JPH0491217A - ポリオレフィン製モノフィラメント - Google Patents
ポリオレフィン製モノフィラメントInfo
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- JPH0491217A JPH0491217A JP19777790A JP19777790A JPH0491217A JP H0491217 A JPH0491217 A JP H0491217A JP 19777790 A JP19777790 A JP 19777790A JP 19777790 A JP19777790 A JP 19777790A JP H0491217 A JPH0491217 A JP H0491217A
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- monofilament
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- polyolefin
- polyorganosiloxane
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- Pending
Links
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- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims abstract description 13
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリオレフィン製モノフィラメントに関する
。本発明のポリオレフィン製モノフィラメントは、撚り
合わせ一加工して耐摩耗性に優れたロープや漁網として
用いられる。
。本発明のポリオレフィン製モノフィラメントは、撚り
合わせ一加工して耐摩耗性に優れたロープや漁網として
用いられる。
ロープや漁網は、その使用状況から耐摩耗性が重要視さ
れている。
れている。
合成樹脂製繊維のロープや漁網として用いられるフィラ
メントは、細い単糸をマルチフィラメントとして多数撚
り合わせた撚糸より、比較的太デニール（１０００〜６
０００デニール）の特定のモノフィラメントを撚り合わ
せた撚糸が適している。
メントは、細い単糸をマルチフィラメントとして多数撚
り合わせた撚糸より、比較的太デニール（１０００〜６
０００デニール）の特定のモノフィラメントを撚り合わ
せた撚糸が適している。
比較的太デニールの特定のモノフィラメントを撚り合わ
せた撚糸は、撚り合わせる際に繊維に加わる外力によっ
て、表皮に覆われた内部構造が微細繊維化して、ランダ
ムな太さの細いマルチフィラメントを撚り合わせた撚糸
と同しよう器＝、撚り合わせ後のヤーンやストランドは
、表面の凹凸が少ない平滑な状態となり、マルチフィラ
メントを撚り合わせた撚糸のように、摩擦によって表面
に毛羽立ちが生ずることがなく、耐摩耗性が優れている
。
せた撚糸は、撚り合わせる際に繊維に加わる外力によっ
て、表皮に覆われた内部構造が微細繊維化して、ランダ
ムな太さの細いマルチフィラメントを撚り合わせた撚糸
と同しよう器＝、撚り合わせ後のヤーンやストランドは
、表面の凹凸が少ない平滑な状態となり、マルチフィラ
メントを撚り合わせた撚糸のように、摩擦によって表面
に毛羽立ちが生ずることがなく、耐摩耗性が優れている
。
この比較的太デニールの特定のモノフィラメントについ
ては、ポリプロピレン（ＰＰ）、高密度ポリエチレン（
ＨＤＰＥ）および第３成分としてプロピレンエチレンラ
ンダムコポリマー、あるいはプロピレンエチレンブロッ
クコポリマーヲ、特定量含有するモノフィラメントが特
開平１−９７２０７号公報および特開平２−５３９１１
号公報に開示されている。
ては、ポリプロピレン（ＰＰ）、高密度ポリエチレン（
ＨＤＰＥ）および第３成分としてプロピレンエチレンラ
ンダムコポリマー、あるいはプロピレンエチレンブロッ
クコポリマーヲ、特定量含有するモノフィラメントが特
開平１−９７２０７号公報および特開平２−５３９１１
号公報に開示されている。
しかし、これら樹脂組成物を用いたモノフィラメントを
撚り合わせた撚糸より、さらに耐摩耗性の良い撚糸用の
モノフィラメントが要望されている。
撚り合わせた撚糸より、さらに耐摩耗性の良い撚糸用の
モノフィラメントが要望されている。
本発明の目的は、耐摩耗性の良い撚糸用のポリオレフィ
ン製モノフィラメントを提供することにある。
ン製モノフィラメントを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した
結果、特定のポリオレフィンに特定のシリコーン系樹脂
を特定量添加した樹脂組成物を用いたモノフィラメント
が、耐摩耗性の良い撚糸用に適していることを見出し本
発明を完成した。
結果、特定のポリオレフィンに特定のシリコーン系樹脂
を特定量添加した樹脂組成物を用いたモノフィラメント
が、耐摩耗性の良い撚糸用に適していることを見出し本
発明を完成した。
即ち本発明は、ポリオレフィン樹脂組成物を、溶融紡糸
してなるポリオレフィン製モノフィラメントにおいて、
ポリプロピレン５０〜８０重量％と高密度ポリエチレン
２０〜５０重量％からなる樹脂１００重量部に対し、ポ
リオルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重合体を
０．０５〜３．０重量部含有する樹脂組成物を、溶融紡
糸してなることを特徴とするポリオレフィン製モノフィ
ラメントである。
してなるポリオレフィン製モノフィラメントにおいて、
ポリプロピレン５０〜８０重量％と高密度ポリエチレン
２０〜５０重量％からなる樹脂１００重量部に対し、ポ
リオルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重合体を
０．０５〜３．０重量部含有する樹脂組成物を、溶融紡
糸してなることを特徴とするポリオレフィン製モノフィ
ラメントである。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
本発明に用いるポリプロピレン（ＰＰ）と高密度ポリエ
チレン（ＨＤＰＥ）の混合率は、ＰＰが５０〜８０重量
％であり、ＨＤＰＥが２０〜５４１％である。ＰＰおよ
びＨＤＰＥが上記範囲外ではモノフィラメントにした場
合の直線破断強度等の物性が劣る傾向にある。
チレン（ＨＤＰＥ）の混合率は、ＰＰが５０〜８０重量
％であり、ＨＤＰＥが２０〜５４１％である。ＰＰおよ
びＨＤＰＥが上記範囲外ではモノフィラメントにした場
合の直線破断強度等の物性が劣る傾向にある。
本発明に用いるポリオルガノンロキサンーポリエチレン
グラフト重合体は、ポリオルガノシロキサン含有率が２
０〜６０重量％のものが好ましい。
グラフト重合体は、ポリオルガノシロキサン含有率が２
０〜６０重量％のものが好ましい。
２０Ｍ量％未満の場合は耐摩耗性の向上効果が小さく、
６０重量％を超える場合はポリオレフィンとの相溶性が
悪く、モノフィラメントにした場合の直線破断強度等の
物性が劣る傾向にある。
６０重量％を超える場合はポリオレフィンとの相溶性が
悪く、モノフィラメントにした場合の直線破断強度等の
物性が劣る傾向にある。
ポリオルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重合体
の添加量は、ＰＰとＨＤＰＥの樹脂混合物１００重量部
に対し、０．０５〜３．０重量部、好ましくは０．２〜
２．０重量部である。
の添加量は、ＰＰとＨＤＰＥの樹脂混合物１００重量部
に対し、０．０５〜３．０重量部、好ましくは０．２〜
２．０重量部である。
添加量が０．０５重量部未満の場合は耐摩耗性の向上効
果が小さく、３．０重量部を超える場合はモノフィラメ
ントの生産性が悪（なる。
果が小さく、３．０重量部を超える場合はモノフィラメ
ントの生産性が悪（なる。
本発明のモノフィラメントの製造法としては、従来公知
の製造法がそのまま適用できる。
の製造法がそのまま適用できる。
例えば、ＰＰとＨＤＰＥおよびポリオルガノシロキサン
−ポリエチレングラフト重合体を所定量混合した後、押
出機で溶融混練し２２０〜２５０″Ｃのノズルより線条
に押出し、次いで１００〜１５０″Ｃで全延伸倍率が８
〜１２倍になるように２段延伸し、さらにギヤロール間
を通してモノフィラメントを製造することができる。
−ポリエチレングラフト重合体を所定量混合した後、押
出機で溶融混練し２２０〜２５０″Ｃのノズルより線条
に押出し、次いで１００〜１５０″Ｃで全延伸倍率が８
〜１２倍になるように２段延伸し、さらにギヤロール間
を通してモノフィラメントを製造することができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
なお、実施例において用いた物性は、下記の方法で測定
評価した。
評価した。
モノフィラメントの物性
直線破断強度：ＪＩＳＬ−１０１３に準する。
直線破断伸度： Ｊ ｌ５Ｌ−１０１３に準する。
結節強度 ：ＪＩＳＬ−１０１３に準する。
ロープの耐摩耗性
鼻汁製作所製ロープ摩耗試験機を用いて下記条件で実施
した。
した。
グラインダーの種類 菱目型２０番 硬度５５度ストロ
ーク数 毎分６０回 ストローク長３０１回転数および
回転方向 毎分６６回 左回転外観 ：所定摩耗回
数を実施したテストロブの摩耗度を肉眼で判定。
ーク数 毎分６０回 ストローク長３０１回転数および
回転方向 毎分６６回 左回転外観 ：所定摩耗回
数を実施したテストロブの摩耗度を肉眼で判定。
良好 Ａ＞Ｂ＞Ｃ＞Ｄ 不良
強度保持率：所定摩耗回数を実施したテストロープをＪ
Ｉ Ｓ Ｌ−２７０６に準した方法で破断強度を測定
し、未摩耗品 を１００とした場合の保持率。
Ｉ Ｓ Ｌ−２７０６に準した方法で破断強度を測定
し、未摩耗品 を１００とした場合の保持率。
実施例１〜５ 比較例１〜２
Ｍｌ（メルトインデックス）−４のＰＰとＭｌｌのＨＤ
ＰＥおよびポリオルガノシロキサン含有率４０％のポリ
オルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重合体を第
１表に示す量混合した後、押出機で溶融混練し２３０°
Ｃのノズルより線条に押出し、冷却後１００°Ｃの第１
延伸槽で８倍に延伸し、次いで１３０°Ｃの第２延伸槽
で全延伸倍率が１０倍になるように２段延伸し、さらに
ギヤロール間を通して約３０００デニールのモノフィラ
メントを得た。
ＰＥおよびポリオルガノシロキサン含有率４０％のポリ
オルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重合体を第
１表に示す量混合した後、押出機で溶融混練し２３０°
Ｃのノズルより線条に押出し、冷却後１００°Ｃの第１
延伸槽で８倍に延伸し、次いで１３０°Ｃの第２延伸槽
で全延伸倍率が１０倍になるように２段延伸し、さらに
ギヤロール間を通して約３０００デニールのモノフィラ
メントを得た。
得られたモノフィラメントにつき直線破断強度、直線破
断伸度および結節強度を測定した。結果を第１表に示す
。
断伸度および結節強度を測定した。結果を第１表に示す
。
また、得られたモノフィラメントでＪＩＳＬ２７０６に
準して１２ｍｍφのロープを作成し、ロープの耐摩耗性
試験を行った。結果を第１表に示す。
準して１２ｍｍφのロープを作成し、ロープの耐摩耗性
試験を行った。結果を第１表に示す。
比較例３
ポリオレフィンとして、Ｍｌ−３のＰＰ、ＭｌｌのＨＤ
ＰＥおよびエチレン含有量３重量％のプロピレン−エチ
レンランダムコポリマーを、第１表に示す量混合した後
、実施例１と同様にしてモノフィラメントを得て、実施
例１と同様に試験を行った。結果を第１表に示す。
ＰＥおよびエチレン含有量３重量％のプロピレン−エチ
レンランダムコポリマーを、第１表に示す量混合した後
、実施例１と同様にしてモノフィラメントを得て、実施
例１と同様に試験を行った。結果を第１表に示す。
〔発明の効果］
本発明のポリオレフィン製モノフィラメントは、特定の
ポリオレフィンに特定のシリコーン系樹脂を、特定量添
加した樹脂組成物を用いることにより得られ、得られた
モノフィラメントは撚糸とした場合に、優れた耐摩耗性
を示し、ロープや８網としての耐久性向上効果があり、
産業に貢献すること大である。
ポリオレフィンに特定のシリコーン系樹脂を、特定量添
加した樹脂組成物を用いることにより得られ、得られた
モノフィラメントは撚糸とした場合に、優れた耐摩耗性
を示し、ロープや８網としての耐久性向上効果があり、
産業に貢献すること大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ポリオレフィン樹脂組成物を、溶融紡糸してなるポ
リオレフィン製モノフィラメントにおいて、ポリプロピ
レン５０〜８０重量％と高密度ポリエチレン２０〜５０
重量％からなる樹脂１００重量部に対し、ポリオルガノ
シロキサン−ポリエチレングラフト重合体を０．０５〜
３．０重量部含有する樹脂組成物を、溶融紡糸してなる
ことを特徴とするポリオレフィン製モノフィラメント。 ２、ポリオルガノシロキサン−ポリエチレングラフト重
合体が、ポリオルガノシロキサン含有率２０〜６０重量
％である請求項１記載のポリオレフィン製モノフィラメ
ント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19777790A JPH0491217A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリオレフィン製モノフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19777790A JPH0491217A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリオレフィン製モノフィラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0491217A true JPH0491217A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16380179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19777790A Pending JPH0491217A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリオレフィン製モノフィラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0491217A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011032172A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Dow Global Technologies Inc. | Polymers comprising units derived from ethylene and siloxane |
| US8598276B2 (en) | 2009-09-14 | 2013-12-03 | Dow Global Technologies Llc | Polymers comprising units derived from ethylene and poly(alkoxide) |
| CN109925793A (zh) * | 2019-02-14 | 2019-06-25 | 安徽宏凤空调滤网有限公司 | 一种方便清洗防污空调过滤网及其制备方法 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP19777790A patent/JPH0491217A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011032172A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Dow Global Technologies Inc. | Polymers comprising units derived from ethylene and siloxane |
| JP2013504665A (ja) * | 2009-09-14 | 2013-02-07 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | エチレンおよびシロキサン由来の単位を含むポリマー |
| US8598276B2 (en) | 2009-09-14 | 2013-12-03 | Dow Global Technologies Llc | Polymers comprising units derived from ethylene and poly(alkoxide) |
| US8691923B2 (en) | 2009-09-14 | 2014-04-08 | Dow Global Technologies Llc | Interconnected copolymers of ethylene in combination with at least one polysiloxane |
| CN109925793A (zh) * | 2019-02-14 | 2019-06-25 | 安徽宏凤空调滤网有限公司 | 一种方便清洗防污空调过滤网及其制备方法 |
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