JPH08215780A - 板材加工機のテーブル - Google Patents

板材加工機のテーブル

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Publication number
JPH08215780A
JPH08215780A JP7028956A JP2895695A JPH08215780A JP H08215780 A JPH08215780 A JP H08215780A JP 7028956 A JP7028956 A JP 7028956A JP 2895695 A JP2895695 A JP 2895695A JP H08215780 A JPH08215780 A JP H08215780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
brush
roller
plate
processing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7028956A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroichi Sakamoto
博一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7028956A priority Critical patent/JPH08215780A/ja
Publication of JPH08215780A publication Critical patent/JPH08215780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音が低下し、且つ、ブラシ寿命をアップさ
せて、頻繁に保守を行う必要のない板材加工機のテーブ
ルを提供する。 【構成】 回転自在なローラ20をワークテーブル2上
に複数敷設し、このローラ20には、ローラ周面に対し
て螺旋状にブラシ21が巻回されてあり、板材Wがワー
ク送り装置3によって、移動させられると、ブラシ21
がローラ20の回転機構を利用して回転移動する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タレットパンチプレス
機や、シャリング機、レーザ加工機等の板材加工機のテ
ーブルの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス等の板材加工機により、板
材を加工する場合、人手或いはローダ装置等によってテ
ーブル上に板材を載置し、ワークホルダにて板材端部を
把持する。把持された板材は、このワークホルダにおけ
る前後左右の動作により、機械特有の加工機構まで移動
する。例えば、パンチプレス機やシャリング機の場合
は、板材は前記加工機構まで板材の加工点が合致するま
で移動し、その時点で停止し、パンチ加工或いは切断加
工がなされる。レーザー加工機の場合は、加工機構であ
るレーザヘッドは固定されており、板材は移動しなが
ら、固定のレーザヘッドにより切断加工がなされる。い
ずれの場合も、板材をテーブル上面に載置する工程と加
工機構まで移動する工程が必要とされている。従来、こ
の板材をテーブル上で移動させるときに、板材移動に大
きな力が必要とならないように、テーブル上には多数の
フリーボールベアリングが配設されていた。しかし、フ
リーボールベアリングは、主に金属によって構成されて
いる為に、板材をテーブル上に載置した時、または、テ
ーブル上を移動させた時に、金属と金属が当たり、騒音
が大きくなって、作業環境を悪化する一因であった。ま
た、前記載置時や移動時に板材下面が傷付く可能性もあ
った。これら傷付きを防止したり、騒音を防止する為
に、フリーボールベアリングの代替手段として、テーブ
ル上にブラシを植設したものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このテーブル上にブラ
シを植設したものについては、板材をテーブル上に載置
する時や、ブラシで板材の全荷重を支え、その状態で前
後左右に移動させる時に、板材とブラシとの滑りによっ
て、板材とブラシとの摩擦が非常に大きなものとなる。
この摩擦は、ブラシ磨耗を引き起こし、このブラシ磨耗
がひどくなると、板材の重量や撓み等で板材の高さレベ
ルが変動して、加工精度に悪い影響を及ぼすため、ブラ
シ交換等の保守を頻繁に行う必要があった。また、板材
とブラシとの滑りは、前記ブラシ磨耗を引き起こすばか
りではなく、板材下面を傷付けるという問題も残ってい
た。
【0004】この発明の目的は、前記問題点を鑑みてな
されたものであり、その目的は、板騒音が低減し、且
つ、ブラシ寿命をアップさせて、交換等の保守を頻繁に
行う必要のない板材加工機のテーブルを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、前後左右に移動する板材
の下面を支える板材加工機のテーブルであって、前記テ
ーブル上面に板材との摩擦によって移動自在な可撓性の
板材支持部材を設けたものである。また、請求項2記載
の発明では、回転自在な複数のローラを前記テーブルに
敷設し、前記可撓性の板材支持部材は、前記ローラの周
面にローラ軸線を中心として螺旋状に巻回されているも
のである。更に、請求項3記載の発明では、前記可撓性
の板材支持部材の板材支持位置は、板材加工面よりも同
一或いはそれより僅かに高い位置に設定配置されている
ものである。
【0006】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、板材が
前後左右に移動する時に、可撓性の板材支持部材で板材
を支持して騒音を低下させると共に、移動する板材との
摩擦によって、可撓性の板材支持部材も移動するので、
全体の摩擦が低下し、結果的に可撓性の板材支持部材の
寿命がアップする。また、請求項2記載の発明によれ
ば、回転自在な複数のローラの周面に螺旋状に巻回され
た可撓性の板材支持部材上を、板材がローラ軸線に直交
または平行に移動しても、ローラは回転することがで
き、摩擦の低下を図ることができる。更に、請求項3記
載の発明によれば、板材加工時に、前記可撓性の板材支
持部材によって支持される板材の位置は、丁度、板材加
工面よりも同一或いはそれより僅かに高い位置に設定配
置されていて、加工が円滑に行える。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図2はこの実施例のテーブルを装備した板材加工機
であるタレットパンチプレスの斜視図を示す。ベースフ
レーム1に、板材Wを載置するワークテーブル2と、こ
のワークテーブル2上で板材Wを前後(Y軸方向)、左
右(X軸方向)に移動させるワーク送り装置3とが設け
られている。ベースフレーム1の後部には、C型フレー
ム4が連続して形成され、このC型フレーム4内に、パ
ンチ位置Pのラム5によって押し下げられる複数のパン
チ工具を配列した上タレット17と、前記ラム5を昇降
駆動するパンチ駆動機構(図示せず)が設けられてい
る。
【0008】ワークテーブル2は、ベースフレーム1に
固定された中央の固定テーブル6と、レール7上を前後
に移動する両側のスライドテーブル8,9とで構成され
る。固定テーブル6は、図1に平面図で示すように前部
固定テーブル6aと後部固定テーブル6bとからなり、
後部固定テーブル6bにはその中央開口に下タレット1
8が臨んでいる。下タレット18は、上タレット17の
各パンチ工具にそれぞれ対応する複数のダイ19を配列
したものである。
【0009】ワーク送り装置3は、両側のスライドテー
ブル8,9と一体に形成されて前後移動するキャリッジ
11を有し、キャリッジ11にクロススライド12が搭
載されている。キャリッジ11の進退駆動は、ベースフ
レーム1に設けられた送りねじ(図示せず)により行わ
れる。クロススライド12は、キャリッジ11に設けら
れたサーボモータ16により、送りねじ14およびボー
ルナット15(図2)を介して左右に進退駆動されるも
のであり、板材Wを把持する複数のワークホルダ13が
左右に並べて取り付けられている。
【0010】前部固定テーブル6a及びスライドテーブ
ル8,9には、それぞれ、ブラシを有するローラ20を
配置する為の凹部22が設けてある。この凹部22は、
その両端に位置するブラケット10、10によって形成
されるものである。
【0011】前部固定テーブル6aの場合、複数のロー
ラ20は、その回転方向がY方向に揃うように配置され
ている。スライドテーブル8,9の場合は、前部固定テ
ーブル6aの場合とは異なり、その回転方向がX方向に
揃うように配置されている。後部固定テーブル6bの中
央には、上述したように、下タレット18が設けてあ
り、この下タレット18と前記ブラケット10とは別の
形状のブラケット23とで形成される凹部24に、下タ
レット18の四方を囲むようにその回転方向がタレット
18の中心を向くように同様のローラ20が配置されて
いる。また、下タレット18内の中央には、円形の凹部
が形成されており、この円形の凹部にもローラ20が設
けられている。
【0012】図3に示すように、ブラケット10、23
には、ローラ20の両端(片方は省略)が回転自在に設
けてある。このローラ20の周面には、可撓性の板材支
持部材であるブラシ21が螺旋状に巻回されてある。こ
のブラシ21の可撓性によって、板材移動の時の騒音を
低下させることができる。また、ブラシ21を螺旋状に
巻回させることで、板材が前後左右に移動する時に、移
動する板材との摩擦によって、ブラシ21はローラ20
の回転機構を利用して移動するので、全体の摩擦が低下
し、結果的にブラシ21の寿命をアップさせることがで
きる。この場合、前後方向に板材Wを移動させる場合で
あっても、特にローラ20の長手方向に移動させる場合
であっても、螺旋状にブラシ21は巻回されている為、
ローラ20は回転し、摩擦を低下させることができる。
【0013】更に、図1に示すように、ブラシ21を有
するローラ20を、下タレット18のダイ19のピッチ
間に設けてもいいし、下タレット18の側部と四方を囲
むローラ20との間にあるスペースに設けてもいい。こ
れにより、板材Wの下面はより多くのブラシ21で支持
されることになり、安定した加工を実現することができ
る。このブラシ21の板材Wを支持する高さ位置は、下
タレット18のダイ19の上面よりも同一か或いはそれ
より若干高い位置になるように取り付けられており、加
工時の円滑な板材移動を実現することができる。
【0014】上述した実施例では、可撓性の板材支持部
材として、ブラシを用いたが、例えば、ゴムや弾性樹
脂、絨毯、フェルト等を使用してもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は、次のような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、板材が前後左右に移動す
る時に、可撓性の板材支持部材で板材を支持して騒音を
低下させると共に、移動する板材との摩擦によって、可
撓性の板材支持部材は移動するので、全体の摩擦が低下
し、結果的に可撓性の板材支持部材の寿命がアップする
ことができる。また、請求項2記載の発明によれば、回
転自在な複数のローラの周面に螺旋状に巻回された可撓
性の板材支持部材上を、板材がローラ軸線に直交または
平行に移動しても、ローラは回転することができ、摩擦
の低下を図ることができる。更に、請求項3記載の発明
によれば、板材加工時に、前記可撓性の板材支持部材に
よって支持される板材の位置は、丁度、板材加工面より
も同一或いはそれより僅かに高い位置に設定配置されて
いて、加工が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーブルを備えた板材加工機の平面図
である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】ブラシを備えたローラ取付構造を示した図であ
る。
【符号の説明】
3 ワーク送り装置 6 固定テーブル 7 スライドテーブル 8 スライドテーブル 18 下タレット 19 ダイ 20 ローラ 21 ブラシ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右に移動する板材の下面を支える
    板材加工機のテーブルであって、前記テーブル上面に板
    材との摩擦によって移動自在な可撓性の板材支持部材を
    設けた板材加工機のテーブル。
  2. 【請求項2】 回転自在な複数のローラを前記テーブル
    に敷設し、前記可撓性の板材支持部材は、前記ローラの
    周面にローラ軸線を中心として螺旋状に巻回されている
    請求項1記載の板材加工機のテーブル。
  3. 【請求項3】 前記可撓性の板材支持部材の板材支持位
    置は、板材加工面よりも同一或いは僅かに高い位置に設
    定配置されている請求項1または2記載の板材加工機の
    テーブル。
JP7028956A 1995-02-17 1995-02-17 板材加工機のテーブル Pending JPH08215780A (ja)

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JP7028956A JPH08215780A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 板材加工機のテーブル

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JP7028956A JPH08215780A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 板材加工機のテーブル

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JPH08215780A true JPH08215780A (ja) 1996-08-27

Family

ID=12262877

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JP7028956A Pending JPH08215780A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 板材加工機のテーブル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110549201A (zh) * 2018-05-31 2019-12-10 长濑因特格莱斯株式会社 机床
CN112404750A (zh) * 2020-11-14 2021-02-26 绍兴柯桥兰嵋数码纺织科技有限公司 布料激光切割机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110549201A (zh) * 2018-05-31 2019-12-10 长濑因特格莱斯株式会社 机床
CN110549201B (zh) * 2018-05-31 2023-01-17 长濑因特格莱斯株式会社 机床
CN112404750A (zh) * 2020-11-14 2021-02-26 绍兴柯桥兰嵋数码纺织科技有限公司 布料激光切割机

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