JP3056713B2 - 卓上丸鋸盤 - Google Patents

卓上丸鋸盤

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JP3056713B2
JP3056713B2 JP10138624A JP13862498A JP3056713B2 JP 3056713 B2 JP3056713 B2 JP 3056713B2 JP 10138624 A JP10138624 A JP 10138624A JP 13862498 A JP13862498 A JP 13862498A JP 3056713 B2 JP3056713 B2 JP 3056713B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は卓上丸鋸盤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の卓上丸鋸盤はベース
と、ベースに対し上下傾動可能に取り付けられた丸鋸盤
本体とを備え、該丸鋸盤本体は丸鋸刃を回転駆動するモ
ータと、丸鋸刃を部分的に覆うブレードケースと、該ブ
レードケースから露出する丸鋸刃を覆蓋する覆蓋位置
と、丸鋸刃を露出させる露出位置とに移動可能な安全カ
バーを備えて構成されている。このような卓上丸鋸盤に
おいては、安全カバーを丸鋸盤本体がその上死点位置か
ら下降するにともなって覆蓋位置から露出位置に移動さ
せるため手段を備えたものが提案されており、その手段
としては、例えば安全カバーの重力を利用し、あるいは
丸鋸盤本体の動きに連動する種々のリンク機構を利用し
たものが知られている。またこれらの卓上丸鋸盤におい
ては、作業の安全のために不使用時に丸鋸盤本体を上死
点位置に保つためのロック装置が備えられており、この
ようなロック装置としては、例えば実公昭第62−52
89号公報、特公昭第60−71113号公報及びドイ
ツ連邦共和国特許第3119573号公報に示されるよ
うに丸鋸盤本体をベースに直接位置固定する構造が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のロック
装置では丸鋸盤本体を上死点位置に保つことはできても
上死点位置におけるモータの不用意な駆動を阻止できな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため、本願の請求項1の卓上丸鋸盤はベースと、
ベースに対して上下傾動可能に取り付けられた丸鋸盤本
体と、前記丸鋸盤本体に備えられて丸鋸刃を回転駆動す
るモータと、前記モータを起動するための操作手段と、
前記操作手段による前記モータの起動を阻止するための
阻止手段と、前記丸鋸盤本体を上死点位置にロックする
ために作動可能なロック手段と、を有し、前記ロック手
段が前記丸鋸盤本体を上死点位置にロックした状態にお
いて前記阻止手段が前記操作手段による前記モータの起
動を阻止するように構成されている。
【0005】また、請求項2の卓上丸鋸盤は請求項1に
おいて、前記操作手段はトリガであり、前記阻止手段は
前記トリガの操作を許容する許容位置と阻止位置との間
を移動可能なロックオフボタンであり、前記ロック手段
により前記丸鋸盤本体を上死点位置にロックすると前記
ロックオフボタンが前記阻止位置に位置され、前記ロッ
ク手段によるロックを解除すると前記ロックオフボタン
が前記解除位置に位置される構成とされる
【0006】さらに、請求項3の卓上丸鋸盤は請求項2
において、前記トリガ及び前記ロックオフボタンは前記
丸鋸盤本体を上下動させるために使用者により操作可能
なハンドルに設けられており、前記ロック手段は一端側
に前記卓上丸鋸盤の上死点位置へのロックのためのロッ
ク部材を、他端側に前記ハンドルとほぼ同方向に延びる
レバーとを有するロッドを備えており、前記レバーには
使用者による把持のための把持部が設けられており、該
把持部は前記ロックオフボタンに対向して位置し、該把
持部により前記ロックオフボタンが操作される構成とさ
れる。
【0007】
【作用】請求項1の発明の卓上丸鋸盤においては、丸鋸
盤本体がロック手段により上死点位置にロックされた状
態でのモータの起動ができなくなっている。
【0008】また、請求項2の卓上丸鋸盤はロック手段
によって丸鋸盤本体が上死点にロックされると阻止手段
としてのロックオフボタンが阻止位置に位置し、それに
よって操作手段としてのトリガの操作が阻止され、ひい
てはモータの起動が阻止されることとなる。
【0009】さらに、請求項3の卓上丸鋸盤はレバーを
その把持部を把持して動かすことで、ハンドルに設けら
れたロックオフボタンを操作できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
すると、図1及び図2に正面図及び背面図でそれぞれ全
体を示した卓上丸鋸盤1は、図示しないワークを載置す
るベース2と、該ベース2に立設固定された固定アーム
3と、該固定アーム3に対してベース2に対向する上下
方向への傾動可能に装設された丸鋸盤本体4とからなっ
ており、ベース2の上面にはワークの側面を案内するた
めのフェンス部材5が取り付けられている。
【0011】丸鋸盤本体4は図3に示すように、モータ
6を内蔵するモータハウジング7と、モータ6のモータ
軸8と噛み合う減速ギヤ9を収容するギヤハウジング1
0と、減速ギヤ9の出力軸11に交換可能に取り付けら
れた丸鋸刃12を収容するブレードケース13と、この
ブレードケース13に設けられた固定アーム3との連結
部14(図1及び図2参照)を備えている。
【0012】モータハウジング7の外周の一部には丸鋸
盤本体4の上下操作を行うための操作用ハンドル15が
突設されており、この操作用ハンドル15にはモータ6
起動及び停止を行うスイッチ(図示しない)を作動する
ためのトリガ16が設けられている。また連結部14は
固定アーム3に対し支軸17を介して回動可能に連結さ
れており、操作用ハンドル15の操作により丸鋸盤本体
4を支軸17の回りに上下傾動可能となっている。さら
に、固定アーム3と連結部14との間には丸鋸盤本体4
を常に上方に付勢するスプリング(図示しない)が介在
されている。
【0013】図3に示すように、ブレードケース13の
丸鋸刃12の中心部に対向する部位には開口部13aが
形成され、この開口部13aには安全カバー18を取り
付けるための取付板19が取り付けられており、この取
付板19は一端側をブレードケース13に対し支持ねじ
20により傾動可能に支持され、他端側をブレードケー
ス13に対し固定ボルト21により係脱可能に締着され
ている。
【0014】取付板19の中央部に設けられた開口部1
9aにはキャップ22が回動可能に嵌合されており、こ
のキャップ22にはブレードケース13から露出する丸
鋸刃12の部分を該ブレードケース13の外側から覆う
ほぼ扇形の安全カバー18がねじ24により固着されて
いる。安全カバー18は一端側が取付板19に他端側が
安全カバー18に固止された渦巻き状のスプリング25
により図2中時計方向(復帰回動方向)へ付勢され
て、ブレードケース13から露出する丸鋸刃12の部分
を通常覆うものである。
【0015】キャップ22の裏面には当該キャップ22
の回動制御を行う作動リンク26の一端が当接する制御
当板27が突設されており、この作動リンク26は図1
もしくは図2に示すように、他端が固定アーム3の下部
に立設されたブラケット28の上端に支ピン29を介し
て傾動可能に連結されている。この作動リンク26の中
央部位には円弧状の制御長孔30が該作動リンク26の
長さ方向に形成されており、この制御長孔30にはブレ
ードケース13に取り付けられたローラピン31が嵌合
している。また、制御長孔30の一方側の円弧部位は他
方の側の円弧部位に比して曲率半径を小さく設定されて
いる。しかして、この作動リンク26は丸鋸盤本体4の
下方への傾動に伴い、制御長孔30に嵌合されたローラ
ピン31の制御により傾動され、キャップ22の制御当
板27に当接された一端部によりキャップ22とともに
安全カバー18をスプリング25の付勢力に抗して図2
において時計方向に回動し、丸鋸刃12を露出するもの
である。
【0016】丸鋸盤本体4の裏面側には、該丸鋸盤本体
4を図1及び図2に示す上死点位置すなわち、同図に示
すようにローラピン31が作動リンク26の制御長孔3
0の上端部30aに嵌合した位置に保つためのロック装
置32が配設されている。このロック装置32は図2に
示すように、丸鋸盤本体4の中心に対し若干偏心した位
置において丸鋸盤本体4の中心とその回動支点すなわち
支軸17の中心を通る半径方向の中心線Lとほぼ平行に
延びるロッド33と、一端をロッド33に連結され他端
がブレードケース13の外周部を越えて操作用ハンドル
15とほぼ同方向に突出するレバー34と、一端をロッ
ド33に固定され他端が作動リンク26との交差位置に
至り延出するロックプレート35とを有している。
【0017】ロックプレート35の下端部には、丸鋸盤
本体4の連結部14に挿通されたロックピン36に係合
する溝37が形成されている。この溝37は図4に示す
ように円形部37aと該円形部37aに連続する長孔部
37bとを有しており、長孔部37bは円形部37aよ
りロッド33に対しほぼ直角方向に延びている。
【0018】図5Aに示すように丸鋸盤本体4の連結部
14の互いに対向する正面側及び背面側の側板14a、
14bには上記ロックピン36の挿通孔38、39が形
成され、ロックピン36は側板14a、14b間におい
て一端側及び他端側をそれぞれ挿通孔38、39に挿通
状態で保持されている。ロックピン36はほぼ中間部に
挿通孔38、39の径よりも大径のカラー40を備えて
おり、ロックピン36のカラー40と側板14側の端
部間の距離は側板14a,14b間の距離よりも僅かに
長く、図5Bに示すように、カラー40が背面側の側板
14に当接した状態で側板14側の端部が挿通孔3
9から外部に非突出状態となるように設定されている。
【0019】ロックピン36の他端側には上記ロック
レート35の溝37の長孔部37bに嵌合する小径の首
部36aが形成され、先端の頭部36bがロックプレー
ト35の外面に係止されてロックプレート35との連結
がなされている。また、溝37の円形部37aはロック
ピン36の先端の頭部36bよりも大きな径を有してお
り、ロックピン36をロックプレート35に取り付ける
際の頭部36bの挿通孔の役割を果たしている。
【0020】また、ロックプレート35のロッド33と
の接続部35aの端部とこれに対面するブレードケース
13の裏面との間には該ロックプレート35を上記ロッ
クピン36が作動リンク26側に向かう方向に付勢す
る、すなわちロッド33をほぼ中心として図5A中時計
方向に付勢する圧縮コイルスプリング45が介在されて
おり、ブレードケース13には圧縮コイルスプリング4
5を受容するとともに、これを外部から遮蔽するリブ4
6が一体で形成されている。
【0021】ロックピン36の丸鋸盤本体4の連結部1
4に対する取り付け位置は、丸鋸盤本体4が上死点位置
に達した状態において、図2に示すようにロックピン3
6が作動リンク26の制御長孔30の下部に対面し、図
5Aに示すようにロックピン36が圧縮コイルスプリン
グ45の付勢力により作動リンク26の制御長孔30の
下部に係合可能に設定されている。
【0022】ロッド33の上端に連結されたレバー34
は先端部に操作者による把持部47を備えており、図5
Aに示した状態から操作者がこの把持部47を把持状態
でレバー34を図2中ブレードケース13から離隔する
方向に動かすとロックプレート35が圧縮コイルスプリ
ング45の付勢力に抗して回動し、図5Bに示すように
ロックピン36を作動リンク26の制御長孔30から離
脱させることができるものである。
【0023】レバー34はまた、図2に示したように丸
鋸盤本体4が上死点位置にあり、丸鋸刃12が安全カバ
ー18により完全に覆われた状態での安全カバー18の
同図2中矢印A方向の端部18a(丸鋸刃12を露出さ
せる回動方向の端部)に近接する部位に、図6Aに示す
ようにブレードケース13側に向けて折曲形成されたス
トッパー部41を備えている。このストッパー部41は
図5Aに示したロックピン36が作動リンク26の制御
長孔30の下部に対する係合状態では安全カバー18の
端部18aに対向状態となって、安全カバー18の丸鋸
刃12を露出させる方向の回動を阻止し、一方、図5B
に示したロックピン36が作動リンク26の制御長孔3
0に対する非係合状態では安全カバー18の丸鋸刃12
を露出させる方向の回動を許容するものである。また、
安全カバー18の端部18aのストッパー部41との対
向部位にはL字形の肉厚部42が一体で形成されてい
る。
【0024】また、先に述べたように、レバー34は操
作用ハンドル15と同方向に延びており、図6Aに示す
ように、操作用ハンドル15のレバー34の把持部47
と対向する部位には、トリガ16に連係されたロックオ
フボタン43が操作用ハンドル15に対し出入動可能に
取り付けられている。このロックオフボタン43は操作
用ハンドル15に対し摺動可能に取り付けられた軸部4
3aと、操作用ハンドル15の外部に位置する軸部43
aよりも大径の頭部43bと、操作用ハンドル15の内
部に位置し、該操作用ハンドル15の内壁に形成された
溝15aに係止されるストッパープレート43cとを有
している。ストッパープレート43cとこれに対向する
操作用ハンドル15の上記溝15aを有する側と反対側
の内壁との間にはロックオフボタン43を常に操作用ハ
ンドル15の外側に向けて付勢するスプリング44が介
在されている。
【0025】ここで、レバー34は図5Aのロックピン
36が作動リンク26の制御長孔30の下部に係合した
状態ではロックオフボタン43に対する離隔位置に位置
して、ロックオフボタン43が図6Aに示すようにスト
ッパープレート43cが溝15aに対する係止状態とな
って操作用ハンドル15に対する突出位置に保たれ、ま
たレバー34をロックピン36を作動リンク26の制御
長孔30から離脱させるため図5Bの状態に動かすと、
図6Bに示すようにロックオフボタン43の頭部43
がレバー34により押されてロックオフボタン43がス
プリング44に抗して操作ハンドル15内に押し込ま
れ、頭部43が操作ハンドル15の外面に当接した押
込位置に達するように設定されている。
【0026】また、トリガ16は断面略U字型をなし、
操作ハンドル15の内部において、上記ロックオフボタ
ン43のストッパープレート43cの一部を受容しうる
受容溝16aを形成している。ロックオフボタン43は
図6Aに示した押込位置ではストッパープレート43c
が受容溝16aの入口を形成するトリガ16の端面16
bに当接してトリガ16の押込を防止し、また、図6B
に示した突出位置ではストッパープレート43cが受容
溝16aに対向して位置し、トリガ16の押込によるモ
ータ6の起動が可能となっている。
【0027】次に上記実施例の作用に関し説明すると、
まず、丸鋸盤本体4が図1及び図2に示した上死点位置
に位置した状態では図5Aに示すように、ロックピン3
6は作動リンク26の制御長孔30の下部に係合した状
態となり、作動リンク26の制御長孔30の上端部30
aに嵌合したローラピン31との協働により作動リンク
26の傾動が規制され、丸鋸盤本体4が上死点位置に保
たれる。また、それに伴って安全カバー18の丸鋸刃1
2を露出させる方向の回動が妨げられ、丸鋸刃12の露
出が防止される。また、この状態では図6Aに示すよう
に、レバー34のストッパー部41が安全カバー18の
端部18aに対向状態となるため、安全カバー18の丸
鋸刃12を露出させる方向の回動が二重に防止される。
さらに、この状態ではロックオフボタン43のストッパ
ープレート43cが受容溝16aの入口を形成するトリ
ガ16の端面16bに当接してトリガ16の押込を防止
し、モータ6の起動を防止する。
【0028】次にレバー34を圧縮コイルスプリング4
5に抗してブレードケース13の外側に動かすと、図5
Bに示すように、ロックピン36は作動リンク26の制
御長孔30から外れ、また同時に図6Bに示すようにレ
バー34のストッパー部41が安全カバー18の端部1
8aとの対向位置から外れるため、操作ハンドル15を
握っての丸鋸盤本体4の下方への傾動と、これに伴う安
全カバー18の丸鋸刃12の露出方向への回動(図2中
矢印Aと同一方向の回動)が可能となる。また、レバー
34ロックオフボタン43の頭部43bに当接して
ックオフボタン43をスプリング44に抗して図6Bに
示した後退位置に動かし、これによってストッパープレ
ート43cの受容溝16aへの嵌合を伴う、トリガ16
の押込によるモータ6の起動が可能となっている。
【0029】この状態から操作ハンドル15を握って丸
鋸盤本体4を下方に傾動させると、ローラピン31の作
動リンク26の制御長孔30に対する係合位置の移動に
よる作動リンク26の傾動を伴って安全カバー18が図
2中矢印A方向に回動し、丸鋸刃12を露出させる。
【0030】なお、丸鋸盤本体4がその上死点位置から
一端下方に向けて傾動すると、レバー34を離しても、
ロックピン36は作動リンク26の制御長孔30の周囲
に突き当たった状態となって図5B及び図6Bに示した
状態を保つため、丸鋸盤本体4の傾動と、安全カバー1
8の丸鋸刃12を露出させる方向への回動が支障なく行
われ、トリガ16の押込によりモータ6を起動して丸鋸
刃12によりワークの切断作業を行うことが出来る。
【0031】また、ワークの切断作業後に操作ハンドル
15を離すと、丸鋸盤本体4は図示しないスプリングに
より上死点位置に向けて復帰動を行い、上死点位置に達
するとロックピン36は圧縮コイルスプリング45の付
勢力により作動リンク26の制御長孔30との係合位置
に自動的に復帰し、上記した上死点ロック機能を再び果
たすことが出来る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明の卓上丸鋸盤において
は、丸鋸盤本体の上死点位置でのロックと、この上死点
位置でのモータ起動、すなわち丸鋸盤本体が切断のため
に下方に傾動されていない状態でのモータの起動を阻止
できる。
【0033】また、請求項2の卓上丸鋸盤はトリガの操
作を機械的に阻止することでモータの起動を阻止でき
る。
【0034】さらに、請求項3の卓上丸鋸盤はレバーを
その把持部を把持して動かすことで、丸鋸盤本体の上死
点ロックの解除とモータの起動阻止の解除とを同時に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の卓上丸鋸盤の正面図であ
る。
【図2】図の背面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図2に示したロックプレートの拡大図である。
【図5】分図Aは図2のV−V線断面図であり、分図B
は分図Aと同様な断面図で、ロックピンが作動レバーの
制御長孔から離脱した状態を示す図である。
【図6】分図Aは図2のVI−VI線矢視図であり、分
図Bは分図Aと同様な矢視図で、図5の分図Bに示した
状態に対応する図である。
【符号の説明】
1 卓上丸鋸盤 2 ベース 4 丸鋸盤本体 6 モータ 12 丸鋸刃 13 ブレードケース 16 トリガ 18 安全カバー 26 作動リンク 30 制御長孔 31 ローラピン 34 レバー 36 ロックピン 41 ストッパー部 43 ロックオフボタン 45 圧縮コイルスプリング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 5/00 - 5/38 B27G 19/02 B23D 45/04 B23D 47/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、ベースに対して上下傾動可能に
    取り付けられた丸鋸盤本体と、前記丸鋸盤本体に備えら
    れて丸鋸刃を回転駆動するモータと、前記モータを起動
    するための操作手段と、前記操作手段による前記モータ
    の起動を阻止するための阻止手段と、前記丸鋸盤本体を
    上死点位置にロックするために作動可能なロック手段
    と、を有し、前記ロック手段が前記丸鋸盤本体を上死点
    位置にロックした状態において前記阻止手段が前記操作
    手段による前記モータの起動を阻止するように構成され
    ている卓上丸鋸盤。
  2. 【請求項2】前記操作手段はトリガであり、前記阻止手
    段は前記トリガの操作を許容する許容位置と阻止位置と
    の間を移動可能なロックオフボタンであり、前記ロック
    手段により前記丸鋸盤本体を上死点位置にロックすると
    前記ロックオフボタンが前記阻止位置に位置され、前記
    ロック手段によるロックを解除すると前記ロックオフボ
    タンが前記解除位置に位置される請求項1の卓上丸鋸
    盤。
  3. 【請求項3】前記トリガ及び前記ロックオフボタンは前
    記丸鋸盤本体を上下動させるために使用者により操作可
    能なハンドルに設けられており、前記ロック手段は一端
    側に前記卓上丸鋸盤の上死点位置へのロックのためのロ
    ック部材を、他端側に前記ハンドルとほぼ同方向に延び
    るレバーとを有するロッドを備えており、前記レバーに
    は使用者による把持のための把持部が設けられており、
    該把持部は前記ロックオフボタンに対向して位置し、該
    把持部により前記ロックオフボタンが操作される請求項
    2の卓上丸鋸盤。
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