JPH08218972A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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Publication number
JPH08218972A
JPH08218972A JP5349695A JP5349695A JPH08218972A JP H08218972 A JPH08218972 A JP H08218972A JP 5349695 A JP5349695 A JP 5349695A JP 5349695 A JP5349695 A JP 5349695A JP H08218972 A JPH08218972 A JP H08218972A
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JP
Japan
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lid member
hole
terminal
housing
pole piece
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Application number
JP5349695A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Yano
智康 谷野
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Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上側磁極片に穿設されたOリング支持孔内に
配置されるターミナルOリングの脱出を抑止する為の、
部品点数とそれらの組みつけ工数を簡略化して製造コス
トの低減を図る。 【構成】 蓋部材3は底部3Aと筒状部3Bとよりな
り、底部3Aには、上側磁極片21のOリング支持孔2
1B,21C内に挿入される挿入突部3E,3Fが形成
される。挿入突部3E,3Fには、下面3Gから上面3
Hに達するターミナル挿通孔3J,3Kが貫通して穿設
される。蓋部材3はハウジング2に一体的に取着され、
ターミナル24A,24Bは、上側磁極片21のOリン
グ支持孔21B,21Cと蓋部材3のターミナル挿通孔
3J,3Kを介して外方へ突出し、ターミナルOリング
Rの上側面上に挿入突部3E,3Fの下側面3Gが対向
配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式燃料噴射装置に
用いられ、燃料ポンプによって加圧された燃料を制御し
て内燃機関へ供給する電磁式燃料噴射弁に関するもの
で、そのうち特に、コイルボビンの鍔部から突出するタ
ーミナルの外周に配置されたターミナルOリングの保持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁式燃料噴射弁の第一例を図1
1により説明する。20は、磁性体によって形成される
ハウジングであり、ハウジング20の上部開口20Aよ
り第1係止段部20Bに向けて大径孔20Cが穿設さ
れ、さらに第1係止段部20Bより中間部分に形成され
るコイルボビン収納底部20Dに向けてコイルボビン収
納孔20Eが穿設される。前記コイルボビン収納底部2
0Dは肉厚をもって形成され、下側磁極片20Dをな
す。又、コイルボビン収納底部20Dの下面20Fから
ハウジング20の下部開口20Gに向けて弁座体収納孔
20Hが穿設される。尚、コイルボビン収納底部20D
(下側磁極片20D)の中心には、可動コア案内孔20
Jが貫通して穿設される。21は磁性体よりなり、第1
係止段部20B上に配置される円板状の上側磁極片であ
り、その中心には上方及び下方にのびるパイプ21Aが
立設される。又、上側磁極片21には2個のOリング支
持孔21B,21Cが貫通して穿設される。22は外周
にコイル23が巻回された筒状のコイルボビンであり、
上方に上方鍔部22Aが形成され、下方には下方鍔部2
2Bが形成される。上方鍔部22Aには、ターミナル2
4A,24Bが上方に向かって立設され、一側のターミ
ナル24Aは、コイル23の巻き始め線に接続され、他
側のターミナル24Bはコイル23の巻き終り線に接続
される。又、下方鍔部22Bには、その外周から中心の
内筒に向かう連通路22Cが穿設される。25は、上側
磁極片21の上面に配置される蓋部材であり、この蓋部
材25の中心には、パイプ21Aを挿通するパイプ挿通
孔25Aが穿設されるとともにターミナル24A,24
Bを挿通するターミナル挿通孔25B,25Cが貫通し
て穿設される。そして、ハウジング20の上部開口20
Aよりハウジング20内にコイルボビン22、上側磁極
片21、蓋部材25を順次挿入配置する。以上による
と、ハウジング20のコイルボビン収納底部20D上に
コイルボビン22の下方鍔部22Bが配置され、コイル
ボビン22の上方鍔部22A、第1係止段部20B上に
上側磁極片21が配置され、さらに上側磁極片21の上
端面に蓋部材25が配置される。そして、上側磁極片2
1から下方に向かうパイプ21Aはコイルボビン22の
内筒内へ進入して配置され、上方に向かうパイプ21A
は、蓋部材25のパイプ挿通孔25Aを通って上方へ突
出する。一方、コイルボビン22の上方鍔部22Aより
上方に向かって突出するターミナル24A,24Bは、
上側磁極片21のそれぞれのOリング支持孔21B,2
1C、蓋部材25のターミナル挿通孔25B,25Cを
通って上方に突出する。このとき、Oリング支持孔21
B,21Cの内周と、ターミナル24A,24Bの外周
との間に形成される環状の間隙には、ターミナルOリン
グRが配置され、さらにターミナルOリングRより上方
の各Oリング支持孔21B,21C内にはターミナルキ
ャップ26が配置される。このターミナルキャップ26
は、その中心部分を各ターミナル24A,24Bが挿通
するとともに各ターミナルキャップ26の下面は、各タ
ーミナルOリングRの上側面上に配置され、ターミナル
キャップ26の上面は、蓋部材25の下側面に当接す
る。かかる状態において、ハウジング20の上部開口2
0Aが蓋部材25の上側面に向けて内方へカシメられ
る。27は流入孔であって、一端はハウジング20の外
側に開口し、他端は、ハウジング20のコイルボビン収
納孔20E、上側磁極片21、コイルボビン収納底部2
0D(下側磁極片に相当する)、とによって形成される
ハウジング空間部28内に開口する。又、29は流出孔
であって、一端はハウジング20の外側に開口し、他端
はハウジング空間部28内に開口する。又、コイルボビ
ン収納底部20Dの下面20F上にはシム30を介して
弁座体31が配置される。弁座体31の中心には、上下
方向にガイド孔31Aが穿設されるもので、ガイド孔3
1Aの下方は弁座31B、弁孔31Cを介して弁座体3
1の下方に開口する。弁座体31のガイド孔31Aに
は、ロッド32が上下方向に移動自在に配置されるもの
で、ロッド32の下端には弁座31Bを開閉する弁体3
3が形成される。又、ロッド32の上端は、シム30、
可動コア案内孔20J、を通ってコイルボビンの内筒近
傍へとのび、このロッド32の上端には、パイプ21A
の下端21Dに対向する可動コア34が一体的に取着さ
れる。35は、一端が可動コア34に当接し、他端がパ
イプ21A内に嵌入配置されたスプリング調整部材36
に当接して配置されたスプリングであり、可動コア3
4、ロッド32は、このスプリング35によって、弁体
33が弁座31Bを閉塞するよう付勢される。
【0003】以上によると、流入孔27から供給される
燃料は、ハウジング空間部28内に流入し、ハウジング
空間部28内の燃料の一部は、流出孔29より再び戻さ
れ、他部は、連通路22C、可動コア案内孔20J、シ
ム30、ガイド孔31A、を通って弁体33の周囲に達
する。そして、ターミナル24A,24Bを介してコイ
ル23に電流が供給されると、可動コア34はスプリン
グ35のバネ力に抗してパイプ21Aの下端21D側へ
吸引されて移動するので、弁体33は弁座31Bを開放
し、これによって燃料は弁座31Bを介して弁孔31C
より噴射される。
【0004】図12によって更に従来の電磁式燃料噴射
弁の第二例を説明する。尚、図11と同一構造部分につ
いては同一符号を使用し説明を省略する。40はターミ
ナルキャップであり、それぞれのOリング支持孔21
B,21C内へ挿入配置され、その中心部分をそれぞれ
のターミナル24A,24Bが挿通する。又、ターミナ
ルキャップ40の下面は、各ターミナルOリングRの上
側面上に配置され、ターミナルキャップ40の上面は、
上側磁極片21の上面より突出して配置される。そし
て、ハウジング20の上部開口20Aを含む上方部分の
外周を合成樹脂材料によってアウトモールドすることに
より、蓋部材41を形成する。以上によると、ターミナ
ルキャップ40は、このアウトモールドによって形成さ
れる蓋部材41にて上側磁極片21、ハウジング20に
固定的に取着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上側磁極片に
穿設されたOリング支持孔の内周と、Oリング支持孔内
を通るターミナルの外周との間には、ターミナルOリン
グが配置される必要がある。これは、第1には、流入孔
よりハウジング空間部内へ供給される燃料がハウジング
の外部へ洩れることを防止する為であり、第2には、タ
ーミナルを流れる電流が燃料噴射弁を構成する他の部材
へ漏洩することを防止する電気的絶縁を図る為である。
一方、Oリング支持孔内に配置されるターミナルOリン
グは、Oリング支持孔内に固定的に配置されなければな
らないもので、この為にはターミナルOリングがOリン
グ支持孔より脱出することを防止する為のターミナルキ
ャップを必要とする。
【0006】ここで、従来の電磁式燃料噴射弁の第一例
について鑑案すると、ターミナルキャップはそれぞれ用
意され、且つターミナルキャップを固定する為の蓋部材
を用意する必要がある。またその組みつけについてみる
と、ターミナルキャップをそれぞれのOリング支持孔内
に挿入した後にターミナルキャップ上に蓋部材を配置
し、さらにその後に蓋部材をハウジングに固定してター
ミナルキャップを固定したものである。一方、第二例に
ついて鑑案すると、ターミナルキャップはそれぞれ用意
されて各Oリング支持孔内に挿入され、その後にターミ
ナルキャップ、ハウジングの外周を合成樹脂材料によっ
てアウトモールドしたものである。
【0007】以上によると、前記第1例にあっては、そ
れぞれのターミナルキャップと蓋部材を用意する必要が
あり、部品点数が増加してその製造コストを低減するこ
とができない。又、その組みつけにおいては、それぞれ
のターミナルキャップをそれぞれのOリング支持孔内へ
挿入する工程と、蓋部材をターミナルキャップ上に配置
する工程と、蓋部材をハウジングに固定する為の工程
と、を必要とするもので製造工程を簡略化することが困
難であって、製造コストを低減できない。又、前記第2
例にあっては、それぞれターミナルキャップを用意する
必要があって部品点数を削減できるものでなく、且つタ
ーミナルキャップをそれぞれのOリング支持孔内へ挿入
する工程と、ターミナルキャップを固定する為のアウト
モールド工程とを必要とするもので、第1例と同様に製
造コストを低減することが困難なものである。
【0008】本発明になる電磁式燃料噴射弁は上記課題
に鑑み成されたもので、Oリング支持孔内に配置される
ターミナルOリングの脱出を抑止する為の部品点数を削
減するとともに、それらの組みつけを簡略化することに
よって製造コストの低減を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に、
本発明は、磁性体よりなる筒状のハウジングと、ハウジ
ングの上方に形成される磁性体よりなる上側磁極片と、
ハウジングの下方に形成される磁性体よりなる下側磁極
片と、によって形成されるハウジング空間部と;上側磁
極片から下側磁極片に向かってハウジング空間部内に突
出するパイプと;ハウジング空間部にあって且つパイプ
の外周に配置され、その外周にコイルが巻回されるとと
もにコイルに接続されるターミナルが鍔部より突出して
配置されたコイルボビンと;ハウジングの下端に配置さ
れた弁座体に形成される弁孔を開閉する弁体と;パイプ
の下端に対向して配置され、弁体をスプリングによって
弁孔に向けて押圧する可動コアと;を備え、上側磁極片
には、Oリング支持孔が貫通して穿設され、一方、上側
磁極片上にあって、且つハウジングに一体的に取着され
る蓋部材には、Oリング支持孔内に挿入配置される挿入
突部が形成されるとともに挿入突部を含む蓋部材にはタ
ーミナル挿通孔が貫通して穿設され、コイルボビンの鍔
部より突出するターミナルは、上側磁極片のOリング支
持孔、及び蓋部材のターミナル挿通孔を介して外方に向
かって突出し、Oリング支持孔の内周とターミナルの外
周との間に配置されるターミナルOリングの上側面上に
挿入突部の下側面を対向して配置したことを第1の特徴
とする。
【0010】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記蓋部材は、合成樹脂材料にて形成されるとともに底部
と、底部から下方に向かう筒状部と、よりなる有底カッ
プ状に形成され、該筒状部の内周の下端近傍に、ハウジ
ングに形成せる係止段部に係合する係止鍔部を設けたこ
とを第2の特徴とする。
【0011】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記、上側磁極片に穿設されるOリング支持孔の上方開口
部を、上側磁極片の上端面に向けて拡開する円錐孔と
し、一方、前記蓋部材に形成される挿入突部を、前記O
リング支持孔の円錐孔に相当し、下方に向かって縮小す
る円錐突部としたことを第3の特徴とする。
【0012】又、本発明は、前記第2の特徴に加え、前
記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成されるとともにそ
の底部には、筒状部の内周に沿う複数の逃がし孔が貫通
して穿設され、筒状部の下端近傍に形成される係止鍔部
を逃がし孔の投影面内に形成したことを第4の特徴とす
る。
【0013】又、本発明は、前記第2の特徴に加え、前
記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成されるとともに筒
状部には、筒状部の長手方向に沿う複数のスリット溝が
穿設され、隣接せるスリット溝との間に形成される切欠
き片部の内周に係止鍔部を形成したことを第5の特徴と
する。
【0014】又、本発明は、前記第2の特徴に加え、前
記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成され、筒状部に
は、筒状部の長手方向に直交して複数の横溝が穿設され
るとともに各横溝の端部には筒状部の長手方向に沿う縦
溝が穿設され、縦溝と横溝とによって形成される切欠き
片部の内周に係止鍔部を形成したことを第6の特徴とす
る。
【0015】
【作用】第1の特徴によると、蓋部材に、それぞれのO
リング支持孔内に挿入される挿入突部が一体的に配置さ
れたので、部品点数を削減できる。又、蓋部材をハウジ
ングに取着することによって、蓋部材に形成される挿入
突部を、Oリング支持孔内に配置されるターミナルOリ
ングの上側面上に固定的に配置できる。而して部品点数
の削減と、組みつけ工程を削減でき製造コストの低減を
達成できる。
【0016】又、第2の特徴によると、蓋部材の係止鍔
部をハウジングの係止段部に単に係合することによっ
て、蓋部材をハウジングに取着でき、同時に挿入突部を
ターミナルOリングの上側面上に固定的に配置できるの
で組みつけ工程を一層簡略化できる。
【0017】又、第3の特徴によると、蓋部材の挿入突
部をOリング支持孔内へ挿入する際、挿入突部に形成さ
れる円錐突部が、Oリング支持孔の円錐孔に沿って自動
的に求心されて挿入されるので、その挿入が容易にして
且つ確実に行なわれる。これは特に組みつけを自動化す
るに当り効果的である。
【0018】又、第4の特徴によると、蓋部材に形成さ
れる係止鍔部を射出成形によって製作する際、アンダー
カットを生じさせることなく係止鍔部を形成できるもの
で、ハウジングの係止段部との係合を一層良好に行なう
ことができる。
【0019】又、第5の特徴によると、蓋部材に形成さ
れる係止鍔部を射出成形によって形成する際、例えアン
ダーカットが生じたとしても係止鍔部を形成する金型の
引き抜きを容易に行なうことができ、蓋部材の成形を良
好に行ないうる。
【0020】又、第6の特徴によると、前記第5の作用
に加え、蓋部材の筒状部の下端に縦溝が開口することが
なく、これによると、ハウジングの外周に配置せる気密
用のOリングの一側面をこの筒状部の下端にて支持する
際において、燃料洩れに対するシール効果を一層向上で
きる。
【0021】
【実施例】以下、本発明になる電磁式燃料噴射弁の一実
施例を図1によって説明する。尚、図11と同一構造部
分については、同一符号を使用し、説明を省略する。1
は、合成樹脂材料、ゴム材料、等の電気的絶縁材料によ
って形成された蓋部材であり、この蓋部材1には円板状
の鍔部1Aと、挿入突部1B,1Cとが一体的に形成さ
れる。鍔部1Aは、上側磁極片21上であって且つハウ
ジング20の大径孔20C内へ収納される形状をなし、
挿入突部1B,1Cは鍔部1Aの下面から下方に向かっ
て突出するとともにOリング支持孔21B,21C内へ
挿入される形状をなす。本例では、Oリング支持孔21
B,21Cがストレート孔にて形成されたので、挿入突
部1B,1Cは円筒形状に形成された。又、挿入突部1
B,1Cの下側面1Dから鍔部1Aの上側面1Eに向け
てターミナル挿通孔1F,1Gが貫通して穿設される。
尚、1Hはパイプ21Aを挿通させる為のパイプ挿通孔
である。
【0022】そして、蓋部材1の鍔部1Aを上側磁極片
21上に配置するとともに挿入突部1BがOリング支持
孔21B内へ挿入配置され、挿入突部1CがOリング支
持孔21C内へ挿入配置される。以上によると、Oリン
グ支持孔21Bの内周とターミナル24Aの外周との間
に配置されたターミナルOリングRの上側面に対向して
挿入突部1Bの下側面1Dが対向(あるいは対接)して
配置される。一方、Oリング支持孔21Cの内周とター
ミナル24Bの外周との間に配置されたターミナルOリ
ングRの上側面に対向して挿入突部1Cの下側面1Dが
対向(あるいは対接)して配置される。又、ターミナル
24Aは、蓋部材1のターミナル挿通孔1F内を挿通し
て鍔部1Aの上側面1Eより上方に向かって突出し、タ
ーミナル24Bは、ターミナル挿通孔1Gを挿通して鍔
部1Aの上側面1Eより上方に向かって突出する。そし
て、かかる状態において、ハウジング20の上部開口部
20Aを、蓋部材1の鍔部1Aの上側面1Eに向けて内
方へカシメる。以上によると、蓋部材1は、ハウジング
20に固定的に取着され、蓋部材1のそれぞれの挿入突
部1B,1Cは、それぞれのOリング支持孔21B,2
1C内へ固定的に配置される。
【0023】かかる本発明の燃料噴射弁によると、挿入
突部1B,1Cが蓋部材1と一体的に形成されたので、
ターミナルOリングRを固定する為の部材としては単一
の部材である蓋部材1を用意すればよいもので、部品点
数を削減できて製造コストを低減できる。又、その組み
つけにあっては、蓋部材1を上側磁極片21上に配置す
ることによってそれぞれの挿入突部1B,1Cをそれぞ
れのOリング支持孔21B,21C内へ挿入配置する第
1工程と、ハウジング1の上部開口20Aを蓋部材1の
鍔部1Aの上側面1E上に向けてカシメる第2工程と、
によって行なわれるので、その製造工程を簡略化でき、
もって製造コストの低減を達成できる。特に蓋部材1を
上側磁極片21上に配置することによって挿入突部1
B,1Cを一度にOリング支持孔21B,21C内へ挿
入できることは極めて効果的である。
【0024】次に、図2によって本発明になる電磁式燃
料噴射弁の他の実施例について説明する。尚、図1と同
一構造部分については同一符号を使用する。2は磁性材
料よりなる有底筒状のハウジングであり、その上底部は
上下方向に突出するパイプ21Aを有する上側磁極片2
1が形成される。又、下方に向かってその段部が開口す
る第2係止段部2A上には下側磁極片20D、シム3
0、弁座体31が配置され、ハウジング2の下部開口2
Bを弁座体31に向けて内方にカシメることにより、こ
れらはハウジング2内へ固定配置される。そして、上側
磁極片21と、コイルボビン収納孔20Eと、下側磁極
片20Dとによってハウジング空間部28が形成され、
このハウジング空間部28内にコイルボビン22が配置
される。そして、コイルボビン22の上方鍔部22Aか
ら上方に向かって突出するターミナル24A,24B
は、上側磁極片21に貫通して穿設されたOリング支持
孔21B,21Cを介して上側磁極片21の上端面21
Dより上方へ突出する。このOリング支持孔21B,2
1Cの上方の開口部は、上側磁極片21の上端面21D
に向けてその径が拡開する円錐孔21Eをなす。又、ハ
ウジング2の上部外周には、下方に向かう環状の係止段
部2Cが形成される。
【0025】3は、合成樹脂材料、ゴム材料、等によっ
て形成される蓋部材であり、図3、図4によって説明す
る。蓋部材3は環状の底部3Aと、底部3Aの外周から
下方に向かってのびる筒状部3Bと、によって形成さ
れ、底部3Aの中心にはパイプ挿通孔3Cが貫通して穿
設され、パイプ挿通孔3Cの外側の底部3Aの下面3D
より、下方に向かってOリング支持孔21B,21C内
へ挿入配置される挿入突部3E,3Fが突出して形成さ
れる。本例における挿入突部3E,3Fの形状は、Oリ
ング支持孔21B,21Cの円錐孔21Eに相当して下
方に向かってその径を縮小する円錐突部とした。又、こ
の挿入突部3E,3Fの下側面3Gから底部3Aの上側
面3Hに向けてターミナル24A,24Bを挿通するタ
ーミナル挿通孔3J,3Kが貫通して穿設された。更に
又、筒状部3Bの内周にあって且つその下端近傍にはハ
ウジング2の係止段部2Cに係合される係止鍔部3Lが
形成される。この係止鍔部3Lは、筒状部3Bの内周よ
り内方に向かって突出し、環状をなす。
【0026】そして、蓋部材3の底部3Aをハウジング
2の上側磁極片21の上端面21D上にかぶせるもの
で、このとき蓋部材3の筒状部3Bが合成樹脂材料、ゴ
ム等で形成されて弾性力を有するので係止鍔部3Lがハ
ウジング2の係止段部2Cに係合され、蓋部材3はハウ
ジング2に固定的に取着される。かかる状態において、
蓋部材3のパイプ挿通孔3C内にはパイプ21Aが挿通
され、一方、挿入突部3Eは上側磁極片21のOリング
支持孔21Bの円錐孔21E内に進入して配置され、挿
入突部3Fは、Oリング支持孔21Cの円錐孔21E内
に進入して配置される。一方、ターミナル24Aは、O
リング支持孔21B、ターミナル挿通孔3Jを通って蓋
部材3より上方に向かって突出し、ターミナル24B
は、Oリング支持孔21C、ターミナル挿通孔3Kを通
って蓋部材3より上方に向かって突出する。以上による
と、Oリング支持孔21Bの内周と、ターミナル24A
の外周との間に配置されたターミナルOリングRの上側
面に対向して蓋部材3の挿入突部3Eの下面3Gを固定
的に配置することができるので、ターミナルOリングR
がOリング支持孔21Bより脱出することが抑止され
る。又、Oリング支持孔21Cの内周と、ターミナル2
4Bの外周との間に配置されたターミナルOリングRの
上側面に対向して蓋部材3の挿入突部3Fの下面3Gを
固定的に配置することができるので、ターミナルOリン
グRがOリング支持孔21Cより脱出することが抑止さ
れる。
【0027】以上によると、Oリング支持孔内に配置さ
れるターミナルOリングの脱出を防止する部材として
は、単に蓋部材を用意すればよいので、部品点数を削減
でき、製造コストを低減できる。又、その組みつけにあ
っては、蓋部材を圧入、カシメ、溶接、接着等の取着手
段をもってハウジングに一体的に取着すればよいもの
で、その組みつけ工程が簡略化できもって製造コストの
低減を図れる。又、蓋部材をハウジングに取着するに当
り、本実施例の如く、蓋部材の係止鍔部をハウジングの
係止段部に向けて嵌合したことによると、その組みつけ
は一層簡略化できるとともにその作業は単に燃料噴射弁
の長手方向に押圧すればよいので、格別な装置を必要と
しない。
【0028】又、Oリング支持孔の上方開口部を円錐孔
とし、蓋部材の挿入突部を円錐孔に相当する円錐突部と
したことによると、挿入突部をOリング支持孔内へ挿入
する際、挿入突部はOリング支持孔に自動的に求心され
て挿入されるもので、その挿入が確実にして且つ容易に
行なわれる。これは、蓋部材をハウジングに自動的に組
みつける自動化において特に効果的である。
【0029】次に蓋部材の他の例について図5、図6に
ついて説明する。尚、図3、図4と同一構造部分は同一
符号を使用する。3Mは、蓋部材3の底部3Aに貫通し
て穿設された複数の逃がし孔であり、この逃がし孔3M
の外側部分3M' は、筒状部3Bの内周面3Nに沿う同
一面をなす。本例において逃がし孔3Mは4個穿設され
た。そして、係止鍔部3Lは、逃がし孔3Mの投影面内
に形成された。すなわち、係止鍔部3Lは筒状部3Bの
内周面3Nから内方に向かって突出するとともに逃がし
孔3M内に形成されるもので、いいかえると、係止鍔部
3Lは逃がし孔3Mに臨んで形成される。かかる蓋部材
によると、係止鍔部3Lを射出成形にて製作する際、係
止鍔部3Lに相当する金型部分は、逃がし孔3Mを介し
て上方へ引くぬくことができるもので、これによると、
蓋部材の成形時においてアンダーカット部分がなくなる
もので、係止鍔部3Lの係止鍔部幅Sを自在に選択でき
る。
【0030】次に蓋部材の他の例について図7、図8に
より説明する。尚、図3、図4と同一構造部分は同一符
号を使用する。3Pは、筒状部3Bの下端3Qより、筒
状部3Bの長手方向X−Xに沿って上方向に穿設された
複数のスリット溝であり、本例では8個穿設された。こ
のスリット溝3Pによると、隣接するスリット溝3P,
3Pによって切欠き片部3Rが形成されるもので、この
切欠き片部3Rの内周面3Nに係止鍔部3Lが形成され
る。以上によると、蓋部材3を射出成形によって形成す
る際、係止鍔部3Lはアンダーカット部となるものであ
るが、係止鍔部3Lが片持ち状態にある切欠き片部3R
に設けられているので係止鍔部3Lに相当する金型を引
き抜く際においても無理なく成形できる。
【0031】更に、蓋部材の他の例について図9、図1
0により説明する。尚、図3、図4と同一構造部分につ
いては同一符号を使用する。3Sは筒状部3Bにあって
且つ筒状部3Bの長手方向X−Xに直交して穿設された
複数の横溝であり、本例では4個穿設された。そして、
横溝3Sの端部から筒状部3Bの長手方向X−Xに沿っ
て上方に向かう縦溝3Tが穿設される。以上によると横
溝3Sと、その端部に形成される縦溝3T,3Tとによ
り切欠き片部3Uが形成され、この切欠き片部3Uの内
周面3Nに係止鍔部3Lが形成される。本例にあっては
4個の切欠き片部3Uが形成される。以上によれば、前
記蓋部材と同様に、蓋部材3を射出成形によって形成す
る際、係止鍔部3Lはアンダーカット部となるものであ
るが、係止鍔部3Lが片持ち状態にある切欠き片部3U
に設けられているので係止鍔部3Lに相当する金型を引
き抜く際においても無理なく成形できる。又、切欠き片
部3Uを、横溝3Sをもって形成し横溝3Sの両端に縦
溝3Tを形成したことによると、筒状部3Bの下端3Q
に縦溝3Tが開口することなく、下端3Qに連続した環
状面を形成できる。以上によると、図2に示されるよう
にハウジング2の上部に前記蓋部材3を嵌合した際、ハ
ウジング2の外周に配置されたシール用OリングPの上
側面に対向して、蓋部材3の筒状部3Bの環状面をなす
下端3Qを配置できるので、該シール用OリングPの保
持を良好に行なうことができる。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる電磁式燃料噴
射弁の第1の特徴によると、単一の蓋部材を用意すれば
よいので部品点数を削減でき、且つその組みつけも単に
蓋部材をハウジングに取着すればよいのでその工程が削
減でき、もって製造コストを大きく低減できたものであ
る。又、第2の特徴によると、蓋部材の係止鍔部をハウ
ジングの係止段部に係合することによって蓋部材をハウ
ジングに取着することができるのでその取着は極めて簡
単であり、特に蓋部材の自動組みつけに効果的である。
又、本発明の第3の特徴によると、蓋部材をハウジング
に取着する際、特に挿入突部をOリング支持孔内に正確
に挿入することが容易に行なわれるもので、特に自動組
みつけ時において、その位置決め作業を確実にして且つ
容易に行なうことができる。又、本発明の第4の特徴に
よると、蓋部材を射出成形によって製作する際、係止鍔
部をアンダーカット無しで成形できるもので、係止鍔部
の係合代の選択の自由度を増すことができ、係合の信頼
性を一層高めることができた。又、本発明の第5の特徴
によると、蓋部材を射出成形によって製作する際、係止
鍔部にアンダーカットが生じたとしても蓋部材に無理な
ストレスを加えることなく、蓋部材を製作しうる。更に
本発明の第6の特徴によると、係止鍔部にアンダーカッ
トが生じたとしても蓋部材に無理なストレスを加えるこ
となく蓋部材を製作することができるとともに蓋部材の
筒状部の下端に連続した環状面を形成することができ、
この環状面によってハウジングの外周に配置されるシー
ル用Oリングの保持を良好に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電磁式燃料噴射弁の一実施例を示
す縦断面図。
【図2】本発明になる電磁式燃料噴射弁の他の実施例を
示す縦断面図。
【図3】図2における蓋部材を示す縦断面図。
【図4】図3の下部平面図。
【図5】蓋部材の他の例を示す上部平面図。
【図6】図5のA−A線における縦断面図。
【図7】蓋部材の他の例を示す上部平面図。
【図8】図7のB−B線における縦断面図。
【図9】蓋部材の更に他の例を示す上部平面図。
【図10】図9のC−C線における縦断面図。
【図11】従来の電磁式燃料噴射弁の第1の例を示す縦
断面図。
【図12】従来の電磁式燃料噴射弁の第2の例を示す縦
断面図。
【符号の説明】
1,3 蓋部材 1B,1C 挿入突部 3E,3F 挿入突部 1F,1G ターミナル挿通孔 3J,3K ターミナル挿通孔 2C ハウジングの係止段部 3L 係止鍔部 3M 逃がし孔 3N 内周面 3P スリット溝 3R 切欠き片部 3S 横溝 3T 縦溝 3U 切欠き片部 R ターミナルOリング 21B,21C Oリング支持孔 24A,24B ターミナル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体よりなる筒状のハウジングと、ハ
    ウジングの上方に形成される磁性体よりなる上側磁極片
    と、ハウジングの下方に形成される磁性体よりなる下側
    磁極片と、によって形成されるハウジング空間部と;上
    側磁極片から下側磁極片に向かってハウジング空間部内
    に突出するパイプと;ハウジング空間部にあって且つパ
    イプの外周に配置され、その外周にコイルが巻回される
    とともにコイルに接続されるターミナルが鍔部より突出
    して配置されたコイルボビンと;ハウジングの下端に配
    置された弁座体に形成される弁孔を開閉する弁体と;パ
    イプの下端に対向して配置され、弁体をスプリングによ
    って弁孔に向けて押圧する可動コアと;を備え、上側磁
    極片には、Oリング支持孔が貫通して穿設され、一方、
    上側磁極片上にあって、且つハウジング2に一体的に取
    着される蓋部材には、Oリング支持孔内に挿入配置され
    る挿入突部が形成されるとともに挿入突部を含む蓋部材
    にはターミナル挿通孔が貫通して穿設され、コイルボビ
    ンの鍔部より突出するターミナルは、上側磁極片のOリ
    ング支持孔、及び蓋部材のターミナル挿通孔を介して外
    方に向かって突出し、Oリング支持孔の内周とターミナ
    ルの外周との間に配置されるターミナルOリングの上側
    面上に挿入突部の下側面を対向して配置したことを特徴
    とする電磁式燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記蓋部材は、合成樹脂材料にて形成さ
    れるとともに底部と、底部から下方に向かう筒状部と、
    よりなる有底カップ状に形成され、該筒状部の内周の下
    端近傍に、ハウジングに形成せる係止段部に係合する係
    止鍔部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電磁式
    燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記、上側磁極片に穿設されるOリング
    支持孔の上方開口部を、上側磁極片の上端面に向けて拡
    開する円錐孔とし、一方、前記蓋部材に形成される挿入
    突部を、前記Oリング支持孔の円錐孔に相当し、下方に
    向かって縮小する円錐突部としたことを特徴とする請求
    項1記載の電磁式燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成
    されるとともにその底部には、筒状部の内周に沿う複数
    の逃がし孔が貫通して穿設され、筒状部の下端近傍に形
    成される係止鍔部を逃がし孔の投影面内に形成したこと
    を特徴とする請求項2記載の電磁式燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成
    されるとともに筒状部には、筒状部の長手方向に沿う複
    数のスリット溝が穿設され、隣接せるスリット溝との間
    に形成される切欠き片部の内周に係止鍔部を形成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の電磁式燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 前記、蓋部材は、合成樹脂材料にて形成
    され、筒状部には、筒状部の長手方向に直交して複数の
    横溝が穿設されるとともに各横溝の端部には筒状部の長
    手方向に沿う縦溝が穿設され、縦溝と横溝とによって形
    成される切欠き片部の内周に係止鍔部を形成したことを
    特徴とする請求項2記載の電磁式燃料噴射弁。
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