JPH08326693A - ラジアルファンとその成形型及びその成形方法 - Google Patents

ラジアルファンとその成形型及びその成形方法

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JPH08326693A
JPH08326693A JP4651696A JP4651696A JPH08326693A JP H08326693 A JPH08326693 A JP H08326693A JP 4651696 A JP4651696 A JP 4651696A JP 4651696 A JP4651696 A JP 4651696A JP H08326693 A JPH08326693 A JP H08326693A
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molding
core
radial fan
annular
blade
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JP4651696A
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Masao Shiotani
正夫 塩谷
Yoshiyuki Kawachi
良行 河内
Hideki Kawaguchi
秀樹 川口
Noboru Niihara
登 新原
Makoto Hatakeyama
真 畠山
Yoshinori Nakamura
吉徳 中村
Takeshi Kamimura
武司 上村
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成の型で高性能のラジアルファンを
提供すること。 【解決手段】 ラジアルファンを、多数の板状の羽根板
(10)を放射状に微小間隙で環状に配設し、各羽根板(1
0),(10) 間に狭幅の空気流出路を形成してなる翼体と、
同環状に配設した翼体の内周側に、翼体と一体的に連結
した駆動源の軸取付部(13)と、前記各羽根板(10)を環状
に保持するための連結体とからなり、空気流出路内の層
流境界層の剥離が抑制されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射状の羽根を多
数有するラジアルファンと、その成形型、及び、その成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、従来より広く利用され
ているシロッコファンに比べ、同等の風量を確保しつつ
静音化を実現できるものとして、特願平6-111747 号等
において放射状の羽根板を多数有するラジアルファンを
提案した。
【0003】一方、シロッコファン等においては、製造
コストを低減するために、駆動源の軸に連結されている
回転基板と、多数の羽根板とを樹脂により一体成形する
ことが広く行われている。従って、上記のラジアルファ
ンについても同様に樹脂により一体成形することが考え
らえる。
【0004】このようなファンの一体成形方法、成形装
置として特公昭60-49406号に記載されたものがある。こ
れは、固定型のボスの外周面に間隔をおいて羽根間隔成
形用突片を設け、可動型にも同様の突片を設け、固定型
と可動型と差し違い状に配置し、突片間に羽根の成形用
間隙を設け、シロッコファンを形成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この成形方
法、成形装置によって上記のラジアルファンを一体成形
する場合には、以下のような問題がある。
【0006】すなわち、上記のラジアルファンは、薄肉
の羽根板を微小間隔で多数配設することにより狭幅の流
路を形成する点に特徴を有しており、羽根板の厚みは
0.3mm〜 0.5 mm 、空気流出路の幅は内側で 0.3 mm 〜
0.7 mm 、外側で 0.8 mm 〜1.4 mm 程度とすることが要
求される。そのため、固定型、可動型の突片の厚みを薄
くし、かつ、突片と突片の間隙も狭くする必要がある
が、かかる固定型、可動型の製作はきわめて困難であ
る。また、成形後型抜きする場合にも成形した羽根が容
易に破損するおそれがあり、かつ、固定型、可動型の位
置決めも難しく、さらに、固定型及び可動型の突片の厚
みを薄くするため、変形しやすい羽根の厚みや羽根と羽
根の間隙の誤差も生じやすいと考えられる。
【0007】一方、一体成形が容易になっても、ファン
としての性能低下は極力抑える必要がある。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することが
できるラジアルファン、その成形型及び成形方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の板状の
羽根板を放射状に微小間隙で環状に配設し、各羽根板間
に狭幅の空気流出路を形成してなる翼体と、同環状に配
設した翼体の内周側に、翼体と一体的に連結した駆動源
の軸取付部と、前記各羽根板を環状に保持するための連
結体とからなり、空気流出路内の層流境界層の剥離が抑
制されていることを特徴とするラジアルファンに係るも
のである。
【0010】また、本発明は、上記連結体を、軸取付部
を設けた取付基板としたこと、あるいは、上記連結体
を、多数の羽根板を一体的に連結するとともに、少なく
とも上記空気流出路の軸方向の一方端を外部と連通する
ように設けた環状連結体とし、上記連結体を、環状の翼
体の内周縁あるいは外周縁を繋いだ環状体としたこと、
あるいは、翼体の内周側あるいは外周側の一方端に設け
たことに特徴を有する。
【0011】さらに、本発明は、上記連結体を、翼体の
軸方向の一方側に設けた取付基板、及び、翼体の他方側
に設けた環状連結体としたこと、取付基板と翼体との間
に補強リブ部を設けたこと、さらに、翼体の軸方向の一
方側に設けた上記取付基板に空気流出路を軸方向に開放
する開口を設けるとともに、上記環状連結体を、翼体の
他方側の略全体を覆う環状円板で構成したことにも特徴
を有する。
【0012】本発明は、また、イ)外周面に軸線方向に
伸延する多数の仕切壁嵌入溝を放射状に設けたセンター
コアと、ロ) 同センターコアの外側に同心円的に配設
し、軸線方向に伸延する多数の成形用仕切壁を放射状に
設けて形成した環状体からなり、成形用仕切壁間に羽根
板成形空間を形成するとともに、各成形用仕切壁の内側
端をセンターコアの仕切壁嵌入溝に嵌入可能とし、か
つ、センターコアに対して軸線方向に相対移動可能とし
た成形コアと、ハ) 同成形コアの外側に同心円的に配設
し、その内周面を成形コアの各成形用仕切壁の外端面に
当接可能とした環状のキャビティと、ニ) 成形コアの一
側に同軸的に配設し、軸線方向に伸延する多数の製品突
き出し用仕切壁を放射状に設けて形成した環状体からな
り、かつ、成形後の状態において、成形コアに対して軸
線方向に相対移動して、製品突き出し用仕切壁を成形コ
アの羽根板成形空間内に嵌入可能とした製品突き出しス
トリッパーとからなるラジアルファンの成形型に係るも
のである。
【0013】上記構成において、センターコアの一側端
面と、突き出しストリッパーの対応する端面との間に、
成形コアの羽根板成形空間と連通する空間を形成し、同
空間内に、製品突き出しストリッパーの中央部を通して
貫通するセンターピンの一端を突出し、センターコアの
一側端面と、センターピンの突出部とによって、ラジア
ルファンの軸取付部を形成する軸取付部成形空間を形成
してもよい。
【0014】本発明は、また、一方の型の一側側面の中
央部と周縁部に、それぞれ、外周面に軸線方向に伸延す
る多数の仕切壁嵌入溝を放射状に設けたセンターコア
と、環状のキャビティとを同心円的に取り付け、上記一
方の型の一側側面と対向する他方の型の他側側面に、軸
線方向に伸延する多数の成形用仕切壁を放射状に設けて
形成した環状体からなり、成形用仕切壁間に羽根板成形
空間を形成する成形コアを取り付け、さらに、同成形コ
アの一側に同軸的に配設し、軸線方向に伸延する多数の
製品突き出し用仕切壁を放射状に設けて形成した環状体
からなる製品突き出しストリッパーを配設し、一方の型
と他方の型を型合わせした後、成形材料を羽根板成形空
間内に充填し、その後、両型を相互に分離するととも
に、製品突き出しストリッパーを押し上げ、羽根板成形
空間内に成形された製品を取り出すことを特徴とするラ
ジアルファンの成形方法に係るものである。
【0015】本発明は、さらに、イ)センターコアと、
ロ) 同センターコアの外側に同心円的に配設し、軸線方
向に伸延する多数の成形用仕切壁を放射状に設けて形成
した環状体からなり、成形用仕切壁間に羽根板成形空間
を形成するとともに、センターコアに対して軸線方向に
相対移動可能とした成形コアと、ハ) 同成形コアの外側
に同心円的に配設し、その内周面を成形コアの各成形用
仕切壁の外端面に当接可能とした環状のキャビティと、
ニ) 成形コアの一側に同軸的に配設し、軸線方向に伸延
する多数の製品突き出し用仕切壁を放射状に設けて形成
した環状体からなり、かつ、成形後の状態において、成
形コアに対して軸線方向に相対移動して、製品突き出し
用仕切壁を成形コアの羽根板成形空間に嵌入可能とした
製品突き出しストリッパーと、ホ) 成形コアの成形用仕
切壁の一側側面先端部を嵌合する嵌合穴を有する環状板
からなる成形コア受け具とを具備し、かつ、成形コア受
け具の嵌合穴に、成形コアの成形用仕切壁の側面先端部
を嵌合し、成形コアの外周にキャビティを嵌合し、成形
コアの下部に製品突き出しストリッパーを嵌合したこと
を特徴とするラジアルファンの成形型に係るものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明では、多数の板状の羽根板
を放射状に微小間隙で環状に配設し、各羽根板間に狭幅
の空気流出路を形成してなる翼体と、同環状に配設した
翼体の内周側に、翼体と一体的に連結した駆動源の軸取
付部と、前記各羽根板を環状に保持するための連結体と
からなり、空気流出路内の層流境界層の剥離が抑制され
たラジアルファンとしている。
【0017】そして、上記連結体を、翼体の軸方向の一
方側に設けた取付基板、及び、他方側に設けた環状連結
体とし、前記取付基板に空気流出路を軸方向に開放する
開口を設けるとともに、前記環状連結体を、翼体の他方
側の略全体を覆う環状円板で構成することが好ましい。
【0018】かかる構成により、一体成形が容易とな
り、かつ、ファンとしての性能低下を極力抑えることが
可能となる。
【0019】また、かかるラジアルファンの成形型とし
ては、外周面に軸線方向に伸延する多数の仕切壁嵌入溝
を放射状に設けたセンターコアと、同センターコアの外
側に同心円的に配設し、軸線方向に伸延する多数の成形
用仕切壁を放射状に設けて形成した環状体からなり、成
形用仕切壁間に羽根板成形空間を形成するとともに、各
成形用仕切壁の内側端をセンターコアの仕切壁嵌入溝に
嵌入可能とし、かつ、センターコアに対して軸線方向に
相対移動可能とした成形コアと、同成形コアの外側に同
心円的に配設し、その内周面を成形コアの各成形用仕切
壁の外端面に当接可能とした環状のキャビティと、成形
コアの一側に同軸的に配設し、軸線方向に伸延する多数
の製品突き出し用仕切壁を放射状に設けて形成した環状
体からなり、かつ、成形後の状態において、成形コアに
対して軸線方向に相対移動して、製品突き出し用仕切壁
を成形コアの羽根板成形空間内に嵌入可能とした製品突
き出しストリッパーとからなる構成としている。
【0020】したがって、成形用仕切壁の位置決めが正
確にできるとともに、成形材料充填時に変形しにくく、
翼体を構成する薄肉の羽根板を正確に成形できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0022】(実施例1)まず、本発明に係るラジアル
ファンの成形型Aによって一体成形されるラジアルファ
ンBの構造について、図1〜図19を参照して具体的に説
明する。
【0023】図1〜図4に示すように、ラジアルファン
Bは、多数の矩形形状の薄肉板からなる羽根板10を、環
状円板からなる両端板11,12 間に、放射状に配設するこ
とによって構成されるものである。かかる端板11,12 に
より各羽根板10を環状に保持しており、ここに、多数の
羽根板10は環状の翼体を形成することになる。
【0024】上記したラジアルファンBの構成を、図1
〜図4を参照して具体的に説明すると、端板11は図示し
ない回動モータへ装着するための取付基板を形成するも
のであり、その外周部内面に翼体の基端を一体的に突設
するとともに、その中央部内面に、短尺の筒体からなる
軸取付部13を一体的に突設している。また、端板11はそ
の外径を翼体より大きくして、周縁リブ部11a を形成し
ている。
【0025】一方、端板12は、多数の羽根板10からなる
翼体の軸方向の一端部を略全て覆いながら、かつ空気吸
入部を形成するものであり、その外径を翼体と等しくす
るとともに、その中央部に大径の空気流入開口14を設け
ている。
【0026】次に多数の羽根板10からなる環状の翼体の
構成について説明すると、翼体はその内部に空気流入空
間15を形成するとともに、羽根板10,10 間に、それぞ
れ、狭幅の放射状空気流出路16を形成している。そし
て、この放射状空気流出路16は、その内周側開口を空気
流入空間15と連通するとともに、その外周側開口をラジ
アルファンBの外部と連通している。
【0027】また、矩形形状の各羽根板10は、図1及び
図3に示すように、端板12側の一半部は同一幅としてい
るが、端板11側の他半部は、端板12から端板11側に向け
て漸次幅を広くしたテーパ状として、補強リブ部10a を
形成している。
【0028】従って、このラジアルファンBを回転駆動
した際、空気流入空間15を減圧状態にして、外部空気
を、空気流入開口14を通して空気流入空間15内に流入
し、その後、同空気流入空間15を通して羽根板10,10 間
に形成される放射状空気流出路16内に、その全内周側開
口より流入し、その後、放射状空気流出路16の全外周側
開口より外部に流出することができるもので、このとき
に、放射状空気流出路16内の層流境界層の剥離が抑制さ
れている。
【0029】また、本実施例において、ラジアルファン
Bは、図2〜図4に示すように、取付基板を形成する端
板11に放射状空気流出路16を軸方向に開放する開口とし
ての窓部17を設けている。
【0030】すなわち、端板11上であって、翼体内に設
けた多数の放射状空気流出路16と対応する個所に、同様
に放射状に伸延する多数の矩形スリット状の窓部17を設
けており、各窓部17は、各放射状空気流出路16と整合状
態に連通している。
【0031】この窓部17の存在によって、後述するよう
に、成形型AをラジアルファンBの軸線方向に移動させ
ることによって一体成形が可能となり、成形型Aの装置
構成が簡単となり安価に製作できるとともに、成形精度
の高いラジアルファンBを射出成形で容易に成形するこ
とができる。
【0032】しかも、端板11に窓部17を設けることによ
って、図5(a),(b) に示すように、ファン性能を向上さ
せることが可能となる。すなわち、窓部17のないものと
比べて、風量は増加し、かつ、騒音は低減することが分
かる。
【0033】また、上記したラジアルファンBにおい
て、図示しないが、以下の変形例が考えられる。
【0034】 ラジアルファンBの端板11から周縁リ
ブ部11a をなくし、端板11と端板12とを同一外径とす
る。
【0035】 ラジアルファンBの端板11を、その
周縁リブ部11a はそのままにして、翼体の軸方向の中央
部に設ける。
【0036】 ラジアルファンBの端板12を翼体の外
周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形成
する。
【0037】 ラジアルファンBの端板12を翼体の中
間周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形
成する。
【0038】 ラジアルファンBの端板12を翼体の内
周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形成
する。
【0039】 ラジアルファンBの端板12を翼体の中
間周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形
成するとともに、同環状板を翼体の端面より突出させ
る。
【0040】さらに、図6及び図7に示すように、ラジ
アルファンBから端板12をなくした構成とすることもで
きる。
【0041】すなわち、ラジアルファンBから端板12を
なくし、取付基板をなす端板11と多数の羽根板10からな
る翼体によってラジアルファンBを構成するものであ
る。なお、図6及び図7においては、補強リブ部10a 及
び端板11の周縁リブ11a をなくした構成としている。
【0042】かかる構成のラジアルファンBは、図8
(a),(b) で明らかなように、端板12のあるタイプのもの
と比較した場合にP−Q特性及び騒音特性において性能
低下などがなく、しかも、製造するに際しては、端板12
がないことから、後述するように分割方法により離型す
る簡単な構造の型により製造することが可能となる。
【0043】ここで、図9及び図10を参照しながら、端
板12をなくしたラジアルファンBの性能について説明す
る。
【0044】図9に示したものは、端板12をなくしたラ
ジアルファンBを配設した送風機Fであり、F1はケーシ
ング、F2はベルマウス部、F3は送風口、Mはファン駆動
用モータである。
【0045】図10(a),(b) に示したグラフは、前記送風
機Fに、例えば、空気流入開口14が58mmの上記した端板
12の無いラジアルファンBを配設し、ベルマウス部F2
を、現状のラジアルファンBの空気流入開口14の直径が
58mm用のものから75mm用のものに変更してP−Q特性
(図10(a) )や騒音特性(図10(b) )を調べ、これを、
端板12を有し、空気流入開口14の直径が75mmの通常のラ
ジアルファンBを配設した場合とを比較したものであ
る。
【0046】図10で分かるように、ベルマウスF2の直径
を広げたのがあたかも空気流入開口14の直径を広げたの
と同様に風量特性の向上が見られ、しかも、騒音は低減
して空気流入開口14が58mmのラジアルファンBと変わら
ない静粛さを示した。
【0047】すなわち、端板11をなくしたラジアルファ
ンBは、端板11のあるファンに対して、大型の風量特性
と小型の騒音特性をバランス良く兼ね備えた高性能のフ
ァンであるといえる。
【0048】なお、この場合のラジアルファンBは、図
示しないが、以下の変容例が考えられる。
【0049】 ラジアルファンBの端板11を、その周
縁リブ部11a はそのままにして、翼体の軸方向の中央部
に設ける。
【0050】 ラジアルファンBの端板11を翼体の軸
方向の中央部に設けるとともに、周縁リブ部11a をなく
す。
【0051】さらに、図11〜図20に、ラジアルファンB
の変容例を示す。
【0052】図11に示す変容例は、軸取付部13を、取付
基板を形成する端板11に代えて、端板12の中央部内面に
突設したことを特徴とする。
【0053】この場合、図示しないが、端板11のみなら
ず、端板12にも、放射状空気流出路16と整合して連通す
る矩形スリット状の窓部を設けることもできる。
【0054】図12に示す変容例は、ラジアルファンBの
端板11を、その周縁リブ部11a はそのままにして、翼体
の中央部に設け、かつ、端板12にも、端板11と同様に周
縁リブ部12a を設けるとともに、放射状空気流出路16と
整合するとともに連通する矩形スリット状の窓部18を設
けたことを特徴とする。
【0055】この場合、図示しないが、端板11にも、放
射状空気流出路16と連通する矩形スリット状の窓部を設
けることができる。
【0056】図13〜図16に示す変容例は、端板11のみな
らず、端板12にも、放射状空気流出路16と整合して連通
する矩形スリット状の窓部19を設けるとともに、同窓部
19を、端板11に設けた窓部17より小面積としたこと特徴
とする。
【0057】なお、上記したラジアルファンBにおい
て、図示しないが、以下の変形例が考えられる。 ラジアルファンBの端板11から周縁リブ部11a をな
くし、端板11と端板12とを同一外径とする。
【0058】 ラジアルファンBの端板11を、その周
縁リブ部11a はそのままにして、翼体の軸方向の中央部
に設ける。
【0059】 ラジアルファンBの端板11を翼体の軸
方向の中央部に設けるとともに、周縁リブ部11a をなく
す。
【0060】 ラジアルファンBの端板12を翼体の外
周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形成
する。
【0061】 ラジアルファンBの端板12を翼体の中
間周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形
成する。
【0062】 ラジアルファンBの端板12を翼体の内
周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形成
する。
【0063】 ラジアルファンBの端板12を翼体の中
間周縁部とのみ一体的に連結された細幅の環状板から形
成するとともに、同環状板を翼体の端面より突出させ
る。
【0064】上記構成のラジアルファンBにおいて、図
16に示す変容例は、翼体を構成する各羽根板10の内周側
端部を屈曲して屈曲端部20を形成したことに特徴を有す
る。
【0065】また、図17及び図18に示したものは、羽根
板10の数をより多数、好ましくは、100 〜140 枚程度と
し、かつ、上記屈曲端部20を内周側及び外周側端部に形
成したものであり、端版12には窓部19を設けていない。
【0066】かかる形状とした羽根板10を有するラジア
ルファンBは、騒音が著しく低下することが実験的に確
かめられている。
【0067】また、この変容例では、風量アップを図る
ために、羽根板10の高さLをこれまで説明してきたもの
よりも高くしており、高くした分、翼体の強度が低下す
るので、これを防止するために空気流入空間15側に補強
リング10b を設けている。なお、高さLと翼体の直径と
の比は、40〜50:100 程度とすることが好ましい。
【0068】また、図19及び図20に示す変容例は、翼体
を構成する各羽根板10の中間周縁部を円周方向に貫通し
て放射状空気流出路16,16 同士を連通する貫通穴21を設
けるとともに、同貫通穴21の上端を、端板12に放射状
に、かつ、矩形スリット状に設けた窓部22と連通したこ
とを特徴とする。
【0069】( 実施例2)本実施例は、実施例1におけ
るラジアルファンBを一体成形することができる成形型
Aに関するものであり、以下、図21〜図30を参照して、
具体的に、その構成を説明する。
【0070】まず、本実施例に係る成形型Aの全体構成
について、図21〜図24を参照して説明する。
【0071】なお、図21及び図23において、成形型A
は、通常は垂直状態に設置されるが、構造の説明を容易
するため水平状態に配設している。
【0072】図20において、30は図示しない移動装置に
よって移動可能な移動型取付板であり、同移動型取付板
30の上方には、順に、移動型31と、固定型32と、ストリ
ッパー33と、固定型取付板34とが重合状態ないし並設状
態に配設されている。
【0073】そして、移動型31は、図21に示すように、
その固定側上面にストリッパー嵌入凹部35を設けるとと
もに、同凹部35内に、固定型32に向けて進退自在な製品
突き出しストリッパー36を設けている。
【0074】製品突き出しストリッパー36の具体的構成
が、図23、図25及び図30に示されており、図示するよう
に、同ストリッパー36は、中央にセンターピン挿通孔37
を有する円柱状本体38の周りに、所定の円周方向間隔
で、放射状に伸延する多数の突き出し用仕切壁39の基端
を一体的に突設している。
【0075】また、移動型31は、図21及び図23に示すよ
うに、上記したストリッパー嵌入凹部35の上縁周りに成
形コア取付用環状段部40を設けており、同環状段部40に
は、成形コア41の下部が締結ボルト42によって固着連結
されている。
【0076】成形コア41の具体的構成が、図25及び図29
に示されており、図示するように、成形コア41は、厚肉
環状板からなる下部大径基部43と、同下部大径基部43の
内部に配設された多数の放射状の成形用仕切壁44とから
なる。
【0077】下部大径基部43は環状段部40の内径と等し
い外径及び厚みを有するとともに、円周方向に間隔を開
けて締結ボルト挿通孔45を円周方向に一定間隔をあけて
設けている。
【0078】また、放射状の成形用仕切壁44は、下部大
径基部43の内部に放射状に一定の円周方向間隔を開けて
配設されており、その下部外周端を同下部大径基部43の
内周面に一体的に突設するとともに、その上部を下部大
径基部43の上面より固定型32に向けて突出している。
【0079】そして、これら成形用仕切壁44,44 間に
は、それぞれ、ラジアルファンBの翼体を構成する多数
の羽根板10を成形するため多数の羽根板成形空間46が形
成されることになる。
【0080】一方、図25に示すように、多数の放射状空
気流出路形成用仕切壁44の内周端の包絡面によって、上
述した製品突き出しストリッパー36の円柱状本体38を進
退自在に挿通する貫通孔47が形成されている。
【0081】上記した成形コア41と対応する位置におけ
る固定型32の下面には、図21及び図23に示すように、キ
ャビティ取付用凹部48が設けられており、同キャビティ
取付用凹部48は、上述した成形コア取付用環状段部40と
同一の直径を有する。
【0082】そして、このキャビティ取付用凹部48内に
は、図21及び図23に示すように、厚肉の環状板からなる
キャビティ49が嵌着されており、同キャビティ49は、さ
らに、締結ボルト50によって固定型32に固定連結されて
いる。
【0083】キャビティ49の具体的構成が図25と図28と
示されており、図示するように、キャビティ49は厚肉の
環状板からなり、その内部に、成形コア41の上部に設け
た放射状の成形用用仕切壁44を嵌入するための仕切壁嵌
入空間51を形成している。また、同仕切壁嵌入空間51の
直径は成形用仕切壁44の外径と等しくしている。
【0084】従って、キャビティ49内に成形コア41の成
形用仕切壁44を嵌合した際、図24に示すように、キャビ
ティ49の内周面によって、成形コア41の羽根板成形空間
46の外側端を閉塞することができる。
【0085】また、キャビティ49は、図28に示すよう
に、その仕切壁嵌入空間51の下端部に、同嵌入空間51よ
りわずかに直径を大きくした環状段部52を設けており、
同環状段部52は、図23に示すように、成形コア41と協働
して、前述したラジアルファンBの端板11の外周部に設
けた周縁リブ部11a を成形するための周縁リブ部成形空
間53を形成することができる。
【0086】キャビティ取付用凹部48内の中央部には、
図21及び図23に示すように、上記したキャビティ49と同
心円をなす状態にセンターコア54が配設されており、同
センターコア54は、締結ボルト55によって、固定型32に
固定連結されている。
【0087】センターコア54の具体的構成が図25〜図27
に示されており、図示するように、センターコア54は、
その外径を成形コア41の放射状に設けた成形用仕切壁44
の内径と略等しくしている。
【0088】図25〜図27に示すように、センターコア54
は、その外周面に縦長突条56を円周方向に間隔を開けて
多数突設するとともに、縦長突条56,56 間に仕切壁嵌入
溝57を形成している。そして、この仕切壁嵌入溝57内に
成形コア41の成形用仕切壁44が嵌入され、図24に示すよ
うに、成形用仕切壁44,44 間に形成される羽根板成形空
間46の内側端を閉塞することができる。
【0089】図26に示すように、センターコア54は、仕
切壁嵌入溝57の下部に縮径テーパ部59を形成している。
従って、ラジアルファンBを成形した際、図3に示すよ
うに羽根板10の基部に補強リブ部10a を形成することが
できる。
【0090】図26及び図27に示すように、センターコア
54は、その底面中央部に後述するセンターピン80を嵌入
するためのピン挿入凹部60を設けており、同ピン挿入凹
部60の底面中央部にはリングゲート61が設けられてい
る。
【0091】リングゲート61は、その直径を、センター
ピン80の直径より小径としている。
【0092】また、センターコア54は、その中央部に、
リングゲート61に向けて漸次直径を小さくする縦長の樹
脂流入孔62を設けており、同樹脂流入孔62の一端は上面
で開口するとともに、その他端はリングゲート61と連通
している。
【0093】従って、図21及び図22に示すように、セン
ターピン80をセンターコア54のピン挿入凹部60内に挿入
した際、センターピン80の外周面とピン挿入凹部60の内
周面との間に軸取付部成形空間63を形成することができ
るとともに、同軸取付部成形空間63をリングゲート61と
連通させることができる。
【0094】センターコア54の上部外周部には、図26に
示すように環状段部64が形成されており、同環状段部64
には、図21及び図23に示すように、成形用リング65が嵌
着されている。
【0095】従って、図21及び図23に示すように、成形
コア41の成形用仕切壁44の高さを、キャビティ49の高さ
よりわずかに低くすることによって、キャビティ取付用
凹部48の底面と、成形用仕切壁44の上面と、キャビティ
49の内周面と、成形用リング65の外周面との協働によっ
て、端板形成用空間66を形成することができる。
【0096】次に、羽根板成形空間46と、周縁リブ部成
形空間53と、端板形成用空間66に成形樹脂を流入させる
樹脂流入流路について説明すると、図21及び図23に示す
成形位置において、固定型取付板34とストリッパー33の
中央部には、ロケットリング70とスプール71が同心円的
に設けられており、スプール71の中央部には垂直樹脂注
入流路72が設けられている。
【0097】また、固定型32の上面には垂直樹脂注入流
路72と連通する水平樹脂注入流路73が設けられており、
同水平樹脂注入流路73の一端は垂直樹脂注入流路72の下
端開口と連通している。一方、水平樹脂注入流路73の他
端は、固定型32に設けた垂直樹脂流入孔74を介して、セ
ンターコア54に設けた垂直ゲート62と連通している。
【0098】従って、図示しない圧送流路を通して樹脂
注入流路72,73 内に圧送されてきた成形用樹脂は、垂直
樹脂流入孔74→リングゲート61を通して、まず、羽根板
成形空間46に流入し、その後、周縁リブ部成形空間53と
端板形成用空間66とに流入することになる。そして、所
定時間、養生硬化することによって、ラジアルファンB
を成形することができる。
【0099】次に、成形品取出機構について説明する
と、図21及び図23に示すように、製品突き出しストリッ
パー36の下面には、製品突き出しピン75の先端が連結さ
れており、同成形品突出ピン75の基端は、製品突き出し
板76に連結されている。
【0100】かかる構成によって、成形品突き出し板76
を上方に突出すると、成形品突き出しピン75及び同ピン
75と一体をなす製品突き出しストリッパー36が一体的に
突出し、この製品品突き出しストリッパー36の周囲に設
けた突き出し用仕切壁39によってラジアルファンBを外
部に押し出し、取り出すことができる。
【0101】次に、ランナー離脱機構について説明する
と、図24及び図23に示すように、固定型取付板34とスト
リッパー33にはランナーロックピン77が組み込まれてお
り、ストリッパー33を固定型取付板34に対して相対移動
させることによって、図34に示すように、ランナーRを
離脱することができる。
【0102】さらに、図21及び図23を参照して、上記し
た成形型Aのその他の構成について説明すると、図中、
80は基端を締結ボルト81で移動型取付板30に固定連結さ
れたセンターピンであり、同センターピン80の先端は、
図21及び図23に示すように、製品突き出しストリッパー
36の中央部に設けたセンターピン挿通孔37を挿通した
後、センターコア54のピン挿入凹部60内に伸延してい
る。従って、センターピン80の外周面と、ピン挿入凹部
60の内周面との間に、軸取付部成形空間63を形成すると
ともに、同センターピン80の先端面上にリングゲート61
を形成することができる。この際、軸取付部成形空間63
とリングゲート61とは連通している。
【0103】次に、上記した実施例2に係る成形型Aを
用いてのラジアルファンBを製造する方法について、以
下、図31〜図35を参照して具体的に説明するが、製造工
程の理解を容易にするため、これらの図においては、各
工程と関連する構成部材のみ斜線 (ハッチング) で示し
ている。
【0104】(工程1)本工程は、成形品Bの射出成形に
関する。
【0105】図30に示すように、移動型取付板30上に、
移動型31と、固定型32と、ストリッパー33と固定型取付
板34とを一体的に組付け、センターコア54と、キャビテ
ィ49と、成形コア41と、製品突き出しストリッパー36と
によって、羽根板成形空間46と、周縁リブ部成形空間53
と、端板形成用空間66とを形成する。
【0106】次に、前述したように、図示しない圧送流
路を通して樹脂注入流路72,73 内に成形用樹脂を圧送
し、次に、同成形用樹脂を、垂直樹脂流入孔74→リング
ゲート61を通して、まず、羽根板成形空間46に流入し、
その後、周縁リブ部成形空間53と端板形成用空間66とに
流入する。そして、所定時間、養生硬化してラジアルフ
ァンBを成形する。
【0107】(工程2)本工程はゲート切断に関する。
【0108】成形用樹脂が硬化した後、図32に示すよう
に、可動装置を駆動して移動型取付板30を移動し( 図
中、下方向) 、同離隔移動に連動して、固定型32と移動
型31とを、ストリッパー33と固定型取付板34とから離脱
する。この離脱動作によって、ランナーRをラジアルフ
ァンBから切断・分離する。
【0109】この際、図23に示すように、ラジアルファ
ンBは、ランナーRと、狭幅の垂直樹脂流入孔74の下端
部を介してのみ接続されているので、わずかな離脱力に
よってランナーRをラジアルファンBから剪断によって
容易に分離することができる。また、剪断によるので、
切断面も、切断条痕はわずかに残るものの、バリ等のな
い美麗なものとすることができる。
【0110】(工程3)本工程は固定型32からのラジアル
ファンBの脱型に関する。
【0111】図33に示すように、可動装置を駆動して、
さらに、移動型取付板30と移動型31とを、固定保持した
固定型32から離脱する。
【0112】この離脱によって、ラジアルファンBも固
定型32から脱型されることになる。
【0113】また、ストリッパー33を固定型取付板34か
ら移動することによって、ランナーRを垂直樹脂注入流
路72から抜き取る。
【0114】(工程4)本工程はラジアルファンB及びラ
ンナーRの突き出しに関する。
【0115】図34に示すように、製品突き出しピン75を
上昇してラジアルファンBを外部に突き出す。
【0116】その後、上記した工程1〜工程5を繰り返
すことによって、ラジアルファンからなる成形品を一体
成形によって大量生産することができ、安価に製作する
ことができる。
【0117】同時に、ランナーロックピン77によってラ
ンナーRを外部に突き出す。
【0118】(工程5)本工程は成形型Aの型締に関す
る。
【0119】即ち、図35に示すように、図34の状態にあ
る成形型Aを再度型締し、図31の状態に戻し、同様なラ
ジアルファンの成形作業を可能とするものである。
【0120】このようにした成形したラジアルファンB
は一体成形品であるため、強度面でも強く、使用中にお
ける破損も可及的に防止できる。
【0121】また、本実施例に係る成形型Aによって製
造されるラジアルファンBは、羽根板10,10 の間隙を可
及的に薄くかつ均一にすることができるので、コンパク
トな形状を維持しながら、充分な風量を確保できるとと
もに、空気流の流線をきれいにできるので、騒音発生を
最低限に抑えることができる。
【0122】特に、移動型31と固定型32とによる分割方
法による一体成形なので、羽根板10,10 の内側にバリや
パーティングライン等が生じることがなく、図36(a),
(b) で明らかなように、著しい騒音低減を図ることがで
きる。
【0123】従って、ラジアルファンBは、温風ファン
や脱臭ファンはもちろんのこと、熱交換器用ファン、そ
の他のあらゆる用途に使用できる。
【0124】(実施例3)本実施例は、実施例2に示す
成形型Aの変容例に関するものであり、実質的に図21〜
図35に示す構成と略同一の構成を有するが、以下の点に
おいて、相違している。
【0125】即ち、図37に示すように、センターコア54
の外周面には仕切壁嵌入溝を設けておらず、嵌合穴91を
設けた環状板90からなる成形コア受け具92を成形コア41
の一側側面上に載置しており、成形コア41の成形用仕切
壁44は、その一側側面先端部44a を環状板90に設けた嵌
合穴91に嵌合している。
【0126】従って、本実施例においても、実施例2と
同様に、簡単な構造の成形型Aを用いて、多数の羽根板
10からなる翼体を具備するラジアルファンBを容易かつ
確実に製造することができる。
【0127】しかも、本実施例では、成形用仕切壁44の
一側側面先端部44a がコア受け具92の嵌合穴91に嵌合す
るため、成形用仕切壁44の位置決めが正確にできるとと
もに、成形材料充填時に変形しにくく、薄肉の羽根板10
からなる翼体を正確に成形できる。
【0128】
【発明の効果】 多数の板状の羽根板を放射状に微小間隙で環状に配設
し、各羽根板間に空気流出路を形成してなる翼体と、同
環状に配設した翼体の内周側に、翼体と一体的に連結し
た駆動源の軸取付部と、前記各羽根板を環状に保持する
ための連結体とからなり、空気流出路内の層流境界層の
剥離が抑制されているラジアルファンとしたので、分割
方法の射出成型で多数の羽根板を有するラジアルファン
を成型することができ、型を簡単な構造とすることがで
きるのでコストアップを抑えることができ、しかも、羽
根板の内側にバリやパーティングラインのない美しい仕
上がりとなり、かつ、性能の低下も防止できる。
【0129】ラジアルファンの少なくとも一方側を設
け開放したので、成形型をラジアルファンの軸線方向に
移動するだけで成形作業を行うことができ、成形型の構
造を単純化できるとともに、射出成形で容易にラジアル
ファンを一体成形することができる。
【0130】放射方向で湾曲した羽根板から構成した翼
体のラジアルファンでも、射出成形で容易に一体成形す
ることができる。
【0131】ラジアルファンの少なくとも一方側が開放
されているので、翼体を構成する羽根板間に脱臭剤や方
向剤等を詰めた後、ラジアルファンの開放側から薄肉板
を多数立設した治具を羽根板間に差し込み、余分な触媒
を押し出すことにより羽根板に触媒を担持できるため、
触媒の担持が容易になる。
【0132】連結体を翼体の内周側、あるいは、外周
側の一方端に設けたため、翼体を構成する各羽根板を薄
肉板で形成しても強度があり、回転中も変形しにくい。
【0133】取付基板を翼体の軸方向の一方側に設け
るとともに、翼体の他方側に環状連結体を設けたため、
翼体を両側で補強するため、翼体を構成する各羽根板を
薄肉板で形成しても強度があり、回転中も変形しにく
い。
【0134】板状体と翼体の間に補強リブ部を設けて
いるため翼体を薄肉板で形成しても強度があり、回転中
も変形しにくい。
【0135】成形用仕切壁の先端がセンターコアの仕
切壁嵌入溝に嵌合するため、成形用仕切壁の位置決めが
正確にできるとともに、成形材料充填時に変形しにく
く、翼体を構成する薄肉の羽根板を正確に成形できる。
【0136】ラジアルファンの軸取付部と連結部と環
状体とを容易に一体成形することができる。
【0137】成形型がラジアルファンの軸線方向移動
でよいため、成形型が単純になり、射出成形が容易にで
き、製品の取り出しも容易にできる。
【0138】成形用仕切壁の側面先端がコア受け具の
嵌合穴に嵌合するため、成形用仕切壁の位置決めが正確
にできるとともに、成形材料充填時に変形しにくく、薄
肉の翼体が正確に成形できる。また、成形型の部品点数
が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形型によって成形した実施例1
に係るラジアルファンの一部切欠全体斜視図である。
【図2】同ラジアルファンをさかさにした場合の一部切
欠全体斜視図である。
【図3】同ラジアルファンの縦断面図である。
【図4】図3の I-I線による矢視底面図である。
【図5】同ラジアルファンの性能特性を示すグラフであ
る。
【図6】他の変容例に係るラジアルファンの縦断面図で
ある。
【図7】同ラジアルファンの縦断面図である。
【図8】同ラジアルファンの性能特性を示すグラフであ
る。
【図9】同ラジアルファンを配設した送風機の説明図で
ある。
【図10】同送風機のベルマウス部の径を変えた場合の
性能特性を示すグラフである。
【図11】他の変容例に係るラジアルファンの縦断面図
である。
【図12】他の変容例に係るラジアルファンの縦断面図
である。
【図13】他の変容例に係るラジアルファンの縦断面図
である。
【図14】図13のII-II 線による矢視平面図である。
【図15】図13のIII-III 線による矢視底面図であ
る。
【図16】他の変容例に係るラジアルファンの横断面図
である。
【図17】他の変容例に係るラジアルファンの横断面図
である。
【図18】同ラジアルファンの縦断面図である。
【図19】他の変容例に係るラジアルファンの縦断面図
である。
【図20】同ラジアルファンの平面図である。
【図21】本発明に係る成形型の縦断面図である。
【図22】図20のIV-IV 線による横断面図である。
【図23】成形型の要部拡大縦断面図である。
【図24】図23のV-V 線による横断面図である。
【図25】成形型の要部拡大分解斜視図である。
【図26】センターコアの縦断面図である。
【図27】図26のVI-VI 線による矢視底面図である。
【図28】キャビティの縦断面図である。
【図29】成形コアの縦断面図である。
【図30】製品突き出しストリッパーの縦断面図であ
る。
【図31】本発明に係るラジアルファンの成型方法の工
程説明図である。
【図32】同工程説明図である。
【図33】同工程説明図である。
【図34】同工程説明図である。
【図35】同工程説明図である。
【図36】内側部にバリのあるラジアルファンとバリの
ないラジアルファンの騒音特性を示すグラフである。
【図37】実施例3に係る成形型の縦断面図である。
【符号の説明】
A 成形型 B ラジアルフ
ァン 10 羽根板 10a 補強リブ部 11 端板 (取付基板) 11a 周縁リブ部 12 端板 (取付
基板) 12a 周縁リブ部 13 軸取付部 14 空気流入開口 15 空気流入空
間 16 放射状空気流出路 17 窓部 18 窓部 19 窓部 20 屈曲端部 21 貫通穴 22 窓部 30 移動型取付
板 31 移動型 32 固定型 33 ストリッパー 34 固定型取付
板 35 凹部 36 製品突き出
しストリッパー 37 センターピン挿通孔 38 円柱状本体 39 突き出し板 40 環状段部 41 成形コア 42 締結ボルト 43 下部大径基部 44 成形用仕切
壁 44a 一側側面先端部 45 締結ボルト挿通孔 46 羽根板成形
空間 47 貫通孔 48 キャビティ
取付用凹部 49 キャビティ 50 締結ボルト 51 仕切壁嵌入空間 52 環状段部 53 周縁リブ部成形空間 54 センターコ
ア 55 締結ボルト 56 縦長突条 57 縦長突条 59 縮径テーパ部 60 ピン挿入凹
部 61 リングゲート 62 樹脂流入孔 63 軸取付部成形空間 64 環状段部 65 成形用リング 66 端板成形用
空間 70 ロケットリング 71 スプール 72 垂直樹脂流入通路 73 水平樹脂流
入通路 74 垂直樹脂流入孔 75 製品突き出
しピン 76 製品突き出し板 77 ランナーロ
ックピン 80 センターピン 81 締結ボルト 90 環状板 91 嵌合穴 92 成形コア受け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:12 B29L 31:08 (72)発明者 川口 秀樹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 新原 登 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 畠山 真 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中村 吉徳 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 上村 武司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の板状の羽根板(10)を放射状に微小間
    隙で環状に配設し、各羽根板(10),(10)間に狭幅の空気
    流出路を形成してなる翼体と、 同環状に配設した翼体の内周側に、翼体と一体的に連結
    した駆動源の軸取付部(13)と、 前記各羽根板(10),(10) を環状に保持するための連結体
    とからなり、 空気流出路内の層流境界層の剥離が抑制されていること
    を特徴とするラジアルファン。
  2. 【請求項2】上記連結体を、軸取付部(13)を設けた取付
    基板としたことを特徴とする請求項1記載のラジアルフ
    ァン。
  3. 【請求項3】上記連結体を、多数の羽根板(10)を一体的
    に連結するとともに、少なくとも上記空気流出路の軸方
    向の一方端を外部と連通するように設けた環状連結体と
    したことを特徴とする請求項1記載のラジアルファン。
  4. 【請求項4】上記連結体を、環状の翼体の内周縁あるい
    は外周縁を繋いだ環状体としたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のラジアルファン。
  5. 【請求項5】上記連結体を、翼体の内周側あるいは外周
    側の一方端に設けたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のラジアルファン。
  6. 【請求項6】上記連結体を、翼体の軸方向の一方側に設
    けた取付基板、及び、翼体の他方側に設けた環状連結体
    としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のラジアルファン。
  7. 【請求項7】取付基板と翼体との間に補強リブ部(10a)
    を設けたことを特徴とする請求項2または6に記載のラ
    ジアルファン。
  8. 【請求項8】翼体の軸方向の一方側に設けた上記取付基
    板に空気流出路を軸方向に開放する開口を設けるととも
    に、上記環状連結体を、翼体の他方側の略全体を覆う環
    状円板で構成したことを特徴とする請求項6に記載のラ
    ジアルファン。
  9. 【請求項9】イ)外周面に軸線方向に伸延する多数の仕
    切壁嵌入溝(57)を放射状に設けたセンターコア(54)と、 ロ) 同センターコア(54)の外側に同心円的に配設し、軸
    線方向に伸延する多数の成形用仕切壁(44)を放射状に設
    けて形成した環状体からなり、成形用仕切壁(44)(44)間
    に羽根板成形空間(46)を形成するとともに、各成形用仕
    切壁(44)の内側端をセンターコア(54)の仕切壁嵌入溝(5
    7)に嵌入可能とし、かつ、センターコア(54)に対して軸
    線方向に相対移動可能とした成形コア(41)と、 ハ) 同成形コア(41)の外側に同心円的に配設し、その内
    周面を成形コア(41)の各成形用仕切壁(44)の外端面に当
    接可能とした環状のキャビティ(49)と、 ニ) 成形コア(41)の一側に同軸的に配設し、軸線方向に
    伸延する多数の製品突き出し用仕切壁(39)を放射状に設
    けて形成した環状体からなり、かつ、成形後の状態にお
    いて、成形コア(41)に対して軸線方向に相対移動して、
    製品突き出し用仕切壁(39)を成形コア(41)の羽根板成形
    空間(46)に嵌入可能とした製品突き出しストリッパー(3
    6)とからなるラジアルファンの成形型。
  10. 【請求項10】センターコア(54)の一側端面と、製品突
    き出しストリッパー(36)の対応する端面との間に、成形
    コア(41)の羽根板成形空間(46)と連通する空間を形成
    し、同空間内に、製品突き出しストリッパー(36)の中央
    部を通して貫通するセンターピン(80)の一端を突出し、
    センターコア(54)の一側端面と、センターピン(80)の突
    出部とによって、ラジアルファンの軸取付部(13)を形成
    する軸取付部成形空間(63)を形成可能としたことを特徴
    とする請求項9記載の成形型。
  11. 【請求項11】一方の型(32)の一側側面の中央部と周縁
    部に、それぞれ、外周面に軸線方向に伸延する多数の仕
    切壁嵌入溝(57)を放射状に設けたセンターコア(54)と、
    環状のキャビティ(49)とを同心円的に取り付け、上記一
    方の型(32)の一側側面と対向する他方の型(31)の他側側
    面に、軸線方向に伸延する多数の成形用仕切壁(44)を放
    射状に設けて形成した環状体からなり、成形用仕切壁(4
    4)(44)間に羽根板成形空間(46)を形成する成形コア(41)
    を取り付け、さらに、同成形コア(41)の一側に同軸的に
    配設し、軸線方向に伸延する多数の製品突き出し用仕切
    壁(39)を放射状に設けて形成した環状体からなる製品突
    き出しストリッパー(36)を配設し、一方の型(32)と他方
    の型(31)を型合わせした後、成形材料を羽根板成形空間
    (46)内に充填し、その後、両型(32)(31)を相互に分離す
    るとともに、製品突き出しストリッパー(36)を押し上
    げ、羽根板成形空間(46)内に成形された製品を取り出す
    ことを特徴とするラジアルファンの成形方法。
  12. 【請求項12】イ)センターコア(54)と、 ロ) 同センターコア(54)の外側に同心円的に配設し、軸
    線方向に伸延する多数の成形用仕切壁(44)を放射状に設
    けて形成した環状体からなり、成形用仕切壁(44)(44)間
    に羽根板成形空間(46)を形成するとともに、センターコ
    ア(54)に対して軸線方向に相対移動可能とした成形コア
    (41)と、 ハ) 成形コア(41)の外側に同心円的に配設し、その内周
    面を成形コア(41)の各成形用仕切壁(44)の外端面に当接
    可能とした環状のキャビティ(49)と、 ニ) 成形コア(41)の一側に同軸的に配設し、軸線方向に
    伸延する多数の製品突き出し用仕切壁(39)を放射状に設
    けて形成した環状体からなり、かつ、成形後の状態にお
    いて、成形コア(41)に対して軸線方向に相対移動して、
    突き出し用仕切壁(39)を成形コア(41)の羽根板成形空間
    (46)内に嵌入可能とした製品突き出しストリッパー(36)
    と、 ホ) 成形コア(41)の成形用仕切壁(44)の一側側面先端部
    (44a) を嵌合する嵌合穴(91)を有する環状板からなる成
    形コア受け具(90)とを具備し、 かつ、成形コア受け具(90)の嵌合穴(91)に、成形コア(4
    1)の成形用仕切壁(44)の側面先端部(44a) を嵌合し、成
    形コア(41)の外周面にキャビティ(49)を嵌合し、成形コ
    ア(41)の下部に製品突き出しストリッパー(36)を嵌合し
    たことを特徴とするラジアルファンの成形型。
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