JPH08216679A - 自動車用モールディング及びその製造方法並びに製造装置 - Google Patents

自動車用モールディング及びその製造方法並びに製造装置

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JPH08216679A
JPH08216679A JP7053185A JP5318595A JPH08216679A JP H08216679 A JPH08216679 A JP H08216679A JP 7053185 A JP7053185 A JP 7053185A JP 5318595 A JP5318595 A JP 5318595A JP H08216679 A JPH08216679 A JP H08216679A
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molding
automobile
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manufacturing
outside
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Kazuyoshi Higuchi
一義 樋口
Yoshi Kojima
善 小島
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサやスタビライザ等の他の部材を用い
ることなく単独で良好な装着状態が得られるモールディ
ングを簡易且つ良好に製造することを可能とする。 【構成】 モールディング12の外方に向かって厚肉化
した保持部122cを一体に備え、保持部112cの厚
肉化方向をモールディング12の外方に設定することに
よって、縁部外方に相当する空間部分に厚肉化を行うた
めの押出成形装置・手段を配置可能としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体パネルとウインド
ガラスとの間の隙間に装着されるシール体を備えた自動
車用モール及びその製造方法並びに製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体パネルとウインド
ガラスとの間の隙間には、各種モールディングが嵌挿さ
れている。例えば車体パネルの窓開口部に取り付けられ
たウインドガラスの周縁部には、シール体付のウインド
モールディングが装着されている。具体的には、ウイン
ドガラスの周縁と車体パネルの窓開口部の開口縁との間
に、連続長尺状の隙間が形成されており、この隙間内に
ウインドモールディングの脚部が介挿されるとともに、
前記隙間を車外側から覆うように脚部の車外側端に装飾
用シール体が連設されている。またドア外板のウエスト
ラインあるいはサッシ部に相応する端縁部分には、ドア
モールディングあるいはウエザーストリップのシール体
がウインドガラス表面に弾接するように取り付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなシ
ール体を設けた従来の自動車用モールディングでは、剛
性すなわち姿勢保持性が弱められるため、モールディン
グを装着した場合の位置ずれ、あるいは変形を生じ易い
という問題がある。例えばウインドモールディングの場
合には、車体パネルの窓開口部に対するガラス幅方向で
の装着位置ずれや、コーナー湾曲部において潰れ変形を
生じ易い。またドアモールディングにおいては、ウイン
ドガラスの移動に伴ってシール体に装着位置ずれや変形
を生じることがある。モールディングの装着ずれや変形
を生じると、シール体が外部に飛出してしまったり、モ
ールディングの見掛け幅が異なって見えたりする等の不
具合を招来するとともに、シール体への負荷が予想困難
になる。
【0004】このような問題を解消するため、通常は、
スペーサやスタビライザを用いてモールディングの補強
が行われるが、これらの補強部材を省略するための提案
が例えば特開平6−48172号公報において行われて
いる。このものにおいては、図7に示されているよう
に、車体パネル1側に装着されるモール体2とウインド
ガラス3の表面に弾接するシール体4とを同期して別個
に押し出し、上記モール体2あるいはシール体4の長手
方向所定に厚肉状の保持部5を複数個所設けるように、
図示を省略した押出形成装置の可動ダイを移動させつつ
モール体2とシール体4と別個に押出形成し、最後にこ
れらモール体2とシール体4とを接着して一体化してい
る。
【0005】しかしながらこのものによれば、確かにス
ペーサやスタビライザを要することなくモールディング
の補強を行うことができるが、最後にモール体2とシー
ル体4との接着工程を要するため、押出装置が特殊なも
のとなるとともに、工程の複雑化を招来するおそれがあ
る。
【0006】そこで本発明は、スペーサやスタビライザ
等の他の部材を用いることなくモールディング単独で良
好な装着状態を得ることができるとともに、簡易且つ良
好に製造することができるようにした自動車用モールデ
ィング及びその製造方法並びに製造装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる自動車用モールディングでは、車体パネ
ルとウインドガラスとの間の隙間を車外側から覆うよう
に上記車体パネル側に装着される長尺帯状のモール体
と、このモール体からウインドガラス表面に弾接するよ
うに突出して上記隙間を閉塞するシール体とを備えた自
動車用モールディングにおいて、上記シール体は、当該
シール体をモールディングの外方に向かって一体的に厚
肉化させてなる保持部を、長手方向の所定部位に有する
構成になされている。
【0008】また本発明にかかる自動車用モールディン
グの製造方法は、車体パネルとウインドガラスとの間の
隙間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着さ
れる長尺帯状のモール体と、このモール体からウインド
ガラス表面に弾接するように突出して上記隙間を閉塞す
るシール体とを備えた自動車用モールディングの製造方
法において、上記シール体に、当該シール体をモールデ
ィングの外方に向かって一体的に厚肉化させてなる保持
部を、長手方向の所定部位に形成するようにした構成に
なされている。
【0009】さらに本発明にかかる自動車用モールディ
ングの製造装置は、車体パネルとウインドガラスとの間
の隙間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着
される長尺帯状のモール体を押出形成する押出形成口
と、上記モール体からウインドガラス表面に弾接するよ
うに突出して上記隙間を閉塞するシール体を押出形成す
る押出形成口と、を有するダイを備えた自動車用モール
ディングの製造装置において、上記シール体の押出形成
口を、所定のタイミングでモールディングの外方に相当
する方向に向かって拡張して厚肉状の保持部を一体的に
形成する可動ダイを有する構成になされている。
【0010】
【作用】このような構成を有する各手段においては、シ
ール体の長手方向に沿って一体連続的に厚肉化された保
持部の厚肉化方向が、モールディングの外方に設定され
ているため、モールディング外方に厚肉化を行うための
手段が配置可能となり、モール体とシール体とが簡易か
つ良好に一体的に押し出されるようになっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明を自動車のドアモールディング
に適用した実施例を図面に基づいて詳細に説明する。ま
ず図1に表わされているように、自動車のドア外板11
のウエストラインに沿ってドアベルトモールディング1
2が装着されている。より詳細には、図2に示されてい
るように、上記ドア外板11の内側に、ウインドガラス
13が上下動自在に保持されているとともに、上記ドア
外板11におけるウエストラインに相応する上縁部分に
対して、長尺帯状の押出部材からなるドアベルトモール
ディング12が装着されている。
【0012】上記ドア外板11におけるウエストライン
に相応する上縁部分は、室内側に向かって階段状をなす
ように折り曲げられており、その折曲端縁部分には、折
曲壁11aを介して上方側に延出するフランジ部11b
が設けられている。そしてこのドア外板11の内側には
内張板11cが配置されており、当該内張板11cの上
縁部分が、上記フランジ部11bの上縁部分に対して内
側から当接されている。そしてこれらフランジ部11b
と内張板11cとの重合部分を上側から覆うようにドア
ベルトモールディング12が取り付けられている。
【0013】上記ドアベルトモールディング12は、前
記フランジ部11bと内張板11cとの重合部分を上側
から覆うモール体121と、このモール体121からウ
インドガラス13側に向かって内側に突出するシール体
122とを一体に備えている。特に図3ないし図5に示
されているように、上記モール体121は、横断面略C
形状に成形された長尺状の金属芯金121aの外側に、
所定の樹脂部材121bを被着してなるものであって、
ドア外板11のフランジ部11bを位置基準として取り
付けられている。そしてこのモール体121の外側(図
4左側)端縁部分に設けられたエンドリップ121c
が、上記ドア外板11の折曲壁11a上に圧接するよう
に構成されている。
【0014】一方前記シール体122は、一対のリップ
状部材122a,122bからなっており、これら一対
のリップ状部材122a,122bは、モール体121
の幅方向における中央部分から縁部外方に向かって互い
に分離するように延出している。そしてそれらの各延出
先端部分は、ウインドガラス13の表面上に植毛122
dを介して弾接しており、それによってウインドガラス
13の表面との間の隙間を閉塞するように構成されてい
る。
【0015】このとき一方側(図示上側)のリップ状部
材122bは、モールディングの全長にわたって均一な
横断面形状に形成されているが、他方側(図示下側)の
リップ状部材122aは、長手方向の複数個所に、当該
リップ状部材122aを厚肉化してなる保持部122c
が長手方向の複数個所に配置されている。
【0016】上記保持部122cは、特に図5に示され
ているように、モールディングの幅方向(図示上下方
向)中央部から図示下方向である縁部外方に向かって徐
々に厚肉化され、かつ図示下側の縁部外方から中央部に
向かって再び徐々に薄肉化されている。例えば図3中の
aで示した2つの区間内で徐々に厚肉化及び薄肉化され
ており、これら両区間a,aどうしの間に挟まれたbの
区間内では最大厚肉状態が維持されている。
【0017】このような構成を有する実施例において
は、シール体122の長手方向に沿ってリップ状部材1
22aを一体連続的に厚肉化して形成された保持部12
2cの厚肉化方向が、モールディングの縁部外方に設定
されているため、縁部外方に相当する空間部分に厚肉化
を行うための押出装置・手段が配置可能となり、この押
出装置・手段によってモール体121とシール体122
とが簡易かつ良好に一体的に押し出されるようになって
いる。以下、その厚肉保持部122cを一体連続的に成
形するための押出用金型装置及び成形方法を次に説明す
る。
【0018】図6に示されている押出用金型装置は、モ
ールディングの押出方向(紙面垂直方向)に並設された
第1のダイ21と第2のダイ22とを有しており、この
うち第1のダイ21は固定状態にて設置されているとと
もに、第2のダイ22は、上記第1のダイ21の前面側
において図示上下方向に往復移動可能に設けられてい
る。なお上記第2のダイ22は、第1のダイ21の前面
に接触するように設けても良いし、また所定の間隔押出
方向に離して配置しても良い。
【0019】そして上記第1のダイ21には、前述した
ドアベルトモールディング12を成形するための押出形
成口21aが形成されている。この押出形成口21a
は、ドアベルトモールディング12の横断面形状全体を
包含する開口形状、特に図5で示した厚肉状の保持部1
22cを含む横断面形状に対応した開口形状に形成され
ており、最大肉厚の保持部122cに対応する拡張領域
21bを有している。
【0020】一方前記第2のダイ22は、上記第1のダ
イ21の押出形成口21aにおける拡張領域21bの内
部に相当する部位に進入・離脱するように往復移動する
構成になされている。そしてこの第2のダイ22の進入
側の先端部分は、略三角形状の尖頭形状に形成されてお
り、その斜辺部分が、前述したリップ状部材122aの
外側(図4下側)壁面を形成するように成形されてい
る。従って第2のダイ22が図示上下方向に往復移動す
ることによって、リップ状部材122aの肉厚がモール
ディングの端縁方向に向かって変化されるように構成さ
れている。
【0021】このような構成を有するダイによってドア
ベルトモールディング12の押出成形を行うには、まず
上記第1のダイ21に設けられた押出成形口21aの拡
張領域21b内に第2のダイ22が図6上方向に最大量
進入した状態に維持される。これにより図4に示された
横断面形状のモールディングが押出形成され、シール体
122のリップ状部122aが最も薄肉に形成される。
【0022】このような薄肉状リップ状部122aを有
するドアベルトモールディング12が所定の長さにわた
って押出形成されると、上記第2のダイ22が、第1の
ダイ21に設けられた押出成形口21aの拡張領域21
bから徐々に離脱するように図6下方向に後退し始め
る。これによりリップ状部122aが、モールディング
の幅方向において中央部側から縁部側に向かって徐々に
厚肉化され始め、保持部122cの形成が開始される。
【0023】そして図3中の一方側の「a」で表した区
間が押出形成された後、第2のダイ22は、第1のダイ
21に設けられた押出成形口21aの拡張領域21bか
ら完全に離脱して図6のような状態となり、そのときか
ら図5に示した最大厚肉の保持部122cが形成され
る。この最大厚肉の保持部122cは、図3中の「b」
で表した区間にわたって形成される。
【0024】さらにその後上記第2のダイ22は、再び
図6上方向に前進して第1のダイ21に設けられた押出
成形口21aの拡張領域21b内に進入していき、それ
によってリップ状部122aが、モールディングの幅方
向において縁部側から中央部側に向かって徐々に薄肉化
され始める。そして保持部122cは、図3中の他方側
の「a」で表した区間において消失する。
【0025】このような保持部122cの成形は、モー
ルディングの全長を押出形成する間に所定のタイミング
で複数回にわたって行われ、これにより保持部122c
はドアベルトモールディング12の長手方向の複数個所
にわたって一体的に形成されるようになっている。
【0026】また本発明の他の実施例として、モールデ
ィングの端縁部分にリップ状部を設け、その端縁部分の
リップ状部に保持部を形成するように、モールディング
の厚さ方向にリップ状部を厚肉化することも考えられ
る。この実施例においても、リップ状部材を一体連続的
に厚肉化して形成された保持部の厚肉化方向が、モール
ディングの外方に設定されているため、外方に相当する
空間部分に厚肉化を行うための押出装置・手段が配置可
能となり、この押出装置・手段によってモール体とシー
ル体とが簡易かつ良好に一体的に押し出されるようにな
っている。
【0027】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例えば
本発明の適用範囲は、上述したドアベルトモールディン
グに限定されることはなく、ウインドモールディング等
の各種モールディングにも同様に適用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上、述べたように本発明は、幅方向に
おける中央部から縁部外方に向かって徐々に厚肉化した
保持部を一体に備え、保持部の厚肉化方向をモールディ
ングの外方に設定することによって、モールディングの
外方に相当する空間部分に厚肉化を行うための押出成形
装置・手段を配置可能としたものであるから、スペーサ
やスタビライザ等の他の部材を用いることなく単独で良
好な装着状態が得られるモールディングを、簡易且つ良
好に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる自動車の側部を表わした
外観斜視説明図である。
【図2】本発明の一実施例におけるドアベルトモールデ
ィングの取付構造を表わした断面斜視説明図である。
【図3】図2に表したドアベルトモールディングを表し
た側面拡大図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿う横断面図である。
【図5】図3中の V−V 線に沿う横断面図である。
【図6】図3に表わされたドアベルトモールディングを
押出形成するための金型成形装置(ダイ)の構造を表わ
した正面説明図である。
【図7】従来におけるドアベルトモールディングの取付
構造を表わした断面斜視説明図である。
【符号の説明】
11 ドア外板 12 ドアベルトモールディング 13 ウインドガラス 121 モール体 122 シール体 122a リップ状部材 122c 保持部 21 第1のダイ 22 第2のダイ 21a 押出成形口 21b 拡張領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルとウインドガラスとの間の隙
    間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着され
    る長尺帯状のモール体と、このモール体からウインドガ
    ラス表面に弾接するように突出して上記隙間を閉塞する
    シール体とを備えた自動車用モールディングにおいて、 上記シール体は、当該シール体をモールディングの外方
    に向かって一体的に厚肉化させてなる保持部を、長手方
    向の所定部位に有していることを特徴とする自動車用モ
    ールディング。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保持部は、モールディン
    グの幅方向に厚肉化されていることを特徴とする自動車
    用モールディング。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の保持部は、モールディン
    グの厚さ方向に厚肉化されていることを特徴とする自動
    車用モールディング。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシール体は、幅方向にお
    ける中央部から縁部外方に向かって互いに分離するよう
    に延出する少なくとも一対のリップ状部材を有し、 これら一対のリップ状部材のうちの少なくとも一方が、
    保持部を有していることを特徴とする自動車用モールデ
    ィング。
  5. 【請求項5】 車体パネルとウインドガラスとの間の隙
    間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着され
    る長尺帯状のモール体と、このモール体からウインドガ
    ラス表面に弾接するように突出して上記隙間を閉塞する
    シール体とを備えた自動車用モールディングの製造方法
    において、 上記シール体に、当該シール体をモールディングの外方
    に向かって一体的に厚肉化させてなる保持部を、長手方
    向の所定部位に形成するようにしたことを特徴とする自
    動車用モールディングの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の保持部を、モールディン
    グの幅方向に厚肉化して形成するようにしたことを特徴
    とする自動車用モールディングの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の保持部を、モールディン
    グの厚さ方向に厚肉化して形成するようにしたことを特
    徴とする自動車用モールディングの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のシール体を、幅方向にお
    ける中央部から縁部外方に向かって互いに分離するよう
    に延出する少なくとも一対のリップ状部材として形成
    し、 これら一対のリップ状部材のうちの少なくとも一方に保
    持部を形成したことを特徴とする自動車用モールディン
    グの製造方法。
  9. 【請求項9】 車体パネルとウインドガラスとの間の隙
    間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着され
    る長尺帯状のモール体と、このモール体からウインドガ
    ラス表面に弾接するように突出して上記隙間を閉塞する
    シール体とを、押出成形装置のダイに設けられた押出成
    形口を通して押出成形するようにした自動車用モールデ
    ィングの製造方法において、 上記シール体の押出形成口を、所定のタイミングでモー
    ルディングの外方に相当する方向に向かって拡張し、厚
    肉状の保持部を一体的に形成するようにしたことを特徴
    とする自動車用モールディングの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の押出形成口を、モール
    ディングの幅方向に拡張して保持部を厚肉状に形成する
    ようにしたことを特徴とする自動車用モールディングの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の押出形成口を、モール
    ディングの厚さ方向に拡張して保持部を厚肉状に形成す
    るようにしたことを特徴とする自動車用モールディング
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 車体パネルとウインドガラスとの間の
    隙間を車外側から覆うように上記車体パネル側に装着さ
    れる長尺帯状のモール体を押出形成する押出形成口と、
    上記モール体からウインドガラス表面に弾接するように
    突出して上記隙間を閉塞するシール体を押出形成する押
    出形成口と、を有するダイを備えた自動車用モールディ
    ングの製造装置において、 上記シール体の押出形成口を、所定のタイミングでモー
    ルディングの外方に相当する方向に向かって拡張して厚
    肉状の保持部を一体的に形成する可動ダイを有している
    ことを特徴とする自動車用モールディングの製造装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の可動ダイが、モール
    ディングの幅方向に押出形成口を拡張して保持部を厚肉
    状に形成するように往復移動可能に設けられていること
    を特徴とする自動車用モールディングの製造装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の可動ダイが、モール
    ディングの厚さ方向に押出形成口を拡張して保持部を厚
    肉状に形成するように往復移動可能に設けられているこ
    とを特徴とする自動車用モールディングの製造装置。
JP7053185A 1995-02-17 1995-02-17 自動車用モールディング及びその製造方法並びに製造装置 Withdrawn JPH08216679A (ja)

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