JPH08216673A - 自動車用電動コンプレッサー駆動装置 - Google Patents
自動車用電動コンプレッサー駆動装置Info
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- JPH08216673A JPH08216673A JP7021894A JP2189495A JPH08216673A JP H08216673 A JPH08216673 A JP H08216673A JP 7021894 A JP7021894 A JP 7021894A JP 2189495 A JP2189495 A JP 2189495A JP H08216673 A JPH08216673 A JP H08216673A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空調用の電動コンプレッサーを、
安定して駆動することのできる信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 電動コンプレッサー駆動装置１の内部もしく
は周辺の温度を検出する温度検出器２０を設け、当該温
度検出器２０からの出力に応じて、電動コンプレッサー
１１を駆動する出力を調節する。
安定して駆動することのできる信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置の提供を目的とする。 【構成】 電動コンプレッサー駆動装置１の内部もしく
は周辺の温度を検出する温度検出器２０を設け、当該温
度検出器２０からの出力に応じて、電動コンプレッサー
１１を駆動する出力を調節する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内部もしくは周辺の温
度に応じて出力を調節することにより、空調用の電動コ
ンプレッサーを、安定して駆動することのできる信頼性
の高い自動車用電動コンプレッサー駆動装置に関する。
度に応じて出力を調節することにより、空調用の電動コ
ンプレッサーを、安定して駆動することのできる信頼性
の高い自動車用電動コンプレッサー駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電動コンプレッサー駆動装置は電動コン
プレッサーを駆動する際の電力消費により発熱する。出
力が２ＫＷとして電力消費が２％とした場合４０Ｗの大
きな発熱となる。この発熱により内部の電子部品等が破
損・誤作動等しないように、放熱のための放熱器が、空
冷、水冷等設けられている。
プレッサーを駆動する際の電力消費により発熱する。出
力が２ＫＷとして電力消費が２％とした場合４０Ｗの大
きな発熱となる。この発熱により内部の電子部品等が破
損・誤作動等しないように、放熱のための放熱器が、空
冷、水冷等設けられている。
【０００３】そして、この放熱設計は、所定の周囲温
度、所定の電力消費等の放熱設計条件に基づいてなされ
る。
度、所定の電力消費等の放熱設計条件に基づいてなされ
る。
【０００４】また、万一温度が異常に上昇した場合、電
動コンプレッサーを駆動する出力を停止して電力消費と
それに起因する発熱を無くすようにした電動コンプレッ
サー駆動装置がある。
動コンプレッサーを駆動する出力を停止して電力消費と
それに起因する発熱を無くすようにした電動コンプレッ
サー駆動装置がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】よって、万一所定の放
熱設計条件から条件が外れ、温度が異常に上昇した場
合、電動コンプレッサーを駆動する出力は停止するか、
もしくは電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動を
招くこととなる。
熱設計条件から条件が外れ、温度が異常に上昇した場
合、電動コンプレッサーを駆動する出力は停止するか、
もしくは電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動を
招くこととなる。
【０００６】しかしながら、自動車用の空調装置は安全
面から、停止したり、誤作動することは避ける必要があ
る。例えば、窓の曇り防止のための除湿確保、吹き出し
空気の急変で運転者を驚かせない等である。また、停止
したり、誤作動することは乗員に不快感を与えてしまい
快適性を損なってしまう。
面から、停止したり、誤作動することは避ける必要があ
る。例えば、窓の曇り防止のための除湿確保、吹き出し
空気の急変で運転者を驚かせない等である。また、停止
したり、誤作動することは乗員に不快感を与えてしまい
快適性を損なってしまう。
【０００７】もって、電動コンプレッサー駆動装置の寿
命を縮めないようにすることも大切であり、寿命の短い
（電動コンプレッサー駆動装置の寿命をほぼ決める）電
解コンデンサの温度は低く抑えなければならない。
命を縮めないようにすることも大切であり、寿命の短い
（電動コンプレッサー駆動装置の寿命をほぼ決める）電
解コンデンサの温度は低く抑えなければならない。
【０００８】従って、本発明は、空調用の電動コンプレ
ッサーを、安定して駆動することのできる信頼性の高い
自動車用電動コンプレッサー駆動装置の提供を目的とす
る。
ッサーを、安定して駆動することのできる信頼性の高い
自動車用電動コンプレッサー駆動装置の提供を目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１の手段と
して上記課題を解決するために、電動コンプレッサー駆
動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度検出器
を設け、当該温度検出器からの出力に応じて、電動コン
プレッサーを駆動する出力を調節する。
して上記課題を解決するために、電動コンプレッサー駆
動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度検出器
を設け、当該温度検出器からの出力に応じて、電動コン
プレッサーを駆動する出力を調節する。
【００１０】本発明は、第２の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその周辺の
温度を検出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその周辺の
温度を検出する。
【００１１】本発明は、第３の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における制御装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における制御装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
【００１２】本発明は、第４の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
【００１３】本発明は、第５の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における電源装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における電源装置もしく
はその周辺の温度を検出する。
【００１４】本発明は、第６の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における電解コンデンサ
もしくはその周辺の温度を検出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器は、電
動コンプレッサー駆動装置内部における電解コンデンサ
もしくはその周辺の温度を検出する。
【００１５】本発明は、第７の手段として上記課題を解
決するために、第１の手段において、温度検出器からの
出力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、正常で
ない場合、温度が正常でない旨を知らせるための温度異
常信号を送出する。
決するために、第１の手段において、温度検出器からの
出力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、正常で
ない場合、温度が正常でない旨を知らせるための温度異
常信号を送出する。
【００１６】
【作用】本発明の第１の手段によれば、電動コンプレッ
サー駆動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度
検出器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動
する出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から
条件が外れても、温度が異常に上昇するのを防止でき
る。
サー駆動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度
検出器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動
する出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から
条件が外れても、温度が異常に上昇するのを防止でき
る。
【００１７】本発明の第２の手段によれば、温度検出器
にて電動コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその
周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に応じ
て、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節するた
め、万一放熱器が所定の放熱能力を満たさず（空冷の場
合通風不良、水冷の場合水循環不良、放熱器の伝熱不良
等）、所定の放熱設計条件から条件が外れても、温度が
異常に上昇するのを防止できる。
にて電動コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその
周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に応じ
て、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節するた
め、万一放熱器が所定の放熱能力を満たさず（空冷の場
合通風不良、水冷の場合水循環不良、放熱器の伝熱不良
等）、所定の放熱設計条件から条件が外れても、温度が
異常に上昇するのを防止できる。
【００１８】本発明の第３の手段によれば、温度検出器
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における制御装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、制御装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における制御装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、制御装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。
【００１９】本発明の第４の手段によれば、温度検出器
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、開閉装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。また、異常過大通電電流による開閉
装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇すること
も防止できる。
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、開閉装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。また、異常過大通電電流による開閉
装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇すること
も防止できる。
【００２０】本発明の第５の手段によれば、温度検出器
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における電源装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、電源装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。また、異常負荷・異常直流電圧等に
よる電源装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇
することも防止できる。
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における電源装置
もしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器から
の出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を
調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れ
ても、電源装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇す
るのを防止できる。また、異常負荷・異常直流電圧等に
よる電源装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇
することも防止できる。
【００２１】本発明の第６の手段によれば、温度検出器
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における電解コン
デンサもしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出
器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する
出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件
が外れても、電解コンデンサもしくはその周辺の温度が
異常に上昇するのを防止できる。
にて電動コンプレッサー駆動装置内部における電解コン
デンサもしくはその周辺の温度を検出し、その温度検出
器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する
出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から条件
が外れても、電解コンデンサもしくはその周辺の温度が
異常に上昇するのを防止できる。
【００２２】本発明の第７の手段によれば、温度検出器
からの出力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、
正常でない場合、温度が正常でない旨を知らせるための
温度異常信号を送出するので、所定の放熱設計条件から
条件が外れたことを、知ることが出来る。もって、大き
な故障を招く前に修繕が可能となる。また、上記各種の
位置に温度検出器を配置することにより、異常温度の箇
所を即座に特定出来る。
からの出力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、
正常でない場合、温度が正常でない旨を知らせるための
温度異常信号を送出するので、所定の放熱設計条件から
条件が外れたことを、知ることが出来る。もって、大き
な故障を招く前に修繕が可能となる。また、上記各種の
位置に温度検出器を配置することにより、異常温度の箇
所を即座に特定出来る。
【００２３】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【００２４】図３に本発明の第１の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置の回路図を示す。電動コンプレッ
サー駆動装置１は、バッテリー１６から直流電力を供給
され、駆動出力部４で交流に変換されて、モータ駆動電
力が電動コンプレッサー１１へ出力される。スイッチン
グ電源８は、バッテリー１６の電圧を、駆動出力部４等
で必要な電圧に変換して供給している。電解コンデンサ
９は、バッテリー１６の電圧を駆動出力部４で交流に変
換する際に生ずる電流リップル、電圧リップルを軽減し
ている。リレー７は、バッテリー１６からの直流電力を
開閉している。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動
作を制御し、また温度センサ２０からの信号を入力し
て、前記交流変換動作の制御を調節する。更に、操作部
１５と通信を行い、操作部１５の指示した出力となるよ
うに交流変換動作を行い、前記出力で電動コンプレッサ
ー１１のモータを駆動させる。この際、主たる電力消費
は駆動出力部４で発生する。
ンプレッサー駆動装置の回路図を示す。電動コンプレッ
サー駆動装置１は、バッテリー１６から直流電力を供給
され、駆動出力部４で交流に変換されて、モータ駆動電
力が電動コンプレッサー１１へ出力される。スイッチン
グ電源８は、バッテリー１６の電圧を、駆動出力部４等
で必要な電圧に変換して供給している。電解コンデンサ
９は、バッテリー１６の電圧を駆動出力部４で交流に変
換する際に生ずる電流リップル、電圧リップルを軽減し
ている。リレー７は、バッテリー１６からの直流電力を
開閉している。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動
作を制御し、また温度センサ２０からの信号を入力し
て、前記交流変換動作の制御を調節する。更に、操作部
１５と通信を行い、操作部１５の指示した出力となるよ
うに交流変換動作を行い、前記出力で電動コンプレッサ
ー１１のモータを駆動させる。この際、主たる電力消費
は駆動出力部４で発生する。
【００２５】図１に本発明の第１の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置を示す。プリント基板３の上にマ
イコン６、リレー７、スイッチング電源８が配置され、
マイコン６には温度センサ２０が接続されている（実際
は、プリント基板３上の回路を通して）。そして、温度
センサ２０は電動コンプレッサー駆動装置１の内部に配
置されている。
ンプレッサー駆動装置を示す。プリント基板３の上にマ
イコン６、リレー７、スイッチング電源８が配置され、
マイコン６には温度センサ２０が接続されている（実際
は、プリント基板３上の回路を通して）。そして、温度
センサ２０は電動コンプレッサー駆動装置１の内部に配
置されている。
【００２６】駆動出力部４はプリント基板３の下に配置
され、ヒートシンク５に密着して、その電力消費による
熱はヒートシンク５に放熱される。ヒートシンク５は水
冷式であり、ホース１０により冷却水がポンプ１２によ
り注入され冷却される。ホース１０には、水冷却器１３
が接続され循環水が冷却される。また、電動コンプレッ
サー駆動装置１以外の発熱源である発熱体１４も接続さ
れている。ケース２とヒートシンク５とは一体となっ
て、電動コンプレッサー駆動装置１の外郭を形成してい
る。
され、ヒートシンク５に密着して、その電力消費による
熱はヒートシンク５に放熱される。ヒートシンク５は水
冷式であり、ホース１０により冷却水がポンプ１２によ
り注入され冷却される。ホース１０には、水冷却器１３
が接続され循環水が冷却される。また、電動コンプレッ
サー駆動装置１以外の発熱源である発熱体１４も接続さ
れている。ケース２とヒートシンク５とは一体となっ
て、電動コンプレッサー駆動装置１の外郭を形成してい
る。
【００２７】操作部１５はノブの左右への操作で、出力
が設定できるようになっている。電動コンプレッサー１
１への配線、バッテリー１６からの配線、操作部１５か
らの配線はケース２を通過して、プリント基板３に接続
されているが、省略している。
が設定できるようになっている。電動コンプレッサー１
１への配線、バッテリー１６からの配線、操作部１５か
らの配線はケース２を通過して、プリント基板３に接続
されているが、省略している。
【００２８】図２に温度、出力、電力消費、冷却能力の
相関図を示す。以下の関係があることは、明白である。
相関図を示す。以下の関係があることは、明白である。
【００２９】図２（ａ）に示すように、出力が大きくな
れば電力消費が大きくなる。図２（ｂ）に示すように、
電力消費が大きくなれば発熱が増加するので内部温度は
高くなる。図２（ｃ）に示すように、外部温度が高くな
れば内部温度も高くなる。図２（ｄ）に示すように、冷
却能力が高くなれば内部温度は低くなる。
れば電力消費が大きくなる。図２（ｂ）に示すように、
電力消費が大きくなれば発熱が増加するので内部温度は
高くなる。図２（ｃ）に示すように、外部温度が高くな
れば内部温度も高くなる。図２（ｄ）に示すように、冷
却能力が高くなれば内部温度は低くなる。
【００３０】ここで、仮にポンプ１２が不調となり、水
の循環量が減少して冷却能力がＤからＥに減少すると、
出力Ｊでは内部温度の上限を超えてしまう。この温度は
温度センサ２０により検出されマイコン６におくられ
る。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作を調節し
出力を下げる。そして、出力がＫになると内部温度は上
限以下となり調節を停止する。
の循環量が減少して冷却能力がＤからＥに減少すると、
出力Ｊでは内部温度の上限を超えてしまう。この温度は
温度センサ２０により検出されマイコン６におくられ
る。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作を調節し
出力を下げる。そして、出力がＫになると内部温度は上
限以下となり調節を停止する。
【００３１】外部温度を検出する場合は、図２（ｃ）に
より内部温度上限に相当する外部温度を上限とすれば良
い。
より内部温度上限に相当する外部温度を上限とすれば良
い。
【００３２】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
【００３３】図４に本発明の第２の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。温度センサ２０はヒー
トシンク５に密着されて、ヒートシンク５の温度を検出
している。
ンプレッサー駆動装置図を示す。温度センサ２０はヒー
トシンク５に密着されて、ヒートシンク５の温度を検出
している。
【００３４】図４（ａ）ではヒートシンク５は軸流ファ
ン付強制空冷装置１７により冷却されている。図４
（ｂ）では、第１の実施例と同様にヒートシンク５は冷
却水により冷却されている。図４（ｃ）ではヒートシン
ク５は一括ヒートシンク１８により冷却され（電動コン
プレッサー駆動装置１は取付ネジ１９で、一括ヒートシ
ンク１８に密着搭載されている）、一括ヒートシンク１
８は冷却水により冷却されている。また、一括ヒートシ
ンク１８は発熱体１４も搭載して冷却している。
ン付強制空冷装置１７により冷却されている。図４
（ｂ）では、第１の実施例と同様にヒートシンク５は冷
却水により冷却されている。図４（ｃ）ではヒートシン
ク５は一括ヒートシンク１８により冷却され（電動コン
プレッサー駆動装置１は取付ネジ１９で、一括ヒートシ
ンク１８に密着搭載されている）、一括ヒートシンク１
８は冷却水により冷却されている。また、一括ヒートシ
ンク１８は発熱体１４も搭載して冷却している。
【００３５】ここで、仮に軸流ファン付強制空冷装置１
７不調、水冷却器１３不調、電動コンプレッサー駆動装
置１と一括ヒートシンク１８との密着不良（取付ネジ１
９の経年緩み等により）などで冷却能力が減少し、ヒー
トシンク５の温度が所定の放熱設計条件の温度を超える
と（例えば、内部温度上限にいたらしめるヒートシンク
５の温度）、この温度は温度センサ２０により検出され
マイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部４の
交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、ヒートシ
ンク５の温度が所定の放熱設計条件の温度以下になる
と、調節を停止する。
７不調、水冷却器１３不調、電動コンプレッサー駆動装
置１と一括ヒートシンク１８との密着不良（取付ネジ１
９の経年緩み等により）などで冷却能力が減少し、ヒー
トシンク５の温度が所定の放熱設計条件の温度を超える
と（例えば、内部温度上限にいたらしめるヒートシンク
５の温度）、この温度は温度センサ２０により検出され
マイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部４の
交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、ヒートシ
ンク５の温度が所定の放熱設計条件の温度以下になる
と、調節を停止する。
【００３６】また、駆動出力部４に特定の温度で自動的
に出力を停止させる保護器が内蔵されている場合、この
特定の温度より低い温度を、所定の放熱設計条件の温度
とすれば、温度上昇による出力の停止を防止できる。
に出力を停止させる保護器が内蔵されている場合、この
特定の温度より低い温度を、所定の放熱設計条件の温度
とすれば、温度上昇による出力の停止を防止できる。
【００３７】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
【００３８】図５に本発明の第３の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、マイコン６の周囲温度を検出す
べく配置されている。通常マイコンの作動上限温度は８
０℃であるので、８０℃をマイコンの上限周囲温度とす
る。
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、マイコン６の周囲温度を検出す
べく配置されている。通常マイコンの作動上限温度は８
０℃であるので、８０℃をマイコンの上限周囲温度とす
る。
【００３９】ここで、図２（ｄ）において、仮に発熱体
１４の発熱が異常に増大し冷却水温が上昇して冷却能力
がＤからＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８
０℃を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により
検出されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出
力部４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、
出力がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり調節
を停止する。
１４の発熱が異常に増大し冷却水温が上昇して冷却能力
がＤからＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８
０℃を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により
検出されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出
力部４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、
出力がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり調節
を停止する。
【００４０】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
【００４１】図６に本発明の第４の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、リレー７の周囲温度を検出すべ
く配置されている。８０℃をリレー７の上限周囲温度と
する。
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、リレー７の周囲温度を検出すべ
く配置されている。８０℃をリレー７の上限周囲温度と
する。
【００４２】ここで、図２（ｄ）の冷却能力Ｅ、出力Ｊ
において、仮にリレー７の発熱が異常過大通電電流によ
り異常に増大し内部温度の上限８０℃を超えるとする。
この温度は温度センサ２０により検出されマイコン６に
おくられる。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作
を調節し出力を下げる。そして、出力がＫになると内部
温度は上限８０℃以下となり調節を停止する。
において、仮にリレー７の発熱が異常過大通電電流によ
り異常に増大し内部温度の上限８０℃を超えるとする。
この温度は温度センサ２０により検出されマイコン６に
おくられる。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作
を調節し出力を下げる。そして、出力がＫになると内部
温度は上限８０℃以下となり調節を停止する。
【００４３】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
【００４４】図７に本発明の第５の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、スイッチング電源８の周囲温度
を検出すべく配置されている。８０℃をスイッチング電
源８の上限周囲温度とする。
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、スイッチング電源８の周囲温度
を検出すべく配置されている。８０℃をスイッチング電
源８の上限周囲温度とする。
【００４５】ここで、図２（ｄ）の冷却能力Ｄ、出力Ｊ
において、仮にスイッチング電源８の発熱が（通常より
高い直流電圧によりスイッチングロスが増大して）異常
に増大し内部温度の上限８０℃を超えるとする。この温
度は温度センサ２０により検出されマイコン６におくら
れる。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作を調節
し出力を下げる。そして、出力がＫになり内部温度が上
限８０℃以下となると調節を停止する。
において、仮にスイッチング電源８の発熱が（通常より
高い直流電圧によりスイッチングロスが増大して）異常
に増大し内部温度の上限８０℃を超えるとする。この温
度は温度センサ２０により検出されマイコン６におくら
れる。マイコン６は駆動出力部４の交流変換動作を調節
し出力を下げる。そして、出力がＫになり内部温度が上
限８０℃以下となると調節を停止する。
【００４６】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来る。
【００４７】図８に本発明の第６の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、電解コンデンサ９の周囲温度を
検出すべく配置されている。８０℃を電解コンデンサ９
の上限周囲温度とする。
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度セン
サ２０の位置が異なり、電解コンデンサ９の周囲温度を
検出すべく配置されている。８０℃を電解コンデンサ９
の上限周囲温度とする。
【００４８】ここで、図２（ｄ）において、仮にポンプ
１２が不調となり、水の循環量が減少して冷却能力がＤ
からＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８０℃
を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により検出
されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部
４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、出力
がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり、調節を
停止する。
１２が不調となり、水の循環量が減少して冷却能力がＤ
からＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８０℃
を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により検出
されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部
４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、出力
がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり、調節を
停止する。
【００４９】一般に、電解コンデンサ９の寿命は温度が
１０℃下がれば２倍になる。よって、８５℃で５０００
時間の寿命であれば、内部温度上限を７５℃とすること
により１００００時間にできる。
１０℃下がれば２倍になる。よって、８５℃で５０００
時間の寿命であれば、内部温度上限を７５℃とすること
により１００００時間にできる。
【００５０】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、且つ寿命をのばすことが出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、且つ寿命をのばすことが出来る。
【００５１】図９に本発明の第７の実施例に係る電動コ
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度異常
表示器２１が操作部１５に設けられている点である。８
０℃を内部温度上限とする。
ンプレッサー駆動装置図を示す。図１本発明の第１の実
施例に係る電動コンプレッサー駆動装置図とは温度異常
表示器２１が操作部１５に設けられている点である。８
０℃を内部温度上限とする。
【００５２】ここで、図２（ｄ）において、仮にポンプ
１２が不調となり、水の循環量が減少して冷却能力がＤ
からＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８０℃
を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により検出
されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部
４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、出力
がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり、調節を
停止する。
１２が不調となり、水の循環量が減少して冷却能力がＤ
からＥに減少すると、出力Ｊでは内部温度の上限８０℃
を超えてしまう。この温度は温度センサ２０により検出
されマイコン６におくられる。マイコン６は駆動出力部
４の交流変換動作を調節し出力を下げる。そして、出力
がＫになると内部温度は上限８０℃以下となり、調節を
停止する。
【００５３】一方、内部温度が上限８０℃を超えたこと
を表示すべく、マイコン６は操作部１５に信号を送る
（実際は、プリント基板３上の回路を通して）。そし
て、操作部１５は温度異常表示器２１を点灯させる。
を表示すべく、マイコン６は操作部１５に信号を送る
（実際は、プリント基板３上の回路を通して）。そし
て、操作部１５は温度異常表示器２１を点灯させる。
【００５４】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、且つ寿命をのばすことが出来る。また、乗
員は温度異常を知ることが出来るので、大きな故障を招
く前に修繕が可能となる。さらには、各種の位置に温度
検出器を配置することにより、異常温度の箇所を即座に
特定出来る。温度異常を知らせる方法としてはこれに限
らず、音声で知らせたり、マイコン６に記憶させておき
別途故障診断装置を準備して読みだすなどの方法があ
る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、且つ寿命をのばすことが出来る。また、乗
員は温度異常を知ることが出来るので、大きな故障を招
く前に修繕が可能となる。さらには、各種の位置に温度
検出器を配置することにより、異常温度の箇所を即座に
特定出来る。温度異常を知らせる方法としてはこれに限
らず、音声で知らせたり、マイコン６に記憶させておき
別途故障診断装置を準備して読みだすなどの方法があ
る。
【００５５】尚、上記実施例に限らず本発明の主旨を満
たす範囲で種々の方法が可能である。また、冷却能力が
低下する状況は上記に限らず種々ありうる。
たす範囲で種々の方法が可能である。また、冷却能力が
低下する状況は上記に限らず種々ありうる。
【００５６】
【発明の効果】請求項１においては、電動コンプレッサ
ー駆動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度検
出器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動す
る出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から条
件が外れても、温度が異常に上昇するのを防止できる。
ー駆動装置の内部もしくは周辺の温度を検出する温度検
出器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動す
る出力を調節するため、万一所定の放熱設計条件から条
件が外れても、温度が異常に上昇するのを防止できる。
【００５７】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運転
の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運転
の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来る。
【００５８】請求項２においては、温度検出器にて電動
コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその周辺の温
度を検出し、その温度検出器からの出力に応じて、電動
コンプレッサーを駆動する出力を調節するため、万一放
熱器が所定の放熱能力を満たさず（空冷の場合通風不
良、水冷の場合水循環不良、放熱器の伝熱不良等）、所
定の放熱設計条件から条件が外れても、温度が異常に上
昇するのを防止できる。
コンプレッサー駆動装置の放熱器もしくはその周辺の温
度を検出し、その温度検出器からの出力に応じて、電動
コンプレッサーを駆動する出力を調節するため、万一放
熱器が所定の放熱能力を満たさず（空冷の場合通風不
良、水冷の場合水循環不良、放熱器の伝熱不良等）、所
定の放熱設計条件から条件が外れても、温度が異常に上
昇するのを防止できる。
【００５９】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運転
の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い自動車用電
動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運転
の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来る。
【００６０】請求項３においては、温度検出器にて電動
コンプレッサー駆動装置内部における制御装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、制
御装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。
コンプレッサー駆動装置内部における制御装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、制
御装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。
【００６１】従って、制御装置に起因する、電動コンプ
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、安定して駆動する信
頼性の高い自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可能
となる。よって、運転の安全を損なうこともなく、快適
な空調を実現出来る。
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、安定して駆動する信
頼性の高い自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可能
となる。よって、運転の安全を損なうこともなく、快適
な空調を実現出来る。
【００６２】請求項４においては、温度検出器にて電動
コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、開
閉装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。また、異常過大通電電流による開閉装置自身
からの発熱により、温度が異常に上昇することも防止で
きる。
コンプレッサー駆動装置内部における開閉装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、開
閉装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。また、異常過大通電電流による開閉装置自身
からの発熱により、温度が異常に上昇することも防止で
きる。
【００６３】従って、開閉装置に起因する、電動コンプ
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、且つ異常過大通電電
流に対しても、安定して駆動する信頼性の高い自動車用
電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運
転の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来
る。
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、且つ異常過大通電電
流に対しても、安定して駆動する信頼性の高い自動車用
電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よって、運
転の安全を損なうこともなく、快適な空調を実現出来
る。
【００６４】請求項５においては、温度検出器にて電動
コンプレッサー駆動装置内部における電源装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、電
源装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。また、異常負荷・異常直流電圧等による電源
装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇すること
も防止できる。
コンプレッサー駆動装置内部における電源装置もしくは
その周辺の温度を検出し、その温度検出器からの出力に
応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調節する
ため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れても、電
源装置もしくはその周辺の温度が異常に上昇するのを防
止できる。また、異常負荷・異常直流電圧等による電源
装置自身からの発熱により、温度が異常に上昇すること
も防止できる。
【００６５】従って、電源装置に起因する、電動コンプ
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、且つ異常負荷・異常
直流電圧等に対しても、安定して駆動する信頼性の高い
自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よ
って、運転の安全を損なうこともなく、快適な空調を実
現出来る。
レッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッサー駆
動装置の破損・誤作動を防止出来、且つ異常負荷・異常
直流電圧等に対しても、安定して駆動する信頼性の高い
自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可能となる。よ
って、運転の安全を損なうこともなく、快適な空調を実
現出来る。
【００６６】請求項６においては、温度検出器にて電動
コンプレッサー駆動装置内部における電解コンデンサも
しくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器からの
出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調
節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れて
も、電解コンデンサもしくはその周辺の温度が異常に上
昇するのを防止できる。
コンプレッサー駆動装置内部における電解コンデンサも
しくはその周辺の温度を検出し、その温度検出器からの
出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動する出力を調
節するため、万一所定の放熱設計条件から条件が外れて
も、電解コンデンサもしくはその周辺の温度が異常に上
昇するのを防止できる。
【００６７】従って、電解コンデンサに起因する、電動
コンプレッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッ
サー駆動装置の破損・誤作動を防止出来、安定して駆動
する信頼性の高い、且つ寿命の長い自動車用電動コンプ
レッサー駆動装置が可能となる。よって、運転の安全を
損なうこともなく、快適な空調を実現できる。
コンプレッサーを駆動する出力の停止、電動コンプレッ
サー駆動装置の破損・誤作動を防止出来、安定して駆動
する信頼性の高い、且つ寿命の長い自動車用電動コンプ
レッサー駆動装置が可能となる。よって、運転の安全を
損なうこともなく、快適な空調を実現できる。
【００６８】請求項７においては、温度検出器からの出
力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、正常でな
い場合、温度が正常でない旨を知らせるための温度異常
信号を送出するので、所定の放熱設計条件から条件が外
れたことを、知ることが出来る。もって、大きな故障を
招く前に修繕が可能となる。また、上記各種の位置に温
度検出器を配置することにより、異常温度の箇所を即座
に特定出来る。
力が正常か否かを判断する温度判定器を設け、正常でな
い場合、温度が正常でない旨を知らせるための温度異常
信号を送出するので、所定の放熱設計条件から条件が外
れたことを、知ることが出来る。もって、大きな故障を
招く前に修繕が可能となる。また、上記各種の位置に温
度検出器を配置することにより、異常温度の箇所を即座
に特定出来る。
【００６９】従って、電動コンプレッサーを駆動する出
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い、且つサー
ビス性の良い自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可
能となる。よって、運転の安全を損なうこともなく、快
適な空調を実現出来る。
力の停止、電動コンプレッサー駆動装置の破損・誤作動
を防止出来、安定して駆動する信頼性の高い、且つサー
ビス性の良い自動車用電動コンプレッサー駆動装置が可
能となる。よって、運転の安全を損なうこともなく、快
適な空調を実現出来る。
【図１】本発明の第１の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置の概略図
ー駆動装置の概略図
【図２】温度、出力、電力消費、冷却能力の相関図
【図３】本発明の第１の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置の回路図
ー駆動装置の回路図
【図４】本発明の第２の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
【図５】本発明の第３の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
【図６】本発明の第４の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
【図７】本発明の第５の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
【図８】本発明の第６の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
【図９】本発明の第７の実施例に係る電動コンプレッサ
ー駆動装置図
ー駆動装置図
１ 電動コンプレッサー駆動装置 ２ ケース ３ プリント基板 ４ 駆動出力部 ５ ヒートシンク（放熱器） ６ マイコン（制御装置） ７ リレー（開閉装置） ８ スイッチング電源（電源装置） ９ 電解コンデンサ １０ ホース １１ 電動コンプレッサー １２ ポンプ １３ 水冷却器 １４ 発熱体 １５ 操作部 １６ バッテリー １７ 軸流ファン付強制空冷装置 １８ 一括ヒートシンク １９ 取付ネジ ２０ 温度センサ（温度検出器） ２１ 温度異常表示器
Claims (7)
- 【請求項１】 電動コンプレッサー駆動装置の内部もし
くは周辺の温度を検出する温度検出器を設け、当該温度
検出器からの出力に応じて、電動コンプレッサーを駆動
する出力を調節することを特徴とする自動車用電動コン
プレッサー駆動装置。 - 【請求項２】 温度検出器は、電動コンプレッサー駆動
装置の放熱器もしくはこの放熱器周辺の温度を検出する
ことを特徴とする請求項１記載の自動車用電動コンプレ
ッサー駆動装置。 - 【請求項３】 温度検出器は、電動コンプレッサー駆動
装置内部における制御装置もしくはその周辺の温度を検
出することを特徴とする請求項１記載の自動車用電動コ
ンプレッサー駆動装置。 - 【請求項４】 温度検出器は、電動コンプレッサー駆動
装置内部における開閉装置もしくはその周辺の温度を検
出することを特徴とする請求項１記載の自動車用電動コ
ンプレッサー駆動装置。 - 【請求項５】 温度検出器は、電動コンプレッサー駆動
装置内部における電源装置もしくはその周辺の温度を検
出することを特徴とする請求項１記載の自動車用電動コ
ンプレッサー駆動装置。 - 【請求項６】 温度検出器は、電動コンプレッサー駆動
装置内部における電解コンデンサもしくはその周辺の温
度を検出することを特徴とする請求項１記載の自動車用
電動コンプレッサー駆動装置。 - 【請求項７】 温度検出器からの出力が正常か否かを判
断し、正常でない場合、温度が正常でない旨を知らせる
ための温度異常信号を送出することを特徴とする請求項
１、２、３、４、５及び６記載の自動車用電動コンプレ
ッサー駆動装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02189495A JP3616152B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 自動車用電動コンプレッサー駆動装置 |
| US08/605,272 US5651260A (en) | 1995-02-09 | 1996-02-06 | Control apparatus and method for actuating an electrically driven compressor used in an air conditioning system of an automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02189495A JP3616152B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 自動車用電動コンプレッサー駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216673A true JPH08216673A (ja) | 1996-08-27 |
| JP3616152B2 JP3616152B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=12067823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02189495A Expired - Fee Related JP3616152B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 自動車用電動コンプレッサー駆動装置 |
Country Status (2)
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