JPH08221797A - 光ピックアップの光学部品取付け構造 - Google Patents

光ピックアップの光学部品取付け構造

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JPH08221797A
JPH08221797A JP7046617A JP4661795A JPH08221797A JP H08221797 A JPH08221797 A JP H08221797A JP 7046617 A JP7046617 A JP 7046617A JP 4661795 A JP4661795 A JP 4661795A JP H08221797 A JPH08221797 A JP H08221797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
base plate
housing
optical component
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP7046617A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Ishikawa
潤 石川
Hiroshi Miyazawa
寛 宮澤
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
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Publication of JPH08221797A publication Critical patent/JPH08221797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学部品の位置決め固定を容易にする。 【構成】図1(b)に示すように、第1のビーム整形プ
リズム1、第2のビーム整形プリズム2およびビームス
プリッタ3は予めベース板4の下面に位置決めされて接
着固定される。図1(a)に示すように、光ピックアッ
プのハウジング5の開口部の縁には位置決め面5a,5
bおよび5cが設けられており、光学部品が接着固定さ
れたベース板4が上記位置決め面5a,5bおよび5c
に位置決めされて接着剤8により接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスク再生装置に
用いられる光ピックアップに係わり、特に、アナモルフ
ィックビーム整形プリズム、ビームスプリッタ、反射プ
リスム等の光学部品を位置精度よく取付ける取付け構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップの光学部品取付け
構造の例を図2に示す。図2(b)はアナモルフィック
ビーム整形プリズムである第1のビーム整形プリズム1
と第2のビーム整形プリズム2およびビームスプリッタ
3の配置状態を示す。半導体レーザから出射されたレー
ザビームはコリメータレンズで平行光とされた後、第1
のビーム整形プリズム1、第2のビーム整形プリズム2
およびビームスプリッタ3を通過し、さらに対物レンズ
を通り光ディスクの情報記録面に集光される。
【0003】レーザビームが光ディスクの情報記録面で
反射されると、対物レンズを通りビームスプリッタ3で
入射方向に対して90°方向に反射されフォトディテク
タに導かれる。上記第1のビーム整形プリズム1、第2
のビーム整形プリズム2は半導体レーザからの楕円状の
レーザビームを円形のレーザビームに整形する。これら
の第1のビーム整形プリズム1、第2のビーム整形プリ
ズム2およびビームスプリッタ3は光軸に対し正確に位
置決めする必要があり、図2(a)に示すように光ピッ
クアップのハウジング6に固定されていた。
【0004】すなわち、光ピックアップのハウジング6
の底部に部品接着面6aが設けられまた、位置出しピン
9が取付けられ、これらの部品接着面6aと位置出しピ
ン9で位置決めされて第2のビーム整形プリズム2が接
着剤8で部品接着面6aに接着される。第1のビーム整
形プリズム1およびビームスプリッタ3も同様にしてハ
ウジング6の部品接着面に接着される。
【0005】上記従来の光学部品取付け構造では、光学
部品を一点ずつ位置出ししながら固定しなければならず
組立てに手間がかかり生産性が悪いという問題があっ
た。また、光学部品の狭い取付け面が深い位置にあるの
で、部品の傾斜等が生じやすく寸法管理が困難であり、
さらに、接着剤の塗布作業が困難であるという問題があ
った。
【0006】このような問題を解決するために実公平4
−41465号公報に提案された光学部品の取付け構造
の例を図3に示す。この例では第1のビーム整形プリズ
ム1、第2のビーム整形プリズム2およびビームスプリ
ッタ3は予めベース板4に位置決めされて接着固定され
る。光ピックアップのハウジング7の底部には、ベース
板4の平面位置を決める位置決め平面と、それより低い
固着平面が設けられ、さらに、固着平面と外部とにわた
り透孔が設けられる。ベース板4は位置決め平面で位置
決めされた状態で透孔から注入された接着剤で固着平面
に接着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した実開平4−4
1465号公報に提案された光学部品の取付け構造によ
ると、接着剤はハウジング7の底部を上にして透孔から
注入されるが、そのとき光学部品の固定されたベース板
4は見えず、ベース板4を接着固定するときの寸法管理
が困難であるという問題があった。
【0008】また、光学部品の位置を正確に決めるため
にベース板4の表面と裏面との平行度管理や厚みの管理
をしなければならないという問題があった。さらに、光
学部品とハウジング7の間には両者より線膨脹係数の大
きい接着剤がベース板4の表面と裏面に介在するため光
学部品の位置の温度による変化が大きくなるという問題
もあった。
【0009】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、光学部品の位置
決め固定が容易で、かつ、取付け用の部品の寸法管理が
簡単となる光ピックアップの光学部品取付け構造を提供
することにある。この発明の他の目的は、接着剤の熱膨
脹による光学部品の位置変化が少ない光ピックアップの
光学部品取付け構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の光ピックアッ
プの光学部品取付け構造は、半導体レーザから出射した
光を屈折、透過または反射する複数の光学部品をベース
板の寸法管理された表面の所定位置に接着固定し、光ピ
ックアップのハウジングの開口部の縁に前記ベース板の
位置決め部を設け、前記ベース板の光学部品取付面側を
前記位置決め部で位置決めされるようにしてハウジング
の前記縁に接着固定したものである。
【0011】
【作用】この発明の光ピックアップの光学部品取付け構
造によれば、ベース板の光学部品取付け面とハウジング
への位置決め面が同一面であるので、その面の形状管理
だけすればよく、ベース板の厚み管理や上下面の平行度
管理が必要でなくなる。
【0012】また、ベース板のハウジングへの固定部が
ハウジングの浅い位置であるため、ベース板の接着作業
が容易であり、また、そのときの位置決めが容易であ
る。さらに、紫外線硬化性接着剤を用いた場合には照射
効率が極めてよく、接着信頼性が向上する。そして、ベ
ース板を透明部材とする必要がなく、セラミックや金属
板を用いることができコストを低下させることができ
る。
【0013】また、光学部品とベース板の間の接着剤と
ベース板とハウジングとの間の接着剤の熱膨張は相殺さ
れるため、温度変化による光学部品の接着剤厚み方向の
位置変化が少なくなる。
【0014】さらに、ハウジングの位置決め部がハウジ
ングの開口部の縁に設けられるので、加工および寸法管
理が容易になる。そして、ハウジングの形状が箱状の場
合はベース板が蓋を兼ねるため、埃が入りにくく、光学
部品の表面が保護される。
【0015】
【実施例】この発明の実施例である光ピックアップの光
学部品取付け構造を図面に基づいて説明する。図1にこ
の発明の実施例を示す。図において、従来例で示したも
のと同様の機能を有する部分は同一の符号が付されてお
り、詳細な説明を省略する。図1(b)に示すように、
第1のビーム整形プリズム1、第2のビーム整形プリズ
ム2およびビームスプリッタ3は予めベース板4の下面
に位置決めされて接着固定される。
【0016】図1(a)に示すように、光ピックアップ
のハウジング5の開口部の縁には位置決め面5a,5b
および5cが設けられており、光学部品が接着固定され
たベース板4が上記位置決め面5a,5bおよび5cに
位置決めされて接着剤8により接着される。板上ベース
板4は線膨脹率が光学部品やハウジングと同程度のもの
ならよく、透明部材を用いる必要はない。
【0017】
【発明の効果】この発明の光ピックアップの光学部品取
付け構造によれば、ベース板の光学部品取付け面とハウ
ジングへの位置決め面が同一面であるので、その面の形
状管理だけすればよく、ベース板の厚み管理や上下面の
平行度管理が必要でなくなる。
【0018】また、ベース板のハウジングへの固定部が
ハウジングの浅い位置であるため、接着剤が塗布しやす
くベース板の接着作業が容易であり、また、そのときの
位置決めが容易である。さらに、紫外線硬化性接着剤を
用いた場合には照射効率が極めてよく、接着信頼性が向
上する。そして、ベース板を透明部材とする必要がな
く、セラミックや金属板を用いることができコストを低
下させることができる。
【0019】また、光学部品とベース板の間の接着剤と
ベース板とハウジングとの間に接着剤がある場合には接
着剤の熱膨張は相殺されるため、温度変化による光学部
品の接着剤厚み方向の位置変化が少なくなる。
【0020】さらに、ハウジングの位置決め部がハウジ
ングの開口部の縁に設けられるので、加工および寸法管
理が容易になる。そして、ハウジングの形状が箱状の場
合はベース板が蓋を兼ねるため、埃が入りにくく、光学
部品の表面が保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の実施例である光ピック
アップの光学部品取付け構造を示す断面図、図1(b)
は同光学部品取付け構造の部分を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は従来の光ピックアップの光学部品
取付け構造の例を示す断面図、図2(b)は同光学部品
取付け構造の部品配置を示す斜視図である。
【図3】従来の光ピックアップの光学部品取付け構造の
他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のビーム整形プリズム 2 第2のビーム整形プリズム 3 ビームスプリッタ 4 ベース板 5 ハウジング、5a,5b,5c 位置決め面 6 ハウジング、6a 部品接着面 7 ハウジング 8 接着剤 9 位置出しピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザから出射した光を屈折、透
    過または反射する複数の光学部品をベース板の寸法管理
    された表面の所定位置に接着固定し、光ピックアップの
    ハウジングの開口部の縁に前記ベース板の位置決め部を
    設け、前記ベース板の光学部品取付面側を前記位置決め
    部で位置決めされるようにしてハウジングの前記縁に接
    着固定したことを特徴とする光ピックアップの光学部品
    取付け構造。
JP7046617A 1995-02-13 1995-02-13 光ピックアップの光学部品取付け構造 Pending JPH08221797A (ja)

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JP7046617A JPH08221797A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 光ピックアップの光学部品取付け構造

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JP7046617A JPH08221797A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 光ピックアップの光学部品取付け構造

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JP7046617A Pending JPH08221797A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 光ピックアップの光学部品取付け構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041149A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ
CN111390702A (zh) * 2020-05-29 2020-07-10 眉山博雅新材料有限公司 一种晶体光学元器件加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041149A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ
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