JPH07172160A - 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 - Google Patents
電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置Info
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- JPH07172160A JPH07172160A JP5324596A JP32459693A JPH07172160A JP H07172160 A JPH07172160 A JP H07172160A JP 5324596 A JP5324596 A JP 5324596A JP 32459693 A JP32459693 A JP 32459693A JP H07172160 A JPH07172160 A JP H07172160A
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- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
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- B60H2001/00935—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising four way valves for controlling the fluid direction
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気自動車用空気調和装置の除湿暖房運転の
効率改善を行うことを目的とする。 【構成】 通風回路内に配された第１の車室内空気熱交
換器と、前記通風回路内に配され前記第１の車室内空気
熱交換器の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器
と、四方切替え弁と、前記圧縮機と前記各熱交換器と前
記四方切替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第１の車室内空
気熱交換器と前記第２の車室内空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第１の冷媒絞り装置と、前記第２の車
室内空気熱交換器と前記車室外空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第２の冷媒絞り装置とで構成されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポンプ
除湿暖房運転時に前記車室外空気熱交換器用送風装置を
制御する制御装置を設けたものである。
効率改善を行うことを目的とする。 【構成】 通風回路内に配された第１の車室内空気熱交
換器と、前記通風回路内に配され前記第１の車室内空気
熱交換器の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器
と、四方切替え弁と、前記圧縮機と前記各熱交換器と前
記四方切替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第１の車室内空
気熱交換器と前記第２の車室内空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第１の冷媒絞り装置と、前記第２の車
室内空気熱交換器と前記車室外空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第２の冷媒絞り装置とで構成されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポンプ
除湿暖房運転時に前記車室外空気熱交換器用送風装置を
制御する制御装置を設けたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の車室内を
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料エンジン自動車用空気調和装
置は、例えば、図４（ａ）にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機１をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器２と車室外空気熱交換器用送風装置３で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁４を介して車室内空気熱交換器５に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置６で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。また除湿暖房は冷房作用とエンジ
ン水温を利用し、再加熱を行っていた。
置は、例えば、図４（ａ）にその具体的構成を示すよう
に、冷媒を圧縮する圧縮機１をエンジンで駆動し、車室
外空気熱交換器２と車室外空気熱交換器用送風装置３で
車室外空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、その冷
媒を膨張弁４を介して車室内空気熱交換器５に導き、こ
こで車室内空気熱交換器用送風装置６で車室内の空気を
冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行うものであっ
た。また暖房作用はエンジン水温を利用した温水ヒータ
で行うものであった。また除湿暖房は冷房作用とエンジ
ン水温を利用し、再加熱を行っていた。
【０００３】電気自動車用空気調和装置では、冷房作用
は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水温が
利用できないため、図４（ａ）の点線部を図４（ｂ）の
ようにし圧縮機１の下流に四方切替え弁７を用い冷媒流
路を逆転し、車室内空気熱交換器５で車室内空気に放熱
して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張弁３を介
して車室外空気熱交換器２に導き、ここで車室外の空気
を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させる、ヒート
ポンプ暖房を行う必要がある。
は上記と同様であるが、暖房作用は上記エンジン水温が
利用できないため、図４（ａ）の点線部を図４（ｂ）の
ようにし圧縮機１の下流に四方切替え弁７を用い冷媒流
路を逆転し、車室内空気熱交換器５で車室内空気に放熱
して冷媒を凝縮液化させた後、その冷媒を膨張弁３を介
して車室外空気熱交換器２に導き、ここで車室外の空気
を冷却、減湿しながら冷媒が吸熱、蒸発させる、ヒート
ポンプ暖房を行う必要がある。
【０００４】しかしながら車室内空気熱交換器を１つだ
けを使用したヒートポンプ冷暖房装置だけでは再加熱が
必要な除湿暖房を行う場合、車室内空気熱交換器は冷房
作用と同様に低温にし、その後電気ヒータ等他の熱源で
空気の再加熱が必要である。そこで第２の室内熱交換器
と第２の冷媒絞り装置を増設し冷媒絞り装置の切替えに
よって冷媒にて高温となった第２の室内熱交換器にて空
気を再加熱し車室内を除湿暖房で空調を行う例として
は、特開平５−１７８０７２号公報が記載されている。
けを使用したヒートポンプ冷暖房装置だけでは再加熱が
必要な除湿暖房を行う場合、車室内空気熱交換器は冷房
作用と同様に低温にし、その後電気ヒータ等他の熱源で
空気の再加熱が必要である。そこで第２の室内熱交換器
と第２の冷媒絞り装置を増設し冷媒絞り装置の切替えに
よって冷媒にて高温となった第２の室内熱交換器にて空
気を再加熱し車室内を除湿暖房で空調を行う例として
は、特開平５−１７８０７２号公報が記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】第２の室内熱交換器を
利用し冷媒絞り装置の切替えて冷媒で再加熱するヒート
ポンプ冷暖房除湿装置で除湿暖房を行う場合、第２の車
室内熱交換器に高温冷媒が流れ込む前に車室外空気熱交
換器が空気と熱交換してしまうと第２の車室内熱交換器
が十分暖たまることができなくなり除湿暖房に必要な再
加熱ができなくなる。
利用し冷媒絞り装置の切替えて冷媒で再加熱するヒート
ポンプ冷暖房除湿装置で除湿暖房を行う場合、第２の車
室内熱交換器に高温冷媒が流れ込む前に車室外空気熱交
換器が空気と熱交換してしまうと第２の車室内熱交換器
が十分暖たまることができなくなり除湿暖房に必要な再
加熱ができなくなる。
【０００６】以上がヒートポンプ除湿暖房運転を電気自
動車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
動車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
【０００７】本発明は、上記課題を解決するもので、電
気自動車用空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行
うことを目的とするものである。
気自動車用空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行
うことを目的とするものである。
【０００８】
（請求項１）上記課題を解決するために本発明は、圧縮
機と、車室外空気熱交換器と、車室外空気熱交換器用送
風装置と、車室内空気熱交換器用送風装置と、前記車室
内空気熱交換器用送風装置と車室内吹出口を結ぶ通風回
路と、前記通風回路内に配された第１の車室内空気熱交
換器と、前記通風回路内に配され前記第１の車室内空気
熱交換器の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器
と、四方切替え弁と、前記圧縮機と前記各熱交換器と前
記四方切替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第１の車室内空
気熱交換器と前記第２の車室内空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第１の冷媒絞り装置と、前記第２の車
室内空気熱交換器と前記車室外空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第２の冷媒絞り装置とで構成されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポンプ
除湿暖房運転時に前記車室外空気熱交換器用送風装置を
制御する制御装置を設けたものである。
機と、車室外空気熱交換器と、車室外空気熱交換器用送
風装置と、車室内空気熱交換器用送風装置と、前記車室
内空気熱交換器用送風装置と車室内吹出口を結ぶ通風回
路と、前記通風回路内に配された第１の車室内空気熱交
換器と、前記通風回路内に配され前記第１の車室内空気
熱交換器の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器
と、四方切替え弁と、前記圧縮機と前記各熱交換器と前
記四方切替え弁を結ぶ冷媒配管と、前記第１の車室内空
気熱交換器と前記第２の車室内空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第１の冷媒絞り装置と、前記第２の車
室内空気熱交換器と前記車室外空気熱交換器間の前記冷
媒配管に配された第２の冷媒絞り装置とで構成されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外部にヒートポンプ
除湿暖房運転時に前記車室外空気熱交換器用送風装置を
制御する制御装置を設けたものである。
【０００９】（請求項２）上記課題を解決するために本
発明は、請求項１のヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外
部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配された空
気導入量調節装置と、ヒートポンプ除湿暖房運転時に前
記空気導入量調節装置を制御する制御装置を設けたもの
である。
発明は、請求項１のヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外
部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配された空
気導入量調節装置と、ヒートポンプ除湿暖房運転時に前
記空気導入量調節装置を制御する制御装置を設けたもの
である。
【００１０】（請求項３）上記課題を解決するために本
発明は、請求項１のヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外
部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配された空
気導入量調節装置と、ヒートポンプ除湿暖房運転時に前
記空気導入量調節装置と前記車室外空気熱交換器用送風
装置を制御する制御装置を設けたものである。
発明は、請求項１のヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外
部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配された空
気導入量調節装置と、ヒートポンプ除湿暖房運転時に前
記空気導入量調節装置と前記車室外空気熱交換器用送風
装置を制御する制御装置を設けたものである。
【００１１】
（請求項１）ヒートポンプ除湿暖房運転時に車室外空気
熱交換器用送風装置を制御することによって車室外熱交
換器に導入する空気量を調節でき、同時に車室外空気熱
交換器の熱交換量を調節できるため、第２の車室内熱交
換器温度を調節することが可能となる。
熱交換器用送風装置を制御することによって車室外熱交
換器に導入する空気量を調節でき、同時に車室外空気熱
交換器の熱交換量を調節できるため、第２の車室内熱交
換器温度を調節することが可能となる。
【００１２】（請求項２）ヒートポンプ除湿暖房運転時
に車室外熱交換器の空気導入部に配された空気導入量調
節装置を制御することによって車室外熱交換器に導入す
る空気量を調節でき、同時に車室外空気熱交換器の熱交
換量を調節できるため、第２の車室内熱交換器温度を調
節することが可能となる。
に車室外熱交換器の空気導入部に配された空気導入量調
節装置を制御することによって車室外熱交換器に導入す
る空気量を調節でき、同時に車室外空気熱交換器の熱交
換量を調節できるため、第２の車室内熱交換器温度を調
節することが可能となる。
【００１３】（請求項３）ヒートポンプ除湿暖房運転時
に車室外熱交換器の空気導入部に配された空気導入量調
節装置と車室外空気熱交換器用送風装置を制御すること
によって車室外熱交換器に導入する空気量を調節でき、
同時に車室外空気熱交換器の熱交換量を調節できるた
め、第２の車室内熱交換器温度を調節することが可能と
なる。
に車室外熱交換器の空気導入部に配された空気導入量調
節装置と車室外空気熱交換器用送風装置を制御すること
によって車室外熱交換器に導入する空気量を調節でき、
同時に車室外空気熱交換器の熱交換量を調節できるた
め、第２の車室内熱交換器温度を調節することが可能と
なる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１５】請求項１に記載の本発明は、電気自動車用
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
【００１６】図１は、請求項１の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
【００１７】図１では、圧縮機１と、車室外空気熱交換
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、前記車室内空気熱交換器用
送風装置６と車室内吹出口８を結ぶ通風回路９と、前記
通風回路９内に配された第１の車室内空気熱交換器１０
と、前記通風回路内の前記第１の車室内空気熱交換器１
０の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器１１
と、前記通風回路内の前記第１の車室内空気熱交換器１
０の下流側に配され前記車室内空気熱交換器１１の空気
導入量を調節するダンパ１２と、四方切替え弁７と、前
記圧縮機１と前記各熱交換器２、１０、１１と前記四方
切替え弁７を結ぶ冷媒配管１３と、前記第１の車室内空
気熱交換器１０と前記第２の車室内空気熱交換器１１間
の前記冷媒配管１３に配された第１の冷媒絞り装置１４
と、前記第１の冷媒絞り装置１４をバイパスするように
配された第１の開閉弁１５と、前記第２の車室内空気熱
交換器１１と前記車室外空気熱交換器２間の前記冷媒配
管１３に配された第２の冷媒絞り装置１６と、前記第２
の冷媒絞り装置１６をバイパスするように配された第２
の開閉弁１７とで構成されているヒートポンプ冷暖房除
湿装置と、外部にヒートポンプ除湿暖房運転時に前記車
室外空気熱交換器用送風装置３を制御する制御装置１８
を配している。
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、前記車室内空気熱交換器用
送風装置６と車室内吹出口８を結ぶ通風回路９と、前記
通風回路９内に配された第１の車室内空気熱交換器１０
と、前記通風回路内の前記第１の車室内空気熱交換器１
０の下流側に配された第２の車室内空気熱交換器１１
と、前記通風回路内の前記第１の車室内空気熱交換器１
０の下流側に配され前記車室内空気熱交換器１１の空気
導入量を調節するダンパ１２と、四方切替え弁７と、前
記圧縮機１と前記各熱交換器２、１０、１１と前記四方
切替え弁７を結ぶ冷媒配管１３と、前記第１の車室内空
気熱交換器１０と前記第２の車室内空気熱交換器１１間
の前記冷媒配管１３に配された第１の冷媒絞り装置１４
と、前記第１の冷媒絞り装置１４をバイパスするように
配された第１の開閉弁１５と、前記第２の車室内空気熱
交換器１１と前記車室外空気熱交換器２間の前記冷媒配
管１３に配された第２の冷媒絞り装置１６と、前記第２
の冷媒絞り装置１６をバイパスするように配された第２
の開閉弁１７とで構成されているヒートポンプ冷暖房除
湿装置と、外部にヒートポンプ除湿暖房運転時に前記車
室外空気熱交換器用送風装置３を制御する制御装置１８
を配している。
【００１８】以上のように構成された装置にて冷房運転
時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替え、前
記第１の開閉弁１５を開、前記第２の開閉弁１７を閉に
することにより前記第２の冷媒絞り装置１６を使用し、
前記第１の車室内空気熱交換器１０と前記第２の車室内
空気熱交換器１１を低温にすることにより冷房運転がで
きる。また前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパを図の点線の位置に切替え、前記第１の
開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にすること
により前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記第１
の車室内空気熱交換器１０を低温にすることにより同様
に冷房運転ができる。暖房運転時、前記四方切替え弁７
を図の点線の位置に切替え、前記第１の開閉弁１５を
開、前記第２の開閉弁１７を閉にすることにより前記第
２の冷媒絞り装置１６を使用し、前記第１の車室内空気
熱交換器１０と前記第２の車室内空気熱交換器１１を高
温にすることにより暖房運転ができる。除湿暖房運転
時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替え、前
記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第１の開
閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にすることに
より前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記第１の
車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室内空気
熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することにより除
湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記車室外空気熱交
換器用送風装置３の風量制御を前記制御装置１８で制御
することによって前記車室外空気熱交換器２の放熱量を
制御することができ、同時に前記第２の車室内空気熱交
換器１１の放熱量を制御することができるため除湿暖房
運転の効率改善を行うことが可能となる。
時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替え、前
記第１の開閉弁１５を開、前記第２の開閉弁１７を閉に
することにより前記第２の冷媒絞り装置１６を使用し、
前記第１の車室内空気熱交換器１０と前記第２の車室内
空気熱交換器１１を低温にすることにより冷房運転がで
きる。また前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパを図の点線の位置に切替え、前記第１の
開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にすること
により前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記第１
の車室内空気熱交換器１０を低温にすることにより同様
に冷房運転ができる。暖房運転時、前記四方切替え弁７
を図の点線の位置に切替え、前記第１の開閉弁１５を
開、前記第２の開閉弁１７を閉にすることにより前記第
２の冷媒絞り装置１６を使用し、前記第１の車室内空気
熱交換器１０と前記第２の車室内空気熱交換器１１を高
温にすることにより暖房運転ができる。除湿暖房運転
時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替え、前
記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第１の開
閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にすることに
より前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記第１の
車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室内空気
熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することにより除
湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記車室外空気熱交
換器用送風装置３の風量制御を前記制御装置１８で制御
することによって前記車室外空気熱交換器２の放熱量を
制御することができ、同時に前記第２の車室内空気熱交
換器１１の放熱量を制御することができるため除湿暖房
運転の効率改善を行うことが可能となる。
【００１９】請求項２に記載の本発明は、電気自動車用
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
【００２０】図２は、請求項２の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
【００２１】図２では、圧縮機１と、車室外空気熱交換
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、通風回路９と、第１の車室
内空気熱交換器１０と、第２の車室内空気熱交換器１１
と、ダンパ１２と、四方切替え弁７と、冷媒配管１３
と、第１の冷媒絞り装置１４と、第１の開閉弁１５と、
第２の冷媒絞り装置１６と、第２の開閉弁１７とで構成
されているヒートポンプ冷暖房除湿装置は請求項１の図
１と同様に構成されている。外部に前記車室外空気熱交
換器２の空気導入部に配された空気導入量調節装置１９
と、ヒートポンプ暖房除湿運転時に前記空気導入量調節
装置１９を制御する制御装置２０を配している。
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、通風回路９と、第１の車室
内空気熱交換器１０と、第２の車室内空気熱交換器１１
と、ダンパ１２と、四方切替え弁７と、冷媒配管１３
と、第１の冷媒絞り装置１４と、第１の開閉弁１５と、
第２の冷媒絞り装置１６と、第２の開閉弁１７とで構成
されているヒートポンプ冷暖房除湿装置は請求項１の図
１と同様に構成されている。外部に前記車室外空気熱交
換器２の空気導入部に配された空気導入量調節装置１９
と、ヒートポンプ暖房除湿運転時に前記空気導入量調節
装置１９を制御する制御装置２０を配している。
【００２２】冷房運転時及び暖房運転時は請求項１の実
施例と同様のため、説明を省略する。
施例と同様のため、説明を省略する。
【００２３】以上のように構成された装置にて、除湿暖
房運転時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第
１の開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にする
ことにより前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記
第１の車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室
内空気熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することに
より除湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記空気導入
量調節装置１９を用い前記第１の車室内空気熱交換器１
０の導入風量制御を前記制御装置２０で制御することに
よって前記車室外空気熱交換器２の放熱量を制御するこ
とができ、同時に前記第２の車室内空気熱交換器１１の
放熱量を制御することができるため除湿暖房運転の効率
改善を行うことが可能となる。さらに走行時、走行風等
で前記第１の車室内空気熱交換器１０に空気が導入され
てしまう場合にも対応できる。
房運転時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第
１の開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にする
ことにより前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記
第１の車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室
内空気熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することに
より除湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記空気導入
量調節装置１９を用い前記第１の車室内空気熱交換器１
０の導入風量制御を前記制御装置２０で制御することに
よって前記車室外空気熱交換器２の放熱量を制御するこ
とができ、同時に前記第２の車室内空気熱交換器１１の
放熱量を制御することができるため除湿暖房運転の効率
改善を行うことが可能となる。さらに走行時、走行風等
で前記第１の車室内空気熱交換器１０に空気が導入され
てしまう場合にも対応できる。
【００２４】請求項３に記載の本発明は、電気自動車用
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
空気調和装置の除湿暖房運転の効率改善を行うことを目
的とするものである。
【００２５】図３は、請求項２の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
ンプ冷暖房除湿装置の一実施例である。
【００２６】図３では、圧縮機１と、車室外空気熱交換
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、通風回路９と、第１の車室
内空気熱交換器１０と、第２の車室内空気熱交換器１１
と、ダンパ１２と、四方切替え弁７と、冷媒配管１３
と、第１の冷媒絞り装置１４と、第１の開閉弁１５と、
第２の冷媒絞り装置１６と、第２の開閉弁１７とで構成
されているヒートポンプ冷暖房除湿装置は請求項１の図
１と同様に構成されている。外部に前記車室外空気熱交
換器２の空気導入部に配された空気導入量調節装置１９
と、ヒートポンプ暖房除湿運転時に前記車室外空気熱交
換器用送風装置３と前記空気導入量調節装置１９を制御
する制御装置２１を配している。
器２と、車室外空気熱交換器用送風装置３と、車室内空
気熱交換器用送風装置６と、通風回路９と、第１の車室
内空気熱交換器１０と、第２の車室内空気熱交換器１１
と、ダンパ１２と、四方切替え弁７と、冷媒配管１３
と、第１の冷媒絞り装置１４と、第１の開閉弁１５と、
第２の冷媒絞り装置１６と、第２の開閉弁１７とで構成
されているヒートポンプ冷暖房除湿装置は請求項１の図
１と同様に構成されている。外部に前記車室外空気熱交
換器２の空気導入部に配された空気導入量調節装置１９
と、ヒートポンプ暖房除湿運転時に前記車室外空気熱交
換器用送風装置３と前記空気導入量調節装置１９を制御
する制御装置２１を配している。
【００２７】冷房運転時及び暖房運転時は請求項１の実
施例と同様のため、説明を省略する。
施例と同様のため、説明を省略する。
【００２８】以上のように構成された装置にて、除湿暖
房運転時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第
１の開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にする
ことにより前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記
第１の車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室
内空気熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することに
より除湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記車室外空
気熱交換器用送風装置３の風量制御と前記空気導入量調
節装置１９を用い前記第１の車室内空気熱交換器１０の
導入風量制御を前記制御装置２０で制御することによっ
て前記車室外空気熱交換器２の放熱量を制御することが
でき、同時に前記第２の車室内空気熱交換器１１の放熱
量を制御することができるため除湿暖房運転の効率改善
を行うことが可能となる。さらに走行時、走行風等で前
記第１の車室内空気熱交換器１０に空気が導入されてし
まう場合にも対応できる。
房運転時、前記四方切替え弁７を図の実線の位置に切替
え、前記ダンパ１２を図の実線の位置に切替え、前記第
１の開閉弁１５を閉、前記第２の開閉弁１７を開にする
ことにより前記第１の冷媒絞り装置１４を使用し、前記
第１の車室内空気熱交換器１０を低温、前記第２の車室
内空気熱交換器１１を高温にし空気を再加熱することに
より除湿暖房ができる。除湿暖房運転時、前記車室外空
気熱交換器用送風装置３の風量制御と前記空気導入量調
節装置１９を用い前記第１の車室内空気熱交換器１０の
導入風量制御を前記制御装置２０で制御することによっ
て前記車室外空気熱交換器２の放熱量を制御することが
でき、同時に前記第２の車室内空気熱交換器１１の放熱
量を制御することができるため除湿暖房運転の効率改善
を行うことが可能となる。さらに走行時、走行風等で前
記第１の車室内空気熱交換器１０に空気が導入されてし
まう場合にも対応できる。
【００２９】
（請求項１）除湿暖房時、車室外空気熱交換器通過風量
を車室外空気熱交換器用送風装置にて制御することに於
て、第２の車室内空気熱交換器の温度を上げることがで
き、除湿暖房運転の効率改善を行うことが可能となる。
を車室外空気熱交換器用送風装置にて制御することに於
て、第２の車室内空気熱交換器の温度を上げることがで
き、除湿暖房運転の効率改善を行うことが可能となる。
【００３０】（請求項２）除湿暖房時、車室外空気熱交
換器通過風量を空気導入量調節装置にて制御することに
於て、第２の車室内空気熱交換器の温度を上げることが
でき、除湿暖房運転の効率改善を行うことが可能とな
る。また走行時に於いても空気熱交換器通過風量を制御
することが可能となり同様の効果が得られる。
換器通過風量を空気導入量調節装置にて制御することに
於て、第２の車室内空気熱交換器の温度を上げることが
でき、除湿暖房運転の効率改善を行うことが可能とな
る。また走行時に於いても空気熱交換器通過風量を制御
することが可能となり同様の効果が得られる。
【００３１】（請求項３）除湿暖房時、車室外空気熱交
換器通過風量を車室外空気熱交換器用送風装置と空気導
入量調節装置にて制御することに於いて、第２の車室内
空気熱交換器の温度を上げることができ、除湿暖房運転
の効率改善を行うことが可能となる。また走行時にも空
気熱交換器通過風量を制御することが可能となり同様の
効果が得られる。
換器通過風量を車室外空気熱交換器用送風装置と空気導
入量調節装置にて制御することに於いて、第２の車室内
空気熱交換器の温度を上げることができ、除湿暖房運転
の効率改善を行うことが可能となる。また走行時にも空
気熱交換器通過風量を制御することが可能となり同様の
効果が得られる。
【図１】請求項１の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除
湿装置の一実施例を示す構成図
湿装置の一実施例を示す構成図
【図２】請求項２の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除
湿装置の一実施例を示す構成図
湿装置の一実施例を示す構成図
【図３】請求項３の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除
湿装置の一実施例を示す構成図
湿装置の一実施例を示す構成図
【図４】（ａ）は従来例の燃料エンジン駆動自動車用冷
房空調装置の構成図 （ｂ）は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
房空調装置の構成図 （ｂ）は従来例の電気駆動自動車用空調装置の構成図
１ 圧縮機 ２ 車室外空気熱交換器 ３ 車室外空気熱交換器用送風装置 ４ 冷媒絞り装置 ５ 車室内空気熱交換器 ６ 車室内空気熱交換器用送風装置 ７ 四方切替え弁 ８ 車室内吹出口 ９ 通風回路 １０ 第１の車室内空気熱交換器 １１ 第２の車室内空気熱交換器 １２ ダンパ １３ 冷媒配管 １４ 第１の冷媒絞り装置 １５ 第１の開閉弁 １６ 第２の冷媒絞り装置 １７ 第２の開閉弁 １８ 制御装置 １９ 空気導入量調節装置 ２０ 制御装置 ２１ 制御装置
Claims (3)
- 【請求項１】圧縮機と、車室外空気熱交換器と、車室外
空気熱交換器用送風装置と、車室内空気熱交換器用送風
装置と、前記車室内空気熱交換器用送風装置と車室内吹
出口を結ぶ通風回路と、前記通風回路内に配された第１
の車室内空気熱交換器と、前記通風回路内に配され前記
第１の車室内空気熱交換器の下流側に配された第２の車
室内空気熱交換器と、四方切替え弁と、前記圧縮機と前
記各熱交換器と前記四方切替え弁を結ぶ冷媒配管と、前
記第１の車室内空気熱交換器と前記第２の車室内空気熱
交換器間の前記冷媒配管に配された第１の冷媒絞り装置
と、前記第２の車室内空気熱交換器と前記車室外空気熱
交換器間の前記冷媒配管に配された第２の冷媒絞り装置
とで構成されているヒートポンプ冷暖房除湿装置と、外
部にヒートポンプ除湿暖房運転時に前記車室外空気熱交
換器用送風装置を制御する制御装置を具備した電気自動
車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置。 - 【請求項２】電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
と、外部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配さ
れた空気導入量調節装置と、ヒートポンプ暖房除湿運転
時に前記空気導入量調節装置を制御する制御装置を具備
した請求項１記載の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除
湿装置。 - 【請求項３】電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
と、外部に前記車室外空気熱交換器の空気導入部に配さ
れた空気導入量調節装置と、ヒートポンプ除湿暖房運転
時に前記空気導入量調節装置と前記車室外空気熱交換器
用送風装置を制御する制御装置を具備した請求項１記載
の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324596A JPH07172160A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324596A JPH07172160A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172160A true JPH07172160A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18167588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5324596A Pending JPH07172160A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172160A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277100A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Iwaya Reitouki Seisakusho:Kk | 再熱式空調システム |
| WO2015159485A1 (ja) * | 2014-04-18 | 2015-10-22 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JP2015205563A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JP2015205564A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| WO2020253570A1 (zh) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | 杭州三花研究院有限公司 | 一种热管理系统 |
| CN113811725A (zh) * | 2019-02-26 | 2021-12-17 | 株式会社泉技研 | 热泵系统 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324596A patent/JPH07172160A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002277100A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Iwaya Reitouki Seisakusho:Kk | 再熱式空調システム |
| WO2015159485A1 (ja) * | 2014-04-18 | 2015-10-22 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| JP2015205563A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | サンデンホールディングス株式会社 | 車両用空気調和装置 |
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| CN106232400A (zh) * | 2014-04-18 | 2016-12-14 | 三电控股株式会社 | 车用空气调节装置 |
| US10625560B2 (en) | 2014-04-18 | 2020-04-21 | Sanden Holdings Corporation | Vehicle air conditioner |
| CN113811725A (zh) * | 2019-02-26 | 2021-12-17 | 株式会社泉技研 | 热泵系统 |
| CN113811725B (zh) * | 2019-02-26 | 2023-04-04 | 株式会社泉技研 | 热泵系统 |
| WO2020253570A1 (zh) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | 杭州三花研究院有限公司 | 一种热管理系统 |
| EP3800076A4 (en) * | 2019-06-17 | 2021-10-20 | Hangzhou Sanhua Research Institute Co., Ltd. | HEAT MANAGEMENT SYSTEM |
| US11760162B2 (en) | 2019-06-17 | 2023-09-19 | Hangzhou Sanhua Research Institute Co., Ltd. | Thermal management system |
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