JPH08217123A - 塗布栓 - Google Patents
塗布栓Info
- Publication number
- JPH08217123A JPH08217123A JP7044896A JP4489695A JPH08217123A JP H08217123 A JPH08217123 A JP H08217123A JP 7044896 A JP7044896 A JP 7044896A JP 4489695 A JP4489695 A JP 4489695A JP H08217123 A JPH08217123 A JP H08217123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- cock
- plug
- spring
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/24—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat
- B65D47/248—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by imparting a motion to the valve stem
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 頭や肩に強く押しあてたり、軽く叩いたりし
ても痛みや不快感が伴わないマッサージ効果のあがる塗
布栓にする。 【構成】 上端部内周面に弁座面3eを形成して容器本
体1の口頚部1aに嵌着された筒状の栓体3と、前記栓
体3の上面3bから突出した突起5を上方に突設し下方
に一体に連設されたスプリング7によって前記弁座面3
eに液密に圧接する弁体6を有していて前記スプリング
7の下端が前記栓体3の下部に固定されているスプリン
グ栓4と、からなる塗布栓に於いて、上端に薄肉リップ
状の環状板3cを有するとともに内側に凸に湾曲形成さ
れた弾性を有する環状壁3dが前記栓体3の上面3bに
前記突起5を囲んで立設されている。
ても痛みや不快感が伴わないマッサージ効果のあがる塗
布栓にする。 【構成】 上端部内周面に弁座面3eを形成して容器本
体1の口頚部1aに嵌着された筒状の栓体3と、前記栓
体3の上面3bから突出した突起5を上方に突設し下方
に一体に連設されたスプリング7によって前記弁座面3
eに液密に圧接する弁体6を有していて前記スプリング
7の下端が前記栓体3の下部に固定されているスプリン
グ栓4と、からなる塗布栓に於いて、上端に薄肉リップ
状の環状板3cを有するとともに内側に凸に湾曲形成さ
れた弾性を有する環状壁3dが前記栓体3の上面3bに
前記突起5を囲んで立設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の化粧品や医薬品
等を充填した容器の口頚部に装着される塗布栓に関す
る。
等を充填した容器の口頚部に装着される塗布栓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】育毛剤や養毛効果を目的とするヘアート
ニック等のように頭皮や局部に効果的に塗布し、且つ塗
布面のマッサージ効果が望まれる流体物の塗布手段とし
て、直接塗布面に圧接する事により開栓する塗布栓が使
用されている。そして、かかる塗布栓の肌当たりは軟質
な感触である事が望ましく、このような目的の塗布栓と
して、例えば、実開昭 63ー94153号公報に開示
された塗布栓が知られている。
ニック等のように頭皮や局部に効果的に塗布し、且つ塗
布面のマッサージ効果が望まれる流体物の塗布手段とし
て、直接塗布面に圧接する事により開栓する塗布栓が使
用されている。そして、かかる塗布栓の肌当たりは軟質
な感触である事が望ましく、このような目的の塗布栓と
して、例えば、実開昭 63ー94153号公報に開示
された塗布栓が知られている。
【0003】図9に示すように、この従来の塗布栓は、
上端部内周面に弁座面51aを形成して容器本体60の
口頚部60aに嵌着された栓体51と、前記栓体51の
上面51cから突出した突起54を上方に突設し下方に
一体に連設されたスプリング53によって付勢されて前
記弁座面51aに液密に圧接する弁体56を有するスプ
リング栓52とからなる塗布栓に於いて、前記突起54
の先端部分に軟質材料からなる軟質層55が形成されて
構成されており、塗布面に突起54を押し当てて開栓し
たとき、塗布面への圧力をスプリング53で吸収すると
ともに軟質層55で肌当たりを柔らかい感じにできるも
のである。
上端部内周面に弁座面51aを形成して容器本体60の
口頚部60aに嵌着された栓体51と、前記栓体51の
上面51cから突出した突起54を上方に突設し下方に
一体に連設されたスプリング53によって付勢されて前
記弁座面51aに液密に圧接する弁体56を有するスプ
リング栓52とからなる塗布栓に於いて、前記突起54
の先端部分に軟質材料からなる軟質層55が形成されて
構成されており、塗布面に突起54を押し当てて開栓し
たとき、塗布面への圧力をスプリング53で吸収すると
ともに軟質層55で肌当たりを柔らかい感じにできるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
塗布栓にあっては、突起54の肌当たりを柔らかい感じ
にすることができるものの、マッサージ効果があがるよ
うに強く押圧すると、突起54が栓体51の口部51b
に完全に押し入れられ、硬質な材料からなる栓体51の
上面51cが塗布面に直接当るので、強く押圧したり、
塗布栓の先端部で軽く叩いてマッサージすると、ごつご
つした硬質な感触の肌当たりとなって、塗布面の痛みや
不快感が避けられず、心地良いマッサージとはならなか
った。
塗布栓にあっては、突起54の肌当たりを柔らかい感じ
にすることができるものの、マッサージ効果があがるよ
うに強く押圧すると、突起54が栓体51の口部51b
に完全に押し入れられ、硬質な材料からなる栓体51の
上面51cが塗布面に直接当るので、強く押圧したり、
塗布栓の先端部で軽く叩いてマッサージすると、ごつご
つした硬質な感触の肌当たりとなって、塗布面の痛みや
不快感が避けられず、心地良いマッサージとはならなか
った。
【0005】本発明は、主として上記の問題に鑑みてな
されたもので、身体の塗布面への感触が柔らかく、強く
押圧しても痛みや不快感を伴わずにマッサージ効果をあ
げることができる塗布栓にすることを課題としている。
されたもので、身体の塗布面への感触が柔らかく、強く
押圧しても痛みや不快感を伴わずにマッサージ効果をあ
げることができる塗布栓にすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る塗布栓は、上端部内周面に弁座面を形成して容器本体
の口頚部に嵌着された筒状の栓体と、前記栓体の上面か
ら突出した突起を上方に突設し下方に一体に連設された
スプリングによって前記弁座面に液密に圧接する弁体を
有していて前記スプリングの下端が前記栓体の下部に固
定されているスプリング栓と、からなる塗布栓に於い
て、上端に薄肉リップ状の環状板を有するとともに内側
に凸に湾曲形成された弾性を有する環状壁が前記栓体の
上面に前記突起を囲んで立設されていることを特徴とし
ている。
る塗布栓は、上端部内周面に弁座面を形成して容器本体
の口頚部に嵌着された筒状の栓体と、前記栓体の上面か
ら突出した突起を上方に突設し下方に一体に連設された
スプリングによって前記弁座面に液密に圧接する弁体を
有していて前記スプリングの下端が前記栓体の下部に固
定されているスプリング栓と、からなる塗布栓に於い
て、上端に薄肉リップ状の環状板を有するとともに内側
に凸に湾曲形成された弾性を有する環状壁が前記栓体の
上面に前記突起を囲んで立設されていることを特徴とし
ている。
【0007】本発明の請求項2に係わる塗布栓は、請求
項1に記載の塗布栓に係わり、前記環状壁の外周に薄肉
のフランジが周設されていることを特徴としている。
項1に記載の塗布栓に係わり、前記環状壁の外周に薄肉
のフランジが周設されていることを特徴としている。
【0008】本発明の請求項3に係わる塗布栓は、請求
項1または請求項2に記載の塗布栓に係わり、前記環状
板の上面外縁部に所定間隔を置いて複数個の小突起が設
けられているとともに、各小突起の間に切欠部が形設さ
れていることを特徴としている。
項1または請求項2に記載の塗布栓に係わり、前記環状
板の上面外縁部に所定間隔を置いて複数個の小突起が設
けられているとともに、各小突起の間に切欠部が形設さ
れていることを特徴としている。
【0009】
【作用】前記請求項1に係わる塗布栓においては、塗布
栓を塗布面に押しつけスプリング栓の突起を押し込んで
開栓塗布すると、栓体上面にリップ状に形成された環状
板が塗布面と直角方向に弾性的に撓んで柔らかく塗布面
に当接する。
栓を塗布面に押しつけスプリング栓の突起を押し込んで
開栓塗布すると、栓体上面にリップ状に形成された環状
板が塗布面と直角方向に弾性的に撓んで柔らかく塗布面
に当接する。
【0010】前記請求項2に係わる塗布栓においては、
上記の作用に加え、塗布栓の使用後、容器本体を正立し
たとき、塗布栓の上端に付着した流体物が環状板上から
溢れ出ることがあっても、フランジを挟んだ栓体の上面
と環状板との狭い領域で垂れ落ちようとする流体物を保
留する。
上記の作用に加え、塗布栓の使用後、容器本体を正立し
たとき、塗布栓の上端に付着した流体物が環状板上から
溢れ出ることがあっても、フランジを挟んだ栓体の上面
と環状板との狭い領域で垂れ落ちようとする流体物を保
留する。
【0011】前記請求項3に係わる塗布栓においては、
上記の作用に加え、環状板上の小突起を塗布面に押し当
てると、小突起は痛みを与えることなくマッサージ効果
があがるように環状板が柔らかく撓む。
上記の作用に加え、環状板上の小突起を塗布面に押し当
てると、小突起は痛みを与えることなくマッサージ効果
があがるように環状板が柔らかく撓む。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付した図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
【0013】図1乃至図3は、本発明に係わる塗布栓の
第一実施例を示すもので、図において、符号1は合成樹
脂やガラス材料によつて形成された容器本体であり、符
号2は容器本体1の口頚部1aの外周に螺設された雄螺
子1bに螺合する合成樹脂製の蓋体である。
第一実施例を示すもので、図において、符号1は合成樹
脂やガラス材料によつて形成された容器本体であり、符
号2は容器本体1の口頚部1aの外周に螺設された雄螺
子1bに螺合する合成樹脂製の蓋体である。
【0014】符号3は、前記容器本体1の頚部1aの上
端に下部外周壁に周設した外筒部3aを嵌着固定した栓
体であり、この栓体3の上面3bには、上端部を薄肉リ
ップ状の環状板3cに形成するとともに内側に凸湾曲形
成された弾性のある環状壁3dが立設され、この環状壁
3dの基端から上方に向かって狭くなる中間部にかけた
内周壁が弁座面3eとなっている。また、下端内周壁に
は係合突条3fが突設されている。
端に下部外周壁に周設した外筒部3aを嵌着固定した栓
体であり、この栓体3の上面3bには、上端部を薄肉リ
ップ状の環状板3cに形成するとともに内側に凸湾曲形
成された弾性のある環状壁3dが立設され、この環状壁
3dの基端から上方に向かって狭くなる中間部にかけた
内周壁が弁座面3eとなっている。また、下端内周壁に
は係合突条3fが突設されている。
【0015】符号4は栓体3内に装着されたスプリング
栓であり、前記係合突起3fに係合して栓体3に係合固
定されている下端の筒体8上に螺旋状に捻れた複数の板
ばねらなるスプリング7が立設されているとともに、前
記スプリング7の上端には栓体3の上面3bから突出し
た突起5を上面に突設した弁体6が連設されている構成
であって、弁体6はスプリング7の弾性力をもって栓体
3の前記弁座面3eに液密に圧接されている。
栓であり、前記係合突起3fに係合して栓体3に係合固
定されている下端の筒体8上に螺旋状に捻れた複数の板
ばねらなるスプリング7が立設されているとともに、前
記スプリング7の上端には栓体3の上面3bから突出し
た突起5を上面に突設した弁体6が連設されている構成
であって、弁体6はスプリング7の弾性力をもって栓体
3の前記弁座面3eに液密に圧接されている。
【0016】そして、薄肉の環状壁3dの内周面が形成
する弁座面3eは可撓性を有しており、この弁座面3e
に弁体6のフランジ部6aの周縁上端角部6bがスプリ
ング7による軸線方向の弾性力で付勢されて当接すると
ともに、更に、この弁座面3eと前記フランジ部6aか
ら起立した周壁6cとが径方向に弾性的に摺接した弁構
造となっている。
する弁座面3eは可撓性を有しており、この弁座面3e
に弁体6のフランジ部6aの周縁上端角部6bがスプリ
ング7による軸線方向の弾性力で付勢されて当接すると
ともに、更に、この弁座面3eと前記フランジ部6aか
ら起立した周壁6cとが径方向に弾性的に摺接した弁構
造となっている。
【0017】従って、閉弁時の液密の精度が高く保た
れ、従来の塗布栓に使用されたスプリングに比較して弱
い弾性力に設定しても液漏れがなく、弁体6の突起5の
肌当たりが柔らかくなるようにスプリング7を設定する
ことが可能とされている。
れ、従来の塗布栓に使用されたスプリングに比較して弱
い弾性力に設定しても液漏れがなく、弁体6の突起5の
肌当たりが柔らかくなるようにスプリング7を設定する
ことが可能とされている。
【0018】以上のように構成された塗布栓の先端部を
頭部などの塗布面に押し当てると、突起5が押されて開
栓し、容器本体1内のヘアートニックや育毛剤などの流
体物が栓体3の口部3gから容器本体1外へ注出されて
塗布され、押し当てを中止すると自動的に閉栓する。
頭部などの塗布面に押し当てると、突起5が押されて開
栓し、容器本体1内のヘアートニックや育毛剤などの流
体物が栓体3の口部3gから容器本体1外へ注出されて
塗布され、押し当てを中止すると自動的に閉栓する。
【0019】そして、塗布栓の先端部を頭部など塗布面
に強く押し当て突起5が栓体3内に完全に押し込まれる
と、栓体3上面のリップ状に形成された環状板3cが塗
布面に対し直角方向に弾性的に撓んで当接する。従って
栓体3の硬さによる痛みや不快感を塗布面に与えること
がない。
に強く押し当て突起5が栓体3内に完全に押し込まれる
と、栓体3上面のリップ状に形成された環状板3cが塗
布面に対し直角方向に弾性的に撓んで当接する。従って
栓体3の硬さによる痛みや不快感を塗布面に与えること
がない。
【0020】次に、図4乃至図5は、本発明の塗布栓の
第二実施例の要部を示すものであり、ほぼ第一実施例と
同様に、上端部を薄肉リップ状の環状板3cが形成され
るとともに内側に湾曲形成された弾性を有する環状壁3
dが栓体3の上面3bに突起5を囲んで立設されてお
り、更に、環状壁3dの外周には薄肉のフランジ9が周
設されている。その他の部分は第一実施例と同一構造で
あるのでその説明を省略する。
第二実施例の要部を示すものであり、ほぼ第一実施例と
同様に、上端部を薄肉リップ状の環状板3cが形成され
るとともに内側に湾曲形成された弾性を有する環状壁3
dが栓体3の上面3bに突起5を囲んで立設されてお
り、更に、環状壁3dの外周には薄肉のフランジ9が周
設されている。その他の部分は第一実施例と同一構造で
あるのでその説明を省略する。
【0021】前記の構成にすることにより、フランジ9
を挟んだ栓体3の上面3bと環状板3cとの間の狭い領
域は表面積が拡大された溝状に形成されるので、塗布栓
の使用後、容器本体1を正立したとき、塗布栓の上端に
付着した流体物が環状板3cから溢れ出ることがあって
も、垂れ落ちる流体物をこの領域に止めて保持すること
ができる。従って、流れ落ちた流体物によつて容器本体
1の口頚部1aなどを汚して不衛生にする事がない。
を挟んだ栓体3の上面3bと環状板3cとの間の狭い領
域は表面積が拡大された溝状に形成されるので、塗布栓
の使用後、容器本体1を正立したとき、塗布栓の上端に
付着した流体物が環状板3cから溢れ出ることがあって
も、垂れ落ちる流体物をこの領域に止めて保持すること
ができる。従って、流れ落ちた流体物によつて容器本体
1の口頚部1aなどを汚して不衛生にする事がない。
【0022】更に、図6乃至図8は、本発明の塗布栓の
第三実施例の要部を示すものであり、ほぼ第一実施例と
同様に、上端部が薄肉リップ状の環状板3cに形成され
るとともに内側に湾曲形成された弾性を有する環状壁3
dが栓体3の上面3bに突起5を囲んで立設されてお
り、更に、環状板3cの上面外縁部周方向に所定間隔を
置いて複数個の小突起10を設けるとともに、各小突起
10の間に切欠部11が形設されている。その他の部分
は第一実施例と同一構造であるのでその説明を省略す
る。
第三実施例の要部を示すものであり、ほぼ第一実施例と
同様に、上端部が薄肉リップ状の環状板3cに形成され
るとともに内側に湾曲形成された弾性を有する環状壁3
dが栓体3の上面3bに突起5を囲んで立設されてお
り、更に、環状板3cの上面外縁部周方向に所定間隔を
置いて複数個の小突起10を設けるとともに、各小突起
10の間に切欠部11が形設されている。その他の部分
は第一実施例と同一構造であるのでその説明を省略す
る。
【0023】尚、切欠部11の形状は、図7に示す環状
板3cの周縁に開放されたV字形、或いは、図8に示す
環状板3cの周縁に開放されたU字形など、環状板3c
周縁上の各小突起10の間を切欠いて小突起10が撓み
逃げ易いように弾性を付加する切欠であれば、如何なる
形状であってもよいことはいう迄もない。
板3cの周縁に開放されたV字形、或いは、図8に示す
環状板3cの周縁に開放されたU字形など、環状板3c
周縁上の各小突起10の間を切欠いて小突起10が撓み
逃げ易いように弾性を付加する切欠であれば、如何なる
形状であってもよいことはいう迄もない。
【0024】前記の構成にすることにより、より撓みや
易くした環状板3c周縁上に形成された小突起10を塗
布面に押し当てると、環状板3cの切欠部11間が大き
く撓むので、小突10は痛みを与えることなく柔らかく
当たり、従って、強く押圧したり、軽く叩いたりした使
用が可能となって、流体物を塗布しながら突起10によ
るマッサージ効果が発揮され、頭皮など塗布面に心地よ
い刺激を与えることができる。
易くした環状板3c周縁上に形成された小突起10を塗
布面に押し当てると、環状板3cの切欠部11間が大き
く撓むので、小突10は痛みを与えることなく柔らかく
当たり、従って、強く押圧したり、軽く叩いたりした使
用が可能となって、流体物を塗布しながら突起10によ
るマッサージ効果が発揮され、頭皮など塗布面に心地よ
い刺激を与えることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の塗布栓によれば、以下の効果を
奏することができる。
奏することができる。
【0026】請求項1に記載の塗布栓によれば、塗布栓
の先端部を頭部などの塗布面に押し当てると、リップ状
に形成された環状板が塗布面に対し直角方向に弾性的に
撓み、従って栓体自身のクッション効果により栓体の硬
さによる痛みや不快感を与えることがない。
の先端部を頭部などの塗布面に押し当てると、リップ状
に形成された環状板が塗布面に対し直角方向に弾性的に
撓み、従って栓体自身のクッション効果により栓体の硬
さによる痛みや不快感を与えることがない。
【0027】請求項2に記載の塗布栓によれば、上記の
効果に加え、塗布栓の使用後、容器本体を正立して塗布
栓の上端に付着した余分な流体物が環状板上から溢れ出
ることがあっても、フランジを挟んだ栓体の上面と環状
板との狭い領域で垂れ落ちようとする流体物を保留する
ので、容器本体の口頚部や蓋体の内部が流体物で汚染さ
れることがなく、衛生的である。
効果に加え、塗布栓の使用後、容器本体を正立して塗布
栓の上端に付着した余分な流体物が環状板上から溢れ出
ることがあっても、フランジを挟んだ栓体の上面と環状
板との狭い領域で垂れ落ちようとする流体物を保留する
ので、容器本体の口頚部や蓋体の内部が流体物で汚染さ
れることがなく、衛生的である。
【0028】請求項3に記載の塗布栓によれば、上記の
効果に加え、より撓みや易くした環状板周縁上に小突起
を形成したので、塗布栓を用いて押圧したり、軽く叩い
たりして、流体物を塗布しながら痛みを与えることがな
く充分にマッサージ効果が発揮できる。
効果に加え、より撓みや易くした環状板周縁上に小突起
を形成したので、塗布栓を用いて押圧したり、軽く叩い
たりして、流体物を塗布しながら痛みを与えることがな
く充分にマッサージ効果が発揮できる。
【図1】本発明の第一実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部側面図。
【図3】本発明に使用されるスプリング栓の斜視図。
【図4】本発明の第二実施例を示す要部断面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】本発明の第三実施例を示す要部側面図。
【図7】図6の実施例の環状板の平面図。
【図8】第三実施例の別の環状板の平面図。
【図9】従来例の断面図。
1 容器本体,1a 口頚部,3 栓体,3b 上面,
3c 環状板,3d環状壁,3e 弁座面,4 スプリ
ング栓,5 突起,6 弁体,10 小突起,11 切
欠部,
3c 環状板,3d環状壁,3e 弁座面,4 スプリ
ング栓,5 突起,6 弁体,10 小突起,11 切
欠部,
Claims (3)
- 【請求項1】 上端部内周面に弁座面を形成して容器本
体の口頚部に嵌着された筒状の栓体と、前記栓体の上面
から突出した突起を上方に突設し下方に一体に連設され
たスプリングによって前記弁座面に液密に圧接する弁体
を有していて前記スプリングの下端が前記栓体の下部に
固定されているスプリング栓と、からなる塗布栓に於い
て、上端に薄肉リップ状の環状板を有するとともに内側
に凸に湾曲形成された弾性を有する環状壁が前記栓体の
上面に前記突起を囲んで立設されていることを特徴とす
る塗布栓。 - 【請求項2】 前記環状壁の外周に薄肉のフランジが周
設されていることを特徴とする請求項1記載の塗布栓。 - 【請求項3】 前記環状板の上面外縁部に所定間隔を置
いて複数個の小突起が設けられているとともに、各小突
起の間に切欠部が形設されていることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の塗布栓
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044896A JPH08217123A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 塗布栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044896A JPH08217123A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 塗布栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217123A true JPH08217123A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12704251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044896A Withdrawn JPH08217123A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 塗布栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217123A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150238A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布用容器 |
JP2010036911A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
CN108367842A (zh) * | 2015-12-10 | 2018-08-03 | 小林制药株式会社 | 药液供应装置及药液供应件 |
JP2018172133A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 内容物を計量して塗布する塗布容器 |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP7044896A patent/JPH08217123A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150238A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布用容器 |
JP2010036911A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
CN108367842A (zh) * | 2015-12-10 | 2018-08-03 | 小林制药株式会社 | 药液供应装置及药液供应件 |
US10932542B2 (en) | 2015-12-10 | 2021-03-02 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | Chemical solution supply apparatus and chemical solution supply implement |
US11122881B2 (en) | 2015-12-10 | 2021-09-21 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | Chemical solution supply apparatus and chemical solution supply implement |
JP2018172133A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社吉野工業所 | 内容物を計量して塗布する塗布容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7497635B1 (en) | Cosmetic receptacle | |
US6755585B2 (en) | Device and method for applying a product | |
CN208160332U (zh) | 化妆品容器 | |
US6581808B2 (en) | Cap for dispensing container having separate dispensing orifice and air intake passage | |
KR101928807B1 (ko) | 간단한 구조를 갖는 스포이드형 화장품 용기 | |
KR20060110227A (ko) | 화장품과 같은 조성물의 포장 및 도포 장치 | |
KR101703698B1 (ko) | 편심으로 형성된 솔대를 구비한 손가락 삽입 마스카라 용기 | |
US7044670B2 (en) | Applicator, and a packaging and applicator device including such an applicator | |
JPH08217123A (ja) | 塗布栓 | |
JP3810929B2 (ja) | 塗布具付容器 | |
JP3771370B2 (ja) | 塗布具付容器 | |
JP4301365B2 (ja) | 定量注出キャップ | |
KR101886142B1 (ko) | 탄성을 갖는 실리콘 재질의 도포구가 구비된 화장품 튜브용기 | |
JP3644733B2 (ja) | エアゾール装置 | |
US3351417A (en) | Applicator with spring pressed cover | |
JPS6346027Y2 (ja) | ||
KR200485511Y1 (ko) | 화장용 기능성 퍼프 | |
JPH0523131Y2 (ja) | ||
JP5118670B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP4808372B2 (ja) | 粘性体塗布容器 | |
JP2004091003A (ja) | 液体塗布容器 | |
JP2553493Y2 (ja) | 不正使用防止塗布栓 | |
JP2600754Y2 (ja) | 液体塗布容器 | |
US11540612B1 (en) | Cosmetic package for dispensing and applying a fluid product | |
JPS5933412Y2 (ja) | 水虫薬用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |