JPH08221127A - 無人搬送車操舵装置 - Google Patents

無人搬送車操舵装置

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Publication number
JPH08221127A
JPH08221127A JP7044845A JP4484595A JPH08221127A JP H08221127 A JPH08221127 A JP H08221127A JP 7044845 A JP7044845 A JP 7044845A JP 4484595 A JP4484595 A JP 4484595A JP H08221127 A JPH08221127 A JP H08221127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
wheels
angular displacement
enclosure
guided vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7044845A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takeshita
哲 竹下
Hisanori Yamada
寿憲 山田
Hiroyuki Maezawa
宏之 前澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP7044845A priority Critical patent/JPH08221127A/ja
Publication of JPH08221127A publication Critical patent/JPH08221127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な機構で、無人搬送車の複雑な動作を可能
にし、路面や車輪を痛めない無人搬送車操舵装置を提供
する。 【構成】匡体と、その匡体中心に設置された角変位を検
出するためのジャイロと、匡体底面の中心に軸受けによ
り回転可能に垂直に取り付けられた回転シャフトと、回
転シャフトと匡体間の角変位を検出するための位置検出
器Aと、匡体に配されシャフトの回転を固定または開放
するためのロック機構と、シャフトの底面に車輪が平行
になるように設置された一対の車輪付き駆動モジュール
aとbと、車輪付き駆動モジュールの車輪の角変位を検
出するための位置検出器cとdを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人搬送車の駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無人搬送車の駆動装置は、図7ま
たは図8に示すようになってる。図7において、1は搬
送車匡体、7と7´は搬送車匡体に設置された車輪付き
駆動用モジュールaとbと、8は搬送車匡体四隅に設置
された旋回可能キャスタである。搬送車下部の中央に搬
送車の進行方向に対して平行に設置された一対の車輪付
き駆動モジュールaとbを正転動作または逆転動作させ
ることにより搬送車を前方または後方に移動させる。ま
た、それぞれの車輪付き駆動モジュールaとbに速度差
を与えるか、または、正転逆転動作させることにより、
搬送車の進行方向の制御や旋回動作をさせることができ
る。また図8において、1は搬送車匡体、7と7´は搬
送車匡体に点xとyを支点として旋回可能に取り付けら
れた車輪付き駆動モジュールaとb、9は搬送車匡体に
設置された車輪旋回用モジュール、10はプーリー、1
1はベルト、8は搬送車匡体四隅に設置された旋回可能
キャスターである。7と7´の車輪付き駆動モジュール
を正転または逆転させることにより搬送車を前方または
後方に動作させる。また、それぞれの車輪付き駆動モジ
ュールに速度差を与えるか、または、正転逆転動作させ
ることにより、搬送車の進行方向の制御や旋回動作をさ
せることができる。また、車輪旋回用モジュール9を駆
動させ、プーリー10とベルト11を介して7と7´の
車輪付き駆動モジュールaとbを、それぞれ点xと点y
を支点に回転させることにより、図9や図10のように
搬送車匡体を旋回させることなく通路を平行移動するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記技術で
は、車輪付き駆動モジュールを旋回させるために、車輪
旋回用モジュールやパワー伝達機構を設けるため装置が
大掛かりになってしまう。また、図10のように車輪付
き駆動モジュールの旋回により、車輪が同一直線上に並
んだ状態での移動時には、その場旋回や進行方向の補正
ができない。また、車輪付き駆動モジュールを旋回させ
る際、ぞれぞれの車輪付き駆動モジュールが停止した状
態で、旋回用モジュールによりその場旋回するため、路
面と車輪とが擦れ、路面に条痕を残し、車輪を痛めると
いう問題があった。そこで、本発明は簡単な機構で、無
人搬送車の複雑な動作を可能にし、路面や車輪を痛めな
い無人搬送車操舵装置を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、匡体と、その匡体中心に設置された角変
位を検出するためのジャイロと、匡体底面の中心に軸受
けにより回転可能に垂直に取り付けられた回転シャフト
と、回転シャフトと匡体間の角変位を検出するための位
置検出器Aと、匡体に配されシャフトの回転を固定また
は開放するためのロック機構と、シャフトの底面に車輪
が平行になるように設置された一対の車輪付き駆動モジ
ュールaとbと、車輪付き駆動モジュールの車輪の角変
位を検出するための位置検出器cとdを備えたことを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】上記手段により、無人搬送車の操舵は、シャフ
トの回転を固定しているロック機構を開放し、一対の車
輪付き駆動モジュールをそれぞれ正逆転駆動することに
よりシャフトを目標角変位まで回転させ操舵し、ロック
機構を固定する。また、操舵時に匡体が、シャフトの回
転による摩擦で旋回した際、ジャイロにより旋回分の角
変位を検出し、車輪付き駆動モジュールの正逆転駆動に
よるその場旋回により補正する。また、一対の車輪付き
駆動モジュールの正逆転駆動によりシャフトを回転させ
ることにより操舵するので、路面と車輪とに無理な摩擦
が発生せず路面や車輪を痛めない。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例によって説明する。
図1は本発明の実施例を示す上面図、図2は図1のA−
A断面に沿う断面図、図3は本発明の通路移動時の操舵
状態を示す上面図、図4は本発明の通路移動時の他の操
舵状態を示す上面図である。無人搬送車匡体1と、その
匡体1の中心に設置された角変位を検出するためのジャ
イロ2と、匡体底面の中心に軸受3により回転可能に垂
直に取り付けられたシャフト4と、シャフト4と匡体1
間の角変位を検出するための位置検出器A5と、匡体1
に配されシャフト4の回転を固定あるいは開放するため
のロック機構6と、シャフト4の底面に車輪が平行にな
るように設置された一対の車輪付き駆動モジュールa7
と車輪付き駆動モジュールb7´と、車輪付き駆動モジ
ュールの車輪の角変位を検出するための位置検出器c1
4と位置検出器d14´である。
【0007】無人搬送車の操舵は、シャフト4の回転を
固定しているロック機構6を開放し、一対の車輪付き駆
動モジュールa7と車輪付き駆動モジュールb7´をそ
れぞれ正逆転することによりシャフト4を目標角変位ま
で回転させることにより操舵し、ロック機構6を固定す
る。また、操舵時に匡体1が、シャフト4の回転による
軸受3の摩擦で旋回した際、ジャイロ2により旋回分の
角変位を検出し、車輪付き駆動モジュールa7と車輪付
き駆動モジュールb7´の正逆転駆動によるその場旋回
により補正する。図5は本発明の構成を示すブロック
図、図6は本発明の動作を示すフローチャートである。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、無
人搬送車の操舵は、シャフトの回転を固定しているロッ
ク機構を開放し、一対の車輪付き駆動モジュールをそれ
ぞれ正逆転駆動することによりシャフトを目標角変位ま
で回転させて操舵し、ロック機構を固定するので、旋回
用のモジュールとパワー伝達機構が必要なく、装置を小
型軽量化することができる。また、操舵時に匡体が、シ
ャフトの回転による摩擦により旋回した際、ジャイロに
より旋回分の角変位を検出し、車輪付き駆動モジュール
の正逆転駆動によるその場旋回により補正可能なので、
正確で複雑な動作が可能となる。また、一対の車輪付き
駆動モジュールの正逆転駆動によりシャフトを回転させ
ることにより操舵するので、路面と車輪とに無理な摩擦
が発生せず路面や車輪を痛めないので無人搬送車の操舵
の向上に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す上面図である。
【図2】図1のA−A断面に沿う断面図である。
【図3】本発明の通路移動時の操舵状態を示す上面図で
ある。
【図4】本発明の通路移動時の他の操舵状態を示す上面
図である。
【図5】本発明の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来例を示す上面図である。
【図8】他の従来例を示す上面図である。
【図9】図8の通路移動時の操舵状態を示す上面図であ
る。
【図10】図8における通路移動時の他の操舵状態を示
す上面図である。
【符号の説明】
1…匡体、2…ジャイロ、3…軸受、4…シャフト、5
…位置検出器A、6…ロック機構、7…車輪付き駆動モ
ジュールa、7´…車輪付き駆動モジュールb、8…旋
回可能キャスタ、9…旋回用モジュール、10…プーリ
ー、11…ベルト 12…障害物、13…通路、14…位置検出器c、14
´…位置検出器d、21…現在位置記憶回路、22…比
較演算回路、23…モジュール制御回路、24…ロック
機構制御回路、e…現在位置信号、f…記憶位置の読み
出し、g…記憶指令、h…駆動指令、i…車輪位置信
号、j…ロック機構ONーOFF信号、k…ロック用パ
ワー、l…シャフトの位置信号、m…操舵指令、n…車
輪駆動用パワー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車において、匡体と、その匡体
    中心に設置された角変位を検出するためのジャイロと、
    匡体底面の中心に軸受けにより回転可能に垂直に取り付
    けられたシャフトと、シャフトと匡体間の角変位を検出
    するための位置検出器Aと、匡体に配されシャフトの回
    転を固定または開放するためのロック機構と、シャフト
    の底面に車輪が平行になるように設置された一対の車輪
    付き駆動モジュールa,bとを備えたことを特徴とする
    無人搬送車操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の車輪付き駆動モジュールa,
    bが、それぞれ車輪の角変位を検出するための位置検出
    器c,dを備えたことを特徴とする請求項1記載の無人
    搬送車操舵装置。
  3. 【請求項3】 前記ジャイロと位置検出器A、及び位置
    検出器c,dとロック機構がケーブルを介して、少なく
    とも角変位及び電流を制御するための制御回路を前記匡
    体に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の無
    人搬送車操舵装置。
JP7044845A 1995-02-08 1995-02-08 無人搬送車操舵装置 Pending JPH08221127A (ja)

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JP7044845A JPH08221127A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 無人搬送車操舵装置

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JP7044845A JPH08221127A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 無人搬送車操舵装置

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JPH08221127A true JPH08221127A (ja) 1996-08-30

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JP7044845A Pending JPH08221127A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 無人搬送車操舵装置

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