JPH08218335A - 板清掃システム - Google Patents

板清掃システム

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Publication number
JPH08218335A
JPH08218335A JP7030838A JP3083895A JPH08218335A JP H08218335 A JPH08218335 A JP H08218335A JP 7030838 A JP7030838 A JP 7030838A JP 3083895 A JP3083895 A JP 3083895A JP H08218335 A JPH08218335 A JP H08218335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interior plate
plate
water
water supply
cleaning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7030838A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Yamashita
勝久 山下
Kenji Sasaki
健治 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7030838A priority Critical patent/JPH08218335A/ja
Publication of JPH08218335A publication Critical patent/JPH08218335A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】清掃作業が外部に対して妨げとならないように
する。 【構成】清掃対象とするトンネル内装板22に対して水
を吹き付けるための給水装置10及び給水配管12と、
水が吹き付けられるトンネル内装板22面上で、トンネ
ル内装板22に付着した汚れを除去するために摺動され
るワイパ14と、ワイパ14をトンネル内装板22上で
摺動させるためのベルト駆動モータ18、ベルト16、
リミットスイッチ20とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル内の内装板の
清掃に好適な板清掃システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル内の内装板1を清掃する
場合、図2に示すようにトンネル内装板清掃用の清掃車
2を用いている。清掃車2には、水タンク、ホース、回
転ブラシ等が取り付けられている。この清掃車2を用い
て、水タンクよりホースにて供給された水をトンネル内
装板に吹き付け、回転ブラシ等によって内装板に付着し
ている汚れ等を取り除いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにトンネル内
装板の清掃を行なう場合、従来では図2に示すように清
掃車2を用いていた。従って、清掃車2を清掃の状況に
合わせて運転し、さらに清掃のために回転ブラシ等の操
作を行なう作業員が必要となる。
【0004】また、清掃車2を使用しての清掃作業は、
一般に通行している車両の速度に対して非常に遅いため
に通行の妨げとなってしまい、通常では通行止め等の交
通規制等が必要となり道路渋滞の原因となっていた。
【0005】また、交通規制等が必要となることから、
清掃車2を用いた清掃作業は頻繁に行なうことができ
ず、例えば1年毎のように清掃間隔を長くして実施しな
ければならない。従って、トンネル内装板の汚れも長い
間、そのままの状態となる。また、このように清掃間隔
が長くなると、汚れの付着が著しく、また1度完全に付
着した汚れを除去することは非常に困難となり、さらに
清掃作業の作業時間の遅延を招くことにもなる。本発明
は前記のような事情を考慮してなされたもので、清掃作
業が外部に対して妨げとならない板清掃システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、清掃対象とす
る板に対して水を吹き付ける給水手段と、前記給水手段
によって水が吹き付けられる板面上で、前記板に付着し
た汚れを除去するために摺動される汚れ除去手段と、前
記汚れ除去手段を前記板面上で摺動させる駆動手段とを
具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成によれば、給水手段(給水装
置、給水配管、ノズル)によって清掃対象とする板に水
を吹き付けることにより、板が常に水で濡れた状態にす
ることができる。この状態で、汚れ除去手段(ワイパ)
を例えば左右方向に移動させて板を擦ることにより汚れ
が除去される。システムは、薄型に構成されて、清掃対
象とする面に沿って取り付けられるので、清掃作業中に
外部の妨げ(交通妨害等)となることがない。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本実施例に係わるトンネル内装板清掃シ
ステムの構成を示す図である。図1に示すように、トン
ネル内装板清掃システムは、給水装置10、給水配管1
2、ワイパ14、ベルト16、ベルト駆動モータ18、
リミットスイッチ20、及び樋21が設けられている。
【0009】給水装置10は、トンネル内装板22を清
掃するためのに用いる水を給水配管12を介して供給す
るもので、例えば薄型形状に構成されておりトンネル内
装板22の近傍に設置した際に、通路(道路)にはみだ
さないようになっている。
【0010】給水配管12は、給水装置10から給水さ
れる水をトンネル内装板22に吹きつけるためのもの
で、トンネル内装板22の上辺に沿って配設され、所定
間隔毎(例えば等間隔)に、水をトンネル内装板22に
噴出させるための複数のノズル24が設けられている。
【0011】ワイパ14(汚れ除去手段)は、トンネル
内装板22の板面上を摺動されることによって板面の汚
れを除去するもので、本実施例ではベルト16及びベル
ト駆動モータ18によって左右方向に往復運動される。
ワイパ14は、トンネル内装板22に沿った薄型形状に
構成されており、通路(道路)にはみださないようにな
っている。
【0012】ベルト16は、ベルト駆動モータ18から
の駆動力をワイパ14に伝達するもので、本実施例では
ワイパ14を左右方向に摺動させるように駆動力を伝達
する。なお、ベルト16ではなく、チェーンやワイヤ等
によって同じ機能を実現することもできる。
【0013】ベルト駆動モータ18は、ワイパ14を摺
動させるための駆動力を発生するもので、ベルト16を
介してワイパ14に駆動力を伝達する。リミットスイッ
チ20は、ワイパ14の移動範囲を規定するもので左右
の走行端に設けられている。
【0014】樋21は、トンネル内装板22の下辺に沿
って配設されるもので、給水配管12から噴出され清掃
に用いた水を給水装置10に戻すものである。樋21に
よって給水装置10に戻された水は、ろ過された後に再
使用されるか、あるいは排水される。
【0015】次に、本実施例の動作について説明する。
給水装置10からトンネル内装板22の上部に設けられ
た給水配管12を介して水が供給される。給水装置10
によって供給された水は、給水配管12で等間隔に設け
られたノズル24からトンネル内装板22の面上に噴出
される。これにより、トンネル内装板22の面上は、常
に水で濡れた状態となっている。
【0016】ベルト駆動モータ18を動作させることに
よって、ベルト16に連結されたワイパ14が左右方向
に移動される。左右の走行端にはリミットスイッチ20
が設けられているため走行限が検出され、トンネル内装
板22に沿ってワイパ14が往復運動する。
【0017】トンネル内装板22の面上が常に濡れた状
態で、ワイパ14が左右方向に往復運動し面上で摺動し
て擦られることにより、トンネル内装板22に付着され
た汚れは除去される。
【0018】このようにして、本実施例によるトンネル
内装板清掃システムは、図1に示すようにトンネルの壁
面に取り付けられ、ワイパ14、給水装置10が薄型形
状に構成されているので、清掃作業が交通の妨げとなら
ないために道路渋滞等を招くことがなく、このために頻
繁に清掃作業を実施することができる。従って、汚れが
完全に付着してしまう前に清掃を実施することになり、
汚れの除去が非常に容易となり、トンネル内装板を常に
汚れのない状態に保つことができる。
【0019】なお、前記実施例では、1つのワイパ14
が設けられた構成について説明しているが、トンネルの
形状(トンネル内装板22の形状)や、突起物の位置に
応じて複数個のワイパを設けることもできる(この場
合、各ワイパを駆動するための駆動手段も設けられ
る)。
【0020】また、前記実施例では、ベルト駆動モータ
18の駆動力を伝達してワイパ14を左右方向に移動さ
せているが、ワイパ14を自走式にする等、他の駆動手
段を用いても良い。さらに、左右方向に移動するものと
しているが、他の移動方向であっても良い。また、清掃
対象をトンネル内装板22としているが、防音板や看板
等の他の対象物に適用することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、清
掃時に用いる水の供給、汚れの除去を交通規制による道
路渋滞等、外部に対して妨げとならないように実施でき
るので、常時、または短周期で清掃を実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるトンネル内装板清掃
システムの構成を示す図。
【図2】従来のトンネル内の内装板を清掃する状況を説
明するための図。
【符号の説明】
10 給水装置 12 給水配管 14 ワイパ 16 ベルト 18 ベルト駆動モータ 20 リミットスイッチ 22 トンネル内装板 24 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃対象とする板に対して水を吹き付け
    る給水手段と、 前記給水手段によって水が吹き付けられる板面上で、前
    記板に付着した汚れを除去するために摺動される汚れ除
    去手段と、 前記汚れ除去手段を前記板面上で摺動させる駆動手段と
    を具備したことを特徴とする板清掃システム。
JP7030838A 1995-02-20 1995-02-20 板清掃システム Withdrawn JPH08218335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7030838A JPH08218335A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 板清掃システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7030838A JPH08218335A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 板清掃システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08218335A true JPH08218335A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12314846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7030838A Withdrawn JPH08218335A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 板清掃システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08218335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262873A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Kiyouji Takahashi 高層ビルの外壁清掃装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507