JPH08219587A - 空気調和機用蒸発器 - Google Patents
空気調和機用蒸発器Info
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- JPH08219587A JPH08219587A JP7022927A JP2292795A JPH08219587A JP H08219587 A JPH08219587 A JP H08219587A JP 7022927 A JP7022927 A JP 7022927A JP 2292795 A JP2292795 A JP 2292795A JP H08219587 A JPH08219587 A JP H08219587A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/028—Evaporators having distributing means
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
ることにより、熱交換性能の向上を図る。 【構成】 複数の冷媒流通系統2A,2Bに冷媒が分流
し得るように構成された空気調和機用蒸発器において、
分流直前の冷媒ガスをガス抜き管4を介して蒸発器の出
口配管3にバイパスせしめている。
Description
に関し、さらに詳しくは複数の冷媒流通系統を有し且つ
それぞれの冷媒流通系統を流通する冷媒の均等分配を可
能ならしめた空気調和機用蒸発器に関するものである。
用蒸発器は従来から良く知られており、各冷媒流通系統
への冷媒の分配は、蒸発器の入口側において行われるこ
ととなっているが、蒸発器の入口側における分流前の冷
媒の流れ様式は、気液二相流となっているところから、
冷媒流通系統を水平姿勢で使用した場合、重力の影響に
より、鉛直方向上方側にガス冷媒が、下方側に液冷媒が
偏る傾向にある。このような気液二相流の場合、単純に
蒸発器入口側で冷媒流通系統に分岐させただけでは、各
冷媒流通系統における冷媒の状態(即ち、気液の割合)
に偏りが生じる(即ち、冷媒偏流が起きる)こととな
り、熱交換性能を十分に引き出すことができないという
問題があった。
且つ該分流器の上流側の冷媒配管の内面に冷媒を螺旋状
に案内する部材を設けて、各冷媒流通系統へ均等な状態
の冷媒を分流させる技術が採用されている(例えば、実
開昭57ー5683号公報参照)。
のように分流器入口側の冷媒を螺旋状に回転させた場合
であっても、二相流状態の冷媒を均等に混合した状態で
各冷媒流通系統へ均等分配することは難しく、空気調和
機用蒸発器における熱交換性能の向上を阻害する原因と
なっていた。
ので、各冷媒流通系統における冷媒の偏流を防止するこ
とにより、熱交換性能の向上を図ることを目的とするも
のである。
成では、上記課題を解決するための手段として、複数の
冷媒流通系統2A,2Bに冷媒が分流し得るように構成
された空気調和機用蒸発器において、分流直前の冷媒ガ
スをガス抜き管4を介して蒸発器の出口配管3にバイパ
スせしめている。
ガス抜き管4の出口を前記冷媒流通系統2A,2Bのう
ち乾き度の小さな冷媒流通系統2Bにおける出口側に接
続せしめるのが各冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒
の偏流をより効果的に防止し得る点で好ましい。
量を調節する調節弁5を介設するとともに、前記各冷媒
流通系統2A,2Bにおける出口冷媒温度をそれぞれ検
知する冷媒温度検知手段6,7と、該各冷媒温度検知手
段6,7により検知された冷媒温度が等しくなるように
前記調節弁5の開度制御を行う制御手段21とを付設す
るのが調節弁5の開度制御により各冷媒流通系統2A,
2Bへの冷媒の均等分流をより適正に行い得る点で好ま
しい。
量を調節する調節弁5を介設するとともに、前記冷媒流
通系統2A,2Bのうち乾き度が大きい冷媒流通系統2
Aにおける出口冷媒温度と中間冷媒温度とをそれぞれ検
知する冷媒温度検知手段6,8と、該各冷媒温度検知手
段6,8により検知された冷媒温度が等しくなるように
前記調節弁5の開度制御を行う制御手段21とを付設す
るのが調節弁5の開度制御により各冷媒流通系統2A,
2Bへの冷媒の均等分流をより適正に行い得る点で好ま
しい。
を解決するための手段として、複数の冷媒流通系統2
A,2Bに冷媒が分流し得るように構成された空気調和
機用蒸発器において、分流直前の液冷媒を液抜き管9を
介して前記冷媒流通系統2A,2Bのうち乾き度の大き
な冷媒流通系統2Aにおける出口側にバイパスさせてい
る。
液抜き管9に、液冷媒の流量を調節する調節弁10を介
設するとともに、前記各冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る出口冷媒温度をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段
6,7と、該各冷媒温度検知手段6,7により検知され
た冷媒温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制
御を行う制御手段21とを付設するのが調節弁10の開
度制御により各冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒の均等
分流をより適正に行い得る点で好ましい。
調節する調節弁10を介設するとともに、前記冷媒流通
系統2A,2Bのうち乾き度が大きい冷媒流通系統2A
における出口冷媒温度と中間冷媒温度とをそれぞれ検知
する冷媒温度検知手段6,8と、該各冷媒温度検知手段
6,8により検知された冷媒温度が等しくなるように前
記調節弁10の開度制御を行う制御手段21とを付設す
るのが調節弁10の開度制御により各冷媒流通系統2
A,2Bへの冷媒の均等分流をより適正に行い得る点で
好ましい。
の下流側と乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの出口側の
液相部とを接続するバイパス管11を付設し且つ該バイ
パス管11に液冷媒の流量を調節するバイパス調節弁1
2を介設するとともに、前記各冷媒流通系統2A,2B
における出口冷媒温度をそれぞれ検知する冷媒温度検知
手段6,7と、該各冷媒温度検知手段6,7により検知
された冷媒温度が等しくなるように前記バイパス調節弁
12の開度制御を行う第1の制御手段21Aと、該第1
の制御手段21Aによる開度制御ができなくなった場合
において前記バイパス調節弁12を閉止した状態のもと
に前記各冷媒温度検知手段6,7により検知された冷媒
温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制御を行
う第2の制御手段21Bとを付設するのが調節弁10お
よびバイパス調節弁12の開度制御により各冷媒流通系
統2A,2Bへの冷媒の均等分流をより一層適正に行い
得る点で好ましい。
の下流側と乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの出口側の
液相部とを接続するバイパス管11を付設し且つ該バイ
パス管11に液冷媒の流量を調節するバイパス調節弁1
2を介設するとともに、前記冷媒流通系統2A,2Bの
うち乾き度が大きい冷媒流通系統2Aにおける出口冷媒
温度と中間冷媒温度とをそれぞれ検知する冷媒温度検知
手段6,8と、該各冷媒温度検知手段6,8により検知
された冷媒温度が等しくなるように前記バイパス調節弁
12の開度制御を行う第1の制御手段21Aと、該第1
の制御手段21Aによる開度制御ができなくなった場合
において前記バイパス調節弁12を閉止した状態のもと
に前記各冷媒温度検知手段6,8により検知された冷媒
温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制御を行
う第2の制御手段21Bとを付設するのが調節弁10お
よびバイパス調節弁12の開度制御により各冷媒流通系
統2A,2Bへの冷媒の均等分流をより一層適正に行い
得る点で好ましい。
って次のような作用が得られる。
のうちガス冷媒を蒸発器における出口配管3へバイパス
させることにより、分流前の冷媒における液冷媒分の割
合が大幅に増大することとなり(換言すれば、ほとんど
液冷媒のみとなり)、各冷媒流通系統2A,2Bへの冷
媒の均等分配が得られる。
ガス抜き管4の出口を前記冷媒流通系統2A,2Bのう
ち乾き度の小さな冷媒流通系統2Bにおける出口側に接
続せしめた場合、分流前の冷媒における液冷媒分の割合
が大幅に増大することとなり、各冷媒流通系統2A,2
Bへの冷媒の均等分配が得られるとともに、乾き度の小
さい方の冷媒流通系統2Bにおける出口側へのガス冷媒
の補給により冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒偏流
がより効果的に防止される。
量を調節する調節弁5を介設するとともに、前記各冷媒
流通系統2A,2Bにおける出口冷媒温度をそれぞれ検
知する冷媒温度検知手段6,7と、該各冷媒温度検知手
段6,7により検知された冷媒温度が等しくなるように
前記調節弁5の開度制御を行う制御手段21とを付設し
た場合、あるいは前記ガス抜き管4に、冷媒ガスの流量
を調節する調節弁5を介設するとともに、前記冷媒流通
系統2A,2Bのうち乾き度が大きい冷媒流通系統2A
における出口冷媒温度と中間冷媒温度とをそれぞれ検知
する冷媒温度検知手段6,8と、該各冷媒温度検知手段
6,8により検知された冷媒温度が等しくなるように前
記調節弁5の開度制御を行う制御手段21とを付設した
場合、各冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒流通状態
の均等化が調節弁5の開度制御により得られるところか
ら、各冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒の均等分配がよ
り適正に行える。
により次のような作用が得られる。
のうち液冷媒を冷媒流通系統2A,2Bのうち乾き度の
大きな冷媒流通系統2Aにおける出口側にバイパスさせ
ることにより、各冷媒流通系統2A,2Bにおける乾き
度が均等化されることとなり、その結果各冷媒流通系統
2A,2Bにおける冷媒の均等分配が得られることとな
る。
液抜き管9に、液冷媒の流量を調節する調節弁10を介
設するとともに、前記各冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る出口冷媒温度をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段
6,7と、該各冷媒温度検知手段6,7により検知され
た冷媒温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制
御を行う制御手段21とを付設した場合、あるいは前記
液抜き管9に、液冷媒の流量を調節する調節弁10を介
設するとともに、前記冷媒流通系統2A,2Bのうち乾
き度が大きい冷媒流通系統2Aにおける出口冷媒温度と
中間冷媒温度とをそれぞれ検知する冷媒温度検知手段
6,8と、該各冷媒温度検知手段6,8により検知され
た冷媒温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制
御を行う制御手段21とを付設した場合、各冷媒流通系
統2A,2Bにおける冷媒流通状態の均等化が調節弁1
0の開度制御により得られるところから、各冷媒流通系
統2A,2Bへの冷媒の均等分配がより適正に行える。
の下流側と乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの出口側の
液相部とを接続するバイパス管11を付設し且つ該バイ
パス管11に液冷媒の流量を調節するバイパス調節弁1
2を介設するとともに、前記各冷媒流通系統2A,2B
における出口冷媒温度をそれぞれ検知する冷媒温度検知
手段6,7と、該各冷媒温度検知手段6,7により検知
された冷媒温度が等しくなるように前記バイパス調節弁
12の開度制御を行う第1の制御手段21Aと、該第1
の制御手段21Aによる開度制御ができなくなった場合
において前記バイパス調節弁12を閉止した状態のもと
に前記各冷媒温度検知手段6,7により検知された冷媒
温度が等しくなるように前記調節弁10の開度制御を行
う第2の制御手段21Bとを付設した場合、あるいは前
記液抜き管9における調節弁10の下流側と乾き度が小
さい冷媒流通系統2Bの出口側の液相部とを接続するバ
イパス管11を付設し且つ該バイパス管11に液冷媒の
流量を調節するバイパス調節弁12を介設するととも
に、前記冷媒流通系統2A,2Bのうち乾き度が大きい
冷媒流通系統2Aにおける出口冷媒温度と中間冷媒温度
とをそれぞれ検知する冷媒温度検知手段6,8と、該各
冷媒温度検知手段6,8により検知された冷媒温度が等
しくなるように前記バイパス調節弁12の開度制御を行
う第1の制御手段21Aと、該第1の制御手段21Aに
よる開度制御ができなくなった場合において前記バイパ
ス調節弁12を閉止した状態のもとに前記各冷媒温度検
知手段6,8により検知された冷媒温度が等しくなるよ
うに前記調節弁10の開度制御を行う第2の制御手段2
1Bとを付設した場合、冷媒偏流により各冷媒流通系統
2A,2Bにおける乾き度が相違しても、調節弁10お
よびバイパス調節弁12の開度制御により各冷媒流通系
統2A,2Bにおける冷媒流通状態の均等化が得られる
こととなる。
流前の気液二相流状態にある冷媒のうちガス冷媒を蒸発
器における出口配管3へバイパスさせて、分流前の冷媒
における液冷媒分の割合を大幅に増大させるようにした
ので、各冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒の均等分配が
得られることとなり、各冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る熱交換性能を能力一杯に引き出すことが可能となると
いう優れた効果がある。
前の気液二相流状態にある冷媒のうち液冷媒を冷媒流通
系統2A,2Bのうち乾き度の大きな冷媒流通系統2A
における出口側にバイパスさせて、各冷媒流通系統2
A,2Bにおける乾き度を均等化するようにしたので、
各冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒の均等分配が得
られることとなり、各冷媒流通系統2A,2Bにおける
熱交換性能を能力一杯に引き出すことが可能となるとい
う優れた効果がある。
つかの好適な実施例を説明する。
調和機用蒸発器が示されている。
示すように、膨張機構(図示省略)に接続された入口配
管1から分岐した二つの冷媒流通系統2A,2Bを有し
ており、該冷媒流通系統2A,2Bは、出口側において
圧縮機(図示省略)に接続された出口配管3に合流せし
められている。そして、前記入口配管1内の気相部1a
と出口配管3とはガス抜き管4を介して連通せしめられ
ており、前記入口配管3内を流れる気液二相流冷媒Xの
うちのガス冷媒X1がガス抜き管4を介して出口配管3
へバイパスせしめられることとなっている。なお、冷媒
流系統2A,2Bは上下方向に分岐されている。符号1
bは液相部である。
器においては、次のような作用が得られる。
液二相流となって入口配管1内を流れるが、本実施例に
おいては、気液二相流のうちのガス冷媒X1がガス抜き
管4を介して出口配管3へバイパスせしめられることと
なっており、図2に示すように、入口配管1内において
はガス冷媒X1が抜き取られてほとんど液冷媒X2のみと
なる。従って、冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒分配が
均等に行えることとなる。その結果、冷媒流通系統2
A,2Bにおける冷媒偏流がなくなり、冷媒流通系統2
A,2Bにおける熱交換性能を能力一杯に引き出すこと
が可能となる。なお、本実施例の場合、入口配管1内を
流れる冷媒Xにおけるガス冷媒X1を出口配管3へバイ
パスさせることとなっているため、蒸発器に供給される
冷媒流量が減少するが、比体積が大きく、熱交換にあま
り寄与しないガス冷媒X1のバイパスなので問題となら
ない。
調和機用蒸発器が示されている。
き管4の途中には、冷媒流量を調節する調節弁5が介設
されている。また、各冷媒流通系統2A,2Bの出口側
には、それぞれの出口冷媒温度T1,T2を検知する冷媒
温度検知手段として作用するサーミスタ6,7が付設さ
れている。符号8は蒸発器における過熱度を得るために
中間冷媒温度を検知すべく既設されている冷媒温度検知
手段であるサーミスタである。
スタ6,7からの出力信号は、温度差演算部22、開度
演算部23および開度出力部24を備えた制御手段21
に入力されることとなっており、前記サーミスタ6,7
からの出力信号に基づいて温度差演算部22により温度
差ΔT1=T1−T2の演算が行われ、該温度差演算部2
2により得られた温度差ΔT1に基づいて開度演算部2
3により前記調節弁5の開度が求められることとなって
いる。前記開度演算部23により求められた開度は開度
出力部24に出力され、該開度出力部24からの指令に
よりΔT1≒0となるように調節弁5の開度制御がなさ
れる。
して、本実施例の空気調和機用蒸発器における調節弁の
開度制御について説明する。
され、ステップS2においてサーミスタ6,7からの信
号(即ち、検知温度T1,T2)が制御手段21へ入力さ
れ、ステップS3において温度差ΔT1=T1−T2が求め
られる。しかる後、ステップS4において温度差ΔT1の
符号判定(即ち、ΔT1>0あるいはΔT1≒0の判定)
がなされ、ΔT1>0と判定された場合には、冷媒流通
系統2A,2Bにおいて冷媒の偏流が生じている(即
ち、冷媒流通系統2A側の方が冷媒流通系統2B側に比
べてガス冷媒X1と液冷媒X2との比X1/X2が大きくな
っている)ことを示しているので、ステップS5におい
て調節弁5を所定開度だけ開けて、入口配管1の気相部
1aからのガス冷媒X1の抜き取りを行う。すると、入
口配管1内においては気液二相流のうちのガス冷媒X1
がガス抜き管4を介して出口配管3へバイパスせしめら
れてほとんど液冷媒X2のみとなり、冷媒流通系統2
A,2Bへの冷媒分配が均等に行えることとなる。
ンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行われるが、
前記した調節弁5の開弁による冷媒均等分配の結果、ス
テップS4においてΔT1≒0と判定されると、ステップ
S6において調節弁5の開度がその時の開度に維持され
る。なお、ステップS4においてなおΔT1>0と判定さ
れた場合には、ステップS5において調節弁5の開度は
さらに大きくされる。
媒流通系統2A,2Bのそれぞれの出口における冷媒温
度T1,T2がほぼ等しくなるように調節弁5の開度制御
を行うこととなっているため、冷媒流通系統2A,2B
における冷媒偏流が防止されることとなり、冷媒流通系
統2A,2Bにおける熱交換性能を能力一杯に引き出す
ことが可能となる。本実施例の場合にも、入口配管1内
を流れる冷媒Xにおけるガス冷媒X1を出口配管3へバ
イパスさせることとなっているため、蒸発器に供給され
る冷媒流量が減少するが、比体積が大きく、熱交換にあ
まり寄与しないガス冷媒X1のバイパスなので問題とな
らない。
発器における制御手段21の内容が示されている。
度差演算部22には、サーミスタ6,8からの信号が入
力され、サーミスタ6,8の検知温度T1,T3の温度差
ΔT2=T1−T3の演算がなされ、該温度差ΔT2に基づ
いて調節弁5の開度が開度演算部23により求められ、
開度出力部24からの指令により調節弁5の開度制御が
なされることとなっている。その他の構成は実施例2と
同様なので重複を避けて説明を省略する。
して、本実施例の空気調和機用蒸発器における調節弁の
開度制御についてを説明する。
され、ステップS2においてサーミスタ6,8からの信
号(即ち、検知温度T1,T3)が制御手段21へ入力さ
れ、ステップS3において温度差ΔT2=T1−T3が求め
られる。しかる後、ステップS4において温度差ΔT2の
符号判定(即ち、ΔT2>0あるいはΔT2≒0の判定)
がなされ、ΔT2>0と判定された場合には、冷媒流通
系統2A,2Bにおいて冷媒の偏流が生じている(即
ち、冷媒流通系統2A側の方が冷媒流通系統2B側に比
べてガス冷媒X1と液冷媒X2との比X1/X2が大きくな
っている)ことを示しているので、ステップS5におい
て調節弁5を所定開度だけ開けて、入口配管1の気相部
1aからのガス冷媒X1の抜き取りを行う。すると、入
口配管1内においては気液二相流のうちのガス冷媒X1
がガス抜き管4を介して出口配管3へバイパスせしめら
れてほとんど液冷媒X2のみとなり、冷媒流通系統2
A,2Bへの冷媒分配が均等に行えることとなる。
ンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行われるが、
前記した調節弁5の開弁による冷媒均等分配の結果、ス
テップS4においてΔT2≒0と判定されると、ステップ
S6において調節弁5の開度がその時の開度に維持さ
れ、ステップS7において冷凍サイクルに変化(例え
ば、圧縮機周波数あるいはファン回転数などの変化)が
あったか否かが判定され、肯定判定の場合にはステップ
S1へリターンし、否定判定の場合にはステップS2へリ
ターンする。なお、ステップS4においてなおΔT2>0
と判定された場合には、ステップS5において調節弁5
の開度はさらに大きくされる。
媒流通系統2A,2Bのうち乾き度が大となる冷媒流通
系統2Aにおける出口冷媒温度T1と中間部冷媒温度T3
とがほぼ等しくなるように調節弁5の開度制御を行うこ
ととなっているため、冷媒流通系統2A,2Bにおける
冷媒偏流が防止されることとなり、冷媒流通系統2A,
2Bにおける熱交換性能を能力一杯に引き出すことが可
能となる。
発器が示されている。
出口側における乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの出口
側に接続されている。このように構成すると、分流前の
冷媒Xにおける液冷媒X2の割合が大幅に増大すること
となり、各冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒の均等分配
が得られるとともに、乾き度の小さい方の冷媒流通系統
2Bにおける出口側へのガス冷媒X1の補給により冷媒
流通系統2A,2Bへの冷媒偏流がより効果的に防止さ
れる。その他の構成および作用効果は実施例1と同様な
ので重複を避けて説明を省略する。
発器が示されている。
蒸発器におけるガス抜き管4の途中にガス冷媒の流量を
調節する調節弁5が介設されている。そして、制御手段
21は、実施例2において開示したもの(即ち、図4に
示すもの)と同様であり、サーミスタ6,7からの入力
情報に基づいて調節弁5の開度制御を行うこととなって
いる。
照して、本実施例における調節弁の開度制御を説明す
る。
され、ステップS2においてサーミスタ6,7からの信
号(即ち、検知温度T1,T2)が制御手段21へ入力さ
れ、ステップS3において温度差ΔT1=T1−T2が求め
られる。しかる後、ステップS4において温度差ΔT1の
符号判定(即ち、ΔT1>0、ΔT1≒0あるいはΔT1
<0の判定)がなされ、ΔT1>0と判定された場合に
は、冷媒流通系統2A,2Bにおいて冷媒の偏流が生じ
ている(即ち、冷媒流通系統2A側の方が冷媒流通系統
2B側に比べてガス冷媒X1と液冷媒X2との比X1/X2
が大きくなっている)ことを示しているので、ステップ
S5において調節弁5を所定開度だけ開けて、入口配管
1の気相部1aから冷媒流通系統2Bへのガス冷媒X1
のバイパスが行われる。すると、入口配管1内において
は気液二相流のうちのガス冷媒X1がガス抜き管4を介
して出口配管3へバイパスせしめられてほとんど液冷媒
X2のみとなって、冷媒流通系統2A,2Bへの冷媒分
配が均等に行われるとともに、冷媒流通系統2Bへのガ
ス冷媒X1の補給により冷媒流通系統2Bにおける乾き
度が大きくなる。即ち、冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る冷媒の均等分配が得られる。
ンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行われるが、
前記した調節弁5の開弁による冷媒均等分配の結果、ス
テップS4においてΔT1≒0と判定されると、ステップ
S6において調節弁5の開度がその時の開度に維持され
るが、冷媒流通系統2Bへのガス冷媒X1のバイパスに
より該冷媒流通系統2Bの乾き度が大きくなり過ぎる
と、ステップS4においてΔT1<0と判定される。その
際には、ステップS7において調節弁5の開度を所定量
だけ絞り、ガス冷媒X1のバイパス量を減らす。なお、
ステップS4においてなおΔT1>0と判定された場合に
は、ステップS5において調節弁5の開度はさらに大き
くされる。
媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温度T1,T2がほぼ等
しくなるように調節弁5の開度制御を行うこととなって
いるため、冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒偏流が
防止されることとなり、冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る熱交換性能を能力一杯に引き出すことが可能となる。
おけると同様にサーミスタ6,8からの入力情報に基づ
いて調節弁5の開度制御を行うようにしてもよい。
空気調和機用蒸発器が示されている。
部1bと冷媒流通系統2A,2Bにおける乾き度が大き
い冷媒流通系統2Aの出口側とは、分流前の気液二相流
状態にある冷媒Xのうち液冷媒X2をバイパスさせる液
抜き管9によって連通せしめられている。その他の構成
は実施例1と同様なので重複を避けて説明を省略する。
気液二相流状態にある冷媒Xのうち液冷媒X2が冷媒流
通系統2A,2Bのうち乾き度の大きな冷媒流通系統2
Aにおける出口側にバイパスせしめられ、その結果各冷
媒流通系統2A,2Bにおける乾き度が均等化されるこ
ととなる。従って、各冷媒流通系統2A,2Bにおける
冷媒の均等分配が得られることとなり、各冷媒流通系統
2A,2Bにおける熱交換性能を能力一杯に引き出すこ
とが可能となる。なお、本実施例の場合、入口配管1の
液冷媒X2を乾き度の大きい冷媒流通系統2Aの出口側
へバイパスさせて当該液冷媒X2の保有するエネルギー
を熱交換用として利用するようにしているため、冷媒の
有効利用が図れる。
空気調和機用蒸発器が示されている。
蒸発器における液抜き管9の途中に液冷媒の流量を調節
する調節弁10が介設されている。また、制御手段21
における温度差演算部22には、サーミスタ6,7から
の信号が入力されることとなっており、サーミスタ6,
7の検知温度T1,T2の温度差ΔT1=T1−T2の演算
がなされ、該温度差ΔT1に基づいて調節弁10の開度
が開度演算部23により求められ、開度出力部24から
の指令により調節弁10の開度制御がなされることとな
っている。その他の構成は実施例6と同様なので重複を
避けて説明を省略する。
照して、本実施例における調節弁の開度制御を説明す
る。
され、ステップS2においてサーミスタ6,7からの信
号(即ち、検知温度T1,T2)が制御手段21へ入力さ
れ、ステップS3において温度差ΔT1=T1−T2が求め
られる。しかる後、ステップS4において温度差ΔT1の
符号判定(即ち、ΔT1>0、ΔT1≒0あるいはΔT1
<0の判定)がなされ、ΔT1>0と判定された場合に
は、冷媒流通系統2A,2Bにおいて冷媒の偏流が生じ
ている(即ち、冷媒流通系統2A側の方が冷媒流通系統
2B側に比べてガス冷媒X1と液冷媒X2との比X1/X2
が大きくなっている)ことを示しているので、ステップ
S5において調節弁10を所定開度だけ開けて、入口配
管1の液相部1bから冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2
のバイパスが行われる。すると、冷媒流通系統2Aへの
液冷媒X2のバイパスにより冷媒流通系統2Aにおける
乾き度が小さくなり、冷媒流通系統2A,2Bの出口冷
媒温度T1,T2とが等しくなる(即ち、冷媒流通系統2
A,2Bにおける冷媒の均等分配が得られる)方向への
制御がなされる。
ンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行われるが、
前記した調節弁10の開弁による冷媒均等分配の結果、
ステップS4においてΔT1≒0と判定されると、ステッ
プS6において調節弁10の開度がその時の開度に維持
されるが、冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパス
により該冷媒流通系統2Aの乾き度が小さくなり過ぎる
と、ステップS4においてΔT1<0と判定される。その
際には、ステップS7において調節弁10の開度を所定
量だけ絞り、液冷媒X2のバイパス量を減らす。なお、
ステップS4においてなおΔT1>0と判定された場合に
は、ステップS5において調節弁10の開度はさらに大
きくされる。
媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温度T1,T2がほぼ等
しくなるように調節弁10の開度制御を行うこととなっ
ているため、冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒偏流
が防止されることとなり、冷媒流通系統2A,2Bにお
ける熱交換性能を能力一杯に引き出すことが可能とな
る。なお、本実施例の場合にも、入口配管1の液冷媒X
2を乾き度の大きい冷媒流通系統2Aの出口側へバイパ
スさせて当該液冷媒X2の保有するエネルギーを熱交換
用として利用するようにしているため、冷媒の有効利用
が図れる。
蒸発器における制御手段21の内容が示されている。
度差演算部22には、サーミスタ6,8からの信号が入
力されることとなっており、サーミスタ6,8の検知温
度T1,T3の温度差ΔT2=T1−T3の演算がなされる
こととなっている。その他の構成は実施例6と同様なの
で重複を避けて説明を省略する。
照して、本実施例の空気調和機用蒸発器における調節弁
の開度制御についてを説明する。
され、ステップS2においてサーミスタ6,8からの信
号(即ち、検知温度T1,T3)が制御手段21へ入力さ
れ、ステップS3において温度差ΔT2=T1−T3が求め
られる。しかる後、ステップS4において温度差ΔT2の
符号判定(即ち、ΔT2>0あるいはΔT2≒0の判定)
がなされ、ΔT2>0と判定された場合には、冷媒流通
系統2A,2Bにおいて冷媒の偏流が生じている(即
ち、冷媒流通系統2A側の方が冷媒流通系統2B側に比
べてガス冷媒X1と液冷媒X2との比X1/X2が大きくな
っている)ことを示しているので、ステップS5におい
て調節弁10を所定開度だけ開けて、入口配管1の液相
部1bから乾き度が大きい冷媒流通系統2Aへの液冷媒
X2のバイパスが行われる。すると、冷媒流通系統2A
への液冷媒X2のバイパスにより冷媒流通系統2Aにお
ける乾き度が小さくなり、冷媒流通系統2Aの出口冷媒
温度T1と中間冷媒温度T3とが等しくなる(即ち、冷媒
流通系統2A,2Bにおける冷媒の均等分配が得られ
る)方向への制御がなされる。
ンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行われるが、
前記した調節弁10の開弁による冷媒均等分配の結果、
ステップS4においてΔT2≒0と判定されると、ステッ
プS6において調節弁10の開度がその時の開度に維持
され、ステップS7において冷凍サイクルに変化(例え
ば、圧縮機周波数あるいはファン回転数などの変化)が
あったか否かが判定され、肯定判定の場合にはステップ
S1へリターンし、否定判定の場合にはステップS2へリ
ターンする。なお、ステップS4においてなおΔT2>0
と判定された場合には、ステップS5において調節弁1
0の開度はさらに大きくされる。
媒流通系統2A,2Bのうち乾き度が大となる冷媒流通
系統2Aにおける出口冷媒温度T1と中間部冷媒温度T3
とがほぼ等しくなるように調節弁10の開度制御を行う
こととなっているため、冷媒流通系統2A,2Bにおけ
る冷媒偏流が防止されることとなり、冷媒流通系統2
A,2Bにおける熱交換性能を能力一杯に引き出すこと
が可能となる。なお、本実施例の場合にも、入口配管1
の液冷媒X2を乾き度の大きい冷媒流通系統2Aの出口
側へバイパスさせて当該液冷媒X2の保有するエネルギ
ーを熱交換用として利用するようにしているため、冷媒
の有効利用が図れる。
空気調和機用蒸発器が示されている。
おける調節弁(以下、第2調節弁という)10の下流側
と乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの出口側の液相部と
を接続するバイパス管11が付設され且つ該バイパス管
11には液冷媒の流量を調節するバイパス調節弁(以
下、第1調節弁という)12が介設されている。そし
て、前記各冷媒流通系統2A,2Bにおける出口冷媒温
度T1,T2をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段として
作用するサーミスタ6,7と、該各サーミスタ6,7に
より検知された冷媒温度T1,T2が等しくなるように前
記第1調節弁12の開度制御を行う第1の制御手段21
Aと、該第1の制御手段21Aによる開度制御ができな
くなった場合において前記第1調節弁12を閉止した状
態のもとに前記各サーミスタ6,7により検知された冷
媒温度T1,T2が等しくなるように前記第2調節弁10
の開度制御を行う第2の制御手段21Bとが付設されて
いる。
すように、前記サーミスタ6,7により検知された出口
冷媒温度T1,T2の温度差ΔT1=T1−T2を演算する
第1温度差演算部22Aと、該第1温度差演算部22A
により求められた温度差ΔT1に基づいて第1調節弁1
2の開度を演算する第1開度演算部23Aと、該第1開
度演算部23Aにより求められた開度となるように第1
調節弁12へ開度指令を出力する第1開度出力部24A
とからなり、前記第2の制御手段21Bは、前記サーミ
スタ6,7により検知された出口冷媒温度T1,T2の温
度差ΔT1=T1−T2を演算する第2温度差演算部22
Bと、該第2温度差演算部22Bにより求められた温度
差ΔT1に基づいて第2調節弁12の開度を演算する第
2開度演算部23Bと、該第2開度演算部23Bにより
求められた開度となるように第2調節弁12へ開度指令
を出力する第2開度出力部24Bとからなっている。
照して、本実施例における調節弁およびバイパス調節弁
の開度制御を説明する。
弁12,10が一旦閉鎖され、ステップS2においてサ
ーミスタ6,7からの信号(即ち、検知温度T1,T2)
が第1の制御手段21Aへ入力され、ステップS3にお
いて温度差ΔT1=T1−T2が求められる。しかる後、
ステップS4において温度差ΔT1の符号判定(即ち、Δ
T1>0、あるいはΔT1≒0の判定)がなされ、ΔT1
>0と判定された場合には、冷媒流通系統2A,2Bに
おいて冷媒の偏流が生じている(即ち、冷媒流通系統2
A側の方が冷媒流通系統2B側に比べてガス冷媒X1と
液冷媒X2との比X1/X2が大きくなっている)ことを
示しているので、ステップS5において第1調節弁12
を所定開度だけ開けて、乾き度が小さい冷媒流通系統2
Bの液相部から乾き度が大きい冷媒流通系統2Aへの液
冷媒X2のバイパスが行われる。すると、冷媒流通系統
2Bから冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパスに
より冷媒流通系統2Bにおける乾き度が大きくなるとと
もに、冷媒流通系統2Aにおける乾き度が小さくなり、
冷媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温度T1,T2とが等
しくなる(即ち、冷媒流通系統2A,2Bにおける冷媒
の均等分配が得られる)方向への制御がなされる。な
お、ステップS4においてΔT1≒0と判定された場合に
は、ステップS6において第1調節弁12の開度がその
時の開度に維持され、ステップS2へリターンする。
度制御によっても冷媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温
度差ΔT1≒0とならず、第1調節弁12が全開状態と
なる場合があるので、ステップS7において第1調節弁
12が全開となっているか否かの判定を行うこととなっ
ている。ここで否定判定された場合には、ステップS2
へリターンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行わ
れるが、前記した第1調節弁12の開弁による液冷媒X
2のバイパスの結果、ステップS4においてΔT1≒0と
判定されると、前述したようにステップS6において調
節弁10の開度がその時の開度に維持される、一方、ス
テップS7において肯定判定された場合には、ステップ
S8に進んで、第1調節弁12を閉鎖する。
6,7からの信号(即ち、検知温度T1,T2)が第2の
制御手段21Bへ入力され、ステップS10において温度
差ΔT1=T1−T2が求められる。しかる後、ステップ
S11において温度差ΔT1の符号判定(即ち、ΔT1>
0、ΔT1≒0あるいはΔT1<0の判定)がなされ、Δ
T1>0と判定された場合には、冷媒流通系統2A,2
Bにおいて冷媒の偏流が生じている(即ち、冷媒流通系
統2A側の方が冷媒流通系統2B側に比べてガス冷媒X
1と液冷媒X2との比X1/X2が大きくなっている)こと
を示しているので、ステップS12において第2調節弁1
0を所定開度だけ開けて、入口配管1の液相部1bから
冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパスが行われ
る。すると、冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパ
スにより冷媒流通系統2Aにおける乾き度が小さくな
り、冷媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温度T1,T2と
が等しくなる(即ち、冷媒流通系統2A,2Bにおける
冷媒の均等分配が得られる)方向への制御がなされる。
ルに変化(例えば、圧縮機周波数あるいはファン回転数
などの変化)があったか否かが判定され、肯定判定の場
合にはステップS1へリターンし、否定判定の場合には
ステップS9へリターンし、ステップS9〜ステップS11
の処理が行われるが、前記した第2調節弁10の開弁に
よる冷媒均等分配の結果、ステップS11においてΔT1
≒0と判定されると、ステップS13において第2調節弁
10の開度がその時の開度に維持されるが、冷媒流通系
統2Aへの液冷媒X2のバイパスにより該冷媒流通系統
2Aの乾き度が小さくなり過ぎると、ステップS11にお
いてΔT1<0と判定される。その際には、ステップS
14において第2調節弁10の開度を所定量だけ絞り、液
冷媒X2のバイパス量を減らす。なお、ステップS11に
おいてなおΔT1>0と判定された場合には、ステップ
S12において第2調節弁10の開度はさらに大きくされ
る。
媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温度T1,T2がほぼ等
しくなるように第1調節弁12の開度制御により冷媒流
通系統2Bから冷媒流通系統2Aへの液冷媒バイパスを
行い、その後第2調節弁10の開度制御により入口配管
1の液相部1bから冷媒流通系統2Aへの液冷媒バイパ
スを行うこととなっているため、冷媒流通系統2A,2
Bにおける冷媒偏流がより効果的に防止されることとな
り、冷媒流通系統2A,2Bにおける熱交換性能を能力
一杯に引き出すことが可能となる。なお、本実施例の場
合にも、入口配管1の液冷媒X2を乾き度の大きい冷媒
流通系統2Aの出口側へバイパスさせて当該液冷媒X2
の保有するエネルギーを熱交換用として利用するように
しているため、冷媒の有効利用が図れる。
用蒸発器における制御手段21A,21Bの内容が示さ
れている。
における温度差演算部22A,22Bには、サーミスタ
6,8からの信号が入力されることとなっており、サー
ミスタ6,8の検知温度T1,T3の温度差ΔT2=T1−
T3の演算がなされることとなっている。その他の構成
は実施例9と同様なので重複を避けて説明を省略する。
照して、本実施例の空気調和機用蒸発器における第1お
よび第2調節弁の開度制御についてを説明する。
弁12,10が一旦閉鎖され、ステップS2においてサ
ーミスタ6,8からの信号(即ち、検知温度T1,T3)
が制御手段21Aへ入力され、ステップS3において温
度差ΔT2=T1−T3が求められる。しかる後、ステッ
プS4において温度差ΔT2の符号判定(即ち、ΔT2>
0あるいはΔT2≒0の判定)がなされ、ΔT2>0と判
定された場合には、冷媒流通系統2A,2Bにおいて冷
媒の偏流が生じている(即ち、冷媒流通系統2A側の方
が冷媒流通系統2B側に比べてガス冷媒X1と液冷媒X2
との比X1/X2が大きくなっている)ことを示している
ので、ステップS5において第1調節弁12を所定開度
だけ開けて、乾き度が小さい冷媒流通系統2Bの液相部
から乾き度が大きい冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2の
バイパスが行われる。すると、冷媒流通系統2Aにおけ
る乾き度が小さくなり、冷媒流通系統2Aの出口冷媒温
度T1と中間冷媒温度T3とが等しくなる(即ち、冷媒流
通系統2A,2Bにおける冷媒の均等分配が得られる)
方向への制御がなされる。なお、ステップS4において
ΔT1≒0と判定された場合には、ステップS6において
第1調節弁12の開度がその時の開度に維持され、その
後ステップS7において冷凍サイクルに変化(例えば、
圧縮機周波数あるいはファン回転数などの変化)があっ
たか否かが判定され、肯定判定の場合にはステップS1
へリターンし、否定判定の場合にはステップS9へリタ
ーンする。
度制御によっても冷媒流通系統2A,2Bの出口冷媒温
度差ΔT1≒0とならず、第1調節弁12が全開状態と
なる場合があるので、ステップS8において第1調節弁
12が全開となっているか否かの判定を行うこととなっ
ている。ここで否定判定された場合には、ステップS2
へリターンし、ステップS2〜ステップS4の処理が行わ
れるが、前記した第1調節弁12の開弁による液冷媒X
2のバイパスの結果、ステップS4においてΔT1≒0と
判定されると、前述したようにステップS6において調
節弁10の開度がその時の開度に維持される、一方、ス
テップS8において肯定判定された場合には、ステップ
S9に進んで、第1調節弁12を閉鎖する。
6,8からの信号(即ち、検知温度T1,T3)が第2の
制御手段21Bへ入力され、ステップS11において温度
差ΔT2=T1−T3が求められる。しかる後、ステップ
S12において温度差ΔT2の符号判定(即ち、ΔT2>
0、ΔT2≒0あるいはΔT2<0の判定)がなされ、Δ
T2>0と判定された場合には、冷媒流通系統2A,2
Bにおいて冷媒の偏流が生じている(即ち、冷媒流通系
統2A側の方が冷媒流通系統2B側に比べてガス冷媒X
1と液冷媒X2との比X1/X2が大きくなっている)こと
を示しているので、ステップS13において第2調節弁1
0を所定開度だけ開けて、入口配管1の液相部1bから
冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパスが行われ
る。すると、冷媒流通系統2Aへの液冷媒X2のバイパ
スにより冷媒流通系統2Aにおける乾き度が小さくな
り、冷媒流通系統2Aの出口冷媒温度T1と中間冷媒温
度T3とが等しくなる(即ち、冷媒流通系統2A,2B
における冷媒の均等分配が得られる)方向への制御がな
される。
ルに変化(例えば、圧縮機周波数あるいはファン回転数
などの変化)があったか否かが判定され、肯定判定の場
合にはステップS1へリターンし、否定判定の場合には
ステップS10へリターンし、ステップS10〜ステップS
12の処理が行われるが、前記した第2調節弁10の開弁
による冷媒均等分配の結果、ステップS12においてΔT
2≒0と判定されると、ステップS14において第2調節
弁10の開度がその時の開度に維持される。なお、ステ
ップS12においてなおΔT1>0と判定された場合に
は、ステップS13において第2調節弁10の開度はさら
に大きくされる。
媒流通系統2Aの出口冷媒温度T1と中間冷媒温度T3と
がほぼ等しくなるように第1調節弁12の開度制御によ
り冷媒流通系統2Bから冷媒流通系統2Aへの液冷媒バ
イパスを行い、その後第2調節弁10の開度制御により
入口配管1の液相部1bから冷媒流通系統2Aへの液冷
媒バイパスを行うこととなっているため、冷媒流通系統
2A,2Bにおける冷媒偏流がより効果的に防止される
こととなり、冷媒流通系統2A,2Bにおける熱交換性
能を能力一杯に引き出すことが可能となる。なお、本実
施例の場合にも、入口配管1の液冷媒X2を乾き度の大
きい冷媒流通系統2Aの出口側へバイパスさせて当該液
冷媒X2の保有するエネルギーを熱交換用として利用す
るようにしているため、冷媒の有効利用が図れる。
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
器の概略構成図である。
器の概略構成図である。
器における制御手段の内容を示すブロック図である。
器における調節弁の開度制御を示すフローチャートであ
る。
器における制御手段の内容を示すブロック図である。
器における調節弁の開度制御を示すフローチャートであ
る。
器の概略構成図である。
器の概略構成図である。
発器における調節弁の開度制御を示すフローチャートで
ある。
発器の概略構成図である。
発器の概略構成図である。
発器における制御手段の内容を示すブロック図である。
発器における調節弁の開度制御を示すフローチャートで
ある。
発器における制御手段の内容を示すブロック図である。
発器における調節弁の開度制御を示すフローチャートで
ある。
発器の概略構成図である。
発器における制御手段の内容を示すブロック図である。
発器における調節弁の開度制御を示すフローチャートで
ある。
蒸発器における制御手段の内容を示すブロック図であ
る。
蒸発器における調節弁の開度制御を示すフローチャート
である。
Bは冷媒流通系統、3は出口配管、4はガス抜き管、5
は調節弁、6,7,8は冷媒温度検知手段(サーミス
タ)、9は液抜き管、10は調節弁(第2調節弁)、1
1はバイパス管、12はバイパス調節弁(第1調節
弁)、21は制御手段、21Aは第1の制御手段、21
Bは第2の制御手段。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の冷媒流通系統(2A),(2B)
に冷媒が分流し得るように構成された空気調和機用蒸発
器であって、分流直前の冷媒ガスをガス抜き管(4)を
介して蒸発器の冷媒出口(3)にバイパスせしめたこと
を特徴とする空気調和機用蒸発器。 - 【請求項2】 前記ガス抜き管(4)の出口を前記冷媒
流通系統(2A),(2B)のうち乾き度の小さな冷媒
流通系統(2B)における出口側に接続せしめたことを
特徴とする前記請求項1記載の空気調和機用蒸発器。 - 【請求項3】 前記ガス抜き管(4)には、冷媒ガスの
流量を調節する調節弁(5)を介設するとともに、前記
各冷媒流通系統(2A),(2B)における出口冷媒温
度をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),(7)
と、該各冷媒温度検知手段(6),(7)により検知さ
れた冷媒温度が等しくなるように前記調節弁(5)の開
度制御を行う制御手段(21)とを付設したことを特徴
とする前記請求項1および請求項2のいずれか一項記載
の空気調和機用蒸発器。 - 【請求項4】 前記ガス抜き管(4)には、冷媒ガスの
流量を調節する調節弁(5)を介設するとともに、前記
冷媒流通系統(2A),(2B)のうち乾き度が大きい
冷媒流通系統(2A)における出口冷媒温度と中間冷媒
温度とをそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),
(8)と、該各冷媒温度検知手段(6),(8)により
検知された冷媒温度が等しくなるように前記調節弁
(5)の開度制御を行う制御手段(21)とを付設した
ことを特徴とする前記請求項1および請求項2のいずれ
か一項記載の空気調和機用蒸発器。 - 【請求項5】 複数の冷媒流通系統(2A),(2B)
に冷媒が分流し得るように構成された空気調和機用蒸発
器であって、分流直前の液冷媒を液抜き管(9)を介し
て前記冷媒流通系統(2A),(2B)のうち乾き度の
大きな冷媒流通系統(2A)における出口側にバイパス
させたことを特徴とする空気調和機用蒸発器。 - 【請求項6】 前記液抜き管(9)には、液冷媒の流量
を調節する調節弁(10)を介設するとともに、前記各
冷媒流通系統(2A),(2B)における出口冷媒温度
をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),(7)
と、該各冷媒温度検知手段(6),(7)により検知さ
れた冷媒温度が等しくなるように前記調節弁(10)の
開度制御を行う制御手段(21)とを付設したことを特
徴とする前記請求項5記載の空気調和機用蒸発器。 - 【請求項7】 前記液抜き管(9)には、液冷媒の流量
を調節する調節弁(10)を介設するとともに、前記冷
媒流通系統(2A),(2B)のうち乾き度が大きい冷
媒流通系統(2A)における出口冷媒温度と中間冷媒温
度とをそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),
(8)と、該各冷媒温度検知手段(6),(8)により
検知された冷媒温度が等しくなるように前記調節弁(1
0)の開度制御を行う制御手段(21)とを付設したこ
とを特徴とする前記請求項5記載の空気調和機用蒸発
器。 - 【請求項8】 前記液抜き管(9)における調節弁(1
0)の下流側と乾き度が小さい冷媒流通系統(2B)の
出口側の液相部とを接続するバイパス管(11)を付設
し且つ該バイパス管(11)には液冷媒の流量を調節す
るバイパス調節弁(12)を介設するとともに、前記各
冷媒流通系統(2A),(2B)における出口冷媒温度
をそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),(7)
と、該各冷媒温度検知手段(6),(7)により検知さ
れた冷媒温度が等しくなるように前記バイパス調節弁
(12)の開度制御を行う第1の制御手段(21A)
と、該第1の制御手段(21A)による開度制御ができ
なくなった場合において前記バイパス調節弁(12)を
閉止した状態のもとに前記各冷媒温度検知手段(6),
(7)により検知された冷媒温度が等しくなるように前
記調節弁(10)の開度制御を行う第2の制御手段(2
1B)とを付設したことを特徴とする前記請求項5記載
の空気調和機用蒸発器。 - 【請求項9】 前記液抜き管(9)における調節弁(1
0)の下流側と乾き度が小さい冷媒流通系統(2B)の
出口側の液相部とを接続するバイパス管(11)を付設
し且つ該バイパス管(11)には液冷媒の流量を調節す
るバイパス調節弁(12)を介設するとともに、前記冷
媒流通系統(2A),(2B)のうち乾き度が大きい冷
媒流通系統(2A)における出口冷媒温度と中間冷媒温
度とをそれぞれ検知する冷媒温度検知手段(6),
(8)と、該各冷媒温度検知手段(6),(8)により
検知された冷媒温度が等しくなるように前記バイパス調
節弁(12)の開度制御を行う第1の制御手段(21
A)と、該第1の制御手段(21A)による開度制御が
できなくなった場合において前記バイパス調節弁(1
2)を閉止した状態のもとに前記各冷媒温度検知手段
(6),(8)により検知された冷媒温度が等しくなる
ように前記調節弁(10)の開度制御を行う第2の制御
手段(21B)とを付設したことを特徴とする前記請求
項5記載の空気調和機用蒸発器。
Priority Applications (1)
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JP02292795A JP3216469B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 空気調和機用蒸発器 |
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---|---|---|---|
JP02292795A JP3216469B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 空気調和機用蒸発器 |
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JPH08219587A true JPH08219587A (ja) | 1996-08-30 |
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