JPH05104504A - 卓上丸鋸盤 - Google Patents

卓上丸鋸盤

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JPH05104504A
JPH05104504A JP29969191A JP29969191A JPH05104504A JP H05104504 A JPH05104504 A JP H05104504A JP 29969191 A JP29969191 A JP 29969191A JP 29969191 A JP29969191 A JP 29969191A JP H05104504 A JPH05104504 A JP H05104504A
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circular saw
saw machine
safety cover
lock
lever
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Katsuhiko Sasaki
克彦 佐々木
Yoshinori Shibata
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Makita Corp
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27GACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G19/00Safety guards or devices specially adapted for wood saws; Auxiliary devices facilitating proper operation of wood saws
    • B27G19/02Safety guards or devices specially adapted for wood saws; Auxiliary devices facilitating proper operation of wood saws for circular saws
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/04Cases; Covers
    • H01H13/08Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸鋸盤本体の上死点位置でのロックと、安全
カバーの丸鋸の切れ刃を覆蓋する覆蓋位置でのロックを
同時に行えるロック装置を備えた卓上丸鋸盤の提供。 【構成】 ベース2に対し上下傾動可能に取り付けられ
た丸鋸盤本体4のブレードケース13から露出する丸鋸
12の切れ刃は、安全カバー18により覆蓋され、安全
カバー18はベース2に対し傾動可能に取り付けられた
作動リンク26に連係されている。作動リンク26はそ
の制御長孔30と丸鋸盤本体4に設けられて該制御長孔
30に嵌合するピン31との協働により、丸鋸盤本体4
の上死点位置からの下方への傾動に伴って安全カバー1
8を丸鋸12の切れ刃の覆蓋位置から露出位置に移動さ
せる。安全カバー18の覆蓋位置から露出位置への移動
はレバー34により規制でき、これにより作動リンク2
6の傾動が妨げられて、丸鋸盤本体4が上死点位置に保
たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は卓上丸鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の卓上丸鋸盤はベース
と、ベースに対し上下傾動可能に取り付けられた丸鋸盤
本体とを備え、該丸鋸盤本体は丸鋸刃を回転駆動するモ
ータと、丸鋸刃を部分的に覆うブレードケースと、該ブ
レードケースから露出する丸鋸刃を覆蓋する覆蓋位置
と、丸鋸刃を露出させる露出位置とに移動可能な安全カ
バーを備えて構成されている。このような卓上丸鋸盤に
おいては、安全カバーを丸鋸盤本体がその上死点位置か
ら下降するにともなって覆蓋位置から露出位置に移動さ
せるため手段を備えたものが提案されており、その手段
としては、例えば安全カバーの重力を利用し、あるいは
丸鋸盤本体の動きに連動する種々のリンク機構を利用し
たものが知られている。またこれらの卓上丸鋸盤におい
ては、作業の安全のために不使用時に丸鋸盤本体を上死
点位置に保つためのロック装置が備えられており、この
ようなロック装置としては、例えば実公昭第62−52
89号公報、特公昭第60−71113号公報及びドイ
ツ連邦共和国特許第3119573号公報に示されるよ
うに丸鋸盤本体をベースに直接位置固定する構造が知ら
れている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】上記従来のロック装置では、丸鋸盤本体自
体を上死点位置に保つことはできても、安全カバーを覆
蓋位置に保つロック機能を果たすことができないため、
安全カバーが不用意に動いて丸鋸刃が露出してしまうお
それがある欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため、本発明の卓上丸鋸盤はベースと、ベースに
対し上下傾動可能に取り付けられた丸鋸盤本体とを備
え、該丸鋸盤本体は丸鋸刃を回転駆動するモータと、前
記丸鋸刃を部分的に覆うブレードケースと、該ブレード
ケースから露出する丸鋸刃を覆蓋する覆蓋位置と、丸鋸
刃を露出させる露出位置とに移動可能な安全カバーと、
前記ベースに対し傾動可能に取り付けられて、前記ベー
スと前記安全カバーとを、前記丸鋸盤本体の上死点位置
からの下方への傾動に伴って前記安全カバーが前記覆蓋
位置から前記露出位置に移動可能に連係する作動リンク
とを備えた卓上丸鋸盤であって、前記丸鋸盤本体には前
記覆蓋位置における前記安全カバーの前記露出位置への
移動を規制しうるレバーを取り付けて構成される。
【0005】また、丸鋸盤本体には、さらに当該丸鋸盤
本体が前記上死点位置に位置した状態において作動リン
クを係止しうるロックピンが備えられ、また作動リンク
は丸鋸盤本体に設けられたピンと嵌合する制御長孔を有
し、前記ロックピンは丸鋸盤本体が上死点位置に位置し
た状態において作動リンクの制御長孔に嵌合可能に配置
されるとともに、スプリングにより制御長孔に対する嵌
合位置に向けて常に付勢され、かつレバーに連係され
て、該レバーにより制御長孔に対する嵌合位置から離脱
位置に移動可能となっているのが好ましい。
【0006】さらに、レバーはモータの起動、停止を行
うトリガをモータ停止位置にロックするためのロックオ
フスイッチを操作可能であるのが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の卓上丸鋸盤においては、安全カバーの
丸鋸刃露出位置から覆蓋位置への移動はレバーにより規
制され、またこれにより作動リンクのベースに対する傾
動が妨げられるため、丸鋸盤本体と作動リンクとの位置
関係が固定され、丸鋸盤本体の上死点位置からの下方へ
の傾動が規制される。
【0008】また、作動リンクをロックピンにより直接
係止することにより、特に、ロックピンを作動リンクの
制御長孔に嵌合させることにより、丸鋸盤本体を上死点
位置にさらに確実にロックすることができる。
【0009】さらに、ロックピンをスプリングにより制
御長孔に対する嵌合位置に向けて常に付勢することで、
ロック状態を確実に保持でき、レバーの操作によりロッ
クピンを制御長孔との嵌合から離脱させれば丸鋸盤本体
の下方への傾動操作が可能となる。加えて、丸鋸盤本体
の上死点位置からの下降により作動リンクも傾動するた
め、レバーを離してもロックピンは制御長孔に嵌合せ
ず、作動リンクに当接するのみであり、再びロックされ
ることはなく、レバーを安全カバーの丸鋸刃露出位置へ
の移動を許容する位置に保つことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
すると、図1及び図2に正面図及び背面図でそれぞれ全
体を示した卓上丸鋸盤1は、図示しないワークを載置す
るベース2と、該ベース2に立設固定された固定アーム
3と、該固定アーム3に対してベース2に対向する上下
方向への傾動可能に装設された丸鋸盤本体4とからなっ
ており、ベース2の上面にはワークの側面を案内するた
めのフェンス部材5が取り付けられている。
【0011】丸鋸盤本体4は図3に示すように、モータ
6を内蔵するモータハウジング7と、モータ6のモータ
軸8と噛み合う減速ギヤ9を収容するギヤハウジング1
0と、減速ギヤ9の出力軸11に交換可能に取り付けら
れた丸鋸刃12を収容するブレードケース13と、この
ブレードケース13に設けられた固定アーム3との連結
部14(図1及び図2参照)を備えている。
【0012】モータハウジング7の外周の一部には丸鋸
盤本体4の上下操作を行うための操作用ハンドル15が
突設されており、この操作用ハンドル15にはモータ6
起動及び停止を行うスイッチ(図示しない)を作動する
ためのトリガ16が設けられている。また連結部14は
固定アーム3に対し支軸17を介して回動可能に連結さ
れており、操作用ハンドル15の操作により丸鋸盤本体
4を支軸17の回りに上下傾動可能となっている。さら
に、固定アーム3と連結部14との間には丸鋸盤本体4
を常に上方に付勢するスプリング(図示しない)が介在
されている。
【0013】図3に示すように、ブレードケース13の
丸鋸刃12の中心部に対向する部位には開口部13aが
形成され、この開口部13aには安全カバー18を取り
付けるための取付板19が取り付けられており、この取
付板19は一端側をブレードケース13に対し支持ねじ
20により傾動可能に支持され、他端側をブレードケー
ス13に対し固定ボルト21により係脱可能に締着され
ている。
【0014】取付板19の中央部に設けられた開口部1
9aにはキャップ22が回動可能に嵌合されており、こ
のキャップ22にはブレードケース13から露出する丸
鋸刃12の部分を該ブレードケース13の外側から覆う
ほぼ扇形の安全カバー18がねじ24により固着されて
いる。安全カバー18は一端側が取付板19に他端側が
安全カバー18に固止された渦巻き状のスプリング25
により図2中時計方向(復帰回動方向)へ付勢されて、
ブレードケース13から露出する丸鋸刃12の部分を通
常覆うものである。
【0015】キャップ22の裏面には当該キャップ22
の回動制御を行う作動リンク26の一端が当接する制御
当板27が突設されており、この作動リンク26は図1
もしくは図2に示すように、他端が固定アーム3の下部
に立設されたブラケット28の上端に支ピン29を介し
て傾動可能に連結されている。この作動リンク26の中
央部位には円弧状の制御長孔30が該作動リンク26の
長さ方向に形成されており、この制御長孔30にはブレ
ードケース13に取り付けられたローラピン31が嵌合
している。また、制御長孔30の一方側の円弧部位は他
方の側の円弧部位に比して曲率半径を小さく設定されて
いる。しかして、この作動リンク26は丸鋸盤本体4の
下方への傾動に伴い、制御長孔30に嵌合されたローラ
ピン31の制御により傾動され、キャップ22の制御当
板27に当接された一端部によりキャップ22とともに
安全カバー18をスプリング25の付勢力に抗して図2
において反時計方向に回動し、丸鋸刃12を露出するも
のである。
【0016】丸鋸盤本体4の裏面側には、該丸鋸盤本体
4を図1及び図2に示す上死点位置すなわち、同図に示
すようにローラピン31が作動リンク26の制御長孔3
0の上端部30aに嵌合した位置に保つためのロック装
置32が配設されている。このロック装置32は図2に
示すように、丸鋸盤本体4の中心に対し若干偏心した位
置において丸鋸盤本体4の中心とその回動支点すなわち
支軸17の中心を通る半径方向の中心線Lとほぼ平行に
延びるロッド33と、一端をロッド33に連結され他端
がブレードケース13の外周部を越えて操作用ハンドル
15とほぼ同方向に突出するレバー34と、一端をロッ
ド33に固定され他端が作動リンク26との交差位置に
至り延出するロックプレート35とを有している。
【0017】ロックプレート35の下端部には、丸鋸盤
本体4の連結部14に挿通されたロックピン36に係合
する溝37が形成されている。この溝37は図4に示す
ように円形部37aと該円形部37aに連続する長孔部
37bとを有しており、長孔部37bは円形部37aよ
りロッド33に対しほぼ直角方向に延びている。
【0018】図5Aに示すように丸鋸盤本体4の連結部
14の互いに対向する正面側及び背面側の側板14a,
14bには上記ロックピン36の挿通孔38,39が形
成され、ロックピン36は側板14a,14b間におい
て一端側及び他端側をそれぞれ挿通孔38,39に挿通
状態で保持されている。ロックピン36はほぼ中間部に
挿通孔38,39の径よりも大径のカラー40を備えて
おり、ロックピン36のカラー40と側板14a側の端
部間の距離は側板14a,14b間の距離よりも僅かに
長く、図5Bに示すように、カラー40が背面側の側板
14bに当接した状態で側板14a側の端部が挿通孔3
9から外部に非突出状態となるように設定されている。
【0019】ロックピン36の他端側には上記ロックピ
ン36の溝37の長孔部37bに嵌合する小径の首部3
6aが形成され、先端の頭部36bがロックプレート3
5の外面に係止されてロックプレート35との連結がな
されている。また、溝37の円形部37aはロックピン
36の先端の頭部36bよりも大きな径を有しており、
ロックピン36をロックプレート35に取り付ける際の
頭部36bの挿通孔の役割を果たしている。
【0020】また、ロックプレート35のロッド33と
の接続部35aの端部とこれに対面するブレードケース
13の裏面との間には該ロックプレート35を上記ロッ
クピン36が作動リンク26側に向かう方向に付勢す
る、すなわちロッド33をほぼ中心として図5A中時計
方向に付勢する圧縮コイルスプリング45が介在されて
おり、ブレードケース13には圧縮コイルスプリング4
5を受容するとともに、これを外部から遮蔽するリブ4
6が一体で形成されている。
【0021】ロックピン36の丸鋸盤本体4の連結部1
4に対する取り付け位置は、丸鋸盤本体4が上死点位置
に達した状態において、図2に示すようにロックピン3
6が作動リンク26の制御長孔30の下部に対面し、図
5Aに示すようにロックピン36が圧縮コイルスプリン
グ45の付勢力により作動リンク26の制御長孔30の
下部に係合可能に設定されている。
【0022】ロッド33の上端に連結されたレバー34
は先端部に操作者による把持部47を備えており、図5
Aに示した状態から操作者がこの把持部47を把持状態
でレバー34を図2中ブレードケース13から離隔する
方向に動かすとロックプレート35が圧縮コイルスプリ
ング45の付勢力に抗して回動し、図5Bに示すように
ロックピン36を作動リンク26の制御長孔30から離
脱させることができるものである。
【0023】レバー34はまた、図2に示したように丸
鋸盤本体4が上死点位置にあり、丸鋸刃12が安全カバ
ー18により完全に覆われた状態での安全カバー18の
同図2中矢印A方向の端部18a(丸鋸刃12を露出さ
せる回動方向の端部)に近接する部位に、図6Aに示す
ようにブレードケース13側に向けて折曲形成されたス
トッパー部41を備えている。このストッパー部41は
図5Aに示したロックピン36が作動リンク26の制御
長孔30の下部に対する係合状態では安全カバー18の
端部18aに対向状態となって、安全カバー18の丸鋸
刃12を露出させる方向の回動を阻止し、一方、図5B
に示したロックピン36が作動リンク26の制御長孔3
0に対する非係合状態では安全カバー18の丸鋸刃12
を露出させる方向の回動を許容するものである。また、
安全カバー18の端部18aのストッパー部41との対
向部位にはL字形の肉厚部42が一体で形成されてい
る。
【0024】また、先に述べたように、レバー34は操
作用ハンドル15と同方向に延びており、図6Aに示す
ように、操作用ハンドル15のレバー34の把持部47
と対向する部位には、トリガ16に連係されたロックオ
フボタン43が操作用ハンドル15に対し出入動可能に
取り付けられている。このロックオフボタン43は操作
用ハンドル15に対し摺動可能に取り付けられた軸部4
3aと、操作用ハンドル15の外部に位置する軸部43
aよりも大径の頭部43bと、操作用ハンドル15の内
部に位置し、該操作用ハンドル15の内壁に形成された
溝15aに係止されるストッパープレート43cとを有
している。ストッパープレート43cとこれに対向する
操作用ハンドル15の上記溝15aを有する側と反対側
の内壁との間にはロックオフボタン43を常に操作用ハ
ンドル15の外側に向けて付勢するスプリング44が介
在されている。
【0025】ここで、レバー34は図5Aのロックピン
36が作動リンク26の制御長孔30の下部に係合した
状態ではロックオフボタン43に対する離隔位置に位置
して、ロックオフボタン43が図6Aに示すようにスト
ッパープレート43cが溝15aに対する係止状態とな
って操作用ハンドル15に対する突出位置に保たれ、ま
たレバー34をロックピン36を作動リンク26の制御
長孔30から離脱させるため図5Bの状態に動かすと、
図6Bに示すようにロックオフボタン43の頭部43a
がレバー34により押されてロックオフボタン43がス
プリング44に抗して操作ハンドル15内に押し込ま
れ、頭部43aが操作ハンドル15の外面に当接した押
込位置に達するように設定されている。
【0026】また、トリガ16は断面略U字型をなし、
操作ハンドル15の内部において、上記ロックオフボタ
ン43のストッパープレート43cの一部を受容しうる
受容溝16aを形成している。ロックオフボタン43は
図6Aに示した押込位置ではストッパープレート43c
が受容溝16aの入口を形成するトリガ16の端面16
bに当接してトリガ16の押込を防止し、また、図6B
に示した突出位置ではストッパープレート43cが受容
溝16aに対向して位置し、トリガ16の押込によるモ
ータ6の起動が可能となっている。
【0027】次に上記実施例の作用に関し説明すると、
まず、丸鋸盤本体4が図1及び図2に示した上死点位置
に位置した状態では図5Aに示すように、ロックピン3
6は作動リンク26の制御長孔30の下部に係合した状
態となり、作動リンク26の制御長孔30の上端部30
aに嵌合したローラピン31との協働により作動リンク
26の傾動が規制され、丸鋸盤本体4が上死点位置に保
たれる。また、それに伴って安全カバー18の丸鋸刃1
2を露出させる方向の回動が妨げられ、丸鋸刃12の露
出が防止される。また、この状態では図6Aに示すよう
に、レバー34のストッパー部41が安全カバー18の
端部18aに対向状態となるため、安全カバー18の丸
鋸刃12を露出させる方向の回動が二重に防止される。
さらに、この状態ではロックオフボタン43のストッパ
ープレート43cが受容溝16aの入口を形成するトリ
ガ16の端面16bに当接してトリガ16の押込を防止
し、モータ6の起動を防止する。
【0028】次にレバー34を圧縮コイルスプリング4
5に抗してブレードケース13の外側に動かすと、図5
Bに示すように、ロックピン36は作動リンク26の制
御長孔30から外れ、また同時に図6Bに示すようにレ
バー34のストッパー部41が安全カバー18の端部1
8aとの対向位置から外れるため、操作ハンドル15を
握っての丸鋸盤本体4の下方への傾動と、これに伴う安
全カバー18の丸鋸刃12の露出方向への回動(図2中
矢印Aと反対方向の回動)が可能となる。また、レバー
34のロックオフボタン43の頭部43aからの離隔に
伴ってロックオフボタン43がスプリング44の作用に
より図6Bに示した突出位置に達し、これによってスト
ッパープレート43cの受容溝16aへの嵌合を伴う、
トリガ16の押込によるモータ6の起動が可能となって
いる。
【0029】この状態から操作ハンドル15を握って丸
鋸盤本体4を下方に傾動させると、ローラピン31の作
動リンク26の制御長孔30に対する係合位置の移動に
よる作動リンク26の傾動を伴って安全カバー18が図
2中矢印A方向に回動し、丸鋸刃12を露出させる。
【0030】なお、丸鋸盤本体4がその上死点位置から
一端下方に向けて傾動すると、レバー34を離しても、
ロックピン36は作動リンク26の制御長孔30の周囲
に突き当たった状態となって図5B及び図6Bに示した
状態を保つため、丸鋸盤本体4の傾動と、安全カバー1
8の丸鋸刃12を露出させる方向への回動が支障なく行
われ、トリガ16の押込によりモータ6を起動して丸鋸
刃12によりワークの切断作業を行うことが出来る。
【0031】また、ワークの切断作業後に操作ハンドル
15を離すと、丸鋸盤本体4は図示しないスプリングに
より上死点位置に向けて復帰動を行い、上死点位置に達
するとロックピン36は圧縮コイルスプリング45の付
勢力により作動リンク26の制御長孔30との係合位置
に自動的に復帰し、上記した上死点ロック機能を再び果
たすことが出来る。
【0032】
【発明の効果】本発明の卓上丸鋸盤においては、丸鋸盤
本体の上死点位置でのロックとともに安全カバーの丸鋸
刃覆蓋位置でのロックをレバーにより同時に行うことが
できるので、丸鋸刃の不用意な露出が防止される。ま
た、丸鋸盤本体のロック装置と安全カバーのロック装置
を別個に設ける必要がないので、構造が簡略化される利
点を有する。
【0033】また、作動リンクをロックピンにより直接
係止することにより、特に、ロックピンを作動リンクの
制御長孔に嵌合させることにより、ロック機能がさらに
向上する利点を有する。
【0034】さらに、ロックピンをスプリングにより制
御長孔に対する嵌合位置に向けて常に付勢することで、
ロック及びロック解除の操作性が向上する利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の卓上丸鋸盤の正面図であ
る。
【図2】図2の背面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図2に示したロックプレートの拡大図である。
【図5】図5Aは図2のV−V線断面図であり、図5B
は図5Aと同様な断面図で、ロックピンが作動レバーの
制御長孔から離脱した状態を示す図である。
【図6】図6Aは図2のVI−VI線矢視図であり、図
6Bは図6Aと同様な矢視図で、図5Bに示した状態に
対応する図である。
【符号の説明】
1 卓上丸鋸盤 2 ベース 4 丸鋸盤本体 6 モータ 12 丸鋸刃 13 ブレードケース 16 トリガ 18 安全カバー 26 作動リンク 30 制御長孔 31 ローラピン 34 レバー 36 ロックピン 41 ストッパー部 43 ロックオフボタン 45 圧縮コイルスプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図5Aに示すように丸鋸盤本体4の連結部
14の互いに対向する正面側及び背面側の側板14a,
14bには上記ロックピン36の挿通孔38,39が形
成され、ロックピン36は側板14a,14b間におい
て一端側及び他端側をそれぞれ挿通孔38,39に挿通
状態で保持されている。ロックピン36はほぼ中間部に
挿通孔38,39の径よりも大径のカラー40を備えて
おり、ロックピン36のカラー40と側板14側の端
部間の距離は側板14a,14b間の距離よりも僅かに
長く、図5Bに示すように、カラー40が背面側の側板
14に当接した状態で側板14側の端部が挿通孔3
9から外部に非突出状態となるように設定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ロックピン36の他端側には上記ロック
レート35の溝37の長孔部37bに嵌合する小径の首
部36aが形成され、先端の頭部36bがロックプレー
ト35の外面に係止されてロックプレート35との連結
がなされている。また、溝37の円形部37aはロック
ピン36の先端の頭部36bよりも大きな径を有してお
り、ロックピン36をロックプレート35に取り付ける
際の頭部36bの挿通孔の役割を果たしている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次にレバー34を圧縮コイルスプリング4
5に抗してブレードケース13の外側に動かすと、図5
Bに示すように、ロックピン36は作動リンク26の制
御長孔30から外れ、また同時に図6Bに示すようにレ
バー34のストッパー部41が安全カバー18の端部1
8aとの対向位置から外れるため、操作ハンドル15を
握っての丸鋸盤本体4の下方への傾動と、これに伴う安
全カバー18の丸鋸刃12の露出方向への回動(図2中
矢印Aと反対方向の回動)が可能となる。また、レバー
34ロックオフボタン43の頭部43aに当接して
ックオフボタン43をスプリング44に抗して図6Bに
示した後退位置に動かし、これによってストッパープレ
ート43cの受容溝16aへの嵌合を伴う、トリガ16
の押込によるモータ6の起動が可能となっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、ベースに対し上下傾動可能に
    取り付けられた丸鋸盤本体とを備え、該丸鋸盤本体は丸
    鋸刃を回転駆動するモータと、前記丸鋸刃を部分的に覆
    うブレードケースと、該ブレードケースから露出する丸
    鋸刃を覆蓋する覆蓋位置と、丸鋸刃を露出させる露出位
    置とに移動可能な安全カバーと、前記ベースに対し傾動
    可能に取り付けられて、前記ベースと前記安全カバーと
    を、前記丸鋸盤本体の上死点位置からの下方への傾動に
    伴って前記安全カバーが前記覆蓋位置から前記露出位置
    に移動可能に連係する作動リンクとを備えた卓上丸鋸盤
    であって、前記丸鋸盤本体には前記覆蓋位置における前
    記安全カバーの前記露出位置への移動を規制しうるレバ
    ーを取り付けた卓上丸鋸盤。
  2. 【請求項2】 前記丸鋸盤本体には、当該丸鋸盤本体が
    前記上死点位置に位置した状態において前記作動リンク
    を係止しうるロックピンが備えられている請求項1の卓
    上丸鋸盤。
  3. 【請求項3】 前記作動リンクは前記丸鋸盤本体に設け
    られたピンと嵌合する制御長孔を有し、前記ロックピン
    は前記丸鋸盤本体が前記上死点位置に位置した状態にお
    いて前記作動リンクの前記制御長孔に嵌合可能に配置さ
    れるとともに、スプリングにより前記制御長孔に対する
    嵌合位置に向けて常に付勢され、かつ前記レバーに連係
    されて、該レバーにより前記制御長孔に対する嵌合位置
    から離脱位置に移動可能な請求項2の卓上丸鋸盤。
  4. 【請求項4】 前記レバーは前記モータの起動、停止を
    行うトリガをモータ停止位置にロックするためのロック
    オフスイッチを操作可能である、請求項1〜3のいずれ
    か1つの卓上丸鋸盤。
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