JPH08216112A - 回転工具 - Google Patents

回転工具

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JPH08216112A
JPH08216112A JP2313295A JP2313295A JPH08216112A JP H08216112 A JPH08216112 A JP H08216112A JP 2313295 A JP2313295 A JP 2313295A JP 2313295 A JP2313295 A JP 2313295A JP H08216112 A JPH08216112 A JP H08216112A
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lever
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rotary tool
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JP2313295A
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Shinji Ohama
伸司 大浜
Tatsuya Akamatsu
達也 赤松
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で不要にロアーガードが回動し、
丸鋸刃が露出するのを防止するとともに、丸鋸刃の下動
を防止する。 【構成】 安全カバー4の側面部にはレバー16が回動
可能に設けられている。レバー16の一端部側にはピン
16aが突設され、円弧孔4aを貫通している。円弧孔
4aはピン16aがロアーガード9に当接する位置と離
間する位置との間で移動しうるように構成されている。
レバー16の他端部側には、レバー16を回動させる操
作部16bが形成され、回転工具の操作部17の近傍に
配設されている。安全カバー4とレバー16との間にコ
イルばね18が介在され、ピン16aがロアーガード9
に当接する位置に位置しうるように付勢している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転工具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、丸鋸刃を回転させて被加工材の
切断を行なう回転工具が広く知られている。このような
回転工具にあっては、安全のため丸鋸刃を安全カバーお
よびロアーガードによって覆っており、切断作業時にロ
アーガードを連結ワイヤまたはリンク機構によって開
き、丸鋸刃を露出させ切断作業を行うといったものがあ
る(実願昭50−22289号公報、実公平6−348
97号公報)。
【0003】一方、リンク機構を介してロアーガードを
回動させる構造のものにあって、かかるリンク機構の移
動を錠止装置によって移動可能状態と、移動規制状態と
に切換え、ロアーガードの回動を規制する構造のものが
提案されている(特開昭60−71113号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構造では、構造が複雑であるがために、駆動伝達ロス
が生じ、作動が重くなり、作動ミスが生じ易い。また、
駆動力の伝達を確実にするため加工精度が要求されると
いった問題点がある。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡易な構造で不要にロアーガードが回
動し、丸鋸刃が露出するのを防止するとともに、丸鋸刃
の下動を防止することのできる回転工具を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被加工材を載
置する基台部と、この基台部に回転可能に支持された保
持部材と、この保持部材に回転軸を介して回転可能に保
持された丸鋸刃と、上記保持部材に揺動可能に設けられ
たロアーガードと、上記保持部材の基台部に対する回動
に伴ない、上記丸鋸刃を露出させるように上記ロアーガ
ードを回動させるロアーガード駆動機構部とを有する回
転工具において、上記保持部材に揺動可能に設けられた
レバーと、上記ロアーガードの第一係合部に係脱可能に
上記レバーの一端に形成された第二係合部と、上記レバ
ーの他端に形成されるとともに、上記保持部材の外方に
配設された操作部と、上記レバーを第二係合部が第一係
合部に係合する位置に付勢する弾性部材とを備えたこ
と;被加工材を載置する基台部と、この基台部に回転可
能に支持された保持部材と、この保持部材に回転軸を介
して回転可能に保持された丸鋸刃と、上記保持部材に揺
動可能に設けられたロアーガードと、上記保持部材の基
台部に対する回動に伴ない、上記丸鋸刃を露出させるよ
うに上記ロアーガードを回動させるリンク機構部とを有
する回転工具において、上記保持部材に揺動可能に設け
られたレバーと、上記リンク機構部の第三係合部に係脱
可能に上記レバーの一端に形成された第二係合部と、上
記レバーの他端に形成されるとともに、上記保持部材の
外方に配設された操作部と、上記レバーを第二係合部が
第三係合部に係合する位置に付勢する弾性部材とを備え
たこと;レバーの操作部は、保持部材に形成された取手
部の近傍に配設されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】被加工材を基台部上に載置する。そして、レバ
ーの操作部を弾性部材の付勢力に抗して移動させ、レバ
ーを揺動位置に移動させる。この状態で、丸鋸刃を回転
させ保持部材を基台部に対して回動させる。この保持部
材の回動に伴ない、ロアーガードが揺動し、丸鋸刃が露
出する。これにより、被加工材の切断作業がなされる。
【0008】また、切断作業を行なわない場合には、レ
バーが弾性部材の付勢力により揺動規制位置にあるた
め、ロアーガードの揺動が規制され丸鋸刃が露出するこ
とがない。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における回転工具の側
面図である。図中符号1はテーブルであり、このテーブ
ル1には支持部材2が設けられている。この支持部材2
には支軸3を介して安全カバー4が揺動可能に設けられ
ている。また、支持部材2には支点軸を5を介してアー
ム6が揺動可能に設けられており、このアーム6の他端
には支点ピン7を介してリンク8の一端が揺動可能に設
けられている。このリンク8の他端はロアーガード9に
支点ピン10を介して接続されている。このロアーガー
ド9は回転軸11を中心として揺動可能に設けられてお
り、安全カバー4とロアーガード9との間にはばね12
が介在され、ロアーガード9を回転軸11を中心として
図中時計方向に付勢している。また、回転軸11には丸
鋸刃13が固着されており、安全カバー4およびロアー
ガード9によって覆われるように構成されている。な
お、支持部材2と安全カバー4との間にはばね14が介
在されており、安全カバー4を支軸3を中心として図1
中反時計方向に付勢している。
【0010】一方、図2は回転工具の要部拡大側面図、
図3は部分断面平面図である。安全カバー4の側面部に
はピン15が設けられており、このピン15にはレバー
16が回動可能に設けられている。このレバー16の一
端部側にはピン16aが突設されており、ピン16aは
安全カバー4に形成された円弧孔4aを貫通し、安全カ
バー4の内部に突出している。このピン16aは本発明
における第二係合部である。ここで、この円弧孔4aは
ピン16aがロアーガード9の当接部9aに当接する位
置と、離間する位置との間で位置しうるように構成され
ている。この当接部9aは本発明における第一係合部で
ある。さらに、レバー16の他端部側にはレバー16を
回動させる操作部16bが形成されており、回転工具の
操作部17の近傍に配設されている。また、ピン15に
はコイルばね18が巻装され、安全カバー4とレバー1
6との間に介在されている。このコイルばね18はレバ
ー16を図2中ピン15を中心として反時計方向に付勢
せしめ、レバー16のピン16aがロアーガード9に当
接する位置に位置せしめられるように構成されている。
【0011】このように構成された回転工具の作用につ
いて以下に説明する。図1において、テーブル1の上面
に被加工材19を載置する。そして、作業者は図2にお
いて、レバー16をピン15を中心として時計方向にコ
イルばね18の付勢力に抗して回動させる。すると、図
4に示すように、レバー16のピン16aがロアーガー
ド9と離間する位置に位置される。これにより、安全カ
バー4の図1における支軸3を中心とする時計方向への
回動が可能となり、安全カバー4を回動させる。これに
より、アーム6、リンク8を介してロアーガード9が開
き、丸鋸刃13が露出し、この丸鋸刃13が被加工材1
9に当接し、切断作業が行なわれる。この切断作業終了
後は、ばね14の付勢力により安全カバー4が支軸3を
中心として反時計方向に回動し、初期位置(図1)に位
置される。さらに、図4において、レバー16をコイル
ばね18の付勢力により図中反時計方向に回動させ、ピ
ン16aがロアーガード9に当接する位置に位置される
(図2)。なお、この状態で安全カバー4を図1中支軸
3を介して回動させようとすると、アーム6およびリン
ク8の作用によりロアーガード9は図2中時計方向に回
動しようとするが、このロアーガード9の回動はレバー
16のピン16aによって規制されるため、ロアーガー
ド9の安全カバー4に対する回動が規制されるととも
に、安全カバー4の図1中支軸3に対する回動も規制さ
れる。このような作用において、レバー16の操作部1
6bが回転工具の操作部17の近傍に配設されているた
め、作業者は片手で両操作部16b、17の操作を行う
ことができ、作業効率の向上を図ることができる。
【0012】図5は本発明における回転工具の他の実施
例の側面図、図6は平面図である。なお、上述実施例と
同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例は上述実施例がレバー16のピン16aがロア
ーガード9に当接する構造を呈していたのに対し(図
2)、ピン16aをリンク8の適所に形成された当接部
8aに当接しうるようにしたものである。この当接部8
aは本発明における第三係合部である。そして、切断作
業を行う際には、レバー16を図5中反時計方向に回動
させることにより、ピン16aを当接部8aから離間さ
せる。この状態で、安全カバー4を図5中支軸3を中心
として時計方向に回動させ、被加工材19の切断が行な
われる。また、初期状態(図5)で、安全カバー4を回
動させようとすると、安全カバー4に設けられたレバー
16のピン16aがリンク8の当接部8aに当接するた
め、安全カバー4の回動が規制される。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、不要にロアーガードが回動し、丸鋸刃が露出するの
を有効に防止することができる。また、丸鋸刃の下動を
も有効に防止することができる。さらに、構造が簡易で
あるため、確実に駆動力を伝達させることができる。ま
た、部品点数の低減を図ることができ、製造が容易で、
コストの低減を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における回転工具の側面図である。
【図2】本発明における回転工具の要部拡大図である。
【図3】本発明における回転工具の平面図である。
【図4】本発明における回転工具の要部拡大図である。
【図5】本発明における回転工具の他の実施例の側面図
である。
【図6】本発明における回転工具の他の実施例の平面図
である。
【符号の説明】
1…テーブル(基台部) 2…支持部材(基台部) 3…安全カバー(保持部材) 8a…当接部(第三係合部) 9…ロアーガード 9a…当接部(第一係合部) 11…回転軸 13…丸鋸刃 16…レバー 16a…ピン(第二係合部) 16b…操作部 17…操作部(取手部) 18…コイルばね(弾性部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工材を載置する基台部と、この基台
    部に回転可能に支持された保持部材と、この保持部材に
    回転軸を介して回転可能に保持された丸鋸刃と、上記保
    持部材に揺動可能に設けられたロアーガードと、上記保
    持部材の基台部に対する回動に伴ない、上記丸鋸刃を露
    出させるように上記ロアーガードを回動させるロアーガ
    ード駆動機構部とを有する回転工具において、上記保持
    部材に揺動可能に設けられたレバーと、上記ロアーガー
    ドの第一係合部に係脱可能に上記レバーの一端に形成さ
    れた第二係合部と、上記レバーの他端に形成されるとと
    もに、上記保持部材の外方に配設された操作部と、上記
    レバーを第二係合部が第一係合部に係合する位置に付勢
    する弾性部材とを備えたことを特徴とする回転工具。
  2. 【請求項2】 被加工材を載置する基台部と、この基台
    部に回転可能に支持された保持部材と、この保持部材に
    回転軸を介して回転可能に保持された丸鋸刃と、上記保
    持部材に揺動可能に設けられたロアーガードと、上記保
    持部材の基台部に対する回動に伴ない、上記丸鋸刃を露
    出させるように上記ロアーガードを回動させるリンク機
    構部とを有する回転工具において、上記保持部材に揺動
    可能に設けられたレバーと、上記リンク機構部の第三係
    合部に係脱可能に上記レバーの一端に形成された第二係
    合部と、上記レバーの他端に形成されるとともに、上記
    保持部材の外方に配設された操作部と、上記レバーを第
    二係合部が第三係合部に係合する位置に付勢する弾性部
    材とを備えたことを特徴とする回転工具。
  3. 【請求項3】 レバーの操作部は、保持部材に形成され
    た取手部の近傍に配設されていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2のいずれかに記載の回転工具。
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