JPH0468188A - トンネル拡幅区間の施工方法 - Google Patents
トンネル拡幅区間の施工方法Info
- Publication number
- JPH0468188A JPH0468188A JP17876290A JP17876290A JPH0468188A JP H0468188 A JPH0468188 A JP H0468188A JP 17876290 A JP17876290 A JP 17876290A JP 17876290 A JP17876290 A JP 17876290A JP H0468188 A JPH0468188 A JP H0468188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- pipe
- pipe roof
- widening section
- steel pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 60
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 60
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract description 9
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract description 9
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 abstract description 8
- 239000000945 filler Substances 0.000 abstract description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 4
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)、産業上の利用分野
本発明は、地下鉄駅部などトンネルの一部に(b)、従
来の技術 従来、地下鉄駅部などトンネルの一部に拡幅区間を形成
する施工は、拡幅区間全体の地山を開削することにより
行われている。
来の技術 従来、地下鉄駅部などトンネルの一部に拡幅区間を形成
する施工は、拡幅区間全体の地山を開削することにより
行われている。
(C)9発明が解決しようとする問題点しかし、従来の
拡幅区間全体の地山を開削する施工方法では、大深度地
下の開発等においては、高水圧下での施工どなるので困
難であり、また、開削する領域が大きくなるため工事が
大掛かりになり、莫大な費用が掛かると共に工期が長く
なるという問題点があった。
拡幅区間全体の地山を開削する施工方法では、大深度地
下の開発等においては、高水圧下での施工どなるので困
難であり、また、開削する領域が大きくなるため工事が
大掛かりになり、莫大な費用が掛かると共に工期が長く
なるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解消すべく、開削領域を縮小
して拡幅区間を好適に形成することが出来るトンネル拡
幅区間の施工方法を提供することを目的とする。
して拡幅区間を好適に形成することが出来るトンネル拡
幅区間の施工方法を提供することを目的とする。
(d)0問題点を解決するための手段
即ち、本発明は、拡幅区間(10)を形成すべきトンネ
ル(7)と立坑(5)とを連通ずる形で構築し、パイプ
ルーフ(11)を、前記トンネル(7)の形成すべき拡
幅区間(10)を包囲する形で、前記立坑(5)から構
築し、前記1ヘンネル(7)と前記パイプルーフ(11
)間の、前記形成すべき拡幅区間(10)の終端近傍を
止水し、止水された前記トンネル(7)と前記パイプル
ーフ(11)間を掘削し、トンネル(7)を立坑(5)
から拡大することにより拡幅区間(10)を形成するよ
うにして構成される。
ル(7)と立坑(5)とを連通ずる形で構築し、パイプ
ルーフ(11)を、前記トンネル(7)の形成すべき拡
幅区間(10)を包囲する形で、前記立坑(5)から構
築し、前記1ヘンネル(7)と前記パイプルーフ(11
)間の、前記形成すべき拡幅区間(10)の終端近傍を
止水し、止水された前記トンネル(7)と前記パイプル
ーフ(11)間を掘削し、トンネル(7)を立坑(5)
から拡大することにより拡幅区間(10)を形成するよ
うにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)、
作用」の欄についても同様である・ (e)8作用 上記した構成により、最小限の開削により構築された立
坑(5)から、トンネル(7)を拡大することにより、
拡幅区間(10)が形成されるように作用する。
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)、
作用」の欄についても同様である・ (e)8作用 上記した構成により、最小限の開削により構築された立
坑(5)から、トンネル(7)を拡大することにより、
拡幅区間(10)が形成されるように作用する。
(f)、実施例
以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明によるトンネル拡幅区間の施工方法が
適用される1−ンネル拡輻工事現場の一例を示す正断面
図、 第2図は、第1図の■−■線による断面図、第3図は、
パイプルーフエの様子を示す正断面図、 第4図は、第3図のIV−IV線による断面図。
適用される1−ンネル拡輻工事現場の一例を示す正断面
図、 第2図は、第1図の■−■線による断面図、第3図は、
パイプルーフエの様子を示す正断面図、 第4図は、第3図のIV−IV線による断面図。
第5図は、パイプルーフ用鋼管の埋入方法を示す正断面
図、 第6図は、凍結工の様子を示す正断面図。
図、 第6図は、凍結工の様子を示す正断面図。
第7図は、第6図の■−■線による断面図、第8図は、
第7図の拡大図、 第9図は、拡幅工の様子を示す正断面図、第10図は、
第9図のX−X線による断面図=3− である。
第7図の拡大図、 第9図は、拡幅工の様子を示す正断面図、第10図は、
第9図のX−X線による断面図=3− である。
トンネル拡幅工事現場1には、第1図に示すように、立
坑5が、地上2から鉛直下向き、即ち図中下方に穿設形
成されており、立坑5内部には、土留壁6が、地山3の
土圧・水圧に対抗する形で設けられている。そして、立
坑5の図中下方には、第1図及び第2図に示すように、
地下鉄等のトンネル7が、トンネル7内部と立坑5内部
とが連通ずる形で、水平方向、即ち図中左右方向にシー
ルド掘削機等により穿設形成されている。そして、トン
ネル7内部には、セグメント9が、地山3の土庄・水圧
に対抗する形で、所定の内径D1の円筒状に分解自在に
組立設置されており、立坑5の近傍の後述の拡幅区間1
oに対応する位置に設置された鋼製のセグメント9の外
周面には、第1図及び第8図に示すように、貼り付は凍
結管9aが設置されている。
坑5が、地上2から鉛直下向き、即ち図中下方に穿設形
成されており、立坑5内部には、土留壁6が、地山3の
土圧・水圧に対抗する形で設けられている。そして、立
坑5の図中下方には、第1図及び第2図に示すように、
地下鉄等のトンネル7が、トンネル7内部と立坑5内部
とが連通ずる形で、水平方向、即ち図中左右方向にシー
ルド掘削機等により穿設形成されている。そして、トン
ネル7内部には、セグメント9が、地山3の土庄・水圧
に対抗する形で、所定の内径D1の円筒状に分解自在に
組立設置されており、立坑5の近傍の後述の拡幅区間1
oに対応する位置に設置された鋼製のセグメント9の外
周面には、第1図及び第8図に示すように、貼り付は凍
結管9aが設置されている。
そして、地下鉄駅部付近の取り付は区間等と=4−
して、第1図に2点鎖線で示すように、トンネル7の内
径D1より大きい内径D2の拡幅区間10を形成する際
には、以下のようにして立坑5からトンネル7を拡大し
てしてゆく形で施工を行う。
径D1より大きい内径D2の拡幅区間10を形成する際
には、以下のようにして立坑5からトンネル7を拡大し
てしてゆく形で施工を行う。
まず、第3図及び第4図に示すように、複数のパイプル
ーフ用鋼管12を、トンネル7の周辺に互いに接する形
で円環状に配置する形で、トンネル7の軸方向に平行に
立坑5から矢印六方向へ所定の区間長りだけ埋設して、
拡大すべき内径D2よりも後述の鋼製支保工29の厚さ
だけ大きい内径D3のパイプルーフ11をトンネル7を
包囲する形で円筒状に形成する。
ーフ用鋼管12を、トンネル7の周辺に互いに接する形
で円環状に配置する形で、トンネル7の軸方向に平行に
立坑5から矢印六方向へ所定の区間長りだけ埋設して、
拡大すべき内径D2よりも後述の鋼製支保工29の厚さ
だけ大きい内径D3のパイプルーフ11をトンネル7を
包囲する形で円筒状に形成する。
パイプルーフ11の施工に使用される泥水式推進掘削機
13は、第5図に示すように、埋設すべきパイプルーフ
用鋼管12の内径よりも小さい外径の円筒状の本体15
を有しており、本体15には隔壁15aが、本体15内
部の空間を矢印A、B方向へ遮断する形で設けられでい
る。そして、本体15の前面、即ち隔壁15aの矢印八
方向側には、埋設すべきパイプルーフ用鋼管12の外径
に対応した円形のカッタ16が、図示しない駆動モータ
により回転駆動自在に設けられている。また、カッタ1
6と隔壁15a間のチャンバ15cには、送排泥水管1
7が接続されており、本体15の後端部、即ち矢印B方
向側の端部には、フランジ15bが設けられている。
13は、第5図に示すように、埋設すべきパイプルーフ
用鋼管12の内径よりも小さい外径の円筒状の本体15
を有しており、本体15には隔壁15aが、本体15内
部の空間を矢印A、B方向へ遮断する形で設けられでい
る。そして、本体15の前面、即ち隔壁15aの矢印八
方向側には、埋設すべきパイプルーフ用鋼管12の外径
に対応した円形のカッタ16が、図示しない駆動モータ
により回転駆動自在に設けられている。また、カッタ1
6と隔壁15a間のチャンバ15cには、送排泥水管1
7が接続されており、本体15の後端部、即ち矢印B方
向側の端部には、フランジ15bが設けられている。
そして、泥水式推進掘削機13は、本体15が埋設すべ
きパイプルーフ用鋼管12の内側に配置されおり、カッ
タ16がパイプルーフ用鋼管12の前方、即ち矢印入方
向に配置されており、本体15とパイプルーフ用鋼管1
2の間隙にはパツカ19が当該間隙を密閉する形で装着
されている。
きパイプルーフ用鋼管12の内側に配置されおり、カッ
タ16がパイプルーフ用鋼管12の前方、即ち矢印入方
向に配置されており、本体15とパイプルーフ用鋼管1
2の間隙にはパツカ19が当該間隙を密閉する形で装着
されている。
また、パイプルーフ用鋼管12は長さRLで円環状に組
立てられた形で矢印A、B方向に複数個連結されており
、また、本体15には、同様に長さRLでパイプルーフ
用鋼管12の内径よりも小なる外径を有する形で円環状
に組立てられた複数の推進用鋼管20がフランジ15b
、20aを介してボルト接合されてパイプルーフ用鋼管
12と平行に矢印A、B方向に連結されており、連結さ
れたパイプルーフ用鋼管12と推進用鋼管20の後方、
即ぢ矢印B方向側は立坑5内部に伸延している。そして
、最後方、即ち最も矢印B方向側に連結されたパイプル
ーフ用鋼管12^及び推進用鋼管2oAの後端部、即ち
矢印B方向側の端部には、円環状に形成された押し輪2
1が接続されており、押し@21の矢印B方向側には、
複数の推進ジヤツキ22のラム22aが、矢印A、B方
向へ突出後退駆動自在に装着されている。また、立坑5
内部の土留壁6には、エン1〜ランス鋼管23がパイプ
ルーフ用鋼管12を包囲する形で設置されており、エン
トランス鋼管23には、エントランスパツキン23aが
、エントランス鋼管23とパイプルーフ用鋼管12の間
隙を密閉する形で装着されている。
立てられた形で矢印A、B方向に複数個連結されており
、また、本体15には、同様に長さRLでパイプルーフ
用鋼管12の内径よりも小なる外径を有する形で円環状
に組立てられた複数の推進用鋼管20がフランジ15b
、20aを介してボルト接合されてパイプルーフ用鋼管
12と平行に矢印A、B方向に連結されており、連結さ
れたパイプルーフ用鋼管12と推進用鋼管20の後方、
即ぢ矢印B方向側は立坑5内部に伸延している。そして
、最後方、即ち最も矢印B方向側に連結されたパイプル
ーフ用鋼管12^及び推進用鋼管2oAの後端部、即ち
矢印B方向側の端部には、円環状に形成された押し輪2
1が接続されており、押し@21の矢印B方向側には、
複数の推進ジヤツキ22のラム22aが、矢印A、B方
向へ突出後退駆動自在に装着されている。また、立坑5
内部の土留壁6には、エン1〜ランス鋼管23がパイプ
ルーフ用鋼管12を包囲する形で設置されており、エン
トランス鋼管23には、エントランスパツキン23aが
、エントランス鋼管23とパイプルーフ用鋼管12の間
隙を密閉する形で装着されている。
泥水式推進掘削機13及び該泥水式推進掘削機13の設
置形態は以上のような構成を有するので、パイプルーフ
用鋼管12を地山3中に埋設する際には、泥水式推進掘
削機13のカッタ16を回転駆動すると共に、推進ジヤ
ツキ22のラム22aを押し@21と共に矢印入方向に
突出させて、推進用鋼管20を介して本体15を前進さ
せつつ、本体15を介してカッタ16を切羽3a方向、
即ち矢印A方向に押圧する。すると、その押圧力により
、カッタ16と切羽3aは所定の接触圧力で接し、切羽
3aはカッタ16により掘削されると共に掘削土砂は送
排泥水管17を介して外部に排出され、穴3bがカッタ
16の後方に形成されて行く。それと同時に、推進ジヤ
ツキ22及び押し@21を介してパイプルーフ用鋼管1
2を泥水式推進掘削機13と一体的に矢印入方向へ前進
させ。
置形態は以上のような構成を有するので、パイプルーフ
用鋼管12を地山3中に埋設する際には、泥水式推進掘
削機13のカッタ16を回転駆動すると共に、推進ジヤ
ツキ22のラム22aを押し@21と共に矢印入方向に
突出させて、推進用鋼管20を介して本体15を前進さ
せつつ、本体15を介してカッタ16を切羽3a方向、
即ち矢印A方向に押圧する。すると、その押圧力により
、カッタ16と切羽3aは所定の接触圧力で接し、切羽
3aはカッタ16により掘削されると共に掘削土砂は送
排泥水管17を介して外部に排出され、穴3bがカッタ
16の後方に形成されて行く。それと同時に、推進ジヤ
ツキ22及び押し@21を介してパイプルーフ用鋼管1
2を泥水式推進掘削機13と一体的に矢印入方向へ前進
させ。
パイプルーフ用鋼管12をカッタ16により掘削形成さ
れた穴3b内へ挿入してゆく。そして、パイプルーフ用
鋼管12及び推進用鋼管20の1リング分の長さRLだ
け、泥水式推進掘削機13が矢印A方向へ掘進すると共
に、パイプルーフ用鋼管12が泥水式推進掘削機18に
より形成された穴3bに矢印入方向へ挿入されると、推
進ジヤツキ22のラム22a及び押し輪21を矢印B方
向へ地山3の土庄・水圧に対抗し得る形で選択的に後退
させる。すると、最後方、即ち最も矢印B方向側のパイ
プルーフ用鋼管12A及び推進用鋼管2oAと押し@2
1との間に空間が形成されるので、該空間に長さRLの
新たなパイプルーフ用鋼管12及び推進用鋼管20を順
次挿入組立し、それぞれパイプルーフ用鋼管12A及び
推進用鋼管20Aの後端部、即ち矢印B方向側の端部に
連結する。新たなパイプルーフ用鋼管12及び推進用鋼
管20が継ぎ足されると、再び、泥水式推進掘削機13
のカッタ16を回転駆動すると共に、推進ジヤツキ22
のラム22a及び押し輪21を矢印A方向に突出させて
、泥水式推進掘削機]、3による掘進及びパイプルーフ
用鋼管12の埋入を、長さRLづつ、立坑5から第3図
に示す区間長りまで行う。この際、泥水式推進掘削機1
3とパイプルーフ用鋼管12とは同一の推進ジヤツキ2
2を介して一体的に矢印入方向へ前進すると共に、泥水
式推進掘削機13とパイプルーフ用鋼管12間はパッカ
19により止水され、また、パイプル−フ眉鋼管12と
エントランス鋼管23間はエントランスパツキン23a
により止水されるので、大深度地下等の高水圧下におい
ても好適にパイプルーフ用鋼管12を埋入してゆくこと
が出来る。
れた穴3b内へ挿入してゆく。そして、パイプルーフ用
鋼管12及び推進用鋼管20の1リング分の長さRLだ
け、泥水式推進掘削機13が矢印A方向へ掘進すると共
に、パイプルーフ用鋼管12が泥水式推進掘削機18に
より形成された穴3bに矢印入方向へ挿入されると、推
進ジヤツキ22のラム22a及び押し輪21を矢印B方
向へ地山3の土庄・水圧に対抗し得る形で選択的に後退
させる。すると、最後方、即ち最も矢印B方向側のパイ
プルーフ用鋼管12A及び推進用鋼管2oAと押し@2
1との間に空間が形成されるので、該空間に長さRLの
新たなパイプルーフ用鋼管12及び推進用鋼管20を順
次挿入組立し、それぞれパイプルーフ用鋼管12A及び
推進用鋼管20Aの後端部、即ち矢印B方向側の端部に
連結する。新たなパイプルーフ用鋼管12及び推進用鋼
管20が継ぎ足されると、再び、泥水式推進掘削機13
のカッタ16を回転駆動すると共に、推進ジヤツキ22
のラム22a及び押し輪21を矢印A方向に突出させて
、泥水式推進掘削機]、3による掘進及びパイプルーフ
用鋼管12の埋入を、長さRLづつ、立坑5から第3図
に示す区間長りまで行う。この際、泥水式推進掘削機1
3とパイプルーフ用鋼管12とは同一の推進ジヤツキ2
2を介して一体的に矢印入方向へ前進すると共に、泥水
式推進掘削機13とパイプルーフ用鋼管12間はパッカ
19により止水され、また、パイプル−フ眉鋼管12と
エントランス鋼管23間はエントランスパツキン23a
により止水されるので、大深度地下等の高水圧下におい
ても好適にパイプルーフ用鋼管12を埋入してゆくこと
が出来る。
そして、パイプルーフ用鋼管12が、第3図に示すよう
に立坑5から区間長りまで埋入されると、掘削時に掘削
土砂の排出用に使用した第5図に示す送排泥水管17を
介して流動性のよいエアモルタル等の充填材25をパイ
プルーフ用鋼管12の内部に供給し、カッタ16と切羽
38間に充填材25を充填しつつ泥水式推進掘削機13
を矢印B方向へ後退させて、泥水式推進掘削機13をパ
イプルーフ用鋼管12内部から取り出す。すると、埋設
の終了したパイプルーフ用鋼管12の内部は充填材25
で充填され、該充填材25により止水されるので、大深
度地下等の高水圧下においても好適にパイプルーフ11
の施工を行ってゆくことが出来る。
に立坑5から区間長りまで埋入されると、掘削時に掘削
土砂の排出用に使用した第5図に示す送排泥水管17を
介して流動性のよいエアモルタル等の充填材25をパイ
プルーフ用鋼管12の内部に供給し、カッタ16と切羽
38間に充填材25を充填しつつ泥水式推進掘削機13
を矢印B方向へ後退させて、泥水式推進掘削機13をパ
イプルーフ用鋼管12内部から取り出す。すると、埋設
の終了したパイプルーフ用鋼管12の内部は充填材25
で充填され、該充填材25により止水されるので、大深
度地下等の高水圧下においても好適にパイプルーフ11
の施工を行ってゆくことが出来る。
こうして、パイプルーフ用鋼管12を、第4図に示すよ
うに円環状に配置されるトンネル7の周囲の各位置に、
上述のようにして、泥水式HL進掘削機13を介して立
坑5からトンネル7に平行(第4図紙面と垂直)に地山
3に埋入すると共に。
うに円環状に配置されるトンネル7の周囲の各位置に、
上述のようにして、泥水式HL進掘削機13を介して立
坑5からトンネル7に平行(第4図紙面と垂直)に地山
3に埋入すると共に。
内部に充填材25を充填して埋設し、トンネル7を包囲
する形で円筒状にパイプルーフ11を形成する。
する形で円筒状にパイプルーフ11を形成する。
パイプルーフ11が形成されると、第8図に示すように
、各パイプルーフ用鋼管12内部の硬化した充填材25
を、セグメント9に最も近い位置(パイプルーフ11の
内側の位置)sp、及び隣接するパイプルーフ用鋼管1
2に最も近い位置(各パイプルーフ用鋼管12が接する
ジヨイント部11bの位置)PPにおいて、第6図に示
すように、立坑5側から当該パイプルーフ用鋼管12に
平行にポーリングし、ポーリングされた各位置SP、P
Pに凍結管26を設置する。従って、各パイプルーフ用
鋼管12の内部には、2本の凍結管26が設置される。
、各パイプルーフ用鋼管12内部の硬化した充填材25
を、セグメント9に最も近い位置(パイプルーフ11の
内側の位置)sp、及び隣接するパイプルーフ用鋼管1
2に最も近い位置(各パイプルーフ用鋼管12が接する
ジヨイント部11bの位置)PPにおいて、第6図に示
すように、立坑5側から当該パイプルーフ用鋼管12に
平行にポーリングし、ポーリングされた各位置SP、P
Pに凍結管26を設置する。従って、各パイプルーフ用
鋼管12の内部には、2本の凍結管26が設置される。
また、凍結管27を、第6図及び第7図に示すように、
トンネル7内部からセグメント9の外側に放射状に突出
する形で、パイプルーフ用鋼管12の先端部12a近傍
、即ち拡幅区間10の終端部近傍に設置する。そして、
パイプルーフ11とトンネル7のセグメント9間の地山
3を、セグメント9の外周面に設置された貼り伺は凍結
管9aと上述の凍結管26.27により凍結させ、凍土
3cを形成する。尚、パイプルーフ用鋼管12には、前
述の掘削機構を簡易にするため、ジヨイント部11bに
パイプルーフ用鋼管12同士を接続するジャンクション
は設けられていないが、ジヨイント部11b近傍は位置
PPに設置された凍結管26によって地山3が凍結され
、止水される。
トンネル7内部からセグメント9の外側に放射状に突出
する形で、パイプルーフ用鋼管12の先端部12a近傍
、即ち拡幅区間10の終端部近傍に設置する。そして、
パイプルーフ11とトンネル7のセグメント9間の地山
3を、セグメント9の外周面に設置された貼り伺は凍結
管9aと上述の凍結管26.27により凍結させ、凍土
3cを形成する。尚、パイプルーフ用鋼管12には、前
述の掘削機構を簡易にするため、ジヨイント部11bに
パイプルーフ用鋼管12同士を接続するジャンクション
は設けられていないが、ジヨイント部11b近傍は位置
PPに設置された凍結管26によって地山3が凍結され
、止水される。
こうして、凍土3cが形成されることにより止水される
と、第9図に示すように、トンネル7の立坑5側のセグ
メント9を分解撤去すると共に、セグメント9の撤去に
よりトンネル7内に露出したパイプルーフ11の内側の
凍土3Cを掘削する。
と、第9図に示すように、トンネル7の立坑5側のセグ
メント9を分解撤去すると共に、セグメント9の撤去に
よりトンネル7内に露出したパイプルーフ11の内側の
凍土3Cを掘削する。
そして、凍土3cの掘削によりトンネル7内に露出した
パイプルーフ11の内側に、鋼製支保工29を内径D2
の円環状にtiしてパイプルーフ11を支保する。こう
して、立坑5側から順次、セグメント9の撤去、凍土3
cの掘削、鋼製支保工29の設置を行ってゆくことによ
り、トンネル7の内径D1を拡大して、所定の内径D2
の拡幅区間10を形成する。
パイプルーフ11の内側に、鋼製支保工29を内径D2
の円環状にtiしてパイプルーフ11を支保する。こう
して、立坑5側から順次、セグメント9の撤去、凍土3
cの掘削、鋼製支保工29の設置を行ってゆくことによ
り、トンネル7の内径D1を拡大して、所定の内径D2
の拡幅区間10を形成する。
従って、拡幅区間10全体を開削することなく、最小限
の開削により構築された立坑5側からトンネル7の内径
を拡大してゆくことにより、拡幅区間10を形成するこ
とが出来るので、大深度地下の開発等においても、比較
的容易に短期間に拡幅区間1oの施工を行うことが出来
る。
の開削により構築された立坑5側からトンネル7の内径
を拡大してゆくことにより、拡幅区間10を形成するこ
とが出来るので、大深度地下の開発等においても、比較
的容易に短期間に拡幅区間1oの施工を行うことが出来
る。
(g)0発明の効果
以上、説明したように本発明は、拡幅区間10を形成す
べきトンネル7と立坑5とを連通ずる形で構築し、パイ
プルーフ11を、前記トンネル7の形成すべき拡幅区間
10を包囲する形で、前記立坑5から構築し、前記トン
ネル7と前記パイブルーフ11間の、前記形成すべき拡
幅区間10の終端近傍を止水し、止水された前記トンネ
ル7と前記パイプルーフ11間を掘削し、トンネル7を
立坑5から拡大することにより拡幅区間10を形成する
ようにして構成したので、開削すべき立坑5を最小限の
領域に縮小することが出来る。従って、大深度地下の開
発等においても、安全に拡幅区間10の施工を行うこと
が出来、また、費用、工期を低減することが出来る。
べきトンネル7と立坑5とを連通ずる形で構築し、パイ
プルーフ11を、前記トンネル7の形成すべき拡幅区間
10を包囲する形で、前記立坑5から構築し、前記トン
ネル7と前記パイブルーフ11間の、前記形成すべき拡
幅区間10の終端近傍を止水し、止水された前記トンネ
ル7と前記パイプルーフ11間を掘削し、トンネル7を
立坑5から拡大することにより拡幅区間10を形成する
ようにして構成したので、開削すべき立坑5を最小限の
領域に縮小することが出来る。従って、大深度地下の開
発等においても、安全に拡幅区間10の施工を行うこと
が出来、また、費用、工期を低減することが出来る。
第1図は、本発明によるトンネル拡幅区間の施工方法が
適用されるトンネル拡幅工事現場の一例を示す正断面図
、 第2図は、第1図のn−n線による断面図、第3図は、
パイプルーフエの様子を示す正断面図、 第4図は、第3図のIV−IV線による断面図、第5図
は、パイプルーフ用鋼管の埋入方法を示す正断面図、 第6図は、凍結工の様子を示す正断面図、第7図は、第
6図の■−■線による断面図、第8図は、第7図の拡大
図、 第9図は、拡幅工の様子を示す正断面図。 第10図は、第9図のX−X線による断面図である。 5・・・・立坑 7・・・・・1〜ンネル 10・・・・・拡幅区間 11・・・・・パイプルーフ
適用されるトンネル拡幅工事現場の一例を示す正断面図
、 第2図は、第1図のn−n線による断面図、第3図は、
パイプルーフエの様子を示す正断面図、 第4図は、第3図のIV−IV線による断面図、第5図
は、パイプルーフ用鋼管の埋入方法を示す正断面図、 第6図は、凍結工の様子を示す正断面図、第7図は、第
6図の■−■線による断面図、第8図は、第7図の拡大
図、 第9図は、拡幅工の様子を示す正断面図。 第10図は、第9図のX−X線による断面図である。 5・・・・立坑 7・・・・・1〜ンネル 10・・・・・拡幅区間 11・・・・・パイプルーフ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 拡幅区間を形成すべきトンネルと立坑とを連通する形で
構築し、 パイプルーフを、前記トンネルの形成すべき拡幅区間を
包囲する形で、前記立坑から構築し、 前記トンネルと前記パイプルーフ間の、前記形成すべき
拡幅区間の終端近傍を止水し、止水された前記トンネル
と前記パイプルーフ間を掘削し、 トンネルを立坑から拡大することにより拡幅区間を形成
するようにして構成したトンネル拡幅区間の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17876290A JPH0684711B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | トンネル拡幅区間の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17876290A JPH0684711B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | トンネル拡幅区間の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468188A true JPH0468188A (ja) | 1992-03-03 |
JPH0684711B2 JPH0684711B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16054168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17876290A Expired - Lifetime JPH0684711B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | トンネル拡幅区間の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684711B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144468A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Daniel Sogo Kenkyusho:Kk | 十字型発進立坑構造 |
CN109403992A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-01 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种冷冻刀盘布置结构 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101021867B1 (ko) * | 2010-08-02 | 2011-03-17 | 홍익컨스텍(주) | 비개착식 터널 구조물 시공용 선단헤드 |
CN103527214B (zh) * | 2013-11-04 | 2015-11-11 | 南京林业大学 | 一种水平冻结与管棚联合加固地铁盾构进出洞端头及方法 |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP17876290A patent/JPH0684711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144468A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Daniel Sogo Kenkyusho:Kk | 十字型発進立坑構造 |
CN109403992A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-03-01 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种冷冻刀盘布置结构 |
CN109403992B (zh) * | 2018-11-27 | 2024-03-22 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种冷冻刀盘布置结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684711B2 (ja) | 1994-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5836160B2 (ja) | 地溝内に管列を敷設するための装置 | |
JPH0454797B2 (ja) | ||
JPH0468188A (ja) | トンネル拡幅区間の施工方法 | |
JPH0468190A (ja) | 高水圧用パイプルーフ工法 | |
JP3616898B2 (ja) | 推進装置を用いた地中構造物間接合方法 | |
JPH0781489B2 (ja) | トンネル築造方法および装置 | |
JP2004316126A (ja) | 大断面トンネルの施工方法及び異形断面シールド掘進機 | |
JPH0868293A (ja) | 地中トンネル接合工法およびセグメント | |
JP4205237B2 (ja) | トンネルの構築とパイプを敷設する装置と方法。 | |
JP3003535B2 (ja) | 地下空間の構築方法 | |
JPH0439350Y2 (ja) | ||
JPH0369438B2 (ja) | ||
JPH0423994Y2 (ja) | ||
JP3003534B2 (ja) | 地下空間の外殻構造体及びトンネル掘削装置 | |
JP2618180B2 (ja) | シールド工法 | |
JP3122362B2 (ja) | 坑口パッキンの取付構造 | |
JP2006037594A (ja) | 地中管路構築方法 | |
JP3473915B2 (ja) | 小口径管埋設方法 | |
KR20230047673A (ko) | 추진관의 투입을 용이하게 하는 발진 작업구의 개량 구조 및 이의 형성방법 | |
JPH02157400A (ja) | トンネルの埋戻し工法及び埋戻し装置 | |
KR20220167623A (ko) | 지하터널 굴착시 굴착이 완료된 굴착기의 반출방법 | |
JP3713094B2 (ja) | シールド工法による地下の既設管と新設管の接続方法 | |
JP3137743B2 (ja) | 既設トンネル撤去シールド機 | |
JPH05179886A (ja) | シールド掘削機によるトンネル分岐方法および掘削機のカッター板 | |
JPH03180614A (ja) | 地下構造物用土留壁の構築工法 |