコンデンサC1
の両端に抵抗R及びキャパシタC4を直列接続し、抵抗
R及びキャパシタC4の接続点とトランジスタQ2のベ
ースとを双方向性ダイオードDTで接続している。そし
て、インバータ回路の出力端子にサージアブソーバSA
及び蛍光ランプFLの各フィラメントF1,F2の一端
を接続し、その各フィラメントF1,F2の他端間にコ
ンデンサC3を接続している。
VSにより回路に電源が投入されると、全波整流回路D
B及び平滑コンデンサC1によって直流電圧が出力され
る。抵抗R及びキャパシタC4の接続点は、R・C4の
時定数で電圧が上昇していく。双方向性ダイオードDT
のブレークオーバ電圧に達した時点で、スイッチングト
ランジスタQ2がオンになり、インダクタL,キャパシ
タC2,蛍光ランプのフィラメントF1,キャパシタC
3,フィラメントF2によって直列共振回路が形成され
る。トランスTによって共振電流に同期した出力がトラ
ンジスタQ1,Q2のベースに加えられ、発振が継続さ
れる。蛍光ランプFL両端の電圧は、上昇しサージアブ
ソーバSAの電圧でクリップされる。共振電流によって
フィラメントF1,F2が加熱され、蛍光ランプFLが
放電を始める。
70V,430V,360Vの3種類に変えて試験した
結果について説明する。それぞれの場合の蛍光ランプF
L両端の始動時の電圧波形を図2ないし図5に示す。サ
ージアブソーバSAがない場合は高電圧が印加されてい
るが、サージアブソーバSAを付加するとそれぞれの電
圧にクリップされている。
端の黒化の度合いを示したもので、点滅回数が進むに従
って黒化が進行し評点が下がる。サージアブソーバSA
を接続し、しかも、サージアブソーバSA電圧の低い方
が、黒化の少ない結果となっており効果が大きい。
圧(点灯可能な最低電圧)の関係を示したもので、一般
的に周囲温度が低くなるほど蛍光ランプFLの放電開始
電圧は上がり始動電圧も高くなる。サージアブソーバS
A電圧を低く設定するほど始動電圧が高くなっている。
商用電圧の変動や周囲温度の変化を考慮すると、図7に
示す360VのサージアブソーバSAを用いた例の始動
性は不可である。以上のことよりサージアブソーバSA
の電圧は、蛍光ランプFLの始動性を確保した上で、低
めに設定するのが望ましい。
それぞれ図8ないし図11に示す。回路動作及び性能,
効果は実施例1と同様である。
実施例で、インダクタLとキャパシタC2との接続点に
サージアブソーバを接続している。
始動時の蛍光ランプ両端電圧は、サージアブソーバSA
の電圧とキャパシタC2の電圧との差にクリップされ
る。
施例をそれぞれ図13ないし図17に示す。回路動作及
び性能,効果は実施例6と同様である。
加えることなく点灯させられるので、始動時にフィラメ
ント電極に加わるダメージが減り、放電灯の黒化を抑制
でき放電灯の寿命を延ばすことができる。
70Vの始動時管電圧の波形図。
30Vの始動時管電圧の波形図。
60Vの始動時管電圧の波形図。
スタ、C1,C2,C21,C23,C3,C4…キャ
パシタ、R…抵抗、DT…双方向性ダイオード、T…ト
ランス、SA…サージアブソーバ、FL…蛍光ランプ、
F1,F2…フィラメント。
Claims (3)
- 【請求項1】交流電源に整流回路を介して接続された平
滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両端に直列的に
接続されて交互にオン,オフされる第一および第二のス
イッチング素子からなるインバータ回路と、前記スイッ
チング素子の接続点と前記整流回路の出力端子との間
に、放電灯と共に接続されたインダクタおよびキャパシ
タからなるバラスト回路で構成される放電灯点灯装置に
おいて、前記バラスト回路に接続されたサージアブソー
バを備えることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記サージアブソーバ
を前記整流回路の出力端子の一端または前記スイッチン
グ素子の接続点と、放電灯とインダクタまたはキャパシ
タとの接続点、との間に接続する放電灯点灯装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記サージアブソーバ
を整流回路の出力端子の一端、または前記スイッチング
素子の接続点、または放電灯とインダクタまたはキャパ
シタとの接続点と、前記インダクタと前記キャパシタと
の接続点、との間に接続する放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2371995A JPH08222385A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2371995A JPH08222385A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222385A true JPH08222385A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12118144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2371995A Pending JPH08222385A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08222385A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009164092A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Midas Wei Trading Co Ltd | 高圧点灯の圧電発振器 |
JP2013509691A (ja) * | 2009-11-02 | 2013-03-14 | ジェネシス システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | ランプ用電子バラスト回路 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP2371995A patent/JPH08222385A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009164092A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Midas Wei Trading Co Ltd | 高圧点灯の圧電発振器 |
JP2013509691A (ja) * | 2009-11-02 | 2013-03-14 | ジェネシス システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | ランプ用電子バラスト回路 |
US8947009B2 (en) | 2009-11-02 | 2015-02-03 | Genesys Global, LLC | Electronic ballast circuit for lamps |
US9338857B2 (en) | 2009-11-02 | 2016-05-10 | Genesys Global Llc | Electronic ballast circuit for lamps |
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