JPH08216666A - 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 - Google Patents
電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置Info
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- JPH08216666A JPH08216666A JP2276195A JP2276195A JPH08216666A JP H08216666 A JPH08216666 A JP H08216666A JP 2276195 A JP2276195 A JP 2276195A JP 2276195 A JP2276195 A JP 2276195A JP H08216666 A JPH08216666 A JP H08216666A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電気自動車用空気調和装置の除湿
暖房運転時の効率改善及び冷媒量不足の改善を行うこと
を目的とする。 【構成】 4方切替え弁7と前記車室外空気熱交換器2
間の前記冷媒配管13に配された第1の双方向開閉弁1
7と、前記車室外空気熱交換器2と前記第1の双方向開
閉弁17と前記第2の冷媒絞り装置15をバイパスする
ように配された冷媒バイパス回路16と、前記冷媒バイ
パス回路16内に配された第2の双方向開閉弁18と、
外部にヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前記第
2の冷媒絞り装置15及び前記第2の双方向開閉弁18
を全閉状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替
え弁7を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の
双方向開閉弁17を全閉状態とし、次に前記第2の双方
向開閉弁18を開の状態として前記冷媒バイパス回路に
冷媒が流れるようにし、その後前記4方切替え弁7を冷
房運転側に切替える制御装置19を設けた。
暖房運転時の効率改善及び冷媒量不足の改善を行うこと
を目的とする。 【構成】 4方切替え弁7と前記車室外空気熱交換器2
間の前記冷媒配管13に配された第1の双方向開閉弁1
7と、前記車室外空気熱交換器2と前記第1の双方向開
閉弁17と前記第2の冷媒絞り装置15をバイパスする
ように配された冷媒バイパス回路16と、前記冷媒バイ
パス回路16内に配された第2の双方向開閉弁18と、
外部にヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前記第
2の冷媒絞り装置15及び前記第2の双方向開閉弁18
を全閉状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替
え弁7を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の
双方向開閉弁17を全閉状態とし、次に前記第2の双方
向開閉弁18を開の状態として前記冷媒バイパス回路に
冷媒が流れるようにし、その後前記4方切替え弁7を冷
房運転側に切替える制御装置19を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の車室内を
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料エンジン自動車用空気調和装
置は、例えば、図2(a)にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機1をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器2と車室外空気熱交換器用送風装置3で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁4を介して車室内空気熱交換器5に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置6で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用についてはエンジン水温を利用した温
水ヒータで行うものであった。また除湿暖房については
冷房作用とエンジン水温を利用し、再加熱を行なってい
た。
置は、例えば、図2(a)にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機1をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器2と車室外空気熱交換器用送風装置3で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁4を介して車室内空気熱交換器5に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置6で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用についてはエンジン水温を利用した温
水ヒータで行うものであった。また除湿暖房については
冷房作用とエンジン水温を利用し、再加熱を行なってい
た。
【0003】電気自動車用空気調和装置では、冷房作用
については上記と同様であるが、暖房作用については上
記エンジン水温が利用できないため、例えば図2(a)
の点線部を図2(b)のようにし圧縮機1の下流に4方
切替え弁7を用い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換
器5で車室内空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、
その冷媒を膨張弁3を介して車室外空気熱交換器2に導
き、ここで車室外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸
熱、蒸発される、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
については上記と同様であるが、暖房作用については上
記エンジン水温が利用できないため、例えば図2(a)
の点線部を図2(b)のようにし圧縮機1の下流に4方
切替え弁7を用い冷媒流路を逆転し、車室内空気熱交換
器5で車室内空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、
その冷媒を膨張弁3を介して車室外空気熱交換器2に導
き、ここで車室外の空気を冷却、減湿しながら冷媒が吸
熱、蒸発される、ヒートポンプ暖房を行う必要がある。
【0004】しかしながら車室内空気熱交換器を1つだ
け使用したヒートポンプ冷暖房装置だけでは再加熱が必
要な除湿暖房を行う場合、車室内空気熱交換器は冷房作
用と同様に低温にし、その後電気ヒータ等の他の熱源で
空気の再加熱が必要である。
け使用したヒートポンプ冷暖房装置だけでは再加熱が必
要な除湿暖房を行う場合、車室内空気熱交換器は冷房作
用と同様に低温にし、その後電気ヒータ等の他の熱源で
空気の再加熱が必要である。
【0005】そこで第2の車室内空気熱交換器と第2の
冷媒絞り装置を増設し冷媒絞り装置の切替えによって冷
媒にて高温となった第2の車室内空気熱交換器にて空気
を再加熱し車室内を除湿暖房で空調を行う例としては、
特開平5−178072号公報が記載されている。
冷媒絞り装置を増設し冷媒絞り装置の切替えによって冷
媒にて高温となった第2の車室内空気熱交換器にて空気
を再加熱し車室内を除湿暖房で空調を行う例としては、
特開平5−178072号公報が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第2の車室内空気熱交
換器を利用し冷媒絞り装置の切替えによる冷媒で再加熱
するヒートポンプ冷暖房除湿装置で除湿暖房を行う場
合、第2の車室内空気熱交換器に高温冷媒が流れ込む前
に車室外空気熱交換器が空気と熱交換してしまうと第2
の車室内空気熱交換器が十分暖まることができなくなり
除湿暖房に必要な再加熱ができなくなる。また車室外空
気熱交換器をバイパスする回路を設けただけでは冷媒が
外気にて低温になった車室外空気熱交換器内に溜り込み
冷媒量不足となる。
換器を利用し冷媒絞り装置の切替えによる冷媒で再加熱
するヒートポンプ冷暖房除湿装置で除湿暖房を行う場
合、第2の車室内空気熱交換器に高温冷媒が流れ込む前
に車室外空気熱交換器が空気と熱交換してしまうと第2
の車室内空気熱交換器が十分暖まることができなくなり
除湿暖房に必要な再加熱ができなくなる。また車室外空
気熱交換器をバイパスする回路を設けただけでは冷媒が
外気にて低温になった車室外空気熱交換器内に溜り込み
冷媒量不足となる。
【0007】以上がヒートポンプ除湿暖房運転を電気自
動車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
動車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、電
気自動車用空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善及び
冷媒量不足の改善を行うことを目的とするものである。
気自動車用空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善及び
冷媒量不足の改善を行うことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、圧縮機と、車室外空気熱交換器と、車室外
空気熱交換器用送風装置と、車室内空気熱交換器用送風
装置と、前記車室内空気熱交換器用送風装置と車室内吹
出口を結ぶ通風回路と、前記通風回路内に配された第1
の車室内空気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の
車室内空気熱交換器の下流側に配された第2の車室内空
気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の車室内空気
熱交換器の下流側に配され前記第2の車室内空気熱交換
器の空気導入量を調節するダンパと、車室外に配された
4方切替え弁と、前記圧縮機と前記車室外空気熱交換器
と前記第1及び第2の車室内空気熱交換器と前記4方切
替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第1の車室内空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の冷媒絞り装置と、前記車室外空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第2の冷媒絞り装置を設けると共に、前記4方
切替え弁と前記車室外空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の双方向開閉弁と、前記車室外空気熱交換
器と前記第1の双方向開閉弁と前記第2の冷媒絞り装置
をバイパスするように配された冷媒バイパス回路と、前
記冷媒バイパス回路内に配された第2の双方向開閉弁
と、外部にヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前
記第2の冷媒絞り装置及び前記第2の双方向開閉弁を全
閉状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁
を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向
開閉弁を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉弁を
開の状態として前記冷媒バイパス回路に冷媒が流れるよ
うにし、その後前記4方切替え弁を冷房運転側に切替え
る制御装置とで構成されたものである。
に本発明は、圧縮機と、車室外空気熱交換器と、車室外
空気熱交換器用送風装置と、車室内空気熱交換器用送風
装置と、前記車室内空気熱交換器用送風装置と車室内吹
出口を結ぶ通風回路と、前記通風回路内に配された第1
の車室内空気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の
車室内空気熱交換器の下流側に配された第2の車室内空
気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の車室内空気
熱交換器の下流側に配され前記第2の車室内空気熱交換
器の空気導入量を調節するダンパと、車室外に配された
4方切替え弁と、前記圧縮機と前記車室外空気熱交換器
と前記第1及び第2の車室内空気熱交換器と前記4方切
替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第1の車室内空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の冷媒絞り装置と、前記車室外空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第2の冷媒絞り装置を設けると共に、前記4方
切替え弁と前記車室外空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の双方向開閉弁と、前記車室外空気熱交換
器と前記第1の双方向開閉弁と前記第2の冷媒絞り装置
をバイパスするように配された冷媒バイパス回路と、前
記冷媒バイパス回路内に配された第2の双方向開閉弁
と、外部にヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前
記第2の冷媒絞り装置及び前記第2の双方向開閉弁を全
閉状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁
を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向
開閉弁を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉弁を
開の状態として前記冷媒バイパス回路に冷媒が流れるよ
うにし、その後前記4方切替え弁を冷房運転側に切替え
る制御装置とで構成されたものである。
【0010】
【作用】ヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前記
第2の冷媒絞り装置及び前記第2の双方向開閉弁を全閉
状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁を
暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向開
閉弁を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉弁を開
の状態として前記冷媒バイパス回路に冷媒が流れるよう
にし、その後前記4方切替え弁を冷房運転側に切替える
制御を行うことによって、前記車室外空気熱交換器内に
溜った冷媒を回収することが可能となり、ヒートポンプ
除湿暖房運転時の効率改善を行うことができる。また車
室外空気熱交換をバイパスして冷媒を流すことが可能と
なる。
第2の冷媒絞り装置及び前記第2の双方向開閉弁を全閉
状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁を
暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向開
閉弁を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉弁を開
の状態として前記冷媒バイパス回路に冷媒が流れるよう
にし、その後前記4方切替え弁を冷房運転側に切替える
制御を行うことによって、前記車室外空気熱交換器内に
溜った冷媒を回収することが可能となり、ヒートポンプ
除湿暖房運転時の効率改善を行うことができる。また車
室外空気熱交換をバイパスして冷媒を流すことが可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例における電気自
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
【0013】図1では、圧縮機1と、車室外空気熱交換
器2と、車室外空気熱交換器用送風装置3と、車室内空
気熱交換器用送風装置6と、前記車室内空気熱交換器用
送風装置6と車室内吹出口8を結ぶ通風回路9と、前記
通風回路9内に配された第1の車室内空気熱交換器10
と、前記通風回路9内の前記第1の車室内空気熱交換器
10の下流側に配された第2の車室内空気熱交換器11
と、前記通風回路9内の前記第1の車室内空気熱交換器
10の下流側に配され前記第2の車室内空気熱交換器1
1の空気導入量を調節するダンパ12と、車室外に配さ
れた4方切替え弁7と、前記圧縮機1と前記車室外空気
熱交換器2と前記第1及び第2の車室内空気熱交換器1
0、11と前記4方切替え弁7を結ぶ冷媒配管13と、
前記第1の車室内空気熱交換器10と前記第2の車室内
空気熱交換器11間の前記冷媒配管13に配された第1
の冷媒絞り装置14と、前記車室外空気熱交換器2と前
記第2の車室内空気熱交換器11間の前記冷媒配管13
に配された第2の冷媒絞り装置15を設けると共に、前
記4方切替え弁7と前記車室外空気熱交換器2間の前記
冷媒配管13に配された第1の双方向開閉弁17と、前
記車室外空気熱交換器2と前記第1の双方向開閉弁17
と前記第2の冷媒絞り装置15をバイパスするように配
された冷媒バイパス回路16と、前記冷媒バイパス回路
16内に配された第2の双方向開閉弁18とで構成され
ているヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポ
ンプ除湿暖房運転起動時に最初に前記第2の冷媒絞り装
置及び前記第2の双方向開閉弁を全閉状態とし、サイク
ルを分断後、次に前記4方切替え弁を暖房運転側に切替
え、一定時間後に前記第1の双方向開閉弁を全閉状態と
し、次に前記第2の双方向開閉弁を開の状態として前記
冷媒バイパス回路に冷媒が流れるようにし、その後前記
4方切替え弁を冷房運転側に切替える制御装置19を配
している。
器2と、車室外空気熱交換器用送風装置3と、車室内空
気熱交換器用送風装置6と、前記車室内空気熱交換器用
送風装置6と車室内吹出口8を結ぶ通風回路9と、前記
通風回路9内に配された第1の車室内空気熱交換器10
と、前記通風回路9内の前記第1の車室内空気熱交換器
10の下流側に配された第2の車室内空気熱交換器11
と、前記通風回路9内の前記第1の車室内空気熱交換器
10の下流側に配され前記第2の車室内空気熱交換器1
1の空気導入量を調節するダンパ12と、車室外に配さ
れた4方切替え弁7と、前記圧縮機1と前記車室外空気
熱交換器2と前記第1及び第2の車室内空気熱交換器1
0、11と前記4方切替え弁7を結ぶ冷媒配管13と、
前記第1の車室内空気熱交換器10と前記第2の車室内
空気熱交換器11間の前記冷媒配管13に配された第1
の冷媒絞り装置14と、前記車室外空気熱交換器2と前
記第2の車室内空気熱交換器11間の前記冷媒配管13
に配された第2の冷媒絞り装置15を設けると共に、前
記4方切替え弁7と前記車室外空気熱交換器2間の前記
冷媒配管13に配された第1の双方向開閉弁17と、前
記車室外空気熱交換器2と前記第1の双方向開閉弁17
と前記第2の冷媒絞り装置15をバイパスするように配
された冷媒バイパス回路16と、前記冷媒バイパス回路
16内に配された第2の双方向開閉弁18とで構成され
ているヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポ
ンプ除湿暖房運転起動時に最初に前記第2の冷媒絞り装
置及び前記第2の双方向開閉弁を全閉状態とし、サイク
ルを分断後、次に前記4方切替え弁を暖房運転側に切替
え、一定時間後に前記第1の双方向開閉弁を全閉状態と
し、次に前記第2の双方向開閉弁を開の状態として前記
冷媒バイパス回路に冷媒が流れるようにし、その後前記
4方切替え弁を冷房運転側に切替える制御装置19を配
している。
【0014】以上のように構成された装置にて冷房運転
時、前記ダンパ12を点線の位置とし、前記4方切替え
弁7を実線の位置とし、前記第2の双方向開閉弁18を
閉として前記冷媒バイパス回路16に冷媒が流れないよ
うにし、前記第1の双方向開閉弁17を開とし、前記第
2の冷媒絞り装置15を絞り有りの状態とし、前記第1
の冷媒絞り装置14を全開(絞り無しの状態)とする。
よって、前記圧縮機1から吐出した高温高圧の冷媒は、
前記4方切替え弁7と、前記第1の双方向開閉弁17を
経由して、前記車室外空気熱交換器2により放熱を行い
冷媒を凝縮液化させた後、前記第2の冷媒絞り装置15
を減圧し、前記第2の車室内空気熱交換器11と前記第
1の冷媒絞り装置14を経由し前記第1の車室内空気熱
交換器10に導きここで前記車室内空気熱交換器用送風
装置6で空気を冷却、減湿しながら蒸発し、前記圧縮機
1へ戻り冷房作用を行う。
時、前記ダンパ12を点線の位置とし、前記4方切替え
弁7を実線の位置とし、前記第2の双方向開閉弁18を
閉として前記冷媒バイパス回路16に冷媒が流れないよ
うにし、前記第1の双方向開閉弁17を開とし、前記第
2の冷媒絞り装置15を絞り有りの状態とし、前記第1
の冷媒絞り装置14を全開(絞り無しの状態)とする。
よって、前記圧縮機1から吐出した高温高圧の冷媒は、
前記4方切替え弁7と、前記第1の双方向開閉弁17を
経由して、前記車室外空気熱交換器2により放熱を行い
冷媒を凝縮液化させた後、前記第2の冷媒絞り装置15
を減圧し、前記第2の車室内空気熱交換器11と前記第
1の冷媒絞り装置14を経由し前記第1の車室内空気熱
交換器10に導きここで前記車室内空気熱交換器用送風
装置6で空気を冷却、減湿しながら蒸発し、前記圧縮機
1へ戻り冷房作用を行う。
【0015】暖房運転時、前記ダンパ12を実線の位置
とし、前記4方切替え弁7を点線の位置とし、前記第2
の双方向開閉弁18を閉として前記冷媒バイパス回路1
6に冷媒が流れないようにし、前記第1の双方向開閉弁
17を開として、前記第2の冷媒絞り装置15を絞り有
りの状態とし、前記第1の冷媒絞り装置14を全開(絞
り無しの状態)とする。よって、前記圧縮機1から吐出
した高温高圧の冷媒は、前記4方切替え弁7を経由し、
前記第1の車室内空気熱交換器10と前記第1の冷媒絞
り装置14を経由し前記第2の車室内空気熱交換器11
に導きここで前記車室内空気熱交換器用送風装置6で空
気に放熱しながら冷媒を凝縮液化させた後、前記第2の
冷媒絞り装置15で減圧し、前記車室外空気熱交換器2
により空気を冷却、減湿しながら蒸発させ、前記第1の
双方向開閉弁17を経由して、前記圧縮機1へ戻るヒー
トポンプ暖房を行う。
とし、前記4方切替え弁7を点線の位置とし、前記第2
の双方向開閉弁18を閉として前記冷媒バイパス回路1
6に冷媒が流れないようにし、前記第1の双方向開閉弁
17を開として、前記第2の冷媒絞り装置15を絞り有
りの状態とし、前記第1の冷媒絞り装置14を全開(絞
り無しの状態)とする。よって、前記圧縮機1から吐出
した高温高圧の冷媒は、前記4方切替え弁7を経由し、
前記第1の車室内空気熱交換器10と前記第1の冷媒絞
り装置14を経由し前記第2の車室内空気熱交換器11
に導きここで前記車室内空気熱交換器用送風装置6で空
気に放熱しながら冷媒を凝縮液化させた後、前記第2の
冷媒絞り装置15で減圧し、前記車室外空気熱交換器2
により空気を冷却、減湿しながら蒸発させ、前記第1の
双方向開閉弁17を経由して、前記圧縮機1へ戻るヒー
トポンプ暖房を行う。
【0016】除湿暖房運転時、前記ダンパ12を実線の
位置とし、前記4方切替え弁7を実線の位置とし、前記
第2の双方向開閉弁18を開として前記冷媒バイパス回
路16に冷媒が流れるようにし、前記第1の双方向開閉
弁17を閉とすると共に前記第2の冷媒絞り装置15を
全閉の状態として前記車室外空気熱交換器2に冷媒が流
れないようにし、前記第1の冷媒絞り装置14を絞り有
りの状態とする。よって、前記圧縮機1から吐出した高
温高圧の冷媒は、前記4方切替え弁7と、前記第2の双
方向開閉弁18を経由して、前記第2の車室内空気熱交
換器11に導きここで放熱を行い冷媒を凝縮液化させた
後、前記第1の冷媒絞り装置14で減圧し、前記第1の
車室内空気熱交換器10に導きここで空気を冷却、減湿
しながら蒸発し、前記圧縮機1へ戻る。従って、前記車
室内空気熱交換器用送風装置6により、空気は前記第1
の車室内空気熱交換器10で冷却、除湿された後、前記
第2の車室内空気熱交換器11により再加熱される事に
より除湿暖房ができる。
位置とし、前記4方切替え弁7を実線の位置とし、前記
第2の双方向開閉弁18を開として前記冷媒バイパス回
路16に冷媒が流れるようにし、前記第1の双方向開閉
弁17を閉とすると共に前記第2の冷媒絞り装置15を
全閉の状態として前記車室外空気熱交換器2に冷媒が流
れないようにし、前記第1の冷媒絞り装置14を絞り有
りの状態とする。よって、前記圧縮機1から吐出した高
温高圧の冷媒は、前記4方切替え弁7と、前記第2の双
方向開閉弁18を経由して、前記第2の車室内空気熱交
換器11に導きここで放熱を行い冷媒を凝縮液化させた
後、前記第1の冷媒絞り装置14で減圧し、前記第1の
車室内空気熱交換器10に導きここで空気を冷却、減湿
しながら蒸発し、前記圧縮機1へ戻る。従って、前記車
室内空気熱交換器用送風装置6により、空気は前記第1
の車室内空気熱交換器10で冷却、除湿された後、前記
第2の車室内空気熱交換器11により再加熱される事に
より除湿暖房ができる。
【0017】除湿暖房運転時、前記車室外空気熱交換器
2をバイパスすることができるため除湿暖房運転時の効
率改善を行うことが可能となる。
2をバイパスすることができるため除湿暖房運転時の効
率改善を行うことが可能となる。
【0018】除湿暖房運転起動時に最初に前記第2の冷
媒絞り装置15及び前記第2の双方向開閉弁18を全閉
状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁7
を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向
開閉弁17を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉
弁18を開の状態として前記冷媒バイパス回路16に冷
媒が流れるようにし、その後前記4方切替え弁7を冷房
運転側に切替えることにより車室外空気熱交換器2中に
冷媒が溜り込むのを防止でき、冷媒量不足が解消され
る。
媒絞り装置15及び前記第2の双方向開閉弁18を全閉
状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁7
を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向
開閉弁17を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉
弁18を開の状態として前記冷媒バイパス回路16に冷
媒が流れるようにし、その後前記4方切替え弁7を冷房
運転側に切替えることにより車室外空気熱交換器2中に
冷媒が溜り込むのを防止でき、冷媒量不足が解消され
る。
【0019】
【発明の効果】除湿暖房運転時、車室外空気熱交換器を
バイパスすることによって、第2の車室内空気熱交換器
の温度を上げることができ、除湿暖房運転時の効率改善
を行うことが可能となる。
バイパスすることによって、第2の車室内空気熱交換器
の温度を上げることができ、除湿暖房運転時の効率改善
を行うことが可能となる。
【0020】また、第1及び第2の双方向開閉弁、及び
第2の絞り装置、及び4方切替え弁を制御することによ
って起動時に車室外空気熱交換器に冷媒が溜り込むこと
を防止することができるためサイクル内の冷媒不足を解
消することが可能となる。
第2の絞り装置、及び4方切替え弁を制御することによ
って起動時に車室外空気熱交換器に冷媒が溜り込むこと
を防止することができるためサイクル内の冷媒不足を解
消することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例における電気自動車用ヒート
ポンプ冷暖房除湿装置の構成図
ポンプ冷暖房除湿装置の構成図
【図2】(a)は従来例の燃料エンジン駆動自動車用冷
房空調装置の構成図 (b)は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
房空調装置の構成図 (b)は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
1 圧縮機 2 車室外空気熱交換器 3 車室外空気熱交換器用送風装置 4 冷媒絞り装置 5 車室内空気熱交換器 6 車室内空気熱交換器用送風装置 7 4方切替え弁 8 車室内吹出口 9 通風回路 10 第1の車室内空気熱交換器 11 第2の車室内空気熱交換器 12 ダンパ 13 冷媒配管 14 第1の冷媒絞り装置 15 第2の冷媒絞り装置 16 冷媒バイパス回路 17 第1の双方向開閉弁 18 第2の双方向開閉弁 19 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 康文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機と、車室外空気熱交換器と、車室外
空気熱交換器用送風装置と、車室内空気熱交換器用送風
装置と、前記車室内空気熱交換器用送風装置と車室内吹
出口を結ぶ通風回路と、前記通風回路内に配された第1
の車室内空気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の
車室内空気熱交換器の下流側に配された第2の車室内空
気熱交換器と、前記通風回路内の前記第1の車室内空気
熱交換器の下流側に配され前記第2の車室内空気熱交換
器の空気導入量を調節するダンパと、車室外に配された
4方切替え弁と、前記圧縮機と前記車室外空気熱交換器
と前記第1及び第2の車室内空気熱交換器と前記4方切
替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第1の車室内空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の冷媒絞り装置と、前記車室外空気熱交換
器と前記第2の車室内空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第2の冷媒絞り装置を設けると共に、前記4方
切替え弁と前記車室外空気熱交換器間の前記冷媒配管に
配された第1の双方向開閉弁と、前記車室外空気熱交換
器と前記第1の双方向開閉弁と前記第2の冷媒絞り装置
をバイパスするように配された冷媒バイパス回路と、前
記冷媒バイパス回路内に配された第2の双方向開閉弁
と、外部にヒートポンプ除湿暖房運転起動時に最初に前
記第2の冷媒絞り装置及び前記第2の双方向開閉弁を全
閉状態とし、サイクルを分断後、次に前記4方切替え弁
を暖房運転側に切替え、一定時間後に前記第1の双方向
開閉弁を全閉状態とし、次に前記第2の双方向開閉弁を
開の状態として前記冷媒バイパス回路に冷媒が流れるよ
うにし、その後前記4方切替え弁を冷房運転側に切替え
る制御装置を具備した電気自動車用ヒートポンプ冷暖房
除湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2276195A JPH08216666A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2276195A JPH08216666A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08216666A true JPH08216666A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12091672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2276195A Pending JPH08216666A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08216666A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7114348B2 (en) * | 2004-02-23 | 2006-10-03 | Carrier Corporation | Fluid diode expansion device for heat pumps |
KR101241222B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2013-03-13 | 기아자동차주식회사 | 차량용 히트펌프 시스템 제어방법 |
CN115235022A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-10-25 | 海信(广东)空调有限公司 | 一种空调器及其新风控制方法 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP2276195A patent/JPH08216666A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7114348B2 (en) * | 2004-02-23 | 2006-10-03 | Carrier Corporation | Fluid diode expansion device for heat pumps |
KR101241222B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2013-03-13 | 기아자동차주식회사 | 차량용 히트펌프 시스템 제어방법 |
CN115235022A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-10-25 | 海信(广东)空调有限公司 | 一种空调器及其新风控制方法 |
CN115235022B (zh) * | 2022-08-04 | 2024-03-29 | 海信(广东)空调有限公司 | 一种空调器及其新风控制方法 |
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