JPH08216139A - 成形体の切断方法とその装置 - Google Patents

成形体の切断方法とその装置

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JPH08216139A
JPH08216139A JP2807595A JP2807595A JPH08216139A JP H08216139 A JPH08216139 A JP H08216139A JP 2807595 A JP2807595 A JP 2807595A JP 2807595 A JP2807595 A JP 2807595A JP H08216139 A JPH08216139 A JP H08216139A
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molding
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和典 伊藤
Koji Domoto
孝司 道本
Noboru Sugino
昇 杉野
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
    • B28B11/14Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for dividing shaped articles by cutting
    • B28B11/16Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for dividing shaped articles by cutting for extrusion or for materials supplied in long webs

Abstract

(57)【要約】 【目的】任意の断面形状を有する軟質の成形体を、段差
なく、平滑に、かつ効率良く切断する方法と装置を提供
する。 【構成】切断用ワイヤの両端部に、所定の張力で上記ワ
イヤを支持し、所定の長さ伸縮が自在で、かつ所定の角
度回動可能な構造のワイヤ固定治具を設け、切断用ワイ
ヤを成形体に対し上方向もしくは下方向に移動させて、
切断用ワイヤが成形体に対し山形状もしくは逆山形状で
成形体を切断通過するようにし、切断用ワイヤが成形体
に対しほぼ斜めに入り切断される構成とする。 【効果】力の掛かった方向に切断用ワイヤの向きが自在
に変えられるので、切断用ワイヤに無理な力が掛からず
ワイヤの切断が抑制できるので効率良く切断作業ができ
ると共に、軟質の押出し成形体の変形や切断端面を潰す
ことがないので段差がなく平滑な切断面が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軟質の成形体の切断方法
およびその装置に係り、特に、触媒等に用いられる多数
の貫通孔を持つハニカム状に押出し成形された軟質の成
形体を切断するのに好適な切断方法およびそれを実施す
る切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばセラミック材料に有機バイ
ンダを加えて混練した坏土(陶磁器などの素地土)をダ
イスを通して押出し成形した多数の貫通孔と、ほぼ均一
な厚さの壁を有する断面形状がハニカム状の押出し成形
体を所定の寸法に切断する場合に、その切断方法として
押出し直後の軟らかい時期に切断するか、あるいは乾
燥、焼成し、ある程度、硬度が増加した状態で切断する
という2つの切断方法がある。これらの内、押出し直後
の軟らかい時期に切断する方法としては、図7に示すよ
うに、径が0.1〜1mmの太さの切断用ワイヤ2を用
い、作業者等の手により切断用ワイヤ2を引き下げて切
断する方法や、図6に示すように、切断用ワイヤ2の両
端を強固に固定し、シリンダ3等のパワーで、実線で示
す位置から破線で示す位置に押し下げて切断する方法等
が用いられている(例えば、特開昭63−67105号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、作
業者が切断用ワイヤ2の両端を手に持ち切断すると、切
断したハニカム状の成形体5の端面は、段差が生じるこ
となく平滑に切断できるが、切断用ワイヤ2は細く径が
小さいため取り扱いにくく、作業能率が非常に悪いとい
う問題があった。また、図6に示すような切断用ワイヤ
2の両端を強固に固定し、ハニカム状の成形体5を切断
すると、押し切りといった形になり切断端面に段差が付
き易く、しかもハニカム状の成形体5のハニカム形状が
押し切りによって潰され易く、また切断用ワイヤ2自身
も切損され易いという問題があった。さらに、通常の押
出し成形は連続的に行われるため、成形体を所定のサイ
ズに切断する回数が多くなり、それだけ切断工数が増加
するという問題もあり、作業者の手による切断ではなく
自動的に切断する装置の実現が望まれていた。本発明の
目的は、上記従来技術における問題点を解消するもので
あって、任意の断面形状を有する軟質の成形体の切断端
面を、段差が生じることなく、平滑に、かつ作業効率良
く切断することができる成形体の切断方法およびそれを
実施する装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、本発明は特許請求の範囲に記載されたよう
な構成とするものである。すなわち、本発明は請求項1
に記載のように、バインダを含む成形材料を用いて所定
の断面形状に成形した軟質の成形体を、所定の太さの切
断用ワイヤにより上記成形体の断面に対しほぼ平行方向
に切断する方法において、上記切断用ワイヤの両端部
を、該切断用ワイヤの弾性限界内の所定の張力を与え、
設定の長さ伸縮が自在で、かつ設定の角度回動可能な構
造の切断用ワイヤ固定治具で支持し、該切断用ワイヤ固
定治具を成形体を挟んで両側に配設し、上記一対の切断
用ワイヤ固定治具を成形体の上方または下方から、下方
向または上方向に移動させて切断用ワイヤを成形体中に
挿入し、該切断用ワイヤが成形体中を山形状もしくは逆
山形状となって通過して切断する成形体の切断方法とす
るものである。また、本発明は請求項2に記載のよう
に、請求項1において、成形体の断面形状は多数の貫通
孔を有するハニカム形状の押出し成形体であり、切断用
ワイヤの径は0.1〜1mmの範囲となし、切断用ワイ
ヤに与える張力は、該切断用ワイヤの弾性限界内の所定
の値となし、切断用ワイヤの両端部の回動角度が±45
度以内の範囲で自在に回動する構造の切断用ワイヤ固定
治具を用いて切断を行う成形体の切断方法とするもので
ある。さらに、本発明は請求項3に記載のように、バイ
ンダを含む成形材料を用いて所定の断面形状に成形した
軟質の成形体を、所定の太さの切断用ワイヤにより上記
成形体の断面に対しほぼ平行方向に切断する装置であっ
て、切断用ワイヤの両端部に、使用する所定の径の切断
用ワイヤの弾性限界内の反力を持つバネ体を備え、かつ
切断用ワイヤの引っ張り方向に設定の長さ伸縮自在な構
造の切断用ワイヤ固定治具を、成形体を挟んで両側に配
設し、上記切断用ワイヤ固定治具は、切断用ワイヤの両
端部のワイヤ接続部近傍に設けられたピンを中心に、成
形体の切断方向に2次元的にほぼ±45度の範囲で自在
に回動する構造となし、上記ピンを支点に切断用ワイヤ
に力の掛かった方向に自在に向きが変えられると共に、
切断用ワイヤを設定の長さ伸縮自在に支持する構造の切
断用ワイヤ固定治具を少なくとも配設した成形体の切断
装置とするものである。
【0005】
【作用】本発明の成形体の切断方法は、請求項1に記載
のように、バインダを含む成形材料を用いて所定の断面
形状に成形した軟質の成形体を、所定の太さの切断用ワ
イヤにより上記成形体の断面に対しほぼ平行方向に切断
する方法において、上記切断用ワイヤの両端部を、該切
断用ワイヤの弾性限界内の所定の張力を与え、設定の長
さ伸縮が自在で、かつ設定の角度回動可能な構造の切断
用ワイヤ固定治具で支持し、該切断用ワイヤ固定治具を
成形体を挟んで両側に配設し、上記一対の切断用ワイヤ
固定治具を成形体の上方または下方から、下方向または
上方向に移動させて切断用ワイヤを成形体中に挿入し、
該切断用ワイヤが成形体中を山形状もしくは逆山形状と
なって通過し切断するので、切断用ワイヤの成形体に対
する切断角度が常にほぼ斜めに入って切断することにな
り、したがって、切断用ワイヤに掛かる力は小さくな
り、また、力の掛かった方向に自在に向きが変えられる
ので、切断用ワイヤが切れることなく効率良く自動的に
切断作業ができると共に、平滑で段差のない平面に切断
することができる。また、本発明の成形体の切断方法
は、具体的に、請求項2に記載のように、切断する成形
体の断面形状は多数の貫通孔を有するハニカム状の軟質
の押出し成形体であり、切断用ワイヤの径は0.1〜1
mmのものを使用し、切断用ワイヤに与える張力は、用
いる切断用ワイヤの弾性限界内の適当な張力とし、例え
ば、ほぼ3Kg/cm2前後に調整して、切断用ワイヤ
の両端部の回動角度を±45度以内の範囲に変えられる
ワイヤ固定治具を用いて切断するものであり、力の掛か
った方向に自在に向きが変えられるワイヤ固定治具で切
断用ワイヤを支持しているので、軟質の成形体であって
も変形させることなく、かつ切断面を平滑に段差なく自
動的に切断することができる。さらに、本発明の成形体
の切断装置は、請求項3または請求項4に記載のよう
に、切断用ワイヤの両端部に、使用する所定の径の切断
用ワイヤの弾性限界内の反力(例えば、3kg/cm2
前後)を持つバネ体を備え、かつ切断用ワイヤの引っ張
り方向に設定の長さ伸縮自在な構造の切断用ワイヤ固定
治具を、成形体を挟んで両側に配設し、上記切断用ワイ
ヤ固定治具は、切断用ワイヤの両端部のワイヤ接続部近
傍に設けられたピンを中心に、成形体の切断方向に2次
元的にほぼ±45度の範囲で自在に回動する構造とな
し、上記ピンを支点に切断用ワイヤに力の掛かった方向
に自在に向きが変えられると共に、切断用ワイヤを設定
の長さ伸縮自在に支持する構造の切断用ワイヤ固定治具
を備えているので、切断用ワイヤには常に適切な張力が
作用し、かつ張力が掛かった方向に自在に向きが変えら
れるので、切断用ワイヤが破断することなく、軟質の成
形体であっても変形させることなく、切断端面を段差な
く平滑な平面に自動的に切断することができ、切断作業
を極めて効率良く行うことができる。ここで、さらに本
発明の成形体の切断方法の作用ならびに効果について、
図5を用いて具体的に説明する。図5(a)に示すよう
に、約3kg/cm2前後の反力のバネ8付きワイヤ固
定治具1が、切断用ワイヤ2と共に下降し、切断用ワイ
ヤ2が成形体5の上面に到達すると、切断用ワイヤ2に
切断方向とは逆向きの力が加わり、この逆向きの力と釣
り合うまでバネ8は伸び続ける。この時、ワイヤ固定治
具1は力の掛かる方向に向きを変えるので、切断用ワイ
ヤ2は図5(b)に示すように山形状となる。また、図
5(c)に示すように、切断用ワイヤ2を成形体5に対
し下から上に上昇させて成形体5を切断する時において
も、成形体5に対し切断用ワイヤ2は上記と同様に作用
するが、この場合は切断用ワイヤ2は逆山形状となる。
切断用ワイヤ2は、図5(d)に示すように、成形体5
のハニカム形状を構成する厚みの小さい壁9に対してほ
ぼ斜めに入ることにより、切断用ワイヤ2と成形体5の
各々壁9との接触部分が少なくなり、ほぼ点接触のよう
な状態となるため、大きな切断力を必要とすることな
く、切断用ワイヤ2はスムーズに成形体5の中を通過す
ることが可能となり、小さな力で容易に切断することが
できる。また、成形体5の切断が完了するまで、切断用
ワイヤ2は、図5(b)に示すように山形状(または図
5(c)に示すように逆山形状)であるため、切断用ワ
イヤ2と成形体5の各々壁9は常にほぼ点状に接触し、
成形体5を潰すことなく、切断端面には段差が生じるこ
となく平滑に切断することができるので、切断面の仕上
りがきれいになる。さらに、切断用ワイヤ2には、上述
のように、一度に大きな力が加わらず、切断用ワイヤ2
の張力の方向にワイヤ固定治具1が首振運動することに
よって、張力の方向に向きを合わせる構造であるため、
切断用ワイヤ2に無理な力が掛からず、したがって切断
用ワイヤ2は切れにくく、切断作業効率が著しく向上す
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いて
さらに詳細に説明する。図1は本実施例で例示する成形
体の切断装置の正断面構造を示し、図2は側断面構造を
示す模式図である。本発明の成形体の切断装置は、主
に、切断用ワイヤ2を取り付けるためのバネ8を内蔵し
たワイヤ固定治具1と、ワイヤ固定治具1を上下動させ
るシリンダ3と、押出し成形体5の先端部5′を検知す
るセンサ4により構成されている。ワイヤ固定治具1
は、スライドブロック14の左右に1個ずつ設け、スラ
イドブロック14は、フレーム6に接続されている。ま
た、フレーム6は、シリンダ3に直結されており、シリ
ンダ3の伸長によって、フレーム6、スライドブロック
14、ワイヤ固定治具1を、軸7に沿って下降させて切
断用ワイヤ2により成形体5を切断する構造になってい
る。まず、図2に示すように、上流からベルトコンベア
12上を押し出されてくる、例えばハニカム状成形体5
の先端5′をセンサ4が検知すると、シリンダ3が作動
(伸長)し、ワイヤ固定治具1が下降を開始する〔図5
(a)〕。そして、切断用ワイヤ2が成形体5の上面に
到達すると、切断用ワイヤ2は、図5(b)に示すごと
く山形状となり、図5(d)に示すように、ハニカム状
成形体を構成する厚みの小さい壁9とほぼ点接触しなが
ら切断されていくため、成形体5の切断面は平滑できれ
いになる。成形体5を切断した後は、最下段でシリンダ
3の伸長は停止し、フレーム6、スライドブロック1
4、ワイヤ固定治具1は待機状態となる。再び、成形体
5の先端5′をセンサ4が検知すると、今度はシリンダ
3が収縮し、シリンダ3の収縮によって、フレーム6、
スライドブロック14およびワイヤ固定治具1は、下方
から上方へ上昇を開始する〔図5(c)〕。この時、切
断用ワイヤ2は、下降時と同様に、成形体5のハニカム
状成形体を構成する厚みの小さい壁9とほぼ点接触しな
がら切断していく〔図5(d)〕。つまり、切断用ワイ
ヤ2は下降時とは逆の逆山形状となって成形体5を下か
ら上へと切断していく。ワイヤ固定治具1は、成形体5
の切断が完了した後、最上段で停止し、次の下降による
切断まで、上方で待機する。切断用ワイヤ2の両端は、
図4に示すワイヤー固定治具1の切断用ワイヤ接続部1
0に固定されている。ワイヤー固定治具1は、図4に示
すように、外筒15、バネ8、切断用ワイヤ接続部1
0、ピン13によって構成され、ワイヤ固定用治具1
は、図3に示すように、スライドブロック14に回動可
能に支持されている。したがって、図5(b)に示すよ
うに、成形体5を上から下へ切断する場合には、ワイヤ
固定治具1は、ピン13を支点に、図4のB−B線で示
される位置に傾斜して、切断用ワイヤ2は、図5(b)
に示すように山形状となる。つまり、切断用ワイヤ2が
山形状となることによって、図4に示すバネ8は伸び、
切断用ワイヤ接続部10は、矢印Cで示す方向、すなわ
ち、図の左から右へ移動して、切断用ワイヤ2が山形状
になるのを助ける。このように、切断用ワイヤ2は、バ
ネ8の伸びによって山形状となるので切断用ワイヤ2に
掛かる力は小さくなり、切断用ワイヤ2の切断を抑制す
ることができ、図5(d)に示すように、斜めに平滑に
切断することができる。また、成形体5を下から上へ切
断する場合には、切断用ワイヤ2は、図5(c)に示す
ように逆山形状となり、上記図5(b)の山形状と比べ
て逆の形になる。
【0007】
【発明の効果】本発明の成形体の切断方法および装置に
よれば、切断用ワイヤが成形体に対し山形状もしくは逆
山形状で成形体を切断通過するようにし、切断用ワイヤ
の成形体に対する切断角度が常にほぼ斜めに入って切断
するので、切断用ワイヤに掛かる力が小さくなり、また
力の掛かった方向に自在に向きが変えられるので、切断
用ワイヤが切れることなく効率良く切断作業ができると
共に、例えば、軟質の押出し成形体であっても、成形体
を変形させることなく、また切断端面を潰すことなく、
平滑で段差のないきれいな平面に切断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で例示した成形体切断装置の正
断面構造を示す模式図。
【図2】本発明の実施例で例示した成形体切断装置の側
断面構造を示す模式図。
【図3】図1のA−A矢視図。
【図4】本発明の実施例で例示した成形体切断装置のワ
イヤ固定治具の構造を示す模式図。
【図5】本発明の実施例で例示した成形体を切断する際
のワイヤ固定治具と切断ワイヤの動きを示す説明図。
【図6】従来の成形体の切断方法を示す模式図。
【図7】従来の成形体の他の切断方法を示す模式図。
【符号の説明】
1…ワイヤ固定治具 2…切断用ワイヤ 3…シリンダ 4…センサ 5…成形体(ハニカム状成形体) 5′…成形体の先端 6…フレーム 7…軸 8…バネ 9…ハニカム状成形体を構成する壁 10…切断用ワイヤ接続部 11…ダイス 12…ベルトコンベア 13…ピン 14…スライドブロック 15…外筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バインダを含む成形材料を用いて所定の断
    面形状に成形した軟質の成形体を、所定の太さの切断用
    ワイヤにより上記成形体の断面に対しほぼ平行方向に切
    断する方法において、上記切断用ワイヤの両端部を、該
    切断用ワイヤの弾性限界内の所定の張力を与え、設定の
    長さ伸縮が自在で、かつ設定の角度回動可能な構造の切
    断用ワイヤ固定治具で支持し、該切断用ワイヤ固定治具
    を成形体を挟んで両側に配設し、上記一対の切断用ワイ
    ヤ固定治具を成形体の上方または下方から、下方向また
    は上方向に移動させて切断用ワイヤを成形体中に挿入
    し、該切断用ワイヤが成形体中を山形状もしくは逆山形
    状となって通過し切断することを特徴とする成形体の切
    断方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、成形体の断面形状は多
    数の貫通孔を有するハニカム形状の押出し成形体であ
    り、切断用ワイヤの径は0.1〜1mmの範囲となし、
    切断用ワイヤに与える張力は、該切断用ワイヤの弾性限
    界内の所定の値となし、切断用ワイヤの両端部の回動角
    度が±45度以内の範囲で自在に回動する構造の切断用
    ワイヤ固定治具を用いて切断を行うことを特徴とする成
    形体の切断方法。
  3. 【請求項3】バインダを含む成形材料を用いて所定の断
    面形状に成形した軟質の成形体を、所定の太さの切断用
    ワイヤにより上記成形体の断面に対しほぼ平行方向に切
    断する装置であって、切断用ワイヤの両端部に、使用す
    る所定の径の切断用ワイヤの弾性限界内の反力を持つバ
    ネ体を備え、かつ切断用ワイヤの引っ張り方向に設定の
    長さ伸縮自在な構造の切断用ワイヤ固定治具を、成形体
    を挟んで両側に配設し、上記切断用ワイヤ固定治具は、
    切断用ワイヤの両端部のワイヤ接続部近傍に設けられた
    ピンを中心に、成形体の切断方向に2次元的にほぼ±4
    5度の範囲で自在に回動する構造となし、上記ピンを支
    点に切断用ワイヤに力の掛かった方向に自在に向きが変
    えられると共に、切断用ワイヤを設定の長さ伸縮自在に
    支持する構造の切断用ワイヤ固定治具を少なくとも配設
    してなることを特徴とする成形体の切断装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、切断用ワイヤの弾性限
    界内の反力を持つバネ体は、ほぼ3kg/cm2前後の
    反力を有することを特徴とする成形体の切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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