JPH082214A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH082214A JPH082214A JP6143551A JP14355194A JPH082214A JP H082214 A JPH082214 A JP H082214A JP 6143551 A JP6143551 A JP 6143551A JP 14355194 A JP14355194 A JP 14355194A JP H082214 A JPH082214 A JP H082214A
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- Japan
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- groove
- block
- center
- shoulder
- lateral groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パターンノイズを低減しながら操安性とトラ
クション性能を確保した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 タイヤTのトレッド部1に列設されているセ
ンターブロック4Aとショルダーブロック5Aの1セグ
メント6は、円周方向において複数N個のセンターブロ
ック4Aと複数N+α個のショルダーブロック5Aがそ
れぞれ配列されており、前記センターブロック4Aに
は、サイプ7が形成されている。
クション性能を確保した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 タイヤTのトレッド部1に列設されているセ
ンターブロック4Aとショルダーブロック5Aの1セグ
メント6は、円周方向において複数N個のセンターブロ
ック4Aと複数N+α個のショルダーブロック5Aがそ
れぞれ配列されており、前記センターブロック4Aに
は、サイプ7が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレッドパターンを改
善することで騒音を低減した空気入りタイヤに関する。
善することで騒音を低減した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に空気入りタイヤを装着して走行
するときのタイヤ騒音は様々な原因によって発生し、中
でもトレッドパターンに起因した所謂パターンノイズの
占める比率は大きい。このパターンノイズは、トレッド
接地面と路面との間で圧縮された空気がトレッドの溝を
介してトレッド接地面の外側に急激に流出し、この現象
が断続して起こるために生じるノイズで、ポンピングノ
イズとも呼ばれている。
するときのタイヤ騒音は様々な原因によって発生し、中
でもトレッドパターンに起因した所謂パターンノイズの
占める比率は大きい。このパターンノイズは、トレッド
接地面と路面との間で圧縮された空気がトレッドの溝を
介してトレッド接地面の外側に急激に流出し、この現象
が断続して起こるために生じるノイズで、ポンピングノ
イズとも呼ばれている。
【0003】このパターンノイズは、トレッドパターン
に所謂ピッチバリエーションを付与することで低減可能
であり、このブロック基調のパターンにおいて騒音を低
減する手法として特開昭62─26105号公報、特開
平4─201610号公報、特公平4─2956号公報
で開示の技術が提案されている。
に所謂ピッチバリエーションを付与することで低減可能
であり、このブロック基調のパターンにおいて騒音を低
減する手法として特開昭62─26105号公報、特開
平4─201610号公報、特公平4─2956号公報
で開示の技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のトレッドパター
ンは、タイヤのトレッド部に、円周方向に沿って延びる
複数本の縦溝及びこれら縦溝を横切る向きで延びる多数
の横溝にて区画されているセンターブロック列とショル
ダーブロック列を備え、前記センターブロック列とショ
ルダーブロック列は1対1で対応しておりそのひとつの
まとまりを1セグメントとしてタイヤ全周にわたりピッ
チバリエーションにて配列していた。
ンは、タイヤのトレッド部に、円周方向に沿って延びる
複数本の縦溝及びこれら縦溝を横切る向きで延びる多数
の横溝にて区画されているセンターブロック列とショル
ダーブロック列を備え、前記センターブロック列とショ
ルダーブロック列は1対1で対応しておりそのひとつの
まとまりを1セグメントとしてタイヤ全周にわたりピッ
チバリエーションにて配列していた。
【0005】このトレッドパターンの場合、特に4輪駆
動車向きのブロック基調のパターンでは、パターンノイ
ズ低減のためにピッチ数(ブロック個数)を増やしてい
くとブロックが細かくなり過ぎ、特にセンターブロック
の剛性ダウンによって操縦安定性が低下するおそれがあ
り、一方、4輪駆動車では悪路走破性のひとつとしてト
ラクションが重要であることからピッチ数を少なくして
ブロック剛性を向上させようとするとショルダーブロッ
クの剛性が上がりすぎて重心の高い4輪駆動車ではロー
ルオーバーの発生を助長することになる。
動車向きのブロック基調のパターンでは、パターンノイ
ズ低減のためにピッチ数(ブロック個数)を増やしてい
くとブロックが細かくなり過ぎ、特にセンターブロック
の剛性ダウンによって操縦安定性が低下するおそれがあ
り、一方、4輪駆動車では悪路走破性のひとつとしてト
ラクションが重要であることからピッチ数を少なくして
ブロック剛性を向上させようとするとショルダーブロッ
クの剛性が上がりすぎて重心の高い4輪駆動車ではロー
ルオーバーの発生を助長することになる。
【0006】すなわち、パターンノイズ低減とトラクシ
ョン性能の確保とは裏腹の関係にあり、一方を優先する
と他方が犠牲となり、パターン設計の自由度が限定され
勝ちであった。なお、特公平4─29565号公報で開
示の技術は、その公報第3頁第5欄第39行目から44
行目にかけて記述されているように、中央域の周方向に
並ぶ各ブロック群のブロックの個数であるピッチ個数
を、側域ブロック群のピッチ個数よりも多くして中央域
と側域相互間のピーク音の分散を一層効果的にしている
が、これでは、センターブロックのブロック剛性が低下
して操縦安定性の低下を招くおそれがあった。
ョン性能の確保とは裏腹の関係にあり、一方を優先する
と他方が犠牲となり、パターン設計の自由度が限定され
勝ちであった。なお、特公平4─29565号公報で開
示の技術は、その公報第3頁第5欄第39行目から44
行目にかけて記述されているように、中央域の周方向に
並ぶ各ブロック群のブロックの個数であるピッチ個数
を、側域ブロック群のピッチ個数よりも多くして中央域
と側域相互間のピーク音の分散を一層効果的にしている
が、これでは、センターブロックのブロック剛性が低下
して操縦安定性の低下を招くおそれがあった。
【0007】そこで本発明は、ブロック列の1セグメン
トにおいてセンターブロックとショルダーブロックを1
対1とするのではなく、センターブロックは複数N個で
ショルダーブロックはN+αの配列にすることで、操安
性とトラクションを確保しつつパターンノイズを低減可
能とした空気入りタイヤを提供することが目的である。
トにおいてセンターブロックとショルダーブロックを1
対1とするのではなく、センターブロックは複数N個で
ショルダーブロックはN+αの配列にすることで、操安
性とトラクションを確保しつつパターンノイズを低減可
能とした空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤ(T)
のトレッド部(1)に、円周に沿って延びる複数本の縦
溝(2)及びこれら縦溝(2)を横切る向きで延びる多
数の横溝(3)にて区画されているセンターブロック列
(4)とショルダーブロック列(5)を備えている空気
入りタイヤにおいて、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。
のトレッド部(1)に、円周に沿って延びる複数本の縦
溝(2)及びこれら縦溝(2)を横切る向きで延びる多
数の横溝(3)にて区画されているセンターブロック列
(4)とショルダーブロック列(5)を備えている空気
入りタイヤにおいて、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、請求項1に係る本発明では、前
記ブロック列(4),(5)の1セグメント(6)に、
円周方向において複数N個のセンターブロック(4A)
と複数N+α個のショルダーブロック(5A)がそれぞ
れ配列されており、前記センターブロック(4A)に
は、サイプ(7)が形成されていることを特徴とするも
のである。
記ブロック列(4),(5)の1セグメント(6)に、
円周方向において複数N個のセンターブロック(4A)
と複数N+α個のショルダーブロック(5A)がそれぞ
れ配列されており、前記センターブロック(4A)に
は、サイプ(7)が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0010】また、請求項1に加えて、前記ブロック列
(4)(5)の1セグメント(6)は、それぞれ円周方
向長さが異なるセンターブロック(4A)とショルダー
ブロック(5A)よりなっていることを特徴とするもの
である。更に、請求項1に加えて、横溝(3)は、一方
から他方に片流れ傾斜しているセンター横溝(3A)と
ショルダー横溝(3B)とからなり、前記センター横溝
(3A)の片流れ傾斜角度(A)がショルダー横溝(3
B)の片流れ傾斜角度(B)よりも大きくされているこ
とを特徴とするものである。
(4)(5)の1セグメント(6)は、それぞれ円周方
向長さが異なるセンターブロック(4A)とショルダー
ブロック(5A)よりなっていることを特徴とするもの
である。更に、請求項1に加えて、横溝(3)は、一方
から他方に片流れ傾斜しているセンター横溝(3A)と
ショルダー横溝(3B)とからなり、前記センター横溝
(3A)の片流れ傾斜角度(A)がショルダー横溝(3
B)の片流れ傾斜角度(B)よりも大きくされているこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、請求項1又は3に加えて、縦溝
(2)の溝深さは横溝(3)の溝深さよりも深く形成さ
れており、横溝(3)のうちショルダー横溝(3B)は
その溝長手方向の中途からタイヤ軸方向外方に向ってそ
の溝幅が広くかつ溝深さは前記縦溝(2)の溝深さと略
同じ程度に深く形成されていることを特徴とするもので
ある。
(2)の溝深さは横溝(3)の溝深さよりも深く形成さ
れており、横溝(3)のうちショルダー横溝(3B)は
その溝長手方向の中途からタイヤ軸方向外方に向ってそ
の溝幅が広くかつ溝深さは前記縦溝(2)の溝深さと略
同じ程度に深く形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】本発明に係る空気入りタイヤTを自動車に装着
して走行するとき、ブロック列4,5の1セグメント6
に、円周方向において複数N個のセンターブロック4A
と複数N+α個のショルダーブロック5Aがそれぞれ配
列されていて、ブロック剛性の高いセンターブロック4
Aは、サイプ7を形成することにより、センター・ショ
ルダーの剛性バランスは確保されて操安性とトラクショ
ンを維持しつつパターンノイズの低減ができる。
して走行するとき、ブロック列4,5の1セグメント6
に、円周方向において複数N個のセンターブロック4A
と複数N+α個のショルダーブロック5Aがそれぞれ配
列されていて、ブロック剛性の高いセンターブロック4
Aは、サイプ7を形成することにより、センター・ショ
ルダーの剛性バランスは確保されて操安性とトラクショ
ンを維持しつつパターンノイズの低減ができる。
【0013】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。本発明の第1実施例を示している図1〜3におい
て、本発明に係る空気入りタイヤTは、そのトレッド部
1に、円周に沿って延びる複数本の縦溝2及びこれら縦
溝2を横切る向きで延びる多数の横溝3にて区画されて
いるセンターブロック列4とショルダーブロック列5を
備えている。
る。本発明の第1実施例を示している図1〜3におい
て、本発明に係る空気入りタイヤTは、そのトレッド部
1に、円周に沿って延びる複数本の縦溝2及びこれら縦
溝2を横切る向きで延びる多数の横溝3にて区画されて
いるセンターブロック列4とショルダーブロック列5を
備えている。
【0014】縦溝2はタイヤ赤道上に位置していて円周
に沿ってジグザグ状に延びているセンター縦溝2Aとこ
の左右両側に位置していて円周に沿って直線状に延びて
いるサイド縦溝2Bの3本からなっていて、横溝3は一
方から他方に向かって片流れ傾斜で延びている。前記ブ
ロック列4,5の1セグメント6に、円周方向において
複数N個、実施例では2個のセンターブロック4Aが列
設されているとともに複数N+α個、実施例では3個の
ショルダーブロック5Aが列設され、ここに、センター
ブロック4Aの円周長さがショルダーブロック5Aの円
周長さよりもブロック剛性が大きくされていて、接地面
積の増大によって大きなグリップ力を誘起するようにな
っているとともに操縦安定性とトラクション性能が向上
されている。
に沿ってジグザグ状に延びているセンター縦溝2Aとこ
の左右両側に位置していて円周に沿って直線状に延びて
いるサイド縦溝2Bの3本からなっていて、横溝3は一
方から他方に向かって片流れ傾斜で延びている。前記ブ
ロック列4,5の1セグメント6に、円周方向において
複数N個、実施例では2個のセンターブロック4Aが列
設されているとともに複数N+α個、実施例では3個の
ショルダーブロック5Aが列設され、ここに、センター
ブロック4Aの円周長さがショルダーブロック5Aの円
周長さよりもブロック剛性が大きくされていて、接地面
積の増大によって大きなグリップ力を誘起するようにな
っているとともに操縦安定性とトラクション性能が向上
されている。
【0015】一方、センターブロック4Aにはその接地
面にサイプ7と細溝7Aが形成されていてブロック剛性
が過度になるのを防止しつつサイプ乃至溝のエッジによ
ってトラクションを向上している。前記ブロック列4,
5の1セグメント6は、それぞれ円周方向長さが異なる
センターブロック4Aとショルダーブロック5Aよりな
っていて、例えば3〜5種類の1セグメント6を全周に
亘ってピッチバリエーションの下で列設することでパタ
ーンノイズの低減を図っている。
面にサイプ7と細溝7Aが形成されていてブロック剛性
が過度になるのを防止しつつサイプ乃至溝のエッジによ
ってトラクションを向上している。前記ブロック列4,
5の1セグメント6は、それぞれ円周方向長さが異なる
センターブロック4Aとショルダーブロック5Aよりな
っていて、例えば3〜5種類の1セグメント6を全周に
亘ってピッチバリエーションの下で列設することでパタ
ーンノイズの低減を図っている。
【0016】具体的には、175/80R16の空気入
りラジアルタイヤにおいてセンターブロック4Aは60
〜80個、好ましくは66〜72個のブロックが配列さ
れ、ここに、ブロック剛性を損なうことなく剛性バラン
スを確保しており、ブロック個数が60以下であるとブ
ロック剛性が高くなりすぎるし、80以上であると逆に
ブロック剛性が低くなり過ぎる。
りラジアルタイヤにおいてセンターブロック4Aは60
〜80個、好ましくは66〜72個のブロックが配列さ
れ、ここに、ブロック剛性を損なうことなく剛性バラン
スを確保しており、ブロック個数が60以下であるとブ
ロック剛性が高くなりすぎるし、80以上であると逆に
ブロック剛性が低くなり過ぎる。
【0017】更に、横溝3はセンター横溝3Aとショル
ダー横溝3Bとからなっていて、センター横溝3Aの片
流れ傾斜角度Aはショルダー横溝3Bの片流れ傾斜角度
Bよりも大きくされ、ここに、センターブロック4Aの
ブロック剛性が確保されて安定した操安性と摩耗性能を
確保している。ここで、片流れ傾斜角度A,Bはおおむ
ねA≒B+10の関係を成立することが望ましい。
ダー横溝3Bとからなっていて、センター横溝3Aの片
流れ傾斜角度Aはショルダー横溝3Bの片流れ傾斜角度
Bよりも大きくされ、ここに、センターブロック4Aの
ブロック剛性が確保されて安定した操安性と摩耗性能を
確保している。ここで、片流れ傾斜角度A,Bはおおむ
ねA≒B+10の関係を成立することが望ましい。
【0018】また、縦溝2はその溝深さが横溝3の溝深
さより大きくされていることにより、排水性を向上して
おり、横溝3のうちショルダー横溝3Bはその溝長手方
向の中途からタイヤ軸方向外方に向かってその溝幅がW
1<W2となるように広くかつ溝深さは広幅部分におい
ては縦溝2と略同じ程度に深く形成され、具体的にはW
2=W1×1.55とされている。
さより大きくされていることにより、排水性を向上して
おり、横溝3のうちショルダー横溝3Bはその溝長手方
向の中途からタイヤ軸方向外方に向かってその溝幅がW
1<W2となるように広くかつ溝深さは広幅部分におい
ては縦溝2と略同じ程度に深く形成され、具体的にはW
2=W1×1.55とされている。
【0019】これにより、ショルダーブロック5の個数
が比較的多くなっても、パターンノイズの低減を維持し
ながら溝容量アップによりトラクション、排水性の向上
を確保しているのである。なお、図3において、空気入
りタイヤTは、一方のビードコアー8から他方のビード
コアー8に巻上げられているラジアルカーカス9を備え
ているとともにベルト層10を備えている。
が比較的多くなっても、パターンノイズの低減を維持し
ながら溝容量アップによりトラクション、排水性の向上
を確保しているのである。なお、図3において、空気入
りタイヤTは、一方のビードコアー8から他方のビード
コアー8に巻上げられているラジアルカーカス9を備え
ているとともにベルト層10を備えている。
【0020】図4は本発明の第2実施例を示しており、
センター縦溝2Aを円周方向に関して直線状にした点が
異なり、その他の構成・作用は既述した第1実施例と共
通するので共通部分は共通符号を付している。この第2
実施例では赤道上における排水性が第1実施例よりも良
くなっている。
センター縦溝2Aを円周方向に関して直線状にした点が
異なり、その他の構成・作用は既述した第1実施例と共
通するので共通部分は共通符号を付している。この第2
実施例では赤道上における排水性が第1実施例よりも良
くなっている。
【0021】図5は本発明の第3実施例であり、サイプ
7を有するセンターブロック4Aは長方形状の3列を1
セグメント6に円周方向で4個配列しており、ショルダ
ーブロック5Aは5個配列したものであり、その他の構
成・作用は第1実施例と共通するので共通部分は共通符
号で示している。
7を有するセンターブロック4Aは長方形状の3列を1
セグメント6に円周方向で4個配列しており、ショルダ
ーブロック5Aは5個配列したものであり、その他の構
成・作用は第1実施例と共通するので共通部分は共通符
号で示している。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、タイ
ヤのトレッドパターンのセンターブロック列とショルダ
ーブロック列との剛性バランスを適正化しながらパター
ンノイズを低減しつつトラクションを向上して操安性を
確保できる。
ヤのトレッドパターンのセンターブロック列とショルダ
ーブロック列との剛性バランスを適正化しながらパター
ンノイズを低減しつつトラクションを向上して操安性を
確保できる。
【図1】本発明の第1実施例を示しているタイヤの正面
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例を示している要部の正面図
である。
である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示している要部の正面図
である。
である。
【図5】本発明の第3実施例を示している要部の正面図
である。
である。
T タイヤ 1 トレッド部 2 縦溝 3 横溝 4 センターブロック 5 ショルダーブロック 7 サイプ
Claims (4)
- 【請求項1】 タイヤ(T)のトレッド部(1)に、円
周に沿って延びる複数本の縦溝(2)及びこれら縦溝
(2)を横切る向きで延びる多数の横溝(3)にて区画
されているセンターブロック列(4)とショルダーブロ
ック列(5)を備えている空気入りタイヤにおいて、前
記ブロック列(4),(5)の1セグメント(6)に、
円周方向において複数N個のセンターブロック(4A)
と複数N+α個のショルダーブロック(5A)がそれぞ
れ配列されており、前記センターブロック(4A)に
は、サイプ(7)が形成されていることを特徴とする空
気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記ブロック列(4)(5)の1セグメ
ント(6)は、それぞれ円周方向長さが異なるセンター
ブロック(4A)とショルダーブロック(5A)よりな
っていることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項3】 横溝(3)は、一方から他方に片流れ傾
斜しているセンター横溝(3A)とショルダー横溝(3
B)とからなり、前記センター横溝(3A)の片流れ傾
斜角度(A)がショルダー横溝(3B)の片流れ傾斜角
度(B)よりも大きくされていることを特徴とする請求
項1記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 縦溝(2)の溝深さは横溝(3)の溝深
さよりも深く形成されており、横溝(3)のうちショル
ダー横溝(3B)はその溝長手方向の中途からタイヤ軸
方向外方に向ってその溝幅が広くかつ溝深さは前記縦溝
(2)の溝深さと略同じ程度に深く形成されていること
を特徴とする請求項1又は3に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143551A JPH082214A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143551A JPH082214A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082214A true JPH082214A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15341380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143551A Pending JPH082214A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082214A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5472681A (en) * | 1991-02-08 | 1995-12-05 | Exxon Chemical Patents Inc. | Fe-containing zeolite KL |
JP2009214761A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JPWO2012176476A1 (ja) * | 2011-06-22 | 2015-02-23 | 株式会社ブリヂストン | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ、該タイヤの使用方法及び、該タイヤを備えるタイヤ・リム組立体 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143551A patent/JPH082214A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5472681A (en) * | 1991-02-08 | 1995-12-05 | Exxon Chemical Patents Inc. | Fe-containing zeolite KL |
JP2009214761A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JPWO2012176476A1 (ja) * | 2011-06-22 | 2015-02-23 | 株式会社ブリヂストン | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ、該タイヤの使用方法及び、該タイヤを備えるタイヤ・リム組立体 |
JP2015193385A (ja) * | 2011-06-22 | 2015-11-05 | 株式会社ブリヂストン | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ、該タイヤの使用方法及び、該タイヤを備えるタイヤ・リム組立体 |
JP2018008694A (ja) * | 2011-06-22 | 2018-01-18 | 株式会社ブリヂストン | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ、該タイヤの使用方法及び、該タイヤを備えるタイヤ・リム組立体 |
US10226966B2 (en) | 2011-06-22 | 2019-03-12 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tire for passenger vehicle, method for using the tire, and tire-rim assembly including the tire |
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