JPH0411010A - ポリアミドモノフィラメント - Google Patents

ポリアミドモノフィラメント

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Publication number
JPH0411010A
JPH0411010A JP11118690A JP11118690A JPH0411010A JP H0411010 A JPH0411010 A JP H0411010A JP 11118690 A JP11118690 A JP 11118690A JP 11118690 A JP11118690 A JP 11118690A JP H0411010 A JPH0411010 A JP H0411010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monofilament
nylon
elastomer
polyamide
homopolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11118690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Yamamoto
恭久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRAIN KK
Original Assignee
SANRAIN KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明は、ポリマーブレンドにより得られるポリアミド
モノフィラメントに関するものである。 更に詳しくは、釣糸、漁業用水産資材に有効なポリアミ
ドモノフィラメントに関するものである。 (従来の技術1 例えば、釣糸の中で特に道糸はリールなじみが良く、ク
セが付かないほど、操作性が良く最適なものとされてい
る。i在、一般的な道糸としてナイロン6や、その共重
合体(ナイロン6/66)が使われているが、リールな
じみはあまり良いとはいえず、釣人が工夫して使ってい
るのが現状である。 また、リールに巻くということは糸ずれを起すというこ
とでもあり、糸の耐摩耗性という点からも、改良しなく
てはならない。最近モノフィラメント表面に樹脂皮膜を
形成し耐摩耗性を改善している道糸が多いが長時間の実
釣には効果が次第に減少し、あまり有効ではないといえ
る。 【発明が解決しようとする課題】 したがって、本発明はリールなじみや巻グセのつきにく
い、そして、糸ずれに強く耐吸水性を備えるモノフィラ
メントの提供を目的として検討した結果、モノフィラメ
ントを下記組成物とすることによりこれら目的の達成可
能なことが判明し、本発明に到達した。
【課題を解決するための手段】
本発明は、ナイロン6、又はナイロン共重合体に、ポリ
エーテルアミドエラストマーやポリエーテルエステルア
ミドエラストマー等のポリアミドエラストマー(以下P
AEと称す)を混合し、通常の溶融紡糸法により、目的
のモノフィラメントを得ることができることを明らかに
したものである。 すなわち、本発明のポリマーブレンドによるモノフィラ
メントは、ナイロン6ホモポリマーやナイロン共重合体
等にPAEを0.3〜15%の重量比で混合せしめた組
成物を溶融、押出し後冷却し、次いで延伸、熱固定する
ことにより得ることができる。その際にも、モノフィラ
メントの直径は紡糸口金の孔径により任意に選択できる
。 更に詳しくは、紡出糸を5〜30℃の水などの冷却媒体
中で冷却固化し、蒸気温度75〜97℃の雰囲気中又は
、70〜90℃の熱水中において、3.0〜3.7の延
伸倍率で延伸し、次に、乾燥炉中100〜250℃の気
体雰囲気中において、2.0〜2.5の延伸倍率で延伸
し、更に、必要に応じて熱固定することにより、目的と
するモノフィラメントを得ることができる。 このモノフィラメントのPAEの混合比率は、モノフィ
ラメント自体の強力とのバランスを考えて任意に選択で
きるが、0.3〜15%が効果のある混合比率であり、
より好ましくは3〜10%である。 また、PAEには12ナイロン系と、6ナイロン系のエ
ラストマーがあり、 いずれも使用できるが。 強力、そして吸水性や耐摩耗性などを検討した結果、1
2ナイロン系のエラストマーの方が総合的にすぐれてい
る。 なお、このモノフィラメントに、着色や油剤処理等を行
なっても、差しつかえない。 [作用] このようにして、樹脂改質されて得られたモノフィラメ
ントは、ナイロン系フィラメントのもつ強度を保持した
上で、PAEの持つ優れた弾力性、屈曲疲労抵抗性、低
吸水性、耐寒性、耐摩耗性などの諸性質を遺伝的に受は
継ぐことになり、新機能を持つモノフィラメントとして
、釣糸としてまた、漁業用水産資材として効果的に理想
のモノフィラメントとなる。 ■実施例】 以下に実施例をあげて、本発明を更に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。 次の6種類(実施例■〜■、比較例■、■)のポリアミ
ド配合組成のものを調製し、 これらから。 直径0.37画の試験糸を紡糸し、第1表左方に示す後
処理条件により各々物性を確保した。 第1表 ■ナイロン共重合体(6/6[i : 8515)  
 100%得られた各試験糸の特性についてまた、比較
糸についても第1表右方にまとめた。 試験方法は次のとおりである。 試験方法 l)強伸度:島津オートグラフ S−100Dn=5の
平均値 2)引張抵抗・引張弾性率: J I 510823)
耐摩耗性:試長30国で上下固定したモノフィラメント
を試験紙で巻きチャックで圧着し、定速で上下させ、往
復11回とし、その切断回数を測定し、比較例■のナイ
ロン共重合体と比較する。
【発明の効果】
以上から明らかなように、第1表に示した実施例■〜■
のナイロン6、ナイロン共重合体にPAEをブレンドし
た本発明のモノフィラメントは比較例■、■の従来から
あるモノフィラメントより柔軟で耐摩耗性も良好なもの
となっている。 つまり、一般的なナイロンモノフィラメントよりも、し
なやかで、リールなじみの良いモノフィラメントであり
従来のナイロンモノフィラメントの難点を解決したもの
となっており、釣糸、漁業用水産資材等の工業材料に有
用である。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ナイロン6ホモポリマー、又はナイロン共重合体に
    ポリエーテルアミドエラストマーやポリエーテルエステ
    ルアミドエラストマー等のポリアミドエラストマーを混
    合した樹脂組成物を溶融紡糸してなるポリアミドモノフ
    ィラメント。
JP11118690A 1990-04-25 1990-04-25 ポリアミドモノフィラメント Pending JPH0411010A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433724A (en) * 1991-04-23 1995-07-18 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Compressive hemostatic belt
US6655076B1 (en) * 1996-11-22 2003-12-02 Basf Aktiengesellschaft Long lines
US8220196B1 (en) * 2000-08-04 2012-07-17 W.C. Bradley/Zebco Holdings, Inc. Red fish line

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US6655076B1 (en) * 1996-11-22 2003-12-02 Basf Aktiengesellschaft Long lines
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