JPH08220796A - 静電荷像現像用フルカラートナー - Google Patents
静電荷像現像用フルカラートナーInfo
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- JPH08220796A JPH08220796A JP7025439A JP2543995A JPH08220796A JP H08220796 A JPH08220796 A JP H08220796A JP 7025439 A JP7025439 A JP 7025439A JP 2543995 A JP2543995 A JP 2543995A JP H08220796 A JPH08220796 A JP H08220796A
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Abstract
常に安定した帯電性、現像性等の特性を有し、カブリの
ない鮮明な画像を形成でき、耐久安定性に優れた静電荷
像現像用カラートナーを提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも着色剤と結着樹脂で構成されるフ
ルカラートナーに、薄片状の酸化チタン微粒子を外添し
たことを特徴とする静電荷像現像用フルカラートナー。
Description
電印刷等における静電荷像を現像するための静電荷像現
像用フルカラートナーに関する。
電潜像を形成し、その静電潜像を現像する方法において
は、用いられる現像剤の保存性(耐ブロッキング性)、
搬送性、現像性、転写性、帯電性、定着性等の特性が重
要である。フルカラートナーは透光性等が要求されるた
めトナー結着樹脂として一般にポリエステル系の樹脂が
使用されている。ポリエステル系樹脂はその主鎖にエス
テル基、さらには水酸基、カルボキシル基を有するため
湿度の影響を受けやすく耐久性に乏しい。そのためポリ
エステル系樹脂で構成されるトナーは本質的に環境安定
性が悪く、特に湿度の高低により帯電量が大きく変化す
る。
せるため良好な流動特性が必要とされるため、流動化剤
が多量に外添されている。
性シリカ微粉末を、特開昭64−62667号公報には
酸化チタン微粉末を、特開平3−45978号公報には
フッ素樹脂微粉末を現像剤に添加するするという技術が
提案されている。特開平6−208241号公報には通
常の球状あるいは不定形と違い、針状形状の酸化チタン
を使用する技術が提案されている。
微粒子自体が強い負帯電性を示すために低温低湿下での
トナーの帯電上昇が問題となる。近年の高精彩、高画質
化の要求が市場で高まるにつれてトナーの小径化への対
応が不可欠である。粒径が細かくなると単位重量当たり
の表面積の増加、さらに帯電量の上昇がおこり、そのた
め画像濃度低下や耐久劣化が懸念されることとなる。
シリカ等に比較して小さく疎水化は必ずしも十分ではな
く環境変動によりトナーの流動性が大きく変化するた
め、安定した帯電性、搬送性、現像性を得られなくなり
画像の劣化を招くという問題がある。疎水化処理剤を多
量に使用したり、高粘性の処理剤等を使用して、疎水化
率を無理に上げることも可能であるが、粒子同士の凝集
等を生じ、かえって流動性付与能が低下する等の問題が
ある。
ラートナーを重ね現像することにより得られるため、各
色のトナーが環境の影響を受けずに常に所定の値に帯電
されることが必要であり、環境安定特性が特に厳しく要
求される。このような要求には上記した従来の添加剤で
は応えることはできない。
よび樹脂微粒子を含め、それらの添加剤のトナーへの添
加は、トナー粒子と添加剤の静電力あるいはファンデル
ワールス力によりトナー粒子表面に付着せしめるのが一
般的であり、撹拌、混合機等が多く用いられている。
る添加剤はトナー表面に均一に分散させることは容易で
はないばかりか、トナー表面に未付着の添加剤同士が凝
集する。その凝集物が遊離するのを防ぐことは困難であ
り、そのためトナーの摩擦帯電量が不安定となり、画像
濃度が一定せず、カブリの多い画像となったり、連続コ
ピー後の画質が不良になるなどの問題を有していた。ま
た凝集物の離脱によるキャリアスペント等も生じる。針
状形状の酸化チタンを使用することによりトナーへの付
着性はある程度改善できるものの、トナーへの接触面の
面積が小さく、やはり上述した問題を有する。
に鑑みなされたものであり、温度あるいは環境の変化に
影響されにくく、常に安定した帯電性、現像性等の特性
を有する静電荷像現像用フルカラートナーを提供するこ
とにある。
止し、カブリのない鮮明な画像特性を有し、かつ耐久安
定性に優れた静電荷像現像用フルカラートナーを提供す
ることを目的とする。
とも着色剤と結着樹脂で構成されるトナーに、薄片状の
酸化チタン微粒子を外添したことを特徴とする静電荷像
現像用フルカラートナーに関する。
タニア)は薄片状、別の表現をすれば偏平状であり、そ
の特異的な形状により、トナーへの付着性、分散性が従
来の微粒子と比較して極めて良好で、トナーに付着した
微粒子が非常に離脱しにくい。そのためキャリアのスペ
ントが防止され、安定した帯電を得られ、耐久性能が向
上する。
効果が大きく、流動性向上および帯電の環境安定性にも
良好な結果を与える。
造可能であり、平均粒径5〜40nm、好ましくは5〜
30nmを有し、好ましくは微粒子表面を水系中で疎水
化処理したもの、またはさらにその後気相中で疎水化処
理したものを用いることが望ましい。なお酸化チタンの
平均粒径は電子顕微鏡写真による酸化チタン粒子の長径
の平均値を示している。
微粒子を一次粒子に分散させるために、機械的な力を加
えているので、クロロシラン類や、ジシラザン類のよう
にガスを副生するような反応性に優れたカップリング剤
を使用する必要もなく、気相中では酸化チタン粒子同志
が合一して使用できない高粘性の処理剤も使用できる。
剤、オイル、ワニス、有機化合物等あらゆるものが使用
できる。
はシランカップリング剤、チタンカップリング剤等が挙
げられ、特に好ましく用いられるのは、シランカップリ
ング剤であり、一般式:R1m1SiY1n1[式中、R1
はアルコキシ基、m1は1〜3の整数、Y1はアルキル
基、ビニル基、グリシドキシ基、メタクリル基を含む炭
化水素基、n1は1〜3の整数]で表されるものであ
り、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、イソブチ
ルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジ
メチルジエトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、
ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、n−ヘキサデシルトリメトキシシラ
ン、n−オクタデシルトリメトキシシラン等を挙げるこ
とができる。
に対して、1〜40重量部好ましくは3〜30重量部で
ある。
ては、特に制約はないが一般式
プ、一般式
用できる。さらに必要に応じて、アルキル変性、アミノ
変性、エポキシ変性、エポキシ・ポリエーテル変性、カ
ルボキシル変性、メルカプト変性、アルコール変性、フ
ッ素変性等を行ってもよい。
気相中で処理するのに用いられるシランカップリング剤
は一般式R4m3SiY2n5[式中、R4はアルコキシ基
又は、塩素原子、m3は1〜3の整数、Y2はアルキル
基、ビニル基、グリシドキシ基、メタクリル基を含む炭
化水素基、n5は3〜1の整数]で表されるもので、例
えば代表的にはジメチルジクロルシラン、トリメチルク
ロルシラン、アルリジメチルクロルシラン、ヘキサメチ
ルジシラザン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジ
ルジメチルクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、ジビニルクロルシラン、ジ
メチルビニルクロルシラン等を挙げることができる。
は、微粉体を撹拌等によりクラウド状としたものに気化
したシランカップリング剤を反応させる乾式処理するこ
とができる。
中に、シアン、マゼンタあるいはイエロー等の着色剤、
その他所望の流動化剤が分散してなる粒子として調製さ
れる。本発明においては流動化剤として上記した薄片状
チタニアを使用する。
使用する樹脂は、エポキシ系樹脂あるいはポリエステル
系樹脂であり、その中でも負帯電性が強く定着性に優れ
るポリエステル系樹脂が好ましい。特に、シャープな溶
融特性を有するものが好ましく、ビスフェノール誘導体
もしくは置換体をジオール成分とし、2価以上のカルボ
ン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエステルと
からなる、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
タル酸、テレフタル酸、トリメリット酸などのカルボン
酸成分とを共縮重合したポリエステル樹脂が最適であ
る。
クロマトグラフィ(GPC)による分子量分布測定で数平
均分子量(Mn)が3000〜10000、好ましくは3
000〜7000、重量平均分子量(Mw)が7000〜
50000、好ましくは7000〜15000、分子量
分布(Mw/Mn)が1.5〜5.0、好ましくは2.0〜
4.0、DSCによる吸熱ピーク値(Tg)が50〜70
℃、フローテスターによる軟化温度(Tm)が90〜11
0℃である線状ポリエステル樹脂が好ましい。これらの
諸特性を満足しない場合には、トナーの透光性、着色剤
や荷電制御剤等の分散性、定着性および耐熱性を十分に
満足させることができなくなる。具体的には、分子量分
布を上記範囲とすることにより、定着時にトナーのシャ
ープメルト特性を向上させることができ透光性を向上さ
せることができる。また、ガラス転移点および軟化点を
上記範囲とすることによりトナーに十分な耐熱性および
定着性を付与することができる。
フラン不溶成分を実質含有しておらず、テトラヒドロフ
ランに溶解するものである。テトラヒドロフラン不溶成
分を含有していると、トナーの透光性を阻害する原因と
なるため好ましくない。
法、例えば上記結着樹脂、着色剤に加え、荷電制御剤お
よびその他の所望の添加剤を所定量添加して混合、混練
したあと、粉砕、分級することにより平均粒径6〜10
μmの粒子として得られる。
として知られる各種着色剤を使用可能である。例えば青
色染顔料として: C.I.74100(無金属フタロシ
アニンブルー)、C.I.74160(フタロシアニンブ
ルー)、C.I.74180(ファストスカイブルー)等;
赤色染顔料として: C.I.12055(スターリン
I)、C.I.12075(パーマネントオレンジ)、
C.I.12175(リソールファストオレンジ3G
L)、C.I.12305(パーマネントオレンジGT
R)、C.I.11725(ハンザイエロー3R)、C.
I.21165(バルカンファストオレンジGG)、C.
I.21110(ベンジジンオレンジG)、C.I.12
120(パーマネントレッド4R)、C.I.1270
(パラレッド)、C.I.12085(ファイヤーレッ
ド)、C.I.12315(ブリリアントファストスカー
レット)、C.I.12310(パーマネントレッドF2
R)、C.I.12335(パーマネントレッドF4
R)、C.I.12440(パーマネントエントレッドF
RL)、C.I.12460(パーマネントレッドFRL
L)、C.I.12420(パーマネントレッドF4R
H)、C.I.12450(ライトファストレッドトーナ
ーB)、C.I.12490(パーマネントカーミンF
B)、C.I.15850(ブリリアントカーミン6B)
等;黄色染顔料として: C.I.10316(ナフトー
ルイエローS)、C.I.11710(ハンザイエロー1
0G)、C.I.11660(ハンザイエロー5G)、
C.I.11670(ハンザイエロー3G)、C.I.1
1680(ハンザイエローG)、C.I.11730(ハ
ンザイエローGR)、C.I.11735(ハンザイエロ
ーA)、C.I.11740(ハンザイエローRN)、
C.I.12710(ハンザイエローR)、C.I.12
720(ピグメントイエローL)、C.I.21090
(ベンジジンイエロー)、C.I.21095(ベンジジ
ンイエローG)、C.I.21100(ベンジジンイエロ
ーGR)、C.I.20040(パーマネントイエローN
CG)、C.I.21220(バルカンファストイエロー
5)、C.I.21135(バルカンファストイエロー
R)などを代表的なものとして例示できる。
せて用いることができるが、トナー粒子中に含まれる結
着樹脂100重量部に対して、1〜10重量部、より好
ましくは2〜5重量部使用することが望ましい。すなわ
ち、10重量部より多いとトナーの定着性および透光性
が低下し、一方、1重量部より少ないと所望の画像濃度
が得られないおそれがある。
リエント化学工業社製)などのクロム錯塩、E−84(オ
リエント化学工業社製)などの亜鉛錯塩、E−86(オリ
エント化学工業社製)などのアルミニウム錯塩、E−8
9(オリエント化学工業社製)などのカリックスアレン系
化合物が使用できる。これらの荷電制御剤の量はトナー
中における樹脂100重量部にたいして、0.1〜10
重量部、好ましくは0.5〜5重量部になるようにす
る。
て、シリカ等の流動化剤、樹脂ビーズ等のクリーニング
助剤、転写性向上のための大径シリカ等を添加してもよ
い。
混練り、粉砕そして分級して得られたトナー粒子に薄片
状チタニアを混合し(外添)、トナーを得る。混合を行い
うる方法としては、機械式粉砕混合方法等従来の方法、
条件でよく、例えばヘンシェルミキサー、スーパーミキ
サー、パウダーミキサー、ホモジナイザー等の混合機を
使用可能である。
0.5〜2.0重量%、好ましくは0.5〜1.5重量
%添加混合される。添加量が少なすぎると、所望の流動
性および環境性が得られず画像の劣化を招く。多すぎる
と、帯電量の低下を招きカブリ等の原因となる。
を外添したトナーはキャリアとともに2成分現像剤とし
て使用される。
用するのが好ましい。キャリア芯材としては、静電潜像
担持体へのキャリア付着(飛散)防止の点から、少なくと
も20μm(平均粒径)の大きさのものを使用し、キャリ
アスジ等の発生防止等画質の低下防止の点から大きくと
も100μmのものを使用する。具体的材料としては、
電子写真用二成分キャリアとして公知のもの、例えばフ
ェライト、マグネタイト、鉄、ニッケル、コバルト等の
金属、これらの金属と亜鉛、アンチモン、アルミニウ
ム、鉛、スズ、ビスマス、ベリリウム、マンガン、セレ
ン、タングステン、ジルコニウム、バナジウム等の金属
との合金あるいは混合物、酸化鉄、酸化チタン、酸化マ
グネシウム等の金属酸化物、窒化クロム、窒化バナジウ
ム等の窒化物、炭化ケイ素、炭化タングステン等の炭化
物との混合物および強磁性フェライト、ならびにこれら
の混合物を適用することができる。
接着層、表面保護層)としては、例えば、ポリスチレン
系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリオレフィン系
樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポ
リエーテル系樹脂、ポリスルホン酸系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリブチラール系樹脂、尿
素系樹脂、ウレタン/ウレア系樹脂、シリコン系樹脂、
テフロン系樹脂等の各種熱可塑性樹脂および熱硬化性樹
脂およびその混合物、並びに、これらの樹脂の共重合
体、ブロック重合体、グラフト重合体およびポリマーブ
レンド等が使用できる。
施例中、「部」と表現されているのは特に断らなければ
「重量部」をいうものとする。
分混合し、2軸押出機を用いて溶融混練した。混練物を
冷却後、粗粉砕した。粗粉砕物をエアージェット方式に
よる粉砕機で微粉砕した。さらに得られた微粉砕物を気
流式粉砕機により分級して、体積平均粒径(D50)8.
0μmのトナー粒子を得た。
ルアクリレート、メタクリル酸からなるスチレン−アク
リル系共重合体(1.5:7.0:1.0:0.5)8
0重量部とブチル化メラミン樹脂20重量部をトルエン
で希釈し、固形比2%のスチレン−アクリル樹脂溶液を
調合した。
0、平均粒径:50μm、パウダーテック社製)を用
い、上記スチレン−アクリル樹脂溶液をスピラーコータ
ー(岡田精工社製)により塗布し乾燥した。塗布された
フェライト粉を熱風循環式オーブン中に140℃で2時
間放置して焼成した。
μmと90μmのスクリーンメッシュを取り付けたフル
イ震盪器を用いて解砕し、樹脂被覆フェライト粉を得
た。
解砕をさらに3回繰り返し樹脂被覆キャリアを得た。得
られたキャリアの平均粒径は52μmであった。
性の薄片状チタニア微粒子(粒径:0.015〜0.0
2μm、STT−30A;チタン工業社製)1.0部を
添加しヘンシェルミキサーにて混合しトナーを得た。
製造例で得られたキャリアを総量100部になるように
混合し現像剤とした。
複写機(CF−80;ミノルタ社製)にて画出しおよび
下記各環境下5000枚(5K枚)の耐久試験を行った。 耐久試験:N/N環境下(25℃、45%) 5K枚 L/L環境下(10℃、15%) 5K枚 H/H環境下(30℃、85%) 5K枚
さ、画像濃度も初期と同等の良好なものが得られた。画
出し、および耐久試験の結果を表1にまとめた。
た。 ・画像濃度 小数第3位を四捨五入して画像濃度(I.D.)値とし
た。
ランク付した。 ◎:ランク5(カブリ全くなし)。 ○:ランク4(カブリほとんどなし)。 △:ランク3(カブリが若干認められるが実用上問題が
ない)。 ×:ランク1〜2(カブリが多く、実用上問題あり)。
ンク付けを行った。 ◎:全く問題なし。 ○:一部の特性に変化はあるものの実用上問題なし。 ×:実用上問題がある。
った。 ○:実用上問題がない。
ン工業社製)の添加量を0.6部とした以外実施例1に
おけると同様に現像剤を調製し試験した。結果を表1に
まとめた。
ン工業社製)の添加量を1.5部とした以外実施例1に
おけると同様に現像剤を調製し試験した。結果を表1に
まとめた。
の不定形粒状チタニア微粒子(T−805;デグサ社
製)を1.0部添加した以外実施例1におけると同様に
現像剤を調製し試験した。結果を表1にまとめた。
の不定形粒状チタニア微粒子(TTO−51C;石原産
業社製)を1.0部添加した以外実施例1におけると同
様に現像剤を調製し試験した。結果を表1にまとめた。
より得られた疎水性の球状チタニア微粒子を1.0部添
加した以外実施例1におけると同様に現像剤を調製し試
験した。結果を表1にまとめた。
鉱を硫酸により溶解し、冷却した後、遠心分離した。遠
心分離した原液を加熱加水分解し、得られた水酸化チタ
ンを回転炉で焼成(350〜400℃)し、球状の親水
性酸化チタン(粒径:0.04〜0.05μm)を得
た。得られた酸化チタンを水系中で撹拌混合しながらカ
ップリング剤(n-C5H11Si(OCH3)3)を酸化チタ
ン微粒子に対し20%となるように添加混合した。混合
物を乾燥、解砕して疎水化度50%の酸化チタンを得
た。
フルカラートナーは環境変動に対し極めて安定で、耐久
性にも優れ、長期にわたって安定した高画質の画像を提
供することが可能である。
性シリカ微粉末を、特開昭64−62667号公報には
酸化チタン微粉末を、特開平3−45978号公報には
フッ素樹脂微粉末を現像剤に添加するという技術が提案
されている。特開平6−208241号公報には通常の
球状あるいは不定形と違い、針状形状の酸化チタンを使
用する技術が提案されている。
は、微粉体を撹拌等によりクラウド状としたものに気化
したシランカップリング剤を反応させる乾式処理を採用
することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも着色剤と結着樹脂で構成され
るフルカラートナーに、薄片状の酸化チタン微粒子を外
添したことを特徴とする静電荷像現像用フルカラートナ
ー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02543995A JP3697284B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 静電荷像現像用フルカラートナー |
US08/600,375 US5840458A (en) | 1995-02-14 | 1996-02-13 | Developer for developing an electrostatic latent image to which laminated titanium oxide is externally added |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02543995A JP3697284B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 静電荷像現像用フルカラートナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08220796A true JPH08220796A (ja) | 1996-08-30 |
JP3697284B2 JP3697284B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=12166039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02543995A Expired - Fee Related JP3697284B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 静電荷像現像用フルカラートナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3697284B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316819A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-31 | Nippon Aerosil Co Ltd | 正帯電性疎水性酸化チタン微粉末とその製法および用途 |
US8785092B2 (en) * | 2012-12-05 | 2014-07-22 | Xerox Corporation | Toner additives |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP02543995A patent/JP3697284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316819A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-31 | Nippon Aerosil Co Ltd | 正帯電性疎水性酸化チタン微粉末とその製法および用途 |
US8785092B2 (en) * | 2012-12-05 | 2014-07-22 | Xerox Corporation | Toner additives |
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---|---|
JP3697284B2 (ja) | 2005-09-21 |
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