JPH08218795A - 地下空間の構築方法 - Google Patents
地下空間の構築方法Info
- Publication number
- JPH08218795A JPH08218795A JP7031006A JP3100695A JPH08218795A JP H08218795 A JPH08218795 A JP H08218795A JP 7031006 A JP7031006 A JP 7031006A JP 3100695 A JP3100695 A JP 3100695A JP H08218795 A JPH08218795 A JP H08218795A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- underground space
- tunnel
- ground
- shell structure
- Prior art date
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 外殻体の構造をより簡易かつ経済的なものに
して構築作業を容易にし、内部の掘削作業を迅速に行な
うことを可能にするとともに、十分な強度及び止水性を
有する構造体によって覆われた地下空間を容易かつ効率
よく形成する。 【構成】 トンネル本体部16とこのトンネル本体部の
両側に翼状に突出形成される張出し部17とからなると
ともに、予定する地下空間14の水平軸方向に延長する
多数の外殻トンネル15を、各張出し部が地下空間14
の周方向に沿って隣接するトンネル本体部の間に突出す
るように配設しつつ地下空間の外周部分に連設配置する
ことにより、外殻構造体10を形成する工程と、この外
殻構造体の内側に覆工体12を形成しながら、地盤11
を、分割された所定長さ毎に順次掘削して行くことによ
り、外殻トンネルと一体となった覆工体12で覆われた
地下空間を構築形成する工程とによって構成される。
して構築作業を容易にし、内部の掘削作業を迅速に行な
うことを可能にするとともに、十分な強度及び止水性を
有する構造体によって覆われた地下空間を容易かつ効率
よく形成する。 【構成】 トンネル本体部16とこのトンネル本体部の
両側に翼状に突出形成される張出し部17とからなると
ともに、予定する地下空間14の水平軸方向に延長する
多数の外殻トンネル15を、各張出し部が地下空間14
の周方向に沿って隣接するトンネル本体部の間に突出す
るように配設しつつ地下空間の外周部分に連設配置する
ことにより、外殻構造体10を形成する工程と、この外
殻構造体の内側に覆工体12を形成しながら、地盤11
を、分割された所定長さ毎に順次掘削して行くことによ
り、外殻トンネルと一体となった覆工体12で覆われた
地下空間を構築形成する工程とによって構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下空間の構築方法
に関し、特に、大規模の地下空間を地中に設けるための
地下空間の構築方法に関する。
に関し、特に、大規模の地下空間を地中に設けるための
地下空間の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地中の領域を有効に活用すべく、
各種のトンネル工法等により地下地盤を掘削して地下空
間を形成し、これを道路や鉄道、電力施設や下水施設、
あるいは地下街等の各種の施設として使用することが検
討、実施されている。そして、かかる地下空間を地中に
設ける工法としては、開削工法やトンネル工法等が採用
されているが、地中の相当の深部に地下空間を設ける場
合、特に都市部においては、シールド工法等のトンネル
工法を用いるのが一般的である。
各種のトンネル工法等により地下地盤を掘削して地下空
間を形成し、これを道路や鉄道、電力施設や下水施設、
あるいは地下街等の各種の施設として使用することが検
討、実施されている。そして、かかる地下空間を地中に
設ける工法としては、開削工法やトンネル工法等が採用
されているが、地中の相当の深部に地下空間を設ける場
合、特に都市部においては、シールド工法等のトンネル
工法を用いるのが一般的である。
【0003】一方、上記地下施設の大型化の要望に応え
るとともに地中領域をさらに有効活用することを目的と
して、大規模の地下空間を地中に構築形成することが望
まれているが、シールド工法等のトンネル掘進用の機械
を用いたトンネル工法では、掘進機械の断面の大きさに
限界があるため、かかる掘進機械を用いた単独の工法で
は、所望の大きさの地下空間を掘削形成するのは困難な
場合が多い。また、地下空間を掘削形成する予定の地盤
を予め薬液注入工法や地下水位低下工法等の補助工法を
用いて改良固化した後に、山岳トンネル工法と同様の方
法で地下空間を掘削形成する方法も考えられているが、
かかる補助工法を大規模に施工するには多大な工費及び
工期を必要とするとともに、精度良く施工することが困
難なため、地下水の漏水や地山の崩落等を招いて掘削作
業に障害が生じる場合も多い。
るとともに地中領域をさらに有効活用することを目的と
して、大規模の地下空間を地中に構築形成することが望
まれているが、シールド工法等のトンネル掘進用の機械
を用いたトンネル工法では、掘進機械の断面の大きさに
限界があるため、かかる掘進機械を用いた単独の工法で
は、所望の大きさの地下空間を掘削形成するのは困難な
場合が多い。また、地下空間を掘削形成する予定の地盤
を予め薬液注入工法や地下水位低下工法等の補助工法を
用いて改良固化した後に、山岳トンネル工法と同様の方
法で地下空間を掘削形成する方法も考えられているが、
かかる補助工法を大規模に施工するには多大な工費及び
工期を必要とするとともに、精度良く施工することが困
難なため、地下水の漏水や地山の崩落等を招いて掘削作
業に障害が生じる場合も多い。
【0004】そして、このような地下空間を形成する際
の困難性を鑑みて、トンネル工法を組み合わせた工法と
して、例えば、構築予定の大規模地下空間の両端部に立
坑を形成し、これらの立坑を発進用あるいは到達用の立
坑として、多数の外殻トンネルを地下空間の周方向に密
接して連続設置することにより地下空間の周囲を覆う外
殻体を形成し、しかる後に形成した外殻体の内部を掘削
して地下空間とする方法が提案されている。
の困難性を鑑みて、トンネル工法を組み合わせた工法と
して、例えば、構築予定の大規模地下空間の両端部に立
坑を形成し、これらの立坑を発進用あるいは到達用の立
坑として、多数の外殻トンネルを地下空間の周方向に密
接して連続設置することにより地下空間の周囲を覆う外
殻体を形成し、しかる後に形成した外殻体の内部を掘削
して地下空間とする方法が提案されている。
【0005】この方法によれば、地下空間を掘削形成す
る予定の地盤は、掘削作業に先立って、その周囲が外殻
トンネルを連続設置して形成した外殻体によって予め強
固に覆われていることになるため、地下空間の掘削作業
を容易かつ確実に行なうことができることになる。
る予定の地盤は、掘削作業に先立って、その周囲が外殻
トンネルを連続設置して形成した外殻体によって予め強
固に覆われていることになるため、地下空間の掘削作業
を容易かつ確実に行なうことができることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ンネル工法を組み合わせた地下空間の構築方法によれ
ば、外殻体を形成する外殻トンネルは、地下空間の掘削
作業に先立って、周囲の地盤を強固に防護するための外
殻体としての十分な強度及び止水性を予め担保すべく、
互いに密接して多数連続配置されるものであるため、そ
の構築作業のための工期及び工費が嵩むことになるとい
う課題があった。
ンネル工法を組み合わせた地下空間の構築方法によれ
ば、外殻体を形成する外殻トンネルは、地下空間の掘削
作業に先立って、周囲の地盤を強固に防護するための外
殻体としての十分な強度及び止水性を予め担保すべく、
互いに密接して多数連続配置されるものであるため、そ
の構築作業のための工期及び工費が嵩むことになるとい
う課題があった。
【0007】そこで、この発明はかかる課題に着目して
なされたもので、外殻体の構造をより簡易かつ経済的な
ものにしてこれの構築作業を容易にし、内部の掘削作業
を迅速に行なうことを可能にするとともに、十分な強度
及び止水性を有する構造体によって覆われた信頼性のあ
る地下空間を容易かつ効率よく形成することのできる地
下空間の構築方法を提供することを目的とするものであ
る。
なされたもので、外殻体の構造をより簡易かつ経済的な
ものにしてこれの構築作業を容易にし、内部の掘削作業
を迅速に行なうことを可能にするとともに、十分な強度
及び止水性を有する構造体によって覆われた信頼性のあ
る地下空間を容易かつ効率よく形成することのできる地
下空間の構築方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、トンネル
本体部とこのトンネル本体部の両側に翼状に突出形成さ
れる張出し部とからなるとともに、予定する地下空間の
水平軸方向に延長する多数の外殻トンネルを、前記各張
出し部が前記地下空間の周方向に沿って隣接するトンネ
ル本体部の間に突出するように配設しつつ前記地下空間
の外周部分に連設配置することにより、前記地下空間を
掘削形成する予定の地盤を覆う外殻構造体を形成する工
程と、この外殻構造体の内側に覆工体を形成しながら、
この外殻構造体によって周囲を覆われる地盤を、分割さ
れた所定長さ毎に順次掘削して行くことにより、前記外
殻構造体の内方に、当該外殻構造体と一体となった覆工
体で覆われた地下空間を構築形成する工程とからなるこ
とを特徴とする地下空間の構築方法にある。
達成するためになされたもので、その要旨は、トンネル
本体部とこのトンネル本体部の両側に翼状に突出形成さ
れる張出し部とからなるとともに、予定する地下空間の
水平軸方向に延長する多数の外殻トンネルを、前記各張
出し部が前記地下空間の周方向に沿って隣接するトンネ
ル本体部の間に突出するように配設しつつ前記地下空間
の外周部分に連設配置することにより、前記地下空間を
掘削形成する予定の地盤を覆う外殻構造体を形成する工
程と、この外殻構造体の内側に覆工体を形成しながら、
この外殻構造体によって周囲を覆われる地盤を、分割さ
れた所定長さ毎に順次掘削して行くことにより、前記外
殻構造体の内方に、当該外殻構造体と一体となった覆工
体で覆われた地下空間を構築形成する工程とからなるこ
とを特徴とする地下空間の構築方法にある。
【0009】なお、上記記載において地下空間の水平軸
方向とは、立坑等の主として縦方向に掘削形成された地
下空間の軸である垂直軸方向と区別するために用いる概
念で、完全に水平方向に延長している軸方向の他、例え
ば水平方向とはある程度の傾きをもって横方向に延長す
る軸方向や、斜坑における斜めの軸方向等をも含むもの
である。
方向とは、立坑等の主として縦方向に掘削形成された地
下空間の軸である垂直軸方向と区別するために用いる概
念で、完全に水平方向に延長している軸方向の他、例え
ば水平方向とはある程度の傾きをもって横方向に延長す
る軸方向や、斜坑における斜めの軸方向等をも含むもの
である。
【0010】また、外殻構造体によって周囲を覆われる
地盤を順次掘削して行く際の分割された所定長さとは、
その両端部を掘削前の地山あるいは内側に形成した覆工
体により支持させつつ、内部を掘削して中空状態とした
場合でも、各外殻トンネルが外方からの荷重により損傷
することのないスパン長をいい、各外殻トンネルの曲げ
強度、周囲の地盤の地質や土圧等を鑑みて適宜設計され
るものである。
地盤を順次掘削して行く際の分割された所定長さとは、
その両端部を掘削前の地山あるいは内側に形成した覆工
体により支持させつつ、内部を掘削して中空状態とした
場合でも、各外殻トンネルが外方からの荷重により損傷
することのないスパン長をいい、各外殻トンネルの曲げ
強度、周囲の地盤の地質や土圧等を鑑みて適宜設計され
るものである。
【0011】そして、この発明の地下空間の構築方法に
よれば、 前記外殻構造体を形成する工程において、前
記各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤には、各
隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにして
改良地盤を形成することが好ましい。
よれば、 前記外殻構造体を形成する工程において、前
記各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤には、各
隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにして
改良地盤を形成することが好ましい。
【0012】
【作用】そして、この発明の地下空間の構築方法によれ
ば、地下空間の掘削作業に先立って、地下空間を掘削形
成する予定の地盤を覆う外殻構造体は、トンネル本体部
と張出し部とからなる外殻トンネルを、前記各張出し部
が前記地下空間の周方向に沿って隣接するトンネル本体
部の間に突出するように配設しつつ前記地下空間の外周
部分に連設配置することにより形成する。すなわち、張
出し部を、隣接するトンネル本体部の間の土圧を支持す
る、縦方向の掘削壁面等に用いる親杭横矢板工法におけ
る横矢板に相当するものとして作用させる一方で、トン
ネル本体部は親杭に相当するものとして作用させ、外殻
トンネルを、トンネル本体部を密接配置することなく相
当の間隔を設けつつ設置することにより、設置本数を低
減して外殻構造体を簡易かつ経済的なものとして設置す
ることができる。
ば、地下空間の掘削作業に先立って、地下空間を掘削形
成する予定の地盤を覆う外殻構造体は、トンネル本体部
と張出し部とからなる外殻トンネルを、前記各張出し部
が前記地下空間の周方向に沿って隣接するトンネル本体
部の間に突出するように配設しつつ前記地下空間の外周
部分に連設配置することにより形成する。すなわち、張
出し部を、隣接するトンネル本体部の間の土圧を支持す
る、縦方向の掘削壁面等に用いる親杭横矢板工法におけ
る横矢板に相当するものとして作用させる一方で、トン
ネル本体部は親杭に相当するものとして作用させ、外殻
トンネルを、トンネル本体部を密接配置することなく相
当の間隔を設けつつ設置することにより、設置本数を低
減して外殻構造体を簡易かつ経済的なものとして設置す
ることができる。
【0013】一方、この外殻構造体により覆われる内部
の地盤の掘削作業は、外殻構造体の内側に覆工体を形成
しながら、分割された所定長さ毎に順次掘削してゆくこ
とにより行うので、外殻構造体の内側を全区間にわたっ
て一度に中空状態とすることがない。すなわち、分割さ
れた各掘削区間において、内側が中空状態となる外殻構
造体の両端部分を掘削前の地山あるいは既に形成した前
区間の覆工体等により支持させながら、外殻構造体が簡
易なものであってもこれの損傷を防止しつつ、安定して
掘削作業を行なってゆくことができるとともに、掘削作
業の完了時には、外殻構造体と覆工体とが一体となって
十分な強度及び止水性を備えた強固な構造体を地下空間
の周囲に形成する。
の地盤の掘削作業は、外殻構造体の内側に覆工体を形成
しながら、分割された所定長さ毎に順次掘削してゆくこ
とにより行うので、外殻構造体の内側を全区間にわたっ
て一度に中空状態とすることがない。すなわち、分割さ
れた各掘削区間において、内側が中空状態となる外殻構
造体の両端部分を掘削前の地山あるいは既に形成した前
区間の覆工体等により支持させながら、外殻構造体が簡
易なものであってもこれの損傷を防止しつつ、安定して
掘削作業を行なってゆくことができるとともに、掘削作
業の完了時には、外殻構造体と覆工体とが一体となって
十分な強度及び止水性を備えた強固な構造体を地下空間
の周囲に形成する。
【0014】また、前記外殻構造体を形成する工程にお
いて、各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤に、
各隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにし
て改良地盤を形成すれば、外殻構造体の止水性を向上し
てさらに安定して内部の掘削作業を行なってゆくことが
できる。
いて、各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤に、
各隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにし
て改良地盤を形成すれば、外殻構造体の止水性を向上し
てさらに安定して内部の掘削作業を行なってゆくことが
できる。
【0015】
【実施例】次に、この発明の実施例について、添付図面
を参照しつつ詳細に説明する。図1(a)及び(b)
は、この発明の一実施例にかかる地下空間の構築方法を
示すものであり、外殻構造体10により周囲を覆われた
地盤11を、鉄筋コンクリートや各種の鋼材等からなる
覆工体12を形成して外殻構造体10を支持しつつ、分
割された所定長さのスパン毎に順次掘削して行くことに
より、地下空間としての径20m程度の半円状の大規模
トンネル14を形成する状況を示すものである。
を参照しつつ詳細に説明する。図1(a)及び(b)
は、この発明の一実施例にかかる地下空間の構築方法を
示すものであり、外殻構造体10により周囲を覆われた
地盤11を、鉄筋コンクリートや各種の鋼材等からなる
覆工体12を形成して外殻構造体10を支持しつつ、分
割された所定長さのスパン毎に順次掘削して行くことに
より、地下空間としての径20m程度の半円状の大規模
トンネル14を形成する状況を示すものである。
【0016】そして、この実施例において、外殻構造体
10は、後述するシールド掘進機20を用いて、大規模
トンネル14の水平軸方向に延長形成される外殻トンネ
ル15を、図1(a)に示すように、大規模トンネル1
4の外周部分に多数連設して構成されるとともに、各外
殻トンネル15は、円形断面のトンネル本体部16とこ
のトンネル本体部16の両側に翼状に突出形成される張
出し部17とからなり、また、各外殻トンネル15は、
その張出し部17が大規模トンネル14の周方向に沿っ
て突出するように配設されることにより、当該張出し部
17によって隣接するトンネル本体部16の間の間隔部
分を略覆って、大規模トンネル14の全周を防護する一
体となった外殻構造体10を構成するようになってい
る。
10は、後述するシールド掘進機20を用いて、大規模
トンネル14の水平軸方向に延長形成される外殻トンネ
ル15を、図1(a)に示すように、大規模トンネル1
4の外周部分に多数連設して構成されるとともに、各外
殻トンネル15は、円形断面のトンネル本体部16とこ
のトンネル本体部16の両側に翼状に突出形成される張
出し部17とからなり、また、各外殻トンネル15は、
その張出し部17が大規模トンネル14の周方向に沿っ
て突出するように配設されることにより、当該張出し部
17によって隣接するトンネル本体部16の間の間隔部
分を略覆って、大規模トンネル14の全周を防護する一
体となった外殻構造体10を構成するようになってい
る。
【0017】また、この地下空間の外殻構造10によれ
ば、各張出し部17の先端部分の地盤には、各隣接する
外殻トンネル15の張出し部17を接合するようにし
て、改良地盤19が形成されている。
ば、各張出し部17の先端部分の地盤には、各隣接する
外殻トンネル15の張出し部17を接合するようにし
て、改良地盤19が形成されている。
【0018】そして、上記構成を有する外殻構造体10
を地中に形成するには、図3に示すように、大規模トン
ネル14の両端部を区画すべく、大規模トンネル14を
形成する予定の地盤11を挟んでその前後に、例えば地
中連続壁工法等を用いて立坑40を予め構築し、これら
の立坑40を発進立坑あるいは到達立坑として、図4に
示すシールド掘進機20を往復掘進させることにより、
大規模トンネル14を掘削形成する予定の地盤11の周
囲に、外殻トンネル15を多数連設配置する。
を地中に形成するには、図3に示すように、大規模トン
ネル14の両端部を区画すべく、大規模トンネル14を
形成する予定の地盤11を挟んでその前後に、例えば地
中連続壁工法等を用いて立坑40を予め構築し、これら
の立坑40を発進立坑あるいは到達立坑として、図4に
示すシールド掘進機20を往復掘進させることにより、
大規模トンネル14を掘削形成する予定の地盤11の周
囲に、外殻トンネル15を多数連設配置する。
【0019】すなわち、かかる作業に用いるシールド掘
進機20は、例えば図4(a)〜(c)に示すように、
円筒状の泥土圧式のシールド掘進機本体21と、この掘
進機本体21の側面から互いに背向しつつ径方向外方に
翼状に張り出して設けられた一対のヘリカルドラム掘進
装置22とからなり、掘進機本体21のカッターヘッド
25により切削した土砂をこれの後方の土圧室23に取
り込むとともに、シールド掘進機20の推進力をコント
ロールして土圧室23の泥土圧を調整しつつ、かつスク
リューコンベア41により土圧室23内の掘削土砂を排
出しつつ外殻トンネル15の掘進作業を行なってゆくも
のである。また、ヘリカルドラム掘進装置22は土圧室
23と連通するヘリカルドラム24を備え、スクリュー
状のカッタービット26により切削した張り出し部分の
掘削土砂を、土圧室23の内部に送り込むことができる
ようになっている。そして、このシールド掘進機20に
よれば、掘進機本体21の後方には、スキンプレート4
2の内部において円筒状にセグメント27を組み立てて
外殻トンネル15の内部を覆工するとともに、このセグ
メント27から推進ジャッキ29aにより推進反力を
得、また、ヘリカルドラム掘進装置22の後方には、ス
キンプレート42の張り出し部分43の掘削溝44に、
例えばPCコンクリートや現場打ちコンクリート等から
なる張出し版28を設置するとともに、この張出し版2
8から推進ジャッキ29bによりヘリカルドラム掘進装
置22の推進反力を得ることにより、バランスよくシー
ルド掘進機20を前進させて行くことができるようにな
っている。
進機20は、例えば図4(a)〜(c)に示すように、
円筒状の泥土圧式のシールド掘進機本体21と、この掘
進機本体21の側面から互いに背向しつつ径方向外方に
翼状に張り出して設けられた一対のヘリカルドラム掘進
装置22とからなり、掘進機本体21のカッターヘッド
25により切削した土砂をこれの後方の土圧室23に取
り込むとともに、シールド掘進機20の推進力をコント
ロールして土圧室23の泥土圧を調整しつつ、かつスク
リューコンベア41により土圧室23内の掘削土砂を排
出しつつ外殻トンネル15の掘進作業を行なってゆくも
のである。また、ヘリカルドラム掘進装置22は土圧室
23と連通するヘリカルドラム24を備え、スクリュー
状のカッタービット26により切削した張り出し部分の
掘削土砂を、土圧室23の内部に送り込むことができる
ようになっている。そして、このシールド掘進機20に
よれば、掘進機本体21の後方には、スキンプレート4
2の内部において円筒状にセグメント27を組み立てて
外殻トンネル15の内部を覆工するとともに、このセグ
メント27から推進ジャッキ29aにより推進反力を
得、また、ヘリカルドラム掘進装置22の後方には、ス
キンプレート42の張り出し部分43の掘削溝44に、
例えばPCコンクリートや現場打ちコンクリート等から
なる張出し版28を設置するとともに、この張出し版2
8から推進ジャッキ29bによりヘリカルドラム掘進装
置22の推進反力を得ることにより、バランスよくシー
ルド掘進機20を前進させて行くことができるようにな
っている。
【0020】なお、ここで、ヘリカルドラムとは、一般
に、中心軸の周囲に鋼板等の板部材を螺旋状に取り付
け、全体として円筒形状をなす部材で、内部に取り込ん
だ土砂やその他の資材や廃材等を螺旋形状に沿って送り
出すことができるような構成を有する機材をいい、例え
ばアルファルトフィニッシャーにおけるアスファルト合
材の敷均し装置や、舗装面破砕工事における破砕された
路材の集積装置として用いられているヘリカルドラムを
一部改良してこの発明に用いることができる。すなわ
ち、これらの装置の外周部分に、土砂切削用のビットを
適宜取り付けて、この発明を構成するヘリカルドラムと
して用いることができる。
に、中心軸の周囲に鋼板等の板部材を螺旋状に取り付
け、全体として円筒形状をなす部材で、内部に取り込ん
だ土砂やその他の資材や廃材等を螺旋形状に沿って送り
出すことができるような構成を有する機材をいい、例え
ばアルファルトフィニッシャーにおけるアスファルト合
材の敷均し装置や、舗装面破砕工事における破砕された
路材の集積装置として用いられているヘリカルドラムを
一部改良してこの発明に用いることができる。すなわ
ち、これらの装置の外周部分に、土砂切削用のビットを
適宜取り付けて、この発明を構成するヘリカルドラムと
して用いることができる。
【0021】また、かかる掘進作業に伴って、例えばヘ
リカルドラム掘進装置22の先端部分や張り出し部分の
掘削溝44の先端部分、あるいは設置した張出し版28
の先端部分から、各種のセメント系あるいは樹脂系の地
盤改良材を注入固化することにより、各隣接する外殻ト
ンネル15の張出し部17を接合する改良地盤19を容
易に形成することができる。
リカルドラム掘進装置22の先端部分や張り出し部分の
掘削溝44の先端部分、あるいは設置した張出し版28
の先端部分から、各種のセメント系あるいは樹脂系の地
盤改良材を注入固化することにより、各隣接する外殻ト
ンネル15の張出し部17を接合する改良地盤19を容
易に形成することができる。
【0022】そして、この実施例によれば、上述のよう
にして形成された外殻構造体10によって周囲を覆われ
た地盤11を掘削して大規模トンネル14を形成する。
すなわち、かかる作業は、図1(b)に示すように、例
えばトンネルの水平軸方向10m程度の距離を1スパン
aとして分割し、各スパンa毎にトンネル14の掘削作
業及び掘削内周面への覆工体12の構築作業を順次繰り
返しつつ、トンネル14を構築してゆくことにより行な
う。なお、かかるスパンa毎の作業は、厳格に分割して
行われるものではなく、先行するスパンaにおける作業
と後行するスパンaの作業とを一部並行して行ってもよ
い。
にして形成された外殻構造体10によって周囲を覆われ
た地盤11を掘削して大規模トンネル14を形成する。
すなわち、かかる作業は、図1(b)に示すように、例
えばトンネルの水平軸方向10m程度の距離を1スパン
aとして分割し、各スパンa毎にトンネル14の掘削作
業及び掘削内周面への覆工体12の構築作業を順次繰り
返しつつ、トンネル14を構築してゆくことにより行な
う。なお、かかるスパンa毎の作業は、厳格に分割して
行われるものではなく、先行するスパンaにおける作業
と後行するスパンaの作業とを一部並行して行ってもよ
い。
【0023】ここで、トンネル14の周囲は、トンネル
本体部16と張出し部17とからなる外殻トンネル15
を連接してなる比較的簡易な構造の外殻構造体10によ
って覆われているが、掘削作業は各スパンa毎に分割し
て行われるため、1スパンaの地盤が掘削されて覆工体
12が構築されるまでの間、周囲の地盤は、その両端部
分が掘削前の後行するスパンaの地山と既に完了した先
行するスパンaの覆工体12とによって支持された当該
スパンa内の外殻構造体10によって覆われるので、周
囲からの土圧等の荷重を各外殻トンネル15のトンネル
本体部16及び張出し部17によって効率よく支持しつ
つ、当該スパンaにおける掘削作業を安定して行ってゆ
くことができる。すなわち、外殻構造体10の内部を長
区間にわたって一度に中空状態とすることがないので、
外殻構造体10が簡易なものであっても各外殻トンネル
15の破損を容易に防止することができる。
本体部16と張出し部17とからなる外殻トンネル15
を連接してなる比較的簡易な構造の外殻構造体10によ
って覆われているが、掘削作業は各スパンa毎に分割し
て行われるため、1スパンaの地盤が掘削されて覆工体
12が構築されるまでの間、周囲の地盤は、その両端部
分が掘削前の後行するスパンaの地山と既に完了した先
行するスパンaの覆工体12とによって支持された当該
スパンa内の外殻構造体10によって覆われるので、周
囲からの土圧等の荷重を各外殻トンネル15のトンネル
本体部16及び張出し部17によって効率よく支持しつ
つ、当該スパンaにおける掘削作業を安定して行ってゆ
くことができる。すなわち、外殻構造体10の内部を長
区間にわたって一度に中空状態とすることがないので、
外殻構造体10が簡易なものであっても各外殻トンネル
15の破損を容易に防止することができる。
【0024】また、連接して外殻構造体10を構成する
外殻トンネル15は、改良地盤19を介して一体化され
ることにより高い止水性が付与されているので、各スパ
ンaにおける地盤の掘削作業及び覆工体12の構築作業
をさらに迅速かつ安定して行なうことが可能になる。
外殻トンネル15は、改良地盤19を介して一体化され
ることにより高い止水性が付与されているので、各スパ
ンaにおける地盤の掘削作業及び覆工体12の構築作業
をさらに迅速かつ安定して行なうことが可能になる。
【0025】そして、外殻構造体10は、覆工体12が
構築された後も、覆工体12の外周において引き続き周
囲の地盤からの土圧等を支持することができるため、覆
工体12と一体となることにより、十分な強度及び止水
性を備えて地下空間を強固に覆う構造体を形成する。な
お、覆工体12が構築された後、この覆工体12と外殻
構造10との間の隙間には、裏込め土砂や発砲モルタル
などからなる裏込め材を適宜充填する。
構築された後も、覆工体12の外周において引き続き周
囲の地盤からの土圧等を支持することができるため、覆
工体12と一体となることにより、十分な強度及び止水
性を備えて地下空間を強固に覆う構造体を形成する。な
お、覆工体12が構築された後、この覆工体12と外殻
構造10との間の隙間には、裏込め土砂や発砲モルタル
などからなる裏込め材を適宜充填する。
【0026】また、図2は、この発明の他の実施例を示
すもので、この実施例によれば、地下水の存在しない比
較的堅固な地盤31において、地下空間としての幅20
m,高さ5m程度の矩形状の大規模トンネル34を形成
すべく、外殻構造30は、上述のシールド掘進機20や
その他の各種のトンネル掘削装置を用いて、トンネル本
体部36と張出し部37からなる多数の外殻トンネルを
矩形状に連設形成して設けられたものである。このよう
に、地盤の地質によっては、改良地盤を形成することな
く外殻構造30を構成することもできるとともに、大規
模トンネル34は、上述の実施例の場合と同様に、形成
された外殻構造30により周囲を覆われた地盤31を、
覆工体32を形成して外殻構造30を支持しつつ所定長
のスパン毎に順次掘削して行くことにより、迅速かつ効
率良く形成することができる。
すもので、この実施例によれば、地下水の存在しない比
較的堅固な地盤31において、地下空間としての幅20
m,高さ5m程度の矩形状の大規模トンネル34を形成
すべく、外殻構造30は、上述のシールド掘進機20や
その他の各種のトンネル掘削装置を用いて、トンネル本
体部36と張出し部37からなる多数の外殻トンネルを
矩形状に連設形成して設けられたものである。このよう
に、地盤の地質によっては、改良地盤を形成することな
く外殻構造30を構成することもできるとともに、大規
模トンネル34は、上述の実施例の場合と同様に、形成
された外殻構造30により周囲を覆われた地盤31を、
覆工体32を形成して外殻構造30を支持しつつ所定長
のスパン毎に順次掘削して行くことにより、迅速かつ効
率良く形成することができる。
【0027】さらに、この発明では、外殻構造体10を
形成する工程において、隣接する外殻トンネル15の張
出し部をラップさせつつ外殻トンネル15を連接するこ
ともでき、また、このラップ長を変化させて外殻構造体
10の断面形状を変化させることもできる。
形成する工程において、隣接する外殻トンネル15の張
出し部をラップさせつつ外殻トンネル15を連接するこ
ともでき、また、このラップ長を変化させて外殻構造体
10の断面形状を変化させることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の地下空
間の構築方法によれば、トンネル本体部とこのトンネル
本体部の両側に翼状に突出形成される張出し部とからな
る多数の外殻トンネルを、地下空間の外周部分に連設配
置することにより、地下空間を掘削形成する予定の地盤
を覆う外殻構造体を形成する工程と、この外殻構造体に
よって周囲を覆われる地盤を、外殻構造体の内側に覆工
体を形成しながら、分割された所定長さ毎に順次掘削し
て行く工程とからなるので、外殻体の構造を簡易かつ経
済的なものにしてこれの構築作業を容易にすることがで
きるとともにに、外殻構造体と覆工体とが一体となって
十分な強度及び止水性を有する構造体を形成し、これに
よって周囲を強固に覆われた信頼性の高い地下空間を容
易かつ効率よく形成することができる。
間の構築方法によれば、トンネル本体部とこのトンネル
本体部の両側に翼状に突出形成される張出し部とからな
る多数の外殻トンネルを、地下空間の外周部分に連設配
置することにより、地下空間を掘削形成する予定の地盤
を覆う外殻構造体を形成する工程と、この外殻構造体に
よって周囲を覆われる地盤を、外殻構造体の内側に覆工
体を形成しながら、分割された所定長さ毎に順次掘削し
て行く工程とからなるので、外殻体の構造を簡易かつ経
済的なものにしてこれの構築作業を容易にすることがで
きるとともにに、外殻構造体と覆工体とが一体となって
十分な強度及び止水性を有する構造体を形成し、これに
よって周囲を強固に覆われた信頼性の高い地下空間を容
易かつ効率よく形成することができる。
【0029】また、外殻構造体を形成する工程におい
て、各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤に、各
隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにして
改良地盤を形成すれば、外殻構造体の止水性を向上して
さらに安定して内部の掘削作業を行なってゆくことがで
きる。
て、各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤に、各
隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するようにして
改良地盤を形成すれば、外殻構造体の止水性を向上して
さらに安定して内部の掘削作業を行なってゆくことがで
きる。
【図1】この発明の一実施例にかかる構築方法により地
下空間を形成する状況を示す説明図で、(a)は横断面
図、(b)は縦断面図である。
下空間を形成する状況を示す説明図で、(a)は横断面
図、(b)は縦断面図である。
【図2】この発明の他の実施例にかかる構築方法により
地下空間を形成する状況を示す横断面図である。
地下空間を形成する状況を示す横断面図である。
【図3】地下空間を挟んで形成した立坑からシールド掘
進機を発進させて外殻トンネルを連設形成する状況を示
す説明図である。
進機を発進させて外殻トンネルを連設形成する状況を示
す説明図である。
【図4】各外殻トンネルを掘削形成するためのシールド
掘進機を示すもので、(a)は平断面図、(b)は側断
面図、(c)は正面図である。
掘進機を示すもので、(a)は平断面図、(b)は側断
面図、(c)は正面図である。
10,30 外殻構造体 11,31 地盤(地下空間を掘削形成する地盤) 12,32 覆工体 14,34 大規模トンネル(地下空間) 15,35 外殻トンネル 16,36 トンネル本体部 17,37 張出し部 19 改良地盤
Claims (2)
- 【請求項1】 トンネル本体部とこのトンネル本体部の
両側に翼状に突出形成される張出し部とからなるととも
に、予定する地下空間の水平軸方向に延長する多数の外
殻トンネルを、前記各張出し部が前記地下空間の周方向
に沿って隣接するトンネル本体部の間に突出するように
配設しつつ前記地下空間の外周部分に連設配置すること
により、前記地下空間を掘削形成する予定の地盤を覆う
外殻構造体を形成する工程と、この外殻構造体の内側に
覆工体を形成しながら、この外殻構造体によって周囲を
覆われる地盤を、分割された所定長さ毎に順次掘削して
行くことにより、前記外殻構造体の内方に、当該外殻構
造体と一体となった覆工体で覆われた地下空間を構築形
成する工程とからなることを特徴とする地下空間の構築
方法。 - 【請求項2】 前記外殻構造体を形成する工程におい
て、前記各外殻トンネルの張出し部の先端部分の地盤に
は、各隣接する外殻トンネルの張出し部を接合するよう
にして改良地盤を形成することを特徴とする請求項1に
記載の地下空間の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7031006A JP3003535B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 地下空間の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7031006A JP3003535B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 地下空間の構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218795A true JPH08218795A (ja) | 1996-08-27 |
JP3003535B2 JP3003535B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=12319486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7031006A Expired - Lifetime JP3003535B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 地下空間の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003535B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007217911A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Shimizu Corp | 地中空洞の施工方法およびトンネル工法 |
JP2007217910A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Shimizu Corp | 地中空洞の施工方法およびトンネル工法 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP7031006A patent/JP3003535B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007217911A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Shimizu Corp | 地中空洞の施工方法およびトンネル工法 |
JP2007217910A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Shimizu Corp | 地中空洞の施工方法およびトンネル工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3003535B2 (ja) | 2000-01-31 |
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