JPH08219804A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH08219804A
JPH08219804A JP7021733A JP2173395A JPH08219804A JP H08219804 A JPH08219804 A JP H08219804A JP 7021733 A JP7021733 A JP 7021733A JP 2173395 A JP2173395 A JP 2173395A JP H08219804 A JPH08219804 A JP H08219804A
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magnetic
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detecting device
value
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Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性が高く、かつ高分解能の位置検出を行
なうことができる位置検出装置を提供する。 【構成】 所定の間隔で交互に着磁された磁極を有する
スケール部9と、このスケール部9の磁界に応答して抵
抗値が変化する少なくとも2つの磁気検出子1,2,
3,4が配置され、前記磁気検出子が直列に接続され、
その両端6,8に電圧を印加し、中点7から出力信号が
得られるように構成された磁気抵抗効果素子A,B,
C,Dと備えた位置検出装置101において、4個の磁
気抵抗効果素子A,B,C,Dを前記スケール部9の磁
極形成幅Pの1/8の間隔ずつずらして配置し、この磁
気抵抗効果素子A,B,C,Dの4相の各出力信号を演
算処理することにより位置を検出するように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の位置を検出する
位置検出装置に関するものであり、特に磁気抵抗効果素
子(MR素子)を用いて物体の位置を高精度、高分解能
で検出する位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高い分解能で位置検出が必要な物として
は、例えば、ビデオカメラ内のズーム機構、フォーカス
機構を有するレンズシステムがある。このようなレンズ
システムにおいて、合焦点における被写体距離、ズーム
レンズ位置、フォーカスレンズ位置は、レンズ設計から
決定される所定の位置関係になければならない。この位
置関係を満足するために、従来は、機械的なカムを用い
る方法、またはズームレンズ位置とフォーカスレンズ位
置とを検出し演算による電子カムを構成する方法が用い
られている。
【0003】機械的なカムを用いる方法は、装置構成が
大きくなる、機械的磨耗により精度が低下する、等の問
題ある。
【0004】また、電子カムによる方法としては、位置
検出器としてポテンショメータを用いる方法、レンズの
駆動用モータにステッピングモータを用いてステッピン
グモータの制御信号を計数する方法等がある。しかしな
がら、ポテンショメータを用いる方法は、接触式である
ためにモータにかかる負荷が増大する、抵抗膜のばらつ
きにより直線性が劣る、信頼性が低い等の問題がある。
一方、ステッピングモータの制御信号を計数する方法
は、モータにステッピングモータを用いたレンズシステ
ムでなければ適用できない。また、モータとレンズの間
に介在する物体、例えばギア等が存在するとそのガタ
(遊び)等により誤差が生じる。
【0005】以上の課題を解決する方法として、MR素
子を用いることが考えられる。すなわち、磁界の変化に
よってMR素子の抵抗値が変化する特性を利用する。例
えば、レンズ側に磁石を装着して、固定側にMR素子を
配置し、レンズの移動により磁石をMR素子に対して移
動させ、その抵抗変化を位置変化として取り出す方法で
ある。
【0006】図6に従来のMR素子の形成パターン図を
示す。MR素子は、4個の磁気検出子M1,M2,M
3,M4から成る。これら磁気検出子M1,M2,M
3,M4は、強磁性薄膜、例えば、磁場中で真空蒸着ま
たはスパッタリングによりガラス基板上に薄いニッケル
−鉄合金膜を成膜するとともに、エッチング等で、細線
を折り返した2本の線を形成する。折り返し部701
は、抵抗値を下げるため、線幅は太く形成される。磁気
検出子M1,M2,M3,M4は、磁石(スケール部)
707の磁界によって抵抗値に変化が生ずるように、磁
石707の磁界の向きと直交する方向に長く形成されて
いる。磁気検出子M1とM2、M2とM3、M3とM4
間をそれぞれ接続する接続線702は、磁気検出子と同
じ強磁性薄膜で形成され、磁石707の磁界によって抵
抗変化を生じないように、磁石707の磁界の向きと平
行する方向に形成されている。抵抗値を下げるために、
接続線702の線幅は太く形成される。704,706
はMR素子に電源を印加する外部接続端子、705はM
R素子の出力信号を取り出すための外部接続端子であ
る。外部接続端子704,705,706は、磁気検出
子と同じ強磁性薄膜で形成されている。磁気検出子M1
と外部接続端子704、磁気検出子M4と外部接続端子
706、磁気検出子M2,M3間の接続線702と外部
接続端子705の間は配線部703で接続されている。
配線部703は抵抗値を下げるために、線幅は太く形成
されている。磁石707は、ある所定の間隔PでN磁
極、S磁極が交互に形成されている。
【0007】図7にMR素子の等価回路図を示す。ま
た、図8にMR素子の各磁気検出子と磁石内の磁極との
関係およびMR素子の出力信号波形を示す。磁気検出子
M1,M2,M3,M4は、隣接するN,S磁極の境界
付近における誤差を相殺するため、磁気検出子M1とM
2、M3とM4は、磁石707の磁極形成幅Pだけ離れ
て形成され、さらに出力信号を正弦波状にするために、
磁気検出子M1とM2で構成される磁気検出群708
と、磁気検出子M3とM4で構成される磁気検出群70
9とは、実質的にP/2だけ位相をずらして形成されて
いる。
【0008】このように構成されたMR素子の出力信号
をパルス信号に波形整形して、そのエッジを計測するこ
とにより位置情報を得ることができ、さらに、出力信号
をアナログ的に内挿することで、より高分解能の位置情
報が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した従来の方法では磁石707の磁極形成幅の1/4
程度の分解能しか得られず、また、アナログ的に内挿等
を行なう場合は出力正弦波信号の歪み等の影響を受けや
すく、したがって、上述した従来のMR素子を用いた場
合においては、より分解能に位置を測定する場合に誤差
を生じるといった課題がある。
【0010】上記課題を解決するため、本発明は、信頼
性が高く、かつ高分解能の位置検出を行なうことができ
る位置検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するとともに上記目的を達成するために、本発
明では、所定の間隔で交互に着磁された磁極を有するス
ケール部と、このスケール部の磁界に応答して抵抗値が
変化する少なくとも2つの磁気検出子が配置され、前記
磁気検出子が直列に接続され、その両端に電圧を印加
し、中点から出力信号が得られるように構成された磁気
抵抗効果素子と備えた位置検出装置において、4個の磁
気抵抗効果素子を前記スケール部の磁極形成幅の1/8
位相をずらして配置し、この磁気抵抗効果素子の4相の
各出力信号を演算処理することにより位置を検出するよ
うに構成されている。
【0012】また、前記4相の各出力信号から2組の8
相の信号を算出し、同相の信号を用いて位置検出する。
これは、前記同相の信号のうちどちらかの値が0になっ
たとき、その残りの信号の値が所定値より小さい場合
に、その値を位置情報とする。さらに、前記残りの信号
の値が所定値以上の場合には、前記4相の各出力信号を
調整した後、演算して位置情報を検出する。
【0013】さらにまた、前記4相の各出力信号から2
組の8相の信号を算出し、同相の信号同士を加算して位
置検出する。さらに、前記同相の信号の振幅をほぼ同じ
になるように調整してから加算する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に詳細に説
明する。
【0015】図1は、本実施例における磁気抵抗効果
(MR)センサを用いた位置検出装置の回路構成図であ
る。図1において、101はMRセンサであり、その出
力信号A0,B0,C0,D0は、それぞれアンプ10
2,103,104,105を介してA/D変換器10
6,107,108,109に接続されている。デジタ
ル化された信号AD0,BD0,CD0,DD0は、C
PU110に入力され位置信号が算出される。
【0016】図2は、MRセンサ101の形成パターン
図を示している。MRセンサ101は、4個のMR素子
A,B,C,Dから成る。各MR素子A,B,C,D
は、それぞれ4個の磁気検出子1,2,3,4からな
る。磁気検出子1,2,3,4は、磁場中で真空蒸着ま
たはスパッタリングにより、不図示のガラス基板上に厚
さ500〜1000オングストローム程度の強磁性薄
膜、例えば、ニッケル−鉄合金膜を成膜し、エッチング
等により10μm程度の線幅で形成される。磁気検出子
1,2,3,4は、スケール部(磁石)9の磁界によっ
て抵抗値に変化が生ずるように、スケール部9の磁界の
向きと直交する方向に長く形成されている。
【0017】一方、各磁気検出子間等を接続する接続線
5は、磁気検出子と同じ強磁性薄膜で形成され、スケー
ル部9の磁界によって抵抗変化を生じないように、スケ
ール部9の磁界の向きと平行する方向に形成されてい
る。また、抵抗値を下げるために、接続線5の線幅は広
く、約100μmとしている。6,8はMR素子に電源
を印加する外部接続端子、7はMR素子の出力信号を取
り出すための外部接続端子である。外部接続端子6,
7,8は磁気検出部と同じ強磁性薄膜で形成されてい
る。
【0018】磁気検出子1,2,3,4は、隣接する
N,S磁極の境界付近における誤差を相殺するため磁気
検出子1と2、磁気検出子3と4は、それぞれ実質的に
スケール部9の磁極形成幅Pだけ位相をずらした状態、
すなわち磁極形成幅Pのm倍の間隔だけ離れた状態(た
だしm=1,3,5,・・・)で形成される。本実施例
においては、m=1すなわち磁極形成幅Pの間隔だけ離
れて形成されている。
【0019】そしてさらに、出力信号を正弦波状にする
ために、磁気検出子1,2を有して構成される第1の磁
気検出群と、磁気検出子3,4を有して構成される第2
の磁気検出群とは、実質的に磁極形成幅P/2だけ位相
をずらした状態、すなわち磁極形成幅Pの(n+1/
2)倍の間隔だけ離れた状態(ただし、n=0,1,
2,・・・)で形成される。本実施例においては、磁極
形成幅Pの(3+1/2)倍の間隔だけ離れて形成され
ている。また、MR素子A,B,C,Dは、4相の位置
検出信号を出力するように、それぞれ1/8×Pだけ位
相をずらして形成されている。
【0020】次に、上述した位置検出装置の動作につい
て説明する。図3は、図2に示したMRセンサの等価回
路図であり、図4は、その回路の出力信号A0,B0,
C0,D0を示している。
【0021】図2に示したMRセンサにおいては、スケ
ール部9とMRセンサ101の位置関係により、その出
力信号A0,B0,C0,D0は、図4に示すように、
電圧Vmを中心電圧とする正弦波状に変化し、その振幅
は2Vpで表される4相の信号となる。これら4相の出
力信号A0,B0,C0,D0は、図1に示すように、
それぞれアンプ102,103,104,105により
振幅、オフセット電圧等が調節され、A/D変換器10
6,107,108,109によりそれぞれデジタル化
されCPU110に入力される。上述した出力信号A
0,B0,C0,D0は、位相をxとすると以下の式で
表される。 A0=Vp・sin(2π・x/P)+Vm B0=Vp・sin(2π・(x+1/8・P)/P)
+Vm C0=Vp・sin(2π・(x+2/8・P)/P)
+Vm D0=Vp・sin(2π・(x+3/8・P)/P)
+Vm
【0022】そして、CPU110において、これら4
相の出力信号からオフセット電圧、振幅等に関して演算
を行い、以下の4個の信号S(1)〜S(4)を直接に
算出する。 S(1):a=A0/Vp−Vm S(2):b=B0/Vp−Vm S(3):c=C0/Vp−Vm S(4):d=D0/Vp−Vm
【0023】また、演算により求められた4個の信号S
(1)〜S(4)をさらに演算する、すなわち4個の信
号のうちの2個の信号の加算することにより、以下の1
2個の信号S(5)〜S(16)を得る。 S(5):a+b S(6):b+c S(7):c+d S(8):d−a S(9):b−d S(10):c−d S(11):a+c S(12):a+d S(13):b+d S(14):b−a S(15):c−a S(16):c−b
【0024】これら16個の信号は、式で表すと、 S(1):a=sin(2 πx/P) S(2):b=sin(2 π(x+1/8・P)/P) S(3):c=sin(2 π(x+2/8・P)/P) S(4):d=sin(2 π(x+3/8・P)/P) S(5):a+b=2cos(-π/8)・sin(2 π(x+1/16・P)/P) S(6):b+c=2cos(-π/8)・sin(2 π(x+3/16・P)/P) S(7):c+d=2cos(-π/8)・sin(2 π(x+5/16・P)/P) S(8):d−a=2sin(3π/8)・cos(2 π(x+3/16・P)/P) =2sin(3π/8)・sin(2 π(x+7/16・P)/P) S(9):b−d=2sin(-2 π/8)・cos(2 π(x+4/16・P)/P) =2sin( 2 π/8)・sin(2 πx/P) S(10):c−d=2sin(-π/8)・cos(2 π(x+5/16・P)/P) =2sin( π/8)・sin(2 π(x+1/16・P)/P) S(11):a+c=2cos(-2 π/8)・sin(2 π(x+2/16・P)/P) S(12):a+d=2cos(-3 π/8)・sin(2 π(x+3/16・P)/P) S(13):b+d=2cos(-2 π/8)・sin(2 π(x+4/16・P)/P) S(14):b−a=2sin( π/8)・cos(2 π(x+1/16・P)/P) =2sin( π/8)・sin(2 π(x+5/16・P)/P) S(15):c−a=2sin(2π/8)・cos(2 π(x+2/16・P)/P) =2sin(2π/8)・sin(2 π(x+6/16・P)/P) S(16):c−b=2sin( π/8)・cos(2 π(x+3/16・P)/P) =2sin( π/8)・sin(2 π(x+7/16・P)/P) となる。したがって、これら16個の信号の零クロス点
で位置情報を検出することにより、スケール部9の着磁
ピッチPの1/16の検出精度で位置検出が可能であ
る。
【0025】次に、上述した位置情報の信頼度判定の方
法を説明する。
【0026】前述の16個の信号S(1)〜S(16)
は、例えば、S(1)とS(9)といったように8相の
信号にそれぞれ同相の信号が2個ずつある。そこで、こ
の同相の信号を用いて位置情報の信頼度判定を行う。演
算された2個の同相の信号S(n),S(n+8)(た
だし、n=1,2,・・・,8)の信号のうちどちらか
の値が0になったとき、その残りの信号の値(絶対値)
が所定値より小さい場合には、位置情報の誤差が小さい
と判断してその値を位置情報とする。また、所定値以上
の場合には、誤差が大きいと判断して、その値は位置情
報として用いずに、例えば、オフセット電圧Vmや振幅
Vpの調整を行い、すなわちCPU110においてV
m,Vpの値を変更してS(1)〜S(4)を再度演算
し直すとともに、S(5)〜S(16)を演算し直して
位置情報を検出する。
【0027】さらに、同相の信号S(n),S(n+
8)(ただし、n=1,2,・・・,8)の振幅が同じ
になるように調整した後、加算し、その加算された信号
の零クロス点を用いて位置情報を得ることにより、位置
情報の誤差成分を低減した位置検出が可能である。
【0028】なお、本実施例では、CPU110により
すべての演算をソフト的に行なったが、ハードウェア回
路で構成してもよい。図5は、16個の信号の算出演算
等をハードウェア回路で実現した位置検出装置の回路図
である。
【0029】図5において、101はMRセンサ、50
1,502,503,507,508,509および5
13〜520は加算器、504,505,506,51
0,511,512は減算器、521,522はアン
プ、523はコンパレータ、524は位相判定器、52
5はカウンタである。MRセンサ101の出力は、アン
プ521で増幅等の処理がなされ、加算器あるいは減算
器にて16個の信号がアナログ的に算出される。加算器
および減算器は、差動増幅器と抵抗器等で構成される。
アンプ522で振幅等の調整を行い、加算器513で信
号S(1)とS(9)、加算器514で信号S(2)と
S(10)といったように同相の信号同士を加算する。
加算された信号は、コンパレータ523によりパルス波
形に整形され、カウンタ525に入力される。カウンタ
525は、入力された波形の立ち上がりおよび立ち下が
りを計数する。この際、位相判定器524の出力信号に
よりカウンタの値を増加させるか減少させるか制御され
る。位相判定器524は、MRセンサ101の複数の出
力信号A0,B0,C0,D0の位相状態から移動の方
向を判定し、カウンタ525の制御を行なう。これによ
りスケール部9の着磁ピッチの1/16の分解能で絶対
位置を検出することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スケール部の着磁ピッチの1/16の分解能
で位置を検出することが可能である。
【0031】さらに、1箇所の位置検出につき2つの信
号から位置検出を行なうように構成することにより位置
情報の信頼度を判定できる。
【0032】また、同相信号を加算して位置検出を行な
うことにより位置情報の誤差を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるMRセンサを用いた位
置検出装置の回路構成図である。
【図2】MRセンサの形成パターン図である。
【図3】MRセンサの等価回路図である。
【図4】MRセンサの出力信号を示す図である。
【図5】16個の信号の算出演算等をハードウェア回路
で実現した位置検出装置の回路図である。
【図6】従来のMR素子の形成パターン図である。
【図7】MR素子の等価回路図である。
【図8】MR素子の各磁気検出子と磁石内の磁極との関
係およびMR素子の出力信号波形を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気検出子 2 磁気検出子 3 磁気検出子 4 磁気検出子 9 スケール部 101 MRセンサ A 磁気抵抗効果素子 B 磁気抵抗効果素子 C 磁気抵抗効果素子 D 磁気抵抗効果素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔で交互に着磁された磁極を有
    するスケール部と、 このスケール部の磁界に応答して抵抗値が変化する少な
    くとも2つの磁気検出子が配置され、前記磁気検出子が
    直列に接続され、その両端に電圧を印加し、中点から出
    力信号が得られるように構成された磁気抵抗効果素子と
    備えた位置検出装置において、 4個の磁気抵抗効果素子を前記スケール部の磁極形成幅
    の1/8位相をずらして配置し、この磁気抵抗効果素子
    の4相の各出力信号を演算処理することにより位置を検
    出することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、4相の各出力信号か
    ら2組の8相の信号を算出し、同相の信号を用いて位置
    検出することを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記同相の信号のう
    ちどちらかの値が0になったとき、その残りの信号の値
    が所定値より小さい場合に、その値を位置情報とするこ
    とを特徴とする位置検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記残りの信号の値
    が所定値以上の場合には、前記4相の各出力信号を調整
    した後、演算して位置情報を検出することを特徴とする
    位置検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、4相の各出力信号か
    ら2組の8相の信号を算出し、同相の信号同士を加算し
    て位置検出することを特徴とする位置検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記同相の信号の振
    幅をほぼ同じになるように調整してから加算することを
    特徴とする位置検出装置。
JP7021733A 1995-01-24 1995-02-09 位置検出装置 Withdrawn JPH08219804A (ja)

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JP7021733A JPH08219804A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 位置検出装置
US08/590,834 US5886520A (en) 1995-01-24 1996-01-24 Position sensor having magnetic resistance effect devices for detecting a position of an object
US09/209,301 US6307366B1 (en) 1995-01-24 1998-12-11 Object position sensor using magnetic effect device

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1729142A1 (en) * 2004-03-23 2006-12-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Long magnetic sensor

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