JPH08218225A - 人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法 - Google Patents
人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法Info
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- JPH08218225A JPH08218225A JP2520395A JP2520395A JPH08218225A JP H08218225 A JPH08218225 A JP H08218225A JP 2520395 A JP2520395 A JP 2520395A JP 2520395 A JP2520395 A JP 2520395A JP H08218225 A JPH08218225 A JP H08218225A
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、人芝用ポリアミド繊維の物
性を改良し、耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリア
ミド繊維を提供することにある。 【構成】 耐光剤を含有するポリアミド繊維であって、
その残留伸度が40%以下であることを特徴とする人芝
用ポリアミド繊維。
性を改良し、耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリア
ミド繊維を提供することにある。 【構成】 耐光剤を含有するポリアミド繊維であって、
その残留伸度が40%以下であることを特徴とする人芝
用ポリアミド繊維。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性に優れた人芝用
ポリアミド繊維に関する。
ポリアミド繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人芝用繊維としては、主として、
グリーン系の顔料及び耐光剤が練り混まれた偏平断面ポ
リアミド繊維が用いられている。該繊維からなる糸条を
ポリプロピレン基布やポリエステル不織布等にタフト機
などで植毛して、テニスコートや野球場、サッカー場な
どの屋外用途で実用に供されている。人芝或いは人芝用
繊維に関しては数多くの先行文献がある。
グリーン系の顔料及び耐光剤が練り混まれた偏平断面ポ
リアミド繊維が用いられている。該繊維からなる糸条を
ポリプロピレン基布やポリエステル不織布等にタフト機
などで植毛して、テニスコートや野球場、サッカー場な
どの屋外用途で実用に供されている。人芝或いは人芝用
繊維に関しては数多くの先行文献がある。
【0003】例えば、人芝用ポリアミド組成物に関して
は「ナイロンに対して0.1〜2重量%のフタロシアニ
ン系顔料を含有し、しかしてナイロンに基いて450〜
550ppmの溶解銅とナイロンに基いて0.4〜2.
2重量%の臭素および沃素のナトリウムおよびカリウム
塩から選ばれた無機ハライドからなり、銅対ハライド比
が325:1〜1150:1であるような添加剤の組合
せを配合したことを特徴とするフタロシアニン系顔料配
合繊維形成性ナイロン組成物」(特公昭56−3861
6号号公報)、人芝用ポリアミド繊維に関しては「人工
芝、たとえば、カットパイル表面を有する人工芝に使用
する実質的に長方形の横断面を有し、かつ、繊度が少な
くとも1.5デニールである合成屈曲性フィラメントで
あって、前記長方形横断面の対称の最短軸から本質的に
それた方向にフィラメントの屈曲性が増加されるような
方法で異なる方向に向けて一個またはそれ以上の折り目
が各フィラメントにつけられていることを特徴とする合
成屈曲性フィラメント」(特開昭53−41522号公
報)、繊維形状を規定した人芝用ポリアミド繊維に関し
ては「合成樹脂の繊条を基布にカットパイル状に係着せ
しめ、しかも該線条は、巾0.2〜3mm、厚さ0.0
2〜0.1mmの偏平状であると共に、カットパイル長
に対し1/4回以上の熱固定された捩れを有するもので
あることを特徴とする人工芝生」(特公昭54−276
50号公報)或いは「合成繊維重合体よりなる少なくと
も2種類以上の太さを有する繊条が地組織に係着して表
面にカットパイル状に起立し表面を被覆した人工芝生に
おいて、前記繊条のうち細い繊条は捲縮を有し、太い繊
条は細い繊条の4倍以上の繊度を有して、その断面が実
質的に偏平であると共に、捲縮を有しないことを特徴と
する人工芝生」(実開昭55−12811公報)等が開
示されている。
は「ナイロンに対して0.1〜2重量%のフタロシアニ
ン系顔料を含有し、しかしてナイロンに基いて450〜
550ppmの溶解銅とナイロンに基いて0.4〜2.
2重量%の臭素および沃素のナトリウムおよびカリウム
塩から選ばれた無機ハライドからなり、銅対ハライド比
が325:1〜1150:1であるような添加剤の組合
せを配合したことを特徴とするフタロシアニン系顔料配
合繊維形成性ナイロン組成物」(特公昭56−3861
6号号公報)、人芝用ポリアミド繊維に関しては「人工
芝、たとえば、カットパイル表面を有する人工芝に使用
する実質的に長方形の横断面を有し、かつ、繊度が少な
くとも1.5デニールである合成屈曲性フィラメントで
あって、前記長方形横断面の対称の最短軸から本質的に
それた方向にフィラメントの屈曲性が増加されるような
方法で異なる方向に向けて一個またはそれ以上の折り目
が各フィラメントにつけられていることを特徴とする合
成屈曲性フィラメント」(特開昭53−41522号公
報)、繊維形状を規定した人芝用ポリアミド繊維に関し
ては「合成樹脂の繊条を基布にカットパイル状に係着せ
しめ、しかも該線条は、巾0.2〜3mm、厚さ0.0
2〜0.1mmの偏平状であると共に、カットパイル長
に対し1/4回以上の熱固定された捩れを有するもので
あることを特徴とする人工芝生」(特公昭54−276
50号公報)或いは「合成繊維重合体よりなる少なくと
も2種類以上の太さを有する繊条が地組織に係着して表
面にカットパイル状に起立し表面を被覆した人工芝生に
おいて、前記繊条のうち細い繊条は捲縮を有し、太い繊
条は細い繊条の4倍以上の繊度を有して、その断面が実
質的に偏平であると共に、捲縮を有しないことを特徴と
する人工芝生」(実開昭55−12811公報)等が開
示されている。
【0004】しかし、これらの改良されたポリアミド系
人工芝生を屋外で使用した場合、雨に濡れたり、太陽光
に晒されたりすると、劣化により、ナイロン固有の耐摩
耗性が損なわれ、意外に早く摩耗することが判った。
人工芝生を屋外で使用した場合、雨に濡れたり、太陽光
に晒されたりすると、劣化により、ナイロン固有の耐摩
耗性が損なわれ、意外に早く摩耗することが判った。
【0005】この欠点を改良するため、各種の耐光剤が
提案され、その中でも特に優れた耐光剤として、銅系耐
光剤、例えばヨウ化銅(CuI)、また、別の耐光剤と
して、反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤、特に1、
3、5、トリアジン・ヒデリジル基がついた反応性ヒン
ダードアミン系抗酸化剤等が実用化されるに至った。
提案され、その中でも特に優れた耐光剤として、銅系耐
光剤、例えばヨウ化銅(CuI)、また、別の耐光剤と
して、反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤、特に1、
3、5、トリアジン・ヒデリジル基がついた反応性ヒン
ダードアミン系抗酸化剤等が実用化されるに至った。
【0006】しかしながら、最も優れたこれらの耐光剤
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が偏平で繊維表面
積が大きい場合、或いは単糸繊度が、例えば、100〜
700デニールと太い場合で繊維の残留伸度が大きい場
合に耐候劣化が顕著となることが判明した。従来、通常
用いられている人芝用ポリアミド繊維は残留伸度が50
〜60%程度である(例えば、特開平6−330430
号公報の実施例1〜3および比較例1〜3、比較例4
等)。
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が偏平で繊維表面
積が大きい場合、或いは単糸繊度が、例えば、100〜
700デニールと太い場合で繊維の残留伸度が大きい場
合に耐候劣化が顕著となることが判明した。従来、通常
用いられている人芝用ポリアミド繊維は残留伸度が50
〜60%程度である(例えば、特開平6−330430
号公報の実施例1〜3および比較例1〜3、比較例4
等)。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる問題点を解決す
ることにあり、人芝用ポリアミド繊維の物性を改良し、
耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリアミド繊維を提
供することにある。
ることにあり、人芝用ポリアミド繊維の物性を改良し、
耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリアミド繊維を提
供することにある。
【0008】
【構成】すなわち、本発明は「(請求項1) 耐光剤を
含有するポリアミド繊維であって、その残留伸度が40
%以下であることを特徴とする人芝用ポリアミド繊維。 (請求項2) 残留伸度が30%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項3) 残留伸度が20%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項4) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜7
00デニールである請求項1〜3のいずれかに記載の人
芝用ポリアミド繊維。 (請求項5) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面で
ある請求項1〜4のいずれかに記載の人芝用ポリアミド
繊維。 (請求項6) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面で
ある請求項5の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項7) 顔料を含有する請求項1〜6のいずれか
に記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項8) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項1〜7
のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項9) 耐光剤が沃化銅である請求項8の人芝用
ポリアミド繊維。 (請求項10) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項8又は9の人芝用ポリアミ
ド繊維。 (請求項11) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項1〜7のいずれかに記載の人芝用ポ
リアミド繊維。 (請求項12) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項1
1の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項13) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項11又は12の人芝用ポリア
ミド繊維。 (請求項14) 耐光剤を含有するポリアミド系樹脂組
成物を溶融紡糸した後、延伸熱処理する製糸工程におい
て、延伸熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸熱
処理後の繊維の残留伸度が40%以下であることを特徴
とする人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項15) 残留伸度が30%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項16) 残留伸度が20%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項17) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜
700デニールである請求項14〜16のいずれかに記
載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項18) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項19) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項20) 顔料を含有する請求項14〜19のい
ずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項21) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項14
〜20のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造
方法。 (請求項22) 耐光剤が沃化銅である請求項21の人
芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項23) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項21又は22の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項24) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項14〜20のいずれかに記載の人芝
用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項25) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項2
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項26) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項24又は25の人芝用ポリア
ミド繊維の製造方法。」である。
含有するポリアミド繊維であって、その残留伸度が40
%以下であることを特徴とする人芝用ポリアミド繊維。 (請求項2) 残留伸度が30%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項3) 残留伸度が20%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項4) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜7
00デニールである請求項1〜3のいずれかに記載の人
芝用ポリアミド繊維。 (請求項5) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面で
ある請求項1〜4のいずれかに記載の人芝用ポリアミド
繊維。 (請求項6) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面で
ある請求項5の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項7) 顔料を含有する請求項1〜6のいずれか
に記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項8) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項1〜7
のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項9) 耐光剤が沃化銅である請求項8の人芝用
ポリアミド繊維。 (請求項10) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項8又は9の人芝用ポリアミ
ド繊維。 (請求項11) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項1〜7のいずれかに記載の人芝用ポ
リアミド繊維。 (請求項12) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項1
1の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項13) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項11又は12の人芝用ポリア
ミド繊維。 (請求項14) 耐光剤を含有するポリアミド系樹脂組
成物を溶融紡糸した後、延伸熱処理する製糸工程におい
て、延伸熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸熱
処理後の繊維の残留伸度が40%以下であることを特徴
とする人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項15) 残留伸度が30%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項16) 残留伸度が20%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項17) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜
700デニールである請求項14〜16のいずれかに記
載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項18) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項19) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項20) 顔料を含有する請求項14〜19のい
ずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項21) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項14
〜20のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造
方法。 (請求項22) 耐光剤が沃化銅である請求項21の人
芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項23) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項21又は22の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項24) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項14〜20のいずれかに記載の人芝
用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項25) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項2
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項26) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項24又は25の人芝用ポリア
ミド繊維の製造方法。」である。
【0009】ここにポリアミドは人芝に用いることがで
きるポリアミドであり、ナイロン6、ナイロン−66、
ナイロン12、ナイロン46等である。これらのブレン
ドや共重合体であっても良い。
きるポリアミドであり、ナイロン6、ナイロン−66、
ナイロン12、ナイロン46等である。これらのブレン
ドや共重合体であっても良い。
【0010】耐光剤は、最適な耐光剤として銅系耐光
剤、特に好ましくは沃化銅(CuI)が効果的である。
その添加量は、Cu純分換算で50ppm〜300pp
mが好ましい。50ppm未満では効果が不十分であ
り、300ppmを越えると操業性が悪くなる。最適例
としてCuIの例を示したが、他のハロゲン化銅、例え
ば臭化銅などでも良い。なお、沃化銅(CuI)を用い
た場合、溶融紡糸中に銅が金属銅として析出して口金孔
に詰まったり、パックフィルターに詰まったりしてパッ
ク圧を急上昇させ、操業性を著しく阻害する場合があ
る。析出を防止するために、例えば沃化カリ(KI)、
臭化カリなどのハロゲン化カリあるいは、2−メルカプ
トベンズイミダゾールなどの硫黄含有有機化合物をCu
Iに対して当量或いは2倍当量程度添加するのが好まし
い。CuIの含有量は繊維重量に対し0.03〜1.5
%程度が好ましい。
剤、特に好ましくは沃化銅(CuI)が効果的である。
その添加量は、Cu純分換算で50ppm〜300pp
mが好ましい。50ppm未満では効果が不十分であ
り、300ppmを越えると操業性が悪くなる。最適例
としてCuIの例を示したが、他のハロゲン化銅、例え
ば臭化銅などでも良い。なお、沃化銅(CuI)を用い
た場合、溶融紡糸中に銅が金属銅として析出して口金孔
に詰まったり、パックフィルターに詰まったりしてパッ
ク圧を急上昇させ、操業性を著しく阻害する場合があ
る。析出を防止するために、例えば沃化カリ(KI)、
臭化カリなどのハロゲン化カリあるいは、2−メルカプ
トベンズイミダゾールなどの硫黄含有有機化合物をCu
Iに対して当量或いは2倍当量程度添加するのが好まし
い。CuIの含有量は繊維重量に対し0.03〜1.5
%程度が好ましい。
【0011】また、他の耐光剤として、反応性ヒンダー
ドアミン系抗酸化剤、特に1、3、5、トリアジン・ヒ
デリジル基がついた反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤
を、添加しても良い。これらの化合物は特開平2−26
5966号公報に詳しく示されている。この化合物は、
トリアジン環にハロゲン原子(Cl)を有する。このハ
ロゲン原子がポリアミドのアミノ末端基と反応してポリ
アミドポリマー鎖に強固に結合するため、その耐光性が
極めて優れたものとなると推定される。
ドアミン系抗酸化剤、特に1、3、5、トリアジン・ヒ
デリジル基がついた反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤
を、添加しても良い。これらの化合物は特開平2−26
5966号公報に詳しく示されている。この化合物は、
トリアジン環にハロゲン原子(Cl)を有する。このハ
ロゲン原子がポリアミドのアミノ末端基と反応してポリ
アミドポリマー鎖に強固に結合するため、その耐光性が
極めて優れたものとなると推定される。
【0012】これらのヒンダードアミン系耐光安定剤の
ポリアミドへの添加量は、0.1〜2.0重量%程度が
好ましい。少なすぎると耐候劣化を向上できないし、多
すぎると、曵糸性を阻害する。
ポリアミドへの添加量は、0.1〜2.0重量%程度が
好ましい。少なすぎると耐候劣化を向上できないし、多
すぎると、曵糸性を阻害する。
【0013】前述のとおり、最も優れたこれらの耐光剤
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が異型断面、特に
偏平断面で繊維表面積が大きい場合、或いは単糸繊度
が、例えば、100〜700デニールで繊維の残留伸度
が大きい場合に耐候劣化が顕著となることが判明した。
この原因を詳細に究明した結果、単に人芝用ポリアミド
繊維に上記耐光剤を添加しても、人芝用ポリアミド繊維
の内部構造が緻密でないと、耐候劣化の進行が速く、特
に配向結晶化がされていないと劣化し易いことが判明し
た。即ち、繊維の内部構造が緻密でない場合、光や水が
繊維の内部構造に浸透しやすく、耐光剤があっても耐候
劣化を促進するものと推定される。そこで、さらに詳細
に、人芝用ポリアミド繊維の物性値と耐候劣化性との相
関を検討した結果、配向結晶化の代表ファクターとし
て、人芝用ポリアミド繊維の残留伸度が少なくとも40
%以下、望ましくは35%以下にコントロールすれば、
耐候劣化を著しく向上できることを見いだした。
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が異型断面、特に
偏平断面で繊維表面積が大きい場合、或いは単糸繊度
が、例えば、100〜700デニールで繊維の残留伸度
が大きい場合に耐候劣化が顕著となることが判明した。
この原因を詳細に究明した結果、単に人芝用ポリアミド
繊維に上記耐光剤を添加しても、人芝用ポリアミド繊維
の内部構造が緻密でないと、耐候劣化の進行が速く、特
に配向結晶化がされていないと劣化し易いことが判明し
た。即ち、繊維の内部構造が緻密でない場合、光や水が
繊維の内部構造に浸透しやすく、耐光剤があっても耐候
劣化を促進するものと推定される。そこで、さらに詳細
に、人芝用ポリアミド繊維の物性値と耐候劣化性との相
関を検討した結果、配向結晶化の代表ファクターとし
て、人芝用ポリアミド繊維の残留伸度が少なくとも40
%以下、望ましくは35%以下にコントロールすれば、
耐候劣化を著しく向上できることを見いだした。
【0014】人芝用ポリアミド繊維の残留伸度を少なく
とも40%以下、好ましくは30%以下、更に好ましく
は20%以下にするためには、製糸工程において、延伸
熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸で少なくと
も5倍以上延伸することが必要である。特に、単糸繊度
が100〜700デニールと太い場合は、残留伸度が残
りやすく、2段延伸の際は、150℃以上に加熱しなが
ら延伸するのが好ましい。
とも40%以下、好ましくは30%以下、更に好ましく
は20%以下にするためには、製糸工程において、延伸
熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸で少なくと
も5倍以上延伸することが必要である。特に、単糸繊度
が100〜700デニールと太い場合は、残留伸度が残
りやすく、2段延伸の際は、150℃以上に加熱しなが
ら延伸するのが好ましい。
【0015】すなわち、人芝用ポリアミド繊維の残留伸
度(破断伸度)を少なくとも40%以下、好ましくは3
0%以下、更に好ましくは20%以下とすることによっ
て、耐光剤の耐光劣化効果をより効率よく発現せしめる
ことができ、その結果、従来技術では得られなかった高
いレベルの耐候劣化性が得られることが判明した。
度(破断伸度)を少なくとも40%以下、好ましくは3
0%以下、更に好ましくは20%以下とすることによっ
て、耐光剤の耐光劣化効果をより効率よく発現せしめる
ことができ、その結果、従来技術では得られなかった高
いレベルの耐候劣化性が得られることが判明した。
【0016】なお、人芝には通常、耐光剤と共に着色剤
として顔料を添加するが、耐光剤や顔料のポリアミド中
への添加は、一般に溶融紡糸の際に、剤を粉体で添加、
または、液体の媒体(ビヒクル)に粉体を添加したもの
を添加、または、マスターチップの形にしたものをブレ
ンドして溶かすことによって添加される。
として顔料を添加するが、耐光剤や顔料のポリアミド中
への添加は、一般に溶融紡糸の際に、剤を粉体で添加、
または、液体の媒体(ビヒクル)に粉体を添加したもの
を添加、または、マスターチップの形にしたものをブレ
ンドして溶かすことによって添加される。
【0017】
【発明の効果】本発明の人芝用ポリアミド繊維を用いた
人工芝生は、従来技術では得られなかった高いレベルの
耐候劣化性を示し、長時間屋外に暴露しても強力劣化が
軽度であり、優れた耐候耐久性を示す。
人工芝生は、従来技術では得られなかった高いレベルの
耐候劣化性を示し、長時間屋外に暴露しても強力劣化が
軽度であり、優れた耐候耐久性を示す。
【0018】以下、実施例で本発明を詳しく説明する。
なお、実施例中の残留伸度、耐光性評価は下記の方法で
行った。
なお、実施例中の残留伸度、耐光性評価は下記の方法で
行った。
【0019】<残留伸度>JIS−L1013に準拠し
た。
た。
【0020】<耐光性>JIS−L0842に準拠し、
サンシャインウエザーメ−ター(カーボンアーク;83
℃)で水を120分毎に8分間かけながら照射し、初期
強度に対する残存強度の比、すなわち、残存強度/初期
強度(%)で劣化の割合を評価した。照射時間は500
時間、1000時間、1500時間で評価した。なお、
促進試験と実際の屋外暴露との正確な対応はつけにくい
が、おおよそ、ウエザーメ−ターでの照射時間が500
時間で屋外暴露約2〜3年間程度に相当するものと推定
される。
サンシャインウエザーメ−ター(カーボンアーク;83
℃)で水を120分毎に8分間かけながら照射し、初期
強度に対する残存強度の比、すなわち、残存強度/初期
強度(%)で劣化の割合を評価した。照射時間は500
時間、1000時間、1500時間で評価した。なお、
促進試験と実際の屋外暴露との正確な対応はつけにくい
が、おおよそ、ウエザーメ−ターでの照射時間が500
時間で屋外暴露約2〜3年間程度に相当するものと推定
される。
【0021】
【実施例1〜6】銅系耐光剤として、沃化銅(CuI)
を銅換算で200ppm添加し、銅析出防止剤として、
2−メルカプトベンズイミダゾールを0.06%添加
し、顔料として、黄鉛とフタロシアニン・グリーンを添
加したナイロン6を溶融紡糸、延伸熱処理して、720
0デニール/16フィラメントの人芝用ポリアミド繊維
を作成した。紡糸工程で耐光剤の種類及び添加量を変
え、延伸熱処理工程で残留伸度を変えたサンプルを作成
した。得られた人芝用ポリアミド繊維を用いて、タフト
機で殖毛して人工芝生とした。この人工芝生の耐候性を
耐光促進試験で評価した。 また、銅系以外の他の耐光
剤としては、2−クロロ−4,6−ビス(4−アミノ−
2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−
トリアジンを用いた。 残存伸度を40%以下にする手
段としては、溶融紡糸(紡糸口金より水中に紡糸)した
糸条を温水中で1段延伸し、次いで160℃に加熱した
加熱ローラーで2段延伸して、配向結晶化させて所望の
品質のものを得た。結果を表1、表2に示した。
を銅換算で200ppm添加し、銅析出防止剤として、
2−メルカプトベンズイミダゾールを0.06%添加
し、顔料として、黄鉛とフタロシアニン・グリーンを添
加したナイロン6を溶融紡糸、延伸熱処理して、720
0デニール/16フィラメントの人芝用ポリアミド繊維
を作成した。紡糸工程で耐光剤の種類及び添加量を変
え、延伸熱処理工程で残留伸度を変えたサンプルを作成
した。得られた人芝用ポリアミド繊維を用いて、タフト
機で殖毛して人工芝生とした。この人工芝生の耐候性を
耐光促進試験で評価した。 また、銅系以外の他の耐光
剤としては、2−クロロ−4,6−ビス(4−アミノ−
2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−
トリアジンを用いた。 残存伸度を40%以下にする手
段としては、溶融紡糸(紡糸口金より水中に紡糸)した
糸条を温水中で1段延伸し、次いで160℃に加熱した
加熱ローラーで2段延伸して、配向結晶化させて所望の
品質のものを得た。結果を表1、表2に示した。
【0022】
【比較例1〜5】比較例として、単に耐光剤だけを添加
した人工芝生、あるいは残存伸度だけを40%以下にコ
ントロールした人工芝生等を作成して耐候性を比較し
た。結果を表1、表2に示した。
した人工芝生、あるいは残存伸度だけを40%以下にコ
ントロールした人工芝生等を作成して耐候性を比較し
た。結果を表1、表2に示した。
【0023】本発明により、サンシャイン照射1500
時間後の強度保持率50%以上を達成することができ
た。
時間後の強度保持率50%以上を達成することができ
た。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/60 321 D01F 6/60 321A D05C 17/02 D05C 17/02
Claims (26)
- 【請求項1】 耐光剤を含有するポリアミド繊維であっ
て、その残留伸度が40%以下であることを特徴とする
人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項2】 残留伸度が30%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項3】 残留伸度が20%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項4】 ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜7
00デニールである請求項1〜3のいずれかに記載の人
芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項5】 ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面で
ある請求項1〜4のいずれかに記載の人芝用ポリアミド
繊維。 - 【請求項6】 ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面で
ある請求項5の人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項7】 顔料を含有する請求項1〜6のいずれか
に記載の人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項8】 耐光剤が銅系耐光剤である請求項1〜7
のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項9】 耐光剤が沃化銅である請求項8の人芝用
ポリアミド繊維。 - 【請求項10】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項8又は9の人芝用ポリアミ
ド繊維。 - 【請求項11】 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項1〜7のいずれかに記載の人芝用ポ
リアミド繊維。 - 【請求項12】 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項1
1の人芝用ポリアミド繊維。 - 【請求項13】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項11又は12の人芝用ポリア
ミド繊維。 - 【請求項14】 耐光剤を含有するポリアミド系樹脂組
成物を溶融紡糸した後、延伸熱処理する製糸工程におい
て、延伸熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸熱
処理後の繊維の残留伸度が40%以下であることを特徴
とする人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項15】 残留伸度が30%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項16】 残留伸度が20%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項17】 ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜
700デニールである請求項14〜16のいずれかに記
載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項18】 ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 - 【請求項19】 ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 - 【請求項20】 顔料を含有する請求項14〜19のい
ずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項21】 耐光剤が銅系耐光剤である請求項14
〜20のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造
方法。 - 【請求項22】 耐光剤が沃化銅である請求項21の人
芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項23】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項21又は22の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 - 【請求項24】 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項14〜20のいずれかに記載の人芝
用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項25】 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項2
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項26】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項24又は25の人芝用ポリア
ミド繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2520395A JPH08218225A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2520395A JPH08218225A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218225A true JPH08218225A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12159399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2520395A Pending JPH08218225A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08218225A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101302522B1 (ko) * | 2012-11-13 | 2013-09-06 | 주식회사 대운그린매트 | 인조잔디 구조체의 건조방법 및 건조장치 |
US9226504B2 (en) | 2010-09-09 | 2016-01-05 | Suncor Energy Inc. | Synergistic paraffinic oil and boscalid fungicides |
US9451773B2 (en) | 2011-06-03 | 2016-09-27 | Suncor Energy Inc. | Paraffinic oil-in-water emulsions for controlling infection of crop plants by fungal pathogens |
US9801369B2 (en) | 2006-10-05 | 2017-10-31 | Suncor Energy Inc. | Herbicidal composition with increased herbicidal efficacy |
US9826738B2 (en) | 2008-06-26 | 2017-11-28 | Suncor Energy Inc. | Turfgrass fungicide formulation with pigment |
US9999219B2 (en) | 2004-05-18 | 2018-06-19 | Suncor Energy Inc. | Spray oil and method of use therof for controlling turfgrass pests |
EP3476984A1 (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-01 | Polytex Sportbeläge Produktions-GmbH | Polymer material with flame retardant |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP2520395A patent/JPH08218225A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9999219B2 (en) | 2004-05-18 | 2018-06-19 | Suncor Energy Inc. | Spray oil and method of use therof for controlling turfgrass pests |
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US9226504B2 (en) | 2010-09-09 | 2016-01-05 | Suncor Energy Inc. | Synergistic paraffinic oil and boscalid fungicides |
US9750249B2 (en) | 2010-09-09 | 2017-09-05 | Suncor Energy Inc. | Synergistic paraffinic oil and boscalid fungicides |
US9451773B2 (en) | 2011-06-03 | 2016-09-27 | Suncor Energy Inc. | Paraffinic oil-in-water emulsions for controlling infection of crop plants by fungal pathogens |
KR101302522B1 (ko) * | 2012-11-13 | 2013-09-06 | 주식회사 대운그린매트 | 인조잔디 구조체의 건조방법 및 건조장치 |
EP3476984A1 (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-01 | Polytex Sportbeläge Produktions-GmbH | Polymer material with flame retardant |
WO2019081771A1 (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Polytex Sportbeläge Produktions-Gmbh | POLYMER MATERIAL WITH FLAME RETARDANT AGENT |
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