JPH08218225A - 人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法 - Google Patents

人芝用ポリアミド繊維及びその製造方法

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JPH08218225A
JPH08218225A JP2520395A JP2520395A JPH08218225A JP H08218225 A JPH08218225 A JP H08218225A JP 2520395 A JP2520395 A JP 2520395A JP 2520395 A JP2520395 A JP 2520395A JP H08218225 A JPH08218225 A JP H08218225A
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polyamide fiber
human
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fiber
turf according
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Koji Tajiri
浩二 田尻
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、人芝用ポリアミド繊維の物
性を改良し、耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリア
ミド繊維を提供することにある。 【構成】 耐光剤を含有するポリアミド繊維であって、
その残留伸度が40%以下であることを特徴とする人芝
用ポリアミド繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性に優れた人芝用
ポリアミド繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人芝用繊維としては、主として、
グリーン系の顔料及び耐光剤が練り混まれた偏平断面ポ
リアミド繊維が用いられている。該繊維からなる糸条を
ポリプロピレン基布やポリエステル不織布等にタフト機
などで植毛して、テニスコートや野球場、サッカー場な
どの屋外用途で実用に供されている。人芝或いは人芝用
繊維に関しては数多くの先行文献がある。
【0003】例えば、人芝用ポリアミド組成物に関して
は「ナイロンに対して0.1〜2重量%のフタロシアニ
ン系顔料を含有し、しかしてナイロンに基いて450〜
550ppmの溶解銅とナイロンに基いて0.4〜2.
2重量%の臭素および沃素のナトリウムおよびカリウム
塩から選ばれた無機ハライドからなり、銅対ハライド比
が325:1〜1150:1であるような添加剤の組合
せを配合したことを特徴とするフタロシアニン系顔料配
合繊維形成性ナイロン組成物」(特公昭56−3861
6号号公報)、人芝用ポリアミド繊維に関しては「人工
芝、たとえば、カットパイル表面を有する人工芝に使用
する実質的に長方形の横断面を有し、かつ、繊度が少な
くとも1.5デニールである合成屈曲性フィラメントで
あって、前記長方形横断面の対称の最短軸から本質的に
それた方向にフィラメントの屈曲性が増加されるような
方法で異なる方向に向けて一個またはそれ以上の折り目
が各フィラメントにつけられていることを特徴とする合
成屈曲性フィラメント」(特開昭53−41522号公
報)、繊維形状を規定した人芝用ポリアミド繊維に関し
ては「合成樹脂の繊条を基布にカットパイル状に係着せ
しめ、しかも該線条は、巾0.2〜3mm、厚さ0.0
2〜0.1mmの偏平状であると共に、カットパイル長
に対し1/4回以上の熱固定された捩れを有するもので
あることを特徴とする人工芝生」(特公昭54−276
50号公報)或いは「合成繊維重合体よりなる少なくと
も2種類以上の太さを有する繊条が地組織に係着して表
面にカットパイル状に起立し表面を被覆した人工芝生に
おいて、前記繊条のうち細い繊条は捲縮を有し、太い繊
条は細い繊条の4倍以上の繊度を有して、その断面が実
質的に偏平であると共に、捲縮を有しないことを特徴と
する人工芝生」(実開昭55−12811公報)等が開
示されている。
【0004】しかし、これらの改良されたポリアミド系
人工芝生を屋外で使用した場合、雨に濡れたり、太陽光
に晒されたりすると、劣化により、ナイロン固有の耐摩
耗性が損なわれ、意外に早く摩耗することが判った。
【0005】この欠点を改良するため、各種の耐光剤が
提案され、その中でも特に優れた耐光剤として、銅系耐
光剤、例えばヨウ化銅(CuI)、また、別の耐光剤と
して、反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤、特に1、
3、5、トリアジン・ヒデリジル基がついた反応性ヒン
ダードアミン系抗酸化剤等が実用化されるに至った。
【0006】しかしながら、最も優れたこれらの耐光剤
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が偏平で繊維表面
積が大きい場合、或いは単糸繊度が、例えば、100〜
700デニールと太い場合で繊維の残留伸度が大きい場
合に耐候劣化が顕著となることが判明した。従来、通常
用いられている人芝用ポリアミド繊維は残留伸度が50
〜60%程度である(例えば、特開平6−330430
号公報の実施例1〜3および比較例1〜3、比較例4
等)。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる問題点を解決す
ることにあり、人芝用ポリアミド繊維の物性を改良し、
耐候劣化を生じにくい耐久性人芝用ポリアミド繊維を提
供することにある。
【0008】
【構成】すなわち、本発明は「(請求項1) 耐光剤を
含有するポリアミド繊維であって、その残留伸度が40
%以下であることを特徴とする人芝用ポリアミド繊維。 (請求項2) 残留伸度が30%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項3) 残留伸度が20%以下である請求項1の
人芝用ポリアミド繊維。 (請求項4) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜7
00デニールである請求項1〜3のいずれかに記載の人
芝用ポリアミド繊維。 (請求項5) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面で
ある請求項1〜4のいずれかに記載の人芝用ポリアミド
繊維。 (請求項6) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面で
ある請求項5の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項7) 顔料を含有する請求項1〜6のいずれか
に記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項8) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項1〜7
のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項9) 耐光剤が沃化銅である請求項8の人芝用
ポリアミド繊維。 (請求項10) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項8又は9の人芝用ポリアミ
ド繊維。 (請求項11) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項1〜7のいずれかに記載の人芝用ポ
リアミド繊維。 (請求項12) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項1
1の人芝用ポリアミド繊維。 (請求項13) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項11又は12の人芝用ポリア
ミド繊維。 (請求項14) 耐光剤を含有するポリアミド系樹脂組
成物を溶融紡糸した後、延伸熱処理する製糸工程におい
て、延伸熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸熱
処理後の繊維の残留伸度が40%以下であることを特徴
とする人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項15) 残留伸度が30%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項16) 残留伸度が20%以下である請求項1
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項17) ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜
700デニールである請求項14〜16のいずれかに記
載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項18) ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項19) ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面
である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項20) 顔料を含有する請求項14〜19のい
ずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項21) 耐光剤が銅系耐光剤である請求項14
〜20のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造
方法。 (請求項22) 耐光剤が沃化銅である請求項21の人
芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項23) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
03〜1.5%である請求項21又は22の人芝用ポリ
アミド繊維の製造方法。 (請求項24) 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
酸化剤である請求項14〜20のいずれかに記載の人芝
用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項25) 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項2
4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。 (請求項26) 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
1〜2.0%である請求項24又は25の人芝用ポリア
ミド繊維の製造方法。」である。
【0009】ここにポリアミドは人芝に用いることがで
きるポリアミドであり、ナイロン6、ナイロン−66、
ナイロン12、ナイロン46等である。これらのブレン
ドや共重合体であっても良い。
【0010】耐光剤は、最適な耐光剤として銅系耐光
剤、特に好ましくは沃化銅(CuI)が効果的である。
その添加量は、Cu純分換算で50ppm〜300pp
mが好ましい。50ppm未満では効果が不十分であ
り、300ppmを越えると操業性が悪くなる。最適例
としてCuIの例を示したが、他のハロゲン化銅、例え
ば臭化銅などでも良い。なお、沃化銅(CuI)を用い
た場合、溶融紡糸中に銅が金属銅として析出して口金孔
に詰まったり、パックフィルターに詰まったりしてパッ
ク圧を急上昇させ、操業性を著しく阻害する場合があ
る。析出を防止するために、例えば沃化カリ(KI)、
臭化カリなどのハロゲン化カリあるいは、2−メルカプ
トベンズイミダゾールなどの硫黄含有有機化合物をCu
Iに対して当量或いは2倍当量程度添加するのが好まし
い。CuIの含有量は繊維重量に対し0.03〜1.5
%程度が好ましい。
【0011】また、他の耐光剤として、反応性ヒンダー
ドアミン系抗酸化剤、特に1、3、5、トリアジン・ヒ
デリジル基がついた反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤
を、添加しても良い。これらの化合物は特開平2−26
5966号公報に詳しく示されている。この化合物は、
トリアジン環にハロゲン原子(Cl)を有する。このハ
ロゲン原子がポリアミドのアミノ末端基と反応してポリ
アミドポリマー鎖に強固に結合するため、その耐光性が
極めて優れたものとなると推定される。
【0012】これらのヒンダードアミン系耐光安定剤の
ポリアミドへの添加量は、0.1〜2.0重量%程度が
好ましい。少なすぎると耐候劣化を向上できないし、多
すぎると、曵糸性を阻害する。
【0013】前述のとおり、最も優れたこれらの耐光剤
を添加した人芝用ポリアミド繊維でも、長期間使用して
いると、劣化が進行し、特に断面形状が異型断面、特に
偏平断面で繊維表面積が大きい場合、或いは単糸繊度
が、例えば、100〜700デニールで繊維の残留伸度
が大きい場合に耐候劣化が顕著となることが判明した。
この原因を詳細に究明した結果、単に人芝用ポリアミド
繊維に上記耐光剤を添加しても、人芝用ポリアミド繊維
の内部構造が緻密でないと、耐候劣化の進行が速く、特
に配向結晶化がされていないと劣化し易いことが判明し
た。即ち、繊維の内部構造が緻密でない場合、光や水が
繊維の内部構造に浸透しやすく、耐光剤があっても耐候
劣化を促進するものと推定される。そこで、さらに詳細
に、人芝用ポリアミド繊維の物性値と耐候劣化性との相
関を検討した結果、配向結晶化の代表ファクターとし
て、人芝用ポリアミド繊維の残留伸度が少なくとも40
%以下、望ましくは35%以下にコントロールすれば、
耐候劣化を著しく向上できることを見いだした。
【0014】人芝用ポリアミド繊維の残留伸度を少なく
とも40%以下、好ましくは30%以下、更に好ましく
は20%以下にするためには、製糸工程において、延伸
熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸で少なくと
も5倍以上延伸することが必要である。特に、単糸繊度
が100〜700デニールと太い場合は、残留伸度が残
りやすく、2段延伸の際は、150℃以上に加熱しなが
ら延伸するのが好ましい。
【0015】すなわち、人芝用ポリアミド繊維の残留伸
度(破断伸度)を少なくとも40%以下、好ましくは3
0%以下、更に好ましくは20%以下とすることによっ
て、耐光剤の耐光劣化効果をより効率よく発現せしめる
ことができ、その結果、従来技術では得られなかった高
いレベルの耐候劣化性が得られることが判明した。
【0016】なお、人芝には通常、耐光剤と共に着色剤
として顔料を添加するが、耐光剤や顔料のポリアミド中
への添加は、一般に溶融紡糸の際に、剤を粉体で添加、
または、液体の媒体(ビヒクル)に粉体を添加したもの
を添加、または、マスターチップの形にしたものをブレ
ンドして溶かすことによって添加される。
【0017】
【発明の効果】本発明の人芝用ポリアミド繊維を用いた
人工芝生は、従来技術では得られなかった高いレベルの
耐候劣化性を示し、長時間屋外に暴露しても強力劣化が
軽度であり、優れた耐候耐久性を示す。
【0018】以下、実施例で本発明を詳しく説明する。
なお、実施例中の残留伸度、耐光性評価は下記の方法で
行った。
【0019】<残留伸度>JIS−L1013に準拠し
た。
【0020】<耐光性>JIS−L0842に準拠し、
サンシャインウエザーメ−ター(カーボンアーク;83
℃)で水を120分毎に8分間かけながら照射し、初期
強度に対する残存強度の比、すなわち、残存強度/初期
強度(%)で劣化の割合を評価した。照射時間は500
時間、1000時間、1500時間で評価した。なお、
促進試験と実際の屋外暴露との正確な対応はつけにくい
が、おおよそ、ウエザーメ−ターでの照射時間が500
時間で屋外暴露約2〜3年間程度に相当するものと推定
される。
【0021】
【実施例1〜6】銅系耐光剤として、沃化銅(CuI)
を銅換算で200ppm添加し、銅析出防止剤として、
2−メルカプトベンズイミダゾールを0.06%添加
し、顔料として、黄鉛とフタロシアニン・グリーンを添
加したナイロン6を溶融紡糸、延伸熱処理して、720
0デニール/16フィラメントの人芝用ポリアミド繊維
を作成した。紡糸工程で耐光剤の種類及び添加量を変
え、延伸熱処理工程で残留伸度を変えたサンプルを作成
した。得られた人芝用ポリアミド繊維を用いて、タフト
機で殖毛して人工芝生とした。この人工芝生の耐候性を
耐光促進試験で評価した。 また、銅系以外の他の耐光
剤としては、2−クロロ−4,6−ビス(4−アミノ−
2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−
トリアジンを用いた。 残存伸度を40%以下にする手
段としては、溶融紡糸(紡糸口金より水中に紡糸)した
糸条を温水中で1段延伸し、次いで160℃に加熱した
加熱ローラーで2段延伸して、配向結晶化させて所望の
品質のものを得た。結果を表1、表2に示した。
【0022】
【比較例1〜5】比較例として、単に耐光剤だけを添加
した人工芝生、あるいは残存伸度だけを40%以下にコ
ントロールした人工芝生等を作成して耐候性を比較し
た。結果を表1、表2に示した。
【0023】本発明により、サンシャイン照射1500
時間後の強度保持率50%以上を達成することができ
た。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/60 321 D01F 6/60 321A D05C 17/02 D05C 17/02

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐光剤を含有するポリアミド繊維であっ
    て、その残留伸度が40%以下であることを特徴とする
    人芝用ポリアミド繊維。
  2. 【請求項2】 残留伸度が30%以下である請求項1の
    人芝用ポリアミド繊維。
  3. 【請求項3】 残留伸度が20%以下である請求項1の
    人芝用ポリアミド繊維。
  4. 【請求項4】 ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜7
    00デニールである請求項1〜3のいずれかに記載の人
    芝用ポリアミド繊維。
  5. 【請求項5】 ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面で
    ある請求項1〜4のいずれかに記載の人芝用ポリアミド
    繊維。
  6. 【請求項6】 ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面で
    ある請求項5の人芝用ポリアミド繊維。
  7. 【請求項7】 顔料を含有する請求項1〜6のいずれか
    に記載の人芝用ポリアミド繊維。
  8. 【請求項8】 耐光剤が銅系耐光剤である請求項1〜7
    のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維。
  9. 【請求項9】 耐光剤が沃化銅である請求項8の人芝用
    ポリアミド繊維。
  10. 【請求項10】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
    03〜1.5%である請求項8又は9の人芝用ポリアミ
    ド繊維。
  11. 【請求項11】 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
    酸化剤である請求項1〜7のいずれかに記載の人芝用ポ
    リアミド繊維。
  12. 【請求項12】 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
    1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項1
    1の人芝用ポリアミド繊維。
  13. 【請求項13】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
    1〜2.0%である請求項11又は12の人芝用ポリア
    ミド繊維。
  14. 【請求項14】 耐光剤を含有するポリアミド系樹脂組
    成物を溶融紡糸した後、延伸熱処理する製糸工程におい
    て、延伸熱処理が2段延伸熱処理であって、2段延伸熱
    処理後の繊維の残留伸度が40%以下であることを特徴
    とする人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  15. 【請求項15】 残留伸度が30%以下である請求項1
    4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  16. 【請求項16】 残留伸度が20%以下である請求項1
    4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  17. 【請求項17】 ポリアミド繊維の単糸繊度が100〜
    700デニールである請求項14〜16のいずれかに記
    載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  18. 【請求項18】 ポリアミド繊維の繊維断面が異型断面
    である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
    アミド繊維の製造方法。
  19. 【請求項19】 ポリアミド繊維の繊維断面が偏平断面
    である請求項14〜17のいずれかに記載の人芝用ポリ
    アミド繊維の製造方法。
  20. 【請求項20】 顔料を含有する請求項14〜19のい
    ずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  21. 【請求項21】 耐光剤が銅系耐光剤である請求項14
    〜20のいずれかに記載の人芝用ポリアミド繊維の製造
    方法。
  22. 【請求項22】 耐光剤が沃化銅である請求項21の人
    芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  23. 【請求項23】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
    03〜1.5%である請求項21又は22の人芝用ポリ
    アミド繊維の製造方法。
  24. 【請求項24】 耐光剤が反応性ヒンダードアミン系抗
    酸化剤である請求項14〜20のいずれかに記載の人芝
    用ポリアミド繊維の製造方法。
  25. 【請求項25】 反応性ヒンダードアミン系抗酸化剤が
    1,3,5トリアジン・ヒデリジル基を有する請求項2
    4の人芝用ポリアミド繊維の製造方法。
  26. 【請求項26】 耐光剤の含有量が繊維重量に対し0.
    1〜2.0%である請求項24又は25の人芝用ポリア
    ミド繊維の製造方法。
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