JPH08216192A - 放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型 - Google Patents

放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型

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JPH08216192A
JPH08216192A JP2715495A JP2715495A JPH08216192A JP H08216192 A JPH08216192 A JP H08216192A JP 2715495 A JP2715495 A JP 2715495A JP 2715495 A JP2715495 A JP 2715495A JP H08216192 A JPH08216192 A JP H08216192A
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JP
Japan
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core
slide
slide core
molding
guide
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JP2715495A
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English (en)
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Masao Shiotani
正夫 塩谷
Yoshiyuki Kawachi
良行 河内
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels
    • B29C45/2708Gates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/087Propellers

Abstract

(57)【要約】 【目的】ラジアルファン等の放射状の羽根板を有する成
形品の成形型である。 【構成】内部コアと、内部コアより大径で内部コアに向
かう放射状の複数のガイド部を設けたスライドコアガイ
ドと、スライドコアガイドのガイド部に移動自在に設け
られその一端部が内部コアに当接する複数の板状のスラ
イドコアとを備え、スライドコアを内部コアに当接さ
せ、内部コアの外周面と、スライドコアガイドの内周面
と、スライドコアとで羽根板成形空間を形成し、羽根板
成形空間に成形用樹脂を充填可能な構成としている。従
って、放射状の多数の羽根板を有する成形品を容易に成
形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射状の羽根を多数有
するラジアルファン等の放射状の多数の羽根板を有する
成形品の成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シロッコファンの一体成形方法、
成形装置として特公昭60-49406号に記載されたものがあ
る。これは、固定型のボスの外周面に間隔をおいて羽根
間隔成形用突片を設け、可動型にも同様の突片を設け、
固定型と可動型と差し違い状に配置し、突片間に羽根の
成形用間隙を設け、シロッコファンを形成したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この成形方
法、成形装置を、本出願人が先に特願平6-111747 号に
おいて提示したようなラジアルファンのように羽根の数
が多数のものの成形に用いるためには、同ファンの羽根
の厚み、及び、羽根と羽根の間隙とを、それぞれ、内外
径比等も関係するが、羽根板の厚みは 0.3 mm 〜 0.5 m
m 、羽根板と羽根板との間隔は、内側で 0.3 mm 〜 0.7
mm 、外側で 0.8 mm 〜 1.4 mm 程度とすることが要求
される。従って、固定型、可動型の突片の厚みを薄く
し、かつ、突片と突片の間隙も狭くする必要があるが、
かかる固定型、可動型の製作はきわめて困難である。ま
た、成形後型抜きする場合にも成形した羽根が容易に破
損するおそれがあり、かつ、固定型、可動型の位置決め
も難しく、さらに、固定型及び可動型の突片の厚みを薄
くするため、変形しやすい羽根の厚みや羽根と羽根の間
隙の誤差も生じやすいと考えられる。
【0004】本発明は、上記した課題を解決することが
できる放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部コアと、
内部コアより大径で内部コアに向かう放射状の複数のガ
イド部を設けたスライドコアガイドと、スライドコアガ
イドのガイド部に移動自在に設けられその一端部が内部
コアに当接する複数の板状のスライドコアとを備え、ス
ライドコアを内部コアに当接させ、内部コアの外周面
と、スライドコアガイドの内周面と、スライドコアとで
肉板成形空間を形成し、肉板成形空間に成形用樹脂を充
填することを特徴とする放射状の多数の羽根板を有する
成形品の成形型に係るものである。
【0006】上記構成において、隣接するスライドコア
同士の内部コア側の先端部を内部コアに当接させた時に
密着するように形成すると共に、先端部にスライドコア
ガイドに向かうスリットを設ける。
【0007】本発明は、また、内部コアと、内部コアよ
り大径で内部コアに向かう放射状の複数のガイド部を設
けたスライドコアガイドと、スライドコアガイドのガイ
ド部に移動自在に設けられその一端部が内部コアに当接
する複数の板状のスライドコアと、スライドコアに傾斜
状のスライドガイドを設け、このスライドガイドに適合
するスライドコア開閉具を設け、スライドコア開閉具を
内部コアの軸線方向に移動させる駆動部を備え、スライ
ドコアを内部に当接させ、内部コアの外周面と、スライ
ドコアガイドの内周面と、スライドコアとで羽根板成形
空間を形成し、羽根板成形空間に成形用樹脂を充填する
ことを特徴とする放射状の多数の羽根板を有する成形品
の成形型に係るものである。
【0008】上記構成において、スライドコア開閉具に
スライドコアを内部に当接させた状態でスライドコアを
保持するスライドコアストッパーを設けている。
【0009】また、スライドコアに傾斜状のスライドガ
イド溝を設け、このスライドコア溝に適合する傾斜状の
凸部を設けたスライドコア開閉具を設け、スライドコア
開閉具を内部コアの軸線方向に移動させる駆動部を備え
ている。
【0010】
【実施例】
(実施例1)まず、本発明に係る放射状の多数の羽根板
を有する成形品の成形型Aによって一体成形される成形
品Bの構造について、図1〜図3を参照して具体的に説
明する。
【0011】なお、本実施例は、成形品Bが多数の放射
状翼を有する両面吸込型のラジアルファンの場合であ
る。
【0012】図1〜図3に示すように、成形品Bは、多
数の矩形形状の薄肉板からなる羽根板10を、環状円板か
らなる両端板11,12 間に、放射状に配設することによっ
て構成されるものである。
【0013】即ち、図1〜図3に示すように、成形品B
は、両端板11,12 間に、同一形状の環状円板からなる中
間板13を同軸的に配設し、一側端板11と中間板13との
間、及び、他側端板12と中間板13との間に、それぞれ、
上記した多数の羽根板10を、放射状に介設している。
【0014】また、中央板13の内周縁にはモータ等連結
板14の外周縁が一体的に連設されており、同連結板14の
中央部には、モータ軸取付部15が形成されている。
【0015】この成形品Bをラジアルファンとして用い
た場合は、中間板13の両側中央部に形成される内部空間
17,18 を減圧状態にして、外部空気を内部空間17,18 を
通して、羽根板10,10 間に形成される狭幅の放射状空間
19内に、その全内周側開口より流入し、その後、放射状
空間19の全外周側開口より流出することができる。
【0016】図4に、上記した成形品Bの変容例に係る
成形品B1を示しており、同成形品B1は、上記したラジ
アルファンからなる成形品Bの構造において、その内面
に、軸線方向に間隔を開けて多数の環状円板20を重合状
態に積層して形成したいわゆるハイブリッド型ファンで
ある。このファンがラジアルファンよりも更に静音性に
優れていることは、本出願人が先に特願平6-170484 号
によって提示した通りである。
【0017】(実施例2)本実施例は、実施例1における
成形品Bを一体成形することができる成形型Aに関する
ものであり、以下、図5〜図10を参照して、具体的に説
明する。
【0018】まず、本実施例に係る成形型Aの全体構成
について、図5〜図7を参照して説明する。
【0019】なお、図5において、成形型Aは、通常は
垂直状態に設置されるが、構造の説明を容易するため水
平状態に配設している。
【0020】図5において、30は図示しない移動装置に
よって移動可能な移動型取付板であり、同移動型取付板
30の上方には、順に、移動型31と、第1固定型32と、ス
トリッパー33と、第2固定型34とが並設状態に配設され
ている。
【0021】そして、移動型31は、図5に示すように、
その固定側上面の中央に同軸的に配設した第1, 第2内
部コア35,36 を取付けるとともに、同面の周縁に放射状
に多数の矩形板状の羽根板からなるスライドコア37を、
後述する筒状のスライドコアガイド54を介して取付けて
いる。
【0022】本実施例に係る放射状の羽根板を有する成
形品の成形型Aの要旨は、かかる内部コア35,36 とスラ
イドコア37との組合せにあり、以下、図5〜図10を参照
して詳細に説明する。
【0023】まず、第1内部コア35及びスライドコア37
とを支持する移動型31について説明すると、図5, 図7
及び図8に示すように、移動型31は、その上面中央部に
主型38を取付けている。
【0024】一方、主型38は、その上面に、中心から外
周円に向けて四つの凹部を同心円的に形成している。即
ち、同凹部は、第1内部コア取付凹部39と、突出リング
取付凹部40と、スライドコアガイド取付凹部41と、開閉
リング取付凹部42とからなる。
【0025】主型38は、その上面において、スライドコ
アガイド取付凹部41と開閉リング取付凹部42の間に内側
環状隆起部43を設けるとともに、同隆起部43の全周にわ
たって放射状に多数のスライドコア摺動溝44を設けてい
る。
【0026】主型38は、その上面において、開閉リング
取付凹部42の外周側に、外側環状隆起部45を設けるとと
もに、同隆起部45の全周にわたって放射状に多数のスラ
イドコア摺動溝46を設けている。
【0027】また、主型38は、突出リング取付凹部40の
外殻リングの上面に、成形品Bの端板12を成形するため
の環状円板成形空間61b を設けている。
【0028】次に、第1内部コア35について説明する
と、同内部コア35は、図5及び図7に示すように主型38
の中央部に形成した第1内部コア取付凹部39内に嵌入載
置されており、上方に紡錘状頭部47を有する短軸状のセ
ンタコア48と、同センタコア48の外周面上に嵌着したス
リーブコア49とからなる。
【0029】スリーブコア49は、その外周面に、後述す
る成形時においてスライドコア37の先端を当接させる多
数の受溝35a を設けている。
【0030】次に第2内部コア36について説明すると、
同内部コア36は、第1内部コア35の上方に同軸的に配設
されており、その上端を、第1固定型32の下面中央に注
入コア固定スリーブ51a を介して固着状態に取付けた注
入コア51の下面に嵌着・連設されている。
【0031】第2内部コア36は、その下面に、上記した
第1内部コア35の紡錘状頭部47と略同一形状の凹部52を
設けており、同凹部52の上面と、注入コア51の下面と、
紡錘状頭部47の上面との間には、前述した成形品Bのモ
ータ等連結板14を形成するための連結板成形空間53が形
成されることになる。
【0032】また、注入コア固定スリーブ51a の下面に
は、成形品Bの端板11を成形するための環状円板成形空
間61a を設けている。
【0033】次に、スライドコア37について説明する
と、図5〜図7に示すように、多数のスライドコア37
は、主型38の上面に同心円的に設けた多数の内外スライ
ドコア摺動溝44,46 内に摺動自在に嵌入されている。
【0034】また、主型38の上面に設けたスライドコア
ガイド取付凹部41内には筒状のスライドコアガイド54が
嵌入載置されており、同スライドコアガイド54は、上下
フランジ55,56 と、円周方向に間隔を開けて縦長方向に
多数設けたガイド部としてのスライドコア用スリット57
を具備する筒状本体58とからなる。
【0035】スライドコア37を、後述するスライドコア
進退機構によって、このスリット57を通して半径方向に
進退可能とすることにより、スライドコア37間の間隙を
確実に一定幅に保持しながら、スライドコア37を半径方
向に進退させることが可能となる。
【0036】次に、スライドコア37の具体的構成につい
て説明すると、図9に示すように、スライドコア37は薄
肉の長矩形板形状を有しており、その先端に、図2にお
ける成形品Bに前後二重に設けた羽根板10,10 を成形す
るための羽根板成形用中子60,60 が形成されており、両
羽根板成形用中子60,60 間には、成形品Bの中間板13を
成形するための中間板成形用スリット61が設けられてい
る。
【0037】即ち、これらの羽根板成形用中子60,60 は
最も進出した成形位置において、その先端を、それぞ
れ、第1内部コア35と第2内部コア36の外周面に軸線方
向に多数設けたコア受溝35a,36a に嵌入することがで
き、その際、羽根板成形用中子60,60 とスライドコアガ
イド54の内周面との間に羽根板成形空間60a を形成する
ことができる。
【0038】また、スライドコア37は、その後部上縁に
上方から下方に向けて後傾するスライドガイドとしての
コア進退用第1係合溝62を設けており、同コア進退用第
1係合溝62には、後述するスライドコア開閉具としての
コア進退用第1ガイド係合突起65が挿入されることにな
る。
【0039】一方、スライドコア37は、その中央部下縁
に、下方から上方に向けて前傾するスライドガイドとし
てのコア進退用第2係合溝63を設けており、同コア進退
用第2係合溝63には、後述するスライドコア開閉具とし
てのコア進退用第2ガイド係合突起67が挿入されること
になる。
【0040】次に、上記したスライドコア37を半径方向
に進退するスライドコア進退機構について説明する。
【0041】図5に示すように、第1固定型32の下面
に、上記した第2内部コア36と同心円的にスライドコア
進退用第1リング64が取付けられており、同リング64
は、その下面に、上端から下方に向けて漸次直径を大き
くするテーパを有する中空截頭体からなるコア進退用第
1ガイド係合突起65とスライドコアストッパー65a を一
体的に形成している。
【0042】この係合突起65は、図5に示す成形位置に
おいて、スライドコア37に設けたコア進退用第1係合溝
62と係合している。
【0043】そして、第1固定型32からスライドコア37
等を相対的に軸線方向に離隔させると、上述した係合突
起65と係合溝62は傾斜状態に係合しているので、全ての
スライドコア37を半径外方向に後退させ、第1段の後退
作業を行うことができる。
【0044】一方、第1固定型32に向けてスライドコア
37等を軸線方向に近接させると、上述した係合突起65と
係合溝62は傾斜状態に係合しているので、全てのスライ
ドコア37を半径内方向に進出させることができる。
【0045】図5に示すように、移動型31の上面に取付
けた主型38に設けた開閉リング取付凹部42にはスライド
コア進退用第2リング66が取付けられており、同リング
66は、その上面に、下端から上方に向けて漸次直径を小
さくするテーパを有する中空截頭体からなるコア進退用
第2係合突起67を一体的に形成している。
【0046】このコア進退用第2係合突起67は、図5に
示す成形位置において、スライドコア37に設けたコア進
退用第2係合溝63と係合している。
【0047】また、コア進退用第2係合突起67は、図5
及び図11に示すように、その下部に係合突起伸縮ロッド
68の先端を固着連結しており、一方、同ロッド68の基端
は係合突起伸縮用板69に取付けられている。
【0048】かかる構成によって、上記した係合突起65
と係合溝62の係合離脱動作によって、全てのスライドコ
ア37を半径外方向に後退させ、第1段の後退作業を行っ
た後、係合突起伸縮ロッド68を進出して上記した係合突
起67を係合溝63に嵌入係合させると、両者は傾斜状態に
係合しているので、同嵌入係合に従って、全てのスライ
ドコア37を半径内方向に進出させることができ、第2段
の後退作業を行うことができ、スライドコア37の先端を
なす羽根板成形用中子60,60 をスライドコアガイド54か
ら完全に離脱することができる。
【0049】一方、係合突起伸縮ロッド68を後退して、
スライドコア37から離隔する方向に係合突起67を移動す
ると、上述した係合突起67と係合溝63は傾斜状態に係合
しているので、全てのスライドコア37を半径内方向に進
出させることができる。
【0050】次に、羽根板成形用中子60,60 とスライド
コアガイド54の内周面間に形成した羽根板成形空間60a
と、中間板成形用スリット61と、環状円板成形空間61a,
61bと、連結板成形空間53に成形樹脂を流入させる樹脂
流入流路について説明すると、図5に示す成形位置にお
いて、第2固定型34とストリッパー33の中央部には、ロ
ケットリング70とスプール71が直列状態に設けられてお
り、これらの部材の中央部には、それぞれ、相互に連通
する樹脂注入流路72,73 が設けられている。
【0051】また、第1固定型32の上面には樹脂注入流
路73と連通するゲート74が設けられており、同ゲート74
は、第1固定型32に円周方向に間隔をあけて設けた複数
のゲート75と注入コア51に設け上記ゲート75と連通する
複数のゲート76と連通しており、同ゲート76の下端開口
は上記した連結板成形空間53と連通している。
【0052】従って、図示しない圧送流路を通して樹脂
注入流路72,73 内に圧送されてきた成形用樹脂は、ゲー
ト74→ゲート75→ゲート76を通して、連結板成形空間53
に流入し、その後、中間板成形用スリット61と、羽根板
成形空間60a と、環状円板成形空間61a,61b に流入し、
それぞれ、成形品Bのモータ軸取付部15を含めたモータ
等連結板14と、中間板13と、羽根板10,10 と、端板11,1
2 を形成することができる。
【0053】次に、成形品取出機構について説明する
と、図5に示すように、主型38の上面に設けた突出リン
グ取付凹部40内には成形品突出リング77が配設されてお
り、同成形品突出リング77の下面には、成形品突出ロッ
ド78の先端が連結されており、同成形品突出ロッド78の
基端は、成形品突出板79に連結されている。
【0054】かかる構成によって、成形品突出板79を上
方に突出すると、成形品突出ロッド78と成形品突出リン
グ77も一体的に突出し、この成形品突出リング77の突出
動作によって成形品Bを外部に押し出し、取り出すこと
ができる。
【0055】次に、ランナー離脱機構について説明する
と、図5に示すように、第2固定型34とストリッパー33
にはランナーロック80が組み込まれており、同ランナー
ロッヅ80を後退することによって、図15に示すようにラ
ンナー81を離脱することができる。
【0056】さらに、図5, 図7及び図9を参照して、
上記した成形型Aのその他の構成について説明すると、
図中、82,83 はスライドコア位置決めリング、84,85 は
移動型31や移動型取付板30の移動案内リンクである。
【0057】次に、上記した実施例2に係る成形型Aを
用いてのラジアルファンからなる成形品Bを製造する方
法について、以下、図11〜図15を参照して具体的に説明
するが、製造工程の理解を容易にするため、これらの図
においては、各工程と関連する構成部材のみ斜線 (ハッ
チング) で示している。
【0058】(工程1)本工程は、成形品Bの射出成形に
関する。
【0059】図11に示すように、移動型取付板30上に、
移動型31と、第1固定型32と、ストリッパー33と第2固
定型34とを一体的に組付け、スライドコア37と、第1内
部コア35と、第2内部コア36と、注入コア51と、注入コ
ア固定スリーブ51a と、突出リング77とによって、連結
板成形空間53と、中間板成形用スリット61と、羽根板成
形空間60a と、環状円板成形空間61a,61b とを形成す
る。
【0060】次に、前述したように、樹脂注入流路72,7
3 →ゲート74→ゲート75→ゲート76を通して、成形用樹
脂を、上記した連結板成形空間53と、中間板成形用スリ
ット61と、羽根板成形空間60a と、環状円板成形空間61
a,61b に充填する。
【0061】(工程2)本工程はゲート切断に関する。
【0062】成形用樹脂が硬化した後、図12に示すよう
に、可動装置を駆動して移動型取付板30を移動し( 図
中、下方向) 、同離隔移動に連動して、第1固定型32と
移動型31とを、ストリッパー33と第2固定型34とから離
脱する。この離脱動作によって、ランナー81を成形品B
から切断・分離する。この際、図11に示すように、成形
品Bはランナー81と、狭幅のゲート74の下端部を介して
のみ接続されているので、わずかな離脱力によってラン
ナー81を成形品Bから剪断によって容易に分離すること
ができる。また、剪断によるので、切断面も、切断条痕
はわずかに残るものの、バリ等のない美麗なものとする
ことができる。
【0063】(工程3)本工程はスライドコア37のロック
開放に関する。
【0064】図13に示すように、可動装置を駆動して、
さらに、移動型取付板30と移動型31とを、固定保持した
第1固定型32から離脱する。
【0065】しかして、図13に示すように、第1固定型
32からスライドコア37等を相対的に軸線方向に離隔させ
ることになるが、上述したように係合突起65と係合溝62
は傾斜状態に係合しているので、全てのスライドコア37
を半径外方向に後退させることができ、スライドコアの
第1段の後退作業ないしロック開放作業を行うことがで
きる。
【0066】(工程4)本工程はスライドコア37及びラン
ナー81の開放に関する。
【0067】図14に示すように、係合突起伸縮用板69に
上昇して係合突起伸縮ロッド68を進出すると、係合突起
67を係合溝63に嵌入係合し、この嵌入係合に従って、全
てのスライドコア37を半径内方向に進出させることがで
き、第2段の後退作業を行うことができ、スライドコア
37の先端をなす羽根板成形用中子60,60 をスライドコア
ガイド54から完全に離脱・開放することができる。
【0068】また、ランナーロック80を駆動してストリ
ッパー33を第2固定型34から移動することによって、ラ
ンナー81をゲート76から抜き取る。
【0069】( 工程5)本工程は成形品Bの突き出しに
関する。
【0070】図15に示すように、成形品突出用ロッド78
を上昇して成形品Bを外部に突き出す。
【0071】その後、上記した工程1〜工程5を繰り返
すことによって、ラジアルファンからなる成形品を一体
成形によって大量生産することができ、安価に製作する
ことができる。
【0072】さらに、成形品Bは一体成形品であるた
め、強度面でも強く、使用中における破損も可及的に防
止できる。
【0073】また、本実施例に係る成形型Aによって製
造される成形品Bは、羽根板10,10の間隙を可及的に薄
くかつ均一にすることができるので、コンパクトな形状
を維持しながら、充分な空気接触面積を確保でき、風量
を著しく増大することができるとともに、空気流の流線
をきれいにできるので、騒音発生を最低限に抑えること
ができる。
【0074】従って、成形品Bは、温風ファンや脱臭フ
ァンはもちろんのこと、熱交換器用ファン、その他のあ
らゆる用途に使用できる。
【0075】(実施例3)本実施例は、図16及に示すよ
うに、図1〜図3に示す成形品Aにおいて、さらに、両
端板11,12 間と中間板13との間に環状円板からなる仕切
板90を配設したことに特徴を有する。かかる構成によっ
て、成形品Aは、さらに、静音化を向上することができ
る。
【0076】この場合も、図17に示すように、スライド
コア37の羽根板成形用中子60に、仕切板成形用スリット
91を設けることにより、成形品Aを簡単に成形すること
ができる。
【0077】また、図18に、図16に示す成形品Aの変容
例を示す。図示するように、本変容例は、中間板13を具
備しておらず、従って、モータ軸取付部15とモータ等連
結板14とを一側端板12に連設するとともに、両端板12,1
3 間に環状円板からなる仕切板90を配設している。かか
る構成によっても、成形品Aは、さらに、静音化を向上
することができる。
【0078】この場合も、図19に示すように、スライド
コア37の羽根板成形用中子60に、仕切板成形用スリット
91を設けることにより、成形品Aを簡単に成形すること
ができる。
【0079】(実施例4)本実施例は、図4で示す、ラ
ジアルファンと多層円板とを組合せたハイブリッド型フ
ァンからなる成形品B1を一体成形するのに用いる成形型
A1に関するものである。
【0080】本実施例に係る成形型A1は、上記した実施
例2において説明した成形型Aと実質的に同一の構成を
有している。即ち、図20及び図21に示すように、スライ
ドコア137 は、実施例2と同様に、その先端に、羽根板
成形用中子160,160 を形成するととももに、両羽根板成
形用中子160,160 間に中間板成形用スリット61を設けて
いる。
【0081】但し、本実施例に係る成形型A1は、各羽根
板成形用中子160 の端部に、上下方向に一定間隔を開け
て環状円板形成用スリット186 を設けた点において構成
を相違している。
【0082】この場合、環状円板形成用スリット186 の
長さL1が環状円板20の幅となるので、スライドコア137,
137 は、この長さL1より長い長さL2だけ密着させる必要
がある。
【0083】上記した構成を有するスライドコア137 を
用いることによって、ハイブリッド型ファンからなる成
形品B1を安価に製造することができる。
【0084】
【発明の効果】 成形型を、内部コアと、内部コアより大径で内部コア
に向かう放射状の複数のガイド部を設けたスライドコア
ガイドと、スライドコアガイドのガイド部に移動自在に
設けられその一端部が内部コアに当接する複数の板状の
スライドコアとを備え、スライドコアを内部コアに当接
させ、内部コアの外周面と、スライドコアガイドの内周
面と、スライドコアとで肉板成形空間を形成し、肉板成
形空間に成形用樹脂を充填可能な構成としている。
【0085】従って、放射状の羽根板を有する成形品を
容易に成形することができる。
【0086】放射状の羽根板を形成した後、スライドコ
アは全て放射状に移動するため、羽根板を破損すること
なく離脱することができる。
【0087】スライドコアをスライドコアガイドに沿っ
て移動させるため、移動が正確で羽根板を正確に成形す
ることができる。
【0088】また、金型構造がシンプルなため、金型製
作費が安価になり、かつ、メンテナンスが容易になる。
【0089】隣接するスライドコア同士の内部コア側
の先端部を、内部コアに当接させた時に密着するように
形成すると共に、該先端部にスライドコアガイドに向か
うスリットを設けた場合は、内側に環状円板状の羽根板
を形成し、外側に放射状の羽根板を形成したハイブリッ
ドファンを容易に成形することができる。
【0090】成形型を、内部コアと、内部コアより大
径で内部コアに向かう放射状の複数のガイド部を設けた
スライドコアガイドと、スライドコアガイドのガイド部
に移動自在に設けられその一端部が内部コアに当接する
複数の板状のスライドコアとを備え、スライドコアに傾
斜状のスライドガイドを設け、このスライドガイドに適
合するスライドコア開閉具を設け、スライドコア開閉具
を内部コアの軸線方向に移動させる駆動部を備え、スラ
イドコアを内部に当接させ、内部コアの外周面と、スラ
イドコアガイドの内周面と、スライドコアとで羽根板成
形空間を形成し、羽根板成形空間に成形用樹脂を充填可
能な構成としている。
【0091】この場合、上記した効果に加えて、多数
のスライドコアの移動を簡単な構造で容易に行うことが
できる。
【0092】スライドコア開閉具にスライドコアを内
部に当接させた状態でスライドコアを保持するスライド
コアストッパーを設けた場合は、スライドコア開閉具の
構造を簡単にしながらスライドコアを確実に成形位置に
保持することができる。
【0093】スライドコアに傾斜状のスライドガイド
溝を設け、このスライドガイド溝に適合する傾斜状の凸
部を設けたスライドコア開閉具を設け、スライドコア開
閉具を内部コアの軸線方向に移動させる駆動部を備えた
構成とした場合は、多数のスライドコアの移動を簡単な
構造で極めて容易に行うことができるとともに、スライ
ドコアとスライドコア開閉具との製作を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形型によって成形した実施例1
に係る成形品の全体斜視図である。
【図2】同成形品の縦断面図である。
【図3】同一部切欠平面図である。
【図4】ハイブリッドファンからなる成形品の一部切欠
全体斜視図である。
【図5】本発明の実施例2に係る成形型の断面正面図で
ある。
【図6】切断位置を変えて記載した複合平面図である。
【図7】成形型の要部分解斜視図である。
【図8】成形型の要部拡大分解斜視図である。
【図9】成形型の要部拡大分解斜視図である。
【図10】成形型の要部拡大分解斜視図である。
【図11】本発明に係る成形品の成形方法の工程説明図
である。
【図12】同工程説明図である。
【図13】同工程説明図である。
【図14】同工程説明図である。
【図15】同工程説明図である。
【図16】実施例3に係る成形型によって成形した成形
品の縦断面図である。
【図17】同成形型に用いるスライドコアの要部側面図
である。
【図18】実施例3に係る成形型の変容例によって成形
した成形品の縦断面図である。
【図19】同変容例に係る成形型に用いるスライドコア
の要部側面図である。
【図20】実施例4に係るスライドコアの要部平面図で
ある。
【図21】同要部側面図である。
【符号の説明】
A 成形型 B 成形品 35 第1内部コア 36 第2内部コア 37 スライドコア 54 スライドコアガイド 57 スライドコア用スリット 60a 羽根板成形空間 61 中間板成形用スリット 62 コア進退用第1係合溝 63 コア進退用第2係合溝 65 コア進退用第1ガイド係合突起 65a スライドコアストッパー 67 コア進退用第2ガイド係合突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部コアと、内部コアより大径で内部コア
    に向かう放射状の複数のガイド部を設けたスライドコア
    ガイドと、スライドコアガイドのガイド部に移動自在に
    設けられその一端部が内部コアに当接する複数の板状の
    スライドコアとを備え、スライドコアを内部コアに当接
    させ、内部コアの外周面と、スライドコアガイドの内周
    面と、スライドコアとで羽根板成形空間を形成し、羽根
    板成形空間に成形用樹脂を充填することを特徴とする放
    射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型。
  2. 【請求項2】隣接するスライドコア同士の内部コア側の
    先端部を、内部コアに当接させた時に密着するように形
    成すると共に、該先端部にスライドコアガイドに向かう
    スリットを設けたことを特徴とする請求項1記載の放射
    状の多数の羽根板を有する成形品の成形型。
  3. 【請求項3】内部コアと、内部コアより大径で内部コア
    に向かう放射状の複数のガイド部を設けたスライドコア
    ガイドと、スライドコアガイドのガイド部に移動自在に
    設けられその一端部が内部コアに当接する複数の板状の
    スライドコアとを備え、スライドコアに傾斜状のスライ
    ドガイドを設け、このスライドガイドに適合するスライ
    ドコア開閉具を設け、スライドコア開閉具を内部コアの
    軸線方向に移動させる駆動部を備え、スライドコアを内
    部コアに当接させ、内部コアの外周面と、スライドコア
    ガイドの内周面と、スライドコアとで羽根板成形空間を
    形成し、羽根板成形空間に成形用樹脂を充填することを
    特徴とする放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形
    型。
  4. 【請求項4】スライドコア開閉具にスライドコアを内部
    に当接させた状態でスライドコアを保持するスライドコ
    アストッパーを設けたことを特徴とする請求項3記載の
    放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型。
  5. 【請求項5】スライドコアに傾斜状のスライドガイド溝
    を設け、このスライドコア溝に適合する傾斜状の凸部を
    設けたスライドコア開閉具を設け、スライドコア開閉具
    を内部コアの軸線方向に移動させる駆動部を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載の放射状の多数の羽根板を有
    する成形品の成形型。
JP2715495A 1995-02-15 1995-02-15 放射状の多数の羽根板を有する成形品の成形型 Pending JPH08216192A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103381635A (zh) * 2013-07-18 2013-11-06 中山市利群精密实业有限公司 一种用于塑胶模具的脱模机构
CN104044247A (zh) * 2014-06-12 2014-09-17 泰德兴精密电子(昆山)有限公司 适用于生产环形减震器的模具
CN113878822A (zh) * 2021-10-12 2022-01-04 重庆市永欣精密电子科技有限公司 一种电脑扇叶组件注塑模具的脱模结构

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