JPH10161348A - 静電潜像現像用トナー - Google Patents

静電潜像現像用トナー

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JPH10161348A
JPH10161348A JP31606296A JP31606296A JPH10161348A JP H10161348 A JPH10161348 A JP H10161348A JP 31606296 A JP31606296 A JP 31606296A JP 31606296 A JP31606296 A JP 31606296A JP H10161348 A JPH10161348 A JP H10161348A
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JP
Japan
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toner
weight
parts
manufactured
resin
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Application number
JP31606296A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ueda
秀昭 植田
Keiichi Furukawa
慶一 古川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重金属を含有しない新規な負荷電制御剤であ
るレゾルシンアレン誘導体化合物を用いた静電潜像現像
用トナーを提供すること。帯電の立ち上がり、荷電安定
性、耐スペント性、耐環境性に優れたトナーを提供する
こと。色再現性、透光性にも優れたトナーを提供するこ
と。 【解決手段】 下記一般式[I]; 【化1】 [式中、R1、R2は、それぞれ置換基を有してもよいア
リール基または複素環基を表す。nは0〜4の整数を表
す。]で表されるレゾルシンアレン誘導体化合物を含有
することを特徴とする静電潜像現像用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録お
よび静電印刷等における静電潜像を現像するための新規
なトナーに関し、より詳しくは特定のレゾルシンアレン
誘導体化合物を含有するトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真、静電記録、および
静電印刷等において、種々の方式で感光体等の像担持体
上に形成された正または負の電荷を有する静電潜像は、
負または正に摩擦帯電されたトナーを静電的に吸着させ
ることにより現像される。一般的に、現像によって得ら
れたトナー像は転写紙上に転写され、次いで定着される
ことにより現像画像となる。
【0003】静電潜像を現像するために使用されるトナ
ーには、カブリ等のない鮮明な現像画像を得るために適
正な帯電量を有することがまず要求される。更に、帯電
量に経時変化がなく、環境変化、例えば湿度変化によ
り、著しい帯電量の減衰や固化等の変化を生じないこと
も要求される。これは帯電量が最初に設定された値から
減衰して小さくなると、トナー飛散が多くなり、地肌カ
ブリが発生したり、現像装置周辺にトナー汚れが生ずる
等の問題が発生するからである。
【0004】上記要求に応えるため、通常はトナー製造
の際に荷電制御剤が添加されている。このような荷電制
御剤として、近年現像画像のカラー化が進んでいること
に鑑みて、色再現性に優れた白色あるいは淡黄色のもの
が要求されている。
【0005】現在のところ、負の電荷を付与する負荷電
制御剤として無色、白色、薄い黄色のものが市販されて
いる。しかしながら、これらのほとんどが重金属を含有
する含金の化合物、例えばクロムを含む錯体または塩で
あり、特に安全性の観点から重金属を含有しないメタル
フリーの負荷電制御剤が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、重金属を含有しない負荷電制
御剤を用いた静電潜像現像用トナーを提供することを目
的とする。
【0007】本発明の他の目的は、荷電の立ち上がりが
速く、荷電安定性、耐スペント性、および耐環境性に優
れた静電潜像現像用トナーを提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、色再現性に優
れ、透光性にも優れた静電潜像現像用トナーを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は下記一
般式[I];
【0010】
【化1】
【0011】[式中、R1、R2は、それぞれ置換基を有
してもよいアリール基または複素環基を表す。nは0〜
4の整数を表す。]で表されるレゾルシンアレン誘導体
化合物を含有することを特徴とする静電潜像現像用トナ
ーに関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0013】本発明の静電潜像現像用トナーは、少なく
とも、上記一般式[I]で表されるレゾルシンアレン誘
導体化合物を含有してなる。かかるレゾルシンアレン誘
導体化合物は、トナーの荷電制御剤として有用であり、
特に負荷電制御剤として用いられる。
【0014】上記一般式[I]におけるR1、R2として
は、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基等のアリー
ル基、あるいは、ピリジル基、フリル基、チオフェン
基、カルバゾリル基、ピロール基、インダンジオン基等
の複素環基が好適な例として挙げられる。上記アリール
基あるいは複素環基は置換基を有していてもよい。この
ような置換基としては、炭素数1〜5のアルキル基、炭
素数1〜5のアルコキシ基、ヒドロキシル基、あるい
は、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化
アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基等の電子吸引性の置
換基が好ましい。
【0015】上記一般式[I]で表わされるレゾルシン
アレン誘導体化合物の具体例としては、以下のようなも
のが挙げられる。
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】上記レゾルシンアレン誘導体化合物とし
て、上に例示した化合物を単独で使用してもよいし、混
合して使用してもよい。また、他の荷電制御剤、例え
ば、サリチル酸金属錯体やベンジル酸金属錯体等と組み
合わせて使用してもよい。
【0020】上記レゾルシンアレン誘導体化合物は、例
えば対応するアリール系化合物または複素環化合物のア
ルデヒドを原料として、レゾルシンと酸触媒を添加して
脱水縮合反応をさせることにより高収率で合成される。
【0021】一般式[I]で表わされるレゾルシンアレ
ン誘導体化合物は、従来公知の製造法によって得られる
トナーに使用することができる。例えば、バインダー樹
脂、着色剤および必要に応じてその他の成分を加熱溶融
し、冷却後、粉砕、分級することにより得られる粉砕法
トナー、少なくとも単量体1種以上および水に難溶で単
量体に易溶の重合開始剤を水中に分散して重合を行うこ
とにより得られる懸濁重合トナー、定着用樹脂および着
色剤からなる芯物質を外殻層で被覆したカプセルトナ
ー、有機溶剤にバインダー樹脂を溶解させた樹脂溶液を
分散媒中で分散させて造粒した懸濁造粒トナー、少なく
とも単量体1種以上および分散媒に難溶で単量体に易溶
の重合開始剤を有機溶剤または水/有機溶剤混合物から
なる分散媒中に分散し重合を行うことにより得られる非
水分散重合トナー、熱可塑性樹脂のマトリックスとこの
マトリックス中に分散してマトリックスとは相分離して
いる熱可塑性樹脂の分散相とを有し、この分散相中に着
色剤の実質全量が充填されてなるトナー、懸濁重合によ
り得られた少なくとも樹脂および着色剤からなる粒子を
加熱し凝集させた後、解砕することにより得られるトナ
ー、スプレードライ法により得られるトナー、粉砕法ト
ナーに熱処理を施して得られる球状トナー、球状トナー
と不定形トナーとが混在したトナー等に適用できる。上
記レゾルシンアレン誘導体化合物は、トナーの内部に含
ませてもよいし、トナー表面に付着固定してもよい。
【0022】上記レゾルシンアレン誘導体化合物をトナ
ー内部に含ませる場合は、樹脂成分等のトナーの原材料
および着色剤等の添加剤に加えて、荷電制御剤としての
上記レゾルシンアレン誘導体化合物を添加した上で、従
来通りの方法により、粉砕法トナー、懸濁重合トナー、
カプセルトナー等を通常の方法で調製すればよい。カプ
セルトナーの場合は、外殻層に該荷電制御剤を含有する
ように調製することが望ましい。
【0023】また、荷電制御剤を外殻層の表面部に付着
させる態様においては、ファンデルワールス力および静
電気力等の作用により荷電制御剤をトナー粒子表面に付
着させた後、機械的衝撃力などにより固定化させればよ
く、この処理は湿式法または乾式法により行うことがで
きる。
【0024】このような荷電制御剤の固定化方法に好適
に用いられ得る乾式法の装置としては、高速気流中衝撃
法を応用したハイブリダイゼーションシステム(奈良機
械製作所社製)、オングミル(ホソカワミクロン社
製)、メカノミル(岡田精工社製)などが挙げられる
が、これらに限定されるものではなく種々の装置を使用
することが可能である。
【0025】一般式[I]で表わされるレゾルシンアレ
ン誘導体化合物の含有量は、トナーの種類、トナー添加
剤、結着樹脂の種類等により、またトナーの現像方式
(二成分あるいは一成分)等により適宜選択すべきもの
であるが、粉砕法や懸濁法等でトナー内部に含有させる
場合は、トナー構成樹脂100重量部に対し0.1〜2
0重量部、好ましくは1〜10重量部さらに好ましくは
1〜5重量部とすることが望ましい。0.1重量部より
少ないと所望の帯電量が得られないおそれがある。20
重量部より多いと帯電量が不安定になったり、定着性が
低下したりするおそれがある。
【0026】フェノールをトナー表面に付着固定させて
使用する場合は、トナー粒子100重量部に対して0.
001〜10重量部、好ましくは0.05〜2重量部、
さらに好ましくは0.1〜1重量部用いることが望まし
い。0.001重量部より少ないとトナー粒子表面部に
存在する荷電制御剤の量が少ないため帯電量が不足する
おそれがあり、10重量部より多い場合、トナー表面へ
の荷電制御剤の付着が不十分となり、使用時にトナー表
面からの荷電制御剤の剥離が問題となるおそれがある。
トナー表面に荷電制御剤を付着固定する場合は、上記の
ように非常に少ない量の使用で安定した帯電量を付与す
ることができ、かつ上記レゾルシンアレン誘導体化合物
は白色であることとも相まって、帯電性能に優れかつ鮮
明なカラー画像形成可能なカラートナーを提供すること
が可能である。
【0027】一般式[I]で表わされるレゾルシンアレ
ン誘導体化合物はそれをトナー内部に含有させる場合は
5μm以下、好ましくは3μm以下、さらに好ましくは
1μm以下の粒径で使用することが望ましい。5μmよ
り大きい粒径で使用すると、分散状態が不均一となり、
帯電量の諸特性が不均一となるおそれがある。レゾルシ
ンアレン誘導体化合物をトナー表面に付着させる場合は
1μm以下、さらには好ましくは0.5μm以下の粒径
で使用することが望ましい。1μmより大きい粒径で使
用するとトナー表面へ均一に付着固定するという面で不
利となる。
【0028】上記レゾルシンアレン誘導体化合物は、他
の負荷電制御剤と併用してもよい。また、帯電性の安定
化を図るため、正荷電制御剤をごく少量添加してもよ
い。このように本発明の荷電制御剤を他の荷電制御剤と
併用する場合は、その合計量が前述した使用量範囲とな
るようにすることが望ましい。
【0029】上記レゾルシンアレン誘導体化合物ととも
に用いる負荷電制御剤としては、例えば、オイルブラッ
ク(Color Index 26150)、オイルブ
ラックBY(オリエント化学工業社製)、サリチル酸金
属錯体E−81(オリエント化学工業社製)、チオイン
ジゴ系顔料、銅フタロシアニンのスルホニルアミン誘導
体、スピロンブラックTRH(保土谷化学工業社製)、
ボントロンS−34(オリエント化学工業社製)、ニグ
ロシンSO(オリエント化学工業社製)、セレスシュバ
ルツ(R)G(ファルベン・ファブリケン・バイヤ社
製)、クロモーゲンシュバルツETOO(C.I.N
o.14645)、アゾオイルブラック(R)(ナショ
ナル・アニリン社製)、各種ホウ素、カルシウム化合物
などが挙げられる。
【0030】また、上記レゾルシンアレン誘導体化合物
とともに用いる正荷電制御剤としては、例えば、ニグロ
シンベースEX(オリエント化学工業社製)、第4級ア
ンモニウム塩P−51(オリエント化学工業社製)、ニ
グロシン、ボントロンN−01(オリエント化学工業社
製)、スーダンチーフシュバルツBB(ソルベントブラ
ック3;Color Index 26150)、フェ
ットシュバルツHBN(C.I.No.26150)、
ブリリアントスピリッツシュバルツTN(ファンベン、
ファブリッケン・バイヤ社製)、ザボンシュバルツX
(ファルベルケ・ヘキスト社製)、さらにアルコキシ化
アミン、アルキルアミド、モリブデン酸キレート顔料、
イミダゾール系化合物などが挙げられる。これらの正荷
電制御剤を用いた正荷電性トナーに対して、帯電性の安
定化を図るため上記レゾルシンアレン誘導体化合物を少
量添加するようにしてもよい。
【0031】トナーを構成するバインダ樹脂としては、
通常トナーにおいて結着剤として汎用されているもので
あれば、特に限定されるものではなく、例えば、スチレ
ン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、オレフィン系樹
脂、アミド系樹脂、カーボネート樹脂、ポリエーテル、
ポリスルフォン、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂など
のような熱可塑性樹脂、あるいは尿素樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂などのような熱硬化性樹脂並びに、こ
れらの共重合体およびポリマーブレンドなどが用いられ
る。なお、本発明の静電潜像現像用トナーにおいて用い
られる合成樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂における
ように完全なポリマーの状態にあるもののみならず、熱
硬化性樹脂におけるようにオリゴマーないしはプレポリ
マーの状態のもの、さらにポリマーに一部プレポリマ
ー、架橋剤などを含んだものなども使用可能である。
【0032】トナーのバインダ樹脂を構成するモノマー
としては、具体的には以下のようなものが挙げられる。
すなわち、ビニル系モノマーとしては、例えば、スチレ
ン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチル
スチレン、p−n−ブチルスチレン、p−TerT−ブ
チルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オ
クチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デ
シルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキ
シスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン等のスチレンおよびその
誘導体が挙げられ、その中でもスチレンが最も好まし
い。
【0033】他のビニル系モノマーとしては、例えばエ
チレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンなどのエ
チレン系不飽和モノオレフィン類、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニルなどのハロゲン化
ビニル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ
酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルエステル類、アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アク
リル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル
酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−クロル
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸プロピル、
メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα
−メチレン脂肪酸モノカルボン酸エステル類、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどの
ような(メタ)アクリル酸誘導体、ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
などのビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニル
ヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトンなどのビ
ニルケトン類、N−ビニルピロール、N−ビニルカルバ
ゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン
などのN−ビニル化合物、ビニルナフタリン類を挙げる
ことができる。
【0034】またアミド樹脂を得るモノマーとして、カ
プロラクタム、さらに二塩基性酸としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、マレイン酸、コハク
酸、セバチン酸、チオグリコール酸などを挙げることが
でき、ジアミン類としては、エチレンジアミン、ジアミ
ノエチルエーテル、1,4−ジアミノベンゼン、1,4
−ジアミノブタンなどを挙げることができる。
【0035】ウレタン樹脂を得るモノマーとして、ジイ
ソシアネート類としては、p−フェニレンジイソシアネ
ート、p−キシレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネートなどを挙げることができ、グ
リコール類としては、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コールなどを挙げることができる。
【0036】尿素樹脂を得るモノマーとして、ジイソシ
アネート類としては、p−フェニレンジイソシアネー
ト、p−キシレンジイソシアネート、1,4−テトラメ
チレンジイソシアネートなどを挙げることができ、ジア
ミン類としては、エチレンジアミン、ジアミノエチルエ
ーテル、1,4−ジアミノベンゼン、1,4−ジアミノ
ブタンなどを挙げることができる。
【0037】またエポキシ樹脂を得るモノマーとして、
アミン類としては、エチルアミン、ブチルアミン、エチ
レンジアミン、1,4−ジアミノベンゼン、1,4−ジ
アミノブタン、モノエタノールアミンなどを挙げること
ができ、ジエポキシ類としては、ジグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ビスフ
ェノールAジグリシジルエーテル、ハイドロキノンジグ
リシジルエーテルなどを挙げることができる。
【0038】また、ポリエステル系樹脂を得るモノマー
として、ポリオール成分としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジ
オール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、2−エチル−1,3−ペンタンジオール、2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、1,
4−ビス(2−ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)プ
ロパン、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノール
A、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA等が挙げら
れ、また多塩基酸成分としてはマレイン酸、フマル酸、
メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン
酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5
−ベンゼントリカルボン酸などの不飽和カルボン酸類、
フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、コハク酸、ア
ジピン酸、マロン酸、セバシン酸、1,2,4−シクロ
ヘキサントリカルボン酸、1,2,5−シクロヘキサン
トリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、
1,3−ジカルボキシ−2−メチル−2−メチルカルボ
キシプロパン、テトラ(メチルカルボキシ)メタンなど
の飽和カルボン酸類等が挙げられ、あるいはこれらの酸
無水物や低級アルコールとのエステルなども用いられ
得、具体的には、例えば、無水マレイン酸、無水フタル
酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、テト
ラクロロ無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸、ジ
メチルテレフタレートなどを挙げることができる。
【0039】なお、本発明に用いられるポリエステル系
樹脂は、上記したようなポリオール成分と他塩基酸成分
とをそれぞれ1種づつ組み合わせて重合したものに限ら
れず、それぞれ複数種づつ用いて重合したものであって
もよく、特に多塩基酸成分としては不飽和カルボン酸と
飽和カルボン酸、あるいはポリカルボン酸とポリカルボ
ン酸無水物を組み合わせることが多く行なわれる。
【0040】熱可塑性樹脂にはさらに低分子量ポリオレ
フィン系ワックスを添加することが望ましく、その量は
熱可塑性樹脂100重量部に対して1〜10重量部、好
ましくは2〜6重量部である。これら組成物に対して上
記一般式[I]で表わされるレゾルシンアレン誘導体化
合物は、良好な負荷電性制御能を示し、実用上十分な帯
電性を付与することができる。
【0041】またトナー構成樹脂としては、耐塩ビ性、
透光性カラートナーとしての透光性、OHPシートとの
接着性の観点からポリエステル樹脂が注目されている。
これらのポリエステル樹脂は、透光性トナーに用いられ
る場合にはガラス転移温度が55〜70℃、軟化点が8
0〜150℃の線状ポリエステルを用いることが望まし
い。また、オイルレス定着用トナーとして用いる場合に
はガラス転移温度55〜80℃、軟化点80〜150
℃、5〜20wt%のゲル化成分が含有されているもの
が望ましい。
【0042】低温定着トナーとして使用する場合には、
トナー構成樹脂としてフローテスターの流出開始温度が
100℃以下で、かつ軟化点が110℃以下のものを使
用することが望ましい。
【0043】上記レゾルシンアレン誘導体化合物は、少
なくとも脂肪族不飽和二塩基酸と多価アルコールからな
る不飽和ポリエステル成分に、ビニル系モノマーとアミ
ノ基含有ビニルモノマーを含有するビニルモノマー成分
をグラフト重合および/またはブロック重合させて得ら
れるビニル変性ポリエステル樹脂で構成されるトナーに
も使用することができる。
【0044】トナーに含有される着色剤としては、以下
に示すような、有機ないし無機の各種、各色の顔料、染
料が使用可能である。
【0045】すなわち、黒色顔料としては、カーボンブ
ラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、
活性炭などがある。
【0046】黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミ
ウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロ
ー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナ
フトールイエローS、バンザーイエローG、バンザーイ
エロー10G、ベンジジンエローG、ベンジジンエロー
GR、キノリンエローレーキ、パーマネントイエローN
CG、タートラジンレーキなどがある。
【0047】橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデン
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブ
リリアントオレンジGKなどがある。
【0048】赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウム
レッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレ
ッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッ
チングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリ
アントカーミン6B、エオキシレーキ、ローダミンレー
キB、アリザリンレーキ、ブリリアントアントカーミン
3Bなどがある。
【0049】紫色顔料としては、マンガン紫、ファスト
バイオレットB、メチルバイオレットレーキなどがあ
る。
【0050】青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカルブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、
フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファストスカイブ
ルー、インダスレンブルーBCなどがある。
【0051】緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化
クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレ
ーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがある。
【0052】白色顔料としては、亜鉛華、酸化チタン、
アンチモン白、硫化亜鉛などがある。
【0053】体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリ
ウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、ア
ルミナホワイトなどがある。
【0054】また塩基性、酸性、分散、直接染料などの
各種染料としては、ニグロシン、メチレンブルー、ロー
ズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー
などがある。
【0055】これらの着色剤は、単独であるいは複数組
み合わせて用いることができるが、トナーを構成する樹
脂100重量部に対して、1〜20重量部、より好まし
くは2〜10重量部使用することが望ましい。20重量
部より多いとトナーの定着性が低下するおそれがある。
また、1重量部より少ないと所望の画像濃度が得られな
いおそれがある。
【0056】また透光性カラートナーとして用いる場合
は、着色剤としては、以下に示すような、各種、各色の
顔料、染料が使用可能である。
【0057】黄色顔料としては、C.I.10316
(ナフトールイエローS)、C.I.11710(ハン
ザイエロー10G)、C.I.11660(ハンザイエ
ロー5G)、C.I.11670(ハンザイエロー3
G)、C.I.11680(ハンザイエローG)、C.
I.11730(ハンザイエローGR)、C.I.11
735(ハンザイエローA)、C.I.11740(ハ
ンザイエローRN)、C.I.12710(ハンザイエ
ローR)、C.I.12720(ピグメントエロー
L)、C.I.21090(ベンジジンイエロー)、
C.I.21095(ベンジジンイエローG)、C.
I.21100(ベンジジンイエローGR)、C.I.
20040(パーマネントイエローNCG)、C.I.
21220(バルカンファストイエロー5)、C.I.
21135(バルカンファストイエローR)などがあ
る。
【0058】赤色系顔料としては、C.I.12055
(スターリンI)、C.I.12075(パーマネント
オレンジ)、C.I.12175(リソールファストオ
レンジ3GL)、C.I.12305(パーマネントオ
レンジGTR)、C.I.11725(ハンザエロー3
R)、C.I.21165(バルカンファストオレンジ
GG)、C.I.21110(ベンジジンオレンジ
G)、C.I.12120(パーマネントレッド4
R)、C.I.1270(パラレッド)、C.I.12
085(ファイヤーレッド)、C.I.12315(ブ
リリアントファストスカーレット)、C.I.1231
0(パーマネントレッドFR2)、C.I.12335
(パーマネントレッドF4R)、C.I.12440
(パーマネントレッドFRL)、C.I.12460
(パーマネントレッドFRLL)、C.I.12420
(パーマネントケF4RH)、C.I.12450(ラ
イトファストレッドトーナーB)、C.I.12490
(パーマネントカーミンFB)、C.I.15850
(ブリリアントカーミン6B)などがある。
【0059】また青色顔料としては、C.I.7410
0(無金属フタロシアニンブルー)、C.I.7416
0(フタロシアニンブルー)、C.I.74180(フ
ァーストスカイブルー)などがある。
【0060】これらの着色剤は、単独であるいは複数組
み合わせて用いることができるが、トナー粒子中に含ま
れる樹脂100重量部に対して、1〜10重量部、より
好ましくは2〜5重量部使用することが望ましい。すな
わち、10重量部より多いとトナーの定着性および透光
性が低下するおそれがあり、1重量部より少ないと所望
の画像濃度が得られない虞れがあるためである。
【0061】着色剤としてカーボンブラックを使用する
場合は、pHが7以下のカーボンブラックを用いること
が望ましい。pH7以下のカーボンブラックはその表面
に存在する極性基の影響で結着樹脂に対する分散性が良
好であり、特に平均粒径2〜9μmの小粒径トナーに適
用した場合に顕著な効果が得られる。
【0062】また、負荷電性トナーに対しては、負荷電
性の向上等のトナー荷電性の向上にも寄与する。
【0063】定着性向上のためにトナーにオフセット防
止剤を併用してもよい。オフセット防止剤としては各種
ワックス、特に低分子量ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、あるいは酸化型のポリプロピレン、ポリエチレン等
のポリオレフィン系ワックス、カルナウバワックス、ラ
イスワックス、モンタン系ワックス等の天然ワックスが
好適に用いられる。オフセット防止剤の添加量は、結着
樹脂100重量部に対して1〜10重量部、好ましくは
2〜6重量部とすることが望ましい。さらにこれらワッ
クスとしては数平均分子量(Mn)が1000〜200
00、軟化点(Tm)が80〜150℃のものが好まし
い。数平均分子量Mnが1000以下、あるいは軟化点
Tmが80℃以下であると、合成樹脂被覆層における合
成樹脂成分との均一な分散ができずに、トナー表面にワ
ックスのみが溶出して、トナーの貯蔵あるいは現像時に
好ましくない結果をもたらす恐れがあるばかりでなく、
フィルミング等の感光体汚染を引き起こす恐れがある。
また、数平均分子量が20000を越える、あるいはT
mが150℃を越えると樹脂との相溶性が悪くなるばか
りでなく、耐高温オフセット性等のワックスを含有させ
る効果が得られないおそれがある。また、相溶性の面か
ら極性基を有する合成樹脂とともに用いる場合には極性
基を有するワックスが望ましい。
【0064】流動性向上のために、トナーに流動化剤を
添加混合してもよい。流動化剤としてはシリカ、酸化ア
ルミニウム、酸化チタン、シリカ・酸化アルミニウム混
合物、シリカ・酸化チタン混合物等各種金属酸化物ある
いはフッ化マグネシウム等を用いることができる。これ
らの物質を、内添してもよい。
【0065】またクリーニング助剤を用いてもよく、ク
リーニング助剤としては、流動化剤として上述した無機
微粒子、ステアリン酸塩等の金属石鹸、フッ素系、シリ
コン系、スチレン−(メタ)アクリル系、ベンゾグアナ
ミン、メラミン、エポキシ等の各種合成樹脂微粒子等が
用いられる。合成樹脂粒子としては、乳化重合法、ソー
プフリー乳化重合法、非水分散重合法等の湿式重合法、
気相法等により造粒したスチレン系、(メタ)アクリル
系、オレフィン系、含フッ素系、含窒素(メタ)アクリ
ル系、シリコン、ベンゾグアナミン、メラミン等の各種
有機微粒子が使用可能である。これらの合成樹脂微粒子
としては、トナーの平均粒径よりも小さい0.01〜3
μm、好ましくは0.05〜2μmの平均粒径を有する
実質球状の粒子を、トナーに対して0.01〜10重量
%、好ましくは0.1〜5重量%、さらに好ましくは
0.1〜2重量%添加することが望ましい。
【0066】また、上記トナーを磁性トナーとして使用
してもよく、この場合は、バインダー樹脂中に公知の磁
性体微粒子を分散すればよい。磁性体としては、例え
ば、コバルト、鉄、ニッケル等の強磁性を示す金属、コ
バルト、鉄、ニッケル、アルミニウム、鉛、マグネシウ
ム、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミ
ウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タング
ステン、バナジウム等の金属の合金、およびこれらの金
属の混合物並びに酸化物、焼成体(フェライト)等の公
知の磁性体が使用可能である。これらの磁性体はトナー
のバインダー樹脂100重量部に対して1〜80重量
部、好ましくは5〜60重量部添加することが望まし
い。
【0067】さらに上記トナーは二成分系現像剤、一成
分系現像剤(磁性および非磁性)いずれにも適用でき
る。二成分現像剤として用いる場合には、キャリア粉、
例えばフェライトキャリア、コーティングキャリア、鉄
粉キャリア、バインダー型キャリア、複合荷電面を有す
るキャリア等公知のものを使用することができる。
【0068】また、上記トナーは、ブレード、ローラ等
からなるトナー規制部材とトナー担持体との間隙を通過
させることによりトナーを摩擦帯電せしめて、トナー担
持体表面にトナー薄層を形成する手段を有する現像方法
にも好適に用いられる。上記トナー担持体として、現像
ローラを用いてもよいし、また、現像ローラに対するト
ナー補給ローラを用いてもよい。
【0069】上記レゾルシンアレン誘導体化合物は光導
電性トナーに用いてもよい。
【0070】上記の方法により作製されたトナーは、従
来公知の手段で電子写真、静電記録および静電印刷等に
おける静電潜像を顕像化するための現像用には全て使用
できる。
【0071】
【実験例】以下、具体的な実験例を挙げて本発明をより
詳しく説明する。
【0072】<実施例1> 成分 重量部 ・スチレン−n−ブチルメタクリレート 100 (軟化点:132℃、ガラス転移点:60℃) ・カーボンブラック(三菱化成社製;MA#8、pH:3) 8 上記材料をボールミルで充分混合した後、140℃に加
熱した3本ロール上で混練した。混練物を放置冷却後、
フェザーミルを用い粗粉砕した。
【0073】粗粉砕物をジェットミルで微粉砕した。微
粉砕物を風力分級し、平均粒径8μmの微粉末iを得
た。
【0074】さらに、ここで得られた微粉末100重量
部に対し、荷電制御剤としてレゾルシンアレン誘導体化
合物1を1重量部をヘンシェルミキサーに入れ、150
0rpmの回転数で2分間混合撹拌し、着色剤含有樹脂
粒子表面に上記化合物1をファンデルワールス力及び静
電的に付着させた。
【0075】次に奈良機械ハイブリダイゼーションシス
テムNHS−1型を用い、6000rpmで3分間処理
を行い、微粒子i表面に化合物1を固着させた。最後に
後処理剤として疎水性シリカR−974(日本アエロジ
ル社製;平均粒径17mμ)0.1重量%を添加し、ヘ
ンシェルミキサー(三井三池化工機社製)にて1000
rpmで1分間処理することによりトナー1−1を得
た。
【0076】<実施例2〜5>実施例1において荷電制
御剤としてレゾルシンアレン誘導体化合物1のかわりに
レゾルシンアレン誘導体化合物2、4、6、および7を
使用すること以外は実施例1と全く同様にしてトナー1
−2、トナー1−3、トナー1−4、トナー1−5を得
た。
【0077】<実施例6> 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂(タフトンNE1110;花王社製) 100 ・カーボンブラック(モーガルL;キャボット社製) 8 ・レゾルシンアレン誘導体化合物10 3 ・脱遊離脂肪酸型カルナウバワックス(融点85℃、酸価0.5) 1.5 上記材料をヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)
により充分混合した後、二軸混練装置(池貝鉄工社製)
を用い混練した。混練物を放置冷却後、フェザーミルを
用い粗粉砕し、さらに、ジェットミルで微粉砕した。微
粉砕物を風力分級し、平均粒径8μmの微粉末を得た。
【0078】得られた微粉末100重量部に対し、疎水
性シリカH−2000(ワッカ社製;平均粒径17m
μ)0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサー(三井
三池化工機社製)にて1000rpmで1分間処理する
ことにより、トナー2−1を得た。
【0079】<実施例7〜10>実施例5において荷電
制御剤としてレゾルシンアレン誘導体化合物10のかわ
りにレゾルシンアレン誘導体化合物11、14、17お
よび18を使用すること以外は実施例1と全く同様にし
てトナー2−2、トナー2−3、トナー2−4およびト
ナー2−5を得た。
【0080】<比較例1>実施例1においてレゾルシン
アレン誘導体化合物1を添加しないこと以外は、実施例
1と同様に、平均粒径8μmのトナー1−Aを得た。
【0081】<比較例2>実施例1においてレゾルシン
アレン誘導体化合物1に代えて下記構造式のジ−ter
t−ブチルヒドロキシトルエンを添加する以外は実施例
1と同様の方法により平均粒径8μmのトナー1−Bを
得た。
【0082】
【化5】
【0083】<比較例3>実施例1においてレゾルシン
アレン誘導体化合物1に代えてクロム錯塩型染料(S−
34;オリエント化学工業社製)を3重量部添加する以
外は、実施例3と同様の方法により平均粒径8μmのト
ナー1−Cを得た。
【0084】<比較例4>実施例1においてレゾルシン
アレン誘導体化合物1に代えて下記構造式のレゾルシン
アレン誘導体化合物を添加する以外は実施例1と同様の
方法により平均粒径8μmのトナー1−Dを得た。
【0085】
【化6】
【0086】<比較例5>実施例1においてレゾルシン
アレン誘導体化合物1に代えて下記構造式のレゾルシン
アレン誘導体化合物を添加する以外は実施例1と同様の
方法により平均粒径8μmのトナー1−Eを得た。
【0087】
【化7】
【0088】<実施例11> 成分 重量部 ・スチレン−n−ブチルメタクリレート 100 (軟化点:132℃、ガラス転移点:60℃) ・カーボンブラック(三菱化成社製;MA#8、pH;3) 8 ・低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業社製;ビスコール550P) 5 ・レゾルシンアレン誘導体化合21 5 上記材料をボールミルで充分混合した後、140℃に加
熱した3本ロール上で混練した。混練物を放置冷却後、
フェザーミルを用い粗粉砕し、さらに、ジェットミルで
微粉砕した。微粉砕物を風力分級し、平均粒径8μmの
微粉末を得た。
【0089】得られた微粉末10重量部に対し、疎水性
シリカR−974(日本アエロジル社製;平均粒径17
mμ)0.1重量部を添加し、ヘンシェルミキサー(三
井三池化工機社製)にて1000rpmで1分間処理す
ることにより、トナー3を得た。
【0090】<実施例12> 成分 重量部 ・ポリエステル樹脂(タフトンNE382;花王社製) 100 ・ブリリアントカーミン6B(CI15850) 3 ・レゾルシンアレン誘導体化合物22 4 上記材料をヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)
により充分混合した後、二軸混練装置(池貝鉄工社製)
を用い混練した。混練物を放置冷却後、フェザーミルを
用い粗粉砕し、さらに、ジェットミルで微粉砕した。微
粉砕物を風力分級し、平均粒径8μmの微粉末を得た。
【0091】得られた微粉末100重量部に対し、疎水
性シリカH−2000(ワッカ社製;平均粒径17m
μ)0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサー(三井
三池化工機社製)にて1000rpmで1分間処理する
ことにより、トナー4を得た。
【0092】<実施例13>ポリオキシエチレン(2)
−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン6
8重量部、イソフタル酸16重量部、テレフタル酸16
重量部、無水マレイン酸0.3重量部、ジブチル錫オキ
シド0.1重量部をフラスコに仕込み、窒素雰囲気下で
230℃で24時間反応した。反応物を取り出し、不飽
和ポリエステルを含有するポリエステル樹脂を得た。得
られたポリエステル樹脂の重量平均分子量は9800で
あった。
【0093】得られたポリエステル樹脂50重量部、キ
シレン50重量部をフラスコに仕込み溶解した。キシレ
ンが還流するまで温度を上げた。キシレン還流下にスチ
レン13重量部、メタクリル酸メチル2重量部にアゾビ
スイソブチロニトリル0.6重量部を溶解したものを窒
素雰囲気下約30分で滴下した。滴下後3時間保温し
た。キシレンを減圧蒸留し、樹脂を取り出した。重量平
均分子量が11700、Mw/Mnが2.8、100℃
における溶融粘度が5×104ポイズ、ガラス転移温度
が60℃のスチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂を
得た。
【0094】但し、溶融粘度は島津製作所製フローテス
ターCFT−500を用い、ノズル径1mm、ノズル長
さ1mm、荷重30kg、昇温速度3℃/分の条件で測
定した値である。
【0095】 ・上記で得られたスチレン−アクリル変性ポリエステル樹脂 100重量部 ・有機顔料 Lionol Tellow FG−1310 2.5重量部 ・レゾルシンアレン誘導体化合物30 2重量部 上記材料をヘンシェルミキサーで充分混合し、二軸押出
機で混練後、冷却した。この混練物をフェザーミルで粗
粉砕し、さらにジェット粉砕機で微粉砕した。微粉砕物
を風力分級し平均粒径8μmの粒子を得た。
【0096】得られた8μm粒子100重量部に対し疎
水性シリカH−2000/4(ワッカ社製)0.3重量
部と疎水性酸化チタンT−805(デグサ社製)0.5
重量部を添加し、ヘンシェルミキサー(三井三池化工機
社製)にて1500rpmで1分間処理することにより
トナー5を得た。
【0097】<実施例14>シード重合法により得られ
た単分散球状のスチレンおよびn−ブチルメタクリレー
トの共重合ポリマー(平均粒径6μm:ガラス転移温度
54℃:軟化点128℃、ゲル化成分(トルエン不溶成
分)15%含有)100重量部とカーボンブラック(三
菱化学社製:MA#8)8重量部を容量10リットルの
ヘンシェルミキサーに入れ1000rpmの回転速度で
2分間混合撹拌し、ポリマー粒子の表面にカーボンブラ
ックを付着させた。次に奈良機械ハイブリダイゼーショ
ンシステムNHS−1型を用い6000rpmで3分間
処理を行い、カーボンブラックをポリマー粒子表面に固
定化した。
【0098】さらに上記カーボンブラックを処理したポ
リマー粒子100重量部とMMA/iBMA(1:9)
粒子MP−4951(綜研化学社製:平均粒径0.2μ
m;ガラス転移温度85℃)10重量部をハイブリダイ
ゼーションシステムの処理条件として回転数8000r
pmで5分間とすること以外は上記と同様の処理により
樹脂コート層を設けた。
【0099】さらに、ここで得られたポリマー粒子10
0重量部に対し、レゾルシンアレン誘導体化合物32を
2重量部をカーボンブラック層を形成した上記と同様の
処理を行うことにより、上記化合物22をトナー粒子表
面に固着させ、平均粒径6.5μmの微粒子を得た。
【0100】得られた6.5μm粒子100重量部に対
し疎水性シリカH−2000(ワッカ社製)0.5重量
部を添加し、ヘンシェルミキサーにて1500rpmで
1分間処理することによりトナー6を得た。
【0101】<実施例15>2,2’−ビス[P−(2
−ヒドロキシ)−フェニル]プロパン60重量部、イソ
フタル酸20重量部、ジブチル錫オキシド0.1重量部
をフラスコに仕込み、窒素雰囲気下で230℃、24時
間反応した。反応物取り出し重量平均分子量7000の
ポリエステル樹脂を得た。
【0102】得られたポリエステル樹脂50重量部、キ
シレン50重量部をフラスコに仕込み溶解した後、キシ
レンが還流するまで温度を上げた。キシレン還流下にス
チレン13重量部、メタクリル酸ジエチルアミノエチル
0.3重量部にアゾビスイソブチロニトリル0.4重量
部を溶解したものを窒素雰囲気下約30分で滴下した。
滴下後3時間保温した。キシレンを減圧蒸留した後、樹
脂を取り出した。
【0103】得られたアミノ変性ポリエステル樹脂は、
重量平均分子量(Mw)が11000、Mw/Mnが3.
0、100℃における溶融粘度が5×104ポイズ、T
gが61℃であった。
【0104】 成分 重量部 ・アミノ変性ポリエステル樹脂 100 ・有機顔料 Lionol Red 6B FG−4213 2.5 (東洋インキ社製) ・レゾルシンアレン誘導体化合物38 2.0 上記材料をヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)
にて混合分散を行ったあと2軸押出機で混練した。混練
物をフェザーミルを用いて粗粉砕した後、ジェットミル
を用いて微粉砕した。次いで微粉砕物を風力分級装置に
より分級して平均粒径8μmの粒子を得た。
【0105】得られた8μm粒子100重量部に対し疎
水性シリカH−2000(ワッカー社製)0.5重量部
を添加し、ヘンシェルミキサーにて1500rpmで1
分間処理することによりトナー7を得た。
【0106】<実施例16>スチレン160g、ブチル
メタクリレート90g、イソブチルアクリレート30
g、α−メチルスチレンダイマー(ノフマーMSD;日
本油脂社製)3g、シランカップリング剤(TSL83
11;東芝社製)2g、2,2’−アゾビス(2,4−
ジメチルバレロニトリル)6gをホモジェッター(特殊
機化工業社製)を用いて、均一に混合分散した。
【0107】次に、分散安定剤としてメチルセルロース
(メトセルK35LV;ダウケミカル社製)4%溶液6
0g、ジオクチルスルホサクシネートソーダ(ニッコー
ルOTP−75;日光ケミカル社製)1%溶液5g、ヘ
キサメタリン酸ソーダ(和光純薬社製)0.3gをイオ
ン交換水650gに溶解した水溶液中に、ホモジェッタ
ーを用い、上記の均一分散液を水中に懸濁せしめた。
【0108】懸濁液を四つ口フラスコに移し窒素置換し
た。そして温度50℃、攪拌速度100rpmで24時
間重合せしめた後、濾過洗浄を繰り返し、さらに乾燥し
て懸濁重合樹脂粒子を得た。
【0109】 ・上記懸濁重合粒子 100重量部 ・カーボンブラック(MA#8;三菱化成工業社製、pH:3) 8重量部 ・低分子量ポリプロピレン(660P;三洋化成工業社製) 4重量部 ・レゾルシンアレン誘導体化合物47 2重量部 上記材料をヘンシェルミキサーで充分混合し、二軸押出
機で混練後、冷却した。この混練物をフェザーミルで粗
粉砕し、その後ジェット粉砕機で微粉砕した。微粉砕物
を、風力分級を行い平均粒径8μmの粒子を得た。
【0110】得られた8μm粒子100重量部に対し
て、疎水性シリカ(T−500;東京材料社製)0.5
重量部を添加し、ヘンシェルミキサーにて1500rp
mで1分間処理することによりトナー8を得た。ガラス
転移点(Tg):56℃、軟化点(Tm):87℃、高
化式フローテスターによる昇温時の流出開始温度:78
℃であった。なお、軟化点(Tm)はパーフェクトオー
ブンを用いて測定した。
【0111】<キャリアの製造>上記実施例および比較
例で得られた静電潜像現像用トナーと混合させるキャリ
アとしては、以下に示すようにして製造した4種類のキ
ャリアA〜Dを用いるようにした。
【0112】(1)キャリアA ポリエステル樹脂(花王社製;NE−1110)100
重量部、無機磁性粉(TDK社製;MFP−2)600
重量部、および、カーボンブラック(三菱化成社製;M
A#8)2重量部をヘンシェルミキサーを用いて充分に
混合して粉砕した。
【0113】次いで粉砕物をシリンダ部180℃、シリ
ンダヘッド部170℃に設定した押出し混練機を用いて
溶融混練した。
【0114】得られた混練物を冷却して粗粉砕した後、
ジェットミルで微粉砕し、さらに風力分級機を用いて分
級し、平均粒径が55μmのバインダー型キャリアAを
得た。
【0115】(2)キャリアB フェライトキャリアコア(パウダーテック社製;F−3
00)の表面を転動流動槽(岡田精工社製;スピラコー
タ)を用いて熱硬化性シリコン樹脂でコートし、平均粒
径が50μmであるキャリアBを得た。
【0116】(3)キャリアC フェライトキャリアコア(パウダーテック社製;F−3
00)の表面を表面重合被覆法によりポリエチレンコー
トして平均粒径が51μmのキャリアCを得た。
【0117】(4)キャリアD キャリアBと同様のコア材を用い、熱硬化性アクリル変
性シリコーン樹脂を用い浸漬法によりコーティングを行
い平均粒径50μmのキャリアDを得た。
【0118】<評価> (1)粒径測定 トナーおよびキャリアの粒径測定は以下の手順で行っ
た。
【0119】(a)トナー粒径 トナー平均粒径の測定はコールターカウンタTA−II
型(コールターカウンタ社製)を用い、100μmのア
パチャーチューブで粒径別相対重量分布を測定すること
により求めた。
【0120】(b)キャリア粒径 キャリア粒径は、SALD1100(島津製作所社製)
を用いて測定を行い、平均粒径を算出することによって
求めた。
【0121】(2)帯電量並びに低荷電性トナー量の測
定 まず測定に先立って、下記表1に記載するトナーとキャ
リアとの組み合わせで、トナー濃度5重量%となるよう
に両者を混合して現像剤を調製した。
【0122】
【表1】
【0123】そして、この現像剤の帯電量および低荷電
性トナー量を、図1に示した構成の装置を用いて行っ
た。測定は以下の条件で行った。
【0124】(a)帯電量の測定 まず、各現像剤ごとにそれぞれ、5分、90分、900
分荷台攪拌して測定用サンプルとした。そして、各サン
プルをそれぞれ1g精密天秤で計量し、導電性スリーブ
2表面全体に均一になるよう乗せた。そして、マグネッ
トロール3の回転数を1000rpmにセットした。
【0125】次に、バイアス電源4により、バイアス電
圧をトナーの帯電電位と同極性に3kV印加し、30秒
間マグネットロール3を回転させ、マグネットロール3
停止させた時点でのコンデンサ電位Vmを読み取る。そ
して、円筒電極1に付着した分離トナーの重量(Mi)
を精密天秤で計量して、各現像剤の平均トナー帯電量を
求める。なお、測定は、周囲温度23℃、相対湿度55
%の環境下で行った。
【0126】(b)低荷電性トナー量の測定 上述した帯電量の測定において、導電性スリーブ2にバ
イアス電圧を印加せず、グランドに落として同様の測定
を行い、スリーブ上の全トナー量の内どれだけ円筒電極
1にトナーが飛ばされたかを測定することにより、低荷
電性トナー量を求めた。現像剤中のトナー全量に対して
以下のようにランク付した。○および△を合格とした。
【0127】 〇:低荷電性トナー量が1wt%以下 △:低荷電性トナー量が2wt%以下 ×:低荷電性トナー量が2wt%を超える 以上の結果を表2に示す。
【0128】
【表2】
【0129】
【発明の効果】重金属を含有しない新規な荷電制御剤で
あるレゾルシンアレン誘導体化合物を用いた負荷電性の
静電潜像現像用トナーを提供した。本発明のトナーは帯
電の立ち上がり、荷電安定性、耐スペント性、耐環境性
に優れている。また、本発明のトナーは色再現性、透光
性にも優れたトナーである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 帯電量ならびに低荷電性トナー量測定装置で
ある。
【符号の説明】
1:円筒電極 2:導電性スリーブ 3:マグネットロール 4:バイアス電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式[I]; 【化1】 [式中、R1、R2は、それぞれ置換基を有してもよいア
    リール基または複素環基を表す。nは0〜4の整数を表
    す。]で表されるレゾルシンアレン誘導体化合物を含有
    することを特徴とする静電潜像現像用トナー。
JP31606296A 1996-11-22 1996-11-27 静電潜像現像用トナー Pending JPH10161348A (ja)

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JP31606296A JPH10161348A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 静電潜像現像用トナー
US08/975,182 US5935752A (en) 1996-11-22 1997-11-20 Toner for developing electrostatic latent images

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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